JPH0728748U - 座席用アームレスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機等乗物用の座席のアームレストに格納
されるテレビ受像機に関して、視聴中のテレビ受像機の
支持姿勢を乗客の好み等によって大きく変更調節し易い
ものにする。 【構成】 アームレスト１の上面に構成したアームキャ
ップ４を開き、その内側に形成した凹部５にテレビ受像
機２を出入自在に格納することができるように構成す
る。この凹部５の前方縁部に基部６ａ側から支持部６ｂ
側へ略直角に曲成した支持アーム６の基部６ａ側を回動
自在に軸設し、回動起立させた状態で支持アーム６を基
部６ａ側軸回りに回動させ、支持アーム６の支持部６ｂ
側に装着したテレビ受像機２が乗客の視線方向に来るよ
うに構成する。このテレビ受像機２は支持アーム６の先
端で更に上下に回動調節可能になっている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、航空機や車両等の乗物の座席に構成するアームレストに係り、特に 該アームレストの上面に形成した凹部に個人用のテレビ受像機を格納し得るよう に構成した座席用アームレストに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、例えば航空機や車両等の座席には、各座席毎に個人用のテレビ受像 機を構成したものが使用されており、例えば、２人掛け又は３人掛け等複数座席 のシートバック間に比較的支持長さの長いアームを取り付け、そのアームの先端 にテレビ受像機を固着支持し、該支持アームを回動させることによってテレビ受 像機を乗客の正面側に移動させて視聴する構造のものが提案されている。しかし 、この種の比較的支持長さの長い支持アームの先端にテレビ受像機を固着支持す る構造にあっては、テレビ受像機を視聴しないときにも常時、シートバック間に テレビ受像機が露出する構造になっており、座席の使用勝手が悪くなるばかりで なく、支持アームによる取付構造自体が大掛かりになってしまうという欠点があ った。そこで、常時はテレビ受像機を例えば複数座席間に構成したセンターアー ムレストの内部に格納しておき、必要に応じて該センターアームレストから取り 出して視聴することができるように構成したものが提案されている。このように 構成したテレビ受像機は、センターアームレストの前方上部に設けられた飲食物 の容器等を載せるカクテルトレイの下部に凹部を形成し、該凹部の前端上部にヒ ンジ機構を構成して上記テレビ受像機が凹部に対して自在に出入することができ るように構成してある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、上記のようにセンターアームレストに形成した凹部に対してテレビ受 像機を格納することができるように構成したものにあっては、テレビ受像機を視 聴しないときの格納性や支持構造が大掛かりにならないという利点はあるものの 、ヒンジ機構に取り付ける支持アームの支持長さを大きく構成することができず 、テレビ受像機の乗客に対する支持位置を視聴姿勢の好みに応じて任意に大きく 変化させることができるような構造にはならないという問題を有するものであっ た。

【０００４】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、テレビ受像機を座席用ア ームレストの内部に格納することができると共に、比較的支持長さの長い支持ア ームを介してテレビ受像機を所望の位置に支持することができ、乗客の視聴姿勢 に合わせて好みの位置にテレビ受像機を支持することができる座席用アームレス トを提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案に係る座席用アームレストは、航空機その 他の乗物用座席に構成するアームレストの上面にアームキャップを開閉自在に装 着すると共に、該アームキャップの下部にテレビ受像機を格納する凹部を形成し 、該凹部の前端に基部側から上端側に向かって略直角方向に曲成した支持アーム の基部を取り付けると共に、該基部を前記凹部内に対する略垂直面内での回動、 及び長手方向回りの回動を可能にする構造にしたことを要旨とするものである。

【０００６】 上記テレビ受像機は、支持アームをアームレスト上に起立させた状態で、その 先端に対し前後及び水平方向へ自在に回動するように装着することもできる。

【０００７】

【作用】

テレビ受像機の使用時には、アームキャップを開放し、その内側に形成した凹 部から支持アームの先端に装着したテレビ受像機を持ち上げ、支持アームを回動 起立させることによりテレビ受像機を乗客の正面側に支持する。この支持アーム は、起立させた状態で、その基部側で軸方向回りに回動させることができ、これ により、支持アームの先端に取り付けたテレビ受像機を乗客の前方に回動させる ことができる。この支持アームは、アームレストの前後方向の長さに応じて長く 形成することができ、乗客に対するテレビ受像機の支持高さや位置を大きく設計 変更することが可能である。

【０００８】 また、座席に座った乗客の姿勢変化に応じて、屈曲した支持アームの先端側を 基部側軸回りに回動させることにより、テレビ受像機の左右方向の向きを調整す ることができると共に、乗客の目の位置の高さに応じて、テレビ受像機を支持ア ームの先端で前後及び水平方向へ回動させることができる。尚、支持アームを凹 部から起立させた状態で、アームキャップを閉じることができ、該アームキャッ プが乗客の動作等の邪魔にならないようになっている。

【０００９】

【実施例】

以下、本考案に係る座席用アームレストの実施例を図面に従って説明する。 図１は座席の全体斜視図であり、図２は該座席に構成するセンターアームレス トの構造を示す斜視図であり、アームキャップを開放し、支持アームを起立させ てテレビ受像機を視聴位置に支持した状態を示している。また図３は同じくセン ターアームレストの側面図、図４は平面図、図５は部分平面図、図６は正面図で ある。

【００１０】 本実施例において、センターアームレスト１には左右座席の乗客がそれぞれ視 聴することができる２台のテレビ受像機２，２を格納する構造を示している。こ のセンターアームレスト１の上面には、表面側にそれぞれカクテルトレイ３，３ を形成したアームキャップ４，４を開閉自在（矢印Ａ方向）に被着すると共に、 その内側にそれぞれテレビ受像機２，２を格納する凹部５，５を並列形成してあ る。この凹部５の前縁部に支持アーム６の基部６ａを回動自在に取り付け、該前 縁部左右方向に横架配設した回動軸（後述する垂直回動軸２２）を回動中心とし てその垂直回動面内で自在に起立（矢印Ｂ方向）することができるように構成す る。この支持アーム６は、基部６ａ側から略９０°方向に屈曲した支持部６ｂを 曲成してなるものであり、該支持部６ｂ上においてテレビ受像機２を上下方向（ 矢印Ｃ方向）へ回動自在になるように取り付てある。また、このテレビ受像機２ は、回動起立した状態で支持アーム６やアームキャップ４は干渉しない位置に配 設してあり、テレビ受像機２の視聴中であっても乗客はカクテルトレイ３を兼る アームキャップ４の開閉をすることができる構造となっている。なお、上記凹部 ５内には、ロック機構（図示していない）を構成し、格納した支持アーム６をロ ック固定することができるように構成すると共に、該ロック機構には適宜解除レ バーを付設し、乗客が該解除レバーを操作することによって支持アーム６のロッ ク動作を解除し、支持アーム６をセンターアームレスト１上に回動起立させるこ とができるように構成することもできる。

【００１１】 また、上記テレビ受像機２は、支持アーム６の基部６ａ側軸回り（矢印Ｄ方向 ）の回動により、左右方向の向きを９０°以上変えることができると共に、該テ レビ受像機２を支持部６ｂ側の軸添いに回動し、テレビ受像機２表裏面の向きと 支持部６ｂの軸方向の向きと一致させることによりセンターアームレスト１に形 成した幅の狭い上記凹部５内にスッポリと格納できるようになっている。尚、セ ンターアームレスト１の前端にはサブカクテルトレイ７が出入自在に設けられて いる。

【００１２】 図７は、センターアームレスト１に対する支持アーム６の構成方法を示す要部 拡大図、図８乃至図１１は支持アーム６の各部を示すものである。 即ち、上記各図面において、テレビ受像機２の下面には取付ベース８が取り付 けてある。この取付ベース８は、正面側から見て略Ｔ字状になるように形成して あり、下端に突出する凸部８ａを上下回動軸９内に嵌合固定してある。また、こ の上下回動軸９は、支持アーム６を起立させた状態で、横方向へ屈曲伸出する支 持アーム６の支持部６ｂの軸方向に沿って配置され、図７中左端が支持アーム６ に回動可能に取り付けられている。また、テレビ受像機２、取付ベース８及び上 下回動軸９の一体性を増すために取付枠１０を介装して固定する構造になってい る。即ち、この取付枠１０と上記上下回動軸９をねじ１１で固定すると共に、取 付枠１０を支持アーム６の支持部６ｂ先端にねじ１２で固定する。また、取付枠 １０は、ねじ１３とクリップナット１４で締結固定したクリップ１５を介してテ レビ受像機２の下面にねじ１６を用いて固定する。

【００１３】 支持アーム６は、その基部６ａ側に２段筒条のアーム支え１７を具備しており 、該アーム支え１７部において支持アーム６の基部６ａ側を回動自在に支持する 構造になっている。また、基部６ａの下端とアーム支え１７は、両者の同軸上に 左右回動軸１８を貫通して連結する構造になり、この左右回動軸１８の上端に左 右回動支持材１９を固定し、基部６ａの内面を固着支持している。而して、この 左右回動支持材１９と上記アーム支え１７の２段筒状部との接触部において、支 持アーム６の基部６ａは回動可能な状態で堅固に支持される。そして、両者の回 動を滑らかに行うため、両者の当接摺動面間に摺動部材２０を介装してある。

【００１４】 上記アーム支え１７は、垂直回動軸受２１と一体的に構成してある。この垂直 回動軸受２１は、支持アーム６の垂直面内での回動を行うための垂直回動軸２２ を支承するためのものであり、該垂直回動軸２２に対して上記左右回動軸１８が 自在に回動し得るように構成してある。また、垂直回動軸２２の両端には凸部（ 図示していない）が形成してあり、垂直回動軸受２１の端部に形成された長孔２ ３に嵌入している。この長孔２３の形成範囲内において、上記垂直回動軸２１の 回動を許容し、支持アーム６の垂直面内での回動が行えるようになっている。

【００１５】 上記垂直回動軸２２にはストッパー機構２４が付設してある。即ち、センター アームレスト１の凹部５内前方に横架設した上記垂直回動軸２２の下方には、凹 部（図示していない）が形成してあり、この凹部にストッパーアーム２５の先端 に形成した爪２６が係合できるようになっている。このストッパーアーム２５は 、軸２７回りに回動可能であり、ばね２８によって常時爪２６側が上記凹部に係 合する方向に付勢されている。また、上記凹部は爪２６との接触部分において、 支持アーム６が格納される方向へ徐々に浅くなっており、支持アーム６が回動し 、起立した使用状態になる所定の回動角度で深くなっている。従って、このスト ッパー機構２４によって、支持アーム６は所定の回動角度で回動抵抗を増加させ るため、該支持アーム６を回動起立するためには余り大きな力を必要としないに もかかわらず、テレビ受像機２の視聴位置における所定の回動角度では回動抵抗 が大きくなって所望の位置に停止安定させるという機能を果す構造になっている 。

【００１６】 テレビ受像機２を格納するための凹部５内には、格納状態に横倒させた上記支 持アーム６を上方へ押し上げるための所謂スプリングアップ機構２９が付設して ある。図１２は凹部取付板上に配設固定したスプリングアップ機構の正面図、図 １３は同じく平面図、図１４は側面図、図１５は内部構造及び動作を示す内部透 視側面図である。 このスプリングアップ機構２９は、上記凹部５の底面に固定される支持枠３０ とこの支持枠３０の先端に上下方向へ回動自在になるように軸着された回動体３ １によって構成されると共に、該回動体３１の内端側に形成された軸方向へ長径 となり、かつ横方向へ曲面を形成してなる係合部３１ａを、該係合部３１ａに対 してその突出方向上端から係合して回転させる係合傾斜面３２ａを形成した台形 状の押出体３２を構成し、該押出体３２を支持枠２９内に内装したばね３３によ って常時押出体３２が回動体３１の係合部３１ａに当接するように付勢したもの である。このスプリングアップ機構２９は、支持アーム６を凹部５内に収容した 状態において、その適宜部位の外周端面下側に位置するように配設してあり、支 持アーム６を凹部５内に横倒させた状態では、上記回動体３１が支持アーム６の 外周端面に押され、支持枠３０に対する軸着部前方へ押し広げられた状態で格納 されるようになっている。従って、支持アーム６を凹部５内へ回動させる力がな くなると、回動体３１がばね３３に押された押出体３２の付勢力によって回転し ながら起き上がり、その先端部分３１ｂを支持アーム６の外周端面に添って摺動 させながら所定の回動範囲（矢印Ａ）内で支持アーム６を持ち上げることができ る（図１４中Ｂ位置）。３４は、回動体３１に初期回動力を与えるための板状の 補助ばねであり、常時回動体３１を起立させる方向に付勢している。支持アーム ６は、凹部５内に格納した状態ではその上部からアームキャップ４が閉止される と共に、凹部５内に完全に押入固定（図中Ｃ位置）されている。 尚、回動体３１の起立力を強めるために支持枠３０と回動体３１の間にばね（ 図示していない）を介装し、該ばねの引っ張り力によって回動体３１を常時閉じ る方向（矢印Ａ方向）へ付勢するように構成することもできる。

【００１７】 以下、本実施例の作用について説明する。 乗客がテレビ受像機２を視聴しようとする場合には、先ずアームキャップ４を 開放する（図２中矢印Ａ方向）。次いで、図示しない解除レバーを操作して支持 アーム６のロック動作を解除すると、上記スプリングアップ機構２９の回動体３ １の付勢力によって支持アーム６に構成したテレビ受像機２が凹部５内から乗客 の掴み易い高さまで押し上げられ、その位置で支持アーム６又はテレビ受像機２ を掴んで垂直面内で支持アーム６を回動起立させることができる（図２中矢印Ｂ 方向）。支持アーム６は、所定の回動角度になると、ストッパー機構２４により 回動抵抗が大きくなり、その回動角度位置で安定支持することができる。その後 、支持アーム６を基部６ａ側の軸回りに回動（図２中矢印Ｄ方向）させると、概 略１６０°範囲で自在に回動させることができ、テレビ受像機２を乗客の前方位 置に調整することができる。上記のように、テレビ受像機２が１６０°範囲内で 自在に回動させることができる構造になっているため、乗客がこのテレビ受像機 ２に当たっても怪我をすること等がなく、また概略１６０°回転させることによ り乗客の前から支持アーム６が逃げるように動作するため、乗客に対する安全性 を向上することもできる。而して、乗客がサイドアームレストに寄りかかった姿 勢等でテレビ受像機２を視聴する場合などには、支持アーム６を上記のように回 動させてテレビ受像機２の左右方向の向きを調整することができる。

【００１８】 また、乗客の姿勢が、例えばシートバックをどの程度寝かせるか等によって変 化し、乗客の目の位置の高さが変化した場合には、この変化に対応して、テレビ 受像機２を支持アーム６の支持部６ｂに対し上下方向（図２中矢印Ｃ方向）に回 動する。この回動は、上下回動軸９が支持部６ｂに対して回動することで行われ る。更に、乗客がテレビ受像機２を視聴しながら、飲物を飲んだり食物を食べた りする場合には、アームキャップ４を閉じ、飲食物の容器や袋等を取り出して載 せることができ、アームキャップ４をカクテルトレイとして使用することができ る。尚、テレビ受像機２の視聴中であっても、アームキャップ４を閉じておくこ とができる。また、このアームキャップ４だけではカクテルトレイとしての面積 が不足する場合には、センターアームレスト１の前端に構成したサブカクテルト レイ７を引き出して使用することもできる。

【００１９】 尚、上記実施例においては、テレビ受像機２が格納できるアームレストとして センターアームレスト１による例を示しているが、サイドアームレストとして構 成することができることは勿論である。また、上記実施例においてはアームキャ ップ４がカクテルトレイを兼ねる構造のものを説明しているが、カクテルトレイ を兼ねないアームキャップであってもよい。

【００２０】

【考案の効果】

本考案に係る座席用アームレストは、以上のように構成したから、テレビ受像 機をアームレストの内部に格納できることのみならず、アームレストの前後方向 の長さに応じて長い支持アームを構成することができ、この長い支持アームの先 端に構成したテレビ受像機の乗客に対する視聴位置を好みにあわせて大きく変更 することができるようになる。特に、基部側から支持部側へ略９０°に屈曲した 支持アームは、垂直面内での回動のみならず、基部側の軸回りの回動（即ち、水 平面内の回動）を行うことができ、乗客が座席で自分の姿勢を自由に変化させ、 その姿勢変化に応じてテレビ受像機の視聴位置を自由に変えることができる。

【００２１】 また、テレビ受像機を支持アームの先端で上下方向へ自在に回動させることで 、乗客は自己の姿勢や座高に応じた目の位置の高さに応じて、テレビ受像機の上 下の向きを変えることができる。尚、テレビ受像機を凹部から回動起立させた状 態でアームキャップを閉じることができるため、テレビ受像機を視聴中であって もアームキャップが邪魔にならないように閉じたり、或いは飲食物を載せるため のカクテルトレイとして使用したりすることも自由に行うことができる等、本考 案実施後の効果は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る座席用アームレストを構成した航
空機用座席の全体斜視図である。

【図２】アームキャップを開放し、テレビ受像機を視聴
姿勢に支持した状態を示すセンターアームレストの斜視
図である。

【図３】同じくセンターアームレストの側面図である。

【図４】同じく平面図である。

【図５】同じく部分平面図である。

【図６】同じく正面図である。

【図７】センターアームレストに対する支持アームの構
成方法を示す一部切欠した要部拡大図である。

【図８】図７のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線断面図である。

【図９】図７の矢視ＩＸ方向から見た正面図である。

【図１０】図７のＸ−Ｘ線断面図である。

【図１１】図７のＸＩ−ＸＩ線断面図である。

【図１２】スプリングアップ機構の構成を示す正面図で
ある。

【図１３】同じく平面図である。

【図１４】同じく側面図である。

【図１５】同じく内部構造と動作を示す透視側面図であ
る。

【符号の説明】

１ センターアームレスト ２ テレビ受像機 ４ アームキャップ ５ 凹部 ６ 支持アーム ８ 取付ベース ９ 上下回動軸 １０ 取付枠 １１，１２，１３，１６ ねじ １４ クリップナット １５ クリップ １７ アーム支え １８ 左右回動軸 １９ 左右回動支持材 ２０ 摺動部材 ２１ 垂直回動軸受 ２２ 垂直回動軸 ２３ 長孔 ２４ ストッパー機構 ２５ ストッパーアーム ２６ 爪 ２８ ばね ２９ スプリングアップ機構

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 航空機その他の乗物用座席に構成するア
   ームレストの上面にアームキャップを開閉自在に装着す
   ると共に、該アームキャップの下部にテレビ受像機を格
   納する凹部を形成し、該凹部の前端に基部側から上端側
   に向かって略直角方向に曲成した支持アームの基部を取
   り付けると共に、該基部を前記凹部内に対する略垂直面
   内での回動、及び長手方向回りの回動を可能にする構造
   にしたことを特徴とする座席用アームレスト。
2. 【請求項２】 前記テレビ受像機が前記支持アームをア
   ームレスト上に起立させた状態で、その先端に対して前
   後及び水平方向へ自在に回動するように装着したことを
   特徴とする請求項１の座席用アームレスト。