JPH07276364A - 樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置 - Google Patents

樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置

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JPH07276364A
JPH07276364A JP7693094A JP7693094A JPH07276364A JP H07276364 A JPH07276364 A JP H07276364A JP 7693094 A JP7693094 A JP 7693094A JP 7693094 A JP7693094 A JP 7693094A JP H07276364 A JPH07276364 A JP H07276364A
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JP
Japan
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peeling
coating film
cylinder
pulverized body
resin
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JP7693094A
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English (en)
Inventor
Tadaaki Kawai
忠彰 川合
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YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コストを低減し、広い設置スペースを不要とす
る。 【構成】剥離筒30と剥離ロール40との間に粗粉砕体
を通し、衝撃作用,攪拌作用により粗粉砕体の表面塗膜
を擦りとって剥離するようにしたから、塗膜の分離処理
が簡略になり、多くの工数を要しないで、樹脂製廃棄物
の表面塗膜を除去することができ、コストを低減するこ
とができる。また、スペースも取らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリプロピレン製の廃
棄物を破砕して粒状の粗粉砕体とし、該粗粉砕体の表面
を擦って、該粗粉砕体の表面の樹脂製塗膜を剥離し、樹
脂材料を再生するようにした樹脂製廃棄物の表面塗膜分
離装置に関し、廃棄物としては、例えば、廃棄バンパー
があり、樹脂製の塗膜としては、例えば、アクリル系樹
脂製、または、ポリウレタン系樹脂製の塗膜がある。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の有効利用の観点から、例え
ば、ポリプロピレン樹脂製の廃棄バンパーを回収して、
スペアタイヤバケットやウオータースクリーンなどのバ
ンパー以外の樹脂部品に再生することが行なわれてい
る。一般的にバンパーは衝撃特性などの高い機械的特性
を高品質の外観が要求され、バンパーに再利用するため
には、廃棄バンパーに塗布された塗膜を完全に除去する
必要がある。
【0003】樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置として
は、例えば、廃棄バンパーを破砕して粒状の粗粉砕体と
し、粗粉砕体を化学的処理して、表面塗膜を剥離した後
に、洗浄および乾燥するようにしたものが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな前の技術では、粗破砕体を再生材とするまでに多く
の工程を要し、再生材のコストアップの要因となり、ま
た、粗破砕体にするまでにも、廃棄バンパーの回収から
分別までに多くの工数を要するとともに、化学的処理す
るものにあっては処理剤の処分という新たな課題も生じ
るため、樹脂製廃棄物のリサイクルは経済的にそぐわな
いという問題点があった。
【0005】本発明は、このような前の技術の問題点に
着目してなされたもので、多くの工数を要しないで、樹
脂製廃棄物の表面塗膜を除去することができ、コストを
低減することができ、また、広い設置スペースを要しな
い樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 ポリプロピレン樹脂製の廃棄物を破砕して粒状の粗
粉砕体とし、該粗粉砕体の表面を擦って、該粗粉砕体の
表面に塗布された樹脂製の塗膜を剥離し、樹脂材料を再
生するようにした樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置であ
って、一端が粗粉砕体の受入側で他端が吐出側である剥
離筒(30)と、複数の緩傾斜した突条を外周に有して
おり、前記剥離筒(30)の内壁面(32)との間に粗
粉砕体処理用の間隙を形成するよう配設された剥離ロー
ル(40)とにより粗粉砕体の塗膜の剥離装置(10)
を構成し、前記剥離筒(30)の吐出側に吐出口(3
6)を臨んで設けられるとともに、該吐出口(36)を
塞ぐようにして配設された押え板(52)を有し、該押
え板(52)の押し付け力を加減して粗粉状体の流出量
を調整し、前記剥離筒(30)内の圧力を調整して、前
記剥離筒(30)内の圧力、前記剥離ロール(40)の
回転数および粗粉砕体の投入量に起因する前記剥離筒
(30)内の粗粉砕体の品温を80℃〜115℃に調整
可能な圧力調節部(50)を設けたことを特徴とする樹
脂製廃棄物の表面塗膜分離装置。
【0007】2 ポリプロピレン樹脂製の廃棄バンパー
を破砕して粒状の粗粉砕体とし、該粗粉砕体の表面を擦
って、該粗粉砕体の表面に塗布された樹脂製の塗膜を剥
離し、バンパーの材料を再生するようにした樹脂製廃棄
物の表面塗膜分離装置であって、断面が非円形をしてお
り、一端が粗粉砕体の受入側で他端が吐出側である剥離
筒(30)と、複数の緩傾斜した突条を外周に有してお
り、前記剥離筒(30)の内壁面(32)との間に粗粉
砕体処理用の間隙を形成するよう配設された剥離ロール
(40)とにより粗粉砕体の塗膜の剥離装置(10)を
構成し、前記剥離筒(30)の吐出側に吐出口(36)
を臨んで設けられるとともに、該吐出口(36)を塞ぐ
ようにして配設された押え板(52)を有し、該押え板
(52)の押し付け力を加減して粗粉状体の流出量を調
整し、前記剥離筒(30)内の圧力を調整して、前記剥
離筒(30)内の圧力、前記剥離ロール(40)の回転
数および粗粉砕体の投入量に起因する前記剥離筒(3
0)内の粗粉砕体の品温を80℃〜115℃に調整可能
な圧力調節部(50)を設けたことを特徴とする樹脂製
廃棄物の表面塗膜分離装置。
【0008】3 前記剥離装置(10)を複数の処理段
にして組み合わせ、各処理段に初期剥離から最終剥離ま
での各種段階を設定して割り当てたことを特徴とする1
または2項記載の樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置。
【0009】4 前記各処理段における数個の剥離筒
(30)を、その各筒軸が水平方向に向き、かつ、各筒
軸が上下方向で並ぶように並設して一連の剥離装置(1
0)を構成したことを特徴とする3項記載の樹脂製廃棄
物の表面塗膜分離装置。
【0010】5 各処理段は、前段の吐出側を後段の受
入側にスクリューコンベア(65)を介して接続したこ
とを特徴とする3または4項記載の樹脂製廃棄物の表面
塗膜分離装置。
【0011】6 前記剥離装置(10)の剥離筒(3
0)に剥離成分のみが通過可能な排出孔(32c)を多
数穿設し、剥離ロール(40)内に噴風流路(45a)
を設けるとともに、該噴風流路(45a)から剥離ロー
ル(40)の外周に連通する噴風口(46)を設けたこ
とを特徴とする1、2、3、4または5項記載の樹脂製
廃棄物の表面塗膜分離装置。
【0012】7 各処理段は同一の駆動源を共用してい
ることを特徴とする3、4、5または6項記載の樹脂製
廃棄物の表面塗膜分離装置。
【0013】8 前記剥離筒(30)に、内壁面(3
2)から外に連通し、筒の周方向に細長であって、分離
された塗膜のみが通過可能な幅を有する排出孔(32
c)を周方向へ多数連設するとともに、筒軸方向と平行
方向に多数連設したことを特徴とする1、2、3、4、
5、6または7項記載の樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装
置に存する。
【0014】
【作用】先ず剥離装置(10)の一般的動作を説明す
る。粗粉砕体はポリプロピレン樹脂製の廃棄物を粒状に
破砕したものが用いられる。粗破砕体は、剥離筒(3
0)の受入側から剥離筒(30)と剥離ロール(40)
との間の間隙に連続的に入り、剥離ロール(40)の突
条(42)の回転にしたがって、突条(42)と剥離筒
(30)の内周面との空間は広くなったり狭くなったり
し、粗粉砕体は圧縮と拡散を繰り返して衝撃作用と攪拌
作用とを受ける。圧縮された状態で突条に衝突した粗粉
砕体には、衝突による衝撃圧と粗粉砕体相互間の圧力を
合わせた圧力が働き、突条の回転方向に粗粉砕体が移送
しようとする。このとき、粗粉砕体が相互に擦り合った
り、突条に擦れたりして、摩擦熱が生じ、主に摩擦熱に
よって粗粉砕体の塗膜が剥離される。
【0015】また、圧縮された粗粉砕体群が再び拡散す
る際に、突条による拡散作用を受けて前後左右の粗粉砕
体が激しく入れ替わり、粗粉砕体の向きが変わり、どの
粗粉砕体も突条の正面壁と衝突する機会が均等になり、
粗粉砕体の塗膜が剥離される。剥離筒(30)内の粗粉
砕体の品温は、粗粉砕体の投入量、剥離ロール(4
0)、吐出口(36)を押える押え板(52)の押し付
け力などにより変化するが、主に、押え板(52)の押
し付け力を調整することにより、粗粉砕体の品温は80
℃〜115℃の中で調整される。塗膜が剥離された粗粉
砕体は剥離筒(30)の吐出側から吐出される。樹脂製
廃棄物の表面塗膜分離装置では、剥離は同一の段で完全
な剥離作業が行なってもよく、複数の段に分けて行なっ
てもよい。
【0016】前記剥離装置(10)を複数の処理段にし
て組み合わせ、各処理段に初期剥離から最終剥離までの
各種段階を設定して割り当てたものでは、第1段の剥離
装置(10)に粗粉砕体を投入して処理を進める。第1
段は初期の剥離に適した仕様になるよう、剥離筒(3
0),剥離ロール(40)の形態や間隙が設定され、ま
た、剥離ロール(40)の回転数も適切に設定されてお
り、剥離ロール(40)が粗粉砕体に当って塗膜が除か
れる。前記各処理段における数個の剥離筒(30)を、
その各筒軸が水平方向に向き、かつ、各筒軸が上下方向
で並ぶように並設して一連の剥離装置(10)を構成し
たものでは、粗粉砕体が上流側の剥離筒(30)から下
流側の剥離筒(30)へと円滑に流れ、剥離処理がし易
く、狭いスペースでも本装置を据付けることが可能にな
る。各処理段は、前段の吐出側を後段の受入側にスクリ
ューコンベア(65)を介して接続したものでは、ある
処理段を通過して粗破砕体はタンク等に貯留されること
なく、次段に受け入れられ、迅速に処理することができ
る。
【0017】前記剥離装置(10)の剥離筒(30)に
剥離成分のみが通過可能な排出孔(32c)を多数穿設
し、剥離ロール(40)内に噴風流路(45a)を設け
るとともに、該噴風流路(45a)から剥離ロール(4
0)の外周に連通する噴風口(46)を設けたもので
は、各段において、塗膜が粉状になった剥離成分は、剥
離ロール(40)内の噴風流路(45a)を通って噴風
口(46)から噴出された噴風により吹き飛ばされ、剥
離筒(30)の排出孔(32c)から外部に排出される
ようにすることもできる。また、噴風の風量を調整する
ことにより、剥離筒(30)内の粗粉砕体の品温を調節
することが可能になる。各処理段は同一の駆動源を共用
しているものでは、各処理段を同一の駆動源で駆動して
いるため、構造が簡単化し、全体を調和させて駆動する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示している。
図3に示すように、粗粉砕体供給部Aと、塗膜剥離装置
Dと、砕粒除去機Cとにより剥離ラインが構成されてい
る。前処理において、ポリプロピレン樹脂製の廃棄バン
パーは、ハンマーミル等で粒状に破砕され、その粒径が
1から6mmの粗粉砕体になっている。粗粉砕体の表面
には、廃棄バンパーの表面塗膜であるアクリル系樹脂ま
たはポリウレタン系樹脂の塗膜が付着している。粗粉砕
体供給部Aは、荷受けホッパA1に供給された粗粉砕体
が、粗選別機A2,計量器A3を経て粗粉砕体タンクA
4に溜められ、塗膜剥離装置Dに送り込まれるようにな
っている。粗粉砕体等を移送するための昇降機a1,a
2,a3…が各所に配設されている。粗粉砕体の処理装
置は塗膜剥離装置Dに設置されており、図1に示すよう
に同様の構成をした粗粉砕体の塗膜の剥離装置10a,
10b,10cを複数の処理段にして組み合わせ、各処
理段に初期剥離から最終剥離までの各種段階を設定して
割り当ててある。塗膜剥離装置Dで処理された粗粉砕体
は完全に塗膜が剥離されたものとなり、微細に砕けた砕
粒が砕粒除去機Cで除去され、剥離済タンクへ送られる
ようになっている。粗粉砕体の処理装置は、3段の剥離
装置10a,10b,10cを一連にしたものから構成
されているが、これらを二連以上のものにしてもよし、
剥離装置10a,10b,10cを4段以上に構成して
もよい。さらに、粗粉砕体を直接剥離装置10a,10
b,10cに供給するようにしてもよく、その際には、
前述した一連のシステム装置とする必要はない。剥離装
置10a,10b,10cは、処理段階に応じた仕様に
なっているがいずれも同様の構成をしており、共通の部
位に同一符号を付し重複した説明を省略する。
【0019】図1および図2に示すように、粗粉砕体の
塗膜の剥離装置10a,10b,10cは、粗粉砕体供
給部20と、剥離筒30と、剥離筒30内で水平な枢軸
41まわりに回転駆動される剥離ロール40と、圧力調
節部50とを備えて成る。剥離筒30は剥離装置10の
ハウジング11に一体的に形成されている。
【0020】粗粉砕体供給部20は粗粉砕体を受け入れ
て剥離筒30の内壁と剥離筒30の外周との間の間隙1
5に送出するものであり、受入口22に対応して送りロ
ール25を配設し、送りロール25を囲繞して送出室1
2をハウジング11に形成して成る。送りロール25は
粗粉砕体の流れの上流になるよう剥離ロール40と同心
に一体的に装着され、外周に送り螺旋26が設けられて
いる。送りロール25の枢軸41にはプーリ27が固設
され、プーリ27に巻き掛るベルト28から駆動力が入
力するようになっている。図2でわかるように、剥離筒
30は断面が半径一定でない非円形の多角形である8角
形断面をしており、内壁面32は面部32a,32a…
と角部32b,32b…とが交互になって外円周に連続
している。剥離筒30の一端は粗粉砕体の受入側33で
粗粉砕体供給部20に接続し、他端が吐出側34で圧力
調節部50に接続している。
【0021】剥離筒30の内壁面32から外に連通して
剥離成分のみが通過可能な排出孔32c,32c…が多
数穿設されている。剥離ロール40は、その外径が5
7.5mmのものが用いられ、その先端部に同じく底面
の外径が62mmの切頭円錐形状の抵抗部材41が取り
付けられている。剥離ロール40は、軸方向に延びる複
数の鋸歯形の突条42,42…を外周に有する鋸歯車形
断面をしており、ハウジング11の前壁13と後壁14
との間に架設された枢軸41aにより枢支され、剥離筒
30の内壁面32との間に粗粉砕体処理用の間隙15を
形成するよう配設されている。抵抗部材の底面の外径と
剥離筒30の内壁面32との隙間は約9mmに設定され
ている。突条42の高さは4〜10mm程度、正面壁43
の角度βは30〜85度程度である。剥離ロール40の
突条42,42…の本数は、多いほど粗粉砕体との衝突
機会が増えるが、一方、圧縮時と拡散時との圧力差が小
さくなり攪拌力が低下するため、通常2〜6本程度が望
ましく、例えば4本としたとき粗粉砕体が投入されてか
ら排出されるまでに100〜200回の突条42との衝
突機会があった。
【0022】これは、衝撃圧を利用しているために粗粉
砕体相互間の圧力が低くても剥離が可能であるからであ
る。
【0023】剥離ロール40は芯筒45に外嵌され、芯
筒45の中心孔は噴風流路45aをなしており、噴風流
路45aと、移動方向で正面壁43の後になる急傾斜し
た鋸歯形の突条42の裏面壁44との間に剥離成分排出
用の噴風口46が開設されている。圧力調節部50は、
剥離筒30の吐出側34に設けられた排出路35の末端
の吐出口36を臨んで設けられ、押し付けアーム51に
より支持され吐出口36を塞ぐようにして配設された押
え板52を有し、押し付けアーム51は付勢ばね53で
吐出口36に当接する方向に付勢されている。
【0024】押し付けアーム51は付勢ばね53の後端
を押すねじ54による調節機構により押え板52の押圧
力を変え、あるいは吐出口36と押え板52との距離を
変えることができる。剥離筒30内の粗粉砕体の品温
は、押え板52の押圧力を上げると高くなり、粗粉砕体
の投入量が多ければ粗粉砕体の品温上昇を招き、剥離ロ
ール40の回転速度を上げると圧力が下がっての粗粉砕
体の品温が下がり、噴風口46を通る噴風量が多くなれ
ば粗粉砕体の品温が下がるが、その粗粉砕体の品温調整
は、主に押え板52の押圧力の調整により行われ、80
℃〜115℃に設定されている。図1でわかるように、
剥離装置10a,10b,10cは段階的な処理段をな
すよう上下に重畳して装置ボディ60に支持されてい
る。剥離装置10a,10b,10cの各剥離筒30を
囲繞してダクトボックス61a,61b,61cが装置
ボディ60に形成され、ダクトボックス61a,61
b,61cにそれぞれ集塵口62が設けられている。第
1段の剥離装置10aの受入口22はホッパ21に接続
し、ホッパ21の流路には流量を調節して粗粉砕体を流
下させる送り装置23が設けられている。
【0025】第3段の剥離装置10cの枢軸41に入力
用プーリ27aがプーリ27に並設され、駆動源により
回転駆動される駆動軸29の駆動プーリ29aとの間に
駆動ベルト29bが巻き掛けられている。剥離装置10
a,10bの間と剥離装置10b,10cの間には前段
の吐出口36から後段の受入口22に処理対象を搬送す
るスクリュ−コンベア65,65が配設されている。
【0026】剥離ロール40の枢軸41およびスクリュ
−コンベア65の回転軸65aは装置ボディ60の支持
ブロック66に枢支され、回転軸65aに固設されたプ
ーリ65bと枢軸41に固設されたプーリ41aとの間
に伝動ベルト67が巻き掛けられている。また、送り装
置23の駆動軸23aに固設されたプーリ23bと第1
段の剥離装置10aの枢軸41に固設されたプーリ41
bとの間には伝動ベルト67aが巻き掛けられている。
剥離装置10a,10b,10cの各剥離ロール40の
枢軸41の内部を通っている噴風流路45aは枢軸41
の端部に開口し、枢軸41の端部に接続して圧搾空気を
送る噴風供給管68が設けられ、噴風供給管68の分岐
管68a,68b,68cは回転カップラ69を介して
剥離装置10a,10b,10cの各剥離ロール40の
枢軸41の端部から噴風流路45aに接続している。
【0027】次に作用を説明する。粗粉砕体供給部Aの
粗粉砕体タンクA4から昇降機a4により揚穀された粗
粉砕体はホッパ21に投入され、送り装置23により第
1段の剥離装置10aの受入口22に連続的に送入され
る。駆動軸29に固設された駆動プーリ29aから駆動
ベルト29bにより駆動力が第3段の剥離装置10cの
入力用プーリ27aに伝達される。入力用プーリ27a
により枢軸41が回転するとプーリ27が回転し、この
回転がベルト28を介して各段のプーリ27に伝達さ
れ、剥離装置10a,10b,10cがいずれも回転駆
動される。第1段および第2段の剥離装置10a,10
bの剥離ロール40の枢軸41にそれぞれプーリ41a
が固設されているので、プーリ41aから伝動ベルト6
7によりプーリ65bに回転力が伝達され、各スクリュ
−コンベア65が回転駆動される。第1段の剥離装置1
0aの枢軸41に固設されたプーリ41bから伝動ベル
ト67aを介してプーリ23bに回転駆動力が伝達さ
れ、駆動軸23aが回転して送り装置23が動作する。
第1段の剥離装置10aの粗粉砕体供給部20に受け入
れられた粗粉砕体は、送出室12内で送りロール25に
より剥離筒30,剥離ロール40側へ押し出され、剥離
筒30の受入側33から剥離筒30と剥離ロール40と
の間の間隙15に連続的に送り出される。
【0028】粗粉砕体の流量は粗粉砕体供給部20にお
ける供給量と、剥離筒30の吐出側34に接続して設け
られた圧力調節部50とのバランスをとり、あるいは剥
離ロール40の回転数の設定を変えることにより剥離処
理に適したよう設定される。剥離処理においては、剥離
筒30内の粗粉砕体の品温は80℃〜115℃の中で調
整されている。剥離筒30内の粗粉砕体の品温は高くな
るにつれて、剥離効率が高まる傾向を示すが、120℃
以上になると、粗粉砕体同志が溶着し始める。また、8
0℃以下では、剥離効率が極めて良くない。送出室12
から押し出された粗粉砕体は剥離筒30と剥離ロール4
0との間の間隙15内に入り、衝撃作用と攪拌作用とを
受けながら通過する。
【0029】非円形の剥離筒30に対して剥離ロール4
0は鋸歯形の突条42の緩傾斜側である正面壁43を先
にして回転し、正面壁43と剥離ロール40の内周面と
の間の空間は剥離ロール40の回転にしたがって広くな
ったり狭くなったりし、粗粉砕体は圧縮と拡散を繰り返
してのように衝撃作用と攪拌作用とを受ける。
【0030】衝撃作用と攪拌作用とを説明すると次のと
おりである。間隙15が最も狭くなった状態に移行する
に従い粗粉砕体の密度が高まって相互間の圧力が上昇す
る。圧縮された状態で突条42の正面壁43に衝突した
粗粉砕体には、衝突による衝撃圧と粗粉砕体相互間の圧
力を合わせた圧力が働き、粗粉砕体は衝撃作用を受け
る。このとき、粗粉砕体が相互に擦り合ったり、突条に
擦れたりして、摩擦熱が生じ、主に摩擦熱によって粗粉
砕体の塗膜が剥離される。剥離ロール40の突条42の
正面壁43と剥離筒30の内壁面32との間の間隙15
がもっとも広がった状態で、粗粉砕体である粗粉砕体相
互間の圧力は低く、突条42と衝突した粗粉砕体は自由
に跳ね返ることができるので、攪拌作用により前後左右
の粗粉砕体が激しく入れ替わり、粗粉砕体の向きが変わ
り、どの粗粉砕体も鋸歯形の突条42の正面壁43と衝
突する機会が均等になり、これによっても粗粉砕体の塗
膜が剥離される。衝撃圧を受けているので粗粉砕体相互
間の圧力は一般的な粒々摩擦式に比べて低くてもよく、
砕粒の発生を抑えることができる。
【0031】塗膜が剥離された粗粉砕体は剥離筒30の
吐出側34から排出路35を通り、吐出口36で圧力調
節部50の押え板52により圧力の調節作用を受けなが
ら吐出され回収される。第1段で塗膜が剥離された粗粉
砕体は吐出口36からスクリュ−コンベア65の始端部
に吐出されて第2段の剥離装置10bの受入口22に送
られる。
【0032】第2段の剥離装置10bでも第1段の剥離
装置10aと同様に粗粉砕体はその塗膜が研削される。
各段の処理内容は適宜に設定されているが、例えば、第
1段で完全な塗膜の除去をさせない場合、第2段および
第3段で完全な塗膜の除去をする。
【0033】噴風供給管68には噴風用の圧搾空気が図
外の空気源から送られており、噴風供給管68a,68
b,68cから各処理段の枢軸41内の噴風流路45a
に噴風が送られる。剥離ロール40の突条42の裏面壁
44に噴風口46を開設したものでは、この噴風口46
から風を噴出して剥離成分を吹き出し、剥離成分は剥離
筒30の排出孔32cからダクトボックス61a,61
b,61cに排出される。粗粉砕体から削り取られる塗
膜は僅かづつであるので容易に吹き飛ばすことができ、
塗膜は集塵口62を通って排出され、回収して処理され
る。第3段の剥離装置10cから吐出された粗粉砕体は
塗膜は除去されているが、砕粒が混在しているので、砕
粒除去機Cで砕粒を除去してから図外の剥離済タンクへ
送られる。砕粒除去機Cの後に直ちに袋詰めしても良
い。
【0034】なお、剥離筒30の断面形状は多角形が通
常であるが、外周が円形であっても、内壁面に抵抗体な
どを取付けて剥離ロール40との間で圧縮と拡散の作用
が生じるようにしてもよい。同様に、剥離ロール40の
突条42は剥離ロール40本体に一体に形成するのが普
通であるが、所定形状の板を装着して突条としてもよ
い。また、剥離筒30あるいは剥離ロール40の寸法
や、突条42の高さ,本数等を変え、また、運転速度等
を変えることにより対応することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る樹脂製廃棄物の表面塗膜分
離装置によれば、剥離筒と剥離ロールとの間に粗粉砕体
を通し、衝撃作用,攪拌作用により粗粉砕体の表面塗膜
を擦りとって剥離するようにしたから、塗膜の分離処理
が簡略になり、コストを低減することができ、またスペ
ースも取らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す樹脂製廃棄物の表面塗
膜分離装置の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す剥離処理ラインの概念
面である。
【符号の説明】
10…剥離装置 11…ハウジング 20…粗粉砕体供給部 25…送りロール 30…剥離筒 32…内壁面 32c…排出孔 33…受入側 34…吐出側 36…吐出口 40…剥離ロール 42…突条 43…正面壁 45a…噴風流路 46…噴風口 50…圧力調節部 52…押え板 60…装置ボディ 61a,61b,61c…ダクトボックス 62…集塵口 65…スクリュ−コンベア 68…噴風供給管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリプロピレン樹脂製の廃棄物を破砕して
    粒状の粗粉砕体とし、該粗粉砕体の表面を擦って、該粗
    粉砕体の表面に塗布された樹脂製の塗膜を剥離し、樹脂
    材料を再生するようにした樹脂製廃棄物の表面塗膜分離
    装置であって、 一端が粗粉砕体の受入側で他端が吐出側である剥離筒
    と、複数の緩傾斜した突条を外周に有しており、前記剥
    離筒の内壁面との間に粗粉砕体処理用の間隙を形成する
    よう配設された剥離ロールとにより粗粉砕体の塗膜の剥
    離装置を構成し、 前記剥離筒の吐出側に吐出口を臨んで設けられるととも
    に、該吐出口を塞ぐようにして配設された押え板を有
    し、該押え板の押し付け力を加減して粗粉状体の流出量
    を調整し、前記剥離筒内の圧力を調整して、前記剥離筒
    内の圧力、前記剥離ロールの回転数および粗粉砕体の投
    入量に起因する前記剥離筒内の粗粉砕体の品温を80℃
    〜115℃に調整可能な圧力調節部を設けたことを特徴
    とする樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置。
  2. 【請求項2】ポリプロピレン樹脂製の廃棄バンパーを破
    砕して粒状の粗粉砕体とし、該粗粉砕体の表面を擦っ
    て、該粗粉砕体の表面に塗布された樹脂製の塗膜を剥離
    し、バンパーの材料を再生するようにした樹脂製廃棄物
    の表面塗膜分離装置であって、 断面が非円形をしており、一端が粗粉砕体の受入側で他
    端が吐出側である剥離筒と、複数の緩傾斜した突条を外
    周に有しており、前記剥離筒の内壁面との間に粗粉砕体
    処理用の間隙を形成するよう配設された剥離ロールとに
    より粗粉砕体の塗膜の剥離装置を構成し、 前記剥離筒の吐出側に吐出口を臨んで設けられるととも
    に、該吐出口を塞ぐようにして配設された押え板を有
    し、該押え板の押し付け力を加減して粗粉状体の流出量
    を調整し、前記剥離筒内の圧力を調整して、前記剥離筒
    内の圧力、前記剥離ロールの回転数および粗粉砕体の投
    入量に起因する前記剥離筒内の粗粉砕体の品温を80℃
    〜115℃に調整可能な圧力調節部を設けたことを特徴
    とする樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置。
  3. 【請求項3】前記剥離装置を複数の処理段にして組み合
    わせ、各処理段に初期剥離から最終剥離までの各種段階
    を設定して割り当てたことを特徴とする請求項1または
    2記載の樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置。
  4. 【請求項4】前記各処理段における数個の剥離筒を、そ
    の各筒軸が水平方向に向き、かつ、各筒軸が上下方向で
    並ぶように並設して一連の剥離装置を構成したことを特
    徴とする請求項3記載の樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装
    置。
  5. 【請求項5】各処理段は、前段の吐出側を後段の受入側
    にスクリューコンベアを介して接続したことを特徴とす
    る請求項3または4記載の樹脂製廃棄物の表面塗膜分離
    装置。
  6. 【請求項6】前記剥離装置の剥離筒に剥離成分のみが通
    過可能な排出孔を多数穿設し、剥離ロール内に噴風流路
    を設けるとともに、該噴風流路から剥離ロールの外周に
    連通する噴風口を設けたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の樹脂製廃棄物の表面塗膜分離
    装置。
  7. 【請求項7】各処理段は同一の駆動源を共用しているこ
    とを特徴とする請求項3、4、5または6記載の樹脂製
    廃棄物の表面塗膜分離装置。
  8. 【請求項8】前記剥離筒に、内壁面から外に連通し、筒
    の周方向に細長であって、分離された塗膜のみが通過可
    能な幅を有する排出孔を周方向へ多数連設するととも
    に、筒軸方向と平行方向に多数連設したことを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6または7記載の樹脂製
    廃棄物の表面塗膜分離装置。
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