JPH0728004U - プラスチックケース - Google Patents

プラスチックケース

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JPH0728004U
JPH0728004U JP5808993U JP5808993U JPH0728004U JP H0728004 U JPH0728004 U JP H0728004U JP 5808993 U JP5808993 U JP 5808993U JP 5808993 U JP5808993 U JP 5808993U JP H0728004 U JPH0728004 U JP H0728004U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
plastic case
hanging hook
plastic
extension
Prior art date
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Pending
Application number
JP5808993U
Other languages
English (en)
Inventor
忠 橋本
Original Assignee
三菱樹脂株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱樹脂株式会社 filed Critical 三菱樹脂株式会社
Priority to JP5808993U priority Critical patent/JPH0728004U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラスチックシート1を折り曲げて前板2と
後板3と両側面板4とからなる筒状体とし、その下方は
底板5により封止して、その上方は前記前板2と後板3
に形成した延長部21、31を折り曲げて封止するとと
もに前記延長部21、31同士を重ね合わせ、該重ね合
わせ部6に吊り下げ用フック部61を打ち抜き形成して
なるプラスチックケース。 【効果】 薄いプラスチックシート1で、より強い吊り
下げ用フック部61を有し、滑らかな外観のプラスチッ
クケースが得られるとともに、製造の上でもより展開面
積の少ない量で製品取りができ、抜き孔かす取りが不要
となり、上方の封止と重ね合わせとが同時にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラスチックシートを折り曲げて形成され、上方に吊り下げ用フッ ク部を有するプラスチックケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
歯刷子等細長い商品を包装するのにプラスチックシートを折り曲げて筒状体と し、上方に展示用の吊り下げ用フック部を有するプラスチックケースが多く用い られている。
【0003】 従来は、図3に平面図を示すようなプラスチックシート1を所定の輪郭形状に 打ち抜いてなるシートブランクを折り曲げてケースを製造する場合が多く、前板 2の延長部21の先端23を2倍幅としておき、中央部をくりぬくようにフック 部の展開形状24に打ち抜き、このシートブランクを組み立てる際に先端23を 中心から折り曲げて二重に接着することにより、図2に斜視図で示すような形状 の吊り下げ用フック部61を形成するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のプラスチックケースでは前板の延長部のみが折り曲げ部が二重とな りその直下に一重の部分が出来る為、境目が目だって見苦しい外観となり、また 一重の部分が曲げに対し弱く二重にしたフック部分の利点が少なくなるという問 題があった。
【0005】 そして製造の上でも、前板の延長部の先端を2倍幅としたため、糊代よりも外 側に飛び出して展開面積に無駄が生じたり、広幅のプラスチックシートを打ち抜 き罫線加工するためそりが発生し、接着工程の自動化が困難であり早いスピード での加工が出来ない。
【0006】 さらに中央部をくりぬくように打ち抜くので抜きかすを別個に取る必要がある が、プラスチックシートに静電気が発生する等で抜きかすがシートからうまく分 離しなく、つぎの工程でトラブルの原因となるなどの問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解消できる構造の吊り下げ用フック部を有するプラスチ ックケースを見出したものであって、以下、本考案を添付図面に基づいて詳細に 説明する。 図1は本考案のプラスチックケースを組み立てるためのブランクシートの一例 を示す平面図、図2は図1のブランクシートを組み立てたプラスチックケースの 斜視図であり、図3は従来のプラスチックケースを組み立てるためのブランクシ ートの一例を示す平面図である。
【0008】 本考案は、プラスチックシート1を折り曲げて前板2と後板3と両側面板4と からなる筒状体とし、その下方は底板5により封止して、その上方は前記前板2 と後板3に形成した延長部21、31を折り曲げて封止するとともに前記延長部 21、31同士を重ね合わせ、該重ね合わせ部6に吊り下げ用フック部61を打 ち抜き形成してなるプラスチックケースである。
【0009】 本考案に用いるプラスチックシート1は例えばポリ塩化ビニル、ポリプロピレ ン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリエチレン等の単体又は複合シートであっ て厚さ0.2〜0.5mm程度のものが好適に用いることができる。
【0010】 プラスチックシート1を折り曲げて前板2と後板3と両側面板4とからなる筒 状体とするためには、図1に示すように1枚のプラスチックシート1を所定の輪 郭形状に打ち抜いてブランクシートとするとともに、前板2と後板3と両側面板 4および糊代22を折り曲げ罫線11により区画しておき、各折り曲げ罫線11 から折り曲げて前記糊代22を反対側の側面板4に接着すればよい。
【0011】 そしてこの筒状体の下方は図1に示すように、前板2と後板3とに形成した底 板5および両側面板4に形成した下方サイドフラップ41を折り曲げ罫線11か ら折り曲げて接着することにより封止できる。もちろん、底板5を一枚にして先 端に差し込み片を設けサイドフラップの隙間に差し込み封止してもよい。
【0012】 筒状体の上方は、図1に示すように前記前板2と後板3の上端を延長して、延 長部21、31を形成し、延長部21には開口部の奥行きに合わせて折り曲げ罫 線11を形成しておき、一方、延長部31には折り曲げ罫線11を設けずに直立 するようにしてある。
【0013】 組み立て時には両側面板4に形成した上方サイドフラップ42を折り曲げ罫線 11から折り曲げ、前記延長部21を後方に折り曲げて天板部211で上方を封 止するとともに前記直立状の延長部31と重ね合わせ、図2に示すような重ね合 わせ部6とすることができる。
【0014】 図1、2に示す例では前板2の延長部21のみに天板部211を形成して、直 立した延長部31側に寄せて封止しているが、延長部21と延長部31とを半分 ずつ寄せて上方を封止するとともに、中央で重ね合わせるようにしてもよい。
【0015】 本考案のプラスチックケースは延長部同士を重ね合わせたので、一重の部分が 生ずることがなく重ね合わせ部6全体が二重となり優れた強度を発揮するととも に、段差が生ずることが無く滑らかで美しい外観が得られる。
【0016】 また、ブランクシートの状態で延長部21、31は前板2、後板3と同じ幅と することができるので糊代22よりも外側に飛び出して展開面積に無駄が生じた り、打ち抜き罫線加工するときにそりが発生することが少ないとともに、組み立 ての際に上方の封止と重ね合わせが同時にできる。
【0017】 この重ね合わせ部6に吊り下げ用フック部61を打ち抜き形成するには、図1 に示すようにあらかじめ、延長部21と延長部31の両方に吊り下げ用フック部 61を打ち抜き形成しておき、組み立て時に両者を重ね合わせて吊り下げ用フッ ク部61としてもよいし、延長部同士を重ね合わせてから吊り下げ用フック部6 1を打ち抜き形成してもよい。
【0018】 吊り下げ用フック部61は、周囲をプラスチックシートで囲まれた穴状ではな く、側方から切り欠いた形状なので打ち抜きかすが周囲のプラスチックシートと 連続しており、除去の手数が省ける。
【0019】 所定の輪郭形状や吊り下げ用フック部形状を打ち抜き形成するのと、折り曲げ 罫線11を付設するのとは、同時又は別々に加工することができるが一般的なト ムソン型等でプレスして製造することができる。
【0020】 糊代や上方、下方の封止のための接着、または延長部21、31同士を重ね合 わせるための接着はプラスチックシート1の材質により適宜接着方法や接着剤を きめて行なうことができ、部分的でも全面でもよく内容物に合わせて決定すれば よい。
【0021】
【考案の効果】
上述したように本考案はプラスチックシートを折り曲げて前板と後板と両側面 板とからなる筒状体とし、その下方は底板により封止して、その上方は前記前板 と後板に形成した延長部を折り曲げて封止するとともに前記延長部同士を重ね合 わせ、該重ね合わせ部に吊り下げ用フック部を打ち抜き形成してなるプラスチッ クケースであるので、薄いプラスチックシートで、より強い吊り下げ用フック部 を有し、滑らかな外観のプラスチックケースが得られるとともに、製造の上でも より展開面積の少ない量で製品取りができ、抜き孔かす取りが不要となり、上方 の封止と重ね合わせとが同時にできるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプラスチックケースを組み立てるため
のブランクシートの一例を示す平面図
【図2】図1のブランクシートを組み立てたプラスチッ
クケースの斜視図
【図3】従来のプラスチックケースを組み立てるための
ブランクシートの一例を示す平面図
【符号の説明】
1 プラスチックシート 2 前板 21 延長部 3 後板 31 延長部 4 側面板 5 底板 6 重ね合わせ部 61 吊り下げ用フック部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートを折り曲げて前板と
    後板と両側面板とからなる筒状体とし、その下方は底板
    により封止して、その上方は前記前板と後板に形成した
    延長部を折り曲げて封止するとともに前記延長部同士を
    重ね合わせ、該重ね合わせ部に吊り下げ用フック部を打
    ち抜き形成してなるプラスチックケース。
JP5808993U 1993-10-27 1993-10-27 プラスチックケース Pending JPH0728004U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5808993U JPH0728004U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 プラスチックケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5808993U JPH0728004U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 プラスチックケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728004U true JPH0728004U (ja) 1995-05-23

Family

ID=13074219

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5808993U Pending JPH0728004U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 プラスチックケース

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JP (1) JPH0728004U (ja)

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