JPH07274552A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH07274552A
JPH07274552A JP6065252A JP6525294A JPH07274552A JP H07274552 A JPH07274552 A JP H07274552A JP 6065252 A JP6065252 A JP 6065252A JP 6525294 A JP6525294 A JP 6525294A JP H07274552 A JPH07274552 A JP H07274552A
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JP
Japan
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drive signal
elastic body
waveform
linear motor
voltage
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Application number
JP6065252A
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English (en)
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Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/001Driving devices, e.g. vibrators
    • H02N2/003Driving devices, e.g. vibrators using longitudinal or radial modes combined with bending modes
    • H02N2/004Rectangular vibrators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/005Mechanical details, e.g. housings
    • H02N2/0055Supports for driving or driven bodies; Means for pressing driving body against driven body
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/026Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors by pressing one or more vibrators against the driven body

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微動させて精密位置決めが可能にする共に、
1つのモータにより粗動と微動を行うことを可能にす
る。 【構成】 相対運動部材16に接触する弾性体11と、
弾性体11に結合される圧電素子12〜15と、圧電素
子12〜15に駆動電圧が緩やかに変化する第1の波形
部と急激に変化する第2の波形部とを有する駆動信号を
繰り返し発生する第1の波形発生器24と、圧電素子1
2〜15の所定位置に位相の異なる正弦波を印加するこ
とより、弾性体11に縦振動と屈曲振動との合成振動に
より生ずる楕円運動に発生させる第2の波形発生器22
と、各波形発生器14,22の出力を選択的に切り換え
る制御器21とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状弾性体に楕円運動
を発生させて駆動力を得るリニアモータに関し、特に、
縦振動モードと屈曲振動モードを2相駆動するリニアモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、リニア型超音波モータの従来例
を示す図である。従来のリニア型超音波モータは、棒状
弾性体101の一端側に加振用の変成器102が配置さ
れ、他端側に制振用の変成器103が配置されている。
各変成器102,103には、振動子102a,103
aが接合されている。加振用の振動子102aに発振器
102bから交流電圧を印加して棒状弾性体101を振
動させ、この振動が棒状弾性体101を伝播することに
より進行波となる。この進行波により、棒状弾性体10
1に加圧接触された移動体104が駆動される。
【0003】一方、棒状弾性体101の振動は、制振用
の変成器103を通じて振動子103aに伝えられ、こ
の振動子103aによって振動エネルギーが電気エネル
ギーに変換される。この振動子103aに接続された負
荷103bにより電気エネルギーを消費することにより
振動を吸収する。この制振用の変成器103により、棒
状弾性体101の端面の反射を抑制して、棒状弾性体1
01の固有モードの定在波の発生を防いでいる。
【0004】図7のリニア型超音波モータは、移動体1
04の移動範囲だけ、棒状弾性体101の長さが必要で
あり、その棒状弾性体101の全体を加振しなければな
らず、装置が大型化するとともに、固有モードの定在波
の発生を防止するために、制振用の変成器103などが
必要となる、という問題があった。
【0005】このような問題を解決するために、自走式
の超音波モータが種々提案されており、例えば、「第5
回電磁力関連のダイナミックスシンポジウム講演論文
集」の「222 光ピックアップ移動を目的とした圧電
リニアモータ」に記載されている「異形縮退縦L1−屈
曲B4モード・平板モータ」が知られている。
【0006】図8は、異形縮退縦L1−屈曲B4モード
・平板モータの従来例を示す模式図であって、図8
(A)は正面図、図8(B)は側面図、図8(C)は平
面図である。弾性体1は、矩形平板状の基礎部1aと、
その基礎部1aの一方の面に形成された突起部1b,1
cとから構成されている。圧電素子2,3は、弾性体1
の基礎部1aの他方の面に貼付され、縦振動L1モード
と屈曲振動B4モードを発生させる素子である。弾性体
1の突起部1b,1cは、基礎部1aに発生する屈曲振
動B4モードの腹の位置に設けられており、相対運動部
材となるガイドレール等(不図示)に押し付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した図8
のモータは、相対運動部材との位置決め精度がミクロン
オーダであり、用途によっては、位置決め精度が不十分
である、という問題があった。この問題を解決するため
に、精密位置決め用の駆動方法を併用することも考えら
れるが、オーダの違う位置決め精度を求める場合には、
通常、全く別の構造のものを設けることとなり、装置全
体が大型化するとともに、コストアップの要因となる。
特に、自走式の場合には、重量増に伴う効率低下にもつ
ながる。
【0008】本発明の第1の目的は、前述の課題を解決
し、微動させることにより、精密位置決めが可能なリニ
アモータを提供することである。本発明の第2の目的
は、1つのモータにより粗動と微動を行うことができる
リニアモータを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるリニアモータの第1の解決手段は、相
対運動部材(16)に接触する弾性体(11)と、前記
弾性体に結合される電気機械変換素子(12〜15)
と、前記電気機械変換素子に駆動電圧が緩やかに変化す
る第1の波形部と急激に変化する第2の波形部とを有す
る駆動信号を繰り返し発生する第1の駆動信号発生手段
(24)とを備えたことを特徴とする。
【0010】第2の解決手段は、相対運動部材(16)
に接触する弾性体(11)と、前記弾性体に結合される
電気機械変換素子(12〜15)と、前記電気機械変換
素子に印加する所定の波形を有する第1の電圧信号を発
生する第1の駆動信号発生手段(24)と、前記電気機
械変換素子に印加する前記第1の電圧信号と波形の異な
る波形を有する第2の電圧信号を発生する第2の駆動信
号発生手段(22)と、前記第1の駆動信号発生手段の
出力と前記第2の駆動信号発生手段の出力とを選択的に
切り換える駆動信号切換手段(21)とを備えたことを
特徴とする。
【0011】第3の解決手段は、相対運動部材に接触す
る弾性体(11)と、前記弾性体に結合される電気機械
変換素子(12〜15)と、前記電気機械変換素子に駆
動電圧が緩やかに変化する第1の波形部と急激に変化す
る第2の波形部とを有する駆動信号を繰り返し発生する
第1の駆動信号発生手段(24)と、前記電気機械変換
素子の所定位置に位相の異なる正弦波を印加することよ
り、前記弾性体に縦振動と屈曲振動との合成振動により
生ずる楕円運動に発生させる第2の駆動信号発生手段
(22)と、前記第1の駆動信号発生手段の出力と前記
第2の駆動信号発生手段の出力とを選択的に切り換える
駆動信号切換手段(21)とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】第4の解決手段は、第1〜第3の解決手段
のリニアモータにおいて、前記第1の駆動信号発生手段
は、前記第1の波形部と前記第2の波形部の間に、電圧
の変化しない第3の波形部をもつことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の第1の解決手段によれば、第1の駆動
信号発生手段は、電気機械変換素子に駆動電圧が緩やか
に変化する第1の波形部と急激に変化する第2の波形部
とを繰り返し発生するので、電気機械変換素子を第1の
波形部を印加するときには、弾性体と相対運動部材とが
共に運動を行い、第2の波形部を印加するときには、弾
性体が相対運動部材に対して相対運動を行う。この駆動
信号は、第1の波形部と第2の波形部の振幅、周期、勾
配等によって決定される。この駆動信号を用いた駆動で
は、弾性体の共振を用いていないために、弾性体の変形
量が小さく、ピッチの細かい駆動(微動)ができ、精密
位置決めが可能となる。また、信号の振幅、発生回数、
波形等を変えることによって、駆動量を変化させること
ができる。
【0014】第2又は第3の解決手段によれば、駆動速
度の速いピッチの荒い駆動方法と、駆動速度が遅く駆動
ピッチが細かい駆動方法とを、1つのモータによって実
現できるので、1つのモータによって、粗動と微動を行
うことができる。このために、簡単な構造のモータによ
って、目標位置へ高速かつ高精度で駆動することができ
る。
【0015】第4の解決手段によれば、電圧波形の緩や
かに変化する第1の波形部と、急激に変化する第2の波
形部の間に、電圧の変化しない第3の波形部を設けたの
で、繰り返し動作をするときに、相対運動部材との慣性
の影響を少なくすることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例につき、さ
らに詳細に説明する。図1は、本発明によるリニアモー
タの実施例を示した模式図である。この実施例では、弾
性体11は、基礎部11aと、2つの突起部11b,1
1cとを有し、その基礎部11aには、突起部11b,
11cと反対側に、2つの圧電素子12,13が設けら
れ、突起部11b,11cの間に、2つの圧電素子1
4,15が設けられている。この実施例では、圧電素子
12〜15は、図2(C)のように、分極されている。
相対運動部材16は、突起部11b,11c上に不図示
の加圧手段によって、加圧接触させられている。
【0017】このリニアモータの駆動回路は、制御器2
1と、第2の波形発生器22と、位相器23と、第1の
波形発生器24と極性反転器25と、変位検出器26等
から構成されている。制御器21は、使用状況に応じ
て、第2の波形発生器22と第1の波形発生器24の何
れで駆動して、粗動を行うか、微動を行うかを切り換え
るためのものである。また、制御器21は、変位検出器
26によって検出された相対移動部材16の変位等に基
づいて、印加電圧のサイクル数を制御して、高い位置決
め精度を実現することができる。
【0018】制御器21は、例えば、相対移動部材をあ
る位置(目標値)に移動する場合に当てはめると、以下
のような制御が可能である。 (制御例1)制御例1では、目標値からのずれ量のレベ
ルを数段階(例えば、4段階)に分けておく。例えば、
閾値として、d1,d2,d3(d1<d2<d3)を
決めて、目標値からのずれ量を(a)d3以上、(b)
d2以上d3未満、(c)d1以上d2未満、(d)d
1未満の4段階に分ける。制御器21は、変位検出器2
6の出力に基づいて、以下のような制御を行う。なお、
移動方向は目標値の方向である。
【0019】(a)の場合には、第1の波形発生器24
をオフ、第2の波形発生器22をオンにする。(b)の
場合には、第1の波形発生器24をオフ、第2の波形発
生器22をオンにする。このときに、第2の波形の振幅
を小さくして、駆動速度を小さくする。(c)の場合に
は、第1の波形発生器24をオン、第2の波形発生器2
2をオフにする。(d)の場合には、第1の波形発生器
24をオン、第2の波形発生器22をオフにする。この
ときに、第1の波形の振幅を小さくして、駆動速度を小
さくする。以上のように駆動することによって、目標値
まで速くかつ正確に駆動することができる。
【0020】(制御例2)制御例2では、相対移動部材
上の観察試料の駆動を顕微鏡など(透過型電子顕微鏡、
走査型電子顕微鏡、STM、AFM等)を観察しながら
制御する。低倍率(広い視野)で視野の中心付近にくる
までは、第2の波形発生器24をオンにして駆動し、高
倍率(狭い視野)では、第2の波形発生器24をオフに
し、第1の波形発生器22をオンにして駆動する。この
ようにして、試料を観察したい位置に速くかつ正確に駆
動することができる。
【0021】次に、第2の波形発生器22で駆動する場
合と、第1の波形発生器24で駆動する場合に分けて、
その動作を詳細に説明する。図2,図3は、本実施例に
よるリニアモータの第2の波形発生器による駆動動作を
説明するための図である。圧電素子12,13は、弾性
体11に縦振動L1モードと屈曲振動B4モードとを発
生させ、それぞれのモードの振動による共振点が一致す
るように、弾性体11の形状などが設計されており、後
述する図3(A)のような2相の入力電圧A,Bが印加
される。各要素の機能は、前述した図8に示したもの
と、ほぼ同様である。
【0022】図2に示すように、このリニアモータは、
2つの圧電素子12,13に高周波電圧A,Bを印加す
ることによって、屈曲振動と縦振動との複合振動を起こ
し、これにより突起部11b,11cとの先端に楕円運
動を発生させ、駆動力を発生させる構成になっている。
なお、Gはグランドである。また、2つの圧電素子1
2,13は、互いに極性が同一方向になるように分極さ
れ、高周波電圧Bは、位相器23によって、高周波電圧
Aとπ/2の時間的位相差を有するようにしてある。な
お、2つの圧電素子12,13の分極は互いに逆方向で
あってもよい。なお、第2の波形で駆動する場合には、
圧電素子14,15は使用していない。
【0023】図3(A)は、リニアモータに入力される
2相の高周波電圧A,Bの時間的変化をt1〜t9で示
している。図3(A)の横軸は、高周波電圧の電圧値を
示している。図3(B)は、リニアモータの断面の変形
の様子を示し、リニアモータに発生する屈曲振動の時間
的変化(t1〜t9)を示している。図3(C)は、リ
ニアモータの断面の変形の様子を示し、リニアモータに
発生する縦振動の時間的変化(t1〜t9)を示してい
る。図3(D)は、リニアモータの突起部11b,11
cとに発生する楕円運動の時間的変化(t1〜t9)を
示している。
【0024】次に、この実施例のリニアモータの第1の
駆動信号による動作を、時間的変化(t1〜t9)ごと
に説明する。時間t1において、図3(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは正の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の正の電圧を発生する。図3(B)に示すよ
うに、高周波電圧A,Bによる屈曲運動は互いに打ち消
し合い、点Y1とZ1とが振幅零となる。また、図3
(C)に示すように、高周波電圧A,Bによる縦振動は
伸張する方向に発生する。点Y2とZ2とは矢印で示さ
れるように、節Xを中心にして最大の伸長を示す。その
結果、図3(D)に示すように、上記両振動が複合さ
れ、点Y1とY2との運動の合成が点Yの運動となり、
また、点Z1とZ2との運動の合成が点Zの運動とな
る。
【0025】時間t2において、図3(A)に示すよう
に、高周波電圧Bは零となり、高周波電圧Aは正の電圧
を発生する。図3(B)に示すように、高周波電圧Aに
よる屈曲運動が発生し、点Y1が正方向に振幅し、点Z
1が負方向に振幅する。また、図3(C)に示すよう
に、高周波電圧Aによる縦振動が発生し、点Y2と点Z
2とが時間t1のときよりも弾性体が縮む方向に移動す
る。その結果、図3(D)に示すように、上記両振動が
複合され、点YとZとが時間t1のときよりも右回りに
移動する。
【0026】時間t3において、図3(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは正の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の負の電圧を発生する。図3(B)に示すよ
うに、高周波電圧A及びBによる屈曲運動が合成されて
増幅され、点Y1が時間t2のときよりも正方向に増幅
され、最大の正の振幅値を示す。点Z1が時間t2のと
きよりも負方向に増幅され、最大の負の振幅値を示す。
また、図3(C)に示すように、高周波電圧A及びBに
よる縦振動が互いに打ち消しあい、点Y2とZ2とが元
の位置に戻る。その結果、図3(D)に示すように、上
記両振動が複合され、点YとZとが時間t2のときより
も右回りに移動する。
【0027】時間t4において、図3(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは零となり、高周波電圧Bは負の電圧
を発生する。図3(B)に示すように、高周波電圧Bに
よる屈曲運動が発生し、点Y1は時間t3のときよりも
振幅が低下し、点Z1時間t3のときよりも振幅が低下
する。また、図3(C)に示すように、高周波電圧Bに
よる縦振動が発生し、点Y2とZ2が弾性体が収縮する
方向に移動する。その結果、図3(D)に示すように、
上記両振動が複合され、点YとZとが時間t3のときよ
りも右回りに移動する。
【0028】時間t5において、図3(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは負の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の負の電圧を発生する。図3(B)に示すよ
うに、高周波電圧A,Bによる屈曲運動は互いに打ち消
し合い、点Y1とZ1とが振幅零となる。また、図3
(C)に示すように、高周波電圧A,Bによる縦振動は
収縮する方向に発生する。点Y2とZ2とは矢印で示さ
れるように、節Xを中心にして弾性体が最大の収縮を示
す方向に移動する。その結果、図3(D)に示すよう
に、上記両振動が複合され、点YとZとが時間t4のと
きよりも右回りに移動する。
【0029】時間t6〜t9に変化するにしたがって、
上述の原理と同様に屈曲振動及び縦振動が発生し、その
結果、図3(D)に示すように、点Y及び点Zが右回り
に移動し、楕円運動をする。以上の原理により、このリ
ニアモータは、突起部11a,11bとの先端に楕円運
動を発生させ、駆動力を発生させる構成となっている。
従って、突起部11b,11cの先端を相対運動部材1
6に加圧すると、弾性体11は、相対運動部材16をピ
ッチが荒い移動(粗動)であるが、高速に駆動すること
ができる。
【0030】図4,図5は、本実施例によるリニアモー
タの第1の波形発生器による駆動動作を説明するための
図である。第1の波形発生器24の出力は、圧電素子1
2,14には直接接続され、圧電素子13,15には、
極性反転器25を介して、反転した極性を持つ電圧が接
続され、弾性体11を長さ方向に伸縮させる。したがっ
て、圧電素子12,14が縮んでいるときには圧電素子
13,15は伸び、圧電素子12,14が伸びていると
きには圧電素子13,15は縮むように動作する。この
第1の波形発生器24の駆動信号は、電圧が緩やかに変
化する第1の波形部〔図4(B)のt10〜t11〕
と、電圧が急激に変化する第2の波形部〔図4(A)の
t12〜t13〕とを有している。
【0031】次に、この実施例のリニアモータの第1の
駆動信号による動作を、時間的変化(t10〜t14)
ごとに説明する。t10〜t11の間は、図4(A)に
示すように、圧電素子12,14に印加する電圧波形は
0からV0に緩やかに変化する。また、圧電素子13,
15に印加される電圧は、極性反転器25によって極性
が反転されるので、0から−V0に緩やかに変化する。
この電圧波形によって、圧電素子12,14は、縮むよ
うに変位して弾性体11の左側は縮み、圧電素子13,
15は、伸びるように変位して弾性体11の右側は伸び
る〔図5(B)〕。このとき、弾性体11は、中心点C
において、固定されているので、弾性体の突起部11
b,11cは、共に右側に変位する〔図4(B)〕。ま
た、電圧波形は、0からV0まで十分に緩やか(なだら
か)に変化するので、突起部11b,11cの加速度を
小さい。このため、突起部11b,11cと相対運動部
材16との間の静摩擦力によって、相対運動部材16
は、右側にX0だけ変位する〔(図5(A)〕。したが
って、相対運動部材16は、図5(A)の状態から、図
5(B)の状態に移動する。
【0032】その後に、t11〜t12の間は、所定の
電圧V0に保持されている(第3の波形部)。この保持
時間は、突起部11b,11cに対する相対運動部材1
6の相対速度を0にするために設けている。この保持時
間は、駆動力などに影響が少なければ設けなくともよ
い。t11では、突起部11b,11cの速度(電圧変
化のグラフの傾きに相当する)が急激に変化するため
に、t11以降で突起部11b,11cが停止しても、
相対運動部材16はすぐには停止しない。このt11以
降の相対運動は、駆動しようとしている方向の運動であ
るので、この運動が停止するまで、次のアクション(電
圧変化)を待って駆動量を稼ぐことができる。条件によ
っては、停止するまでの時間が変わるので、第3の波形
部の最適な長さは変わる。駆動量等に影響がなければ、
設けなくともよい。
【0033】t13〜t14の間は、印加される電圧波
形は、V0から0まで急激に変化するので、弾性体11
は急激に変形して、突起部11b,11cが移動する。
このときに、相対運動部材16は、慣性によりその位置
に留まろうとするので、突起部11b,11cと相対運
動部材16との間に滑りが生じ、突起部11b,11c
の移動量に対して、相対運動部材16の移動量は十分小
さくなる。つまり、図5(C)に示すように、相対運動
部材16はその位置に残したまま、突起部11b,11
cが元の位置に戻ったことになる。
【0034】以上のように印加する電圧波形を変化させ
ることによって、相対運動部材16を駆動することがで
きる。なお、印加電圧のサイクルを逆にすることによっ
て、反対方向に駆動することも可能である。また、1サ
イクルの操作によって、相対運動部材16を変位させる
ことができるので、これを繰り返すことによって、所望
の変位量を得ることができる。さらに、1サイクルで生
じる変位量は、ナノメートルオーダであり、極めて小さ
い微動を行うことができる。楕円運動による第2の駆動
方法は、共振を使用しているので、突起部11b,11
cの変位が数ミクロン前後である。そのために、ナノメ
ートルオーダの移動はできない。第1の駆動信号によっ
て駆動するには、弾性体11の剛性(形状と材質などで
きまる)と圧電体12〜15の発生力(形状と印加電
圧、圧電材料の種類などできまる)によって、変形量が
決まる。このために、弾性体11を厚くする等して、適
当な形状を選ぶことにより、ナノメートルオーダの移動
が可能となる。
【0035】この実施例では、図1に示すように、変位
検出器26を用いて、相対運動部材16の変位を測定し
ながら、印加電圧のサイクル数及び振幅などの波形を制
御することにより、高い位置決め精度を実現することが
できる。
【0036】以上のように、本実施例では、弾性体11
に設けた圧電素子12〜15を共用して、1つのリニア
モータによって、粗動と微動を行うことができるので、
簡単な構成によって、目標位置に高速かつ高精度で駆動
することができる。
【0037】図6は、本実施例によるリニアモータの弾
性体を詳細に示した斜視図である。この実施例のリニア
モータは、弾性体11の振動を拘束しないように、略中
央部を支持することが望ましい。この弾性体11は、駆
動方向に対して固定するためには、図6(A)に示すよ
うに、弾性体11の略中央部に切欠部11dを設ける
か、図6(B)に示すように、弾性体11の略中央部に
突起部11eを設ける等して、固定部材に取り付ければ
よい。なお、切欠部11dの代わりに、円孔などを設け
るようにしてもよい。
【0038】また、相対運動部材16は、弾性体11に
よって駆動するためには、その弾性体11に加圧接触す
る必要がある。加圧方法としては、相対運動部材16の
自重であってもよいし、加圧力が不足する場合には、ば
ね等の付勢部材や弾性部材などによって加圧するように
してもよい。
【0039】図9は、第2の実施例によるリニアモータ
の駆動回路を示すブロック図、図10、図11は、第2
の実施例のリニアモータの切り替えスイッチの状態(粗
動時,微動時)を示す図である。この実施例の駆動回路
は、切り替えスイッチ31、粗動信号発生装置32、位
相変換装置33、微動信号発生装置34、極性反転装置
35などから構成されている。
【0040】粗動を行うときには、切り替えスイッチ3
1は、図10に示すように、端子b−g,c−i間が接
続され、圧電素子12には、粗動信号発生装置32の出
力が接続され、圧電素子13には、粗動信号発生装置3
2の出力を位相変換装置33によってπ/2だけ位相を
ずらした信号が接続され、図2で説明したのと同様な駆
動がなされる。
【0041】微動を行うときには、切り替えスイッチ3
1は、図11に示すように、端子a−f,b−h,c−
j,d−m間が接続され、圧電素子13,15には、微
動信号発生装置34の出力が接続され、圧電素子12,
14には、微動信号発生装置34の出力を極性反転装置
35によって極性を反転させて信号が接続され、図5で
説明したのと同様な駆動がなされる。
【0042】図12は、本発明によるリニアモータの第
3の実施例を示す図である。第1の実施例では、相対運
動部材16は、自重によって弾性体11に加圧するよう
にしていたが、第3の実施例のリニアモータでは、ばね
等の付勢手段41,42によって、相対運動部材16を
弾性体11に加圧することにより、安定した加圧ができ
るようにしたものである。付勢手段41,42には、ロ
ーラ等の回転部材又は摩擦の少ない摺動部材が取り付け
られており、相対運動部材16の移動を妨げないように
している。また、弾性体11及び相対運動部材16の材
質又は駆動速度などで決まる駆動条件に応じて、最適な
加圧条件を選択するために、付勢手段41,42の固定
位置を変えて、加圧力を変化することができる。
【0043】図13は、本発明によるリニアモータの第
4の実施例を示す図である。相対運動部材16を弾性体
11に加圧する場合には、粗動と微動によって加圧条件
に変化させることが望ましい。そこで、第4の実施例で
は、弾性体11の突起部11b,11cにコイルを巻い
て電磁石43,44とし、磁界の強度を変化させること
によって、加圧力を変化させるようにしたものである。
なお、弾性体11の下面に電磁石を設けてもよい。ま
た、第3の実施例においても、付勢手段41の付勢力を
可変させるようにしてもよい。
【0044】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。例えば、相対運動部材16を、床面や壁面などに置
き換えることによって、このリニアモータを自走させる
ようにしてもよい。また、微動させるために、縦変形を
利用したが、屈曲変形を利用してもよい。さらに、縦L
1−屈曲B4モードを例に説明したが、L1−B2,L
1−B6,L2−B4等の他のモードであっても使用で
きる。
【0045】また、第1の波形発生器24、極性反転器
25による第1の駆動信号による駆動方法のみを用い
た、単独のリニアモータとして使用することもできる。
【0046】さらに、このリニアモータは、運行方向以
外には動かないようにするために、ガイド部材を設ける
ことが望ましい。ガイド部材は、弾性体11又は相対運
動部材16の側面に設け、摩擦が小さく精度のよいもの
が好ましく、例えば、ローラ装置や二硫化モリブデン、
二硫化タングステン、窒化ホウ素、PTFE、ポリアセ
タール等の固体潤滑剤などを使用することができる。
【0047】本発明のリニアモータは、2段重ねにし
て、X−Y方向に駆動できる2次元ステージ、例えば、
顕微鏡(光学式、SEM、SPM(スキャニングプロー
ブマイクロスコープ)等に使用できる。SPMの場合に
は、スキャニング装置と観察試料の両方をステージに載
せ、観察位置の位置決めを行うことに使用でき、コンパ
クトでしかも真空中でも使用できる利点がある。また、
SPMのプローブを接近させる手段として、駆動対象物
にプローブを付けて試料に接近させる。まず、粗動で接
近させ、ある程度接近したら、微動に切り替えて、さら
に接近させるようにできる。
【0048】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、緩やかな波形部を印加したときに、弾性体と相対
運動部材とが共に運動を行い、急激な波形部で印加した
ときに、弾性体が相対運動部材に対して相対運動を行う
ので、この周期を小さくとることができるので、ピッチ
の細かい移動(微動)が可能となる。
【0049】また、駆動速度の速い駆動ピッチの荒い駆
動方法と、駆動速度が遅く駆動ピッチが細かい駆動方法
とを、1つのモータによって実現できるので、1つのモ
ータによって、粗動と微動を行うことができ、簡単な構
造のモータによって、目標位置へ高速かつ高精度で駆動
することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアモータの第1の実施例を示
した模式図である。
【図2】第1の実施例によるリニアモータの第2の波形
発生器による駆動動作を説明するための図である。
【図3】第1の実施例によるリニアモータの第2の波形
発生器による駆動動作を説明するための図である。
【図4】第1の実施例によるリニアモータの第1の波形
発生器による駆動動作を説明するための波形図である。
【図5】第1の実施例によるリニアモータの第1の波形
発生器による駆動動作を説明するための図である。
【図6】第1の実施例によるリニアモータの弾性体を詳
細に示した斜視図である。
【図7】リニア型超音波モータの従来例を示す図であ
る。
【図8】異形縮退縦L1−屈曲B4モード・平板モータ
の一例を示す模式図である。
【図9】第2の実施例によるリニアモータの駆動回路を
示すブロック図である。
【図10】第2の実施例のリニアモータの切り替えスイ
ッチの状態(粗動時)を示す図である。
【図11】第2の実施例のリニアモータの切り替えスイ
ッチの状態(微動時)を示す図である。
【図12】本発明によるリニアモータの第3の実施例を
示す図である。
【図13】本発明によるリニアモータの第4の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
11 弾性体 12、13、14、15 圧電素子 16 相対運動部材 21 制御器 22 第2の波形発生器 23 位相器 24 第1の波形発生器 25 極性反転器 26 変位検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対運動部材に接触する弾性体と、 前記弾性体に結合される電気機械変換素子と、 前記電気機械変換素子に駆動電圧が緩やかに変化する第
    1の波形部と急激に変化する第2の波形部とを有する駆
    動信号を繰り返し発生する第1の駆動信号発生手段とを
    備えたことを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 相対運動部材に接触する弾性体と、 前記弾性体に結合される電気機械変換素子と、 前記電気機械変換素子に印加する所定の波形を有する第
    1の電圧信号を発生する第1の駆動信号発生手段と、 前記電気機械変換素子に印加する前記第1の電圧信号と
    波形の異なる波形を有する第2の電圧信号を発生する第
    2の駆動信号発生手段と、 前記第1の駆動信号発生手段の出力と前記第2の駆動信
    号発生手段の出力とを選択的に切り換える駆動信号切換
    手段とを備えたことを特徴とするリニアモータ。
  3. 【請求項3】 相対運動部材に接触する弾性体と、 前記弾性体に結合される電気機械変換素子と、 前記電気機械変換素子に駆動電圧が緩やかに変化する第
    1の波形部と急激に変化する第2の波形部とを有する駆
    動信号を繰り返し発生する第1の駆動信号発生手段と、 前記電気機械変換素子の所定位置に位相の異なる正弦波
    を印加することより、前記弾性体に縦振動と屈曲振動と
    の合成振動により生ずる楕円運動に発生させる第2の駆
    動信号発生手段と、 前記第1の駆動信号発生手段の出力と前記第2の駆動信
    号発生手段の出力とを選択的に切り換える駆動信号切換
    手段とを備えたことを特徴とするリニアモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項3に記載のリニアモ
    ータにおいて、 前記第1の駆動信号発生手段は、前記第1の波形部と前
    記第2の波形部の間に、電圧の変化しない第3の波形部
    をもつことを特徴とするリニアモータ。
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