JPH0729775Y2 - リフトアームの支持構造 - Google Patents

リフトアームの支持構造

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JPH0729775Y2
JPH0729775Y2 JP13045988U JP13045988U JPH0729775Y2 JP H0729775 Y2 JPH0729775 Y2 JP H0729775Y2 JP 13045988 U JP13045988 U JP 13045988U JP 13045988 U JP13045988 U JP 13045988U JP H0729775 Y2 JPH0729775 Y2 JP H0729775Y2
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清富 前坂
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、農用作業車のように作業機を搭載する車両に
おいて、作業機を支持し昇降させるところのリフトアー
ムの支持構造に関するものである。
従来技術 従来のリフトアームの支持構造の例(実開昭54-18420号
公報)を第1図に図示する。
ハウジング01は、その左右円筒部01aにおいて主軸02に
スプライン嵌合された左右一対の筒状体03とその外周面
に設けられた軸受メタル04とを介して主軸02を回動自在
に支持している。
左右一対の筒状体03は、互いの方向に延設され、主軸02
の中央にスプライン嵌合されるクランクアーム05の中央
位置決めをなす。
ハウジング01より左右へ突出した主軸02の両端部にはリ
フトアーム06がスプライン嵌合され、リフトアーム06の
抜け防止の円板状ストッパー07がボルト08により主軸02
の両側面に固着されている。
リフトアーム06の嵌合部内側面とハウジング01の円筒部
01a外側面との間にはカラー09が介装されている。
以上のようにクランクアーム05は筒状体03によって主軸
02の中央に略位置決めされ、左右のリフトアーム06はカ
ラー09を介してハウジング01とストッパー07との間に挟
まれて主軸02の両端に位置決めされている。
油圧シリンダの力はクランクアーム05に伝達され、クラ
ンクアーム05が揺動すると、クランクアーム05とスプラ
イン嵌合する主軸02を回動し、主軸02の回動は主軸02と
やはりスプライン嵌合するリフトアーム06を揺動し、リ
フトアーム06に取付けられた作業機を昇降させることが
できる。
解決しようとする課題 クランクアーム05に加わる油圧シリンダの力が主軸の軸
方向への成分を含むことがあると、クランクアーム05は
主軸02に対し軸方向に摺動し、クランクアーム05の摺動
はクランクアーム05の位置決めしていた筒状体03を移動
させ、カラー09を介してリフトアーム06に、さらにスト
ッパー07を介して主軸自体に軸方向の力が加わることに
なる。
また作業機を昇降させるリフトアーム06には、作業状況
によっては主軸02の軸方向の力を受けることがあるが、
かかる場合にカラー09,筒状体03を介してクランクアー
ム05に力が加わるとともにストッパー07を介して主軸02
にも軸方向の力が加わる。
このようにクランクアーム05及びリフトアーム06が受け
る軸方向の力は主軸02に軸方向荷重として働くので、繰
り返しかかる荷重が主軸02に加わると、カラー09の摩耗
を促進させることになり、カラー09が摩耗するとリフト
アーム06,クランクアーム05の揺動にガタを生じること
になる。
課題を解決するための手段および作用 本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
る処はクランクアーム及びリフトアームの受ける軸方向
の力をケーシングで保持する構造として常に円滑な揺動
を可能とするリフトアームの支持構造を供する点にあ
る。
すなわち本考案は、ケーシングに回動自在に支持された
主軸の中央にクランクアームがスプライン嵌合され、前
記ケーシングより左右へ突出して主軸両端にリフトアー
ムがスプライン嵌合されるリフトアームの支持構造にお
いて、クランクアームとリフトアームとの間でケーシン
グが円筒部を形成して主軸を支持し、同円筒部の内側面
とクランクアームの嵌合部側面との間にワッシャを介在
させ、前記ケーシングの円筒部の外側面とリフトアーム
の嵌合部内側面との間にワッシャを介在させたリフトア
ームの支持構造である。
ケーシング円筒部の内側面とクランクアーム嵌合部側面
との間にワッシャを介在させた構造としているので、ク
ランクアームが軸方向の力を受けても該ワッシャを介し
てケーシングに力が加わり主軸には力が作用しない。
またケーシング円筒部の外側面とリフトアーム嵌合部内
側面との間にワッシャを介在させた構造としているの
で、リフトアームが軸方向の力を受けても該ワッシャを
介してケーシングに力が加わり主軸には力が作用しな
い。
したがって主軸はケーシングに常に安定して支持されク
ランクアーム,リフトアームの揺動を常に円滑に行うこ
とができる。
なお上記ワッシャはカラーでもよい。
実施例 以下第2図および第4図に図示した本考案に係る一実施
例について説明する。
本実施例は農用作業車の作業機昇降装置に応用された例
であり、第2図は該農用作業車の一部斜視図である。
作業車50の左右後輪51の間の後方ボディ52よりリンク部
材を介して後方に作業機たるロータリ耕耘機53が装備さ
れている。
後方ボディ52の後面から後方へ突設されたブラケット54
の先端に一端を枢着されてアッパーリンク55がさらに後
方へ延設され、また後方ボディ52の左右側面に枢着され
た左右一対のロワーリンク56が後方へ延設され、以上3
本のリンク55,56によりロータリ耕耘機53は上下へ揺動
自在に支持されている。
後方ボディ52の上部に作業機昇降装置が設けられてお
り、油圧シリンダ1から延設されたケーシング1aに主軸
5が回動自在に支持され、ケーシング1aより左右に突出
した主軸5の両端部にそれぞれリフトアーム9の基端部
がスプライン嵌合されている。
主軸5にスプライン嵌合されたリフトアーム9は後方へ
延び左側のリフトアーム9の先端とその下方の前記ロワ
ーリンク56との間に連結リンク57が略垂直に架設され、
右側のリフトアーム9の先端にはシリンダ58が吊設さ
れ、その下方へ伸びたロッド59がその下方のロワーリン
ク56に連結されている。
したがって主軸5の回動でリフトアーム9を揺動し、リ
フトアーム9に連結された連結リンク57およびシリンダ
58,ロッド59を介してロワーリンク56を上下に揺動する
ことでロータリ耕耘機53を上下に昇降することができ
る。
なお右側のリフトアーム9とロワーリンク56との間に設
けられたシリンダ58はロッド59の突出長を加減すること
でロータリ耕耘機53を地面の傾斜に合わせて傾けること
ができるものである。
以上のような作業機の昇降機構におけるリフトアーム9
の支持構造を第3図および第4図に図示する。
1が油圧シリンダであり、その内部で摺動するピストン
2からはコンロッド3が延出している。
油圧シリンダ1より延設されて上方に膨出したケーシン
グ1a内部にはカラー4を介して主軸5が回動自在に支持
されている。
主軸5は、その中央及び両端にスプライン軸5a,5bが形
成されており、ケーシング1aの左右端部に形成された円
筒部1bが中央スプライン軸5aと端部スプライン軸5bとの
間の円柱部をカラー4を介して支持しており、該円筒部
1bの側面近傍の内周面と主軸5との間にはリング状にダ
ストシール13が嵌装されている。
主軸5の中央のスプライン軸5aにはクランクアーム6が
その一端円筒部6aにおいてスプライン嵌合されており、
該円筒部6aの左右側面とケーシング1aの左右円筒部1bの
内側面との間にはワッシャ7が介装されている。
ワッシャ7はカラーであってもよい。
クランクアーム6の他端は二又に分岐していて、同分岐
部6bに前記コンロッド3の端部が挟まれて、両者を枢軸
8が貫通して互いに回動自在に連結している。
ケーシング1aの左右円筒部1bより外側へ突出した主軸5
の両端スプライン軸5bには、リフトアーム9がその基端
部9aにおいてスプライン嵌合されており、同基端部9aの
内側面とケーシング1aの左右円筒部1bの外側面との間に
はワッシャ10が介装されている。
このワッシャ10もカラーであってもよい。
主軸5の両端縁において周方向に設けられた溝条には止
板11が嵌合されてリフトアーム9が主軸5から抜けるの
を防止している。
止板11はボルト12によってリフトアーム9に螺着され、
リフトアーム9と一体に揺動して動きを円滑にしてい
る。
本実施例は以上のようなリフトアームの支持構造をして
おり、リフトアーム9はワッシャ10を介してケーシング
1aの左右円筒部1bの外側面によって軸方向の位置決めさ
れ、クランクアーム6はワッシャ7を介してケーシング
1aの円筒部1bの内側面によって軸方向の位置決めがなさ
れている。
油圧シリンダ1のピストン2が摺動するとコンロッド3
を介してクランクアーム6が揺動し、クランクアーム6
の揺動はクランクアーム6とスプライン嵌合された主軸
5を回動させ、主軸5の回動により主軸5とその左右両
端でスプライン嵌合されたリフトアーム9が上下に揺動
されてロータリ耕耘機53を上下に昇降させることができ
る。
通常コンロッド3からクランクアーム6に加えられる力
は主軸5の軸方向と直角な方向の力であるが、若干軸方
向の力成分を含む場合があり、かかる場合にはクランク
アーム6は主軸5に対して若干軸方向に摺動しワッシャ
7を介してケーシング1aの円筒部1b内側面に力が作用す
る。
したがって主軸5には軸方向の力は加わらない。
またロータリ耕耘機53の作業状態によってはリフトアー
ム9に対し主軸5の軸方向の力が加わる場合があり、例
えば第3図において左方向への力がリフトアーム9に加
わると右側のリフトアーム9がワッシャ10を介してケー
シング1aの右側円筒部1bの外側面に力を作用させ、逆に
右方向への力がリフトアーム9に加わると左側のリフト
アーム9がワッシャ10を介してケーシング1aの左側円筒
部1bの外側面に力を作用させ、いずれにしてもリフトア
ーム9の軸方向に加えられる力はワッシャ10を介してケ
ーシング1aに働くようになっている。
以上のようにクランクアーム6およびリフトアーム9に
加わる軸方向の力はケーシング1aで受けられるので、主
軸5には作用せず、したがってクランクアーム6および
リフトアーム9の揺動はガタを生じることなく常に円滑
に行なわれる。
ワッシャ7,10がある程度摩耗してもクランクアーム6,リ
フトアーム9の軸方向の力は常にケーシング1aが受ける
ようになっているので長期に亘って円滑な動きが保証さ
れる。
考案の効果 本考案は、リフトアームおよびクランクアームに加わる
主軸の軸方向への力は全てワッシャを介してケーシング
で受ける構造をしているので、主軸には影響を与えず常
にリフトアーム及びクランクアームの動きを円滑に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリフトアーム支持構造を示す断面図、第
2図は本考案に係る一実施例の昇降装置を搭載した農用
作業車の一部斜視図、第3図は該昇降装置におけるリフ
トアームの支持構造を示す側断面図、第4図は第3図の
IV-IV断面図である。 1……油圧シリンダ、1a……ケーシング、1b……円筒
部、2……ピストン、3……コンロッド、4……カラ
ー、5……主軸、5a……中央スプライン軸、5b……端部
スプライン軸、6……クランクアーム、6a……円筒部、
7……ワッシャ、8……枢軸、9……リフトアーム、9a
……基端部、10……ワッシャ、11……止板、12……ボル
ト、13……ダストシール、50……農用作業車、51……後
輪、52……後方ボディ、53……ロータリ耕耘機、54……
ブラケット、55……アッパーリンク、56……ロワーリン
ク、57……連結リンク、58……シリンダ、59……ロッ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに回動自在に支持された主軸の
    中央にクランクアームがスプライン嵌合され、前記ケー
    シングより左右へ突出して主軸両端にリフトアームがス
    プライン嵌合されるリフトアームの支持構造において、
    クランクアームとリフトアームとの間でケーシングが円
    筒部を形成して主軸を支持し、同円筒部の内側面とクラ
    ンクアームの嵌合部側面との間にワッシャを介在させ、
    前記ケーシングの円筒部の外側面とリフトアームの嵌合
    部内側面との間にワッシャを介在させたことを特徴とす
    るリフトアームの支持構造。
JP13045988U 1988-10-06 1988-10-06 リフトアームの支持構造 Expired - Lifetime JPH0729775Y2 (ja)

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JPH0252509U JPH0252509U (ja) 1990-04-16
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JPH0252509U (ja) 1990-04-16

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