JPH07296125A - リーダライタ及び非接触icカードシステム - Google Patents

リーダライタ及び非接触icカードシステム

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JPH07296125A
JPH07296125A JP6092702A JP9270294A JPH07296125A JP H07296125 A JPH07296125 A JP H07296125A JP 6092702 A JP6092702 A JP 6092702A JP 9270294 A JP9270294 A JP 9270294A JP H07296125 A JPH07296125 A JP H07296125A
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JP6092702A
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Sozo Fujioka
宗三 藤岡
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10297Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves arrangements for handling protocols designed for non-contact record carriers such as RFIDs NFCs, e.g. ISO/IEC 14443 and 18092
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    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リーダライタが、外部ホスト装置との双方向
信号を入出力するための入出力手段と、非接触ICカー
ドとの双方向電磁波信号を送受信するための送受信手段
と、入出力手段と送受信手段に電気的に接続され、両者
間の信号の伝達を行うための制御手段を備え、外部ホス
ト装置と非接触ICカードとの間の信号の伝達を行う。 【効果】 リーダライタの動作を単純にしたため、非接
触ICカードと外部ホスト装置との間の通信の利便性が
向上でき、また、リーダライタのソフトを変更すること
なく、非接触ICカードや外部ホスト装置の種々のアプ
リケーションに対応可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非接触ICカードと
の通信を行うためのリーダライタ及びそれを用いた非接
触ICカードシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21に従来の非接触ICカードシステ
ムの接続図を示す。図21に示すように、パソコン等の
ホスト装置1が、非接触ICカード用リーダライタ2
に、RS−232C等の通信回線3で電気的に接続さ
れ、コミュニケーションを行う。また、リーダライタ2
と非接触ICカード4とは電磁波5により非接触でデー
タの授受を行う。図22に、ホスト装置1、リーダライ
タ2及び非接触ICカード4のコミュニケーションの様
子を示したコミュニケーションチャートを示す。まず、
ホスト装置1がリーダライタ2へ動作開始の指示を出す
と、リーダライタ2は非接触ICカード4に対するコマ
ンドを作成するなどの処理を行い、非接触ICカードへ
コマンドを出力する。非接触ICカード4はリーダライ
タ2より受信したコマンドを実行し、処理結果を実行結
果としてリーダライタ2に送り返す。リーダライタ2
は、非接触ICカード4から受信したその実行結果を処
理して必要な情報を処理結果としてホスト装置1に返送
する。
【0003】この時、もしリーダライタ2の動作開始後
に、非接触ICカード4からのアクセスがなければ、リ
ーダライタ2は、非接触ICカード4からのアクセスが
あるまで、非接触ICカード4に対するコマンドを繰り
返し作成し送り続ける。図27にその時のコミュニケー
ションチャートを示す。非接触ICカード4は、図28
の2点鎖線により示されるリーダライタ2との通信可能
なアクセスエリア8内に、図28の矢印9方向に徐々に
動かされ入ってくる。図27のは、図28ののよう
に非接触ICカード4がアクセスエリア8外にあるとき
であり、図27のは、図28ののように非接触IC
カード4がアクセスエリア8内に入ったときを示してい
る。
【0004】図26に、リーダライタ2と非接触ICカ
ード4とのブロック図を示す。図26に示すように、リ
ーダライタ2及び非接触ICカード4は、それぞれ、送
受信アンテナ2a及び4aを備えている。送受信アンテ
ナ2a及び4aは、電磁波5を送受信し、電磁波/電気
信号の変換を行うものである。また、送受信アンテナ2
a及び4aには、それぞれ、送受信部2b及び4bが電
気的に接続されている。送受信部2b及び4bはUAR
T等から構成されており、電気信号の変復調及びシリア
ル/パラレルデータの変換(S/P変換)を行う。ま
た、送受信部2b及び4bには、それぞれ、制御部2c
及び4cが電気的に接続されており、リーダライタ2側
に設けられた制御部2cには、さらに、通信回線3を介
してホスト装置1(図21参照)との双方向通信を行う
ための入出力部2dが電気的に接続されている。リーダ
ライタ2側の制御部2cは送受信部2b及び入出力部2
dからの信号やデータを授受し、また、非接触ICカー
ド4側の制御部4cは送受信部4bからの信号やデータ
を授受して、それぞれ、全体の制御を行う。さらに、リ
ーダライタ2には電源部2eが設けられ、非接触ICカ
ード4には電池4dが設けられている。
【0005】図25に送受信部2b及び4bにおける変
調方式を示す。図25のA及びBは、それぞれ、図26
のA及びBの区間における信号波形を示したものであ
る。図25に示されるように、送受信部2b及び4b
は、送受信アンテナ2a及び4aからの信号が有るとき
を0、無いときを1とするASK変調方式を使用してい
る。
【0006】図23及び図24に、リーダライタ2と非
接触ICカード4との間の通信ブロック及びその通信ブ
ロックにおける伝送データ10のデータ構成を示す。図
24はシリアルI/0で1バイトの伝送データ10を授
受する際のフォーマットを示したもので、図23に示す
ように、図24のフォーマットで形成された1バイトの
伝送データ10が数バイト〜数十バイトまとまったもの
を通信ブロックとして取り扱う。まずはじめに、図24
を用いて、1バイトの伝送データ10のデータ構成につ
いて説明する。まず、1ビットのスタートビット10a
の後に、下位のビットLSBから上位のビットMSBま
で順にデータ10bを8ビット送り、その後、パリティ
(偶数パリティ)ビット10cと2ビットの“H”出力
のストップビット10dとが付けられている。次に、図
23に示された通信ブロックについて説明する。通信ブ
ロックの先頭には、通信ブロックの先頭を示すコードで
あるスタートフラグ12が設けられており、スタートフ
ラグ12のコードが受信されるまでのコードはすべて無
視されるように設定されている。スタートフラグ12
は、例えば、図31に示したようなFFHや00Hに定
義されている。スタートフラグ12の後には、上述した
ように、コマンドや実行結果であるデータ10が数バイ
ト〜数十バイト設けられ、最後に、チェックサム14が
設けられている。チェックサム14は、通信ブロックの
最後につけるエラー検出コードで、スタートフラグ12
からチェックサム14の手前までの各バイトを加算し、
加算結果が8ビットをオーバーした場合は上位ビットを
切り捨て下位8ビットのみを使用して、その2の補数を
とったものである。
【0007】図30は、通信ブロックを受信する際の動
作を示したフローチャートである。図30に示されるよ
うに、リーダライタ2は、何らかのデータを受信すると
(ステップS50)、それが非接触ICカード4からの
データであるかどうかを確認するため、スタートフラグ
12(図23参照)か否かをチェックする(ステップS
51)。スタートフラグ12を受信したことが確認でき
た場合には、その後にくる伝送データ10(図23参
照)の受信を始める(ステップS52)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の非接触ICカードシステムにおいては、リーダ
ライタ2が、非接触ICカード4に対するコマンド等を
作成したり、非接触ICカード4から受信した実行結果
を処理して必要な情報のみをホスト装置1に送信する等
の様々な処理を行っていたため、非接触ICカード4や
ホスト装置1のアプリケーションやボーレートが変更さ
れると、その度に、それに合わせて、リーダライタ2の
ソフトを変更しなければならないという課題があった。
【0009】また、従来の非接触ICカードシステムに
おいては、上述したように、図27に示すように、ホス
ト装置1からコマンドを1回出すたびに、非接触ICカ
ード4からの応答があるまで、リーダライタ2が非接触
ICカード4に対するコマンドを作成する等の処理を繰
り返し行って非接触ICカード4にデータを送信してい
たので、リーダライタ2にかかる負荷が大きかった。
【0010】さらに、上述したように、リーダライタ2
は、電磁波によるデータを受信すると、それが非接触I
Cカード4から送信された通信ブロックの先頭に設けら
れたスタートフラグ12かどうかを確認してから通信ブ
ロックの受信を開始する。すなわち、リーダライタ2
は、スタートフラグ12がくるまで、他のデータを無視
するように設定されているが、上述したように、図31
に示すようなFFHや00Hのような単純な一定パター
ンの信号波形にスタートフラグ12を定義していたた
め、リーダライタ2がノイズを受信した場合に、ノイズ
は一定間隔でくることが多いため、そのノイズを上記の
スタートフラグ12と間違えてしまうことがあった。そ
のような場合には、ノイズの後に正しい通信ブロックが
受信されても、ノイズをスタートフラグ12と間違えて
いるため、その分だけデータがずれて受信され、正しく
データを受信することが出来なくなってしまうというこ
とがあった。
【0011】また、従来の非接触ICカードシステムに
おいては、非接触ICカードのメモリの未使用部に00
Hのコードを書き込んでおり、通信データは上位ビット
側のデータバケを起こしやすいので、例えば、00H
が、80HやCOHに化けてしまうことが多かった。そ
の場合、チェックサムは下位8ビットのみを使用して計
算されるため、80Hが2の倍数個、C0Hが4の倍数
個くれば、00Hが2や4の倍数個のときとチェックサ
ムが一致してしまうため、エラーの検出が難しかった。
【0012】また、従来の非接触ICカードシステムに
おいては、図29に示すように、非接触ICカード4の
キャリア周波数やボーレートを変更する場合に、非接触
ICカード4は変更コマンドをリーダライタ2から受信
するとすぐにそれを実行し、実行結果を変更後のボーレ
ートで送り返してくるので、非接触ICカード4からの
実行結果がリーダライタ2に送り返されるまでに、リー
ダライタ2も非接触ICカード4に合わせて変更してお
く必要があったが、その変更タイミングが難しく、リー
ダライタ2の変更が間に合わず、非接触ICカード4か
らの実行結果を受信することが出来ないということが度
々あった。
【0013】さらに、非接触ICカード4の再発行を行
う際に、非接触ICカード4が前に使用されていたシス
テムと、リーダライタ2と非接触ICカード4との間の
ボーレートが異なる場合があり、その場合には、上述の
従来の非接触ICカードシステムにおいては非接触IC
カード4を再発行することが出来なかった。例えば、ボ
ーレートが9600BPSの非接触ICカードを192
00BPSに発行する場合、発行後は19200BPS
になっているので、9600BPSでしか発行できない
システムでは、発行後の19200BPSの非接触IC
カード4の再発行はできない。そのため、そのような場
合には、オペレータが、その都度、ホスト装置1からリ
ーダライタ2にボーレートを変更するコマンドを送っ
て、リーダライタ2のボーレートを変更してからもう一
度再発行を試みなければならなかった。
【0014】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、リーダライタにかかる負荷
を軽減するとともに、非接触ICカードやホスト装置1
のアプリケーションやボーレートが変更された場合にお
いても対応可能で、かつ、ボーレート変更時のタイミン
グミス及びノイズ等による種々の通信エラーを防ぐこと
が出来、また、非接触ICカードの再発行の際のオペレ
ータの操作が容易で、通信の利便性及び信頼性が高く、
また、通信の高速化が可能なリーダライタ及びそれを用
いた非接触ICカードシステムを得ることを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、請求
項1の発明は、外部ホスト装置と非接触ICカードとの
通信を行うためのリーダライタであって、外部ホスト装
置に電気的に接続されて、外部ホスト装置との双方向信
号の入出力を行う入出力手段と、入出力手段に電気的に
接続され、外部ホスト装置と非接触ICカードとの間の
信号の伝達を行う制御手段と、制御手段に電気的に接続
され、非接触ICカードに対する双方向電磁波信号を送
受信するための電磁波信号送受信手段とを備え、制御手
段が、外部ホスト装置から入出力手段を介して信号を受
信したかを判断し、受信していた場合は、その信号がコ
マンドかデータかを判断し、コマンドであればそのコマ
ンドを実行し、データであれば非接触ICカードに電磁
波信号送受信手段を介して送信し、受信していない場合
は、非接触ICカードから電磁波信号送受信手段を介し
て信号を受信したかを判断し、受信していた場合は、そ
の信号を外部ホスト装置に入出力手段を介して送信する
ことを特徴とするリーダライタである。
【0016】請求項2の発明によれば、外部ホスト装置
と非接触ICカードとの間の信号を一時的に格納するた
めのバッファ手段を備えたリーダライタが得られる。
【0017】請求項3の発明のよれば、外部ホスト装置
からの信号を取り込み、非接触ICカードから応答があ
るまで、非接触ICカードにその信号を連続して送信す
るための連続送信手段を備えたリーダライタが得られ
る。
【0018】請求項4の発明によれば、非接触ICカー
ドの発行及び再発行時に、非接触ICカードからの応答
があるまで、複数のボーレートに順次設定してコマンド
を送信し、非接触ICカードからの応答があったボーレ
ートにおいてその後の処理を行う発行手段を備えたリー
ダライタが得られる。
【0019】請求項5の発明によれば、外部ノイズを、
非接触ICカードからの電磁波信号と誤って受信してし
まうことを防止するための外部ノイズ誤受信防止手段を
備えたリーダライタが得られる。
【0020】請求項6の発明によれば、送信する電磁波
信号がそのリーダライタから発信されたものであること
を示すために、電磁波信号の先頭に設けるコードを固有
の値に設定するためのスタートフラグ設定手段を備えた
リーダライタが得られる。
【0021】請求項7の発明は、外部ホスト装置と非接
触ICカードとの通信を行うための非接触ICカードシ
ステムであって、外部ホスト装置と、非接触ICカード
と、外部ホスト装置と非接触ICカードとの通信を行う
ためのリーダライタとを備え、リーダライタが、外部ホ
スト装置に電気的に接続されて、外部ホスト装置との双
方向信号の入出力を行う入出力手段と、入出力手段に電
気的に接続され、外部ホスト装置と非接触ICカードと
の間の信号の伝達を行う制御手段と、制御手段に電気的
に接続され、非接触ICカードに対する双方向電磁波信
号を送受信するための電磁波信号送受信手段とを備え、
制御手段が、外部ホスト装置から入出力手段を介して信
号を受信したかを判断し、受信していた場合は、その信
号がコマンドかデータかを判断し、コマンドであればそ
のコマンドを実行し、データであれば非接触ICカード
に電磁波信号送受信手段を介して送信し、受信していな
い場合は、非接触ICカードから電磁波信号送受信手段
を介して信号を受信したかを判断し、受信していた場合
は、その信号を外部ホスト装置に入出力手段を介して送
信する非接触ICカードシステムである。
【0022】請求項8の発明によれば、外部ホスト装置
が、リーダライタを介して非接触ICカードに、非接触
ICカードの設定を変更するための変更コマンドと、非
接触ICカードをスリープモードにするためのENDコ
マンドとを出力するためのコマンド出力手段を備え、非
接触ICカードが、変更コマンドを受信し、変更前の設
定において変更コマンドの実行結果をリーダライタに返
送し、ENDコマンドを受信した後に、変更コマンドに
従って非接触ICカードの設定を変更するための設定変
更手段を備えている非接触ICカードシステムが得られ
る。
【0023】請求項9の発明によれば、外部ホスト装置
から高速に送信された信号を一時的に格納するバッファ
手段を備え、外部ホスト装置からの信号のみを一時的に
バッファ手段に格納して非接触ICカードに送信し、非
接触ICカードからの信号は格納せずにそのまま外部ホ
スト装置に送信する非接触ICカードシステムが得られ
る。
【0024】請求項10の発明によれば、リーダライタ
から電磁波信号を送信するときの電磁波信号の先頭に設
けるコードと、非接触ICカードから電磁波信号を送信
するときの電磁波信号の先頭に設けるコードとを、互い
に異なるコードに設定し、誤受信を防止する誤受信防止
手段を設けた非接触ICカードシステムが得られる。
【0025】
【作用】上記のように構成された請求項1及び請求項7
のリーダライタ及び非接触ICカードシステムにおいて
は、リーダライタに設けられた制御手段が、外部ホスト
装置から入出力手段を介して信号を受信したかを判断
し、受信していた場合は、その信号がコマンドかデータ
かを判断し、コマンドであればそのコマンドを実行し、
データであれば非接触ICカードに電磁波信号送受信手
段を介して送信し、受信していない場合は、非接触IC
カードから電磁波信号送受信手段を介して信号を受信し
たかを判断し、受信していた場合は、その信号を外部ホ
スト装置に入出力手段を介して送信する。
【0026】請求項2の発明によれば、外部ホスト装置
とリーダライタとの間のボーレートとリーダライタと非
接触ICカードとの間のボーレートとが異なる場合に、
外部ホスト装置と非接触ICカードとの間の信号を一時
的に格納する。
【0027】請求項3の発明によれば、リーダライタ
が、外部ホスト装置からの信号を一度取り込み、非接触
ICカードからの応答があるまで、非接触ICカードに
その信号を連続して非接触ICカードに送信する。
【0028】請求項4の発明によれば、非接触ICカー
ドの発行及び再発行時に、複数のボーレートに順次設定
し直してコマンドを非接触ICカードに送信し、非接触
ICカードから応答があったボーレートにおいてその後
の処理を行う。
【0029】請求項5の発明によれば、外部ノイズを、
非接触ICカードからの信号と誤って受信することを防
止する。
【0030】請求項6の発明によれば、リーダライタ
が、発信する電磁波信号の先頭に設けるコードであるス
タートフラグを固有の値に設定するためのスタートフラ
グ設定手段を備えているため、リーダライタが複数個用
いられている場合等においても、スタートフラグの値か
ら、どのリーダライタから発信された電磁波信号である
かを識別することが出来る。
【0031】請求項8の発明によれば、非接触ICカー
ドが、外部ホスト装置からリーダライタを介して変更コ
マンドを受信しても、実際に変更するのは、実行結果を
リーダライタに返送し、ENDコマンドを受信した後に
行う。
【0032】請求項9の発明によれば、外部ホスト装置
とリーダライタとの間のボーレートが非常に高速な場合
に、リーダライタは、外部ホスト装置からの信号を一時
的に格納してから非接触ICカードに順次送信し、非接
触ICカードからの信号は格納せずにそのままホスト装
置へ送信する。
【0033】請求項10の発明によれば、リーダライタ
から電磁波信号を送信するときのスタートフラグと、非
接触ICカードから電磁波信号を送信するときスタート
フラグとを、互いに異なるコードに設定するようにした
誤受信防止手段を設けたので、複数個のリーダライタが
隣接して設置されているような場合でも、リーダライタ
が、他のリーダライタからの電磁波信号を非接触ICカ
ードからの信号と間違えて受信してしまうことを防止す
る。
【0034】
【実施例】
実施例1.図1に、本発明の実施例1における非接触I
Cカードシステムにおけるホスト装置1、リーダライタ
20、及び、非接触ICカード4間のコミュニケーショ
ンの様子を示したコミュニケーションチャートを示す。
ホスト装置1、リーダライタ20、及び、非接触ICカ
ード4を接続した状態は、上述の図21と同じであるた
め、ここでは簡単に説明する。図1に示されるように、
ホスト装置1とリーダライタ20とはRS−232C等
の通信回線3により電気的に接続され、また、リーダラ
イタ20と非接触ICカード4とは電磁波5により非接
触でコミュニケーションを行う。次に動作について説明
する。図1に示されるように、ホスト装置1から非接触
ICカード4に送りたい送信データ10(非接触ICカ
ード4に対するコマンド)があるとき、それらの送信デ
ータ10から構成された送信データ列の先頭にそれらの
送信データ10の数を示した送信データ数コード22を
付加し、リーダライタ20に送る。リーダライタ20
は、送信データ数コード22に示された個数だけ送信デ
ータ10を受信し、電磁波信号に変換して非接触ICカ
ード4に出力する。非接触ICカード4から受信する場
合は、リーダライタ20は、非接触ICカード4から受
信した受信データ10を復調し、ホスト装置1に送る。
【0035】また、リーダライタ20自身も、リーダラ
イタ20を制御するためのコマンドをもっており、キャ
リア周波数やボーレートの変更などのコマンドがホスト
装置1より送られてくれば、それを実行し実行結果をホ
スト装置1に送り返す。ホスト装置1から送られてくる
データが送信データかコマンドかは、送信データ数コー
ド22の内容が0ならばコマンドであると定義してい
る。ホスト装置1がコマンドを送信する場合、図1に示
すように、コマンドコード11の後に必要に応じてコマ
ンドパラメータ等を示すコード23を付けてもよい。ま
た、リーダライタ20が、ホスト装置1からのコマンド
の実行結果をホスト装置1に返送する場合、ホスト装置
1からのコマンドがレジスタの読み出しコマンドの場合
は読み出し値を返送し、それ以外の場合は、コマンドの
実行が終了したことを示すために例えば00Hを返すよ
うにすればよい。
【0036】本発明のリーダライタ20においては、上
述の従来例のように非接触ICカード4に対するコマン
ドを作成する等の処理は行わずに、単に送受信データの
変復調及びシリアル/パラレル変換だけを行って、デー
タの送受信を行う。
【0037】図3に、本発明のリーダライタ20と非接
触ICカード4とのブロック図を示す。図3に示すよう
に、リーダライタ20及び非接触ICカード4は、それ
ぞれ、送受信アンテナ20a及び4aを備えている。送
受信アンテナ20a及び4aは、電磁波5を送受信し、
電磁波/電気信号の変換を行うものである。また、送受
信アンテナ20a及び4aには、それぞれ、送受信部2
0b及び4bが電気的に接続されている。送受信部20
b及び4bはUART等から構成されており、電気信号
の変復調及びシリアル/パラレルデータの変換(S/P
変換)を行う。送受信アンテナ20a及び4aと、送受
信部20b及び4bとは、双方向電磁波信号を送受信す
るための電磁波信号送受信手段を構成している。また、
送受信部20b及び4bには、それぞれ、制御部20c
及び4cが電気的に接続されており、リーダライタ20
側に設けられた制御部20cには、さらに、通信回線3
を介してホスト装置1(図21参照)との双方向通信を
行うための入出力部20dが電気的に接続されている。
リーダライタ20側の制御部20cは送受信部20b及
び入出力部20dからの信号やデータを授受し、また、
非接触ICカード4側の制御部4cは送受信部4bから
の信号やデータを授受して、それぞれ、全体の制御を行
う。さらに、図3に示すように、リーダライタ20には
電源部20eが設けられ、非接触ICカード4には電池
4dが設けられている。また、本発明のリーダライタ2
0の制御部20cは、CPU20c1と、CPU20c
1の動作を制御するプログラムを格納したメモリ20c
2と、通信データを一時的に格納したり、プログラム動
作のためのワークメモリとして使用されるバッファメモ
リ20c3とから構成されている。
【0038】尚、この実施例においては、バッファメモ
リ20c3が、リーダライタ20の制御部20c内に設
けられている場合について述べたが、この場合に限ら
ず、送受信部20b内、または、入出力部20d内に設
けてもよく、また、別個に設けて、内部バス(図示せ
ず)等を用いて、送受信部20b、入出力部20d、及
び、制御部20c等と電気的に接続するようにしてもよ
い。
【0039】図2に概略フローチャートを示す。まずは
じめに、リーダライタ20は、初期設定を行い(ステッ
プS1)、次に、必要であれば、ホスト装置1とハンド
シェイクの確認を行う(ステップS2)。ハンドシェイ
クの確認とは、ホスト装置1との通信が可能な状態であ
るかを確認するもので、その方法としては、例えば、ホ
スト装置1から受信したデータ1バイトをホストに送り
返すようにしてもよいし、また、予めリーダライタ20
に識別コードを設定しておき、それをホスト装置1に送
信するようにしてもよい。次に、リーダライタ20は、
ホスト装置1からデータを受信したかを確認する(ステ
ップS3)。ここで、リーダライタ20は、ホスト装置
1からのデータ(送信データやコマンド)の実行処理
を、非接触ICカード4からの送信データの処理よりも
優先させて行うように設定されているため、ホスト装置
1からデータを受信した場合には、データの先頭に設け
られた送信データ数コード22の内容が“0”か否かに
より、受信したデータがコマンドか送信データかを確認
し(ステップS4)、コマンドであればそれを実行し実
行結果をホスト装置1に送り(ステップS5)、送信デ
ータであればそれを非接触ICカード4に送信する(ス
テップS6)。また、ステップS3において、ホスト装
置1からデータを受信していないことを確認した場合に
は、続いて、非接触ICカード4からデータを受信した
かを確認する(ステップS7)。非接触ICカード4か
らデータを受信した場合には、受信したデータをホスト
装置1に送信する(ステップS8)。ここで、ステップ
S7において、データ受信においての通信エラーを検出
するように設定しておいてもよく、その場合には、図2
に示すように、通信エラーが発生した場合にはステップ
S3に戻るように設定しておけばよい。さらに、コマン
ドにより、通信エラ−の検出を行うか否かを切り替えら
れるようにしておいてもよい。
【0040】また、本発明のリーダライタ20は、ホス
ト装置1からの送信データと非接触ICカード4からの
受信データとをバッファリングするためのバッファメモ
リ20c3をもっているため、ホスト装置1とリーダラ
イタ20との間のボーレートと、リーダライタ20と非
接触ICカード4との間のボーレートとが異なる場合に
おいても、ボーレートの違いに関係なく、非接触ICカ
ード4に対してデータを送受信することができる。バッ
ファリングを行うときのフローチャートを図4に示す。
図2と同一の処理を行うステップには、図2と同一の符
号を付し説明は省略する。まずはじめに、ホスト装置1
からデータを受信するときの手順について説明する。ホ
スト装置1から受信したデータが送信データであること
を確認した場合(ステップS4)は、リーダライタ20
は、送信データを1バイトずつ受信しながら(ステップ
S10)、それを順次バッファに入れていく(ステップ
S11)。また、それと同時に、バッファにデータが入
っているかどうかを一定周期で確認し(ステップS1
2)、データが有ればそれを非接触ICカード4に送信
し(ステップS13、ステップS14)、データがバッ
ファに無ければ、送信データ数コード22に示された個
数のデータをホスト装置1から受信し終わったかを確認
する(ステップS15)。受信し終わっていない場合は
ステップS10に戻りひき続き受信を行い、受信し終わ
っていた場合にはステップS3の処理に戻る。
【0041】次に、非接触ICカード4からデータを受
信するときの手順について説明する。リーダライタ20
は、非接触ICカード4からデータを1バイトずつ受信
しながら(ステップS16)、それを順次バッファに入
れていく(ステップS17)。また、それと同時に、バ
ッファにデータが入っているかどうかを一定周期で確認
し(ステップS18)、データがあればそれをホスト装
置1に送信し(ステップS19、ステップS20)、デ
ータがなければステップS3の処理に戻る。
【0042】このように、本発明のリーダライタ20に
おいては、ホスト装置1から送信データを受信する場
合、1バイトずつ受信しながら、非接触ICカード4に
送信するようになり、非接触ICカード4から受信する
場合も、非接触ICカード4から1バイトずつ受信しな
がら、ホスト装置1に送信するようになる。そのため、
結果的に、図5の及びの場合のように、ホスト装置
1とリーダライタ20との間のボーレートが9600B
PSで、リーダライタ20と非接触ICカード4との間
のボーレートが19200BPSの場合、リーダライタ
20と非接触ICカード4との間のデータ伝送の方が高
速なので、リーダライタ20は、ホスト装置1から受信
したデータをバッファリングせず非接触ICカード4に
送信し、非接触ICカード4から受信したデータはバッ
ファリングして順次ホスト装置1に送信するように動作
する。図5の及びは、逆に、リーダライタ20と非
接触ICカード4との間のデータ伝送の方が低速な場合
を示しており、のときはバッファリングを行い、の
ときはバッファリングを行わずにデータを送信する。
【0043】以上のように、リーダライタ20には、非
接触ICカード4に対するコマンドや送受信結果の処理
機能を持たせないようにしたので、非接触ICカード4
とホスト装置1のアプリケーションが変更されても、リ
ーダライタ20のソフトは変更せずに済み、またリーダ
ライタ20の動作も単純なため理解しやすく、そのた
め、ホスト装置1のプログラムも作りやすくなる。
【0044】実施例2.この実施例においては、実施例
1のリーダライタ20のコマンドに、連続送信手段であ
る連続データ送信コマンドを持たせるようにして、ホス
ト装置1の負荷を軽減するようにしたものである。図7
に、この実施例におけるコミュニケーションチャートを
示す。非接触ICカード4は、リーダライタ20からコ
マンドを送られた時に、アクセスエリア8内に設置され
ていなければ、図28に示したように、矢印9の方向に
徐々に移動されて、アクセスエリア8外からアクセスエ
リア8内に入ってくるので、非接触ICカード4から応
答があるまで非接触ICカード4に対しコマンドを出し
続けなくてはならない。上述した従来例においては、図
27に示すように、ホスト装置1からコマンドを1回出
すたびに、非接触ICカード4からの応答があるまで、
リーダライタ2が非接触ICカード4に対するコマンド
を作成する等の処理を繰り返し行って非接触ICカード
4にデータを送信していたので、リーダライタ2にかか
る負荷が大きかった。また、実施例1においては、図6
に示すように、ホスト装置1からコマンドを1回出すた
びに、非接触ICカード4からの応答があるまで、繰り
返しホスト装置1からリーダライタ20にデータを送る
ため、ホスト装置1に負荷がかかる。さらに、ホスト装
置1とリーダライタ20との間のボーレート(9600
BPS)が、リーダライタ20と非接触ICカード4と
の間のボーレート(19200BPS)より遅い場合に
は、図10に示すように、非接触ICカード4からの応
答があるまで繰り返しデータを送るときのデータ間隔
は、リーダライタ20と非接触ICカード4との間のボ
ーレートが速くても、結局、ホスト装置1とリーダライ
タ20との間の伝送速度になってしまい、リーダライタ
20がデータを非接触ICカード4に送信してしまって
から次のデータをホスト装置1から受信するまでの間が
無駄になり、効率が悪い。
【0045】そこで、この実施例においては、連続デー
タ送信コマンドをリーダライタ20に持たせて、それに
より、リーダライタ20が、ホスト装置1からのデータ
を一度取り込んで、非接触ICカード4からの応答があ
るまでリーダライタ20が連続してデータを出力し続け
るようにした。リーダライタ20は、一度ホスト装置1
からのデータを取り込んでいるので、データ伝送速度は
リーダライタ20と非接触ICカード4との間の伝送速
度(19200BPS)にすることが出来、データ間隔
はストップビットの幅ですむため、上述の図10の場合
に比べ、非常に効率良くすることが出来る。
【0046】図8に、この実施例におけるデータの通信
ブロックの構成を示す。ホスト装置1がリーダライタ2
0にデータを送信するときの通信ブロックは、実施例1
と同様に、まず先頭に、送信データ数コード22が設け
られており、データがコマンドであることを示すため
に、その内容は“0”にしておく。次に、リーダライタ
20が連続してデータを送信するための指示を示す連続
データ送信コマンドコード25が設けられ、さらに、リ
ーダライタ20が連続してデータを送信するための送信
間隔を示す送信間隔コード26が設けられている。その
後に、実施例1と同じ通信ブロック(図1参照)が設け
られている。リーダライタ20が非接触ICカード4に
送信する通信ブロックの構成は図8に示すように実施例
1と同じである。
【0047】図9に、この実施例におけるフローチャー
トを示す。図8に示した構成の通信ブロックでホスト装
置1から連続データ送信コマンドが送信されてくると、
リーダライタ20は、それがコマンドであることを送信
データ数コード22の内容により確認し(ステップS
4)、非接触ICカード4にデータを送信する(ステッ
プS25)。非接触ICカード4からの応答があるか否
かを確認し(ステップS26)、応答が無ければ、応答
があるまで繰り返しデータを送信する(ステップS2
5、ステップS26)。非接触ICカード4からの応答
が確認出来れば(ステップS26)、それをホスト装置
1に送り返す(ステップS27)。
【0048】実施例3.上述したように、従来例におい
ては、図29に示すように、非接触ICカード4のキャ
リア周波数やボーレートを変更する場合に、非接触IC
カード4は変更コマンドを受信するとすぐにそれを実行
し、実行結果を変更後のボーレートで送り返してくるの
で、非接触ICカード4からの実行結果がリーダライタ
2に送り返されるまでに、リーダライタ2も非接触IC
カード4に合わせて変更しておく必要があったが、その
変更タイミングが難しく、リーダライタ2の変更が間に
合わないということが度々あったので、この実施例は、
キャリア周波数やボーレートを変更する場合に、変更コ
マンド実行後の実行結果は変更前のボーレートで送信す
るようにし、ENDコマンドを受信したらスリープ状態
になる直前にボーレート等の変更をする設定変更手段を
非接触ICカードが備えたものである。図11に、この
実施例におけるタイミングチャートを示す。まず、図1
1の例1の場合について説明する。コミュニケーション
終了を示すENDコマンドが変更コマンドのすぐ後にリ
ーダライタ20から送られてきたら、非接触ICカード
4は、すぐにボーレート等を変更せずに、そのままのボ
ーレートでリーダライタ20に変更コマンド実行後の実
行結果を返送した後、スリープ状態になる直前のT11
時点でボーレート等の変更を実行する。ホスト装置1
は、その実行結果をリーダライタ20を介して受信した
後に、リーダライタ20を変更するための変更コマンド
をリーダライタ20に送信する。また、図11の例2に
示されるように、ENDコマンドが変更コマンドのすぐ
後にこない場合においても、非接触ICカード4は変更
コマンドを受信してもENDコマンドがくるまでボーレ
ート等を変更しないで、ENDコマンドの受信を待っ
て、スリープ状態になる直前のT12時点でボーレート
等の変更を行うようにする。ホスト装置1は、ENDコ
マンドをリーダライタ20に送信した後に、リーダライ
タ20を変更するための変更コマンドをリーダライタ2
0に送信する。この実施例においては、変更コマンド実
行後の実行結果は変更前のボーレートでリーダライタ2
0に送り返し、ENDコマンドが送られてきたら、スリ
ープ状態になる直前にボーレート等を変更するようにし
たので、リーダライタ20が非接触ICカードからの実
行結果を受信するための準備(ボーレート等の変更)が
間に合わないということはない。また、ホスト装置1の
ソフトの開発も行いやすくする。
【0049】実施例4.非接触ICカード4の発行また
は再発行を行う際に、非接触ICカード4が前に使用さ
れていたシステムと、リーダライタ20と非接触ICカ
ード4との間のボーレートが異なる場合があり、その場
合には、上述の従来例においては、非接触ICカード4
の再発行をすることはできなかった。例えば、ボーレー
トが9600BPSの非接触ICカードを19200B
PSに発行する場合、発行後は19200BPSになっ
ているので、9600BPSでしか発行できないシステ
ムでは、発行後の19200BPSの非接触ICカード
4の再発行はできない。そのため、そのような場合に
は、オペレータは、ホスト装置1からリーダライタ2に
ボーレートを変更するコマンドを送って、リーダライタ
2のボーレートの設定を変更させてからもう一度再発行
を試みなければならなかった。この実施例は、発行時に
リーダライタ20が数種類のボーレートで非接触ICカ
ード4に送信するようにした発行手段を備え、発行時の
利便性を向上させ、オペレータの操作を軽減させたもの
である。図12にこの実施例のフローチャートを示し、
図13にこの実施例におけるコミュニケーションチャー
トを示す。図12及び図13に示すように、まず、リー
ダライタ20を例えば9600BPSに設定し(ステッ
プS30)、9600BPSのボーレートで発行コマン
ドを送信する(ステップS31)。非接触ICカード4
からの応答があるかどうかを確認し(ステップS3
2)、なければ他のボーレート、例えば、19200B
PSにリーダライタ20を設定し直し(ステップS3
3)、もう一度、発行コマンドを送信する(ステップS
34)。このように、リーダライタ20が、数種類のボ
ーレートで発行処理していれば、オペレータがその非接
触ICカード4が発行か再発行かは意識しなくてよく、
オペレータの操作は単に非接触ICカード4をアクセス
エリア8内に設置するだけでよく、迅速に非接触ICカ
ードの発行再発行ができる。
【0050】実施例5.この実施例は、ホスト装置1と
リーダライタ20との間のデータ伝送速度が非常に高速
で、図4のフローのようなソフトではリーダライタ20
の処理が間に合わない場合等にも対応可能にしたもので
ある。図14に、この実施例におけるフローチャートを
示す。図4のフローにおいては、リーダライタ20は、
1バイトずつホスト装置1からデータを受信してバッフ
ァにデータがあるかどうかを確認しながら非接触ICカ
ードにデータを送信していたが、この実施例において
は、ホスト装置1から非常に高速にデータが送信されて
くるので、図4のような処理が出来ないため、図14に
示されるように、ホスト装置1からの送信データを送信
データ数分、一度、バッファメモリ20c3(図3参
照)にバッファリングしてから(ステップS40、S4
1)、非接触ICカード4に送信する(ステップS4
2)。また、非接触ICカード4からの受信データは1
バイトずつ受信してバッファリングせずにそのままホス
ト装置1に返送する(ステップS44)。さらに、上述
したように、ストップビット10d(図24参照)は2
ビットの“H”と設定してあるので、非接触ICカード
4からの受信データは、3ビット以上の“H”がきたと
き終了とする(ステップS45、S46)ように定義す
る。このようにすれば、ホスト装置1からの伝送レート
が高速でも、ホスト装置1からは、リーダライタ20が
実施例1と同じように動作しているように見えるので、
ホスト装置1の処理は変更しなくてもよい。
【0051】ホスト装置1からの送信データを送信デー
タ数分バッファリングしてから、非接触ICカード4に
データを送信する例を示したが、この場合に限らず、ホ
スト装置1からの送信データを送信データ数分バッファ
リングする処理と、順次非接触ICカード4にデータを
送信する処理を同時に並行して行うようにしてもよい。
さらに、ストップビットをモニタする機能を持っていな
い、または、受信中(RXBUSY)は使うことができ
ないUART(送受信部)を持つリーダライタ20の場
合は、上述したように受信完了の定義を3ビットの
“H”ではなく、1バイト間隔以上(RXREADYを
見る)データが来ない場合を受信完了としてもよい。こ
の方法により、実施例1と同じリーダライタの使用方法
で高速伝送に対応できる。
【0052】実施例6.リーダライタは、従来例におい
ても、図30にフローを示したように、スタートフラグ
12がくるまで他のデータは無視するように設定されて
いるが、従来は、上述したように、スタートフラグをF
FHや00Hに定義していたため(図31参照)、リー
ダライタ2がノイズを受信した場合に、ノイズは一定間
隔でくることが多いため、そのノイズを上記のスタート
フラグと間違えてしまうことがあった。そのような場合
には、ノイズの後に正しい通信ブロックが受信されて
も、ノイズをスタートフラグと間違えているため、その
分だけデータがずれて受信され正しく受信されない。し
たがって、この実施例においては、スタートフラグはで
きるだけ一定パターンにならないような複雑なコード、
例えば、図15に示すようなA5Hや5AHなどに設定
するようにした外部ノイズ誤受信防止手段を備えたもの
で、それにより、信頼性が向上できる。
【0053】実施例7.この実施例は、さらに、外部ノ
イズ誤受信防止手段として、図16のフローチャートに
示すように、スタートフラグを1個だけでなく、2個以
上にして、データを受信する際に、2度以上スタートフ
ラグの確認をするようにして、誤ってノイズをスタート
フラグとして受信することを防ぐようにしたものであ
る。この実施例によれば、ノイズを誤ってスタートフラ
グとして受信することをより確実に防止することが出
来、信頼性をさらに向上することができる。
【0054】実施例8.この実施例は、非接触ICカー
ド4からリーダライタ20にデータを送信する時のスタ
ートフラグを、リーダライタ20から非接触ICカード
4にデータを送信する時のスタートフラグに対し互いに
異なるコードに設定するようにした誤受信防止手段を設
けたものである。誤受信防止手段は、非接触ICカード
4に設けてもよく、また、リーダライタ20に設けるよ
うにしてもよい。この実施例においては、例えば、複数
個のリーダライタ20が隣接して設置されているような
場合等においても、リーダライタ20は、他のリーダラ
イタ20から発信されたデータか非接触ICカード4か
ら発信されたデータかを、スタートフラグのコードから
判別することが出来るので、他のリーダライタ20から
のデータを、非接触ICカード4からのデータと間違え
て誤受信してしまうことを防止することが出来、非接触
ICカード4からのデータだけを正しく受信することが
出来る。さらに、この実施例においても、それぞれのス
タートフラグを、上述の実施例6で述べたように、出来
るだけ一定パターンにならないような複雑なコードに設
定しておく方が、外部ノイズをスタートフラグと間違え
て受信することを防ぐことが出来るため望ましく、ま
た、必要であれば、実施例7で示したように、スタート
フラグを複数個設けるようにしてもよい。
【0055】実施例9.この実施例は、複数個のリーダ
ライタ20が用いられている場合等を考慮して、各リー
ダライタ20から送信するスタートフラグをそれぞれ異
なるコードに設定しておくようにしたスタートフラグ設
定手段をリーダライタ20に設けるようにしたものであ
る。このとき、非接触ICカード4またはホスト装置1
としては、どのリーダライタ20からのスタートフラグ
でも動作する必要がある。この実施例においては、各リ
ーダライタ20からのスタートフラグがそれぞれ異なる
コードに設定されているので、非接触ICカード4また
はホスト装置1は、受信したデータがどのリーダライタ
20から送信されてきたものかスタートフラグのコード
から判別することができる。また、受信したスタートフ
ラグから、どのリーダライタ20が現在データを送信中
であるかを判別することが出来るため、各リーダライタ
20間の送信のタイミングを容易に制御することが出来
る。例えば、1つのリーダライタ20が現在データ送信
中であるから、他のリーダライタ20からの送信は行わ
ないようにするとか、または、現在データ送信中のリー
ダライタ20からの送信が終わってから他のリーダライ
タ20からの送信を行うようにするというように、各リ
ーダライタ20間においての互いの送信のタイミングを
容易に調整し制御することが出来る。
【0056】実施例10.この実施例は、非接触ICカ
ードの未使用部に、00H以外のコードを書き込むよう
にしたものである。本発明のリーダライタにおいても、
従来例と同様に、ASK変調を行っている。ASK変調
は、図25に示したように、電波の有無で、データの
“0”“1”を判別するので、リーダライタ20と非接
触ICカード4との間の距離がアクセスエリア8(図2
8参照)のギリギリのところにあるときは、データバケ
を起こしやすい。また、リーダライタ20は、スタート
ビットを検出しなければ受信開始しないので、スタート
ビットの直後に来るLSB側は比較的受信しやすくMS
B側は受信しにくくなる傾向があるため、MSB側の上
位ビットがデータバケを起こし、その結果、例えば、0
0Hが80HやC0Hにバケてしまうことある。従来、
非接触ICカード4内のデータメモリは、未使用部を0
0Hに設定していたので、00Hを連続して通信するこ
とが多かったことから、00Hが80HやC0Hにバケ
てしまうことが頻繁にあった。さらに、コンピュータは
データを4の倍数個で扱うことが多く、また、チェック
サムは下位8ビットのみを使用して計算されるため、8
0Hが2の倍数個、C0Hが4の倍数個くれば、図17
に示すように、00Hが2や4の倍数個くるときとチェ
ックサム14も一致してしまうため、エラーの検出が難
しかった。この実施例によれば、データメモリの未使用
部は00H以外のコードを書き込んでおくようにしたの
で、データバケが起きた場合においてもチェックサムが
一致する可能性はほとんど無く、エラーの検出が向上で
きる。
【0057】実施例11.この実施例においては、さら
に、チェックサム14を通信ブロック全体のチェックサ
ムと、各送信データ10ごとの内容をチェックするため
のチェックサムと、チェックサムを2重に設けてエラー
検出力を向上させる。従来は、図23に示したように、
通信ブロックの最後にチェックサムを1バイト設けてい
ただけだったが、この実施例においては、図18に示す
ように、カード番号、氏名、発行日といった各送信デー
タ10ごとにもチェックサム14Aを設けるようにして
いる。各送信データ10ごとのチェックサム14Aは、
各送信データ10を非接触ICカード4に書き込む際に
リーダライタ20が計算して、各送信データ10の最後
につけておく。通信ブロック全体のチェックサム14
は、スタートフラグ12から通信ブロック全体のチェッ
クサム14の手前までの各バイトを、各送信データ10
ごとのチェックサム14Aも含めて、すべて加算してそ
の値から計算するので、非接触ICカード4のアプリケ
ーションソフトを特に変更しなくても、チェックサムの
2重チェックが容易に可能である。また、通信の際は、
各送信データ10ごとに扱うことも多いので、各送信デ
ータごとにチェックサム14Aを設けておけば、容易
に、各送信データのエラー検出を行うことが出来る。
【0058】実施例12.図20に示すように、リーダ
ライタ20が、例えば、ディスプレイやスイッチング電
源の近くに置かれていて、システム立ち上げ時にリーダ
ライタ20がノイズを受信していたら、非接触ICカー
ド4とのコミュニケーションが正常に行えない場合があ
るので、この実施例においては、システム立ち上げ時に
リーダライタ20がノイズを受信している場合には、シ
ステム立上げを中止し、図20に示すように、ホスト装
置1の出力装置(ディスプレイ)30に立ち上げ中止を
知らせるエラーメッセージを示す。リーダライタ20が
受信したものが非接触ICカード4からの受信データか
ノイズかは、非接触ICカード4に何もコマンドを送っ
ていない場合に、リーダライタ20が何らかのデータを
受信していたら、それがノイズであると認識することが
できるので、システム立上げ時、または、ハンドシェイ
ク終了後に、リーダライタ20からホスト装置1に何ら
かのデータが送られてきたら、リーダライタ20がノイ
ズを受信していると判断し立上げを中止すればよい。こ
の実施例におけるリーダライタ20のソフトは実施例1
のものでよい。
【0059】実施例13.上記実施例1または5に、実
施例2〜4、並びに、実施例6〜10を組合せたシステ
ムによれば、さらにシステムの利便性、信頼性向上を行
うことが出来る。
【0060】
【発明の効果】以上のように請求項1及び請求項7のリ
ーダライタ及び非接触ICカードシステムによれば、リ
ーダライタに設けられた制御手段が、非接触ICカード
に対するコマンドや送受信結果の処理機能を持たず、単
に、外部ホスト装置と非接触ICカードとの間の信号の
伝達のみを行うようにしたので、リーダライタの負荷を
軽減出来るとともに、非接触ICカード及びホスト装置
のアプリケーションが変更されても、リーダライタのソ
フトは変更する必要がなく、リーダライタの動作が単純
なため、外部ホスト装置のプログラムも作りやすいので
安価にシステム構築ができる。
【0061】請求項2の発明によれば、外部ホスト装置
とリーダライタとの間のボーレートとリーダライタと非
接触ICカードとの間のボーレートとが異なる場合に、
外部ホスト装置と非接触ICカードとの間の信号を一時
的に格納して通信を行うので、ボーレートの違いに関係
なく、データを送信することが出来る。
【0062】請求項3の発明によれば、リーダライタ
が、外部ホスト装置からの信号を一度取り込み、非接触
ICカードからの応答があるまで、非接触ICカードに
その信号を連続して非接触ICカードに送信するので、
外部ホスト装置の負荷が軽減でき、また、効率良く高速
に通信が可能になる。
【0063】請求項4の発明によれば、非接触ICカー
ドの発行及び再発行時に、複数のボーレートに順次設定
し直してコマンドを非接触ICカードに送信し、非接触
ICカードから応答があったボーレートにおいてその後
の処理を行うので、オペレータが、その非接触ICカー
ドが発行か再発行かは意識しなくてよく、オペレータの
操作が容易になるとともに、迅速に非接触ICカードの
発行再発行が出来る。
【0064】請求項5の発明によれば、外部ノイズを、
非接触ICカードからの信号と誤って受信することを防
止することが出来る。
【0065】請求項6の発明によれば、リーダライタ
が、発信する電磁波信号の先頭に設けるコードであるス
タートフラグを固有の値に設定するためのスタートフラ
グ設定手段を備えているため、リーダライタが複数個用
いられている場合等においても、スタートフラグの値か
ら、どのリーダライタから発信された電磁波信号である
かを容易に識別することが出来るとともに、現在どのリ
ーダライタが送信中であるかをスタートフラグから判別
することが出来るので、リーダライタ間で送信のタイミ
ングを制御することが出来る。
【0066】請求項8の発明によれば、非接触ICカー
ドが、外部ホスト装置からリーダライタを介して変更コ
マンドを受信しても、実際に変更するのは、実行結果を
リーダライタに返送し、ENDコマンドを受信した後に
行うので、変更コマンドの実行結果をリーダライタが受
信する際に、リーダライタの設定変更が間に合わないこ
とによる受信エラーを防止することが出来る。
【0067】請求項9の発明によれば、外部ホスト装置
とリーダライタとの間のボーレートが非常に高速な場合
に、リーダライタは、外部ホスト装置からの信号を一時
的に格納してから非接触ICカードに順次送信し、非接
触ICカードからの信号は格納せずにそのままホスト装
置へ送信するので、外部ホスト装置からのボーレートが
高速でも、ホスト装置のプログラムは変更しなくても、
同じように通信が出来る。
【0068】請求項10の発明によれば、リーダライタ
から電磁波信号を送信するときのスタートフラグと、非
接触ICカードから電磁波信号を送信するときスタート
フラグとを、互いに異なるコードに設定するようにした
誤受信防止手段を設けたので、複数個のリーダライタが
隣接して設置されているような場合でも、リーダライタ
が、他のリーダライタからの電磁波信号を非接触ICカ
ードからの信号と間違えて受信してしまうことを防止す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の非接触ICカードシステムにおけ
るコミュニケーションチャートである。
【図2】 実施例1における概略フローチャートであ
る。
【図3】 実施例1におけるリーダライタと非接触IC
カードとのブロック図である。
【図4】 実施例1におけるバッファリングを行う場合
の概略フローチャートである。
【図5】 ボーレートの違いを示したチャートである。
【図6】 実施例1におけるコミュニケーションチャー
トである。
【図7】 実施例2における連続データ送信コマンドを
示したコミュニケーションチャートである。
【図8】 実施例2における通信データの通信ブロック
の構成を示した図である。
【図9】 実施例2における概略フローチャートであ
る。
【図10】 実施例1におけるボーレートの違いによる
データ間隔を示したタイムチャートである。
【図11】 実施例3におけるコミュニケーションチャ
ートである。
【図12】 実施例4における概略フローチャートであ
る。
【図13】 実施例4におけるコミュニケーションチャ
ートである。
【図14】 実施例5における概略フローチャートであ
る。
【図15】 実施例6におけるスタートフラグの例を示
した信号波形図である。
【図16】 実施例7における概略フローチャートであ
る。
【図17】 チェックサムを示した図である。
【図18】 実施例9におけるデータメモリ内のチェッ
クサムを示したメモリマップである。
【図19】 実施例9におけるデータメモリ内のチェッ
クサムを示したメモリマップである。
【図20】 実施例10におけるホスト装置の出力装置
にエラーメッセージを表示した状態を示したホスト装置
とリーダライタの正面図である。
【図21】 従来の非接触ICカードの接続図である。
【図22】 従来の非接触ICカードにおけるコミュニ
ケーションチャートである。
【図23】 従来のリーダライタと非接触ICカードと
の間の通信ブロックのデータ構成を示した構成図であ
る。
【図24】 図23の通信ブロックにおける伝送データ
のデータ構成を示す構成図である。
【図25】 ASK変調方式を示した信号波形図であ
る。
【図26】 従来のリーダライタ及び非接触ICカード
の構成を示したブロック図である。
【図27】 従来の非接触ICカードシステムにおける
コミュニケーションチャートである。
【図28】 リーダライタとの通信が可能なアクセスエ
リアを示した上面図である。
【図29】 従来の非接触ICカードシステムにおける
非接触ICカードのボーレート等の変更を行う場合のコ
ミュニケーションチャートである。
【図30】 従来のリーダライタにおける通信ブロック
受信開始のフローチャートである。
【図31】 従来のスタートフラグを示した信号波形図
である。
【符号の説明】
1 ホスト装置、2、20 リーダライタ、4 非接触
ICカード、20a送受信アンテナ、20b 送受信
部、20c 制御部、20d 入出力部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ホスト装置と非接触ICカードとの
    通信を行うためのリーダライタであって、 上記外部ホスト装置に電気的に接続されて、上記外部ホ
    スト装置との双方向信号の入出力を行う入出力手段と、 上記入出力手段に電気的に接続され、上記外部ホスト装
    置と上記非接触ICカードとの間の信号の伝達を行う制
    御手段と、 上記制御手段に電気的に接続され、上記非接触ICカー
    ドに対する双方向電磁波信号を送受信するための電磁波
    信号送受信手段とを備え、 上記制御手段が、 上記外部ホスト装置から上記入出力手段を介して信号を
    受信したかを判断し、 受信していた場合は、その信号がコマンドかデータかを
    判断し、コマンドであればそのコマンドを実行し、デー
    タであれば上記非接触ICカードに上記電磁波信号送受
    信手段を介して送信し、 受信していない場合は、上記非接触ICカードから上記
    電磁波信号送受信手段を介して信号を受信したかを判断
    し、受信していた場合は、上記信号を上記外部ホスト装
    置に上記入出力手段を介して送信することを特徴とする
    リーダライタ。
  2. 【請求項2】 上記リーダライタが、 上記外部ホスト装置と上記非接触ICカードとの間の信
    号を一時的に格納するためのバッファ手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のリーダライタ。
  3. 【請求項3】 上記リーダライタが、 上記外部ホスト装置からの信号を取り込み、上記非接触
    ICカードから応答があるまで、上記非接触ICカード
    にその信号を連続して送信するための連続送信手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のリーダライタ。
  4. 【請求項4】 上記リーダライタが、 上記非接触ICカードの発行及び再発行時に、上記非接
    触ICカードからの応答があるまで、複数のボーレート
    において順次コマンドを送信し、上記非接触ICカード
    からの応答があったボーレートにおいてその後の処理を
    行う発行手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    リーダライタ。
  5. 【請求項5】 上記リーダライタが、 外部ノイズを、上記非接触ICカードからの電磁波信号
    と誤って受信してしまうことを防止するための外部ノイ
    ズ誤受信防止手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のリーダライタ。
  6. 【請求項6】 上記リーダライタが、 送信する電磁波信号がそのリーダライタから発信された
    ものであることを示すために、上記電磁波信号の先頭に
    設けるコードを固有の値に設定するためのスタートフラ
    グ設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のリ
    ーダライタ。
  7. 【請求項7】 外部ホスト装置と非接触ICカードとの
    通信を行うための非接触ICカードシステムであって、 外部ホスト装置と、 非接触ICカードと、 上記外部ホスト装置と上記非接触ICカードとの通信を
    行うためのリーダライタとを備え、 上記リーダライタが、 上記外部ホスト装置に電気的に接続されて、上記外部ホ
    スト装置との双方向信号の入出力を行う入出力手段と、 上記入出力手段に電気的に接続され、上記外部ホスト装
    置と上記非接触ICカードとの間の信号の伝達を行う制
    御手段と、 上記制御手段に電気的に接続され、上記非接触ICカー
    ドに対する双方向電磁波信号を送受信するための電磁波
    信号送受信手段とを備え、 上記制御手段が、 上記外部ホスト装置から上記入出力手段を介して信号を
    受信したかを判断し、 受信していた場合は、その信号がコマンドかデータかを
    判断し、コマンドであればそのコマンドを実行し、デー
    タであれば上記非接触ICカードに上記電磁波信号送受
    信手段を介して送信し、 受信していない場合は、上記非接触ICカードから上記
    電磁波信号送受信手段を介して信号を受信したかを判断
    し、受信していた場合は、上記信号を上記外部ホスト装
    置に上記入出力手段を介してその信号を送信することを
    特徴とする非接触ICカードシステム。
  8. 【請求項8】 上記外部ホスト装置が、 上記リーダライタを介して上記非接触ICカードに、上
    記非接触ICカードの設定を変更するための変更コマン
    ドと、上記非接触ICカードをスリープモードにするた
    めのENDコマンドとを出力するためのコマンド出力手
    段を備え、 上記非接触ICカードが、 上記変更コマンドを受信し、変更前の設定において上記
    変更コマンドの実行結果を上記リーダライタに返送し、
    上記ENDコマンドを受信した後に、上記変更コマンド
    に従って上記非接触ICカードの設定を変更するための
    設定変更手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の
    非接触ICカードシステム。
  9. 【請求項9】 上記リーダライタが、 上記外部ホスト装置から高速に送信された信号を一時的
    に格納するバッファ手段を備え、 上記外部ホスト装置からの信号のみを一時的に上記バッ
    ファ手段に格納して上記非接触ICカードに送信し、上
    記非接触ICカードからの信号は格納せずにそのまま上
    記外部ホスト装置に送信することを特徴とする請求項7
    記載の非接触ICカードシステム。
  10. 【請求項10】 上記リーダライタから電磁波信号を送
    信するときの上記電磁波信号の先頭に設けるコードと、
    上記非接触ICカードから電磁波信号を送信するときの
    上記電磁波信号の先頭に設けるコードとを、互いに異な
    るコードに設定し、誤受信を防止する誤受信防止手段を
    設けたことを特徴とする請求項7記載の非接触ICカー
    ドシステム。
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