JPH0728440Y2 - 終減速装置 - Google Patents
終減速装置Info
- Publication number
- JPH0728440Y2 JPH0728440Y2 JP1988036429U JP3642988U JPH0728440Y2 JP H0728440 Y2 JPH0728440 Y2 JP H0728440Y2 JP 1988036429 U JP1988036429 U JP 1988036429U JP 3642988 U JP3642988 U JP 3642988U JP H0728440 Y2 JPH0728440 Y2 JP H0728440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- hydraulic motor
- fixed
- housing
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、２段遊星減速機構を有する終減速装置に関す
るものである。
るものである。
車体フレームに固設された油圧モータのハウジング側に
ベアリングを介してスプロケット取付体を設け、油圧モ
ータの出力側に遊星歯車機構を備えた減速機組立体の入
力部材を連結し且つこの減速機組立体の出力部材を前記
スプロケット取付体に連結した終減速装置において、減
速機組立体の遊星歯車機構の固定キャリヤの歯車に噛み
合う固定側歯車は、油圧モータの端面に接して装着され
ていた。
ベアリングを介してスプロケット取付体を設け、油圧モ
ータの出力側に遊星歯車機構を備えた減速機組立体の入
力部材を連結し且つこの減速機組立体の出力部材を前記
スプロケット取付体に連結した終減速装置において、減
速機組立体の遊星歯車機構の固定キャリヤの歯車に噛み
合う固定側歯車は、油圧モータの端面に接して装着され
ていた。
上記のように固定側歯車が油圧モータの端面に接して装
着されるので終減速装置の軸方向寸法が長くなり、左右
の履帯の外端間の寸法内に組減速装置を納めることがで
きなかった。
着されるので終減速装置の軸方向寸法が長くなり、左右
の履帯の外端間の寸法内に組減速装置を納めることがで
きなかった。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは油圧モータと減速機組立体の軸方向
の寸法が小さくなり、コンパクト化を図ることができ、
左右の履帯の外端間の寸法内に納めることができる終減
速装置を提供することにある。
目的とするところは油圧モータと減速機組立体の軸方向
の寸法が小さくなり、コンパクト化を図ることができ、
左右の履帯の外端間の寸法内に納めることができる終減
速装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案は、車体フレーム
に固設された油圧モータのハウジング側にベアリングを
介してスプロケット取付体を設け、油圧モータの出力側
に遊星歯車機構を備えた減速機組立体の入力部材を連結
し且つこの減速機組立体の出力部材を前記スプロケット
取付体に連結した終減速装置において、前記減速機組立
体の遊星歯車機構の固定キャリヤの歯車に噛み合う固定
側歯車を、前記油圧モータのハウジングのインロー部に
嵌合すると共に、この固定側歯車の軸方向外側に凹陥部
を設け、固定側歯車を油圧モータのハウジングに軸方向
に固着する取付けボルトを、この凹陥部に配置して、こ
の取付けボルトの端面が固定側歯車の軸方向外端面と略
同一になるようにした構成となっている。
に固設された油圧モータのハウジング側にベアリングを
介してスプロケット取付体を設け、油圧モータの出力側
に遊星歯車機構を備えた減速機組立体の入力部材を連結
し且つこの減速機組立体の出力部材を前記スプロケット
取付体に連結した終減速装置において、前記減速機組立
体の遊星歯車機構の固定キャリヤの歯車に噛み合う固定
側歯車を、前記油圧モータのハウジングのインロー部に
嵌合すると共に、この固定側歯車の軸方向外側に凹陥部
を設け、固定側歯車を油圧モータのハウジングに軸方向
に固着する取付けボルトを、この凹陥部に配置して、こ
の取付けボルトの端面が固定側歯車の軸方向外端面と略
同一になるようにした構成となっている。
この構成により、固定側歯車は油圧モータのハウジング
の端面より内側に固着されると共に、この固定側歯車を
油圧モータのハウジングに軸方向に固着するための取付
けボルトの頭部も油圧モータのハウジングの端面より内
側になる。
の端面より内側に固着されると共に、この固定側歯車を
油圧モータのハウジングに軸方向に固着するための取付
けボルトの頭部も油圧モータのハウジングの端面より内
側になる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面中１は車体フレームであり、この車体フレーム１に
油圧モータ２がボルト３により固定してある。この油圧
モータ２のハウジング４には支承部５が形成してあり、
この支承部５にベアリング6,7を介してスプロケット取
付体８が設けてあり、このスプロケット取付体８にスプ
ロケット９が固着してある。また前記油圧モータ２の外
端部にはインロー部2aが形成してあり、このインロー部
2aの端面が前記支承部５の先端になり、歯車取付面2bに
なされている。そして、この歯車取付面2bに固定側歯車
10が取付ボルト11で固定してある。
油圧モータ２がボルト３により固定してある。この油圧
モータ２のハウジング４には支承部５が形成してあり、
この支承部５にベアリング6,7を介してスプロケット取
付体８が設けてあり、このスプロケット取付体８にスプ
ロケット９が固着してある。また前記油圧モータ２の外
端部にはインロー部2aが形成してあり、このインロー部
2aの端面が前記支承部５の先端になり、歯車取付面2bに
なされている。そして、この歯車取付面2bに固定側歯車
10が取付ボルト11で固定してある。
前記固定側歯車10の軸方向外側に凹陥部10aが設けてあ
り、この凹陥部10aに、前記取付けボルト11が配置さ
れ、この取付けボルトの端面が固定側歯車11の外側端面
と略同一になるようにしてある。
り、この凹陥部10aに、前記取付けボルト11が配置さ
れ、この取付けボルトの端面が固定側歯車11の外側端面
と略同一になるようにしてある。
図面中12は減速機組立体であり、この減速機組立体12は
２段遊星減速機構Ａを備えている。この減速機組立体12
の出力側部材Ｂであるハウジング13は取付用ボルト14に
よって前記スプロケット取付体８に固着してあり、また
減速機組立体12の入力側部材Ｃである入力軸15は前記油
圧モータ２の出力軸16に連結してあり、更に減速機組立
体12の固定キャリヤ17に形成した歯車18は前記固定側歯
車10に噛み合っている。
２段遊星減速機構Ａを備えている。この減速機組立体12
の出力側部材Ｂであるハウジング13は取付用ボルト14に
よって前記スプロケット取付体８に固着してあり、また
減速機組立体12の入力側部材Ｃである入力軸15は前記油
圧モータ２の出力軸16に連結してあり、更に減速機組立
体12の固定キャリヤ17に形成した歯車18は前記固定側歯
車10に噛み合っている。
また、前記固定側歯車10はベアリング６の軸方向の押え
機能を有する。
機能を有する。
したがって、油圧モータ２の回転駆動により、これの出
力軸16に連結された、減速機組立体12の入力軸15が回転
し、遊星減速機構Ａを介して出力側部材Ｂであるハウジ
ング13が回転し、このハウジング13に連結されたスプロ
ケット取付体８及びスプロケット９が回転する。
力軸16に連結された、減速機組立体12の入力軸15が回転
し、遊星減速機構Ａを介して出力側部材Ｂであるハウジ
ング13が回転し、このハウジング13に連結されたスプロ
ケット取付体８及びスプロケット９が回転する。
そして前記固定側歯車は油圧モータのハウジングの端面
より内側に固着されると共に、この固定側歯車を油圧モ
ータのハウジングに軸方向に固着するための取付けボル
トの頭部も油圧モータのハウジングの端面より内側にな
る。
より内側に固着されると共に、この固定側歯車を油圧モ
ータのハウジングに軸方向に固着するための取付けボル
トの頭部も油圧モータのハウジングの端面より内側にな
る。
以上詳述したように、本考案に係る終減速装置は、車体
フレームに固設された油圧モータのハウジング側にベア
リングを介してスプロケット取付体を設け、油圧モータ
の出力側に遊星歯車機構を備えた減速機組立体の入力部
材を連結し且つこの減速機組立体の出力部材を前記スプ
ロケット取付体に連結した終減速装置において、前記減
速機組立体の遊星歯車機構の固定キャリヤの歯車に噛み
合う固定側歯車を、前記油圧モータのハウジングのイン
ロー部に嵌合すると共に、この固定側歯車の軸方向外側
に凹陥部を設け、固定側歯車を油圧モータのハウジング
に軸方向に固着する取付けボルトを、この凹陥部に配置
して、この取付けボルトの端面が固定側歯車の軸方向外
端面と略同一になるようにしたことを特徴とするもので
ある。
フレームに固設された油圧モータのハウジング側にベア
リングを介してスプロケット取付体を設け、油圧モータ
の出力側に遊星歯車機構を備えた減速機組立体の入力部
材を連結し且つこの減速機組立体の出力部材を前記スプ
ロケット取付体に連結した終減速装置において、前記減
速機組立体の遊星歯車機構の固定キャリヤの歯車に噛み
合う固定側歯車を、前記油圧モータのハウジングのイン
ロー部に嵌合すると共に、この固定側歯車の軸方向外側
に凹陥部を設け、固定側歯車を油圧モータのハウジング
に軸方向に固着する取付けボルトを、この凹陥部に配置
して、この取付けボルトの端面が固定側歯車の軸方向外
端面と略同一になるようにしたことを特徴とするもので
ある。
従って、前記固定側歯車を油圧モータのハウジングの先
端より内側に収めることができると共に、この固定側歯
車を油圧モータのハウジングに固着するための取付けボ
ルトの頭部もハウジングの先端より内側に収めることが
でき、これにより、固定側歯車に噛合する内歯歯車の内
側端面を油圧モータのハウジングに近ずけることができ
て、油圧モータと減速機組立体の軸方向の寸法を小さく
することができ、左右の履帯の外端間の寸法内に終減速
装置を収めることができる。
端より内側に収めることができると共に、この固定側歯
車を油圧モータのハウジングに固着するための取付けボ
ルトの頭部もハウジングの先端より内側に収めることが
でき、これにより、固定側歯車に噛合する内歯歯車の内
側端面を油圧モータのハウジングに近ずけることができ
て、油圧モータと減速機組立体の軸方向の寸法を小さく
することができ、左右の履帯の外端間の寸法内に終減速
装置を収めることができる。
図面は本考案一実施例の縦断面図である。 １は車体フレーム、２は油圧モータ、2aはインロー部、
８はスプロケット取付体、10は固定側歯車、12は減速機
組立体、Ｂは出力部材、Ｃは入力部材。
８はスプロケット取付体、10は固定側歯車、12は減速機
組立体、Ｂは出力部材、Ｃは入力部材。
Claims (1)
- 【請求項１】車体フレームに固設された油圧モータのハ
ウジング側にベアリングを介してスプロケット取付体を
設け、油圧モータの出力側に遊星歯車機構を備えた減速
機組立体の入力部材を連結し且つこの減速機組立体の出
力部材を前記スプロケット取付体に連結した終減速装置
において、前記減速機組立体の遊星歯車機構の固定キャ
リヤの歯車に噛み合う固定側歯車を、前記油圧モータの
ハウジングのインロー部に嵌合すると共に、この固定側
歯車の軸方向外側に凹陥部を設け、固定側歯車を油圧モ
ータのハウジングに軸方向に固着する取付けボルトを、
この凹陥部に配置して、この取付けボルトの端面が固定
側歯車の軸方向外端面と略同一になるようにしたことを
特徴とする終減速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988036429U JPH0728440Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 終減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988036429U JPH0728440Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 終減速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01140050U JPH01140050U (ja) | 1989-09-25 |
| JPH0728440Y2 true JPH0728440Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31263036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988036429U Expired - Lifetime JPH0728440Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 終減速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728440Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022014256A1 (ja) | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Ｋｙｂ株式会社 | 変速機付モータ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61252935A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-10 | Nippon Air Brake Co Ltd | クロ−ラ車両の走行装置用減速機 |
| JPH026290Y2 (ja) * | 1985-08-17 | 1990-02-15 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP1988036429U patent/JPH0728440Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022014256A1 (ja) | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Ｋｙｂ株式会社 | 変速機付モータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01140050U (ja) | 1989-09-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3093782B2 (ja) | 減速機付ホィールモータ | |
| EP0860346A2 (en) | Power assist apparatus for motor vehicle steering shaft | |
| JPH057574B2 (ja) | ||
| JPH0728440Y2 (ja) | 終減速装置 | |
| JP3481875B2 (ja) | 減速装置及びこれを用いたコンクリートミキサー車のドラム駆動装置 | |
| JP2849202B2 (ja) | 減速機付ホィールモータ | |
| JP2849201B2 (ja) | 減速機付ホィールモータ | |
| JP4019677B2 (ja) | ラックピニオン式舵取装置 | |
| JP2001254785A (ja) | 油圧モータ内蔵形遊星歯車減速機 | |
| JPS5935759U (ja) | 遊星歯車装置 | |
| JPS6259348U (ja) | ||
| JPH0372854B2 (ja) | ||
| JPS6259349U (ja) | ||
| JPS6259350U (ja) | ||
| JPH0643165B2 (ja) | トラクタのミツシヨンケ−ス | |
| JPH0271160U (ja) | ||
| JPS62112349U (ja) | ||
| JPH0198353U (ja) | ||
| JPS60142089U (ja) | 産業用ロボツトの関節装置 | |
| JP2584709Y2 (ja) | 遊星歯車減速機構における軸受保持装置 | |
| JPH02124356U (ja) | ||
| JPH0754677Y2 (ja) | ブルドーザの終減速装置 | |
| JPS6248839U (ja) | ||
| JPH03128565U (ja) | ||
| JP3216906B2 (ja) | 電動式後輪操舵装置 |