JPH07274798A - 除草・除雪機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 除草、害虫駆除、ならびに融雪も可能な機器
を提供する。 【構成】 水タンク１、点火用スイッチ８、ガスボンベ
１０、バーナーＨ、蒸気又は熱水通過管２０ならびに噴
射ノズル２２で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔従来の技術〕本発明は急速に蒸気又は高
温熱水を発生させるため円錐状の蛇管ボイラーを架体の
先端に設けノズルに依って、蒸気又は熱水を噴射させ除
草又は除雪に関する。

【０００２】〔従来の技術〕今日の一般的除草機器は石
油バーナーの火炎で直接草木に噴射させる方々又は動力
に依って草を刈り取る方々が有る。どちらも一長一短が
有り、前項のバーナーの場合火炎は浸透性が悪く再び草
木が再生する場合が有って有効性に欠ける。草を円板又
は刃物で刈り取る場合、当然再び生えてくるので草木を
全面的に枯らす事は出来ない状態にある。

【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕このため
草木の表面だけ焼くこと。または刈り取るだけでは目的
が達成出来ない。

【０００４】本発明はこのような従来の事情に対して、
草木の芯まで枯らす目的で蒸気又は高温熱水を噴射出来
る様に円錐状蛇管ボイラーで熱効率の向上を計り移動性
に於いても合理的なものである。

【０００５】〔課題を解決するための手段〕カートリッ
ジタイプの軽便ガスボンベを燃料として水を蛇管ボイラ
ーに依り蒸気又は高温熱水を発生させ、それを草の上か
ら噴射することにより枯死することが出来・尚冬季に於
いては融雪に使用出来る。

【０００６】〔実施例〕本発明は薬品によらない除草を
目的としている。今日、除草剤の使用による土壌並びに
環境汚染が深刻な社会問題となっている。除草に使用さ
れる薬品は、地中深く浸透し、土壌汚染並びに地下水汚
染の直接的な原因となる。このような自然環境破壊は、
人間を含めたあらゆる生態系に致命的な悪影響を及ぼ
す。本発明は、薬品によらず、蒸気又は高温熱水による
除草を目的としたものである。蒸気又は高温熱水は、除
草はもとより、地上及び土中の害虫も駆除でき、更に冬
季に於いては、融雪も可能である。

【０００７】〔図示に符号ついて説明〕図−１は、使用
状態を示す側面図である。（１）の水タンクは、（２）
の注水孔の蓋をはずして注水することを示し、（３）
は、タンクの背負いバンドを示す。（４）のコックは、
（５）のホースにより、（６）のカップリングで（７）
の架体を兼ねた送水管に結合する。（８）は、点火用の
スイッチを示す。（９）は、バネ圧によりガスボンベを
固定する部材を示し、（１０）のガスボンベは（１１）
の開閉バルブで（１２）のガス導管を経由して、（Ｈ）
のバーナーに連結する。（Ｆ）は、空気吸入孔を示す。
（Ｎ）は、電池を示し、電線（１３）を経由して、符号
８の入力スイッチの操作により，（１４）を経由。圧電
器（Ｗ）を経て（１６）のプラグ（Ｈ）の一部との間に
於いてスパークすることを示す。（Ｅ）は、アース止め
を示す。（１５）は、車輪保持ホークで（Ｃ）のタイヤ
を保持することを示す。（１６）は、プラグワイヤーを
示す。（１７）は、ボイラー蛇管を示し、（１８）のケ
ーシングは、組立部材（Ｐ）によって保持されることを
示す。（１９）は、収納時、（Ｘ）のように廻動する為
の部材を示す。（２０）は、蒸気又は熱水通過管を示
す。（２１）は、（２２）の噴射ノズルを衝撃防除する
為の軟質耐熱部材を示す。矢印は、電気の流れを示す。
図−２は、機器部分の平面図である。（６）は、送水ホ
ースからのカップリングを示す。（７）の架体内部は、
送水管を兼ね（１７）に連結することを示す。（８）
は、点火用のスイッチを示す。（９）は、ガスボンベを
固定するためのバネ圧を要する部材を示す。（１０）
は、ガスボンベを示す。（１１）の開閉バルブは、（１
２）のガス管の一部を示す。（１３）は、電池からの導
電線を示し、（Ｎ）の電池から符号８を経由して、（１
４）に入力することを示す。（１５）は、車輪保持ホー
クを示す。（Ｃ）は、タイヤを示す。（１７）は、円錐
状の蛇管を示す。（１８）は、円錐形状のケーシングを
示す。（２０）は、蒸気又は熱水通過管を示す。（２
１）の軟質耐熱部材は、（２２）の噴射ノズルから生じ
た衝撃を防除することを示す。図−３は、２図Ａ−Ａの
拡大断面図である。（７）は、送水管を兼ねた架体を示
す。（１２）のガス導管は、（Ｈ）のバーナーに連結す
ることを示す。（１５）は、車輪保持ホークを示す。
（Ｃ）は、タイヤを示す。（Ｎ）は、電池を示し、
（Ｅ）は、アース止めを示す。図−４は、２図Ｂ−Ｂの
拡大断面図である。（５）のホースは、（６）のカップ
リングでの結合を示し、（７）の架体は送水管も兼ね
る。（８）は、点火用のスイッチを示す。（９）は、ガ
スボンベを固定するバネ圧を要する部材を示す。（１
０）のガスボンベは、（１１）の開閉バルブによりガス
量が調節されることを示し、（１２）は、ガス導管を示
す。図−５は、加熱ボイラー部分の拡大横断面図であ
る。（１２）のガス導管は、（７）の送水管を兼ねた架
体の一部に取り付けられていることを示す。（Ｆ）は、
空気吸入孔を示し、ガス流により吸入されることを示
す。（Ｈ）は、バーナーを示す。（Ｗ）は、圧電器を示
し、（１６）のプラグワイヤーの先端と符号Ｈとの間に
於いて通電の場合、スパークすることを示す。（１７）
は、円錐状のボイラー蛇管を示す。（１８）は、円錐形
状のケーシングを示す。（Ｐ）組立部材は、符号１７、
符号１８を保持することを示す。（１９）は、（２０）
の蒸気又は熱水通過管の廻動部材を示す。矢印は、液体
及び気体の流れを示す。図−６は、５図Ｙ−Ｙの拡大断
面図である。（１８）は、ボイラーケーシングを示す。
（１９）の廻動部材は、（Ｐ）の組立部材の中心に位置
し、（２０）の蒸気又は熱水通過管を保持することを示
す。

【０００８】〔発明の効果〕 本発明は、除草、害虫駆
除、融雪を兼ね備えた実用的な機器であり、生活環境の
向上に貢献する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 使用状態を示す側面図

【図２】 機器部分の平面図

【図３】 ２図Ａ−Ａの拡大断面図

【図４】 ２図Ｂ−Ｂの拡大断面図

【図５】 加熱ボイラー部分の拡大横断面図

【図６】 ５図Ｙ−Ｙの拡大断面図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 噴火バーナーに依り円錐状の蛇管ボ
   イラーを急速に加熱・管の内を通過する液体の温度上昇
   の早急化・並びに噴射圧力の向上に依って、蒸気又は高
   温熱水が、発生出来る様にした、除草・除雪機器。