JPH07280535A - 三次元形状測定装置 - Google Patents

三次元形状測定装置

Info

Publication number
JPH07280535A
JPH07280535A JP6620094A JP6620094A JPH07280535A JP H07280535 A JPH07280535 A JP H07280535A JP 6620094 A JP6620094 A JP 6620094A JP 6620094 A JP6620094 A JP 6620094A JP H07280535 A JPH07280535 A JP H07280535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
dimensional shape
light source
measuring apparatus
shape measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6620094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Komatsu
朗 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP6620094A priority Critical patent/JPH07280535A/ja
Publication of JPH07280535A publication Critical patent/JPH07280535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体の三次元形状を非接触で精密に計測する
装置を提供する。 【構成】 光源101の光束を、偏光分離素子102を
用いて偏光方向によって2つに分け、波面に傾きを与え
た後重ね合わせて、測定物体105の上に干渉縞106
を形成し、これを斜めから観測して、干渉縞の変形を測
定する。そして、偏光の位相差量を位相変調素子を用い
て変化させ、複数の画像データーから干渉縞の位相量を
計算し、精密測定を行う。さらに、光源光としてコヒー
レンスの低いものを使用し、スペックルノイズを抑え、
画像検出装置108の受光波長範囲や受光時間を制限す
ることにより、周囲の光による影響を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体の三次元形状を非
接触で計測する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物体の三次元形状を非接触で計測
する為には、光切断法やモアレトポグラフィー法、格子
パターン投影法、縞走査法などが用いられてきた。
【0003】光切断法は、スリット状の光束を物体に照
射し、光の当たった部分を斜めから観測し、照射された
光束の変形から三次元形状を求めるものである。
【0004】物体の全体的な形状を求める為には、光束
をスキャンする必要があり、測定に時間がかかるという
欠点がある。
【0005】モアレトポグラフィー法は、格子パターン
を物体に投影し、その時に生じる格子の変形を、基準格
子とのモアレを観察することによって求め、物体の等高
線を表示させる方法である。
【0006】従来のモアレトポグラフィー法は、 1 等高線が等間隔ではない。 2 高次のモアレが生じ、ノイズを生じる。 3 モアレ縞の間を精度良く測定できない。 などの問題があり、眼で観察する為には良いが、計算機
処理には向かないものであった。また、計算機による処
理を前提にするのであれば、モアレを観察する必要は無
く、投影した縞の変形を観測すれば十分である。
【0007】格子パターン投影法は、光切断法の光束を
多数並べて物体に照射したものと考えて良く、光切断法
に比べて時間短縮が図られている。
【0008】しかし、格子パターンの境界や中心でしか
測定ができず、空間分解能が悪いという欠点があり、ま
た、対象物の表面の模様と格子パターンの区別が難し
く、測定精度が低下する場合がある。
【0009】そこで、測定精度を向上させ、計算機に向
いた処理をさせる為に、格子パターン投影法で用いる格
子板を移動させて複数の画像を観測し、演算処理するこ
とによって三次元測定を行う方法が、特開平4-9811 号
公報で提案されている。図9はこの明細書の10欄12
行から12欄2行及び図1に記載されている、発明の主
要部分の構成図である。光源901の光は集光レンズ9
02によって集められ、格子板903を通って照明レン
ズ906によって測定物体907上に格子パターン90
8を投影する。この装置では、光源901は格子903
を投影する為だけに用いられているので、普通の白色光
源を使うことができる。測定物体907上に投影されて
いる格子パターン908は結像レンズ909によって画
像検出装置910上に結像され、画像入出力装置911
を通して画像データーが解析装置912に送られ、測定
物体907の三次元形状が計算される。格子板903は
モーター駆動装置905によって制御されたモーター9
04によって、格子パターンのピッチの1/4ずつ光軸
に直角方向に移動され、そのつど得られた複数の画像デ
ーターを元に、縞走査法の手法によって解析される。
【0010】しかし、この場合、対象物に投影されるパ
ターンとして矩形波パターンが用いられている為、同一
の縞の中では明るさの変化が無く、精度が悪い。また、
投影格子をモーターによって移動させているので、振動
が生じたり、ギアーのバックラシュなどにより、移動量
が不正確になるなどの欠点がある。
【0011】さらに、格子パターンを投影する替わり
に、干渉計によって正弦波状の強度分布を持つ干渉縞を
発生させ、干渉する波面の位相差量を変えることによ
り、物体上の縞を移動させ、縞走査法と同様の手法で形
状を求める方法が開発された。(格内 敏,岩田 耕
一,長谷川 素由,山口 眞二:「しま走査干渉じま投
影法による3次元形状計測」,精密工業学会誌,Vol
55,No 1,(1989))(文献1)図10はこの
測定装置の構成図である。レーザー光源1001の光束
はハーフプリズム1002によって振動ミラー1003
と固定ミラー1006に分けられる。振動ミラー100
2はPZT駆動装置1005によって制御されるPZT
1004に固着されており、解析装置1013からの信
号によって微小距離移動される。固定ミラー1006は
光軸に対してδだけ傾いており、波面に傾きを与える。
各々のミラーで反射された光はハーフプリズム1002
によって再び集められ、照明レンズ1007によって測
定物1008上に干渉縞1009を作る。測定物体10
08上に形成された干渉縞1009は結像レンズ101
0によって画像検出装置1011上に結像され、画像入
出力装置1012を通して画像データーが解析装置10
13に送られ、測定物体1008の三次元形状が計算さ
れる。振動ミラー1003は、λ/8(λは光源の波
長)ずつ光軸方向に移動され、そのつど得られた複数の
画像データーを元に、縞走査法の手法によって解析され
る。
【0012】しかし、干渉計の光源として、コヒーレン
スの良いレーザーなどを用いた場合、投影した縞にスペ
ックルパターンが生じ、ノイズになり測定精度を悪化さ
せる。また、干渉波面の位相差量を変える為に、PZT
などでミラーを移動させるため、経時変化が生じたり、
PZTのヒステリシス特性によって位相差量の精度が悪
くなったりしていた。さらに、位相差量が波長以下であ
るので、干渉計の状態が安定している必要があり、除震
装置が不可欠であった為、装置が大型化していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】これまで述べた様に、
光切断法は、光束をスキャンする必要があり、測定に時
間がかかるという欠点がある。また、従来のモアレトポ
グラフィー法は、等高線が等間隔ではなく、高次のモア
レによりノイズを生じ、モアレ縞の間を精度良く測定で
きない問題がある。また、格子パターン投影法は、格子
パターンの境界や中心でしか測定ができず、空間分解能
が悪く、対象物の表面の模様と格子パターンの区別が難
しい為測定精度が低下する欠点がある。また、特開平4-
9811 号公報による改良格子パターン投影法では、同一
の縞の中では明るさの変化が無い為測定精度が悪く、投
影格子をモーターによって移動させているので、振動が
生じたり、ギアーのバックラシュなどにより、移動量が
不正確になるなどの欠点がある。また、しま走査干渉じ
ま投影法では、投影した縞にスペックルパターンが生
じ、ノイズになり測定精度を悪化させたり、干渉波面の
位相差量を変えるPZTのヒステリシス特性によって位
相差量の精度が悪くなったりしていた。さらに、位相差
量が波長以下であるので、干渉計の状態が安定している
必要があり、除震装置が不可欠であった為、装置が大型
化していた。
【0014】本発明の第一の目的は、これら従来技術の
欠点を解消した三次元測定装置を得ることであり、 1 測定時間が短い。 (1秒以下) 2 空間分解能が高い。(測定領域の1/500程度) 3 周囲の外光や振動などに影響されず、測定環境を選
ばない。
【0015】などの特徴を有する三次元測定装置を得る
ことである。
【0016】さらに、本発明の第二の目的は、 1 測定精度が高い。 (測定範囲の0.1%程度) 2 測定に影響を与える機械的可動部が無く、保守・管
理が楽。
【0017】3 PZT駆動電源の様な高電圧の電源が
不要。
【0018】4 除震装置などが不要で、装置が小型で
ある。
【0019】などの特徴を持つ三次元測定装置を得るこ
とである。
【0020】
【課題を解決するための手段】求められている特性を得
る為に、本件発明者は、計算機の使用を前提とし、従来
の干渉縞投影法を改良することとした。そのため、本発
明の三次元測定装置は、前記被測定物に対し可干渉光を
放射する光源装置と、前記光源手段から放射される光束
を、振動方向が直交する2つの直線偏光に分離し、前記
2つの直線偏光のうち少なくとも一方の波面に傾きを与
える偏光分離素子と、重なり合った光束に干渉縞を生じ
させる検光子とから構成される偏光干渉装置と、前記被
測定物に投影された干渉縞を観測する観測装置と、前記
観測装置によって観測された縞の形状から、被測定物の
三次元形状を計算する解析手段とを備えることを特徴と
する。
【0021】さらに、前記の偏光干渉装置の中の偏光分
離素子が、偏光ビームスプリッターとλ/4波長板と平
面鏡とから成り、相互に接着されていることを特徴とす
る。
【0022】さらに、前記の偏光干渉装置の中の偏光分
離素子が、1軸性光学結晶を少なくとも2個張り合わせ
たプリズムであることを特徴とする。
【0023】さらに、偏光干渉装置によって2つに分け
られる直線偏光の相互の位相差量を変え得る位相差量変
更装置を含むことを特徴とする。
【0024】さらに、前記の位相差量変更装置として、
液晶素子または電気光学素子または磁気光学素子からな
る位相変調素子と、この位相変調素子を駆動する位相変
調素子駆動装置とを用いることを特徴とする。
【0025】さらに、波長幅が1nm 以上100nm 以下
である光源装置を用いることを特徴とする。
【0026】さらに、光源装置として、レーザーダイオ
ード又はスーパールミネッセントダイオードと位相差補
償板を用いることを特徴とする。
【0027】さらに、観測装置の前に光源の波長に合わ
せた狭帯域のフィルターを備えたことを特徴とする。
【0028】さらに、パルス状に発光する光源を用い、
観測装置の受光タイミングを光源の発光時刻に合わせる
ことを特徴とする。
【0029】
【作用】以下、図面を用いて本発明の原理を説明する。
【0030】本発明は、計算機の使用を前提として従来
の干渉縞投影法を改良し、偏光によって波面を分割して
干渉縞を作る。図1は本発明の原理を示す装置の構成図
である。この図の中で、101は可干渉光を放射する光
源である。偏光分離素子102は、紙面に垂直な方向に
振動している直線偏光と水平方向に振動している直線偏
光を異なる角度で屈折し、波面に傾きを与える。検光子
103によって紙面に45゜方向の直線偏光に変換され
た光束同士は可干渉となり、重なり合った部分に干渉縞
を形成する。偏光分離素子102と検光子103によっ
て干渉縞を生じさせる偏光干渉装置を構成する。照明レ
ンズ104によって光束の幅を広げられた光束は、測定
物体105の上に干渉縞106を投影する。画像検出装
置108は結像レンズ107と共に観測装置を構成し、
測定物体105上の干渉縞106は結像レンズ107に
よって、画像検出装置108上に結像される。画像検出
装置108で得られた画像情報は、画像入力装置109
によって解析装置110に送られ、演算処理により測定
物体105の三次元形状が復元される。この時、1つの
干渉縞は投影光学系の光軸と角度αをなす平面内に形成
される。干渉縞と角度αの関係は装置によって決まるの
で、画像情報から判る点Pの方向と角度αの平面との交
点を求めれば、点Pの三次元座標が求められる。
【0031】光源は、可干渉光を放射する光源であれば
何でも良いが、紙面に対して垂直方向と水平方向の直線
偏光成分が等量含まれている事が、干渉縞のコントラス
トを良くする為には望ましい。その為には、光源がラン
ダム偏光又は円偏光などの場合には、光源の直後に検光
子を置き、透過する光線を紙面に対して45度方向に振
動する直線偏光にすれば良い。
【0032】さらに、スペックルノイズを抑える為に
は、可干渉距離の短い光源を用いると良い。この場合、
偏光間の位相差を補償する為に位相差補償板を用いるこ
とが望ましい。波長の半値幅が1nm以上ある、水銀灯
や、LD(レーザーダイオード),SLD(スーパール
ミネッセントダイオード)などを用いることにより、散
乱光のスペックルノイズを減少させ、高精度測定を行う
ことができる。SLDとは、LDの射出面に反射防止膜
をコートしてレーザー発振を停止させ、スーパーラジア
ンスを発生させたもので、高精度のインコヒーレント光
源である。また、波長幅が100nm以上ある白色光源
では、干渉縞のコントラストが悪化する為、光源として
適当ではない。すなわち本発明では、波長幅が1nm 以
上100nm 以下の光源装置が好ましく用いられる。
【0033】偏光分離素子は、入射した光束を振動方向
が直交する2つの直線偏光に分離し、波面に傾きを与え
る働きをする。これには、図2の様に偏光ビームスプリ
ッター201、λ/4板202,203と平面鏡20
4,205を組み合わせた装置を用いることが出来る。
偏光ビームスプリッター201に入射した紙面に対して
水平方向に振動している直線偏光は、プリズムの接合面
で透過し、垂直方向の直線偏光は反射される。偏光ビー
ムスプリッター201を透過した光は、λ/4板202
を透過し、直線偏光から、円偏光に変換される。そし
て、平面鏡204によって反射され、再びλ/4板20
2を透過し、円偏光から、直線偏光に変換される。この
時、直線偏光の振動方向は、90度回転しており、紙面
に対して垂直方向に振動している。この為、プリズムの
接合面で反射され、物体側へ射出される。同様に、紙面
に対して垂直方向に振動している直線偏光は、プリズム
の接合面で反射され、λ/4板203を透過し、直線偏
光から、円偏光に変換される。そして、平面鏡205に
よって反射され、再びλ/4板203を透過し、円偏光
から、直線偏光に変換される。この時、直線偏光の振動
方向は、90度回転しており、紙面に対して水平方向に
振動している。この為、プリズムの接合面で透過し、物
体側へ射出される。どちらかの平面鏡を光軸に対して傾
ければ、波面に傾きを与えることが出来る。前述した図
10の干渉縞投影法でも、同様の波面分割素子を用いて
いるが、この場合は、縞走査の為に鏡を動かす必要があ
るので、ビームスプリッターと鏡が分離していなければ
ならない。しかし、本発明の場合は、鏡を動かす必要が
無いので、振動の影響を避けるために、図3の様に1/
4λ板302,303と平面鏡304,305を偏光ビ
ームスプリッター301に接着して固定することが望ま
しい。この時、λ/4板302,303の射出面に蒸着
を施して反射面とし、平面鏡304,305を省略する
ことも出来る。
【0034】また、偏光分離素子としては、水晶や方解
石などの1軸性光学結晶を2個以上張り合わせたプリズ
ムを用いても良い。この様なプリズムとしては、図4に
示すウォラストンプリズム401や、図5に示すロショ
ンプリズム501がよく用いられる。1軸性光学結晶は
入射した光線の偏光方向によって屈折率が変わる材料
で、この為、上記のプリズムを透過した光線は、偏光方
向によって屈折される角度が異なり、波面がφだけ傾
く。
【0035】検光子は、光学結晶の二色性や屈折率の違
いを利用して、一方向の直線偏光だけを透過する素子で
ある。1軸性光学結晶を張り合わせたグラントムソンプ
リズムやニコルプリズムなどもあるが、使用上の簡便さ
や、視野の広いことから、沃素結晶を高分子膜に吸着さ
せた偏光板が広く用いられている。
【0036】さらに、外光の影響を低減する為には、光
源光をパルス状に発光させ、画像検出装置108の受光
タイミングをこれに合わせたり、観測装置の前に光源光
の波長に合わせた狭帯域フィルターを置く。こうすれ
ば、周囲の光が与える影響を最小限にすることができ
る。
【0037】この様な請求項の1〜3及び8,9に示す
装置からなる三次元形状測定装置を用いることにより、
本発明の第一の目的である、「測定時間が短い。」「空
間分解能が高い。」「周囲の外光や振動などに影響され
ず、測定環境を選ばない。」などの特徴を有する三次元
測定装置を得ることが出来る。
【0038】さらに、この装置を用いて本発明の第二の
目的である、「測定精度が高い。」「測定に影響を与え
る機械的可動部が無く、保守・管理が楽である。」「P
ZT駆動電源の様な高電圧の電源が不要である。」「除
震装置などが不要で、装置が小型である。」などの特徴
を持つ三次元測定装置を得る為には、位相差量変更装置
を図1の光源101と偏光分離素子102の間か又は、
偏光分離素子102と検光子103の間に置く。位相差
量変更装置は、紙面に対して水平方向と垂直方向の偏光
の相対的な位相差量を変える装置で、位相差量を位相差
量変更装置によって変えながら複数の画像を観測し、縞
走査法によって干渉縞の位相を計算し、物体の三次元形
状を算出する。
【0039】位相差量変更装置としては、1軸性光学結
晶によって作られた複数の位相差板を切り換えて用いた
り、図6の様なバビネソレイユの位相板を用いることが
出来る。バビネソレイユの位相板は水晶などの1軸性光
学結晶のプリズムから作られ、光学軸の方向が平行な2
枚のくさびと、光学軸方向がこれと垂直な平行平面板か
らなり、1枚のくさびを図の矢印の方向に動かすことに
よって、透過する振動方向が直交する直線偏光成分の間
の位相差を任意の値にすることが出来る。
【0040】又、EBC(電界制御複屈折)モードで配
向された液晶素子や、ADPやKDPなどの電気光学素
子や、磁気光学素子などの位相変調素子を位相変調素子
駆動装置によって制御し、位相差量変更装置として用い
る事もできる。これらの電気光学的効果を利用して電圧
や磁場で制御された位相変調素子を用いることにより、
機械的可動部分を無くし、振動に強く、経時変化の少な
い位相差量変更装置を得ることが出来る。特に液晶素子
を用いた時は、他の素子を用いた場合と比べて高電圧電
源が不要で簡便な装置となる。
【0041】高精度測定の為に位相差量変更装置を挿入
した場合も、光軸と角度αをなす平面内に1つの干渉縞
が形成される。干渉縞の位相量Ψ(α)とαの関係は装置
によって決まるので、Ψ(α)が判ればαを算出できる。
そして、画像情報から判る点Pの方向と、等位相量の平
面との交点を求めれば、点Pの三次元座標が計算でき
る。
【0042】縞走査法によって位相量Ψ(α)を求めるに
は、以下の如くする。測定物体の上に投影される干渉縞
の強度分布I(α)は、波数k=2π/λ(λは波長)、
偏光の位相差をωとすると
【0043】
【数1】
【0044】である。いま、位相差ωを0からλまで等
間隔にN段階に変化させたとき、観測される干渉縞強度
n(α)は、ωn=nλ/N (n=0,1,・・・,N−
1)と置いて、
【0045】
【数2】
【0046】となる。
【0047】In(α)にcos(2πn/N)を掛け合
わせてn=0からN−1まで和をとったものをFとする
と、
【0048】
【数3】
【0049】であり、In(α)にsin(2πn/N)
を掛け合わせてn=0からN−1まで和をとったものを
Gとすると、
【0050】
【数4】
【0051】である。
【0052】故に、位相量Ψ(α)は、 Ψ(α)=tan-1(G(α)/F(α)) で与えられる。特に、N=4の場合は、 Ψ(α)=tan-1((I1−I3)/(I0−I2)) と簡単になる。
【0053】こうして求めた位相量Ψ(α)の値は、±π
の範囲に限定される為、それ以上の範囲を計測する為に
は、測定物体の形状連続性を考慮して、計算されたΨ
(α)の値に適当に2πを加減すれば良い。干渉縞の角度
ピッチをpとすると、α=p(Ψ(α)−Ψ0+2πm)
/2π (mはΨ(α)が連続するように定めた適当な自
然数) によってαを求める。この様な縞走査を行うこ
とにより、2πの数百分の1の精度で位相を求めること
ができる。従ってαをpの数百分の1の精度で求められ
る。干渉縞の角度ピッチpは、偏光分離素子102の分
離角φと照明レンズ104の焦点距離によって決まり、
照明レンズ104をズームレンズにすれば、連続的に変
更することが出来る。
【0054】以上のような装置を用いることにより、本
発明の第二の目的である、「測定精度が高い。」「測定
に影響を与える機械的可動部が無く、保守・管理が楽で
ある。」「PZT駆動電源の様な高電圧の電源が不要で
ある。」「除震装置などが不要で、装置が小型であ
る。」などの特徴を持つ三次元測定装置を得ることが出
来る。
【0055】本発明による三次元形状測定装置は、非接
触で高精度の測定が短時間で行える為、人体やモックア
ップモデルの形状測定などに、特に有効である。
【0056】
【実施例】
(実施例1) 図7は本発明の実施例1の構成図であ
る。この図の中で、光源であるLD光源701を発した
光は、コリメートレンズ703によって平行光束とな
り、位相差補償板704を通り、後述する位相変調素子
705とウォラストンプリズム707によって生じる光
路差を波長程度まで補償される。さらに位相変調素子7
05によって、紙面に垂直な偏光と水平な偏光との間に
任意の位相差量を与えられる。ここでは、位相変調素子
705として液晶素子を用いた場合を図示しており、位
相変調素子705と位相変調素子駆動装置706とで、
位相量変更装置を構成している。両方向の偏光は、ウォ
ラストンプリズム707によって分離され、波面に傾き
を与えられる。そして、偏光板708によって紙面に4
5゜方向の直線偏光に変換された光束は可干渉となる。
この場合、ウォラストンプリズム707と偏光板708
で偏光干渉装置を構成している。光束は、照明レンズ7
09によって広げられ、測定物体710の上で干渉縞7
11を形成する。測定物体710上の干渉縞711は結
像レンズ713によって、画像検出装置714上に結像
される。画像検出装置714は結像レンズ713と観察
装置を構成しており、得られた画像情報は、画像入力装
置715によって解析装置716に送られ、演算処理に
より測定物体710の三次元形状が復元される。この
時、干渉縞の等位相面は光軸と角度αをなす平面内にあ
り、位相量Ψ(α)と角度αの関係は装置によって決まる
ので、Ψ(α)を求めればαが判る。Ψ(α)の値は、位相
変調素子705によって偏光の位相差量を制御しながら
複数の画像を観測し、縞走査法によって求める。画像情
報から判る点Pの方向とΨ(α)の等位相面との交点を求
めれば、点Pの三次元座標が求められる。
【0057】さらに、LD光源701をLD駆動装置7
02によってパルス状に発光させ、画像検出装置714
の受光タイミングをこれに合わせると共に、観測装置の
前に光源光の波長に合わせた狭帯域フィルター712を
置くことにより、周囲の光が与える影響を最小限に抑
え、測定精度を向上させる。
【0058】(実施例2) 図8は本発明の実施例2の
構成図である。この図の中で、レーザー光源801を発
した光は、位相差補償板802を通り、後述する位相変
調素子803とウォラストンプリズム805によって生
じる光路差を波長程度まで補償される。さらに、位相変
調素子803によって、紙面に垂直な偏光と水平な偏光
との間に任意の位相差量を与えられる。両方向の偏光
は、ウォラストンプリズム805によって分離され、波
面に傾きを与えられる。偏光板806によって紙面に4
5゜方向の直線偏光に変換された光束は可干渉となり、
照明レンズ807,808によって光束の幅を広げら
れ、測定物体809の上で干渉縞810を形成する。測
定物体809上の干渉縞810は結像レンズ811によ
って、画像検出装置812上に結像される。画像検出装
置812は結像レンズ811と観察装置を構成してお
り、得られた画像情報は、画像入力装置813を通して
解析装置814に送られ、演算処理により測定物体80
9の三次元形状が復元される。この時、位相変調素子8
03によって位相差量を制御しながら複数の画像を観測
し、縞走査法によって干渉縞の位相量を計算し、物体の
三次元形状を算出してやることにより、高精度の測定を
行う。
【0059】図8の様に、光源光を平行光束として測定
物体809に照射する場合は、図のx軸と垂直な平面内
で干渉縞が形成される。この場合、照明レンズ807,
808はテレセントリック光学系を構成しており、干渉
縞の位相量Ψ(x)とx座標の関係は測定物体809と干
渉縞投影光学系との距離によって変わらず、ウォラスト
ンプリズム805の分離角φと照明レンズ807,80
8の倍率によって決まる。そこで、Ψ(x)が判ればxを
算出でき、画像情報から判る点Pの方向と、等位相量の
平面との交点を求めれば、点Pの三次元座標が計算でき
る。この様に照明レンズ807,808をテレセントリ
ック光学系にすることにより、照明光学系の位置精度が
形状測定精度に与える影響を無くすことが出来る。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、 1 測定時間が短い。 (1秒以下) 2 空間分解能が高い。(測定領域の1/500程度) 3 周囲の外光や振動などに影響されず、測定環境を選
ばない。
【0061】といった効果を有する三次元形状測定装置
を提供することができる。
【0062】また、請求項4の発明によれば、 1 測定精度が高い。 (測定範囲の0.1%程度) 2 測定に影響を与える機械的可動部が無く、保守・管
理が楽。
【0063】3 PZT駆動電源の様な高電圧の電源が
不要。
【0064】4 除震装置などが不要で、装置が小型で
ある。
【0065】といった効果を有する三次元形状測定装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図。
【図2】 偏光分離プリスムの構成図。
【図3】 偏光分離プリスムの各素子を接合した構成
図。
【図4】 ウォラストンプリスムの構成図。
【図5】 ロションプリスムの構成図。
【図6】 バビネソレイユの位相板の構成図。
【図7】 本願実施例1の構成図。
【図8】 本願実施例2の構成図。
【図9】 従来の縞走査法の構成図。
【図10】 従来の干渉縞走査法の構成図。
【符号の説明】
101 ・・・ 光源 102 ・・・ 偏光分離素子 103 ・・・ 検光子 104 ・・・ 照明レンズ 105 ・・・ 測定物体 106 ・・・ 干渉縞 107 ・・・ 結像レンズ 108 ・・・ 画像検出装置 109 ・・・ 画像入力装置 110 ・・・ 解析装置 201 ・・・ 偏光ビームスプリッター 202,203 ・・・ λ/4波長板 204,205 ・・・ 平面鏡 301 ・・・ 偏光ビームスプリッター 302,303 ・・・ λ/4波長板 304,305 ・・・ 平面鏡 401 ・・・ ウォラストンプリスム 501 ・・・ ロションプリスム 601 ・・・ 固定くさびプリズム 602 ・・・ 移動くさびプリズム 603 ・・・ 平行平面板 701 ・・・ LD光源 702 ・・・ LD駆動装置 703 ・・・ コリメートレンズ 704 ・・・ 位相差補償板 705 ・・・ 位相変調素子 706 ・・・ 位相変調素子駆動装置 707 ・・・ ウォラストンプリスム 708 ・・・ 偏光板 709 ・・・ 照明レンズ 710 ・・・ 測定物体 711 ・・・ 干渉縞 712 ・・・ 狭帯域フィルター 713 ・・・ 結像レンズ 714 ・・・ 画像検出装置 715 ・・・ 画像入力装置 716 ・・・ 解析装置 801 ・・・ レーザー光源 802 ・・・ 位相差補償板 803 ・・・ 位相変調素子 804 ・・・ 位相変調素子駆動装置 805 ・・・ ウォラストンプリスム 806 ・・・ 偏光板 807,808 ・・・ 照明レンズ 809 ・・・ 測定物体 810 ・・・ 干渉縞 811 ・・・ 結像レンズ 812 ・・・ 画像検出装置 813 ・・・ 画像入力装置 814 ・・・ 解析装置 901 ・・・ 白色光源 902 ・・・ 集光レンズ 903 ・・・ 格子板 904 ・・・ モーター 905 ・・・ モーター駆動装置 906 ・・・ 照明レンズ 907 ・・・ 測定物体 908 ・・・ 格子パターン 909 ・・・ 結像レンズ 910 ・・・ 画像検出装置 911 ・・・ 画像入力装置 912 ・・・ 解析装置 1001 ・・・ レーザー光源 1002 ・・・ ハーフプリズム 1003 ・・・ 振動ミラー 1004 ・・・ PZT 1005 ・・・ PZT駆動装置 1006 ・・・ 固定ミラー 1007 ・・・ 照明レンズ 1008 ・・・ 測定物体 1009 ・・・ 干渉縞 1010 ・・・ 結像レンズ 1011 ・・・ 画像検出装置 1012 ・・・ 画像入力装置 1013 ・・・ 解析装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元形状を有する被測定物に所定のパ
    ターンを投影し、前記被測定物の形状を計測する三次元
    形状測定装置において、 前記被測定物に対し可干渉光を放射する光源装置と、 前記光源手段から放射される光束を、振動方向が直交す
    る2つの直線偏光に分離し、前記2つの直線偏光のうち
    少なくとも一方の波面に傾きを与える偏光分離素子と、
    重なり合った光束に干渉縞を生じさせる検光子とから構
    成される偏光干渉装置と、 前記被測定物に投影された干渉縞を観測する観測装置
    と、 前記観測装置によって観測された縞の形状から、被測定
    物の三次元形状を計算する解析手段とを備えることを特
    徴とする三次元形状測定装置。
  2. 【請求項2】 前記偏光分離素子は、偏光ビームスプリ
    ッターとλ/4波長板と平面鏡とから成り、相互に接着
    されていることを特徴とする請求項1に記載の三次元形
    状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記偏光分離素子は、1軸性光学結晶を
    少なくとも2個張り合わせたプリズムであることを特徴
    とする請求項1に記載の三次元形状測定装置。
  4. 【請求項4】 前記偏光干渉装置によって2つに分けら
    れる直線偏光の、相互の位相差量を変え得る位相差量変
    更装置を有するを特徴とする請求項1に記載の三次元形
    状測定装置。
  5. 【請求項5】 前記位相差量変更装置として、液晶素子
    または電気光学素子または磁気光学素子からなる位相変
    調素子と、前記位相変調素子を駆動する位相変調素子駆
    動装置とを用いることを特徴とする請求項4に記載の三
    次元形状測定装置。
  6. 【請求項6】 前記光源装置から放射される光束は、波
    長幅が1nm 以上100nm 以下であることを特徴とする
    請求項1に記載の三次元形状測定装置。
  7. 【請求項7】 前記光源装置として、レーザーダイオー
    ド又はスーパールミネッセントダイオードと位相差補償
    板を用いることを特徴とする請求項6に記載の三次元形
    状測定装置。
  8. 【請求項8】 前記観測装置の前に前記光源装置から放
    射される光束の波長に合わせた狭帯域のフィルターを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の三次元形状測定
    装置。
  9. 【請求項9】 前記光源装置としてパルス状に発光する
    光源手段を用い、観測装置の受光タイミングを光源手段
    の発光時刻に合わせることを特徴とする請求項1に記載
    の三次元形状測定装置。
JP6620094A 1994-04-04 1994-04-04 三次元形状測定装置 Pending JPH07280535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6620094A JPH07280535A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 三次元形状測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6620094A JPH07280535A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 三次元形状測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07280535A true JPH07280535A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13308974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6620094A Pending JPH07280535A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 三次元形状測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07280535A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014521087A (ja) * 2011-07-14 2014-08-25 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド 位相およびピッチ調節付きスキャナ
CN105890547A (zh) * 2016-06-03 2016-08-24 杭州汉振科技有限公司 三维轮廓测量仪
WO2016185618A1 (ja) * 2015-05-18 2016-11-24 オリンパス株式会社 干渉縞投影光学系及び形状測定装置
CN109073993A (zh) * 2016-07-19 2018-12-21 应用材料公司 用于数字光刻的焦点定心方法
CN109323669A (zh) * 2018-11-22 2019-02-12 上海交通大学医学院附属第九人民医院 一种激光条纹投射装置
US10753731B2 (en) 2016-04-22 2020-08-25 Olympus Corporation Three-dimensional form measurement device
WO2024121941A1 (ja) * 2022-12-06 2024-06-13 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 干渉縞投影光学系、形状測定装置、及び形状測定方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014521087A (ja) * 2011-07-14 2014-08-25 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド 位相およびピッチ調節付きスキャナ
CN107532888B (zh) * 2015-05-18 2020-05-26 奥林巴斯株式会社 干涉条纹投影光学***和形状测定装置
WO2016185618A1 (ja) * 2015-05-18 2016-11-24 オリンパス株式会社 干渉縞投影光学系及び形状測定装置
CN107532888A (zh) * 2015-05-18 2018-01-02 奥林巴斯株式会社 干涉条纹投影光学***和形状测定装置
US20180045508A1 (en) * 2015-05-18 2018-02-15 Olympus Corporation Interference fringe projection optical system and shape measurement apparatus
JPWO2016185618A1 (ja) * 2015-05-18 2018-03-01 オリンパス株式会社 干渉縞投影光学系及び形状測定装置
US10782125B2 (en) 2015-05-18 2020-09-22 Olympus Corporation Interference fringe projection optical system and shape measurement apparatus
US10753731B2 (en) 2016-04-22 2020-08-25 Olympus Corporation Three-dimensional form measurement device
CN105890547A (zh) * 2016-06-03 2016-08-24 杭州汉振科技有限公司 三维轮廓测量仪
CN109073993A (zh) * 2016-07-19 2018-12-21 应用材料公司 用于数字光刻的焦点定心方法
JP2019530890A (ja) * 2016-07-19 2019-10-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated デジタルリソグラフィのための焦点センタリング方法
CN109073993B (zh) * 2016-07-19 2021-06-01 应用材料公司 用于数字光刻的焦点定心方法
CN109323669A (zh) * 2018-11-22 2019-02-12 上海交通大学医学院附属第九人民医院 一种激光条纹投射装置
WO2024121941A1 (ja) * 2022-12-06 2024-06-13 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 干渉縞投影光学系、形状測定装置、及び形状測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1724550B1 (en) Interferometer and shape measuring method
JPH1099337A (ja) 光学的干渉断層撮影画像のコントラスト強調のための 方法およびその装置
EP1717546B1 (en) Interferometer and method of calibrating the interferometer
US7561279B2 (en) Scanning simultaneous phase-shifting interferometer
JP3009521B2 (ja) 計測内視鏡
US5973784A (en) Common path, interferometric systems and methods using a birefringent material for topographic imaging
CN108957910B (zh) 一种用于检查物体的表面的装置及方法
US6064472A (en) Method for speed measurement according to the laser-doppler-principle
JP2003519786A (ja) 表面輪郭測定のための装置および方法
JPH07280535A (ja) 三次元形状測定装置
US20110299090A1 (en) Real-time interferometer
JP3327998B2 (ja) 形状測定方法及び装置
GB2433317A (en) Phase shifting imaging module for handheld interferometer
JP2003294418A (ja) 微小周期構造評価装置及び微小周期構造評価方法
JP2006349382A (ja) 位相シフト干渉計
JP3439803B2 (ja) 対物レンズの焦点から物体のずれ又は位置変化を検出する方法及び装置
JP2595050B2 (ja) 微小角度測定装置
JP3714853B2 (ja) 位相シフト干渉縞同時撮像装置における平面形状計測方法
JPH1090117A (ja) 屈折率分布の測定方法及び装置
JP2005326192A (ja) 3次元形状測定装置
JPH0549922B2 (ja)
JP2942002B2 (ja) 面形状測定装置
JPH0719842A (ja) 表面形状の光学的測定装置
JPH06147984A (ja) 偏光計測方法
JPS61272605A (ja) 面形状測定用干渉計