JPH07281803A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH07281803A
JPH07281803A JP6077081A JP7708194A JPH07281803A JP H07281803 A JPH07281803 A JP H07281803A JP 6077081 A JP6077081 A JP 6077081A JP 7708194 A JP7708194 A JP 7708194A JP H07281803 A JPH07281803 A JP H07281803A
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communication
connection
line
connection piece
communication cable
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JP6077081A
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Ryoji Ninomiya
良次 二宮
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、通信機能をもつ電子機器に、通信ケ
ーブルを接続する際に、複数種の接続ピースの中から、
機器に接続される通信ケーブルの種類、又は使用が義務
付けられる接栓の種類等に合致する1種の接続ピースを
選択し、この接続ピースを機器に設けられた通信回線接
続口(受口)に差込み、この接続ピースを介して電子機
器に通信ケーブルを接続することを特徴とする。 【構成】一端に同一形状の機器側接続部Paを有し、他
端に異なる形状の回線側接続部Pbを有してなる複数種
の接続ピースP1,P2,P3を用意し、この複数種の
接続ピースから、使用通信ケーブルLiに合致する回線
側接続部Pbを備えた1種の接続ピース(Pi)を選択
し、当該接続ピース(Pi)を機器の通信回線接続口1
4に結合して機器内部の通信回路13を接続ピース(P
i)を介して外部の通信ケーブル(Li)に回路接続す
る構成としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モデム等の通信機能を
もつ例えばポータブルコンピュータ等の電子機器に適用
される通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モデム等の通信機能を備えたポー
タブルコンピュータに於いては、モデム装置(モデムチ
ップ)を本体に内蔵し、回線接続のための例えばモジュ
ラージャック等の接栓の差込口(受口)を本体に露出し
て設けた構成、又は、モデムチップを含めてオプション
カードに持たせる構成であった。
【0003】しかしながら、モデムチップを本体に内蔵
しジャック(接栓)の差込口を本体に露出して設けた構
成に於いては、回線接続のためのジャック(接栓)の規
格が1種に特定され、安全規格等が異なる地域での使用
が不可能であるという汎用性の面で問題を有していた。
【0004】又、モデムチップを含めてオプションカー
ドに持たせる構成に於いては、本体のオプションスロッ
トが通信のオプションカードに占有され、他のオプショ
ン機能に使用できず拡張性の面で問題を有していた。更
に動作用電源を必要とするモデム回路が外部に設けられ
ることから信頼性の面でも問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、モデム等の通信機能を備えたポータブルコンピュ
ータに於いて、モデム装置を本体に内蔵し、回線接続の
ためのジャック(接栓)の差込口を本体に設けた構成に
於いては、回線接続のためのジャック(接栓)の規格が
1種に特定され、安全規格等が異なる地域での使用が不
可能であるという汎用性の面で問題を有していた。又、
モデムチップを含めてオプションカードに持たせる構成
に於いては、本体のオプションスロットが通信のオプシ
ョンカードに占有され、他のオプション機能に使用でき
ず拡張性の面で問題を有し、更に動作用電源を必要とす
るモデム回路が外部に設けられることから、接続機構の
抜け等による回線切断等の不具合を招く虞が多分にある
とともに安全性及び信頼性の面でも問題を有していた。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
通信回路を内蔵して通信用オプションカードを不要に
し、通信動作の安定化を図るとともに、外部通信回線の
接続機構が特定されず任意の回線接続機構に回路接続で
きる汎用性の高い通信装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信機能をも
つ電子機器に於いて、一端に同一形状の機器側接続部を
有し他端に異なる形状の回線側接続部を有してなる複数
種の接続ピースを用意し、この複数種の接続ピースか
ら、使用通信ケーブルに合致する回線側接続部を備えた
1種の接続ピースを選択し、当該接続ピースを機器の通
信回線接続口に結合して機器内部の通信回路を接続ピー
スを介して外部の通信ケーブルに回路接続する構成とし
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】通信機能をもつ電子機器に於ける、通信ケーブ
ル及びジャック(接栓)等は、その安全規格等が国又は
地域毎に異なるため、それぞれ国又は地域によって独自
のものが使用される。
【0009】そこで、本発明に於いては、通信機能をも
つ電子機器に通信ケーブルを接続する際に、上記した複
数種の接続ピースの中から、機器に接続される通信ケー
ブルの種類、又は使用が義務付けられる接栓の種類等に
合致する1種の接続ピースを選択し、この接続ピースを
機器に設けられた通信回線接続口(受口)に差込み、こ
の接続ピースを介して電子機器に通信ケーブルを接続す
る。
【0010】このように、接続ピースを介在して、電子
機器に通信ケーブルを接続する構成としたことにより、
通信ケーブル及びジャック(接栓)等の規格が異なる国
又は地域に於いても、その国又は地域毎に独自の接栓を
もつ機器を製造することなく、簡単かつ安価に通信回線
接続が可能となる。又、動作用電源を必要とする通信回
路が機器に内蔵された構成であることから接続機構の抜
け等による回線切断等の不具合を解消できるとともに安
全性の高い安定した動作を維持できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図
である。図1に於いて、10は通信ポートをもつパーソ
ナルコンピュータ本体(PC本体と称す)であり、11
乃至13はそれぞれPC本体の内部構成要素をなすもの
で、11はシステム制御を司るCPU、12はシステム
バス、13はモデム制御装置(MODEM- CNT)である。
【0012】14はPC本体10の筐体に一部を露出し
て設けられた回線接続口であり、ここではモデムコネク
タと称す。P1,P2,P3はそれぞれ通信ケーブルを
モデムコネクタ14に接続する際に用いられる接続ピー
スであり、通信ケーブルの接続側をそれぞれ異なる構造
としている。
【0013】即ち、接続ピースP1,P2,P3は、そ
れぞれ、一端に、モデムコネクタ14の受け口に嵌挿さ
れる同一形状の機器側接続部Paを有し、他端に、国、
地域等によって異なる各種形状(規格)の回線側接続部
(通信ケーブル接続端)Pbを有してなる。
【0014】La,Lb,Lcはそれぞれ国、地域等に
よって径状等の規格を異にする通信ケーブルであり、こ
こでは、接続ピースP1が通信ケーブルLaの回線側接
続部Pbを有し、接続ピースP2が通信ケーブルLbの
回線側接続部Pbを有し、接続ピースP3が通信ケーブ
ルLcの回線側接続部Pbを有してなる。
【0015】上記構成に於いて、PC本体10に通信ケ
ーブルLaを接続する際は、通信ケーブルLaに合致す
る回線側接続部Pbを備えた接続ピースP1を用いる。
この際は、接続ピースP1の回線側接続部Pbに通信ケ
ーブルLaを接続した後、その接続ピースP1をモデム
コネクタ14に差込むことで、モデムコネクタ14の受
け口に接続ピースP1の機器側接続部Paが嵌挿され、
接続ピースP1を介してモデムコネクタ14に通信ケー
ブルLaが回路接続される。
【0016】又、PC本体10に通信ケーブルLbを接
続する際は通信ケーブルLbに合致する回線側接続部P
bを備えた接続ピースP2を用い、通信ケーブルLcを
接続する際は通信ケーブルLcに合致する回線側接続部
Pbを備えた接続ピースP3を用いて、それぞれ上記同
様に所望の通信ケーブルをPC本体10のモデムコネク
タ14に接続する。
【0017】このように、国又は地域毎に独自に定めら
れた通信回線のハードウェア規格に合わせて接続ピース
(P1,P2,P3)を使い分け、PC本体10を使用
する国又は地域の規格に合う接続ピースを選択して、同
接続ピースを介し、PC本体10に通信ケーブルを接続
する構成としたことにより、通信ケーブル及びジャック
(接栓)等の規格が異なる国又は地域に於いて、その国
又は地域毎に独自の接栓をもつ機器を製造することな
く、簡単かつ安価に通信回線の接続が可能となる。又、
動作用電源を必要とする通信回路がPC本体10に内蔵
された構成であることから接続機構の抜け等による回線
切断等の不具合を解消できるとともに安全性の高い安定
した動作を維持できる。
【0018】図2は本発明の第2実施例の構成を示すブ
ロック図である。ここでは、通信方式を異にする2種の
通信制御装置を内蔵し、セットアップ画面等で任意の通
信方式による通信機構を選択できる構成としたパーソナ
ルコンピュータを例に示している。
【0019】図2に於いて、20は通信ポートをもつパ
ーソナルコンピュータ本体(PC本体と称す)であり、
ここでは1つの受側通信コネクタが通信方式を異にする
2種の通信回線接続に共用される。
【0020】21乃至26はそれぞれPC本体の構成要
素をなすもので、21はシステム制御を司るCPU、2
2はシステムバスである。23A,23Bはそれぞれ通
信方式を異にする2種の通信制御装置(C-CNT(A),C-CN
T(B))であり、ここでは一例として、23Aをモデム制
御装置、23Bをローカル回線の通信制御装置とする。
【0021】24はPC本体20の筐体に一部を露出し
て設けられた回線接続口であり、ここでは受側通信コネ
クタと称す。25はCPU21の制御の下にデータが読
み書きされるIOレジスタ(I/O-Reg )であり、ここで
はセットアップ画面等で設定された通信方式に従い設定
される通信制御ビットをもち、この通信制御ビットの内
容に従い、通信方式を異にする2種の通信制御装置(C-
CNT(A),C-CNT(B))23A,23Bのいずれか一方が選
択される。
【0022】26はIOレジスタ(I/O-Reg )25の通
信制御ビットの内容に従い、通信方式を異にする2種の
通信制御装置(C-CNT(A),C-CNT(B))23A,23Bの
いずれか一方を選択するセレクタ(SEL )であり、選択
された通信制御装置が受側通信コネクタ24に接続され
る。
【0023】P1,P2,P3はそれぞれ通信ケーブル
を受側通信コネクタ24に接続する際に用いられる接続
ピースであり、通信ケーブルの接続側をそれぞれ異なる
構造としている。即ち、接続ピースP1,P2,P3
は、それぞれ、一端に、受側通信コネクタ14の受け口
に嵌挿される同一形状の機器側接続部Paを有し、他端
に、国、地域等によって異なる各種形状(規格)の回線
側接続部(通信ケーブル接続端)Pbを有してなる。
【0024】La,Lb,Lcはそれぞれ国、地域等に
よって径状等の規格を異にする通信ケーブルであり、こ
こでは、接続ピースP1が通信ケーブルLaの回線側接
続部Pbを有し、接続ピースP2が通信ケーブルLbの
回線側接続部Pbを有し、接続ピースP3が通信ケーブ
ルLcの回線側接続部Pbを有してなる。
【0025】上記構成に於いては、通信方式を異にする
2種の通信制御装置を内蔵し、セットアップ画面等で任
意の通信方式による通信機構を選択できる。即ち、セッ
トアップ画面等で2種の通信方式から、そのいずれか1
種の通信方式が選択されると、その選択された通信方式
に従う値がIOレジスタ(I/O-Reg )25の通信制御ビ
ットに設定される。
【0026】このIOレジスタ(I/O-Reg )25の通信
制御ビットの値に従い、通信方式を異にする2種の通信
制御装置(C-CNT(A),C-CNT(B))23A,23Bのいず
れか一方がセレクタ(SEL )26により選択され、選択
された通信制御装置が受側通信コネクタ24に接続され
る。
【0027】ここで、通信制御装置(C-CNT(A))23A
の通信方式に於いては通信ケーブルLaが使用され、通
信制御装置(C-CNT(B))23Bの通信方式に於いては通
信ケーブルLbが使用されるものとすると、セットアッ
プ画面等で設定された通信方式に従う通信制御ビットに
より通信制御装置(C-CNT(A))23Aが選択された際
は、その通信方式で使用する通信ケーブルLaに合致す
る回線側接続部Pbを備えた接続ピースP1を選択し、
その接続ピースP1を用いて、通信ケーブルLaをPC
本体20の受側通信コネクタ24に接続する。又、上記
通信制御ビットにより通信制御装置(C-CNT(B))23B
が選択された際は、その通信方式で使用する通信ケーブ
ルLbに合致する回線側接続部Pbを備えた接続ピース
P2を選択し、その接続ピースP2を用いて、通信ケー
ブルLbをPC本体20の受側通信コネクタ24に接続
する。
【0028】このように、受側通信コネクタ24と通信
ケーブル(La/Lb)との間に接続ピース(P1/P
2)を介在することで、PC本体20に設けられた1つ
の受側通信コネクタ24に、通信方式を異にする2種の
通信ケーブル(La,Lb)が任意選択的に接続可能で
あり、従って各通信方式毎に独立した接栓をもつ構成と
することなく、簡単かつ安価に任意の通信方式の回線接
続が可能となる。又、動作用電源を必要とする通信回路
がPC本体20に内蔵された構成であることから接続機
構の抜け等による回線切断等の不具合を解消できるとと
もに安全性の高い安定した動作を維持できる。
【0029】図3は本発明の第3実施例の構成を示すブ
ロック図である。ここでは上記第2実施例の構成に於い
て、PC本体の受側通信コネクタに、通信ケーブル(接
続ピース)がコネクタ接続されたことを検知するスイッ
チと、特定の通信ケーブル(接続ピース)がコネクタ接
続されたことを検知するスイッチとを設け、これらスイ
ッチの信号に従い、使用しない通信回路への無駄な動作
用電源の供給を断つ構成としている。
【0030】図3に於いて、30は通信ポートをもつパ
ーソナルコンピュータ本体(PC本体と称す)であり、
ここでは1つの受側通信コネクタが通信方式を異にする
2種の通信回線接続に共用される。
【0031】31乃至38はそれぞれPC本体の構成要
素をなすもので、31はシステム制御を司るCPU、3
2はシステムバスである。33A,33Bはそれぞれ通
信方式を異にする2種の通信制御装置(C-CNT(A),C-CN
T(B))である。
【0032】34はPC本体30の筐体に一部を露出し
て設けられた回線接続口であり、ここでは受側通信コネ
クタと称す。35はCPU31の制御の下にデータが読
み書きされるIOレジスタ(I/O-Reg )であり、ここで
はセットアップ画面等で設定された通信方式に従い設定
される通信制御ビットをもち、この通信制御ビットの内
容に従い、通信方式を異にする2種の通信制御装置(C-
CNT(A),C-CNT(B))33A,33Bのいずれか一方が選
択される。
【0033】36はIOレジスタ(I/O-Reg )35の通
信制御ビットの内容に従い、通信方式を異にする2種の
通信制御装置(C-CNT(A),C-CNT(B))33A,33Bの
いずれか一方を選択するセレクタ(SEL )であり、選択
された通信制御装置が受側通信コネクタ34に接続され
る。
【0034】37はPC本体30の各コンポーネントに
動作用電源を供給する電源装置(PS)であり、ここでは
スイッチ信号(Sa,Sb)に従い、通信制御装置(C-CNT
(A),C-CNT(B))33A,33Bの動作用電源CP1,
CP2を供給制御する。
【0035】38a,38bはそれぞれ受側通信コネク
タ34に設けられた通信ケーブルの接続検知スイッチで
ある。このうち、38aは受側通信コネクタ34に通信
ケーブル(接続ピース)が接続されたことを検知するス
イッチであり、受側通信コネクタ34の受け口に接続ピ
ースP1,P2,P3´のいずれかが嵌挿された際に、
その接続ピースの機器側接続部Paによりアクチュエー
タが押圧操作されて、通信ケーブル(接続ピース)の接
続検知を示すスイッチ信号Saを出力する。又、38bは
受側通信コネクタ34に特定の通信ケーブル(接続ピー
ス)が接続されたことを検知するスイッチであり、受側
通信コネクタ34の受け口に接続ピースP3´を除く各
接続ピースP1,P2のいずれかが嵌挿された際に、そ
の接続ピースの機器側接続部Paによりアクチュエータ
が押圧操作されて、接続された通信ケーブル(接続ピー
ス)が特定の通信ケーブル(接続ピース)であるか否か
を示すスイッチ信号Sbを出力する。
【0036】P1,P2、及びP3´はそれぞれ通信ケ
ーブルを受側通信コネクタ34に接続する際に用いられ
る接続ピースであり、通信ケーブルの接続側をそれぞれ
異なる構造としている。即ち、接続ピースP1,P2,
P3´は、それぞれ、一端に、受側通信コネクタ14の
受け口に嵌挿される同一形状の機器側接続部Paを有
し、他端に、国、地域等によって異なる各種形状(規
格)の回線側接続部(通信ケーブル接続端)Pbを有し
てなる。更に、接続ピースP3´には、機器側接続部P
aが、受側通信コネクタ14の受け口に嵌挿された際
に、機器側接続部Paによってスイッチ38bが操作さ
れないように、切欠溝(逃げ溝)が設けられる。
【0037】La,Lb,Lcはそれぞれ国、地域等に
よって径状等の規格を異にする通信ケーブルであり、こ
こでは、接続ピースP1が通信ケーブルLaの回線側接
続部Pbを有し、接続ピースP2が通信ケーブルLbの
回線側接続部Pbを有し、接続ピースP3が通信ケーブ
ルLcの回線側接続部Pbを有してなる。
【0038】この図3に示す第3実施例に於いて、通信
制御装置(C-CNT(A),C-CNT(B))33A,33Bの選択
機能、及びそれに伴う接続ピースP1,P2,P3´の
選択使用等は、上記した第2実施例から容易に理解でき
るので、ここではその説明を省略する。
【0039】この第3実施例に於いては、接続ピースP
1,P2,P3´のうち、接続ピースP3´を除く各接
続ピースP1,P2が受側通信コネクタ14の受け口に
嵌挿された際は、スイッチ信号Sa,Sbがともにスイッチ
オンとなり、このスイッチ信号Sa,Sbが電源装置(PS)
37に供給される。
【0040】又、接続ピースP3´が受側通信コネクタ
14の受け口に嵌挿された際は、スイッチ信号Saがスイ
ッチオン,Sbがスイッチオフとなり、このスイッチ信号
Sa,Sbが電源装置(PS)37に供給される。
【0041】電源装置(PS)37は、スイッチ信号Sa,
Sbがともにスイッチオフであるとき、各通信制御装置3
3A,33Bへの動作用電源CP1,CP2の供給を断
つ。又、スイッチ信号Sa,Sbがともにスイッチオンであ
るときは、セレクタ(SEL)36で選択されている通信
制御装置(例えば33A)に動作用電源CP1を供給
し、選択されていない通信制御装置33Bへの動作用電
源CP2の供給を断つ。
【0042】又、スイッチ信号Saがスイッチオン,Sbが
スイッチオフであるときは、通信回路の一部の機能を必
要としない特定の通信ケーブルを用いた特定の通信方式
であることを認識して、セレクタ(SEL )36で選択さ
れている通信制御装置(例えば33A)に、動作用電源
CP1のうち、必要とする機能回路のみを選択的にドラ
イブするための一部の電源を供給し、選択されていない
通信制御装置33Bへの動作用電源CP2の供給を断
つ。
【0043】このように、受側通信コネクタ34と通信
ケーブル(La/Lb/Lc´)との間に接続ピース
(P1/P2/P3)を介在することで、PC本体30
に設けられた1つの受側通信コネクタ34に、通信方式
を異にする各種の通信ケーブル(La,Lb,Lc)が
任意選択的に接続可能であり、従って各通信方式毎に独
立した接栓をもつ構成とすることなく、簡単かつ安価に
任意の通信方式の回線接続が可能となる。更に、使用す
る接続ピース(P1,P2,P3)によって、各通信制
御装置33A,33Bへの動作用電源CP1,CP2の
供給をきめ細かく制御して、消費電力を低減できる。
又、動作用電源を必要とする通信回路がPC本体30に
内蔵された構成であることから接続機構の抜け等による
回線切断等の不具合を解消できるとともに安全性の高い
安定した動作を維持できる。
【0044】尚、上記した実施例に於いては、接続ピー
スを3種のみ示したが、これに限らず、各国、各地域の
通信規格、及び、特定電話回線、公衆電話回線、LAN
等各種の通信方式に応じたそれぞれに固有の接続ピース
を用意しておくことにより、全ての通信規格及び通信方
式に適合した通信インタフェースを実現できる。
【0045】又、上記した実施例では、接続ピースの回
路構成を、単にPC本体の通信コネクタと通信ケーブル
との間を繋ぐ配線構造としていたが、これに限らず、接
続ピースに、例えばフィルタ等の受動素子又は波形整形
回路等の能動素子を用いた特定の回路を内蔵して通信ア
ダプタを構成し、この通信アダプタを選択的に使用され
る接続ピースに含めることによって、より通信機能を拡
充できる。
【0046】又、上記した実施例では、使用する接続ピ
ースによって、内部の通信回路の動作用電源を制御して
いたが、これに限らず、内部の通信回路に代えて(又は
加えて)、接続ピースの内蔵回路、又は信号線のプルア
ップ回路等の動作用電源を制御する構成としてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、通
信機能をもつ電子機器に於いて、一端に同一形状の機器
側接続部を有し他端に異なる形状の回線側接続部を有し
てなる複数種の接続ピースを用意し、この複数種の接続
ピースから、使用通信ケーブルに合致する回線側接続部
を備えた1種の接続ピースを選択し、当該接続ピースを
機器の通信回線接続口に結合して機器内部の通信回路を
接続ピースを介して外部の通信ケーブルに回路接続する
構成としたことにより、通信ケーブル及びジャック(接
栓)等の規格が異なる国又は地域に於いても、その国又
は地域毎に独自の接栓をもつ機器を製造することなく、
簡単かつ安価に通信回線接続が可能となる。又、動作用
電源を必要とする通信回路が機器に内蔵された構成であ
ることから接続機構の抜け等による回線切断等の不具合
を解消できるとともに安全性の高い安定した動作を維持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10,20,30…パーソナルコンピュータ本体(PC
本体)、11,21,31…CPU、12,22,32
…システムバス、13…モデム制御装置(MODEM- CN
T)、14…回線接続口(モデムコネクタ)、23A,
23B、33A,33B…通信制御装置(C-CNT(A),C-
CNT(B))、24,34…回線接続口(受側通信コネク
タ)、25,35…IOレジスタ(I/O-Reg )、26,
36…セレクタ(SEL )、27…、28…、29…、3
0…、P1,P2,P3,P3´…接続ピース、37…
電源装置(PS)、38a,38b…スイッチ、Pa…機
器側接続部、Pb…回線側接続部(通信ケーブル接続
端)、La,Lb,Lc…通信ケーブル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能をもつ電子機器に於いて、一端
    に同一形状の機器側接続部を有し他端に異なる形状の回
    線側接続部を有してなる複数種の接続ピースを用意し、
    この複数種の接続ピースから、使用通信ケーブルに合致
    する回線側接続部を備えた1種の接続ピースを選択し、
    当該接続ピースを機器の通信回線接続口に結合して機器
    内部の通信回路を接続ピースを介して外部の通信ケーブ
    ルに回路接続することを特徴とした通信装置。
  2. 【請求項2】 電子機器に、モデム制御装置及び他の通
    信制御装置と、これら装置のいずれかを選択し通信回線
    接続口に回路接続する選択回路とを備え、接続ピースの
    交換により、単一の通信回線接続口にて、選択された装
    置の通信方式に従う回線接続を可能にした請求項1記載
    の通信装置。
  3. 【請求項3】 接続ピースには、機器側接続部を一端に
    有し、回線側接続部を他端に有して、受動素子又は能動
    素子を用いた特定の回路を内蔵した通信アダプタを含む
    請求項1記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 機器の通信回線接続口に、接続ピースの
    挿抜に伴いオン/オフするスイッチを設け、同スイッチ
    により機器内部の通信回路への電源供給を制御する請求
    項1又は2記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 機器の通信回線接続口に、特定の接続ピ
    ースが結合されたときオン又はオフ状態となるスイッチ
    を設け、同スイッチにより機器内部の通信回路への電源
    供給を制御する請求項1又は2記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 機器の通信回線接続口に、特定の接続ピ
    ースが結合されたときオン状態となるスイッチを設け、
    同スイッチにより接続ピースの内部回路への電源供給を
    制御する請求項3記載の通信装置。
JP6077081A 1994-04-15 1994-04-15 通信装置 Pending JPH07281803A (ja)

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JP6077081A JPH07281803A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 通信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100422248B1 (ko) * 2001-05-07 2004-03-12 삼성전자주식회사 컴퓨터 및 컴퓨터의 데이터 통신 제어 방법
US6765485B2 (en) 2001-05-07 2004-07-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Computer and data communication control method thereof

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