JPH07295674A - 情報流通装置および方法 - Google Patents

情報流通装置および方法

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JPH07295674A
JPH07295674A JP6090843A JP9084394A JPH07295674A JP H07295674 A JPH07295674 A JP H07295674A JP 6090843 A JP6090843 A JP 6090843A JP 9084394 A JP9084394 A JP 9084394A JP H07295674 A JPH07295674 A JP H07295674A
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敦 寺内
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敦 金井
Nobuhisa Miyake
延久 三宅
Kenji Moriyasu
健治 森保
Hironobu Okuyama
浩伸 奥山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有料情報を流通させる際に、情報を読み出す
度に課金を行うような場合にも使用可能であり、かつ通
信回線の傍受などの不正行為に対しても十分な強度を持
つ情報流通装置および方法を提供する。 【構成】 情報提供者5からの有料情報を流通媒体製造
者端末4において暗号化してCD−ROM1に保存し、
該CD−ROM1をユーザに配布し、有料情報の復号化
用鍵を鍵管理センタ3に保存し、ユーザの情報端末2か
らの購入要求により、前記復号化用鍵を情報端末2に送
信し、有料情報に対応した課金を鍵管理センタにて行
い、情報端末2は受信した復号化用鍵を用いて有料情報
を復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報提供者の著作権を
保護しながら、有料および無料情報を流通させるための
情報流通装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータソフトウェアやデー
タベース情報の販売方法として以下のようなものが提案
されている(特開平5−165782号公報参照)。
【0003】この販売システムを利用するユーザは登録
用葉書をセンタに送付することにより予め登録手続きを
済ませておく。このとき各ユーザ毎に一意なパスワード
を受け取る。情報提供者から提供された有料情報を暗号
化して記憶媒体に保存しておき、この記憶媒体は登録済
みユーザに無料配布される。
【0004】ユーザは記憶媒体を検索することにより読
み出したい情報を見つけた場合、オペレーションセンタ
に電話して(電話は自動的に掛けられる)、自分のパス
ワードと読み出し要求をセンタに送信する。センタは送
信されたパスワードを照合し、登録されたパスワードと
一致することを認めた場合にのみ暗号化された情報を解
読するために必要な秘密鍵をユーザに送信する。
【0005】センタでは、同時に、要求のあった情報に
対する情報料を当該ユーザに対して課金する。実際の支
払いはクレジットカードを用いて行われる。ユーザは受
信した秘密鍵を用いて記憶媒体上の情報を復号化して情
報を読み出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、有料情報を暗号化することにより情報の内容を容易
には解読できないため、情報の著作権を保護することは
可能であるが、一度秘密鍵を受け取ると、その鍵で解読
できる情報はその後自由に読み出すことが可能であり、
情報を読み出す毎にユーザに対して料金を課金したい場
合には使用できないという欠点がある。
【0007】また、上記のような場合には、通信回線を
通じて何度も秘密鍵がやり取りされるため、通信回線の
傍受などの不正行為が発生する可能性が十分考えられる
が、秘密鍵を直接通信回線を通じてやり取りする上記の
手法では著作権保護の強度にも問題がある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、有料情報を流通させる際に、
情報を読み出す度に課金を行うような場合にも使用可能
であり、かつ通信回線の傍受などの不正行為に対しても
十分な強度を持つ情報流通装置および方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報流通装置は、情報提供者から提供され
た有料情報を暗号化して記憶媒体に保存し、ユーザに前
記記憶媒体を配布しておき、前記有料情報の復号化用鍵
を保存し、情報端末からの購入要求により、前記復号化
用鍵を前記情報端末に送信し、前記有料情報に対応した
課金を行う鍵管理センタと、受信した前記復号化用鍵を
用いて前記有料情報を復号化する前記情報端末とを有す
る情報流通装置において、予め有料情報の識別番号毎に
別々の秘密鍵K2を用いて暗号化した前記有料情報を記
憶した前記記憶媒体から前記有料情報を読み出し、通信
を行う毎に生成する秘密鍵K1およびユーザが購入を要
求した前記識別番号を、公開鍵K4を用いて暗号化して
前記鍵管理センタへ送信し、前記鍵管理センタから秘密
鍵K1を用いて暗号化した秘密鍵K2を受信したとき、
前記秘密鍵K1が先に生成した秘密鍵K1と一致するこ
とを確認し、確認がとれた場合のみ、前記秘密鍵K2を
秘密鍵K1を用いて復号化し、読み出した前記有料情報
を復号化した秘密鍵K2を用いて復号化する前記情報端
末と、前記情報端末から公開鍵K4を用いて暗号化した
秘密鍵K1および前記識別番号を受信したとき、前記秘
密鍵K1および前記識別番号を、公開鍵K4に対応する
秘密鍵K3を用いて復号化し、予め通知された前記識別
番号と秘密鍵K2の対応を参照して、復号化した識別番
号に対応する秘密鍵K2を検索し、復号化した秘密鍵K
1を用いて、検索した秘密鍵K2を暗号化して前記情報
端末に送信し、暗号化した秘密鍵K2の送信毎に前記識
別番号別に定められた情報料を課金する前記鍵管理セン
タとを有することを要旨とする。
【0010】また、本発明の情報流通方法は、情報提供
者から提供された有料情報を暗号化して記憶媒体に保存
し、ユーザに前記記憶媒体を配布しておき、鍵管理セン
タが前記有料情報の復号化用鍵を保存し、情報端末から
の購入要求により、前記復号化用鍵を前記情報端末に送
信し、前記有料情報に対応した課金を行い、前記情報端
末が受信した前記復号化用鍵を用いて前記有料情報を復
号化する情報流通方法において、前記情報端末が予め有
料情報の識別番号毎に別々の秘密鍵K2を用いて暗号化
した前記有料情報を記憶した前記記憶媒体から前記有料
情報を読み出し、通信を行う毎に生成する秘密鍵K1お
よびユーザが購入を要求した前記識別番号を、公開鍵K
4を用いて暗号化し、前記鍵管理センタへ送信し、前記
鍵管理センタから秘密鍵K1を用いて暗号化した秘密鍵
K2を受信したとき、前記秘密鍵K1が先に生成した秘
密鍵K1と一致することを確認し、確認がとれた場合の
み、前記秘密鍵K2を秘密鍵K1を用いて復号化し、読
み出した前記有料情報を復号化した秘密鍵K2を用いて
復号化し、前記鍵管理センタが前記情報端末から公開鍵
K4を用いて暗号化した秘密鍵K1および前記識別番号
を受信したとき、前記秘密鍵K1および前記識別番号
を、公開鍵K4に対応する秘密鍵K3を用いて復号化
し、予め通知された前記識別番号と秘密鍵K2の対応を
参照して、復号化した識別番号に対応する秘密鍵K2を
検索し、復号化した秘密鍵K1を用いて、検索した秘密
鍵K2を暗号化して前記情報端末に送信し、暗号化した
秘密鍵K2の送信毎に前記識別番号別に定められた情報
料を課金することを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明の情報流通装置では、情報端末は、別々
の秘密鍵K2を用いて暗号化した有料情報を記憶媒体か
ら読み出し、通信を行う毎に生成する秘密鍵K1および
ユーザが購入を要求した識別番号を公開鍵K4によって
暗号化して鍵管理センタへ送信し、鍵管理センタから秘
密鍵K1を用いて暗号化した秘密鍵K2を受信したと
き、秘密鍵K1が先に生成した秘密鍵K1と一致するこ
とを確認し、確認がとれた場合のみ、秘密鍵K2を秘密
鍵K1によって復号化し、この復号化した秘密鍵K2に
よって前記読み出した有料情報を復号化し、また鍵管理
センタは、情報端末から公開鍵K4を用いて暗号化した
秘密鍵K1および識別番号を受信したとき、秘密鍵K1
および識別番号を、公開鍵K4に対応する秘密鍵K3を
用いて復号化し、予め通知された識別番号と秘密鍵K2
の対応を参照して、復号化した識別番号に対応する秘密
鍵K2を検索し、復号化した秘密鍵K1を用いて、検索
した秘密鍵K2を暗号化して情報端末に送信し、暗号化
した秘密鍵K2の送信毎に識別番号別に定められた情報
料を課金する。
【0012】また、本発明の情報流通方法では、別々の
秘密鍵K2を用いて暗号化した有料情報を記憶媒体から
読み出し、通信を行う毎に生成する秘密鍵K1およびユ
ーザが購入を要求した識別番号を公開鍵K4によって暗
号化して鍵管理センタへ送信し、鍵管理センタから秘密
鍵K1を用いて暗号化した秘密鍵K2を受信したとき、
秘密鍵K1が先に生成した秘密鍵K1と一致することを
確認し、確認がとれた場合のみ、秘密鍵K2を秘密鍵K
1を用いて復号化し、読み出した有料情報を復号化した
秘密鍵K2を用いて復号化し、鍵管理センタが情報端末
から公開鍵K4を用いて暗号化した秘密鍵K1および識
別番号を受信したとき、秘密鍵K1および識別番号を、
公開鍵K4に対応する秘密鍵K3を用いて復号化し、予
め通知された識別番号と秘密鍵K2の対応を参照して、
復号化した識別番号に対応する秘密鍵K2を検索し、復
号化した秘密鍵K1を用いて、検索した秘密鍵K2を暗
号化して情報端末に送信し、暗号化した秘密鍵K2の送
信毎に識別番号別に定められた情報料を課金する。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係わる情報流通装置の
構成を示すブロック図である。同図に示す情報流通装置
は、一例として、有料情報を記憶している記憶媒体とし
てCD−ROM1を使用する場合について示している。
【0014】図1において、ユーザの情報端末2と鍵管
理センタ3とは公衆回線によって接続されている。ま
た、流通媒体製造者端末4と鍵管理センタ3とはLAN
あるいは公衆回線によって接続されている。流通媒体製
造者端末4には情報提供者5から有料情報が提供され
る。
【0015】図2は、図1の情報流通装置に使用されて
いる流通媒体製造者端末4の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、流通媒体製造者端末4は暗号化
部41および流通媒体製造部42を有する。
【0016】暗号化部41はIPと呼ばれる情報提供者
5から受け取った有料情報を有料情報毎に別々の秘密鍵
K2を用いて暗号化する。このとき有料情報は情報提供
者5の決定する単位毎に固有の識別番号Nを付与する。
情報の識別番号と秘密鍵との対応を示す情報は鍵管理セ
ンタが管理する。
【0017】流通媒体製造部42は暗号化部41の出力
である暗号化された有料情報および前記鍵管理センタ3
によって生成された公開鍵K4を1枚のCD−ROM1
に保存する。
【0018】図3は、図1の情報流通装置に使用されて
いる鍵管理センタ3のプログラムによって構成される機
能構成を示すブロック図である。図3に示す鍵管理セン
タ3は、秘密鍵生成部31、復号化部32、秘密鍵検索
部33、秘密鍵保存部34、暗号化部35、および課金
額計算部36を有する。なお、図中のE(X,Y)の記
号は、鍵Yを用いてXを暗号化した信号を表すものとす
る。
【0019】秘密鍵生成部31は、公開鍵K4および対
応する秘密鍵K3を生成し、公開鍵K4は流通媒体製造
者端末4の流通媒体製造部42に送られ、秘密鍵K3は
復号化部32に供給される。復号化部32は、ユーザの
情報端末2から受信した情報の識別番号Nおよび秘密鍵
K1を秘密鍵K3によって復号化する。
【0020】秘密鍵検索部33は、復号化部32の出力
である識別番号Nに対応する秘密鍵K2を後述のように
検索する。秘密鍵保存部34は流通媒体製造者端末4か
ら受け取った識別番号Nと秘密鍵K2の対応情報を保存
する。秘密鍵検索部33は、この対応情報から秘密鍵K
2を得る。暗号化部53は、秘密鍵検索部33によって
得られた秘密鍵K2を復号化部32からの秘密鍵K1に
よって暗号化して、課金額計算部36を介して公衆回線
を通じてユーザの情報端末2に送信する。
【0021】課金額計算部36は、暗号化部35から送
信された信号を受信する度に、選択された有料情報に対
する情報料を課金する。
【0022】図4は、ユーザの情報端末2の構成を示す
ブロック図である。該情報端末2は、秘密鍵生成部2
1、暗号化部22、復号化部23、情報読み取り部2
4、CD−ROMシステム25を有する。
【0023】秘密鍵生成部21は、鍵管理センタ3への
通信が起こる度に秘密鍵K1を1つ生成する。暗号化部
22は秘密鍵生成部21によって生成された秘密鍵K1
とユーザにより指定された情報の識別番号NをCD−R
OM1に焼き付けられた公開鍵K4により暗号化する。
復号化部23は鍵管理センタ3から公衆回線を通じて受
信した識別番号Nに対応するCD−ROM上の有料情報
を復号するための秘密鍵K2を秘密鍵生成部21により
生成された秘密鍵K1によって復号化する。情報読み取
り部24は復号化部23により得られた秘密鍵K2を用
いてCD−ROM1から当該有料情報を読み出す。
【0024】次に、有料情報の購入手順に関するシーケ
ンス図である図5およびフローチャートである図6を参
照して図1の情報流通装置の作用を説明する。なお、図
6において、矩形のボックスの左上隅に黒い三角マーク
がある処理は鍵管理センタ3における処理であり、黒い
三角マークのないボックスの処理は情報端末2における
処理である。
【0025】まず、情報提供者(IP)5は販売したい
情報をCD−ROM製造者、すなわち流通媒体製造者に
渡す。流通媒体製造者は情報提供者5から受け取った有
料情報を適当な単位に分割して、IDをつける。IDを
付加された各単位毎に、有料情報を別々の鍵によって暗
号化して、購入した有料情報の単位をユーザが選択する
ために起動する販売案内プログラムと一緒にCD−RO
M1上に保存する。
【0026】流通媒体製造者は同時に有料情報の単位毎
のIDNと鍵K2との対応表を作成する(実際には鍵は
複数個あるが、便宜上K2で代表させて表示する)。こ
のようにして作成されたCD−ROM1を市場に流通さ
せ、対応表は鍵管理センタ3に送る。
【0027】次に、有料情報の購入処理のうち、まず情
報端末2側の処理について説明する。
【0028】上述した手順によって生成されたCD−R
OM1を購入したユーザは、該CD−ROM1をユーザ
が所有する情報端末2中のCD−ROMシステム25に
装着する(図5のステップ501/図6のステップ60
1)。そして、ユーザはCD−ROM1上に保存された
販売案内プログラムを起動して購入する有料情報を選択
する(内部的には、有料情報のIDが選択される)(ス
テップ502,503/ステップ602,603)。
【0029】ユーザによって有料情報が選択されると、
情報端末2はモデムを介して鍵管理センタ3に公衆回線
を通じて接続する(ステップ504/ステップ60
4)。接続終了後、情報端末2の秘密鍵生成部21は秘
密鍵K1を生成する(ステップ505/ステップ60
6)。
【0030】また、情報端末2の暗号化部22は秘密鍵
K1と選択された有料情報のID(N)をCD−ROM
1上に保存されている公開鍵K4により暗号化して鍵管
理センタ3に送信する(ステップ605,607)。
【0031】次に、有料情報の購入処理のうち、鍵管理
センタ3の処理について説明する。まず、鍵管理センタ
3の復号化部32は、情報端末2から受信した電文を秘
密鍵生成部31によって生成された秘密鍵K3によって
復号化する(ステップ507,508/ステップ60
8,609)。秘密鍵検索部33は復号化部32の出力
の1つである有料情報IDのNをキーにして秘密鍵保存
部34からNに対応する秘密鍵K2を探索する(ステッ
プ509/ステップ610)。
【0032】この場合、通信異常による信号の歪みによ
りNの値が正しく再現できず、対応する秘密鍵K2が求
まらない場合は、以降の処理を中止する(ステップ61
6)。
【0033】暗号化部35は秘密鍵検索部33の出力K
2を復号化部32の出力K1で暗号化し、課金額計算部
36を介して情報端末2に送信する(ステップ510/
ステップ611)。
【0034】暗号化部35で送信された信号を課金額計
算部36が受信することにより選択された有料情報に対
する情報料が課金される(ステップ511/ステップ6
12)。
【0035】また、有料情報の購入処理のうち、情報端
末2側の処理について説明する。まず、情報端末2の復
号化部23は鍵管理センタ3から受信した信号を秘密鍵
生成部21の出力K1で復号化する(ステップ513/
ステップ613)。ここにおいて、先に秘密鍵生成部2
1により生成した秘密鍵K1とここで復号化したK1と
一致するか否かもチェックし、もし不一致ならばなんら
かの不正があるものとして以降の処理を中止する(ステ
ップ617)。
【0036】情報端末2の情報読み取り部24はCD−
ROMシステム25から暗号化された有料情報を読み出
し、復号化部23の出力である秘密鍵K2で復号化し、
有料情報を画面上に表示する(ステップ514/ステッ
プ614,615)。
【0037】本実施例においては、有料情報の記憶媒体
はCD−ROMを想定したが、磁気ディスクやDAT等
のランダムアクセスが可能な記憶媒体も利用可能であ
る。また、有料情報は、文字情報に限定することなく静
止画、動画、音声等の情報も含めることができるもので
ある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装着された記憶媒体上の情報は暗号化されている上、受
信した秘密鍵K1と送信した秘密鍵K1とを比較して一
致した場合のみ復号鍵K2を用いて情報を解読すること
ができるため、記憶媒体上の情報を読むことは非常に困
難であるとともに、また通信回線上で送受される情報が
暗号化されているため、回線の傍受が困難であり、回線
上の情報が解読されたとしても、通信の度に変化する秘
密鍵K1を用いているので、媒体上の情報を読み出すこ
とはできない。更に、有料情報を流通させる際に、情報
を読み出す度に課金を行うような場合にも使用可能であ
り、かつ通信回線の傍受などの不正行為に対しても著作
権をほぼ完全に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる情報流通装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の情報流通装置に使用されている流通媒体
製造者端末の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の情報流通装置に使用されている鍵管理セ
ンタのプログラムによって構成される機能構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1の情報流通装置に使用されているユーザの
情報端末の構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示す情報流通装置の作用を示すシーケン
ス図である。
【図6】図1に示す情報流通装置の作用を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 CD−ROM 2 情報端末 3 鍵管理センタ 4 流通媒体製造者端末 5 情報提供者 21,31 秘密鍵生成部 22,35,41 暗号化部 23,32 復号化部 24 情報読み取り部 33 秘密鍵検索部 42 流通媒体製造部
フロントページの続き (72)発明者 森保 健治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 奥山 浩伸 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供者から提供された有料情報を暗
    号化して記憶媒体に保存し、ユーザに前記記憶媒体を配
    布しておき、前記有料情報の復号化用鍵を保存し、情報
    端末からの購入要求により、前記復号化用鍵を前記情報
    端末に送信し、前記有料情報に対応した課金を行う鍵管
    理センタと、受信した前記復号化用鍵を用いて前記有料
    情報を復号化する前記情報端末とを有する情報流通装置
    において、 予め有料情報の識別番号毎に別々の秘密鍵K2を用いて
    暗号化した前記有料情報を記憶した前記記憶媒体から前
    記有料情報を読み出し、通信を行う毎に生成する秘密鍵
    K1およびユーザが購入を要求した前記識別番号を、公
    開鍵K4を用いて暗号化して前記鍵管理センタへ送信
    し、前記鍵管理センタから秘密鍵K1を用いて暗号化し
    た秘密鍵K2を受信したとき、前記秘密鍵K1が先に生
    成した秘密鍵K1と一致することを確認し、確認がとれ
    た場合のみ、前記秘密鍵K2を秘密鍵K1を用いて復号
    化し、読み出した前記有料情報を復号化した秘密鍵K2
    を用いて復号化する前記情報端末と、 前記情報端末から公開鍵K4を用いて暗号化した秘密鍵
    K1および前記識別番号を受信したとき、前記秘密鍵K
    1および前記識別番号を、公開鍵K4に対応する秘密鍵
    K3を用いて復号化し、予め通知された前記識別番号と
    秘密鍵K2の対応を参照して、復号化した識別番号に対
    応する秘密鍵K2を検索し、復号化した秘密鍵K1を用
    いて、検索した秘密鍵K2を暗号化して前記情報端末に
    送信し、暗号化した秘密鍵K2の送信毎に前記識別番号
    別に定められた情報料を課金する前記鍵管理センタとを
    有することを特徴とする情報流通装置。
  2. 【請求項2】 情報提供者から提供された有料情報を暗
    号化して記憶媒体に保存し、ユーザに前記記憶媒体を配
    布しておき、鍵管理センタが前記有料情報の復号化用鍵
    を保存し、情報端末からの購入要求により、前記復号化
    用鍵を前記情報端末に送信し、前記有料情報に対応した
    課金を行い、前記情報端末が受信した前記復号化用鍵を
    用いて前記有料情報を復号化する情報流通方法におい
    て、 前記情報端末が予め有料情報の識別番号毎に別々の秘密
    鍵K2を用いて暗号化した前記有料情報を記憶した前記
    記憶媒体から前記有料情報を読み出し、通信を行う毎に
    生成する秘密鍵K1およびユーザが購入を要求した前記
    識別番号を、公開鍵K4を用いて暗号化し、前記鍵管理
    センタへ送信し、前記鍵管理センタから秘密鍵K1を用
    いて暗号化した秘密鍵K2を受信したとき、前記秘密鍵
    K1が先に生成した秘密鍵K1と一致することを確認
    し、確認がとれた場合のみ、前記秘密鍵K2を秘密鍵K
    1を用いて復号化し、読み出した前記有料情報を復号化
    した秘密鍵K2を用いて復号化し、 前記鍵管理センタが前記情報端末から公開鍵K4を用い
    て暗号化した秘密鍵K1および前記識別番号を受信した
    とき、前記秘密鍵K1および前記識別番号を、公開鍵K
    4に対応する秘密鍵K3を用いて復号化し、予め通知さ
    れた前記識別番号と秘密鍵K2の対応を参照して、復号
    化した識別番号に対応する秘密鍵K2を検索し、復号化
    した秘密鍵K1を用いて、検索した秘密鍵K2を暗号化
    して前記情報端末に送信し、暗号化した秘密鍵K2の送
    信毎に前記識別番号別に定められた情報料を課金するこ
    とを特徴とする情報流通方法。
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Cited By (9)

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