JPH07288062A - スイッチ装置及びそれを用いた遊技機 - Google Patents

スイッチ装置及びそれを用いた遊技機

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JPH07288062A
JPH07288062A JP6080037A JP8003794A JPH07288062A JP H07288062 A JPH07288062 A JP H07288062A JP 6080037 A JP6080037 A JP 6080037A JP 8003794 A JP8003794 A JP 8003794A JP H07288062 A JPH07288062 A JP H07288062A
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JP6080037A
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Akira Saka
明 坂
Akira Yoshizawa
章 吉沢
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Sammy Industries Co Ltd
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Sammy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押ボタンが操作可能なことを遊技者に報知す
るための発光素子を押ボタン内ではなく、押しボタン周
囲に配し、これを点灯させたときに遊技者に臨む押ボタ
ン周囲が光るようにして、押ボタンの強度を損なうこと
なく視認性を向上させた遊技機のストップスイッチを提
供しようとするものである。 【構成】 スイッチ装置には、透明性を有し、押ボタン
100周囲に位置して枠体90に固定された透光体11
0と、この透光体110に近接して設けられ、押ボタン
が操作可能となったことを報知するとともに、押ボタン
の動作にもとづいて消灯する発光素子120〜122と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチ装置を用い
た遊技機、特にスイッチ装置内に設けられた発光素子を
点灯させたときに遊技者に臨む押ボタン周囲が光るよう
にして、押ボタンの強度を損なうことなく視認性を向上
させたスイッチ装置を用いた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチ装置を用いた遊
技機としては、一般に、それ自体点灯しない単なる押ボ
タンスイッチが用いられている。また、点灯可能な表示
部を押ボタンスイッチとは別に設け、この表示部を、遊
技がスタートして一定時間経過後に点灯させて押ボタン
が操作可能になったことを遊技者に報知するとともに、
その後の押しボタンの操作に連動して消灯させるように
したスイッチ装置を備えたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスイッチ装置を用いた遊技機では、表示部をスイッチ
装置にいくら近づけて配置させたとしても、両者は別体
であるため視認性が劣るといった問題を有していた。こ
の視認性をより向上させるためには、表示部を大きくし
て見やすくすればよいが、表示部を別体にすること自体
がコスト増の要因となっていることに加え、大きな表示
部を取り付けるためのスペース確保が難しく、また表示
部自体や取付部材等のコストが益々嵩むことともなって
いた。
【0004】これに対し、スイッチ装置として自己発光
型のボタンスイッチを用いることも考えられる。この自
己発光型のボタンスイッチの多くは、その押ボタンにL
ED等の発光素子を内蔵させ、その表面を透明性を有し
た樹脂で覆って形成したものである。この表面の樹脂と
して、透明度の高いものを用いるとLED等が外から透
けて見えて外観上好ましくないので半透明の樹脂が用い
られており、この場合、透明度の高い樹脂を用いた場合
に比べ、どうしてもLED光の放出効率が低下してしま
う。したがって、放出光量をなるだけ多くして視認性を
良くするためには、LED自体の発光量を多くするか、
LED光を効率的に放出させるために表面の樹脂を薄く
する必要がある。
【0005】しかし、遊技者が興奮して強く押すことが
あるこの種のスイッチ装置としては、表面樹脂を薄くす
ると強度的に問題が生じる一方で、強度を持たせようと
して大型の、あるいは多数のLED等を用いて放出光量
を確保しようとすれば、スイッチが大型化し、またLE
D等によるコスト増を招くといった、相矛盾した問題が
あった。
【0006】そこで、請求項1〜3記載の発明は、上記
した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、押ボタンが操作可能な
ことを報知するための発光素子を押ボタン内ではなく、
押しボタン周囲に配し、これを点灯させたときに遊技者
に臨む押ボタン周囲が光るようにして、押ボタンの強度
を損なうことなく視認性を向上させたスイッチ装置を提
供しようとするものである。
【0007】これに加え、請求項2記載の発明は押ボタ
ンが操作可能なことを報知するための発光素子を押しボ
タン周囲に配し、これを点灯させたときに遊技者に臨む
押ボタン周囲が光るようにして、押ボタンの強度を損な
うことなく視認性を向上させたスイッチ装置を用いた遊
技機を提供しようとするものである。更に請求項3記載
の発明は、表側から差し込むだけで遊技機に容易に取り
付けることができるスイッチ装置を用いた遊技機を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、透明性を有し、押ボタン(100)周囲に位置して枠体
(90)に固定された透光体(110)と、この透光体(110)に近
接して設けられ、押ボタンが操作可能となったことを報
知するとともに、押ボタン(100)の動作にもとづいて消
灯する発光素子(120〜122)とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載のスイッチ装置を用いた遊技
機には、透明性を有し、遊技機(10)の前パネル(11)表面
側から上記枠体(90)内にわたる上記押ボタン(100)周囲
に位置して枠体(90)に固定された透光体(110)と、この
透光体(110)に近接して設けられ、遊技開始後に点灯し
て押ボタン(100)が操作可能となったことを遊技者に報
知するとともに、押ボタン(100)の動作にもとづいて消
灯する発光素子(120〜122)とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、上記した請求項2
記載の特徴点に加え、上記透光体(110)の遊技者側に
は、遊技機(10)の前パネル(11)に設けられた前記取付穴
(12)より一回り大きな鍔部(114)が前パネル(11)表面に
沿って設けられ、前記枠体(90)には、その周壁部分が奥
側から遊技者側にかけて外側に広がるように形成され、
枠体(90)を取付穴(12)に挿入するときは内側に弾性変形
し、挿入後は再び外側に広がって上記鍔部(114)との間
で遊技機(10)の前パネル(11)を挟むことで、当該ストッ
プスイッチ(30〜32)を遊技機(10)の前パネル(11)に係止
する係止突板(97)を複数設けたことを特徴とする。
【0011】
【作 用】したがって、請求項1記載の発明によれば、
押ボタン(100)には発光素子(120〜122)が内蔵されてい
ないので、押ボタン(100)の内部を中空構造とする必要
がない。また、押ボタン(100)が操作可能な状態となる
と、透光体(110)に近接して設けられた発光素子(120〜1
22)が点灯する。点灯した発光素子(120〜122)は押ボタ
ン(100)が操作されると消灯する。
【0012】請求項2記載の発明によれば、押ボタン(1
00)には発光素子(120〜122)が内蔵されていないので、
押ボタン(100)の内部を中空構造とする必要がない。ま
た、遊技開始後、押ボタン(100)が操作可能な状態にな
ると、押ボタン(100)周囲のストップスイッチ(30〜32)
内に配された発光素子(120〜122)が点灯し、この光が遊
技者に臨む押ボタン(100)周囲の透光体(110)表面から外
部に放出されて、押ボタン(100)が操作可能となったこ
とを遊技者に報知する。この点灯した発光素子(120〜12
2)は、その後、遊技者が押ボタン(100)を操作すること
により消灯する。
【0013】請求項3記載の発明によれば、当該ストッ
プスイッチ(30〜32)は、遊技機(10)の前パネル(11)に予
め設けておいた取付穴(12)に最後まで差し込むことによ
り前パネル(11)に取り付けることができる。すなわち、
枠体(90)の周壁(92)に設けられ、最初は外側に広がって
いた係止突板(97,97)が、当該ストップスイッチ(30〜3
2)を取付穴(12)内に押し込むにしたがって取付穴(12)の
縁に押され、内側にとじるように弾性変形する。さらに
ストップスイッチ(30〜32)を押し込んで、透光体(110)
の鍔部(114)が前パネル(11)の表面に当接する位置まで
達すると、係止突板(97,97)が取付穴(12)の縁から外れ
て再び元のように広がり、以後は係止突板(97,97)の先
端と透光体(110)の鍔部(114)とで前パネル(11)を挟んだ
状態になるため、当該ストップスイッチ(30〜32)は、前
パネル(11)に係止され、表側から力を加えても、さらに
押し込まれたり抜けたりすることがない。
【0014】
【実施例】図1〜10は、本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は本発明のストップスイッチの縦断面図、
図2はスロットマシンの正面図、図3はストップスイッ
チによるリール停止動作の制御の概略を示したブロック
図、図4はストップスイッチの正面図、図5はストップ
スイッチの上面図、図6はストップスイッチの横断面
図、図7は枠体の上面図、図8は透光体の正面図、図9
は透光体の上面図、図10はストップスイッチの分解図
をそれぞれ示す。
【0015】図2中、10は、スロットマシンを示すもの
であり、このスロットマシン10には、その前面の中央上
方寄りの位置に縦長の停止表示窓20〜22が3つ横並びに
配されており、これら停止表示窓20〜22の下方の各停止
表示窓20〜22に対応した位置には、その表面を遊技者が
押すことによりスロットマシン10の前面で更改する図柄
を表示停止させるためのストップ信号を発生させる第1
〜第3ストップスイッチ30〜32が3個並設されている。
さらに、これら第1〜第3ストップスイッチ30〜32の図
2において向かって左には、遊技者の操作により遊技を
開始するためのスタート信号を発生させるスタートスイ
ッチ40が配されている。
【0016】前記スロットマシン10は、図3に示すよう
に、上記停止表示窓20〜22の奥側に各々位置し、対応す
る停止表示窓20〜22を介して外部から視認可能な第1〜
第3回転リール50〜52と、これら第1〜第3回転リール
50〜52の各々に近接して設けられ、各回転リール50〜52
の回転を検出して回転数を示す回転検出信号を各々出力
する第1〜第3回転検出手段60〜62と、スタートスイッ
チ40により発生したスタート信号を入力後、所定時間の
経過を第1条件とし、第1〜第3回転検出手段60〜62か
らの回転検出信号が示す回転数が所定回転数に達したこ
とを第2条件として、これら両条件の何れか一方でも満
足しないときは、第1〜第3ストップスイッチ30〜32か
らのストップ信号を各々無効とし、両条件とも満足した
ときは、点灯信号を出力するとともに、これ以後入力す
るストップ信号を有効なものとして出力するストップス
イッチ無効手段70と、スタートスイッチ40からのスター
ト信号により上記第1〜第3回転リール50〜52を一斉に
始動させ、ストップスイッチ無効手段70からのストップ
信号により、対応する第1〜第3回転リール50〜52を各
々停止させるリール駆動回路80とを備えている。
【0017】前記ストップスイッチ30〜32の各々は、図
4及び図5の外観図あるいは図1及び図6の断面図を示
すように、スロットマシン10の前パネル11に設けられた
取付穴12に挿入され、その開放面を遊技者に向けて配さ
れた前面開放の枠体90と、この枠体90の開放面側から枠
体90内にスライド可能に設けられた押ボタン100と、透
明性を有する材料から形成され、スロットマシン10の前
パネル11の表面側から前記枠体90内にわたる押ボタン10
0周囲に位置して枠体90に固定された透光体110と、この
透光体110に近接して設けられ、遊技開始後に点灯して
押ボタン100が操作可能となったことを遊技者に報知す
るとともに、押ボタン100の動作にもとづいて消灯する
発光素子(例えばLED120〜122)とから構成されてい
る。
【0018】上記枠体90は、図1及び図6の断面図ある
いは図7の上面図に示すように、前面開放の中空円柱形
状をなし、具体的には、円形板状の底部91と、この底部
91周辺から立設された周壁92とからなる。上記枠体90の
底部91には、図7に示すように、その中央に設けられた
略方形状の電極取出口93と、この電極取出口93の長手方
向両側に位置し、前記透光体110を係止させるために設
けられた一対の係止孔94,94とが、当該底部91を貫いて
各々形成されている。
【0019】また、前記枠体90の周壁92には、図6及び
図7に示すように、一対の係止突板95,95が、互いに対
向する枠体90の周壁92部分を奥側から遊技者側にかけて
外側に広げたように、各々形成されている。そして、こ
れらの係止突板95,95は、当該ストップスイッチ30〜32
を前パネル11の取付穴12に挿入するときは内側に弾性変
形し、取付穴12を通過すると再び外側に広がって、その
先端部分を前パネル11の裏面に当接させることで、当該
ストップスイッチ30〜32が前パネル11から抜けるのを防
止するものである。前記透光体110は、全体が透明性を
有する樹脂材料からなり、図8及び図9に示すように、
略円柱状の胴体111と、この胴体111の上部側に、笠状に
突出した射光部112とから構成されている。そして、こ
の透光体110を上記枠体90に挿入する際には、図1及び
図6に示すように、この胴体111を前記枠体90にすっぽ
りはめ込ませ、また挿入後は射光部112を枠体90の開放
面から外側に突き出すように位置させるものである。ま
た、透光体110の射光部112の中央には、図1及び図6に
示すように、径大部分と、この径大部分より小さい直径
をなした径小部分とからなり、押ボタン100のがスライ
ドするボタン穴113が、遊技者側に向けて開口してい
る。
【0020】上記透光体110の射光部112周囲には、図8
及び図9の外観図あるいは図1及び図6の断面図に示す
ように、鍔部114が、スロットマシン10の前パネル11の
前面方向に若干張り出すように延設されている。前記透
光体110のボタン穴113の内底部分には、図9に示すよう
に、押ボタン100を軸止するための軸穴115が透光体110
を貫いて設けられ、この軸穴115を挟んだ内底部分の両
隅には、透光体110を貫いた一対の電極取付穴116,116が
軸穴115を挟んで設けられている。そして、これら電極
取付穴116,116には、図1及び図6に示すように、一対
の帯板状の電極117,117が、その上部を電極取付穴116,1
16の大きさに筒状に各々折り曲げられ、各々挿入されて
いる。
【0021】前記透光体110の胴体111の底面には、図
6,8に示すように、全体は略角棒状で、その先端に外
側に向いた鈎頭119,119を各々有する一対の係止鈎118,1
18が、各々垂設されている。そして、透光体110を、図
6に示すように、枠体90内に挿入させる際に、前記係止
鈎118,118を、図6に示すように、枠体90の係止穴94に
位置させることで、透光体110を枠体90内に固定すると
ともに、前記鈎頭119,119によって、透光体110が枠体90
から抜けるのを防止している。
【0022】前記透光体110の胴体111には、発光素子と
しての第1〜第3LED120〜122が、横並びに3個並ん
で胴体111に外側から埋め込まれるように配されてい
る。そして、これら第1〜第3LED120〜122の発光に
より透明性樹脂からなる透光体110の全体が光ることと
なるため、第1〜第3LED120〜122から発せられた光
は、前述のように透光体110を枠体90に挿入した後は、
その胴体111内部を導かれ透光体110の前記射光部112表
面から外方、すなわち遊技者側に放出されることとな
る。なお、この発光素子は、LEDの他、例えば電球を
用いてもよく、またその個数は任意である。
【0023】上記第1〜第3LED120〜122を制御する
回路として、図3のブロック図に示すように、LED制
御回路130がスロットマシン10内に設けられている。こ
のLED制御回路130は、前記ストップスイッチ無効手
段70から点灯信号を入力したときは、当該前記第1〜第
3LED120〜122を一斉に点灯させ、その後、ストップ
スイッチ無効手段70からストップ信号を入力したとき
は、対応する第1〜第3ストップスイッチ30〜32内の第
1〜第3LED120〜122を個別に消灯させるものであ
る。
【0024】前記押ボタン100は、図1及び図6に示す
ように、遊技者がその表面を押す2段の円盤形状の操作
部101と、この操作部101の裏面中央から垂設された軸10
2と、この軸102に挿入され、操作部101裏面に予め固定
された断面凸状の台座103と、この台座103の周囲に止め
ねじ104で固定された、導電性を有する筒状の導通材105
とからなる。また、この押ボタン100の操作部101の底と
ボタン穴113の大径部分との間には、当該押ボタン100を
遊技者側に付勢するためのばね106が挿入されている。
そして、この押ボタン100は、その表面を遊技者が押す
と、ばね106の弾性力に抗してボタン穴113内に押し込ま
れ、この押ボタン100の台座103にねじ止めされた導通材
105を介してボタン穴113の内底部に設けられた前記一対
の電極117,117が互いに短絡されることで、当該ストッ
プスイッチ30〜32を作動させるものである。
【0025】次に、ストップスイッチ30〜32の組立て及
び取付けについて、図10を用いて説明する。まず、図
10に示すように、前記押ボタン100の台座103に前記導
通材105を止めねじ104で固定した後、押ボタン100を透
光体110に軸止する。具体的には、前記ばね106を押ボタ
ン100の軸102に通した後、その軸102を先端側から前記
軸穴115に挿入させるようにして押ボタン100をボタン穴
113に落とし込み、透光体110の裏側に突き出た押ボタン
100の軸102先端部にリング107を噛ませることで、当該
押ボタン100を透光体110に軸止する。
【0026】次に、この押ボタン100を軸止した透光体1
10を枠体90内に挿入する。具体的には、透光体110の裏
面に設けられた前記係止鈎118,118を枠体90の底部91に
設けられた前記係止孔94,94に合わせて透光体110を押し
込むと、係止鈎118,118の鈎頭119,119の外側面に係止孔
94,94の外側縁が当接し、当該係止鈎118,118が若干内側
に撓みながら挿入される。さらに透光体110を押し込む
と、鈎頭119,119が取付穴12の外側縁から外れて係止鈎1
18,118の撓みが元に戻り、以後透光体110は、図6に示
すように、この鈎頭119,119によって抜けないように枠
体90に係止される。
【0027】以上のように組立てられたストップスイッ
チ30〜32のスロットマシン10の前パネル11への取付け
は、図10に示すように、予めスロットマシン10の前パ
ネル11に形成された取付穴12に対し、ストップスイッチ
30〜32を最後まで押し込むことにより行う。具体的に
は、枠体90の周壁92に設けられ、最初は外側に広がって
いた係止突板95,95が、当該ストップスイッチ30〜32を
押し込むにしたがって取付穴12の縁に押され、内側にと
じるように弾性変形する。さらに押し込んで、透光体11
0の鍔部114が前パネル11の表面に当接する位置まで達す
ると、係止突板95,95が取付穴12の縁から外れて再び元
のように広がり、以後は、図6に示すように係止突板9
5,95の先端と透光体110の鍔部114とで前パネル11を挟ん
だ状態になり、当該ストップスイッチ30〜32は、外方か
ら引っ張っても抜けないように前パネル11に係止され、
取付けが完了する。
【0028】最後に、スタートスイッチ40の操作にもと
づいて始動し、このストップスイッチ30〜32の操作にも
とづいて停止する回転リール50〜52の一連の動作につい
て、図3を用いて説明する。まず、遊技者がスタートス
イッチ40を操作すると、スタート信号が前記ストップス
イッチ無効手段70及びリール駆動回路80に出力される。
【0029】スタート信号を入力したリール駆動回路80
は、第1〜第3回転リール50〜52を一斉に回転始動さ
せ、各回転リール50〜52に近接して設けられた前記第1
〜第3回転検出手段60〜62からは、その近接した回転リ
ール50〜52の回転数を示す回転検出信号がストップスイ
ッチ無効手段70に各々送られる。一方、スタート信号を
受けたストップスイッチ無効手段70は、このスタート信
号を入力してから所定時間の経過を第1条件とし、前記
第1〜第3回転検出手段60〜62からの回転検出信号が示
す回転数が所定の回転数に達したことを第2条件とす
る。そして、両条件のうち何れか一方でも満足しない間
は、遊技者がいくら第1〜第3ストップスイッチ30〜32
を操作しても、この操作を無効としてストップ信号を出
力しないが、両条件が満足したときは、点灯信号を前記
LED制御回路130に出力する。
【0030】点灯信号を入力したLED制御回路130
は、ストップスイッチ30〜32が操作可能なことを遊技者
に報知するために、次段に接続され、第1〜第3ストッ
プスイッチ30〜32に内蔵された前記第1〜第3LED12
0〜122を一斉に点灯させる。また、ストップスイッチ無
効手段70は、前記の両条件を満足した後、遊技者の操作
により発生し、入力されるストップ信号を有効なものと
してリール駆動回路80に出力し、これによりリール駆動
回路80は、対応する回転リール50〜52の回転を個別に停
止させる。
【0031】なお、上記実施例では、遊技機としてのス
ロットマシンに用いられるストップスイッチについて説
明したが、これに限られず、例えば遊技機として、業務
用テレビゲーム機やパチンコなどの弾球遊技機などであ
ってもよい。また、スイッチ装置も、ストップスイッチ
に限られず、例えばスロットマシンに用いられるスター
トスイッチやベットスイッチであってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、押ボタンの強度を損なうことなく
視認性を向上させたスイッチ装置を提供することができ
る。
【0033】すなわち、押ボタンは従来のように発光素
子を内蔵させるため内部を中空構造とする必要がないの
で、押ボタン表面の樹脂を厚くでき、また押ボタンの周
囲が光るので、スイッチ装置とは別に設けられた表示部
が光るようにした従来のスイッチ装置に比べて視認性が
優れている。これに加え、請求項2記載の発明によれ
ば、押ボタンの強度を損なうことなく視認性を向上させ
たスイッチ装置を用いた遊技機を提供することができ
る。
【0034】すなわち、押ボタンは従来のように発光素
子を内蔵させるため内部を中空構造とする必要がないの
で、押ボタン表面の樹脂を厚くでき、また押ボタンの周
囲が光るので、スイッチ装置とは別に設けられた表示部
が光るようにした従来のストップスイッチに比べて視認
性が優れたスイッチ装置を用いた遊技機を提供すること
ができる。
【0035】また、従来の表示部とスイッチ装置の機能
を併せ持った一体構造であるので、取付けスペースが余
り要らず、コストを抑えることが可能である。これに加
え、請求項3記載の発明によれば、遊技機の前パネルに
容易に取り付けることができるスイッチ装置を用いた遊
技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストップスイッチの縦断面図である。
【図2】スロットマシンの正面図である。
【図3】ストップスイッチによるリール停止動作の制御
の概略を示したブロック図である。
【図4】ストップスイッチの正面図である。
【図5】ストップスイッチの上面図である。
【図6】ストップスイッチの横断面図である。
【図7】枠体の上面図である。
【図8】透光体の正面図である。
【図9】透光体の上面図である。
【図10】ストップスイッチの分解図である。
【符号の説明】 10 スロットマシン 11 前パネル 12 取付穴 20〜22 表示停止窓 30 第1ストップスイッチ 31 第2ストップ
スイッチ 32 第3ストップスイッチ 40 スタートスイ
ッチ 50〜52 回転リール 60〜62 回転検出
手段 70 ストップスイッチ無効手段 80 リール駆動回
路 90 枠体 91 底部 92 壁部 93 電極取出口 94 係止孔 95 係止突板 100 押ボタン 101 操作部 102 軸 103 台座 104 止めねじ 105 導通材 106 ばね 107 リング 110 透光体 111 胴体 112 射光部 113 ボタン穴 114 鍔部 115 軸穴 116 電極取付穴 117 電極 118 係止鈎 119 鈎頭 120 第1LED 121 第2LED 122 第3LED 130 LED制御
回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の開放面側から枠体内にスライド可
    能に設けられた押ボタンを備え、その表面を押すことに
    より枠体内に押し込まれる押ボタンの動作にもとづい
    て、信号を発生させるスイッチ装置において、 上記スイッチ装置には、透明性を有し、押ボタン周囲に
    位置して枠体に固定された透光体と、この透光体に近接
    して設けられ、押ボタンが操作可能となったことを報知
    するとともに、押ボタンの動作にもとづいて消灯する発
    光素子とを備えたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 遊技機の前パネルに設けられた取付穴に
    挿入され、その開放面を遊技者に向けて配された前面開
    放の枠体と、この枠体の開放面側から枠体内にスライド
    可能に設けられた押ボタンとを備え、その表面を遊技者
    が押すことにより枠体内に押し込まれる押ボタンの動作
    にもとづいて、遊技機の前面で更改する図柄を表示停止
    させるためのストップ信号を発生させるスイッチ装置を
    用いた遊技機において、 上記スイッチ装置を用いた遊技機には、透明性を有し、
    遊技機の前パネル表面側から前記枠体内にわたる押ボタ
    ン周囲に位置して枠体に固定された透光体と、この透光
    体に近接して設けられ、遊技開始後に点灯して押ボタン
    が操作可能となったことを遊技者に報知するとともに、
    押ボタンの動作にもとづいて消灯する発光素子とを備え
    たことを特徴とするスイッチ装置を用いた遊技機。
  3. 【請求項3】 前記透光体の遊技者側には、遊技機の前
    パネルに設けられた前記取付穴より一回り大きな鍔部が
    前パネル表面に沿って設けられ、 前記枠体には、その周壁部分が奥側から遊技者側にかけ
    て外側に広がるように形成され、枠体を取付穴に挿入す
    るときは内側に弾性変形し、挿入後は再び外側に広がっ
    て上記鍔部との間で遊技機の前パネルを挟むことで、当
    該ストップスイッチを遊技機の前パネルに係止する係止
    突板を複数設けたことを特徴とする請求項2記載のスイ
    ッチ装置を用いた遊技機。
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