JPH0728447U - 化粧材被覆カウンター - Google Patents

化粧材被覆カウンター

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JPH0728447U
JPH0728447U JP6753193U JP6753193U JPH0728447U JP H0728447 U JPH0728447 U JP H0728447U JP 6753193 U JP6753193 U JP 6753193U JP 6753193 U JP6753193 U JP 6753193U JP H0728447 U JPH0728447 U JP H0728447U
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JP
Japan
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decorative
counter
dimension adjusting
dimension
attached
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Pending
Application number
JP6753193U
Other languages
English (en)
Inventor
毅 岩越
Original Assignee
株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高度の熟練を必要とすることなく、必要最小限
の仕上げ手間で長さ調節ができる構造の化粧材被覆カウ
ンター。 【構成】基体3に薄板又はシート状の化粧材5を貼着8
して化粧表面5aを形成した化粧材被覆カウンターにお
いて、基体3の少なくとも一方の側面3aに、薄板7の
複数枚を分離可能に積層した寸法調節材4を取り付け、
寸法調節材4に化粧材5を貼着して前記化粧表面5aに
連なる延長化粧表面5bを形成したことである。なお、
基体3は、桟材6を枠組みしたフレーム又は一枚の板材
から形成されることもある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化粧材で被覆されたカウンターであつて、長さ調節が可能なものの 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
カウンターには、桟材で枠組みしたフレーム又は一枚の板材からなる基体に、 薄板又はシート状の化粧材を貼着して化粧表面を形成したものがある。このカウ ンターを施工する現場には、図5に示す如く、対向する壁面W1,W2の間の施 工空間のように、カウンター1の施工幅寸法Lが予め決まつているものがある。 ところが、この施工幅寸法Lは、建物を構築するときに生じる誤差等により、施 工現場毎に異なることがある。そのため、カンターを施工する場合には、各施工 現場の施工幅寸法Lに合致するように、各施工現場においてカウンター1の端部 を鋸を用いて手作業で切断することがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、鋸を用いて手作業でカウンターの端部全体を切断するときには、多少 の誤差が生じる。そのため、各施工現場の施工幅寸法Lに合致させるためには、 高度な熟練を必要とする。もし、切断に失敗したときには、そのカウンターを廃 棄しなければならず、損失が大きい。更に、鋸を用いた切断では、切断面の全体 を綺麗に仕上げる手間を必要とする。
【0004】 本考案は、上記問題を解決するために、高度の熟練を必要とすることなく、必 要最小限の仕上げ手間で長さ調節ができる構造の化粧材被覆カウンターの提供を 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が採用した手段は、基体に薄板又はシート状の化粧材を貼着して化粧表 面を形成した化粧材被覆カウンターにおいて、前記基体の少なくとも一方の側面 に、薄板の複数枚を分離可能に積層した寸法調節材を取り付け、該寸法調節材に 化粧材を貼着して前記化粧表面に連なる延長化粧表面を形成したことを特徴とす る化粧材被覆カウンターである。なお、前記基体は、桟材を枠組みしたフレーム 又は一枚の板材から形成されることもある。
【0006】
【作用】
寸法調節材を含めた全体の幅寸法が施工現場の施工幅寸法となるように、寸法 調節材を形成する薄板の必要枚数を分離除去できる。この分離を行うとき、化粧 材は、カツター又は目の細かい鋸で容易且つ綺麗に切断除去できる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る化粧材被覆カウンター(以下、「本案カウンター」という 。)を図1乃至図4に示す実施例に基づいて説明する。 本実施例の本案カウンター2は、図1に示す如く、基材3と、基材3の側面3 aに接合した寸法調節材4と、基材3及び寸法調節材4に貼着8した化粧材5と からなる。
【0008】 前記基材3は、適宜長さの桟材6の複数本を矩形状に枠組した枠体又は合板若 しくはパーテイクル・ボート等からなる一枚の板材(図示は省略)等が用いられ る。
【0009】 前記寸法調節材4は、基材3の側面3aに対して、ビス締め9,9で接合され ている。寸法調節材4は、木材,合成樹脂等の素材からなる薄い肉厚T(例えば 、T=1〜3mm程度)の薄板7の複数枚を積層したものであり、薄板7,7ど うしが分離可能となつている。寸法調節材4は、図2(A)に示すように、化粧 材5との貼着8により、薄板7,7どうしが連なつている。従つて、薄板7の所 定枚数を分離するには、同図(A)(B)に示すように、化粧材5の所定切断箇 所をカッター又は目の細かい鋸等からなる切断具C等で切断すると共にビス9, 9を一旦取り外し、薄板7の所定枚数を分離し、その後に再度ビス締め9,9を 行う。
【0010】 図3は、寸法調節材14の別態様を示すものである。この寸法調節材14は、 薄板7の複数枚を積層した積層体の外側面の全周又は適宜箇所を、熱融着(薄板 7が合成樹脂素材からなるとき)又は接着剤等で接合14aし、全体を一体化し てある。そして、寸法調節材14は、基材3の側面3aに対して接着19してあ る。薄板7の所定枚数を分離するときには、化粧材5及び寸法調節材14の接合 部14aの所定切断箇所を切断具Cで切断して、薄板7の所定枚数を分離する。
【0011】 図4は、寸法調節材24の更に別態様を示すものである。この寸法調節材24 は、薄板7,7どうしを部分的に両面粘着テープ28で接合し、全体を一体化し てある。そして、寸法調節材24は、基材3の側面3aに対して接着29してあ る。薄板7の所定枚数を分離するときには、化粧材5の所定切断箇所を切断具C で切断すると共に薄板7,7どうしの所定分離箇所の隙間にドライバー等の分離 具Dを差し込んで薄板7,7を分離する。更に必要に応じて、基材3の側面3a に対して分離調節された寸法調節材24を釘又はビス(図示は省略)で止め付け て接合を補強する。
【0012】 前記化粧材5は、メラミン化粧樹脂板,ポリエステル化粧樹脂板,塩化ビニー ルシート又は金属箔等のように、カッター又は目の細い鋸等からなる切断具で簡 単且つ綺麗に切断できる薄板状又はシート状のものからなる。化粧材5は、基体 3に接着剤又は粘着剤で貼着8されて化粧表面5aを形成すると共に、寸法調節 材4(14,24)に貼着8されて延長化粧面5bを形成している。なお、化粧 材5は、基材3に貼着8するものと寸法調節材4(14,24)に貼着8するも のとを別個に形成し、両者の化粧表面5a,5bが連続となるように接合するこ ともある。
【0013】 本案カウンター2は、基材3の一方の側面3aに対して寸法調節材4(14, 24)を設ける以外に、図示は省略したが、基材3の両方の側面に対して寸法調 節材4(14,24)を設け、これら寸法調節材4(14,24)を化粧材5で 覆うように構成することもある。更に、本案カウンター2は、基材3の長手背面 に対して寸法調節材を設けると共に、該寸法調節材を化粧材5で覆うように構成 することにより、カウンターの出入り方向の寸法を調節できるようにすることも 可能である。
【0014】 次に、図1及び図2に示す本案カウンター2の施工手順を説明する。先ず、施 工場所の施工幅寸法を測定する。次に、本案カウンター2の化粧面2aに測定し た寸法値で切断線を描く。続けて、同図(A)(B)に示すように、化粧材5の 所定切断箇所をカッター又は細目の鋸等からなる切断具C(図2参照)で切断す ると共にビス9,9を一旦取り外し、薄板7の所定枚数を分離し、その後にビス 締め9,9を行う。化粧材5は、薄いため切断具Cで簡単且つ綺麗に切断できる 。そのため、仕上げの手間も必要最小限とすることができる。最後に、所定寸法 に切断された本案カウンター2を施工現場に取り付けて作業を完了する。
【0015】
【考案の効果】
以上詳述の如く、本案カウンターは、施工幅寸法に応じて寸法調節材を形成す る薄板の必要枚数を簡単に分離できると共に、化粧材をカツター又は目の細かい 鋸等の切断具で容易且つ綺麗に切断できる。その結果、本考案は、高度の熟練を 必要とすることなく且つ必要最小限の仕上げ手間で長さ調節ができる構造の化粧 材被覆カウンターを提供できる実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案カウンターの実施例を示す部分断面した斜
視図である。
【図2】同上の要部を拡大して示す部分断面した正面図
であり、(A)は分離前の状態を示すものであり、
(B)は分離途中の状態を示すものである。
【図3】寸法調節材の別態様を拡大して示す部分断面し
た正面図である。
【図4】寸法調節材の更に別態様を拡大して示す部分断
面した正面図である。
【図5】化粧材被覆カウンターを施工した現場を示す斜
視図である。
【符号の説明】
3…基体 4…寸法調節材 5…化粧材 5a…化粧表面 5b…延長化粧面 6…桟材 7…薄板 8…貼着

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に薄板又はシート状の化粧材を貼着
    して化粧表面を形成した化粧材被覆カウンターにおい
    て、前記基体の少なくとも一方の側面に、薄板の複数枚
    を分離可能に積層した寸法調節材を取り付け、該寸法調
    節材に化粧材を貼着して前記化粧表面に連なる延長化粧
    表面を形成したことを特徴とする化粧材被覆カウンタ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記基体は、桟材を枠組みしたフレーム
    又は一枚の板材からなる請求項1に記載の化粧材被覆カ
    ウンター。
JP6753193U 1993-11-12 1993-11-12 化粧材被覆カウンター Pending JPH0728447U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6753193U JPH0728447U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 化粧材被覆カウンター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6753193U JPH0728447U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 化粧材被覆カウンター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728447U true JPH0728447U (ja) 1995-05-30

Family

ID=13347661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6753193U Pending JPH0728447U (ja) 1993-11-12 1993-11-12 化粧材被覆カウンター

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JP (1) JPH0728447U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002180514A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Toto Ltd トイレユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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