JPH07280579A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH07280579A
JPH07280579A JP8728294A JP8728294A JPH07280579A JP H07280579 A JPH07280579 A JP H07280579A JP 8728294 A JP8728294 A JP 8728294A JP 8728294 A JP8728294 A JP 8728294A JP H07280579 A JPH07280579 A JP H07280579A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両を進路誘導するナビゲーション装置にお
いて、二次元情報として与えられる進路情報に三次元的
要素を加えることにより、曲がるべき交差点等において
目印となるべき目標物を容易且つ確実に認知できるよう
にする。 【構成】 進路上の交差点等において目印となるべき目
標物に関して、その位置データに加えて、その看板等の
高さを示す高さデータを記憶装置2に記憶させておく。
CPU7は、記憶装置から目標物の位置および高さに関
するデータと、現在位置検出装置3からの自動車の現在
位置を示すデータとから、当該目標物が目視されるフロ
ントウインドウ10上の位置を判断する。その判断結果
を示す表示データがフロントウインドウ表示手段6に送
られ、当該目標物の位置を示す表示をフロントウインド
ウの左右両側のデイスプレイ領域12a、12bの対応
区域に投影する。デイスプレイ領域はワイパーに非拭き
取り領域内に形成されるので、運転者の視野を必要以上
に損なわない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の進路誘導を行う
ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の運転者に対して目的地まで
の経路を指示して進路誘導を行うナビゲーション装置が
各種提供されている。
【0003】ナビゲーション装置では、一般に、目的地
までの経路や、目的地まで誘導するために必要な各地点
での進行方向の指示をCRT等のデイスプレイに表示し
て、運転者に対して車両が進行すべき進路情報を与えて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
装置では、ダッシュボード等の車室内前方の運転者から
視認容易な箇所にデイスプレイが設置されている。そし
て、進路情報は、デイスプレイ平面に表示される二次元
情報として与えられる。
【0005】ところが、このようなデイスプレイは一般
に表示画面が小さく、進路情報の視認性が不十分であ
る。また、進路情報を確認するために運転者は視線を該
デイスプレイに向けなければならず、安全運転の面から
も問題がある。
【0006】更に、車両走行中に運転者に視覚を通じて
入力される情報は当然のことながら三次元情報であるか
ら、運転者には、デイスプレイ上の二次元進路情報を実
際に前方に展開される三次元情報と対比し、照合する作
業を瞬時に行うことが要求される。
【0007】この作業は、特に、前方に迫った旋回交差
点等において所定の目標物を探す際に重要となる。すな
わち、たとえば○○銀行が右手前角にある前方の交差点
を右折するようにデイスプレイ上に進路情報が表示され
た場合、運転者はその情報を見た後に実際に前方に展開
される情景の中から○○銀行を探そうとする。しかしな
がら、このような作業を瞬時に行うことは、特に建物が
林立している都市部においては必ずしも容易ではない。
また、停車中の大型車両等によって当該目標物を示す看
板等がそのときの運転者の視界を妨げているような場合
もある。
【0008】このように目標物の探知が困難であると、
推奨交差点を通り過ぎてしまったり、あるいは推奨交差
点の直前で目標物が探知されることとなって旋回時の運
転の安全性が損なわれるおそれがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、特
に、ナビゲーション装置から二次元情報として与えられ
る車両の進路情報を運転者が前方の現実の情景と照合し
つつ容易且つ瞬時に認知可能とすることを目的とする。
【0010】この観点より、本発明のナビゲーション装
置では、車両の進路情報、特に所定進路上の推奨交差点
等の重要地点を示す目標物の位置を車両のフロントウイ
ンドウ上に表示させる。これにより、二次元情報として
与えられる進路情報が、運転者には三次元的に認知され
る。
【0011】進路情報をフロントウインドウ上に表示さ
せる場合、フロントウインドウの全面を表示面として用
いることは、運転者の前方視野を妨げるので、本発明で
は、フロントウインドウの左右両端の所定領域を進路情
報の表示面として用いる。この所定領域は、たとえばワ
イパーで拭き取ることのできない両端領域とすることが
できる。この領域を進路情報の表示面として用いても、
車両の安全走行に必要な少なくとも最小限の前方視野は
確保される。
【0012】上記に鑑みて、本発明のナビゲーション装
置は、(a)少なくとも特定の目標物についての高さデ
ータを含む車両の進路誘導に必要な各種データを記憶す
る記憶手段と、(b)車両の現在位置を検出する現在位
置検出手段と、(c)記憶手段に記憶されたデータと現
在位置検出手段で検出された現在位置のデータとに基づ
いて、所定の目的地までの進路を設定すると共に、記憶
手段に高さデータを記憶された目標物がフロントウイン
ドウを介して運転者に視認されるフロントウインドウ上
の位置を計算してその計算結果を示す目標物表示データ
を作成する進路情報設定手段と、(d)車両のフロント
ウインドウの左右両端にデイスプレイ領域を有し、進路
情報設定手段によって作成された目標物表示データに基
づいて、目標物が運転者に視認されるフロントウインド
ウ上の位置を該デイスプレイ領域に表示する表示手段
と、を有してなることを特徴とする。
【0013】好ましくは、フロントウインドウ上の領域
は左右に2分割されると共に上下に複数分割されて複数
の仮想領域に区画され、進路情報設定手段は、目標物が
これらの領域のいずれの領域に視認されるかを判断し
て、目標物表示データを作成する。表示手段は、この目
標物表示データに基づいて、当該領域に対応する左右い
ずれかのデイスプレイ領域において、当該領域に対応す
る高さ位置に、目的物が視認される位置を示す表示を与
える。
【0014】表示手段のデイスプレイ領域は、好ましく
は、ワイパーで拭き取ることのできないフロントウイン
ドウ両端領域内に形成される。
【0015】好ましくは、進路情報設定手段により設定
された進路情報を画像表示する第2の表示手段が設けら
れる。
【0016】
【作用】所定進路上において推奨交差点等の重要地点に
おける目標物の位置が、その高さデータを伴って、車両
のフロントウインドウ上に表示される。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるナビゲーシ
ョン装置の全体構成を示すブロック図である。この図1
に示すように、ナビゲーション装置は、演算処理装置4
と、この演算処理装置4に各種インターフェイスを介し
てそれぞれ接続される入力装置1、記憶装置2、現在位
置検出装置3、画像表示装置5およびフロントウインド
ウ表示装置6を備えている。
【0018】入力装置1は、目的地や現在地等の位置情
報を入力するもので、たとえば画像表示装置5の表示部
に表される地図上の地点を直接タッチすることにより入
力するタッチパネルあるいはキーボード等が用いられ
る。
【0019】記憶装置2は、地図データ、交差点データ
および目的地リスト等経路誘導に必要な各種データを記
憶しているもので、たとえばCD−ROMやICカード
等が用いられる。この進路データは通常の場合平面的な
二次元情報として与えられるが、本発明においては、推
奨交差点等の重要地点の目印となる特定の目標物につい
ては、二次元情報に加えて高さデータが記憶されてい
る。ここに目標物の高さデータとは、自動車走行中に当
該目標物をある程度前方からも比較的容易に認識するこ
とが可能であり、しかも当該目標物を特定するに十分な
もの、典型的には当該目標物の看板の路面からの高さを
示す情報を意味する。
【0020】現在位置検出装置3は、図示しないが、G
PS衛星や路上に設置されたビーコンからの電波を受信
するための受信装置や、光ジャイロセンサーや地磁気セ
ンサー等の各種方位センサー、また車速センサー、ホイ
ルセンサー、ステアリングセンサー等を備えている。こ
の現在位置検出装置3は、主として、GPS受信装置に
よって自動車の現在位置(絶対位置、すなわち緯度およ
び経度によって決まる座標)を決定するが、各種センサ
ーから検出した実走行距離や方位データとを組み合わせ
ることによって、精度の高い位置決定を行うようになっ
ている。なお、図において3aは受信装置のアンテナで
あり、精度を高めるために自動車の前後2カ所に配置さ
れる。
【0021】演算処理装置4は、これら入力装置1、記
憶装置2および現在位置検出装置3からの各種データを
基に、自動車の経路誘導に必要な諸判断を行うものであ
り、経路算出や進路方向の判断等を行うCPU(中央処
理装置)7と、このCPU7にデータバス等のバスライ
ンで接続されるROM(リードオンリーメモリ)8およ
びRAM(ランダムアクセスメモリ)9とを備えてい
る。ROM8には、経路算出や進路方向の判断に必要な
各種プログラム(ナビゲーションプログラム)やデータ
が格納される。RAM9は、CPU7の判断結果等各種
データを格納するワーキングメモリである。
【0022】CPU7は、現在位置検出装置3からの座
標データおよび記憶装置2に記憶される地図データ等を
基に自動車の現在位置を確認し、ROM8のナビゲーシ
ョンプログラム等にしたがって、目的地までの経路を決
定して、自動車の進むべき方向を判断する。この判断結
果は、進路方向等を指示する指示信号として画像表示装
置5に送られる。
【0023】また、CPU7によって確認された現在位
置のデータや算出された経路データおよび記憶装置2か
らの地図データ等も、CPU7から画像表示装置5に送
られる。
【0024】更に、CPU7は、記憶装置2に記憶され
る進路データ中の特定の目標物についての高さデータ
と、現在位置検出装置3によって検出される現在位置の
データとに基づいて、当該目標物が運転者によってフロ
ントウインドウ上のどの位置に視認されるかを示す目標
物位置データを作成する。フロントウインドウ上の領域
は、左右に2分割されると共に、その高さ方向において
複数(本実施例においては4つ)の領域に分割される。
すなわち、本実施例では計8区画の領域がフロントウイ
ンドウ上に存在し、CPU7は、前記目標物の高さデー
タと現在位置データとから、そのいずれの領域に当該目
標物が視認されるかを判断して、目標物位置データを作
成する。この目標物位置データは、CPU7からフロン
トウインドウ表示装置6に送られる。
【0025】画像表示装置5は、CRTデイスプレイや
液晶デイスプレイ等で構成され、CPU7から送られる
地図データ等を基に作図される道路地図を表示すると共
に、この地図上に、CPU7によって確認された自動車
の現在位置やCPU7によって算出された経路を画像表
示する。また、記憶装置2に記憶される目的地リスト等
の任意視覚情報を画像表示装置5の画面上に表示するこ
とができる。
【0026】フロントウインドウ表示装置6は、ヘッド
アッププロジェクタやレーザープロジェクタ等で構成さ
れ、CPU7から送られる目標物位置データに基づい
て、当該目標物が視認されるフロントウインドウ領域を
示すための矢印等を、フロントウインドウ両端の所定デ
イスプレイ領域における該当箇所に投影表示する。フロ
ントウインドウ表示装置6は、フロントウインドウの高
さ方向に沿って比較的長い投影領域を必要とするため、
好適には自動車のフロントウインドウ両端のフロントピ
ラー(いわゆるAピラー)に設置される。
【0027】なお、現在位置確認や目的地設定等の処理
において、各種データが記憶装置2から演算処理装置4
に読み込まれる一方、現在位置検出装置3のビーコン受
信装置等から新たな道路情報等の情報が得られた場合に
は、演算処理装置4から記憶装置2に該新たな情報が書
き加えられる。
【0028】次に、このように構成されたナビゲーショ
ン装置の動作を説明する。なお、画像表示装置5での画
像出力は、本発明の主題と直接的に関連しないので、必
要に応じて簡単に説明するに止める。
【0029】まず、運転者により目的地がタッチパネル
やキーボード等の入力装置1から入力されると、演算処
理装置4のCPU7は、この目的地を記憶装置2に記憶
されている地図データ上で特定し、RAM9に格納す
る。
【0030】次に、現在位置が運転者の操作により入力
装置1から入力されるか、あるいは現在位置検出装置3
のGPS受信装置が自動車の絶対位置を検出することに
より、CPU7が現在位置を確認する。この確認された
自動車の現在位置は、画像表示装置5において、前述の
地図データを基にデイスプレイ上に作図される地図上の
位置として表示される。
【0031】これら目的地データと現在位置データとを
受けて、CPU7は、ROM8に記憶されるナビゲーシ
ョンプログラムを基にして目的地までの経路を決定す
る。この決定された経路も、画像表示装置5における地
図上に表示される。
【0032】このようにして目的地までの経路が決定さ
れた後に、本発明の主題をなすフロントウインドウ表示
装置6による進路誘導の処理フローが開始される。以
下、この処理フローについて図2を参照しながら説明す
る。
【0033】CPU7は、ステップS1において決定さ
れた経路のデータを読み、現在位置検出装置3のGPS
受信装置や各種センサーで検出した座標データおよび記
憶装置2に格納された地図データ等に基づいて、自動車
が現在走行している道路や位置を確認することにより、
経路上において曲がるべきことを推奨される交差点まで
の距離が所定距離まで近づいたか否かを、ステップS2
において判断する。
【0034】推奨交差点までの距離が所定距離に近づい
たことを判断した場合、CPU7は、次いでステップS
3において、その推奨交差点において目標とされる目標
物ないし特徴物に関して記憶装置2に記憶されている高
さデータを含むデータを読み出す。
【0035】そして、次のステップS4において、CP
U7は、記憶装置2から読み出した特徴物に関するデー
タと、現在位置検出装置3で検出された現在地データと
に基づいて、当該特徴物がフロントウインドウの所定の
複数の仮想領域のうちのいずれの領域において目視され
るかを判断し、その判断結果を示す表示用データを作成
する。
【0036】この表示用データは、CPU7からフロン
トウインドウ表示装置6に送られ、ステップS5におい
て、次に曲がるべき推奨交差点における特徴物の認知を
容易にするための矢印その他の表示がフロントウインド
ウ上の所定デイスプレイ領域になされる。
【0037】この表示の一例が図3に示されている。フ
ロントウインドウ表示装置6は、フロントウインドウ1
0の左右両端のAピラーに配置されるヘッドアッププロ
ジェクタ等の投影装置を有し、該配置箇所に近接するワ
イパー拭き残し領域内に形成されるデイスプレイ領域1
1a、11bに所定の表示を投影することができる。フ
ロントウインドウ10は、本実施例においては、その高
さ方向に4つの区域に区分されている。
【0038】ここで、次の推奨交差点における特徴物が
○○銀行であって、その位置と共にその看板の高さデー
タが記憶装置2に記憶されている場合、CPU7はこれ
らのデータを読み出し、現在地データと組み合わせて、
表示用データを作成する(前記ステップS4)。図3に
示す例の場合、この地点を走行する自動車の運転者から
は、フロントウインドウ10の最上段区域の右側領域
「右−1領域」に、○○銀行の看板が見える。したがっ
て、CPU7は、当該特徴物が「右−1領域」に見える
ことを示す表示用データを作成する。
【0039】この表示用データを受けて、フロントウイ
ンドウ表示装置6は、図示のように、その右側デイスプ
レイ領域11aの最上段の「右−1区域」に、当該特徴
物を特定するための名称「○○銀行」と共に、その存在
領域を示す矢印を表示させる。
【0040】推奨交差点における目印となるべき特徴物
が2つ以上設定されている場合もある。図3の例におい
ても、推奨交差点の左側の角にある△△ビルが、前記○
○銀行と共に特徴物として設定され、その位置と共にそ
のビル名を示す看板の高さデータが記憶装置2に記憶さ
れている。その表示用データの作成要領や、該表示用デ
ータに基づくフロントウインドウ表示装置6による表示
要領は、前記○○銀行の場合と実質的に同様であるの
で、詳細な説明を省略する。
【0041】再び図2の処理フローを参照して、CPU
7は、次のステップS6において、フロントウインドウ
10上における当該特徴物の表示位置を変更する必要が
ないか否かを判断する。これは、自動車が当該特徴物を
目印とする推奨交差点に近づくにつれてその表示位置を
移動させる必要が生じ、特にその高さ方向の表示位置を
徐々に上方に移動させる必要が生じることに対処するた
めである。この判断は、前記ステップS3またはS4で
読み出された特徴物の位置および高さに関するデータと
現在地データとに基づいて、所定時間経過するごとに行
われる。
【0042】ステップS6において表示位置に変更が不
要であると判断された場合、前回のステップS5でなさ
れた表示が継続して行われる。表示位置を変更すべきで
あると判断された場合は、ステップS1に戻って前述の
処理フローが再度実行される。
【0043】たとえば、図3の表示時点から自動車が当
該推奨交差点に近づいて、図4のように見える地点に到
達すると、その特徴物である○○銀行および△△ビルの
看板の見える領域がそれぞれ上方に移動することにな
る。図4の場合、○○銀行の看板が見える領域は図3の
地点と同じ「右−1領域」に止まっているが、△△ビル
の看板が見える領域は図3の「左−3領域」から「左−
2領域」へと移動している。このため、CPU7はそれ
に応じた表示用データを再度作成し(ステップS4)、
フロントウインドウ表示装置6は該表示用データに基づ
いて、○○銀行を右側デイスプレイ領域11aにおける
「右−1区域」に表示すると共に、△△ビルを左側デイ
スプレイ領域11bにおける「左−2区域」に表示す
る。
【0044】なお、図4の例において△△ビルの位置表
示に関して示されているように、特徴物を表す看板等が
フロントウインドウ10における左右のデイスプレイ領
域11a、11bに少なくとも部分的に重なって見える
場合には、その名称を敢えて表示する必要はないと思わ
れるので、矢印のみで表示することができる。
【0045】図5には、一方の特徴物△△ビルの看板が
駐車中のトラックによって隠れて見えない状態が示され
ている。このような場合であっても、その看板が存在す
るはずの領域を示す表示が対応する区域(この場合は図
3と同じ「左−3区域」)に表されるので、運転者は当
該特徴物の存在を容易に確認することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、次に曲がるべき推奨交
差点等において目印となる特徴物が、その看板等の高さ
データを付加した表示手段によって容易に確認されるの
で、運転者を適切に進路誘導することができる。
【0047】この表示手段は、車両のフロントウインド
ウ上に必要な表示を投影するものであるが、ワイパーに
よって拭き取られないフロントウインドウ両端の領域内
にデイスプレイ領域が形成されるので、運転者の視野を
必要以上に狭めることがなく、安全性を損なうことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるナビゲーション装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のナビゲーション装置においてフロントウ
インドウ表示装置を通じて行われる進路誘導処理の動作
例を示すフローチャートである。
【図3】図2の進路誘導処理に基づいて行われるフロン
トウインドウ表示装置による表示の一例を示す図であ
る。
【図4】図3の地点から交差点に近づいた地点における
表示例を示す図である。
【図5】図3において特徴物が隠蔽された状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 記憶装置 3 現在位置検出装置 4 演算処理装置 5 画像表示装置 6 フロントウインドウ表示装置 7 CPU 10 フロントウインドウ 11a、11b 右側および左側のデイスプレイ領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも特定の目標物につい
    ての高さデータを含む車両の進路誘導に必要な各種デー
    タを記憶する記憶手段と、(b)車両の現在位置を検出
    する現在位置検出手段と、(c)前記記憶手段に記憶さ
    れたデータと前記現在位置検出手段で検出された現在位
    置のデータとに基づいて、所定の目的地までの進路を設
    定すると共に、前記記憶手段に高さデータを記憶された
    目標物がフロントウインドウを介して運転者に視認され
    るフロントウインドウ上の位置を計算してその計算結果
    を示す目標物表示データを作成する進路情報設定手段
    と、(d)前記車両のフロントウインドウの左右両端に
    デイスプレイ領域を有し、前記進路情報設定手段によっ
    て作成された前記目標物表示データに基づいて、当該目
    標物が運転者に視認されるフロントウインドウ上の位置
    を前記デイスプレイ領域に表示する表示手段と、を有し
    てなることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 フロントウインドウ上の領域は左右に
    2分割されると共に上下に複数分割されて複数の仮想領
    域に区画され、前記進路情報設定手段は、当該目標物が
    これらの領域のいずれの領域に視認されるかを判断して
    前記目標物表示データを作成し、前記表示手段は、前記
    目標物表示データに基づいて、当該領域に対応する左右
    いずれかのデイスプレイ領域に、当該領域に対応する高
    さ位置に、当該目的物が視認される位置を示す表示を与
    えることを特徴とする請求項1のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段の前記デイスプレイ領域
    は、ワイパーで拭き取ることのできないフロントウイン
    ドウ両端領域内に形成されることを特徴とする請求項1
    のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記進路情報設定手段により設定され
    た進路を画像表示する第2の表示手段が設けられること
    を特徴とする請求項1のナビゲーション装置。
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