JPH0729179A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH0729179A
JPH0729179A JP20346393A JP20346393A JPH0729179A JP H0729179 A JPH0729179 A JP H0729179A JP 20346393 A JP20346393 A JP 20346393A JP 20346393 A JP20346393 A JP 20346393A JP H0729179 A JPH0729179 A JP H0729179A
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JP
Japan
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light
power
signal
recording
recording medium
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Application number
JP20346393A
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English (en)
Inventor
Takashi Ito
孝 伊藤
Toshio Idei
敏夫 出井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光変調記録による記録装置において、記録時
の強い照射光パワーを常に適正に保つ。記録情報パルス
における再生ビーム光期間が短い場合でも安定したサー
ボ信号を抽出して、サーボ動作を安定化させる。 【構成】 ピックアップ2からディスク1に照射された
光の反射光を、情報列方向に2分割された光検知器3に
受光し、強い照射光に対する光検知器3の出力に基づい
て減算器31と除算器36とにより生成されるPPCN信号
を一定とするように強い照射光のパワーをマイコン制御
する。また、光検知器3の走査後方の受光素子からの出
力に基づいて強い照射光のパワーを制御する。記録時に
再生ビーム光の期間の長さに応じてサーボ信号のサンプ
ルホールド制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に対して光学
的に情報記録を行なう情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来の方式として以下
のものがある。CD(コンパクトディスク)は音声をは
じめとして、各種データを記録する情報記録媒体として
利用されているが、これは再生専用の媒体である。近
年、再生時にはCDと同様に取り扱える情報記録可能媒
体としてCD−Rディスクが提案されている。CD−R
ディスクは記録媒体に強弱2種の光を照射して情報を記
録する、いわゆる光変調方式を用いるものである。
【0003】“Thermal modeling studies of organic
compact disc-writable media”(APPLIED OPTICS/Vol.
31,No.7,pp.909-918/1 March 1992)、 “Laser recordin
g onan overcoated organic dye-binder medium”(APPL
IED OPTICS/Vol.23,No.22,pp.3950-3953/15 November 1
984) 等の文献によれば、CD−Rディスクの構造は、
透明基材の上に有機色素膜を形成し、さらに金の膜を形
成したものとなっている。この構造の記録媒体に光を基
材側より照射することにより、色素膜の温度が急激に上
昇し、色素が化学変化をおこす。変化は高温度部分での
みおこり、光照射がなくなった部分の温度は短時間後に
変化が停止するに充分な低い温度となる。この化学的変
化は形状の変化をもひきおこし、結果としてピットが形
成され、情報が記録される。記録される情報の再生時の
品質は形成されるピット形状に依存しており、その形状
は上記化学的変化を起こさせる高い温度領域の形状に依
存している。そのため、記録に用いる強い照射光のパワ
ーは、再生時の信号品質に強い影響を与える。光パワー
を適切化する方法として、以下に述べる方法が採用され
ている。
【0004】図17は従来の情報記録装置を示すブロック
回路図である。図において、1は記録媒体であるCD−
Rディスク(以下、「ディスク」と称する)で、収束光
の照射目標に供される案内溝がほぼ一定波長で蛇行(ウ
ォブリング)し、その波長の変化として、分、秒、フレ
ーム番号(フレーム番号は秒の単位を75に等分した0か
ら74の整数)が順次更新される時間情報、記録光パワー
の目安値(Recommended Optimum Recording Power 、以
下、「RORP」と称する)等がタイムコード信号(Ab
solute Time in Pregroove、以下、「ATIP信号」と
称する)としてあらかじめ記録されている。
【0005】2はディスク1に収束光を照射し情報の記
録/再生を行うピックアップ、3はディスク1からの反
射光を電気信号(電流)に変換する光検知器、4は光検
知器3からの電流を総反射光量に対応した信号(High F
requency Signal 、以下、「HF信号」と称する)、ト
ラッキング制御信号(Trucking Error Signal 、以下、
「TE信号」と称する)、焦点制御信号(Focus Error
Signal、以下、「FE信号」と称する)に変換するヘッ
ドアンプ、5はヘッドアンプ4からのHF信号を2値判
別する比較器、6は比較器5の出力信号のデューティを
検出する判別器、7は記録時のピックアップ2からの強
い出射光パワーを制御するパワー制御器、8はマイクロ
コンピュータ(以下、「マイコン」と称する)、9はヘ
ッドアンプ4からのTE信号からATIP信号の時間情
報を分離するデコーダ、10は記録すべきディジタル情報
を出力する情報源、11は情報源10からのディジタル信号
を一時蓄えておくメモリ、12はメモリ11に蓄えられる情
報に誤り制御符号を付加して記録情報とする誤り制御回
路である。13は変調器で、メモリ11から記録情報を読み
出し、記録/再生に適した信号形態に変換した記録信号
(EFM信号)をピックアップ2に出力する。14はディ
スク1を回転させるモータ、15はATIP信号をもとに
ディスク1が一定線速度で回転するようにモータ14の回
転速度を制御する速度制御器である。16はFE信号,T
E信号をもとにピックアップ2を制御するサーボ回路
で、収束光がディスク1の案内溝を追跡するようにピッ
クアップ2を制御する。
【0006】図18はヘッドアンプ4の内部構成を示すブ
ロック回路図である。図において、光検知器3はA,
B,C,Dの4個の光電変換器(受光素子)からなり、
光電変換器A,DとB,Cとを分割する線はディスク1
の案内溝に対し平行に、光電変換器A,BとC,Dとを
分割する線はディスク1の案内溝に対し直角にそれぞれ
配置されている。各光電変換器A,B,C,Dからの電
流は各々IV変換器(電流−電圧変換器)20, 21,22,
23にて電圧に変換される。24は加算器であり、IV変換
器20, 21,22,23からの信号を加算し、光検知器3に入
射されるディスク1からの反射光量に相当するHF信号
を出力する。25,26は加減算器であり、トラッキング制
御用TE信号、焦点制御用FE信号を出力する。
【0007】次に動作について説明する。記録の第1段
階として記録光パワーを設定する。設定は以下のステッ
プにより行われる。 (1)マイコン8の指令によりピックアップ2をディス
ク1の記録可能領域の内周部に移動し、ディスク1を再
生してデコーダ9にてATIP信号からRORPの値を
読み出し、マイコン8が記憶する。 (2)マイコン8で記憶されたRORPの値を第1の記
録信号パワーとしてマイコン8はパワー制御器7を制御
して記録光パワーを設定する。 (3)第1の記録信号パワーでディスク1に短時間記録
する。 (4)上記短時間記録された信号を再生して、再生信号
波形の対称性を判別器6において測定することにより記
録パワーが適正であるか否かを判別し、判別結果をマイ
コン8に対して出力する。 (5)記録パワーが適正である場合には第2段階に進
み、記録パワーの変更が必要な場合には記録パワーを変
更し、再度信号を短時間記録し再生する。
【0008】第1段階にて記録パワーが決まると、ピッ
クアップ2を所定の記録開始位置に移動させ、上記記録
パワーにより記録を開始する。以上のようにして、情報
がディスク1に記録開始されるのである。
【0009】光学的に情報の記録を行う情報記録装置
は、非接触で記録媒体に記録するため、フォーカスある
いはトラッキング等のサーボを必要とする。このサーボ
のためのエラー信号生成方式については種々の方式が提
案されているが、たとえばトラッキング制御信号を検出
する方式として特公昭64−1856号公報に開示されている
ものがあった。
【0010】このような情報記録装置において用いるデ
ィスクの一例として、図19に示すものがある。図19にお
いて、ディスク1は、保護層52,反射層53,プリグルー
ブ54及び基板55の各層からなる。プリグルーブ54は、デ
ィスク1にあらかじめスパイラル状(あるいは同心円
状)に形成されている。
【0011】記録時には、単一のレーザビーム光を記録
ビーム光と再生ビーム光とに交互に切換え、再生ビーム
光によってプリグルーブ54をトラッキングしながら記録
ビーム光によってこのプリグルーブ54に記録情報に応じ
てピットを形成することによって情報の記録を行う。ま
た、記録した情報の再生時には、ピットを形成したプリ
グルーブ54を再生ビームのみでトラッキングしながらピ
ットを検出することにより、記録した情報を再生する。
【0012】従来、図19に示すようなディスク1を記録
媒体とする情報記録装置として、図20に示すものがあ
る。図20において、61は光学ヘッドで、半導体レーザ光
を発振するレーザ発振器62,ビームスプリッタ63,λ/
4板64,ミラー65,対物レンズ66及び2分割光検知器67
等で構成される。
【0013】すなわち、レーザ発振器62からの出力ビー
ム光は、レーザドライバ68によって再生ビーム光と記録
ビーム光との2つのビームパワーに切換られるようにな
っている。レーザ発振器62からの出力ビーム光は、ビー
ムスプリッタ63,λ/4板64及び対物レンズ66を介して
前述したディスク1上に結像され、その反射光は対物レ
ンズ66,λ/4板64及びビームスプリッタ63を介して2
分割光検知器67へ導かれ、電気信号に変換されるように
なっている。2分割光検知器67は、ディスク1の半径方
向に対応して受光面が半円状の一対の受光素子67a, 67b
を並設し、その各受光素子67a, 67bで形成される略円状
の受光面の中心にこの反射光が結像する。
【0014】レーザドライバ68にはAND回路69の出力
が供給され、このAND回路69には記録情報パルス及び
モード切換信号がそれぞれ供給される。このモード切換
信号は、記録モードか再生モードかを切換えるための信
号であり、例えば記録モードのときは“1”、再生モー
ドのときは“0”となる。
【0015】受光素子67a, 67bの各出力は、それぞれサ
ンプルホールド回路70a, 70bに供給される。サンプルホ
ールド回路70a, 70bは前記記録情報パルスが“0”の期
間に入力をサンプリングし、“1”の期間にその直前の
信号(電位)をホールドする。サンプルホールド回路70
a, 70bの各出力は、それぞれアナログスイッチ71a, 71b
のR側を介して差動アンプ72に供給され、この差動アン
プ72には受光素子67a,67bの各出力が、アナログスイッ
チ71a, 71bのP側を介してそれぞれ供給される。アナロ
グスイッチ71a, 71bは前記モード切換信号に応じて切換
動作し、記録モード時はR側に、再生モード時はP側に
閉じるようになっている。
【0016】次に、従来例の動作を説明する。まず、情
報を記録する記録モードの場合、モード切換信号が
“0”信号となり、これによりアナログスイッチ71a, 7
1bはそれぞれR側に閉じるとともに、AND回路69はゲ
ートが開かれ、記録情報パルスがそのまま導通する。こ
の状態で光学ヘッド61からディスク1に向けてレーザ発
振器62から再生ビーム光を出力させ、それを対物レンズ
66によってディスク1上に結像させる。このとき、光デ
ィスク51は所定の速度で回転しており、再生ビーム光に
よるディスク1上のプリグルーブ54からの反射光は2分
割光検知器67へ導かれて、ここで光電変換されて電気信
号となり、受光素子67a, 67bからそれぞれ出力される。
【0017】図21は、従来の情報記録装置における記録
情報パルスと、受光素子67a または67b の出力及びサン
プルホールド制御信号を示したタイミング図である。い
ま、所定のタイミングでAND回路69に図21(a)に示
すような記録情報パルスが印加されると、そのパルスは
レーザドライバ68に供給される。すると、レーザドライ
バ68は、上記記録情報パルスが供給されたとき、そのパ
ルス期間のみレーザ発振器62の出力ビーム光を記録ビー
ムに切換えることにより、プリグルーブ54にピットを形
成する。このとき、上記記録ビーム光によるディスク1
からの反射光の再生信号が、図21(b)に示すRの期間
において大きなパルスとなって発生する。しかし、この
とき、サンプルホールド回路70a, 70bにも記録情報パル
スが印加されるので、サンプルホールド回路70a, 70bは
そのパルスが再生ビーム光に相当する期間のみサンプリ
ングホールドが行われ、図21(b)のPの期間の再生信
号を保持する。これによりサンプルホールド回路70a, 7
0bの各出力信号は、記録ビーム光の反射光による信号成
分が完全に除去されたものとなる。
【0018】サンプルホールド回路70a, 70bの各出力信
号は、それぞれアナログスイッチ71a, 71bを介して差動
アンプ72へ供給される。差動アンプ72は、アナログスイ
ッチ71a, 71bの出力の差分をとってトラッキング制御信
号を生成し、出力する。
【0019】次に、記録した情報を再生する再生モード
の場合、モード切換信号が“0”となり、AND回路69
はゲートを閉じられるとともに、アナログスイッチ71a,
71bはそれぞれP側に閉じる。これにより、受光素子67
a, 67bの各出力信号がアナログスイッチ71a, 71bを介し
て直接差動アンプ72へそれぞれ供給されるようになり、
前述した記録モードの場合と同様な動作を経て差動アン
プ72からトラッキング制御信号が得られる。再生モード
時は、記録モード時のように記録ビーム光による反射光
の再生信号は発生しないので、サンプルホールド回路70
a, 70bを用いなくても記録モードと同様に安定したトラ
ッキング制御信号が得られる。
【0020】以上のように、特公昭64−1856号公報に開
示された装置によれば、記録情報パルス期間以外のビー
ム光の反射による再生信号のみを検出するので、記録ビ
ーム光の反射による再生信号は除去され、記録ビーム光
の大きさに関係なく一定のゲインでトラッキング制御信
号を検出することができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図17
に示す従来のCD−Rディスクの情報記録装置において
は、一度記録の光パワーが設定され、記録が開始される
と、記録終了まで一定の光パワーを維持したままであ
る。このため、記録媒体の光パワーに対する応答(感
度)が不均一である場合、時間とともに光の波長が変化
し、これにより光パワーに対する情報記録感度が実質的
に変化してしまう場合等においては、再生時の信号品質
を維持することは困難であるという問題点がある。
【0022】一方、図20に示す特公昭64−1856号公報に
開示された情報記録装置においては、記録時に記録情報
パルスにおいて再生ビーム光の反射による再生信号をそ
の期間の長さにかかわらず検出することを前提としてい
る。しかし、実際には、この期間が十分長い場合だけで
なく、短い期間で記録ビーム光の期間へ移行する場合も
起こりうる。このため、検出期間が短い場合、信号が十
分整定しない状態で検出することになる上、アナログス
イッチの切換動作が、その分頻繁になるので、スイッチ
ングノイズ混入の割合が増加して、生成されるサーボ信
号の信号対雑音比を低下させ、サーボ動作不安定の原因
となるという問題点がある。
【0023】また、サンプルホールド回路の前段のアン
プ回路のゲインを、高パワーである記録ビーム光による
反射光の波形が、サンプルホールド回路の入力ダイナミ
ックレンジを超過しない値に設定するのが一般的であ
る。ところが、サーボ信号生成のために必要なのは低パ
ワーである再生ビーム光による反射光の波形の一部であ
るため、サンプルホールド回路の出力信号の振幅は、出
力ダイナミックレンジに比べてきわめて小さく、サンプ
ルホールドの動作に伴い原理的に重畳される雑音成分
が、信号に対して相対的に大きくなってサーボ信号の信
号対雑音比を低下させ、サーボ動作不安定の原因となる
という問題点がある。
【0024】逆に、サンプルホールド回路の出力におい
て、十分な信号対雑音比を得るために、サンプルホール
ド回路の前段のアンプ回路のゲインを低パワーである再
生ビーム光による反射光の波形の大きさに合わせると、
高パワーである記録ビーム光による反射光の波形がサン
プルホールド回路の入力においてダイナミックレンジを
超過してしまい、信号波形が乱れるだけでなく、回路に
悪影響を及ぼすという問題点がある。
【0025】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたものであり、CD−Rディスク等の記
録媒体に対する記録において、高品位の記録信号を得る
ことができる情報記録装置を提供することを目的とす
る。
【0026】本発明の他の目的は、記録パワー設定後の
記録動作中にディスクの光感度が実質的に変動しても、
再生時の信号品質を維持できる情報記録装置を提供する
ことにある。
【0027】本発明の更に他の目的は、記録時に記録情
報パルスにおいて再生ビーム光の反射による再生信号を
検出するときに、検出期間である再生ビーム光期間が短
い場合が生じても、安定なサーボ信号を得るとともに、
アナログスイッチの切換動作によるスイッチングノイズ
混入の割合を抑え、サーボ信号の信号対雑音比を向上さ
せてサーボ動作を安定化させる情報記録装置を提供する
ことにある。
【0028】本発明の更に他の目的は、サンプルホール
ド回路の出力信号の振幅を出力ダイナミックレンジに比
べて十分な大きさとし、サンプルホールドの動作に伴い
原理的に重畳される雑音成分を信号に対して相対的に低
減させてサーボ信号の信号対雑音比を向上させてサーボ
動作を安定化させる情報記録装置を提供することにあ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】第1発明(請求項1)に
係る情報記録装置は、照射光に対する記録媒体からの反
射光を受2個の受光素子に受ける受光手段と、照射光パ
ワーが強い光に対する受光手段からの信号に基づいて照
射光のパワー制御を行う制御手段と、照射光パワーが弱
い光に対する2個の受光素子の出力信号に基づいて制御
手段による制御を補正する補正手段とを備えたものであ
る。
【0030】第2発明(請求項2)に係る情報記録装置
は、記録媒体上に記録する情報列の延在方向に実質的に
直列的に配置された2個の受光素子に照射光に対する記
録媒体からの反射光を受ける受光手段と、照射光パワー
が強い光に対する2個の受光素子からの信号の差異に基
づいて強い照射光のパワー制御を行う制御手段とを備え
たものである。
【0031】第3発明(請求項3)に係る情報記録装置
は、記録媒体上に記録すべき情報列の延在方向に実質的
に直列に配列された2個の受光素子に照射光に対する記
録媒体からの反射光を受ける受光手段と、この2個の受
光素子のうち、照射光による記録媒体上の状態変化を反
射光として時系列的に遅れて受ける方の受光素子からの
信号に基づいて強い照射光のパワー制御を行なう制御手
段とを備えたものである。
【0032】第4発明(請求項4)に係る情報記録装置
は、記録媒体からの反射光のうち、光走査中心より走査
後方に中心が偏移した成分を受光する受光手段と、受光
手段からの信号に基づいて強い照射光のパワー制御を行
なう制御手段とを備えたものである。
【0033】第5発明(請求項5)に係る情報記録装置
は、強い照射光のパワーの値をあらかじめ設定した範囲
で変化させるパワー可変手段と、記録信号の波形が弱い
照射光のパワーから強い照射光のパワーに遷移し再び弱
い照射光のパワーに戻るまでの期間に対応して得られる
反射光の波形において1時点の瞬時値を保持する瞬時値
保持手段と、強い照射光のパワー可変範囲において、保
持した瞬時値が最小値に対してあらかじめ設定した有意
差以内となる最小のパワーとなるように強い照射光のパ
ワを制御する制御手段とを備えたものである。
【0034】第6発明(請求項6)に係る情報記録装置
は、強い照射光のパワーの値をあらかじめ設定した範囲
で変化させるパワー可変手段と、記録信号の波形が弱い
照射光のパワーから強い照射光のパワーに遷移し再び弱
い照射光のパワーに戻るまでの期間内の1時点における
記録媒体表面の反射率を測定する反射率測定手段と、強
い照射光のパワー可変範囲において、反射率の大きさが
最小値に対してあらかじめ設定した有意差以内となる最
小のパワーとなるように強い照射光のパワーを制御する
制御手段とを備えたものである。
【0035】第7発明(請求項7)に係る情報記録装置
は、記録時に得られる反射光のうち、弱い照射光に基づ
く反射光により得られるサーボ信号を、弱い照射光の照
射期間に応じて選択的に抽出する抽出手段を備えたもの
である。
【0036】第8発明(請求項8)に係る情報記録装置
は、サンプルホールド手段の前段に、強い照射光に基づ
く反射光の波形の一部分が、サンプルホールド手段の入
力ダイナミックレンジを超過する値にゲインを設定した
サーボ信号アンプと、このダイナミックレンジを超過す
る部分の波形をスライスする波形整形手段とを備えたも
のである。
【0037】
【作用】第1発明の情報記録装置にあっては、受光手段
が照射光に対する記録媒体からの反射光を2個の受光素
子に受け、制御手段が強い照射光パワーに対する受光手
段からの信号に基づいて制御を行い、補正手段が弱い照
射光パワーに対する2個の受光素子からの出力信号から
制御手段による制御を補正する。
【0038】第2発明の情報記録装置にあっては、記録
媒体上に記録する情報列の延在方向に実質的に直列的に
配置された2個の受光素子に照射光に対する記録媒体か
らの反射光を受け、制御手段が強い照射光パワーに対す
る2個の受光素子からの信号の差異に基づいて強い照射
光のパワー制御を行う。
【0039】第3発明の情報記録装置にあっては、記録
媒体上に記録すべき情報列の延在方向に実質的に直列に
配列された2個の受光素子が受光した信号のうち、照射
光による記録媒体上の状態変化を反射光として時系列的
に遅れて受ける方の受光素子からの信号に基づいて、強
い照射光のパワーを制御するので、記録パワー設定後の
記録動作中に記録媒体の光感度が実質的に変動しても、
再生時の信号品質が維持される。
【0040】第4発明の情報記録装置にあっては、記録
媒体からの反射光のうち、光走査中心より走査後方に中
心が偏移した成分を受光し、この受光した信号に基づい
て強い照射光のパワーを制御するので、記録パワー設定
後の記録動作中に記録媒体の光感度が実質的に変動して
も、再生時の信号品質が維持される。
【0041】第5発明の情報記録装置にあっては、強い
照射光のパワーをあらかじめ設定した範囲で変化させ、
このパワー可変範囲において、記録信号の波形が弱い照
射光のパワーから強い照射光のパワーに遷移し再び弱い
照射光のパワーに戻るまでの期間に対応して得られる反
射光の波形における1時点の瞬時値が最小値に対してあ
らかじめ設定した有意差内となる最小のパワーとなるよ
うに強い照射光のパワーを制御するので、記録パワー設
定後の記録動作中に記録媒体の光感度が実質的に変動し
ても、再生時の信号品質が維持される。
【0042】第6発明の情報記録装置にあっては、強い
照射光のパワーをあらかじめ設定した範囲で変化させ、
このパワー可変範囲において、記録信号の波形が弱い照
射光のパワーから強い照射光のパワーに遷移し再び弱い
照射光のパワーに戻るまでの期間に対応して得られる反
射光の波形における1時点の記録媒体表面の反射率が最
小値に対してあらかじめ設定した有意差内となる最小の
パワーとなるように強い照射光のパワーを制御するの
で、記録パワー設定後の記録動作中に記録媒体の光感度
が実質的に変動しても、再生時の信号品質が維持され
る。
【0043】第7発明の情報記録装置にあっては、記録
時に記録情報パルスにおいて再生ビーム光の反射による
再生信号を検出するときに、検出期間が短い場合であっ
ても、安定なサーボ信号を得るとともに、アナログスイ
ッチの切換動作によるスイッチングノイズ混入の割合を
抑え、サーボ信号の信号対雑音比を向上させてサーボ動
作を安定化させる。
【0044】第8発明の情報記録装置にあっては、サン
プルホールド手段の出力信号の振幅を出力ダイナミック
レンジに比べて十分な大きさとし、サンプルホールドの
動作に伴い原理的に重畳される雑音成分を信号に対して
相対的に低減させてサーボ信号の信号対雑音比を向上さ
せてサーボ動作を安定化させる。
【0045】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。なお、以下の実施例では、理解
を容易にするために、記録媒体としてCD−Rディスク
を用いた場合を例にとり説明するが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0046】実施例1.図1は実施例1のブロック回路
図、図2は図1におけるヘッドアンプ4の内部構成を示
すブロック回路図であり、図17及び図18と同一部分に
は、それぞれ同一符号を付して説明を省略する。また、
図3は実施例1における信号波形図である。図2におい
て、光電変換器A,BとC,Dとを分割する線はディス
ク1の案内溝に対し直角に配置されている。27, 28はI
V変換器20と21,IV変換器22と23からの信号を加算
し、後で述べる光パワー制御に用いるPPC1信号,P
PC2信号を出力する加算器である。
【0047】図1において、30はパルス発生回路で、変
調器13からのEFM信号から、図3(f),(g)に示
すタイミングでサンプリングパルスSP1,SP2を出
力し、SP1はピックアップ2からの出射光パワーが弱
い場合に対応し、SP2は強い場合に対応する。31は後
述するDG信号に基づいて減算比aが変化し、PPC1
信号とPPC2信号とを減算し、PPC信号を出力する
減算器、32,33はサンプルホールド回路(以下、「S/
H」と称する)で、SP1,SP2に同期してPPC信
号をサンプリングし、パルス消失時には電圧を保持す
る。
【0048】34は比較器で、ピックアップ2からの出射
光パワーが弱い場合に対応するPPC信号値(以下、
「PPCW信号」と称する)であるS/H32の出力の正
負を判別する。35は比率制御器で、SP1に同期して比
較器34の出力の正負判別結果に応じて増減する値をDG
信号として減算器31に出力する。
【0049】S/H33はピックアップ2からの出射光パ
ワーが強い場合に対応するPPC信号値(以下、「PP
CS信号」という)を出力する。36はPPCS信号をマ
イコン8がパワー制御器7に指令する強い照射光の強さ
で割り算を行い、強い照射光の強さでノーマライズされ
たPPCS信号をPPCN信号として出力する除算器で
ある。37は除算器36からのPPCN信号をディジタル形
式に変換し、マイコン8に出力するA/Dコンバータ
(以下、「ADC」と称する)である。
【0050】次に動作について説明する。情報の記録開
始直後までは、前述した従来装置(図17)と同一であ
る。記録中のディスク1からの反射光は、図3(b)に
示す波形のパワーとなる。図において、期間Aではピッ
クアップ2からディスク1への出射光が強くなって直後
よりディスク1の温度が急激に上昇し、光が照射されて
いる領域内においても色素膜の変化が開始され、ディス
ク1からの反射光にもその影響が出始めている。期間B
ではディスク1の温度分布が照射光に対して一定の状態
となっている。期間Cでは出射光のパワーが低下し、光
が照射されている領域においてはほぼ即座に未記録と同
一の状態となっている。
【0051】設定された記録パワーで記録を開始する
と、S/H32, 33は各々SP1,SP2に応じて期間
C,BのPPC信号に相当する電圧をサンプルホールド
する。PPCW信号は、ディスク1に弱い光を照射して
再生する場合に対応するものであり、理想的にはその値
は零である。しかし、光検知器3の中心と光検知器3に
入る反射光の中心とがずれる等の物理的ばらつき等によ
り、期間CにおけるPPC1信号の値とPPC2信号の
値とが同一とはならず、通常は非零であり、この非零量
に対応してPPCS信号に誤差が発生する。
【0052】ここで、図3(c)〜(e)に示すよう
に、期間CにおけるPPC1信号の値がPPC2信号の
値より少し大きく、PPCW信号が少し正の側に偏位し
ていたとする。比較器34は入力信号であるPPCW信号
が正であるので“H”を出力する。比率制御器35は、比
較器34からの“H”と、パルス発生回路30からのSP1
とに応動して減算器31におけるPPC1とPPC2との
減算比率aを低下させる方向に変化するDG信号を出力
する。するとPPCW信号の値は低下し、負に転じる。
これに応動して比較器34は“L”を出力し、比率制御器
35は減算器31における減算比率aを上昇させる。この結
果、減算比率aは、PPCW信号がほぼ零となる値a0
に収斂する。
【0053】PPCS信号は、期間BにおけるPPC1
信号とPPC2信号との減算比率a0 での減算値として
理想的に得られる。ディスク1の光感度が変動すると、
ディスク1の光照射領域における色素膜の状態も変化
し、これに応じてPPCN信号も変化する。PPCN信
号はADC37にてディジタル信号となりマイコン8にて
PPCN信号の値が検出される。マイコン8はあらかじ
め決められた方向に従ってPPCN信号の変化に応じて
パワー制御器7に指令を送り、ディスク1に照射される
強い光のパワーを制御する。
【0054】実施例2.図4は本発明の実施例2のブロ
ック回路図で、図1と同一構成部分には、それぞれ同一
符号を付して説明を省略する。図において、38は減算器
であり、PPC1信号とPPC2信号との差を演算し、
PPC信号を出力する。39は乗算器で、弱い照射光によ
り得られるPPCW信号レベルを強い照射光に対応する
レベルに増幅し、PPCS信号に含まれる前述の誤差成
分を補償するOFS信号を出力する。40は加算器で、P
PC信号とOFS信号とを加算する。
【0055】次に動作について説明する。強い照射光に
対応するPPC信号に含まれる誤差成分は、弱い照射光
に対応するPPC信号に含まれる誤差成分の照射光のパ
ワー比倍に近い値と考えられる。PPCW信号により弱
い照射光に対応するPPC信号に含まれる誤差成分を検
出し、マイコン8からの強い照射光パワーの情報でこの
誤差成分を乗算器39にてパワー比倍してOFS信号を作
成し、PPC信号に加算器40にて加算することにより、
正確なPPCS信号を得ている。
【0056】上記実施例1及び実施例2においては、記
録情報の長さ、即ち、EFM信号の“H”の保持時間と
ディスク1上での対応する長さについてはふれず、これ
ら時間,長さが充分長い場合を暗黙の前提として説明し
た。しかし、実際には図3(b)における期間A+Bが
短く、期間Bが存在しない場合がある。このため、この
ような短い期間におけるSP2の発生を抑制し、動作の
信頼性を向上させることが好ましい。
【0057】上記実施例1または実施例2におけるPP
C信号にかえて、PPC1信号とPPC2信号との比を
PPC信号とし、強い照射光パワーを制御することも可
能である。
【0058】実施例3.図5は実施例3のブロック回路
図、図6は図5におけるヘッドアンプ4の内部構成を示
すブロック回路図であり、図17及び図18と同一部分に
は、それぞれ同一符号を付して説明を省略する。また、
図7は実施例3における信号波形図である。図5におい
て、41はパルス発生回路で、変調器13が出力するEFM
信号から、図7(d)に示すタイミングでサンプリング
パルスSPを発生させる。42はS/Hであり、SPに同
期してPPC信号をサンプリングし、パルス消失時には
電圧を保持する。43はS/H42からのPPCS信号をデ
ィジタル形式に変換し、マイコン8に出力するADCで
ある。
【0059】図6において、光電変換器A,BとC,D
とを分割する線はディスク1の案内溝に対し直角に配置
されているが、A,Bが走査前方、C,Dが走査後方に
相当する。44はIV変換器22と23とからの信号を加算
し、光パワー制御に用いるPPC信号を出力する加算器
である。なお、図6のブロック回路図では、4個の光電
変換器からなる光検知器3を例示しているが、上記C+
Dの成分に相当する1個の光電変換器を用いたものであ
ってもよい。
【0060】次に動作について説明する。情報の記録開
始直後までは前述した従来方式と同一である。記録中の
EFM信号とディスク1からの反射光は図7(a)〜
(c)に示す波形のパワーとなる。図7において、期間
Aではピックアップ2からディスク1への出射光が強く
なって直後よりディスク1の温度が急激に上昇し、光が
照射されている領域内においても色素膜の変化が開始さ
れ、ディスク1からの反射光にもその影響が出始めてい
る。期間Bではディスク1の温度分布が照射光に対して
一定の状態となっている。期間Cでは出射光のパワーが
低下して、光が照射されている領域においてはほぼ即座
に未記録と同一の状態に収束する。
【0061】設定された記録パワーで記録を開始する
と、S/H42はSPに応じて期間Bの電圧をサンプルホ
ールドする。ディスク1の光感度が変動すると、ディス
ク1の光照射領域における色素膜の状態も変化し、PP
C信号は変化する。これにともない、PPCS信号も変
化する。PPCS信号はADC43にてディジタル信号と
なりマイコン8にてPPCS信号の値が検出される。マ
イコン8はあらかじめ決められた制御に従ってPPCS
信号の変化に応じてパワー制御器7に指令を送り、ディ
スク1に照射する強い光のパワーを制御する。
【0062】図8(a)は、上記PPC信号を光電変換
器A,B,C,Dの出力の総和とした場合の光照射パワ
ーとPPCS信号の値とを実測した結果を表す図であ
る。図8(a)において、区間Aでは、照射パワーがデ
ィスク面に顕著な変化を生じさせるには不足であり、反
射光パワーは照射パワー増加にともなって上昇し、PP
CS信号の値は上昇する。区間Bでは、照射パワーにし
たがってディスク面に顕著な変化が生じて反射光パワー
は逆に低下するので、PPCS信号の値は低下してい
く。そして、区間Cでは、ディスク面の変化が飽和して
反射光パワーはふたたび上昇し、PPCS信号の値は上
昇する。このことから、ディスク1への記録に必要十分
な照射パワーは、図8(a)におけるP1の値であると
いうことができる。一方、熱時定数の影響を低減する必
要も考慮して、パワー可変範囲を区間Bから区間Cと
し、この範囲内でPPCS信号の値がその最小値に対し
てあらかじめ設定した有意差以内となる最小のパワーを
最適とすればよく、実測した最適パワーの値と一致す
る。
【0063】図8(b)は、光電変換器A,B,C,D
の出力をA+BとC+Dとに分割し、各々PPC信号と
してサンプルホールドしたときの光照射パワーとPPC
S信号の値とを実測した結果を表す図である。図8
(b)において、区間Aでは、照射パワーがディスク面
に顕著な変化を生じさせるには不足であり、反射光パワ
ーは照射パワー増加にともなって上昇し、PPCS信号
の値は上昇する。区間Bでは、照射パワーにしたがって
ディスク面に顕著な変化が生じ、反射光パワーは逆に低
下するので、PPCS信号の値は低下していく。そし
て、区間Cでは、ディスク面の変化が飽和して反射光パ
ワーはふたたび上昇し、PPCS信号の値は上昇する。
このことから、ディスクへの記録に必要十分な照射パワ
ーは、図8(b)におけるP1の値であるということが
できる。一方、熱時定数の影響を低減する必要も考慮し
て、パワー可変範囲を区間Bから区間Cとし、この範囲
内でPPCS信号の値がその最小値に対してあらかじめ
設定した有意差以内となる最小のパワーを最適とすれば
よく、実測した最適パワーの値と一致する。
【0064】実施例4.図9は本発明の実施例4のブロ
ック回路図である。図9において、図5と同符号は同一
のものを表し、45はPPCS信号をマイコン8がパワー
制御器7に指令する強い照射光の強さで割り算を行い、
反射率をPPCN信号として出力する除算器である。
【0065】次に動作について説明する。設定された記
録パワーで記録を開始すると、S/H42はSPに応じて
期間BのPPC信号に相当する電圧をサンプルホールド
する。ディスク1の光感度が変動すると、ディスク1の
光照射領域における色素膜の状態も変化し、これに応じ
てPPCS信号も変化する。PPCS信号は除算器45に
て強い照射光の強さで除すると反射率を表すPPCN信
号となり、ADC43にてディジタル信号に変換され、マ
イコン8にてPPCN信号の値が検出される。マイコン
8はあらかじめ決められた制御に従ってPPCN信号の
変化に応じてパワー制御器7に指令を送り、ディスク1
に照射する強い光のパワーを制御する。
【0066】図10は、光照射パワーと反射率を表すPP
CN信号の値を実測した結果を表す図である。図10にお
いて、区間Dでは、照射パワー増加にともなってディス
ク面に変化が生じていくので、反射率は低下し、PPC
N信号の値は低下していく。そして、区間Eでは、ディ
スク面の変化が飽和して反射率はほぼ一定となり、PP
CN信号の値も一定となる。このことから、ディスクへ
の記録に必要十分な照射パワーは、図10におけるP2の
値であるということができる。一方、熱時定数の影響を
低減する必要も考慮して、パワー可変範囲区間D〜E内
でPPCN信号の値がその最小値に対してあらかじめ設
定した有意差以内となる最小のパワーを最適とすればよ
く、実測した最適パワーと一致する。
【0067】実施例5.図11は本発明の実施例5を示す
ブロック回路図である。図11において、図20と同符号は
同一部分を表し、73はサンプルホールド制御信号発生回
路、74は遅延回路である。
【0068】次に動作について説明する。サンプルホー
ルド制御信号発生回路73は、記録時に記録情報パルスの
再生ビーム光側のレベルの期間の長さにしたがって、あ
らかじめ設定した一定の長さ以上の場合にのみ、サンプ
ルホールド制御信号75を発生させる。サンプルホールド
制御信号75の発生には、再生ビーム光期間の長さに相当
する時間が必要であり、その分、サンプルホールド制御
信号75は遅延する。このため、遅延回路74により、もと
の記録情報パルスを遅延させてサンプルホールド制御信
号75とタイミングを合わせる。
【0069】図12は、記録情報パルスと、遅延回路74の
出力76と、受光素子67a または67bの出力と、サンプル
ホールド制御信号75との一例を示したタイミング図であ
り、再生ビーム光期間が一定の長さ以上の場合のみ、サ
ンプルホールド制御信号75を発生させる様子を表す。図
12において、Rは記録ビーム光の期間、Pは再生ビーム
光の期間を表す。
【0070】図13は、図11におけるサンプルホールド制
御信号発生回路73の一構成例を示すブロック図である。
図13において、77a, 77b, 77c, 77d及び77e はラッチ回
路、78はOR回路である。この例では記録時の記録情報
パルスの再生ビーム光期間を“0”側とし、再生ビーム
光期間が基準クロック6周期分以上の場合のみ、サンプ
ルホールド制御信号が発生する(“0”となる)構成を
示している。
【0071】実施例6.図14は本発明の実施例6を示す
ブロック回路図である。図14において、図11及び図20と
同符号は同一部分を表し、79a, 79bはアンプ、80a, 80b
は波形整形回路である。
【0072】次に動作について説明する。アンプ79a, 7
9bのゲインは受光素子67a, 67bの各出力波形のうち、後
段のサンプルホールド回路70a, 70bにおいて抽出しよう
とする部分について、最適な値に設定する。このとき、
受光素子67a, 67bが記録ビーム光に基づく反射光を受け
て出力波形が最大振幅に達するときには、サンプルホー
ルド回路70a, 70bの入力ダイナミックレンジを超過する
部分が生じる可能性が高くなるので、波形整形回路80a,
80bでこの入力ダイナミックレンジを超過する部分をス
ライスし、波形が乱れたり、回路に悪影響を及ぼすこと
を防止する。
【0073】図15は、アンプ79a, 79bの出力波形の一部
が、サンプルホールド回路70a, 70bの入力ダイナミック
レンジを超過した部分を、波形整形回路80a, 80bにおい
て、スライスする様子を入出力波形として示した波形図
である。図15において、Rは記録ビーム光の期間、Pは
再生ビーム光の期間を表す。
【0074】図16は、図14における波形整形回路80a, 8
0bの一構成例を示した回路図である。図16において、81
は抵抗器、82はダイオード、83は基準電圧源である。
【0075】なお、上記実施例5,6においては、トラ
ッキング制御信号の検出を一例として示したが、トラッ
キング制御信号の他、フォーカス制御信号のように複数
の成分に分割した光検知器で反射光を受けて各成分を加
減算して得られる制御信号の検出であれば何にでも適用
できる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、照射
光に対する記録媒体からの反射光を2個の受光素子に受
け、少なくとも2種の照射光パワーの内の強い照射光パ
ワーに対する受光手段からの信号に基づいて照射光パワ
ーを制御し、弱い照射光パワーに対する2個の受光素子
からの出力信号かに基づいてこの制御を補正するので、
記録信号の品質を維持できる情報記録装置が得られる。
【0077】第2発明によれば、記録媒体上に記録する
情報列の延在方向に実質的に直列的に配置された2個の
受光素子に照射光に対する記録媒体からの反射光を受
け、少なくとも2種の照射光パワーの内の強い照射光パ
ワーに対する2個の受光素子からの信号の差異に基づい
て強い照射光のパワー制御を行うので、記録信号の品質
を維持できる情報記録装置が得られる。
【0078】第3発明によれば、記録媒体上に記録すべ
き情報列の延在方向に実質的に直列に配列された2個の
受光素子が受光した信号のうち、照射光による記録媒体
上の状態変化を反射光として時系列的に遅れて受ける方
の受光素子からの信号に基づいて強い照射光のパワー制
御を行なうので、記録パワー設定後の記録動作中に記録
媒体の光感度が実質的に変動しても、再生時の信号品質
を維持できる。
【0079】第4発明によれば、記録媒体からの反射光
のうち、光走査中心より走査後方に中心が偏移した成分
を受光し、この受光した信号に基づいて強い照射光のパ
ワー制御を行なうので、記録パワー設定後の記録動作中
に記録媒体の光感度が実質的に変動しても、再生時の信
号品質を維持できる。
【0080】第5発明によれば、強い照射光のパワーを
あらかじめ設定した範囲で変化させ、このパワー可変範
囲において、記録信号の波形が弱い照射光のパワーから
強い照射光のパワーに遷移し再び弱い照射光のパワーに
戻るまでの期間に対応して得られる反射光の波形におけ
る1時点の瞬時値が最小値に対してあらかじめ設定した
有意差内となる最小のパワーとなるように、強い照射光
のパワー制御を行なうので、記録パワー設定後の記録動
作中に記録媒体の光感度が実質的に変動しても、再生時
の信号品質を維持できる。
【0081】第6発明によれば、強い照射光のパワーを
あらかじめ設定した範囲で変化させ、このパワー可変範
囲において、記録信号の波形が弱い照射光のパワーから
強い照射光のパワーに遷移し再び弱い照射光のパワーに
戻るまでの期間に対応して得られる反射光の波形におけ
る1時点の盤面の反射率が最小値に対してあらかじめ設
定した有意差内となる最小のパワーとなるように、強い
照射光のパワー制御を行なうので、記録パワー設定後の
記録動作中に記録媒体の光感度が実質的に変動しても、
再生時の信号品質を維持できる。
【0082】第7発明によれば、記録時に得られる反射
光のうち、弱い照射光に基づく反射光により得られるサ
ーボ信号を、弱い照射光の照射期間に応じて選択的に抽
出するので、記録時に再生ビーム光の反射による再生信
号を検出するときに、検出期間が短い場合であっても、
安定なサーボ信号を得ることができるとともに、アナロ
グスイッチの切換動作によるスイッチングノイズ混入の
割合を抑え、サーボ信号の信号対雑音比を向上させてサ
ーボ動作を安定化できる。
【0083】第8発明によれば、記録時に、強い照射光
に基づく反射光の波形の一部分がサンプルホールド回路
の入力ダイナミックレンジを超過する値にゲインを設定
したサーボ信号アンプでサーボ信号を増幅し、このダイ
ナミックレンジを超過する部分の波形をスライスするの
で、サンプルホールド回路の入力ダイナミックレンジを
超過することなくサンプルホールド回路の出力信号の振
幅を出力ダイナミックレンジに比べて十分な大きさとし
て、サンプルホールドの動作に伴い原理的に重畳される
雑音成分を信号に対して相対的に低減させ、サーボ信号
の信号対雑音比を向上させてサーボ動作を安定化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の情報記録装置のブロック回
路図である。
【図2】実施例1の情報記録装置におけるヘッドアンプ
の内部構成を示すブロック回路図である。
【図3】実施例1の情報記録装置の波形図である。
【図4】本発明の実施例2の情報記録装置のブロック回
路図である。
【図5】本発明の実施例3の情報記録装置のブロック回
路図である。
【図6】実施例3の情報記録装置におけるヘッドアンプ
の内部構成を示すブロック回路図である。
【図7】実施例3の情報記録装置の波形図である。
【図8】実施例3の光照射パワーとPPCS信号との関
係を表す図である。
【図9】本発明の実施例4の情報記録装置のブロック回
路図である。
【図10】実施例4の光照射パワーとPPCN信号との
関係を表す図である。
【図11】本発明の実施例5の情報記録装置におけるト
ラッキング制御信号生成回路を示すブロック回路図であ
る。
【図12】実施例5における記録情報パルスと、2分割
光検知器の出力と、遅延回路の出力と、サンプルホール
ド制御信号とを示したタイミング図である。
【図13】実施例5におけるサンプルホールド制御信号
発生回路の一構成例を示すブロック回路図である。
【図14】本発明の実施例6の情報記録装置におけるト
ラッキング制御信号生成回路を示すブロック回路図であ
る。
【図15】実施例6におけるアンプの出力波形の一部が
サンプルホールド回路の入力ダイナミックレンジを超過
した場合に波形整形回路によってこの超過した部分をス
ライスする様子を示した波形図である。
【図16】実施例6における波形整形回路の一構成例を
示した回路図である。
【図17】従来の情報記録装置のブロック回路図であ
る。
【図18】図17に示す情報記録装置におけるヘッドアン
プの内部構成を示すブロック回路図である。
【図19】情報記録装置において用いるディスクの断面
図である。
【図20】従来の情報記録装置におけるトラッキング制
御信号生成回路を表すブロック図である。
【図21】従来の情報記録装置における記録情報パルス
と2分割光検知器の出力波形とを表すタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 CD−Rディスク(記録媒体) 2 ピックアップ 3 光検知器 4 ヘッドアンプ 5 比較器 6 判別器 7 パワー制御器 8 マイクロコンピュータ 9 デコーダ 10 情報源 11 メモリ 12 誤り制御回路 13 変調器 14 モータ 15 速度制御器 16 サーボ回路 20, 21, 22, 23 IV変換器 24 加算器 25, 26 加減算器 27, 28 加算器 30 パルス発生回路 31 減算器 32, 33 サンプルホールド回路 34 比較器 35 比率制御器 36 除算器 37 A/Dコンバータ 38 減算器 39 乗算器 40 加算器 41 パルス発生回路 42 サンプルホールド回路 43 A/Dコンバータ 44 加算器 45 除算器 61 光学ヘッド 67 2分割光検知器 67a, 67b 受光素子 69 AND回路 70a, 70b サンプルホールド回路 72 差動アンプ 73 サンプルホールド制御信号発生回路 74 遅延回路 79a, 79b アンプ 80a, 80b 波形整形回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録する情報記録装置に
    おいて、照射光に対する記録媒体からの反射光を受光す
    る2個の受光素子を有する受光手段と、少なくとも2種
    の照射光パワーの内の強い照射光パワーに対する前記受
    光手段からの信号に基づいて照射光パワーを制御する制
    御手段と、弱い照射光パワーに対する前記2個の受光素
    子の出力信号から前記制御手段による制御を補正する補
    正手段とを備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録する情報記録装置に
    おいて、記録媒体上に記録すべき情報列の延在方向に実
    質的に直列に配置された2個の受光素子に照射光に対す
    る記録媒体からの反射光を受ける受光手段と、少なくと
    も2種の照射光パワーのうちの強い照射光パワーに対す
    る前記2個の受光素子からの信号の差異に基づいて強い
    照射光のパワー制御を行う制御手段とを備えることを特
    徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録する情報記録装置に
    おいて、記録媒体上に記録すべき情報列の延在方向に実
    質的に直列に配列された2個の受光素子を有する受光手
    段と、この2個の受光素子のうち、照射光による記録媒
    体上の状態変化を反射光として時系列的に遅れて受ける
    方の受光素子からの信号に基づいて、少なくとも2種の
    照射光のうちの強い照射光のパワーを制御する制御手段
    とを備えることを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録する情報記録装置に
    おいて、記録媒体からの反射光のうち、光走査中心より
    走査後方に中心が偏移した成分を受光する受光手段と、
    該受光手段からの信号に基づいて、少なくとも2種の照
    射光のうちの強い照射光のパワーを制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録する情報記録装置に
    おいて、少なくとも2種の照射光のうちの強い照射光の
    パワーの値をあらかじめ設定した範囲で変化させるパワ
    ー可変手段と、記録信号の波形が弱い照射光のパワーか
    ら強い照射光のパワーに遷移し再び弱い照射光のパワー
    に戻るまでの期間に対応して得られる反射光の波形にお
    いて1時点の瞬時値を保持する瞬時値保持手段と、保持
    した瞬時値がその最小値に対してあらかじめ設定した有
    意差以内となる最小のパワーとなるように強い照射光の
    パワーを制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    情報記録装置。
  6. 【請求項6】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録する情報記録装置に
    おいて、少なくとも2種の照射光のうちの強い照射光の
    パワーの値をあらかじめ設定した範囲で変化させるパワ
    ー可変手段と、記録信号の波形が弱い照射光のパワーか
    ら強い照射光のパワーに遷移し再び弱い照射光のパワー
    に戻るまでの期間内の1時点における記録媒体面の反射
    率を測定する反射率測定手段と、この反射率の大きさが
    その最小値に対してあらかじめ設定した有意差以内とな
    る最小のパワーとなるように強い照射光のパワーを制御
    する制御手段とを備えることを特徴とする情報記録装
    置。
  7. 【請求項7】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録し、記録媒体からの
    反射光を複数個に分割された受光面を有する光検知器上
    に集めて光検知器上の各受光面の光強度変化を検出する
    情報記録装置において、記録時に得られる反射光のう
    ち、少なくとも2種の照射光のうちの弱い照射光に基づ
    く反射光により得られるサーボ信号をこの弱い照射光の
    照射期間に応じて選択的に抽出する抽出手段を備えるこ
    とを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】 パワーが異なる複数種の光を記録媒体に
    照射し、その光パワー変化に応じて記録媒体上の状態を
    変化せしめ、記録媒体に情報を記録し、少なくとも2種
    の照射光のうちの弱い照射光に基づく反射光の波形の一
    部分をサンプルホールド手段によりサンプルホールドし
    てサーボ信号を生成する情報記録装置において、前記サ
    ンプルホールド手段の前段に、強い照射光に基づく反射
    光の波形の一部分が前記サンプルホールド手段の入力ダ
    イナミックレンジを超過する値にゲインを設定したサー
    ボ信号アンプと、このダイナミックレンジを超過する部
    分の波形をスライスする波形整形手段とを備えることを
    特徴とする情報記録装置。
JP20346393A 1993-03-12 1993-08-17 情報記録装置 Pending JPH0729179A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003028013A1 (fr) * 2001-09-21 2003-04-03 Tdk Corporation Support d'enregistrement optique multi-niveau, procede de reproduction optique et dispositif de reproduction
WO2003079337A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Nec Corporation Procede d'enregistrement/reproduction de disque optique et appareil d'enregistrement/reproduction l'utilisant

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