JPH0728911Y2 - 攪拌機の回転駆動装置 - Google Patents
攪拌機の回転駆動装置Info
- Publication number
- JPH0728911Y2 JPH0728911Y2 JP9675389U JP9675389U JPH0728911Y2 JP H0728911 Y2 JPH0728911 Y2 JP H0728911Y2 JP 9675389 U JP9675389 U JP 9675389U JP 9675389 U JP9675389 U JP 9675389U JP H0728911 Y2 JPH0728911 Y2 JP H0728911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- hollow shaft
- housing
- electric motor
- rotary shaft
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （１）産業上の利用分野 本考案は反応、混合等の処理の攪拌、混練等に使用され
る攪拌機の回転駆動装置に関する。
る攪拌機の回転駆動装置に関する。
（２）従来の技術 従来この種の回転駆動装置として、第２図の如く、回転
軸（ａ）を枢支する筐体（ｂ）を有し、該筐体（ｂ）の
端部（b1）に減速歯車機構（ｃ）と電動機（ｄ）とを具
備している。尚（ｅ）（ｅ）はボールベアリングを、
（ｆ）はグランドパッキンを示す。
軸（ａ）を枢支する筐体（ｂ）を有し、該筐体（ｂ）の
端部（b1）に減速歯車機構（ｃ）と電動機（ｄ）とを具
備している。尚（ｅ）（ｅ）はボールベアリングを、
（ｆ）はグランドパッキンを示す。
（３）考案が解決しようとする問題点 上記従来の回転駆動装置によれば、回転軸（ａ）の端部
に減速機構（ｃ）及び電動機（ｄ）等を具備しているの
で、該装置が長大になると共に、軸受部及びシールの構
造上回転軸の交換、メンテナンス等が煩雑となる。又回
転軸の枢支部が一方に偏倚しているため回転軸曲げモー
メントを十分受けることができ難く、振動、騒音等の発
生の原因となり攪拌性能が十分得られない等の問題点を
有していた。
に減速機構（ｃ）及び電動機（ｄ）等を具備しているの
で、該装置が長大になると共に、軸受部及びシールの構
造上回転軸の交換、メンテナンス等が煩雑となる。又回
転軸の枢支部が一方に偏倚しているため回転軸曲げモー
メントを十分受けることができ難く、振動、騒音等の発
生の原因となり攪拌性能が十分得られない等の問題点を
有していた。
本考案は上記の欠点を解消し、小型でメンテナンスが容
易な構造とし、攪拌性能の優れた取扱及び操作の容易な
攪拌機の回転駆動装置を提供することを目的とする。
易な構造とし、攪拌性能の優れた取扱及び操作の容易な
攪拌機の回転駆動装置を提供することを目的とする。
（４）問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案は回転軸の先端に攪
拌翼を固定し、該回転軸の根部に電動機を設ける式の攪
拌機において、該電動機の筐体内で前記回転軸に中空軸
を挿嵌すると共に該筐体内の上下の軸受で該回転軸及び
中空軸とをそれぞれ枢支し、該中空軸の中間部に電動機
のローターを固定すると共に該中空軸と前記回転軸とを
前記筐体内の減速機構により連結したことを特徴とす
る。
拌翼を固定し、該回転軸の根部に電動機を設ける式の攪
拌機において、該電動機の筐体内で前記回転軸に中空軸
を挿嵌すると共に該筐体内の上下の軸受で該回転軸及び
中空軸とをそれぞれ枢支し、該中空軸の中間部に電動機
のローターを固定すると共に該中空軸と前記回転軸とを
前記筐体内の減速機構により連結したことを特徴とす
る。
（５）作用 電動機に通電すると、筐体に支承された中空軸が回転す
る。そして該中空軸と回転軸との間に連結した減速機構
により回転軸が減速されて回動すると共に、該回転軸の
先端に固定された攪拌翼が回動し、処理槽等の攪拌が行
われる。
る。そして該中空軸と回転軸との間に連結した減速機構
により回転軸が減速されて回動すると共に、該回転軸の
先端に固定された攪拌翼が回動し、処理槽等の攪拌が行
われる。
（６）実施例 以下本考案の１実施例を第１図に従って説明する。
（１）は回転軸で該回転軸の先端には図示していない攪
拌翼が固定されている。（２）は電動機、（３）は中空
軸、（４）は該電動機（２）の筐体を示し、該電動機
（２）は、ローター（2a）が前記中空軸（３）の中間部
に固定され、且つステータ（2b）が前記筐体（４）に固
定されている。又前記回転軸（１）及び中空軸（３）は
軸受（５）…（５）により互に小間隙を有して前記筐体
（４）にそれぞれ枢支されている。尚、これら軸受
（５）（５）及び（５）（５）は前記ローター（2a）の
上方及び下方にそれぞれ位置している。従って回転軸
（１）は攪拌に伴う曲げモーメントを十分受けることが
できる。（６）は前記回転軸（１）に対しスプラインキ
ー等により固定されると共に、軸方向に脱着可能な遊星
歯車（７）の回転受体であり、該回転受体（６）に支軸
（6a）を立設し、ボールベアリング（6b）により前記遊
星歯車（７）を回動自在に嵌入した。（８）は前記中空
軸（３）の端部に形成された内歯車、（９）は前記筐体
（４）に固定された外歯車であり、（10）は前記遊星歯
車（７）の係止板である。
拌翼が固定されている。（２）は電動機、（３）は中空
軸、（４）は該電動機（２）の筐体を示し、該電動機
（２）は、ローター（2a）が前記中空軸（３）の中間部
に固定され、且つステータ（2b）が前記筐体（４）に固
定されている。又前記回転軸（１）及び中空軸（３）は
軸受（５）…（５）により互に小間隙を有して前記筐体
（４）にそれぞれ枢支されている。尚、これら軸受
（５）（５）及び（５）（５）は前記ローター（2a）の
上方及び下方にそれぞれ位置している。従って回転軸
（１）は攪拌に伴う曲げモーメントを十分受けることが
できる。（６）は前記回転軸（１）に対しスプラインキ
ー等により固定されると共に、軸方向に脱着可能な遊星
歯車（７）の回転受体であり、該回転受体（６）に支軸
（6a）を立設し、ボールベアリング（6b）により前記遊
星歯車（７）を回動自在に嵌入した。（８）は前記中空
軸（３）の端部に形成された内歯車、（９）は前記筐体
（４）に固定された外歯車であり、（10）は前記遊星歯
車（７）の係止板である。
尚、（11）は冷却用羽根、（12）は冷却用フィン、（1
3）は電動機入力用端子、（14）は安全カバーである。
3）は電動機入力用端子、（14）は安全カバーである。
次に本考案の作動を説明する。
電動機入力用端子（13）に電力を供給すると、電動機
（２）のステータ（2b）に回転磁界が発生しローター
（2a）が回転して中空軸（３）と共にこれに形成の内歯
車（８）が回転する。これに伴い遊星歯車（７）は該内
歯車（８）と固定の外歯車（９）に噛合しながら公転
し、この公転により回転受体（６）が減速されて回転
し、該回転受体（６）にスプラインキー等により結合さ
れた前記回転軸（１）が回転する。かくて該回転軸
（１）は前記中空軸（３）の中空内径内を小間隙を有し
て円滑な回転が行われ、該回転軸（１）の先端に固定さ
れた攪拌翼が回動する。従って本装置は極めて簡易な構
成で且つ小型に形成できると共に、該回転軸（１）は中
空軸（３）に遊嵌されているので、筐体（４）から容易
に脱着できる。
（２）のステータ（2b）に回転磁界が発生しローター
（2a）が回転して中空軸（３）と共にこれに形成の内歯
車（８）が回転する。これに伴い遊星歯車（７）は該内
歯車（８）と固定の外歯車（９）に噛合しながら公転
し、この公転により回転受体（６）が減速されて回転
し、該回転受体（６）にスプラインキー等により結合さ
れた前記回転軸（１）が回転する。かくて該回転軸
（１）は前記中空軸（３）の中空内径内を小間隙を有し
て円滑な回転が行われ、該回転軸（１）の先端に固定さ
れた攪拌翼が回動する。従って本装置は極めて簡易な構
成で且つ小型に形成できると共に、該回転軸（１）は中
空軸（３）に遊嵌されているので、筐体（４）から容易
に脱着できる。
尚、この実施例では減速機構に遊星歯車装置を適用した
が該機構を摩擦車式無段変速機構その他歯車輪列等によ
ることは任意である。
が該機構を摩擦車式無段変速機構その他歯車輪列等によ
ることは任意である。
又、前記実施例では回転軸（１）が安全カバー（14）よ
り上方に突出しているが、該回転軸（１）が該安全カバ
ー（14）より突出してなく上端が該安全カバー（14）内
にあってもよい。
り上方に突出しているが、該回転軸（１）が該安全カバ
ー（14）より突出してなく上端が該安全カバー（14）内
にあってもよい。
（７）考案の効果 上記のように本考案によれば、電動機の筐体内におい
て、回転軸に挿嵌した中空軸に電動機のローターを固定
すると共にこれら中空軸と回転軸との間を減速機構によ
り連結したので、装置全体が小型に形成でき、又、前記
中空軸と回転軸を筐体内の上下の軸受により枢支するよ
うにしたので、回転軸曲げモーメントに対する強度が大
で攪拌性能が向上でき、更に回転軸は中空軸より任意の
軸方向に離脱することが可能で、メンテナンスが極めて
良好となる効果を有する。
て、回転軸に挿嵌した中空軸に電動機のローターを固定
すると共にこれら中空軸と回転軸との間を減速機構によ
り連結したので、装置全体が小型に形成でき、又、前記
中空軸と回転軸を筐体内の上下の軸受により枢支するよ
うにしたので、回転軸曲げモーメントに対する強度が大
で攪拌性能が向上でき、更に回転軸は中空軸より任意の
軸方向に離脱することが可能で、メンテナンスが極めて
良好となる効果を有する。
第１図は本考案の１実施例の一部截断平面図、第２図は
従来の回転駆動装置の縦断面図である。 （１）……回転軸 （２）……電動機 （2a）……ローター （３）……中空軸 （４）……筐体 （６），（７），（８），（９）……減速機構
従来の回転駆動装置の縦断面図である。 （１）……回転軸 （２）……電動機 （2a）……ローター （３）……中空軸 （４）……筐体 （６），（７），（８），（９）……減速機構
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸の先端に攪拌翼を固定し、該回転軸
の根部に電動機を設ける式の攪拌機において、該電動機
の筐体内で前記回転軸に中空軸を挿嵌すると共に該筐体
内の上下の軸受で該回転軸及び中空軸とをそれぞれ枢支
し、該中空軸の中間部に電動機のローターを固定すると
共に該中空軸と前記回転軸とを前記筐体内の減速機構に
より連結したことを特徴とする攪拌機の回転駆動装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9675389U JPH0728911Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 攪拌機の回転駆動装置 |
| KR1019900010963A KR0138253B1 (ko) | 1989-08-21 | 1990-07-19 | 교반장치 |
| US07/568,721 US5190375A (en) | 1989-08-21 | 1990-08-17 | Agitator with a rotary shaft and hollow shaft for stirring and mixing materials |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9675389U JPH0728911Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 攪拌機の回転駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0338134U JPH0338134U (ja) | 1991-04-12 |
| JPH0728911Y2 true JPH0728911Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31645936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9675389U Expired - Fee Related JPH0728911Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 攪拌機の回転駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728911Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP9675389U patent/JPH0728911Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0338134U (ja) | 1991-04-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |