JPH0728387A - 移動体の運動計画方法及び装置 - Google Patents

移動体の運動計画方法及び装置

Info

Publication number
JPH0728387A
JPH0728387A JP5173975A JP17397593A JPH0728387A JP H0728387 A JPH0728387 A JP H0728387A JP 5173975 A JP5173975 A JP 5173975A JP 17397593 A JP17397593 A JP 17397593A JP H0728387 A JPH0728387 A JP H0728387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
moving body
simulation
setting
phase plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5173975A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Furuya
雅年 古谷
Toshiro Sasaki
敏郎 佐々木
Fuminobu Furumura
文伸 古村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5173975A priority Critical patent/JPH0728387A/ja
Priority to US08/274,282 priority patent/US5550742A/en
Publication of JPH0728387A publication Critical patent/JPH0728387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B17/00Systems involving the use of models or simulators of said systems
    • G05B17/02Systems involving the use of models or simulators of said systems electric
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/24Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
    • B64G1/244Spacecraft control systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 移動体の運動を誘導制御するため、在来制御
系の利用を前提に、制御系の性能を考慮し、制約条件、
要求仕様を満足するように運動計画をたてる方法を提供
する。 【構成】 移動体の運動を計画するための装置1は物理
モデル及び誘導制御モデルを含む予測器2、そのシミュ
レーション条件180を設定するシミュレーション条件
設定手段3、予測器によるシミュレーション結果190
を評価する手段4と並びに運動計画100をたてる手段
5とからなる。運動計画をたてるときのシミュレーショ
ン条件の設定方法は、制約条件160及び要求仕様17
0とに基づいて、位置に対する速度の希望を決め、それ
と位置データ110、速度データ120又はシミュレー
ション結果190とを比較して、何を計画すべきかを判
断し、計画すべきものに対するシミュレーション条件1
80を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の運動計画方
法、及び、装置の技術に関し、特に、宇宙機のランデヴ
ドッキングに好適な運動計画方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宇宙機の運用者や制御系設計者が
使用してきた宇宙機の軌道制御方法の1つとして、位相
平面制御(以下、従来技術1という)がある。
【0003】図5は、位相平面制御の特徴を位相平面上
に表したものである。この制御は、3軸方向にそれぞれ
独立な制御であり、横軸は目標位置と位置データとの位
置偏差401、縦軸は目標速度と速度データとの速度偏
差402を表す。図中の+領域403では宇宙機が+方
向へ加速するように制御コマンドが与えられ、−領域4
03では−方向へ加速するように制御コマンドが与えら
れる。0領域405(不感帯)では制御コマンドは0で
ある。0領域405は、通常、位置データ、及び、速度
データの計測誤差に対して、十分広くなるように設計す
る。
【0004】図6、図7は位相平面制御による応答の例
を示したものである。図6は、横軸が時間、縦軸が速度
である。図中には、目標速度411、実際の速度41
2、制御装置に入力された速度413(センサで計測し
たデータをフィルタリングしたもの)が示してある。目
標速度411に対して、実際の速度412がオーバーシ
ュートしているが、計測誤差に対しては、ロバスト安定
である。
【0005】図7は、このときの位相平面上での軌跡4
14(制御装置に入力される位置偏差と速度偏差の関係
の軌跡)を示したものである。
【0006】オーバーシュートを押える手段の1つとし
て、“特開平5−127701公報”には、仮の目標量
をたて、適当なタイミングで目標量を切り替える方法
(以下、従来技術2という)が提案されている。
【0007】仮の目標値は、オーバーシュートした時の
ピーク値が、本来の目標量に等しくなるように設計し、
実際の被制御量が本来の目標量に達したときに、目標量
を切り替えるものである。ただし、この方法は切り替え
るタイミングを事前に設定するものではない。
【0008】別の制御方法の1つとして、“日本航空宇
宙学会誌、Vol.39、No.444、p44−5
0、1991”には、予見ファジィ制御による方法(以
下、従来技術3という)が提案されている。
【0009】宇宙機の速度を、現在の速度から±Δ変化
させたときと、そのままのときの3種類の速度に対し
て、評価関数をファジィ推論して、制御コマンドを決め
るものである。ここでは、宇宙機のランデヴドッキング
の最終接近フェーズにおける軌道制御を例として、相対
距離の大きさ、速度の上下限、到達時間、衝突回避(安
全性)を評価項目としている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】宇宙機のランデヴドッ
キングにおいては、飛行の方法などによりいくつかのフ
ェーズに分けるのが一般的である。例えば、軌道投入、
遠距離からの接近、周回、最終接近、ドッキングなどの
フェーズである。このとき、少なくとも1つのフェーズ
に対しては、その開始から終了までの運動計画をたてて
おき、運用者がその運動計画を知っておくことが望まし
い。これによって、運用者は安全性についてある程度予
想することができる。また、運動計画そのものは、状況
に応じて変更できるようになっていなければならない。
これによって、外乱、故障、異常事態などに対処するこ
とができる。
【0011】さらに、評価項目に対して、従来技術3の
ように逐次精密な制御を試みることも1つの方法だが、
従来技術1のようなユーザや制御系設計者が従来から使
用してきた制御系を使用し、その制御系の特徴を生かす
ように運動計画をたてることも1つの方法である。例え
ば、上記の位相平面制御においては、従来技術2のよう
に目標速度を段階的に設定することで、オーバーシュー
トを改善できることが知られている。
【0012】本発明の目的は、ユーザや制御系設計者が
従来から使用してきた制御系を使用することを前提とし
て、制御系の性能を考慮して、制約条件、要求仕様など
による評価項目を満足するような運動計画;特に上記の
制御系として位相平面制御を利用する場合の運動計画を
たてる方法及び装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移動体の運動計画装置は、移動体の運動を
予測するための誘導制御装置のモデルを含む移動体の運
動シミュレータ(以下、予測器という)と、予測器に必
要なシミュレーション条件を設定する手段と、予測器に
よるシミュレーション結果を評価する手段と、評価結果
に基づいて運動計画をたてる手段とからなる。装置への
入力データは、時刻に対する位置、速度データ、制約条
件、要求仕様などである。
【0014】本発明の移動体の運動計画方法は、制約条
件と、要求仕様とに基づいて、制約条件、及び、要求仕
様を満足するための位置、速度に関する希望を決め、位
置、速度データと比較して、計画すべきものを判断し
て、シミュレーション条件を設定する処理と、シミュレ
ーション条件に基づいて、シミュレーション結果を出力
する処理と、シミュレーション結果を評価して、移動体
を誘導制御するための基準となる運動計画をたてる処理
とからなる。
【0015】
【作用】上記の手段によれば、制御モデルを含めて、運
動予測するので、制御系の性能として、オーバーシュー
ト、アンダーシュート、応答遅れ、定常偏差などがあっ
たとしても、制約条件や要求仕様を満足することができ
る。
【0016】また、制御系としては、従来から利用され
ているものを用いるので、運用者のロバスト安定性など
に対する不安を軽減できる。運動計画を移動体の運用者
に対して知らせることもできるので、運用者が安全性に
ついてある程度予想しておくことがでる。
【0017】
【実施例】移動体の運動計画装置について説明する。図
1は、移動体のデータを入手し、移動体を加減速するた
めに最低限必要な装置と、運動計画装置との構成を表し
ている。
【0018】航法装置20は、センサ10が計測したデ
ータに基づいて、移動体の位置110、及び、速度12
0を算出する。ただし、航法装置20には、フィルタ、
画像処理などの機能は含まれるものとする。
【0019】誘導装置30は、運動計画100、移動体
の位置110、移動体の速度120に基づいて移動体の
目標位置130、移動体の目標速度140を算出する。
【0020】制御装置40は、運動計画100、移動体
の位置110、移動体の速度120、移動体の目標位置
130、移動体の目標速度140に基づいて、制御コマ
ンド150を決め、アクチュエータ50を動作させる。
【0021】運動計画装置1は、移動体の運動シミュレ
ータ(以下、予測器2)と、予測器のシミュレーション
条件180を設定する手段(以下、シミュレーション条
件設定手段3)と、シミュレーション結果190を評価
する手段(以下、評価手段部4)と、運動計画100を
たてる手段(以下、運動計画部5)とからなる。
【0022】シミュレーション条件設定手段3は、移動
体の位置110、移動体の速度120、制約条件16
0、要求仕様170に基づいて、シミュレーション条件
180を決める。ここで、制約条件、及び、要求仕様は
別の手段によって与えられるものとする。例えば、あら
かじめ移動体の搭載コンピュータに登録されているもの
を読み込んだり、運用者60によって与えられたりなど
である。また、シミュレーション条件には、移動体の運
動の初期状態だけでなく、積分方法、予測したいシミュ
レーション結果(時刻、偏差、位置、速度、燃料使用量
など)なども含まれるものとする。また、初期状態とし
て、予測器が算出した状態量(シミュレーション結果1
90)を利用することもある。
【0023】予測器2は、移動体の運動ダイナミクスモ
デルと、誘導制御モデルを含んでおり、シミュレーショ
ン条件180に基づいて、移動体の運動をシミュレート
し、シミュレーション結果190を出力する。
【0024】評価手段4は、シミュレーション結果19
0が制約条件160、要求仕様170を満足しているか
を評価する。
【0025】運動計画手段5は、シミュレーション結果
の評価に基づいて運動計画100をたて、誘導装置3
0、及び、制御装置40が理解できるフォーマットにし
て、それぞれの装置に送る。この運動計画100を運用
者60に送ることもある。
【0026】航法装置20、誘導装置30、制御装置4
0、及び、運動計画装置1は移動体搭載のコンピュータ
である。これら装置は、時刻220を知るためのなんら
かの手段をもっているものとする。例えば、同期のとれ
た時計を各装置がもっていたり、ある装置(航法装置2
0がよい)から時刻の情報が各装置に伝達されたりなど
である。このとき、運動計画装置が新たな運動計画を出
力するまでのサイクルは、各装置の処理サイクルより大
きくて良い。
【0027】例えば、誘導装置、制御装置が100ms
ecごとに目標位置、目標速度、制御コマンドを算出し
ているとき、運動計画装置は10secごとに運動計画
を更新しても良い。
【0028】また、運用者60、または、別の手段によ
って、緊急を要するような情報が与えられたときは、定
期的な更新にこだわらずに、運動計画装置1は運動計画
を更新しても良い。
【0029】予測器2の中で、状態量を求めるとき、あ
る時刻に対する速度が定常状態とみなせるときは、その
ときの状態に基づいて、繰返し積分を行わずに、任意の
時刻の状態量を算出し、それ以外のときは、制御装置4
0の物理的なサイクルを積分ステップサイズとして繰返
し積分をする。
【0030】以下、本発明の具体的な適用例として、宇
宙機のランデヴドッキングにおける最終接近フェーズの
軌道制御のための運動計画方法について説明する。
【0031】図2は、ランデヴドッキングを行う追跡宇
宙機、目標宇宙機を模式化したものである。
【0032】宇宙機のランデヴドッキングは、追跡宇宙
機による目標宇宙機の定期点検修理、目標宇宙機への物
資供給、目標宇宙機からの生産物回収などのために必要
不可欠な技術である。追跡宇宙機310、及び、目標宇
宙機320には、それぞれ、ドッキングポート330が
設けられていて、両宇宙機が結合できるようになってお
り、結合しているときに各種サービスを行う。目標宇宙
機には、通常、リフレクタ340、または、ターゲット
マーカーが取り付けられていて、追跡宇宙機のカメラ3
50でこれらを撮影することによって、両宇宙機の相対
位置を計測できるようになっている。
【0033】ランデヴドッキングにおける最終接近フェ
ーズでは、座標系として目標宇宙機のドッキング軸(以
下、相対座標系360という)を用い、x軸が目標宇宙
機のノーズ方向、y軸が目標宇宙機の右方向、z軸が目
標宇宙機の床方向とする。
【0034】図3は最終接近フェーズの接近速度の制約
の例である。最終接近フェーズでは、ユーザや運用者が
x軸方向の接近速度の制約条件370を決めておく。ま
た、宇宙機搭載の別の手段によってこの条件を算出して
もよい。図3の例は、相対位置に対する接近速度の制約
条件の例で、安全性を考慮して相対距離が小さいほど、
接近速度が小さくなるようにするものである。
【0035】図4は最終接近フェーズの位置の制約条件
の例である。最終接近フェーズでは、ユーザや運用者が
接近領域の制約条件380を決めておく。また、宇宙機
搭載の別の手段によってこの限界を算出してもよい。図
4の例は、x軸の位置に対するz軸の位置の制約条件の
例であり、2つの宇宙機のドッキング機構の近距離のマ
ージン、及び、要求仕様によって与えられる到達時間か
ら決めた遠距離用の接近限界を示したものである。
【0036】図5は、従来から宇宙機の軌道制御方法と
して利用されている位相平面制御の特徴を位相平面上に
表したものである。この制御は、x,y,z軸方向にそ
れぞれ独立な制御であり、横軸は目標位置130と位置
データ110との位置偏差401、縦軸は目標速度14
0と速度データ120との速度偏差402を表す。図中
の+領域403では移動体が+方向へ加速するように制
御コマンド150が与えられ、−領域404では−方向
へ加速するように制御コマンドが与えられる。0領域4
05(不感帯)では制御コマンドは0である。この0領
域は、通常、位置データ、及び、速度データの計測誤差
に対して、十分広くとられているものとする。本発明の
説明においては、+領域と0領域の境界を+境界、−領
域と0領域の境界を−境界と呼ぶことにする。
【0037】次に、具体的に運動計画方法について図8
を用いて説明する。まず、宇宙機の位置110、速度1
20から制約条件160、要求仕様170(安全性、時
間、燃費などに対する要求、及び、目的)に基づいて、
何を計画すべきを判断する(ステップ501)。例え
ば、航法装置20から入手したx方向の位置データが約
−1000ft、速度データが約0ft/secのとき
は、制約条件、要求仕様から1ft/secまで加速す
るための計画をたてることになる。
【0038】次に、ステップ501が判断した計画した
いものに対して、必要なシミュレーション条件180を
設定する(ステップ502)。上記の例では、シミュレ
ーション条件として、初期状態と、希望速度とを与え
る。
【0039】次に、ステップ502が設定したシミュレ
ーション条件180に対して、予測器2がシミュレーシ
ョン結果190を出力する(ステップ503)。上記の
例では、シミュレーションを繰り返して実際のピーク速
度が約1ft/secになる中間目標速度と、ある時間
後の状態とを算出する。
【0040】次に、ステップ501が判断した計画した
いものに対して、シミュレーションを続行すべきかを判
断し、続行すべきときは、ステップ502に戻り、そう
でないときは、ステップ505に進む(ステップ50
4)。上記の例では、ステップ502に戻る。
【0041】ステップ504からステップ502に戻っ
てきたとき、ステップ503のシミュレーション結果1
90に基づいて、次のシミュレーション条件180を設
定する(ステップ502)。上記の例では、目標速度を
中間目標速度から希望速度に切り替えるのに適当な位相
平面上での位置と、初期状態としてシミュレーションに
よるある時間後の状態とを与える。
【0042】次に、再び、シミュレーション条件180
に対して、予測器2がシミュレーション結果190を出
力する(ステップ503)。上記の例では、適当な位相
平面上での位置に達するまでの時間と、定常状態になっ
たときの時間と状態とを算出する。
【0043】さらに、運動計画の目的を達成するまでの
運動計画をたてたいときは、ステップ501に戻って、
処理を続ける。例えば、ここまでの処理で、100秒後
のシミュレーション結果によるx方向の位置データが約
−900ft、速度データが約1ft/secと算出さ
れているときは、ステップ501において、制約条件1
60、要求仕様170から−500ftまでに0.5f
t/secまで減速するための計画をたてることにな
り、再び、ステップ502からステップ504の処理を
繰り返す。以上のような処理を終えると、運動計画がで
きる。
【0044】次に、シミュレーション条件設定部の処理
のためのルールについて具体的に説明する。
【0045】(1)希望速度を決めるためのルール いくつかの希望速度(1,0.5,0.2,...な
ど)を決めておき、最終的な目標位置まで到達するため
の予定時刻と、安全性と、燃費とから、これらの希望速
度を要求する範囲(−1000から−500まで、−5
00から−100まで、...など)を決める。ただ
し、接近と逆の動きをしたいときは、希望速度を負とす
る。
【0046】 (2)何を計画すべきかを決めるためのルール 位置に対する速度(航法装置からのデータの場合もある
し、予測器によるシミュレーション結果の場合もある)
が希望速度よりもかなり小さければ、希望速度まで加速
することを計画する。位置に対する速度が希望速度より
もかなり大きければ、希望速度まで減速することを計画
する。位置に対する速度が希望速度にほぼ等しいとき
は、次の希望速度に対する計画を行う。位置が接近領域
の制約の限界にほぼ等しいときは、制御モードを切りか
える計画を行う。緊急(特に、安全上の問題)を要する
ことが要求されたときは、その要求に対処するための計
画(例えば、停止、後退など)を行う。
【0047】(3)計画のためのルール 図9を用いて説明する。希望速度までの加速、または、
減速が位相平面上でオーバーシュート領域511、また
は、アンダーシュート領域512に入りそうなときは、
ピーク速度が希望速度に達するような中間的目標速度を
算出し、中間的目標速度を切り換えるタイミングは切り
換え直後の位相平面上で+収束境界領域513、また
は、−収束境界領域514に達しそうなときとする。希
望速度までの加速、または、減速が位相平面上でオーバ
ーシュート、または、アンダーシュートしそうにないと
みなせるとき、目標速度を希望速度とする。次の希望速
度に対して減速するときは、収束するまでの時間を計算
し、この時間を考慮して、位置に対する希望速度を超え
ないように目標速度切り換え時刻を調整する。制御モー
ドを切り換えるときは、切り換え時刻を位相平面上の0
領域にいるときとし、切り換え時の目標位置をそのとき
に計測した位置とする。
【0048】以上が運動計画をたてるための基本的なル
ールである。これらのルールに従ってたてられる運動計
画の例を図10、図11、図12を用いて説明する。な
お、図中の目標値522,532は、運動計画100に
従って、誘導装置30によっても求められるものであ
る。
【0049】図10は位置(横軸)に対する速度(縦
軸)の関係を示す。計画時の速度が希望速度521より
もかなり小さいので、希望速度まで加速することを計画
した例である。このとき、運動計画装置1は位相平面上
で解析しながら、目標速度522を算出するために中間
的目標速度と切り替えタイミングを設定している。この
とき、予想される速度523は希望速度にかなり近い。
【0050】図11は位置(横軸)に対する速度(縦
軸)の関係を示す。計画時の速度が希望速度531にほ
ぼ等しいので、次の希望速度に対して減速することを計
画した例である。このとき、運動計画装置1は位相平面
上で解析しながら、目標速度532を算出するために中
間的目標速度と切り替えタイミングを設定している。こ
のとき、予想される速度533は減速の過渡時も希望速
度内にある。
【0051】図12はx方向とz方向の関係を示してい
る。位置が接近領域541をこえそうなときの制御モー
ドの切り替えを計画した例である。このとき、運動計画
装置1は制御モードを0領域の幅が小さくなるものに切
り替えるタイミングを設定している。このとき、予測軌
道543は接近領域541をこえない。
【0052】次に、予測器2での処理について説明す
る。予測器2は、物理モデル、誘導制御モデルを含んで
いて、過渡状態のときは、制御サイクルを状態量(位
置、及び、速度)の積分ステップ幅とする。定常状態に
対しては、任意の時刻に対する目標位置と目標速度は容
易に計算できるので、その時刻に対する状態量も容易に
算出できる。ただし、位相平面制御を利用しているとき
は、2つのケースが考えられる。一方は、+拘束領域5
15(位置偏差が+a)であり、他方は、−拘束領域5
16(位置偏差が−a)である。これは位相平面制御の
特徴であり、どちらかに拘束される。
【0053】例えば、ある時刻の目標位置が−500f
t、目標速度が1ft/secで、+拘束領域で拘束さ
れたならば、その50秒後は、目標位置が−450f
t、目標速度が1ft/sec 予測される位置が約(−450−a)ft、速度が約1
ft/sec と簡単に算出できる。なお、予測器2の物理パラメータ
は、別の手段で算出したものに置き換えることも可能で
ある。
【0054】以上の方法により、以下の効果がある。
【0055】(a)ある時刻に最終的な目標位置に到達
されるように目的が与えられたとき、この時刻に到達さ
れるように希望速度が決められるが、その希望速度にで
きるだけ沿うように計画されるので、予定している時間
とのずれにくく、再計画の調整回数が減少する。
【0056】(b)希望速度にできるだけ沿うように計
画されるので、オーバーシュートなどによる燃料の無駄
使いを軽減できる。
【0057】(c)予測器を使用して目的を達成するま
での計画をたてることができるので、外乱、計測誤差な
どの影響で予定との時間的なずれが生じたとしても、再
計画によって、予定時刻に到達することができる。
【0058】(d)希望速度を使用する範囲を、例え
ば、ファジィ推論などで柔軟に設定することができる。
【0059】(e)定常状態では、位相平面上での拘束
の状態を解析するので、任意の時刻に対する状態を物理
モデルをシミュレートすることなく把握できるので、全
て最小積分サイクルで行なう予測器の処理時間を大幅に
短縮できる。
【0060】(f)予測器には、物理モデルを含むこと
ができるので、物理モデルが非線形のものに対しても利
用することができる。
【0061】以上、宇宙機のランデヴドッキングの最終
接近フェーズの軌道制御の運動計画を具体的な適用例と
して、本発明の運動計画方法を説明した。本発明は、上
記の適用例だけでなく、以下のような移動体の誘導制御
に対しても有効である。それらの共通点は、2つ以上の
物体があり、一方が移動体で、この移動体が他方の物体
に対して誘導制御されるものである。
【0062】(I)航空機の着陸 図13は、着陸を行う航空機、滑走路を模式化したもの
である。着陸時は、航空機601の急激な降下による滑
走路602との衝突を避けるという安全上の理由から高
度方向の速度、失速による飛行安定性を防ぐために水平
方向の速度、滑走路への進入領域などの制約があり、滑
走路への着陸時刻と、進入滑走路が与えられると、着陸
するまでの運動計画(特に、高度方向の目標速度と、水
平方向の目標速度)を行なう。
【0063】(II)物流 図14は、物を運ぶ無人運搬車と、荷物の出し入れをお
こなう作業所とを模式化したものである。運搬車611
は、搬出作業所612で荷物を受け渡され、目標搬入作
業所613とそこへの到着時刻が与えられると、そこに
到着するまでの物流経路と途中の目標速度のための運動
計画を行なう。このとき、分岐点614などでは、減
速、加速を行なったりする。
【0064】(III)自動車の自動追従 図13は、市街地で渋滞しているときの自動車を表わし
たものである。自動車621には前方障害物検知センサ
622がつけれているものとする。自動車はAT車でブ
レーキ圧を調整することによって、アクセルを踏むこと
なく前進、停止できるものとする。渋滞時に運転車が渋
滞時自動運転モードを設定すると、自動車はブレーキ圧
を自動的に調整できるようになる。前方車623が動い
て、一定の距離以上離れると、運動計画を行ない、再
び、前方車との間隔をつめるようにする。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果がある。
【0066】(1)予測器には物理モデル、及び、誘導
制御モデルが含まれているので、過渡状態に対する運動
計画もたてることができる。
【0067】(2)予測器には、物理モデルが含まれて
いるので、物理モデルが非線形のものに対しても有効で
ある。
【0068】(3)予測器には物理モデル、及び、誘導
制御モデルが含まれているので、最終的な目的を達成す
るまでの運動計画をたてることができる。
【0069】(4)定常状態、または、拘束状態におい
ては、その状態に基づいて任意の時刻に対する状態を算
出することが容易にできるので、予測器における処理時
間を大幅に短縮できる。
【0070】(5)希望速度を使用する範囲を、時間、
燃費、安全性などの評価項目に従って、設定することが
できる。
【0071】(6)位置に対する希望速度と航法装置か
らの状態量、または、予測器によって算出されたある時
刻に予想される状態量とを比較することによって、その
時刻に対して何を計画すべきかを判断することができ
る。
【0072】(7)希望速度にできるだけ沿うように計
画されるので、予定している時間とのずれにくく、再計
画の調整回数が減少する。
【0073】(8)希望速度にできるだけ沿うように計
画されるので、オーバーシュートなどによる燃料の無駄
使いを軽減できる。
【0074】(9)制御装置として、位相平面制御を利
用しているとき、(7)、及び、(8)のような効果を
あげるための運動計画に必要なシミュレーション解析を
位相平面上で容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運動計画装置の構成図。
【図2】本発明の実施例に係るランデブドッキングを行
なう宇宙機。
【図3】本発明の実施例を説明するための図。
【図4】本発明の実施例を説明するための図。
【図5】本発明の運動計画時に利用される制御装置の1
つである位相平面制御を説明するための図。
【図6】位相平面制御による応答の例を説明するための
図。
【図7】位相平面制御による応答の例を説明するための
図。
【図8】本発明の運動計画の処理手順を説明するための
図。
【図9】位相平面制御における特徴領域を説明するため
の図。
【図10】本発明の運動計画方法による運動計画の例。
【図11】本発明の運動計画方法による運動計画の例。
【図12】本発明の運動計画方法による運動計画の例。
【図13】本発明の1適用例。
【図14】本発明の1適用例。
【図15】本発明の1適用例。
【符号の説明】
1…運動計画装置、2…予測器、3…シミュレーション
条件設定手段、4…評価手段、5…運動計画手段、20
…航法装置、30…誘導装置、40…制御装置、100
…運動計画、160…制約条件、170…要求仕様、1
80…シミュレーション条件、190…シミュレーショ
ン結果、110…位置データ、120…速度データ、1
30…目標位置、140…目標速度、150…制御コマ
ンド。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動計画に従って、誘導制御される移動体
    の運動計画方法であって、(1)シミュレーション条件
    を設定する処理と、(2)設定されたシミュレーション
    条件に基づいて、シミュレーション結果を出力する処理
    と、(3)上記シミュレーション結果を制約条件と要求
    仕様にもとづいて評価する処理と、(4)移動体を誘導
    制御するための基準となる運動計画をたてる処理とから
    なり、 上記(1)シミュレーション条件を設定する処
    理は、(1−1)移動体の位置、速度データ、制約条
    件、要求仕様、及び時刻とを入手する処理と、(1−
    2)上記制約条件と、要求仕様とに基づいて、制約条
    件、及び、要求仕様を満足するための位置、速度に関す
    る希望を決める処理と、(1−3)上記位置、速度に関
    する希望と、上記位置、速度データを比較するか、また
    は、上記位置、速度に関する希望と、上記シミュレーシ
    ョン結果に基づいて、計画すべきものを判断する処理
    と、(1−4)判断した結果にもとづいて上記計画すべ
    きものに対するシミュレーション条件を設定する処理と
    からなる、 移動体の運動計画方法。
  2. 【請求項2】移動体の位置、速度データを算出するため
    のセンサ、航法装置と移動体を加減速するための制御装
    置及びアクチュエータと制御装置に必要な目標値を与え
    る誘導装置を持つ移動体の運動計画装置であって、 航法装置から移動体の位置、速度データ及び時刻を入手
    する手段と、 運用者、または、別の装置、または、データベースから
    制約条件、及び要求仕様を入手する手段と、 物理モデル、及び、誘導制御モデルを含む予測手段と、 上記制約条件と要求仕様とに基づいて、制約条件、及び
    要求仕様を満足するための位置、速度に関する希望を決
    め、この位置、速度に関する希望と、上記位置、速度デ
    ータとを比較するか、または、上記予測器によるシミュ
    レーション結果とを比較するかによって、計画すべきも
    のを判断して、シミュレーション条件を設定するシミュ
    レーション条件設定手段と、 上記予測手段によるシミュレーション結果を評価する手
    段と、 上記評価手段による評価に基づいて、運動計画をたてる
    運動計画手段とからなる、 移動体の運動計画装置。
  3. 【請求項3】上記(2)シミュレーション結果を出力す
    る処理は、ある時刻に対する速度が定常状態であるとみ
    なせるとき、そのときの状態に基づいて、任意の時刻に
    対する位置、及び速度データを繰り返し計算をしないで
    算出する処理からなる請求項1記載の移動体の運動計画
    方法。
  4. 【請求項4】上記(2)シミュレーション結果を出力す
    る処理は、ある時刻に対する速度が定常状態であるとみ
    なせないとき、そのときの状態に基づいて、任意の時刻
    に対する位置、及び速度データを制御モデルのサイクル
    に合わせて数値積分、または、解析解を求める処理を繰
    り返し行って算出する処理からなる請求項1記載の移動
    体の運動計画方法。
  5. 【請求項5】上記(1)シミュレーション条件を設定す
    る処理は、計画すべきものが、ある希望速度までの加速
    であるとき、 シミュレーション結果として、制御モデルに基づくピー
    ク速度が希望速度に達するような中間的目標速度と、中
    間的目標速度から別の目標速度に切り替えるためのタイ
    ミングが算出できるようにシミュレーション条件を設定
    する処理からなる請求項1記載の移動体の運動計画方
    法。
  6. 【請求項6】上記(1)シミュレーション条件を設定す
    る処理は、計画すべきものが、ある希望速度までの減速
    であるとき、 シミュレーション結果として、制御モデルに基づくピー
    ク速度が希望速度に達するような中間的目標速度と、中
    間的目標速度から別の目標速度に切り替えるためのタイ
    ミングが算出できるようにシミュレーション条件を設定
    する処理からなる請求項1記載の移動体の運動計画方
    法。
  7. 【請求項7】上記(1)シミュレーション条件を設定す
    る処理は、計画すべきものが、次の希望速度への減速で
    あるとき、 シミュレーション結果として、制御モデルに基づくピー
    ク速度が希望速度に達するような目標速度と、目標速度
    を希望速度に切り替えるべきタイミングと、希望速度に
    収束するまでの時間が算出できるようにシミュレーショ
    ン条件を設定する処理からなる請求項1記載の移動体の
    運動計画方法。
  8. 【請求項8】上記(1)シミュレーション条件を設定す
    る処理は、計画すべきものが、次の希望速度への減速で
    あるとき、 目標速度を希望速度にすることで、アンダーシュートし
    そうにないときは、希望速度に収束するまでの時間が算
    出できるようにシミュレーション条件を設定する処理か
    らなる請求項1記載の移動体の運動計画方法。
  9. 【請求項9】上記(4)の運動計画をたてる処理は、計
    画すべきものが、次の希望速度への減速であるとき、 シミュレーション結果の評価に基づいて運動計画をたて
    るときに、減速途中においても、位置に対する速度が、
    位置に対する希望速度を超えないように運動計画をたて
    る処理からなる請求項1記載の移動体の運動計画方法。
  10. 【請求項10】上記(1)シミュレーション条件を設定
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、位置偏差と速度偏差からなる位相平面上で解析
    するためのシミュレーション条件を設定する処理からな
    る請求項1記載の移動体の運動計画方法。
  11. 【請求項11】移動体を制御する方法が位相平面制御に
    よるとき、位相平面を移動体の物理モデルに基づいて、
    いくつかの特徴的な領域に分割し、 上記分割された領域に基づいて設定する処理からなる請
    求項1記載の移動体の運動計画方法。
  12. 【請求項12】上記(2)シミュレーション結果を出力
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、ある時刻に対する位置偏差と速度偏差の関係
    が、位相平面上の拘束領域にあるとみなせるならば、そ
    のときの状態に基づいて、任意の時刻に対する位置、及
    び速度データを繰り返し計算をしないで算出する処理か
    らなる請求項1記載の移動体の運動計画方法。
  13. 【請求項13】上記(2)シミュレーション結果を出力
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、ある時刻に対する位置偏差と速度偏差の関係
    が、位相平面上の拘束領域にあるとみなせないならば、
    そのときの状態に基づいて、任意の時刻に対する位置、
    及び、速度データを制御モデルのサイクルに合わせて数
    値積分、または、解析解を求める処理を繰り返し行って
    算出する処理からなる請求項1記載の移動体の運動計画
    方法。
  14. 【請求項14】上記(1)シミュレーション条件を設定
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、 計画すべきものが、ある希望速度までの加速である場合
    に、シミュレーション結果として、制御モデルに基づく
    ピーク速度が希望速度に達するような中間的目標速度
    と、中間的目標速度を別の目標速度に切り替えた直後の
    位置偏差と速度偏差の関係が、位相平面上で+側の収束
    領域に達するようなタイミングが算出できるようにシミ
    ュレーション条件を設定する処理からなる請求項1記載
    の移動体の運動計画方法。
  15. 【請求項15】上記(1)シミュレーション条件を設定
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、 計画すべきものが、ある希望速度までの減速である場合
    に、シミュレーション結果として、制御モデルに基づく
    ピーク速度が希望速度に達するような中間的目標速度
    と、中間的目標速度を別の目標速度に切り替えた直後の
    位置偏差と速度偏差の関係が、位相平面上で−側の収束
    領域に達するようなタイミングが算出できるようにシミ
    ュレーション条件を設定する処理からなる請求項1記載
    の移動体の運動計画方法。
  16. 【請求項16】上記(1)シミュレーション条件を設定
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、 計画すべきものが、次の希望速度への減速である場合
    に、シミュレーション結果として、制御モデルに基づく
    ピーク速度が希望速度に達するような中間的目標速度
    と、中間的目標速度を別の目標速度に切り替えた直後の
    位置偏差と速度偏差の関係が、位相平面上で−側の収束
    領域に達するようなタイミングと、希望速度に収束する
    までの時間が求まるようにシミュレーション条件を設定
    する処理からなる請求項1記載の移動体の運動計画方
    法。
  17. 【請求項17】上記(1)シミュレーション条件を設定
    する処理は、移動体を制御する方法が位相平面制御によ
    るとき、 目標速度を希望速度にすることで、位相平面上のアンダ
    ーシュート領域に入らなそうなときは、希望速度に収束
    するまでの時間が算出できるようにシミュレーション条
    件を設定する処理からなる請求項1記載の移動体の運動
    計画方法。
  18. 【請求項18】上記(4)の運動計画をたてる処理は、
    移動体を制御する方法が位相平面制御によるとき、 シミュレーション結果によって、移動体の位置的な制約
    条件を満たすことができないのがわかったとき、移動体
    の位置的な制約条件を満たしている間に位相平面制御の
    パラメータを変更するような運動計画をたてる処理から
    なる請求項1記載の移動体の運動計画方法。
  19. 【請求項19】上記(4)の運動計画をたてる処理は、
    移動体を制御する方法が位相平面制御によるとき、 位相平面制御のパラメータを変更する場合に、同時に目
    標位置をその変更するときに入手される位置にするよう
    な運動計画をたてる処理からなる請求項1記載の移動体
    の運動計画方法。
JP5173975A 1993-07-14 1993-07-14 移動体の運動計画方法及び装置 Pending JPH0728387A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5173975A JPH0728387A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 移動体の運動計画方法及び装置
US08/274,282 US5550742A (en) 1993-07-14 1994-07-13 Scheduled motion planning method and apparatus for a vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5173975A JPH0728387A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 移動体の運動計画方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728387A true JPH0728387A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15970493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5173975A Pending JPH0728387A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 移動体の運動計画方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5550742A (ja)
JP (1) JPH0728387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111108500A (zh) * 2017-08-08 2020-05-05 株式会社日立制作所 建筑物仿真器以及建筑物仿真方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6937968B1 (en) * 1999-01-21 2005-08-30 Analytical Graphics, Inc. Method and apparatus for sequentially profiling and solving problems in space mission analysis
US6289277B1 (en) * 1999-10-07 2001-09-11 Honeywell International Inc. Interfaces for planning vehicle routes
US6273724B1 (en) 1999-11-09 2001-08-14 Daimlerchrysler Corporation Architecture for autonomous agents in a simulator
US6393360B1 (en) 1999-11-17 2002-05-21 Erjian Ma System for automatically locating and directing a vehicle
AU2002217582A1 (en) * 2000-12-20 2002-07-01 Ar Vision Inc. Method for making simulator program and simulator system using the method
US8083589B1 (en) 2005-04-15 2011-12-27 Reference, LLC Capture and utilization of real-world data for use in gaming systems such as video games
US7844499B2 (en) 2005-12-23 2010-11-30 Sharp Electronics Corporation Integrated solar agent business model
US7979199B2 (en) * 2007-01-10 2011-07-12 Honeywell International Inc. Method and system to automatically generate a clearance request to deviate from a flight plan
US8428863B2 (en) 2011-07-13 2013-04-23 Dynamic Research, Inc. Devices, systems, and methods for testing crash avoidance technologies
US8457877B2 (en) 2011-07-13 2013-06-04 Dynamic Research, Inc. Devices, systems, and methods for testing crash avoidance technologies
US8762044B2 (en) 2011-07-13 2014-06-24 Dynamic Research, Inc. System and method for testing crash avoidance technologies
US8751143B2 (en) 2011-07-13 2014-06-10 Dynamic Research, Inc. System and method for testing crash avoidance technologies
US8428864B2 (en) 2011-07-13 2013-04-23 Dynamic Research, Inc. Devices, systems, and methods for testing crash avoidance technologies
US8447509B2 (en) 2011-07-13 2013-05-21 Dynamic Research, Inc. System and method for testing crash avoidance technologies
US8755999B2 (en) 2011-07-13 2014-06-17 Dynamic Research Inc. System and method for testing crash avoidance technologies
US8589062B2 (en) 2011-07-13 2013-11-19 Dynamic Research, Inc. Devices, systems, and methods for testing crash avoidance technologies
US8583358B2 (en) 2011-07-13 2013-11-12 Dynamic Research, Inc. Devices, systems, and methods for testing crash avoidance technologies
CN103345164B (zh) * 2013-07-18 2015-11-04 吉林大学 多自主车辆决策与控制实时仿真实验***
US10026324B2 (en) 2014-11-04 2018-07-17 Honeywell International Inc. Systems and methods for enhanced adoptive validation of ATC clearance requests
RU2625051C1 (ru) * 2016-02-18 2017-07-11 Акционерное общество "Лаборатория Касперского" Система и способ обнаружений аномалий в технологической системе
US10882644B1 (en) * 2017-07-31 2021-01-05 Space Systems/Loral, Llc Spacecraft rendezvous and docking techniques

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0719177B2 (ja) * 1988-09-13 1995-03-06 株式会社椿本チエイン 移動体の運行管理方法
FR2688613B1 (fr) * 1992-03-16 1997-01-17 Aerospatiale Procede et dispositif pour la determination de la position et de la trajectoire relatives de deux vehicules spatiaux.
US5411227A (en) * 1992-12-23 1995-05-02 Hughes Aircraft Company Satellite thruster uncertainty estimation in transition mode

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111108500A (zh) * 2017-08-08 2020-05-05 株式会社日立制作所 建筑物仿真器以及建筑物仿真方法
CN111108500B (zh) * 2017-08-08 2023-12-05 株式会社日立制作所 建筑物仿真器以及建筑物仿真方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5550742A (en) 1996-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0728387A (ja) 移動体の運動計画方法及び装置
Richards et al. Aircraft trajectory planning with collision avoidance using mixed integer linear programming
Horowitz et al. Control design of an automated highway system
Sastry et al. Hybrid control in air traffic management systems
Bageshwar et al. Model predictive control of transitional maneuvers for adaptive cruise control vehicles
US9243930B2 (en) Vehicle-based automatic traffic conflict and collision avoidance
Pettersson et al. Probabilistic roadmap based path planning for an autonomous unmanned helicopter
US5337982A (en) Apparatus and method for controlling the vertical profile of an aircraft
CN111552310A (zh) 飞行器及其运动规划方法和***
US20140032017A1 (en) Integrated framework for vehicle operator assistance based on a trajectory prediction and threat assessment
Lalish et al. Formation tracking control using virtual structures and deconfliction
Chen et al. Robust sequential trajectory planning under disturbances and adversarial intruder
Delimpaltadakis et al. Decentralized platooning with obstacle avoidance for car-like vehicles with limited sensing
CN114355967B (zh) 飞行器以及用于控制飞行器的方法和计算机辅助***
Pappas et al. A next generation architecture for air traffic management systems
Niehaus et al. Probability-based decision making for automated highway driving
Tomlin et al. Hybrid control models of next generation air traffic management
Quirynen et al. Real-time mixed-integer quadratic programming for vehicle decision making and motion planning
Huang et al. Control system design of an automated bus in revenue service
Zhang et al. The feasibility of Follow-the-Greens for 4-dimensional trajectory based airport ground movements
Mazzotta et al. 4D trajectory optimization satisfying waypoint and no-fly zone constraints
Sridhar et al. Towards Autonomous Aviation Operations: What can we learn from other areas of automation?
Hebisch et al. Model predictive trajectory tracking for a ground vehicle in a heterogeneous rendezvous with a fixed-wing aircraft
Mao et al. Stability and performance of intersecting aircraft flows under sequential conflict resolution
Miraglia et al. Discrete vector fields for 2-D navigation under minimum turning radius constraints