JPH07291553A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JPH07291553A
JPH07291553A JP6086954A JP8695494A JPH07291553A JP H07291553 A JPH07291553 A JP H07291553A JP 6086954 A JP6086954 A JP 6086954A JP 8695494 A JP8695494 A JP 8695494A JP H07291553 A JPH07291553 A JP H07291553A
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JP
Japan
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shaft
trolley wire
basket
power supply
receiving means
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Withdrawn
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JP6086954A
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English (en)
Inventor
Teruo Fukunaga
照雄 福長
Kumiko Nakagawa
久美子 中川
Kazuhiro Sato
和浩 佐藤
Shinji Horiguchi
真嗣 堀口
Yoshio Sakai
吉男 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Hitachi Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Hitachi Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シャフト5内を略同じルートに沿って循環移
動するカゴ体15〜19を有するとともに、前記ルート
に沿って設けられた、電源供給用のトロリー線35と、
カゴ体15〜19に設けられ、常にトロリー線35に接
触する受電手段36と、シャフト5側およびカゴ体15
〜19側にそれぞれ設けられ、スペクトル拡散方式で互
いに情報信号をやり取りする無線送受信手段39,40
とを具備する。 【効果】 電源供給用のケーブルおよび情報通信用のケ
ーブルがシャフト5側とカゴ体15〜19側との間にな
いため、これらケーブルの絡まりおよび切断を生じるこ
とは勿論なく、良好に、シャフト5側とカゴ体15〜1
9との情報信号のやり取りおよびカゴ体15〜19への
電源の供給を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として人および荷物
を運搬するエレベータに関し、特に超々高層建物等に用
いて好適なエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータは、シャフト内に、主
として人および荷物を搭載するカゴ体が一つ設けられて
おり、駆動手段でワイヤ等の線状体を走行させること
で、該線状体に連結されたカゴ体を昇降させるようにな
っている。このようなエレベータでは、一つのシャフト
にカゴ体が一つしか設けられないため、多人数を短時間
で輸送する場合には、多数のシャフトを設けなければな
らず、建物内におけるエレベータ用のスペースが多く必
要となってしまうという問題があった。この傾向は建物
が高層になる程大きくなるため、このようなエレベータ
は、超々高層建物等には適さない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、それぞれ独
立してシャフト内を略同じルートに沿って循環移動する
複数のカゴ体を有する循環型のエレベータを考え出し
た。ところで、従来のエレベータは、概略図3に示すよ
うに、一端側に人および荷物を収容するカゴ体51が設
けられ他端側にカウンターウエイト52が設けられたワ
イヤ53を、シャフト54の上部に設けられたエレベー
タ機械室55内の巻上げ機56で走行させてカゴ体51
をシャフト54内で昇降させるようになっており、カゴ
体51との制御信号等の情報信号のやり取りおよびカゴ
体51への電源の供給は、エレベータ機械室55内の制
御盤57から直接ケーブル58をカゴ体51に接続して
行うシステムが採用されている。このような従来のシス
テムを採用した場合、循環型のエレベータでは、ケーブ
ルが絡まったり切断されてしまったりすることが予想さ
れた。これは、循環型のエレベータであれば、カゴ体が
一つである場合にも生じる問題である。
【0004】したがって、本発明の目的は、シャフト内
を略同じルートに沿って循環移動するカゴ体を有するも
のにおいても、ケーブルの絡まりおよび切断を生じるこ
となく、良好に、カゴ体との情報信号のやり取りおよび
カゴ体への電源の供給を行うことができるエレベータを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のエレベータは、シャフト内を略同じルート
に沿って循環移動するカゴ体を有するものであって、前
記シャフト側に設けられた、電源供給用の給電手段と、
前記ルートに沿って設けられるとともに、前記給電手段
に接続するトロリー線と、前記カゴ体に設けられ、常に
前記トロリー線に接触して該トロリー線からの電源供給
を受ける受電手段と、前記シャフト側およびカゴ体側に
それぞれ設けられ、スペクトル拡散方式で互いに情報信
号をやり取りする無線送受信手段と、を具備することを
特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のエレベータによれば、シャフト側に設
けられた給電手段に接続するトロリー線が、カゴ体の循
環移動ルートに沿って設けられており、カゴ体には、常
にトロリー線に接触して該トロリー線からの電源供給を
受ける受電手段が設けられているため、電源供給用のケ
ーブルが不要となる。また、シャフト側およびカゴ体側
には、無線送受信手段がそれぞれ設けられているため、
スペクトル拡散方式により無線で互いに情報信号をやり
取りすることができ、情報通信用のケーブルが不要とな
る。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例によるエレベータを図1を
参照して以下に説明する。本実施例のエレベータは、相
互に所定距離離間するとともに鉛直方向に延びる一対の
鉛直筒部1,2と、これら鉛直筒部1,2の上部側を連
結させる水平方向に延びる上部筒部3と、鉛直筒部1,
2の下部側を連結させる水平方向に延びる下部筒部4と
からなる一本のシャフト5を有しており、上部筒部3の
所定位置より上側は上部機械室7とされている。上部筒
部3には、鉛直筒部1側に駆動プーリ8が、鉛直筒部2
側にアイドルプーリ9が設けられており、下部筒部4に
は、鉛直筒部1側にアイドルプーリ10が、鉛直筒部2
側にアイドルプーリ11が設けられている。
【0008】そして、駆動プーリ8およびアイドルプー
リ9〜11には、図示せぬ複数のスプロケットが軸線方
向に順に設けられており、これらスプロケットの内、同
一平面内に位置する組のすべてにループ状のチェーン1
3(図1においては紙面手前側のチェーン13のみ示さ
れている)が略長方形状をなすように巻回されている。
ここで、チェーン13等は、強度を増すためにそれぞれ
多重のループ構造とすることも可能である。
【0009】なお、図示は略すが、上記駆動プーリ8、
アイドルプーリ9〜11およびチェーン13等と同様の
構成のものが図1における紙面奥側に所定距離離間し
て、これらと同様に配置されており、駆動プーリ8に巻
回された一のチェーン13と図示せぬ図1における紙面
奥側の駆動プーリに巻回された一のチェーンとに一のカ
ゴ体15が、同様に、駆動プーリ8に巻回された他のチ
ェーン13等にカゴ体16が、駆動プーリ8に巻回され
たさらに他のチェーン13等にカゴ体17が、駆動プー
リ8に巻回された別のチェーン等にカゴ体18が、駆動
プーリ8に巻回されたさらに別のチェーン13等にカゴ
体19が、それぞれ連結されている。ここで、各カゴ体
15〜19は、主として人および荷物が内部に収容され
るもので、上部に設けられた揺動自在の連結部20を介
してチェーン13等の対応するものに連結されている。
【0010】そして、各駆動プーリ8には、チェーン1
3が対応巻回された図示せぬスプロケットと独立して連
結された図示せぬ駆動スプロケットが設けられており、
これら図示せぬ駆動スプロケットには、カゴ体15〜1
9と同じく5台設けられた駆動モータ21のうちそれぞ
れ対応するものが個別にチェーン22を介して連結され
ている(図1においては紙面手前側の駆動モータ21お
よびチェーン22のみ表われている)。
【0011】これにより、一の駆動モータ21の駆動力
でカゴ体15が、他の駆動モータ21の駆動力でカゴ体
16が、さらに他の駆動モータ21の駆動力でカゴ体1
7が、別の駆動モータ21の駆動力でカゴ体18が、さ
らに別の駆動モータ21の駆動力でカゴ体19が、それ
ぞれ独立して駆動されることになる。
【0012】そして、駆動モータ21の駆動により、カ
ゴ体15〜19は、鉛直筒部1内を上昇した後、上部筒
部3内を水平移動し、鉛直筒部2内を下降した後、下部
筒部4内を水平移動して再度上昇するという、閉じられ
たルートに沿って、順に移動されることになる。
【0013】ここで、図示は略すが、シャフト5には、
図1における左側面に各階毎に扉が設けられており、ま
た、図1における右側面にも各階毎に扉が設けられてい
る。また、図示は略すが、カゴ体15〜19には、図1
における左側面に、上昇行程において乗降用として使用
される扉が、右側面に、下降行程において乗降用として
使用される扉が設けられている。
【0014】そして、シャフト5の図1における左側面
側には、各階に、カゴ体15〜19が到着または通過し
たことを検知して信号を出力する位置センサ24と、カ
ゴ体15〜19を呼ぶための上昇用呼びボタン25とが
設けられ、またシャフト5の図1における右側面側に
は、各階に、同様の位置センサ24と下降用呼びボタン
26とが設けられており、これらは、図1において左下
の位置センサ24および上昇用呼びボタン25で例示す
るように、すべて中央制御装置30に接続されている。
そして、この中央制御装置30は、シャフト5側に設け
られた例えば1φ100Vの給電手段である電源31で
駆動されるようになっており、また各駆動モータ21へ
の供給電源を独立して制御すべく各駆動モータ21と例
えば3φ200Vの電源32との間に設けられた各イン
バータ33にそれぞれ接続されている。これにより、中
央制御装置30は、各位置センサ24、呼びボタン2
5,26およびカゴ体15〜19側からの信号等に応じ
て適宜各インバータ33に制御信号を出力して、各駆動
モータ21の駆動を制御することになる。
【0015】そして、上記循環ルートの鉛直筒部1内の
上昇行程を上昇用として用い、鉛直筒部2内の下降行程
を下降用として用いて、カゴ体15〜19を所要階で必
要に応じて停止可能とし、停止時に必要な扉が開くよう
にすれば、上昇方向あるいは下降方向のカゴ体15〜1
9を複数とすることができる。したがって、多数のシャ
フトを設けることなくとも、多人数を短時間で輸送でき
る。
【0016】本実施例においては、チェーン13の一回
り外側に、カゴ体15〜19の循環ルートに沿って、給
電部のみ内部導体が露出された絶縁トロリー線35が設
けられており、該接縁トロリー線35の図示せぬ給電部
には、中央制御装置30を駆動する電源31が接続され
ている。一方、各カゴ体15〜19には、常に絶縁トロ
リー線35の給電部に接触して該絶縁トロリー線35か
ら電源供給を受ける受電手段である接触子36が設けら
れている。この接触子36には、カゴ体15〜19に設
けられたカゴ体制御装置37が接続されている。なお、
絶縁トロリー線35は、各カゴ体15〜19毎に設けて
もよく、一つをすべてのカゴ体15〜19で共用しても
よい。
【0017】また、中央制御装置30は、伝送装置38
に接続されており、該伝送装置38は、鉛直筒部1,2
に例えば各階毎となるよう所定のピッチで設けられたシ
ャフト内アンテナ39に、接続されている。加えて、各
カゴ体15〜19には、上記中央制御装置30により伝
送装置38からシャフト内アンテナ39を介して送信さ
れる情報信号を受信し、あるいは自ら情報信号をシャフ
ト内アンテナ39に向けて送信するカゴ体側アンテナ4
0がそれぞれ上部に設けられており、このカゴ体側アン
テナ40は、カゴ体制御装置37に接続されている。な
お、これらシャフト内アンテナ39およびカゴ体側アン
テナ40が、本実施例の無線送受信手段を構成してい
る。
【0018】カゴ体制御装置37は、接触子36を介し
て絶縁トロリー線35から供給される電源で、自ら駆動
されるとともに、カゴ体15〜19内の電灯をつけた
り、扉を開閉駆動したり、必要な情報を表示したり等す
るようになっており、また、シャフト内アンテナ39か
ら送信される情報信号を無線で受けて、例えば扉を開閉
するタイミングを制御したり、カゴ体15〜19の位置
あるいは環境映像等を図示せぬ表示装置に表示したり、
連絡用通話音声をカゴ体内に流したりするようになって
いる。また、カゴ体制御装置37は、例えばカゴ体15
〜19内に設けられた停止階押ボタン、非常停止押ボタ
ン、カゴ体状態検知センサおよびドア開閉状態センサ等
の情報信号、あるいは連絡用通話音声等の情報信号をカ
ゴ体側アンテナ40からシャフト内アンテナ39に無線
で送信するようになっており、これを受けて中央制御装
置30は、各駆動モータ21の駆動等を適宜制御した
り、連絡用通話音声を流したりするようになっている。
このように、中央制御装置30は、各カゴ体15〜19
のカゴ体制御装置37との間で、個別に、無線によって
情報をやり取りするようになっている。なお、カゴ体1
5〜19が複数あること等に起因するシャフト5内にお
けるマルチパルスによる干渉の影響を排除するために、
本実施例では伝送装置38および各カゴ体制御装置37
が、スペクトル拡散方式で相互の通信を行うようになっ
ている。
【0019】ここで、スペクトル拡散(SS)方式は、
情報伝送に必要な周波数帯域以上に送信信号の帯域を拡
散用の周期的符号を利用して拡散し伝送するものであ
り、その拡散方式はDS(Direct Sequence Modulatio
n:直接拡散変調)とFH(Frequency Hopping Modulat
ion:周波数ホッピング変調)の2つに大別でき、特長
としては、耐干渉性、耐マルチパス特性、秘匿性(信号
の存在が第三者にわからない)、秘話性(拡散符号を知
らなければ復調できない)、符号分割多元ランダム接
続、測距能力に優れている点があげられる。図2は、こ
のスペクトル拡散方式のシステム構成図であり、従来の
通信方式と異なるのは拡散符号を用いた拡散変調と逆拡
散復調である。送信側では元の挟帯域変調波のもつ周波
数帯域よりも数十、数百から数千倍の拡散率でスペクト
ルが拡散される。受信側では送信側と同じ拡散符号を用
いて元の挟帯域変調波を再現させ、ディジタル情報を復
調する。図2の(a)は、受信器入力のスペクトル拡散
信号(SS信号)のスペクトルと挟帯域干渉波のスペク
トル、(b)は逆拡散されたあとに挟帯域復調器の入力
に見られるスペクトルである。逆拡散されたスペクトル
は希望信号と干渉信号の関係が逆転し、希望信号は挟帯
域信号になり、挟帯域干渉信号は拡散される。拡散され
た干渉信号は容易に挟帯域復調器の前段の帯域フィルタ
で除去される。そして、エレベータシャフト5内で無線
通信を行うとすると、送受信間で電波の通るパスが異な
るためにパス間で干渉するいわゆるマルチパス干渉が起
こると考えられるが、スペクトル拡散方式では、SS信
号の帯域が広いために、周波数帯域の一部分がマルチパ
ス干渉により欠落しても、他の周波数成分は残るため、
情報データの欠落を防ぐことができ、よって、耐マルチ
パス特性が優れることになる。また、スペクトル拡散方
式では、各送信信号に異なった拡散符号を割り当てて、
その違いを利用して同一周波数帯域、同一時間帯でも自
由に複数の通信ができるため、シャフト5内の複数のカ
ゴ体に異なる拡散符号を用いれば、各々のカゴ体に同時
に違う信号を送ることができる(符号分割多元ランダム
接続)。
【0020】ここで、上部機械室7内には、例えば、該
上部機械室7内に異常等がないかを監視する機械室内モ
ニタセンサ41が設けられており、該モニタセンサ41
は、異常等を検出した場合に検出信号を中央制御装置3
0に出力して、これにより中央制御装置30では、例え
ば駆動モータ21の駆動を停止させる等の処理を行う。
【0021】以上に述べたように、本実施例のエレベー
タによれば、シャフト5側に設けられた電源31に接続
する絶縁トロリー線35が、カゴ体15〜19の循環移
動ルートに沿って設けられており、カゴ体15〜19に
は、常に絶縁トロリー線35の給電部に接触して該絶縁
トロリー線35からの電源供給を受ける受電手段である
接触子36が設けられているため、カゴ体制御装置37
はこの接触子36から給電がなされるので電源供給用の
ケーブルが不要となる。また、シャフト5側には無線送
受信手段であるシャフト内アンテナ39が設けられてお
り、各カゴ体15〜19にはそれぞれ無線送受信手段で
あるカゴ体側アンテナ40が設けられているため、無線
で互いに情報信号をやり取りすることができ、情報通信
用のケーブルが不要となる。
【0022】したがって、本実施例のエレベータは、電
源供給用のケーブルおよび情報通信用のケーブルがシャ
フト5側とカゴ体15〜19側との間にないため、これ
らケーブルの絡まりおよび切断を生じることは勿論な
く、良好に、シャフト5側とカゴ体15〜19との情報
信号のやり取りおよびカゴ体15〜19への電源の供給
を行うことができる。加えて、上記のようにシャフト内
アンテナ39をシャフト5内に複数設けることによっ
て、各カゴ体15〜19の位置を同時に知ることができ
る。さらに、スペクトル拡散方式で通信を行うことによ
って、シャフト5内におけるマルチパルスによる干渉の
影響を受けずに通信を行うことができる。なお、以上の
実施例においては、複数のカゴ体を略同一のルートに沿
って循環させるものを例にとり説明したが、カゴ体が一
つのものであっても同様である。
【0023】
【発明の効果】本発明のエレベータによれば、シャフト
側に設けられた給電手段に接続するトロリー線が、カゴ
体の循環移動ルートに沿って設けられており、カゴ体に
は、常にトロリー線に接触して該トロリー線からの電源
供給を受ける受電手段が設けられているため、電源供給
用のケーブルが不要となる。また、シャフト側およびカ
ゴ体側には、無線送受信手段がそれぞれ設けられている
ため、スペクトル拡散方式により無線で互いに情報信号
をやり取りすることができ、情報通信用のケーブルが不
要となる。したがって、電源供給用のケーブルおよび情
報通信用のケーブルがシャフト側とカゴ体側との間にな
いため、これらケーブルの絡まりおよび切断を生じるこ
とは勿論なく、良好に、シャフト側とカゴ体との情報信
号のやり取りおよびカゴ体への電源の供給を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベータを概略的に
示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるエレベータで採用され
るスペクトル拡散方式のシステム構成図である。
【図3】従来のエレベータを概略的に示すシステム構成
図である。
【符号の説明】
5 シャフト 15〜19 カゴ体 31 電源(給電手段) 35 絶縁トロリー線(トロリー線) 36 接触子(受電手段) 39 シャフト内アンテナ(無線送受信手段) 40 カゴ体側アンテナ(無線送受信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和浩 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 堀口 真嗣 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 坂井 吉男 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト内を略同じルートに沿って循環
    移動するカゴ体を有するエレベータであって、 前記シャフト側に設けられた、電源供給用の給電手段
    と、 前記ルートに沿って設けられるとともに、前記給電手段
    に接続するトロリー線と、 前記カゴ体に設けられ、常に前記トロリー線に接触して
    該トロリー線からの電源供給を受ける受電手段と、 前記シャフト側およびカゴ体側にそれぞれ設けられ、ス
    ペクトル拡散方式で互いに情報信号をやり取りする無線
    送受信手段と、を具備することを特徴とするエレベー
    タ。
JP6086954A 1994-04-25 1994-04-25 エレベータ Withdrawn JPH07291553A (ja)

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