JPH07285124A - ポリテトラフルオロエチレン油圧ブレーカーのスラストリング、スラストブッシュ、前カバー及び固定構造物の構造 - Google Patents
ポリテトラフルオロエチレン油圧ブレーカーのスラストリング、スラストブッシュ、前カバー及び固定構造物の構造Info
- Publication number
- JPH07285124A JPH07285124A JP7035403A JP3540395A JPH07285124A JP H07285124 A JPH07285124 A JP H07285124A JP 7035403 A JP7035403 A JP 7035403A JP 3540395 A JP3540395 A JP 3540395A JP H07285124 A JPH07285124 A JP H07285124A
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- JP
- Japan
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- bush
- thrust
- ring
- rod
- polytetrafluoroethylene
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
- E02F3/966—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of hammer-type tools
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Actuator (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）材
料を使用した油圧ブレーカーの騒音低減及び性能向上。 【構成】 産業用油圧ブレーカーにおいて、摩擦係数が
低いＰＴＦＥ材質を利用すると、衝撃エネルギーを受け
て上下方向に動くロッドには隣接されている構造物に振
動エネルギーの伝達を減らす。結果的には騒音を低減し
て、ブレーカーの効率を増加させることが出来ることを
利用している。特に、ロッドと接しているスラストブッ
シュ、スラストリング及び前カバーの材質をＰＴＦＥ系
列のテフロン材質で構成する構造を特長とするＰＴＦＥ
材料を使用した油圧ブレーカーのスラストリング、スラ
ストブッシュ、前カバー及び固定構造物の構造。
料を使用した油圧ブレーカーの騒音低減及び性能向上。 【構成】 産業用油圧ブレーカーにおいて、摩擦係数が
低いＰＴＦＥ材質を利用すると、衝撃エネルギーを受け
て上下方向に動くロッドには隣接されている構造物に振
動エネルギーの伝達を減らす。結果的には騒音を低減し
て、ブレーカーの効率を増加させることが出来ることを
利用している。特に、ロッドと接しているスラストブッ
シュ、スラストリング及び前カバーの材質をＰＴＦＥ系
列のテフロン材質で構成する構造を特長とするＰＴＦＥ
材料を使用した油圧ブレーカーのスラストリング、スラ
ストブッシュ、前カバー及び固定構造物の構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はポリテトラフルオロエチ
レン（ＰＴＦＥ、商品名テフロン）材料を使用した油圧
ブレーカーのスラストリング、スラストブッシュ、前カ
バー及び固定構造物の構造に関するものである。特に、
その騒音低減及び性能向上を目的とする。
レン（ＰＴＦＥ、商品名テフロン）材料を使用した油圧
ブレーカーのスラストリング、スラストブッシュ、前カ
バー及び固定構造物の構造に関するものである。特に、
その騒音低減及び性能向上を目的とする。
【０００２】
【従来の技術】コンクリート鉄筋構造物や採石場におい
て固い岩等を破砕する時に使用される産業用油圧ブレー
カーは衝撃力を利用する装備である。この装備は油圧駆
動を通してシリンダー内にある重いピストンを往復運動
させてロッドに衝撃を加えるようにする。その結果、破
砕しようとする物体に接しているロッドの端部分にエネ
ルギーが伝達されて、対象物体を切るとか破る役割をす
る。
て固い岩等を破砕する時に使用される産業用油圧ブレー
カーは衝撃力を利用する装備である。この装備は油圧駆
動を通してシリンダー内にある重いピストンを往復運動
させてロッドに衝撃を加えるようにする。その結果、破
砕しようとする物体に接しているロッドの端部分にエネ
ルギーが伝達されて、対象物体を切るとか破る役割をす
る。
【０００３】その原理を要約すると次のようになる。図
１は産業用油圧ブレーカーの断面を表わしている。ブレ
ーカーが大きな力をピストンに瞬間的に発生させて、こ
の衝撃がロッドを打ち込む時、図２に見るように、ロッ
ドは外壁と許容誤差を持って強制的に滑る。実際、設計
時にはロッドと外壁の間の許容公差が0.8 mm〜1.0 mm程
度を維持するように製作されているが、向打作業が進行
するに従って、ロッドとの強制摩擦による磨耗が顕われ
る。酷い場合には、間隙が１０mmまで増加する。
１は産業用油圧ブレーカーの断面を表わしている。ブレ
ーカーが大きな力をピストンに瞬間的に発生させて、こ
の衝撃がロッドを打ち込む時、図２に見るように、ロッ
ドは外壁と許容誤差を持って強制的に滑る。実際、設計
時にはロッドと外壁の間の許容公差が0.8 mm〜1.0 mm程
度を維持するように製作されているが、向打作業が進行
するに従って、ロッドとの強制摩擦による磨耗が顕われ
る。酷い場合には、間隙が１０mmまで増加する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】特に、図３の詳細図面
中にあるロッドと前ヘッドの間にある材料である前カバ
ー、スラストブッシュ及びスラストリングにおいての磨
耗が深刻に起こる。物理的に見ると産業用ブレーカーで
発生する騒音の大きさはこのような材料の磨耗と直接的
に関連する。即ち、強力な衝撃力を持って急加速急減速
するロッドは滑りながら表面に接しているリング、ブッ
シュ及びカバーと表面摩擦を通じて前ヘッドに振動エネ
ルギーを伝達し、伝達エネルギーは表面において騒音と
して空気中に放射されている。従って、ロッドが滑りな
がら前ヘッドに伝達するエネルギーを減らして空気中に
放射されている騒音が低減する。
中にあるロッドと前ヘッドの間にある材料である前カバ
ー、スラストブッシュ及びスラストリングにおいての磨
耗が深刻に起こる。物理的に見ると産業用ブレーカーで
発生する騒音の大きさはこのような材料の磨耗と直接的
に関連する。即ち、強力な衝撃力を持って急加速急減速
するロッドは滑りながら表面に接しているリング、ブッ
シュ及びカバーと表面摩擦を通じて前ヘッドに振動エネ
ルギーを伝達し、伝達エネルギーは表面において騒音と
して空気中に放射されている。従って、ロッドが滑りな
がら前ヘッドに伝達するエネルギーを減らして空気中に
放射されている騒音が低減する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明においては磨耗に
も強く、高い荷重にも耐えるし、特にロッドが衝撃を受
けて滑る時に、摩擦係数が低いので前カバーに振動エネ
ルギーを伝達する機会を断つことが出来る新しい材質の
リング、ブッシュ及びカバーを提案する。既存の産業用
ブレーカーにおいてはリング、ブッシュ及びカバーの材
質として磨耗にも強いし、破壊されないＳＣＭ４やＳＣ
Ｍ２１系統の材料を使用する。また、摩擦係数は高い値
を持っている。
も強く、高い荷重にも耐えるし、特にロッドが衝撃を受
けて滑る時に、摩擦係数が低いので前カバーに振動エネ
ルギーを伝達する機会を断つことが出来る新しい材質の
リング、ブッシュ及びカバーを提案する。既存の産業用
ブレーカーにおいてはリング、ブッシュ及びカバーの材
質として磨耗にも強いし、破壊されないＳＣＭ４やＳＣ
Ｍ２１系統の材料を使用する。また、摩擦係数は高い値
を持っている。
【０００６】
【実施例】既存のＳＣＭ系統の材質の代わりに韓国工業
規格ＫＳＭ３５−１９９２で規定されているＰＴＦＥの
材質で作られたリング、ブッシュ及びカバーを使用する
と、摩擦係数が５／１０００程度に小さいので、ＳＣＭ
系列の摩擦係数（２／１０程度）に比べて顕著に低い値
を持つようになっている。従って、ロッドで発生する衝
撃エネルギーが前カバーを通じて前ヘッドの振動エネル
ギーに変換する割合が大きく下がるので結果的には騒音
低減効果を見ることが出来る。
規格ＫＳＭ３５−１９９２で規定されているＰＴＦＥの
材質で作られたリング、ブッシュ及びカバーを使用する
と、摩擦係数が５／１０００程度に小さいので、ＳＣＭ
系列の摩擦係数（２／１０程度）に比べて顕著に低い値
を持つようになっている。従って、ロッドで発生する衝
撃エネルギーが前カバーを通じて前ヘッドの振動エネル
ギーに変換する割合が大きく下がるので結果的には騒音
低減効果を見ることが出来る。
【０００７】図４には従来の代替材料として使用されて
いるＰＴＦＥを利用した部品の位置と概略的な図形を示
す。一方、ロッドと前ヘッドの間にあるリング、ブッシ
ュ及びカバーの摩擦係数が顕著に低いＰＴＦＥ系統の材
質に換えると、騒音低減効果を得ることが出来るばかり
でなく、シリンダーからの衝撃力が摩擦力で損失されて
いないしロッドを動かす衝撃力に変換されるので、破砕
しようとするエネルギーに最大限に転換することが出来
るので、ブレーカーの性能も向上することが出来る利点
を持つ。
いるＰＴＦＥを利用した部品の位置と概略的な図形を示
す。一方、ロッドと前ヘッドの間にあるリング、ブッシ
ュ及びカバーの摩擦係数が顕著に低いＰＴＦＥ系統の材
質に換えると、騒音低減効果を得ることが出来るばかり
でなく、シリンダーからの衝撃力が摩擦力で損失されて
いないしロッドを動かす衝撃力に変換されるので、破砕
しようとするエネルギーに最大限に転換することが出来
るので、ブレーカーの性能も向上することが出来る利点
を持つ。
【０００８】また、ピストンロッドが動く時には、隣接
している固定構造物（前ヘッド等）表面にＰＴＦＥの処
理をすることによってブレーカーの性能を向上させるこ
とも出来る。ＰＴＦＥ材料をシリンダーとロッドが動き
ながら接触するようになっている固定構造物の表面に付
着させると、前に説明したブッシュ等にＰＴＦＥで替え
たものと同様な効果を示すので、消音の低減効果と共に
ブレーカーの性能も向上できる。
している固定構造物（前ヘッド等）表面にＰＴＦＥの処
理をすることによってブレーカーの性能を向上させるこ
とも出来る。ＰＴＦＥ材料をシリンダーとロッドが動き
ながら接触するようになっている固定構造物の表面に付
着させると、前に説明したブッシュ等にＰＴＦＥで替え
たものと同様な効果を示すので、消音の低減効果と共に
ブレーカーの性能も向上できる。
【０００９】
【発明の効果】そして、本発明は騒音が低減し性能も向
上出来る油圧ブレーカーとして該当産業分野に実用化普
及することが出来る。
上出来る油圧ブレーカーとして該当産業分野に実用化普
及することが出来る。
【図１】産業用油圧ブレーカーの構造に対する概略図で
ある。
ある。
【図２】打撃時のロッドの形状図である。
【図３】ロッドの詳細図面とＰＴＦＥの位置図である。
【図４】ブレーカーのロッド部位に使用するＰＴＦＥの
概略図である。
概略図である。
１ 前カバーＡ（ＳＣＭ） ２ 前カバーＢ（ＰＴＦＥ） ３ ピストン ４ バルブ ５ バックヘッド ６ スルーボルト ７ シリンダー ８ スラストリング ９ スラストブッシュ １０ 前ヘッド １１ ロッド（１１ａ：設計時、１１ｂ：作業時） １２ 被破砕物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュン オー−スン 大韓民国 ダエジェオン−シ ユースン− ク エオエウン−ドン ハンビット アパ ート 110−605 (72)発明者 ユーン ビュン−オク 大韓民国 ダエジェオン−シ ユースン− ク シンスン−ドン ハヌル アパート 101−101 (72)発明者 リー ヨウン−ファ 大韓民国 キュンギ−ド ソンタン ジサ ン−ドン 1094 キュンヨン アパート 112−601 (72)発明者 ユーン キル−ジュ 大韓民国 キュンギ−ド ブチェオン シ ンゴク・ボン２−ドン ゲウクドン アパ ート ５−1005 (72)発明者 ジャン ミュン−ス 大韓民国 キュンギ−ド スウォン クウ ォンソン−ク セリュ−ドン ミヨウン アパート 103−114 (72)発明者 ユー ジョン 大韓民国 キュンギ−ド スウォン チャ ンガン−ク チュンチュン−ドン 271− ６
Claims (2)
- 【請求項１】 ロッドと接しているスラストブッシュ、
スラストリング及び前カバーの材質をポリテトラフルオ
ロエチレン（ＰＴＦＥ）系列のテフロン材質で構成した
構造を特長とするＰＴＦＥ材料を使用した油圧ブレーカ
ーのスラストリング、スラストブッシュ、前カバー及び
固定構造物の構造。 - 【請求項２】 ピストンロッドが動く時に隣接されてい
る固定構造物（前ヘッド等）表面にＰＴＦＥ処理をする
ことによって、ブレーカーの性能を向上することを特長
とするＰＴＦＥ材料を使用した産業用油圧ブレーカーの
スラストリング、スラストブッシュ、前カバー及び固定
構造物の構造。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR6236/1994 | 1994-03-28 | ||
| KR1019940006236A KR960016157B1 (ko) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 피티에프이(ptfe) 재료로서 성형 및 코팅된 산업용 유압 브레이커의 트러스트링, 트러스트 부쉬, 프론트 커버의 구조 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07285124A true JPH07285124A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=19379726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7035403A Pending JPH07285124A (ja) | 1994-03-28 | 1995-02-23 | ポリテトラフルオロエチレン油圧ブレーカーのスラストリング、スラストブッシュ、前カバー及び固定構造物の構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07285124A (ja) |
| KR (1) | KR960016157B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007237369A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Univ Chuo | チゼル |
| KR100822879B1 (ko) * | 2007-02-01 | 2008-04-16 | 김형구 | 저소음형 유압브레이커 |
| KR100870984B1 (ko) * | 2007-03-22 | 2008-12-01 | 김재목 | 유압브레이커용 진동방지 장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625499A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-01 | Nok Corp | フッ素樹脂組成物 |
-
1994
- 1994-03-28 KR KR1019940006236A patent/KR960016157B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7035403A patent/JPH07285124A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0625499A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-01 | Nok Corp | フッ素樹脂組成物 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007237369A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Univ Chuo | チゼル |
| KR100822879B1 (ko) * | 2007-02-01 | 2008-04-16 | 김형구 | 저소음형 유압브레이커 |
| KR100870984B1 (ko) * | 2007-03-22 | 2008-12-01 | 김재목 | 유압브레이커용 진동방지 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950027156A (ko) | 1995-10-16 |
| KR960016157B1 (ko) | 1996-12-04 |
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