JPH072959U - フィン付チューブ浸漬型冷却装置 - Google Patents

フィン付チューブ浸漬型冷却装置

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JPH072959U
JPH072959U JP3141193U JP3141193U JPH072959U JP H072959 U JPH072959 U JP H072959U JP 3141193 U JP3141193 U JP 3141193U JP 3141193 U JP3141193 U JP 3141193U JP H072959 U JPH072959 U JP H072959U
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling device
tube
sample water
finned tube
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3141193U
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English (en)
Inventor
利明 青木
龍三郎 市之瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH072959U publication Critical patent/JPH072959U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法を大形化することなく、しかも簡単に構
成することができるフィン付チューブ浸漬型冷却装置を
得る。 【構成】 浸漬型冷却装置10は、冷却水を流動する冷
却槽12内に、高温の試料水(ボイラ水)を流通する試
料水冷却管22を浸漬するようにして構成する。前記試
料水冷却管22は、単一のチューブ24上にフィン26
を植設したフィン付チューブ22を螺旋状に湾曲させて
構成する。なお、試料水冷却管は、前記構成に代えて、
フィン付チューブ短管を接手で順次結合することにより
並列状に構成することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボイラ水のサンプリング装置における採取試料水(ボイラ水)の浸 漬型冷却装置に係り、特にその浸漬側の試料水冷却管の構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ボイラ水のサンプリング装置においては、試料水が高温であることか ら、これを冷却するための浸漬型冷却装置が設けられている。すなわち、図3に おいて、浸漬型冷却装置10は、冷却水を流動する冷却槽12内に、高温の試料 水(ボイラ水)を流通する螺旋状裸管からなる試料水冷却管14を浸漬し、これ により前記試料水を適宜の温度まで冷却するように構成されている。
【0003】 なお、このような浸漬型冷却装置10に代えて、例えば図4に示すように、試 料水側の内管16と冷却水側の外管18とからなる二重管式冷却装置20等を使 用することもできるが、この種の冷却装置は、一般に構造が複雑となり、殊に保 守の面で不利を免れない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の浸漬型冷却装置は、以下に述べるような難点を 有していた。
【0005】 すなわち、前記従来の浸漬型冷却装置は、その浸漬される試料水冷却管が螺旋 状裸管であることから、前述したように構造が簡単となり、またその保守も容易 に行われる。しかしながら、その反面、同じく裸管であることから、単位冷却管 長さ当たりの表面伝熱面積が小さく、従って冷却効率が劣り、このため所要の伝 熱面積を確保するために長大な螺旋状裸管を必要とする。言い換えれば、前記従 来の浸漬型冷却装置は、冷却装置の寸法が大形化するという基本的難点を有して いた。
【0006】 そこで、本考案の目的は、寸法を大形化することなく、しかも簡単に構成する ことができるフィン付チューブ浸漬型冷却装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
先の目的を達成するために、本発明に係るフィン付チューブ浸漬型冷却装置は 、サンプリング装置へ供給する試料水の浸漬型冷却装置における試料水冷却管を 、フィン付チューブから構成することを特徴とする。
【0008】 この場合、フィン付チューブは、単一のチューブにフィンを植設したフィン付 チューブを螺旋状に構成するか、またはフィン付チューブ短管を接手順次結合し 並列状に構成することができる。
【0009】
【作用】
本考案によれば、試料水冷却管はフィン付チューブにより構成する。従って、 本考案の前記試料水冷却管は、従来の螺旋状裸管からなる試料水冷却管に比較し て、単位冷却管長さ当たりの表面伝熱面積が大きくなり、従って冷却効率が上昇 し、この結果冷却装置の寸法が小形化される。また、本考案の浸漬型冷却装置は 、その試料水冷却管が単一のチューブから構成されることから、比較的簡単に構 成し得る。
【0010】
【実施例】
次に、本考案に係るフィン付チューブ浸漬型冷却装置の実施例につき、添付図 面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図3に示す従来の 構造と同一の構成部分には同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0011】 図1において、本考案の浸漬型冷却装置10は、図3に示す従来の構造と同様 に、冷却水を流動する冷却槽12内に、高温の試料水を流通する試料水冷却管2 2を浸漬するようにして構成されている。
【0012】 しかるに、本考案の前記試料水冷却管22は、単一のチューブ24上にフィン 26を植設したフィン付チューブ22を螺旋状に湾曲した構成からなる。
【0013】 従って、本考案の前記試料水冷却管、すなわち螺旋状フィン付チューブ22は 、前述した従来の試料水冷却管、すなわち螺旋状裸管14(図3参照)に比較し て、遥かに大きな単位配管長さ当たりの表面伝熱面積、すなわち遥かに高い冷却 効率を有し、この結果浸漬型冷却装置全体の寸法を小形化し得ることは明らかで ある。
【0014】 また、本考案の浸漬型冷却装置10は、前記試料水冷却管22が単一のチュー ブ26により、比較的簡単に構成することができる。
【0015】 このように、本考案によれば、寸法を大形化することなく、しかも簡単に構成 することができるフィン付チューブ浸漬型冷却装置を提供することができる。
【0016】 図2は、本考案に係るフィン付チューブ浸漬型冷却装置の別の実施例を示すも のである。本実施例は、先の実施例において、フィン付チューブ試料水冷却管を 螺旋状の構成から並列状の構成に変更したものである。すなわち、図2において 、フィン付チューブ試料水冷却管28は、フィン付チューブ短管30を接手32 で順次結合することにより、並列状に構成されている。なお、本実施例において も、先の実施例におけると同様の作用および効果が達成されることは明らかであ るので、詳細な説明は省略する。
【0017】 以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考案は前記実施例に限定 されることなく、その精神を逸脱しない範囲内において種々の改良変更が可能で ある。
【0018】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案に係るフィン付チューブ浸漬型冷却装置は、サン プリング装置へ供給する試料水の浸漬型冷却装置における試料水冷却管を、フィ ン付チューブにより構成したことにより、前記試料水冷却管が、従来のこの種の 冷却管に比較して、遥かに大きな単位冷却管長さ当たりの表面伝熱面積を備える 。すなわち、遥かに高い冷却効率を発揮することが可能となる。
【0019】 従って、本考案の浸漬型冷却装置全体の寸法を小形化することができる。また 、本考案の浸漬型冷却装置は、前記試料水冷却管が単一のチューブからなること から、比較的簡単に構成することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフィン付チューブ浸漬型冷却装置
の一実施例を示す全体側面図である。
【図2】本考案に係るフィン付チューブ浸漬型冷却装置
の別の実施例を示す全体側面図である。
【図3】従来の浸漬型冷却装置を示す全体側面図であ
る。
【図4】一般的な二重管式冷却装置を示す全体側面図で
ある。
【符号の説明】
10 浸漬型冷却装置 12 冷却槽 22 試料水冷却管(螺旋状フィン付チューブ型) 24 チューブ 26 フィン 28 試料水冷却管(並列状フィン付チューブ型) 30 フィン付チューブ短管 32 接手

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリング装置へ供給する試料水の浸
    漬型冷却装置における試料水冷却管を、フィン付チュー
    ブにより構成することを特徴とするフィン付チューブ浸
    積型冷却装置。
  2. 【請求項2】 フィン付チューブは、単一のチューブに
    フィンを植設したフィン付チューブを螺旋状に構成して
    なる請求項1記載フィン付チューブ浸漬型冷却装置。
  3. 【請求項3】 フィン付チューブは、フィン付チューブ
    短管を接手順次結合し並列状に構成してなる請求項1記
    載フィン付チューブ浸漬型冷却装置。
JP3141193U 1993-06-11 1993-06-11 フィン付チューブ浸漬型冷却装置 Pending JPH072959U (ja)

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