JPH07274285A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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Publication number
JPH07274285A
JPH07274285A JP5874694A JP5874694A JPH07274285A JP H07274285 A JPH07274285 A JP H07274285A JP 5874694 A JP5874694 A JP 5874694A JP 5874694 A JP5874694 A JP 5874694A JP H07274285 A JPH07274285 A JP H07274285A
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JP
Japan
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speaker
frame
diaphragm
connector
magnetic circuit
Prior art date
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Application number
JP5874694A
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English (en)
Inventor
Toshiji Takahashi
利治 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5874694A priority Critical patent/JPH07274285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のドアに装着され背面に防水機能が要
求されるスピーカにおいて、スピーカ背面にレインシー
ルドカバーや筒状の空洞を設けることなく再生音圧周波
数特性が乱されず、金糸線が腐食して断線することのな
いスピーカを提供することを目的とする。 【構成】 コネクタ部45とその両側にツバ46をフレ
ーム47の前面に配置して樹脂で一体成形し、振動板4
9前面で金糸線50を接続し、ガスケット51に設けた
切り欠き52を一対の端子48を囲う位置に配置して固
着し、切り欠き52全てをコネクタ部45の端面とツバ
46で覆う構成とすることにより、レインシールドカバ
ーや筒状の空洞が不要になり、再生音圧周波数特性が平
坦で金糸線50も濡れずに腐食しないスピーカを提供で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用音響機器などに
使用され、特に防水機能を必要とするドアに装着される
スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のドアにスピーカが装着さ
れるものが急激に多くなってきた。ドアはガラス窓と車
体の隙間から雨水や洗車水などが浸入するので、水だけ
でなく塩分や酸や洗剤などがスピーカに降りかかる苛酷
な環境にスピーカがおかれている。以上のような理由か
らスピーカ背面の防水性能に関する要求が日増しに強く
なってきた。
【0003】以下に従来のこの種のスピーカについて説
明するが過去から現在に至るまで、完全なかたちで背面
が防水になっているスピーカとして実施されているもの
はないのでレインシールドカバーを用いたものと簡易防
水型スピーカの二種類について説明する。
【0004】まず、レインシールドカバーを用いて背面
を防水にした従来のスピーカについて図面を用いて説明
する。
【0005】図9は従来のスピーカをレインシールドカ
バーに装着する前の状態を示す斜視図であり、図9にお
いて、1は樹脂成形品からなるレインシールドカバーで
スピーカ2の背面上部を約半分覆う屋根3が設けられて
いる。また、このレインシールドカバー1の背面の周囲
にはクッション材4が貼りつけられ、前面にはスピーカ
2がシーリング剤を介してネジ5で固定されている。こ
の状態でクッション材4が自動車のドアの鉄板に密着す
るようにレインシールドカバー1をそれに設けた取付孔
6を利用してドアにネジ止めにより取り付けられてい
る。
【0006】図10は前記スピーカの構造を示す断面概
略図であり、図10において、1はレインシールドカバ
ーでそれに設けられた屋根3がスピーカ2の背面上部を
覆っており、シーリング剤を介してネジ5でスピーカ2
が固定されている。
【0007】つぎにスピーカの構造であるが、センター
ポール7を有する下部プレート8、リング状のマグネッ
ト9、同じくリング状の上部プレート10によって磁気
回路11が構成され、この磁気回路11の上方にはフレ
ーム12が結合されている。また、ボイスコイル13が
前記磁気回路11の磁気ギャップ14に偏心することな
くはまり込むように、サスペンション15はボイスコイ
ル13のクラフト紙からなるボビン16の中間部を支持
し、合成繊維を混紡した織布を成形してできているサス
ペンション15の外周部はフレーム12に固着されてい
る。
【0008】さらに、パルプを円錐状に成形してつくら
れた振動板17の外周部には、布にゴムをコーティング
したものをロール状に成形したエッジ部18が固着さ
れ、このエッジ部18の外周は前面に発泡ウレタン19
が貼り付けられたリング状のガスケット20とともにフ
レーム12の周縁部に固着されている。また、振動板1
7の中央部とボイスコイル13のボビン16の上部が結
合され、その上方にダストキャップ21が貼りつけられ
ている。
【0009】また一方、ボイスコイル13のリード線2
2は振動板17の面上にかしめられたハトメ23で金糸
線24と半田付けされ、この金糸線24の他端はフレー
ム12に固定されたコネクタ部25の端子26に半田付
けされ、リード線22はそれを覆うように接着剤が塗布
されて振動板17に固着されている。なお、ここでボイ
スコイル13のリード線22やハトメ23や金糸線24
は各々一対であるとともに、図示した金糸線24やコネ
クタ部25や端子26は断面図でないことをつけ加え
る。
【0010】以上のように構成された従来のスピーカに
ついて、以下にその動作について説明する。まず、入力
信号がコネクタ部25から端子26、金糸線24を通っ
てボイスコイル13に印加されると、フレミングの左手
の法則に従ってボイスコイル13が駆動し、この駆動力
によって振動板17が振幅して空気中に音を放射する。
ここで、レインシールドカバー1の働きについて説明す
る。自動車のドアの窓と車体の隙間から浸入してきた雨
水や洗車水などはレインシールドカバー1の屋根3で防
ぎ、スピーカ2の背面に水が直接降りかかることがなく
保護される構造になっている。
【0011】次に、他の従来の背面が簡易防水構造にな
っているスピーカについて説明する。図11は1992
年に発売されたマークII(トヨタ自動車株式会社登録商
標)のドアに装着されているスピーカの構造を示す断面
略図である。なお、前記従来例で説明したものと同じ構
成の部品は同一番号を付与し、その詳細説明を省略す
る。
【0012】図11において、センターポール7を有す
る下部プレート27、リング状のマグネット9、中央が
円形で周囲が四角形状の上部プレート28によって磁気
回路11が構成され、この磁気回路11の前面には樹脂
成形品からなるフレーム29が結合されている。また、
ボイスコイル13が前記磁気回路11の磁気ギャップ1
4に偏心することなくはまり込むように、サスペンショ
ン30はアルミからなるボビン31の中間部を支持し、
合成繊維を混紡した織布を成形してできているサスペン
ション30の外周部はフレーム29に固着されている。
さらに、樹脂を成形してできた振動板32の外周部に
は、布にゴムをコーティングしたものをロール状に成形
したエッジ部33が固着され、このエッジ部33の外周
は前面に発泡ウレタン19が貼り付けられたリング状の
ガスケット20とともにフレーム29の周縁部に固着さ
れている。また、振動板32の中央部とボビン31の上
部が結合され、その上方に樹脂成形品からなるダストキ
ャップ34が貼りつけられている。
【0013】また一方、ボイスコイル13のリード線2
2は振動板32の面上に固定された金糸線24と半田付
けされ、この金糸線24の他端はフレーム29にネジ3
5で固定された振動板36の端子37に半田付けされ、
リード線22はそれを覆うように接着剤が塗布されて振
動板32に固着されている。その上、下部プレート27
の背面にネジ38で固定された防水タイプのコネクタ3
9はコード40を中継して端子37に接続されている。
また、フレーム29はエッジ部33を固着する周縁部が
前方に飛び出した形状で、その周縁部の後方対角方向に
四つのツバ41とそれに取付孔42が設けられており、
前記取付孔42の内側全周にクッション材4が貼り付け
られた構造であった。
【0014】なお、ここでリード線22や金糸線24や
端子37やコード40は各々一対であるとともに、図示
した金糸線24や端子37やコネクタ39やコード40
は断面図でないことをつけ加える。
【0015】以上のように構成された他の従来のスピー
カについて、以下にその動作について説明する。まず、
入力信号がコネクタ39から端子37、金糸線24を通
ってボイスコイル13に印加されると、フレミングの左
手の法則に従ってボイスコイル13が駆動し、この駆動
力によって振動板32が振幅して空気中に音を放射す
る。次に、フレーム29の働きについて説明する。この
フレーム29はエッジ部33を固着する周縁部が前方に
飛び出した形状になっているので自動車のドアの窓と車
体の隙間から浸入してきた雨水や洗車水などは磁気回路
11やフレーム29の底部に当たり、サスペンション3
0や振動板32に直接水が降りかかることを防いでい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10で
説明した従来の構成では、レインシールドカバー1にス
ピーカ2の背面上部を約半分覆う屋根3が設けられてい
るので、振動板17の背面から放射された音が屋根3で
反射してしまい、この反射音が振動板17を通り抜けて
スピーカ2の再生音を乱してしまい音圧レベル−周波数
特性をあばれたものにしてしまうと共に、屋根3で囲ま
れた空間は振動板17の動きを抑制するので、低音再生
能率を低下させてしまうという問題があった。さらに、
樹脂成形品のレインシールドカバー1が必要で、それを
シーリング剤を介してスピーカ2に固定する作業も必要
となりコスト高になっていた。
【0017】図12は口径16cmのこの種のスピーカの
再生音圧レベル−周波数特性で、実線で示した特性43
はレインシールドカバー1が装着されたときのもので、
破線で示した特性44がレインシールドカバー1が無い
場合のものである。上述したようにレインシールドカバ
ー1を装着すると低音再生能率が低下し、特に周波数3
00Hz〜1500Hz付近の特性が乱れてしまっている。
【0018】次に、図11で説明した他の従来例の簡易
防水構造になっているスピーカの課題について説明す
る。このスピーカの場合、フレーム29はエッジ部33
を固着する周縁部が前方に飛び出した形状になっている
のでこの部分が筒状の空洞を形成してしまっている。振
動板32の背面から反射された音が前記空洞内部で定在
波をつくるような共振系ができてしまうので、スピーカ
の再生音圧レベル−周波数特性をあばれたものにしてし
まう。加えて、金糸線24は露出しているので自動車の
ドアの窓と車体の隙間から浸入してきた雨水や洗車水な
どが金糸線24にかかってしまい、金糸線24を構成す
る銅箔が徐々に腐食して断線してしまうという欠点もあ
った。この腐食断線は海岸を通行する頻度が高く、高温
多湿の地区にある自動車ほどよく起こる。
【0019】さらに、コネクタ39には特殊で高価な防
水タイプを使用しなければならないし、そのコネクタ3
9をネジ38で固定したり、一対のコード40で端子3
7とコネクタ39を配線したりする手作業の工程が必要
であり、非常にコストが高いものについてしまうという
課題もあった。
【0020】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、スピーカ背面に障害物や筒状の空洞がなく再生音が
乱れたり、低音が損なわれたりすることがなく、しかも
金糸線の腐食断線も起こらない品質の極めて優れたスピ
ーカを部品点数少なく安価に提供することを目的とする
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のスピーカは、コネクタ部をフレーム前面に配
置して磁気回路の上方にフレームとコネクタ部とそのコ
ネクタ部の両側にツバを樹脂で成形し、ボイスコイルの
リード線を振動板面上で金糸線に接続して中継し、振動
板前面の空間部で金糸線の他端を前記コネクタ部に固定
した端子にそれぞれ接続し、ガスケットに設けた切り欠
きを前記の一対の端子を囲う位置に配置して振動板のエ
ッジ部外周上にガスケットを固着し、前記の切り欠き全
てをコネクタ部の端面とその両側に備えたツバで覆った
構成を有している。さらに、ボイスコイルのボビンの中
間部を防水性を有したサスペンションで支持するととも
にサスペンションの外周部をフレームに固着し、前記フ
レームにはサスペンション下方に通気孔を設け、その通
気孔の両側に壁を備えた構造を有している。
【0022】
【作用】この構成によって、レインシールドカバーが不
要となり、それを取り付ける作業もいらないし、コネク
タ部のハウジングはフレームと同時に成形できるのでコ
ネクタを取り付ける手間を省くことができると同時にコ
ードで配線する必要もない。
【0023】しかも、金糸線が振動板前面の空間部で端
子に接続されているので、自動車のドアの窓と車体の隙
間から浸入してきた雨水や洗車水などが金糸線に降りか
かることがないので金糸線腐食による断線も起こらな
い。
【0024】しかも、金糸線や振動板やサスペンション
に水がかかることを避ける必要がなくなったので、スピ
ーカ背面に屋根や筒状の空洞など音を阻害する障害物を
配置しなくてすむので、低音豊かな、音の乱れのないも
のに仕上げることができる。
【0025】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。なお、従来例と同一の部品には同
じ番号を付与し、その詳しい説明を省略する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例におけるスピ
ーカのガスケットを貼り付ける前の状態のコネクタ部を
示す部分拡大斜視図であり、同図において、コネクタ部
45のハウジングとその両側にツバ46をフレーム47
の前面に配置して樹脂で一体に成形し、一対の端子48
を前記コネクタ部45に固定し、振動板49の面上に取
り付けた金糸線50を振動板49の前面の空間部で端子
48に半田付け接続する。また、ガスケット51に切り
欠き52を設け、この切り欠き52を前記の一対の端子
48を囲う位置に配置してエッジ部53の外周部上にガ
スケット51を固着して、前記の切り欠き52の全てを
コネクタ部45の端面とその両側に備えたツバ46で覆
う。
【0027】図2は同実施例のスピーカの断面概略図で
あり、同図において、センターポール7を有する下部プ
レート8、リング状のマグネット9、同じくリング状の
上部プレート10によって磁気回路11を構成し、この
磁気回路11はフレーム47を成形するときにインサー
トして、その外周部が樹脂で覆われると共に、その上方
にフレーム47とコネクタ部45のハウジングとその両
側にツバ46(図2には示していない)を形成する。
【0028】また、ボイスコイル54が前記磁気回路1
1の磁気ギャップ14に偏心することなくはまり込むよ
うに、ポリイミド樹脂からなり、四個の孔56を有した
ボビン57の中間部をサスペンション55が支持してそ
のサスペンション55の外周部をフレーム47に固着す
る。このサスペンション55はカイノール(日本カイノ
ール社登録商標)と称されるフェノール樹脂からできた
繊維とコーネックス(帝人社登録商標)と称される芳香
族ポリアミド樹脂からできた合成繊維とを混紡した織布
を基材として、その表面にポリアミド樹脂フィルムをラ
ミネートコートしたものを凸凹状に成形して撥水性を備
えたものである。
【0029】さらに、ポリプロピレン樹脂にタルクや炭
酸カルシウムやマイカを加えて剛性を高めると共に内部
損失を大きくした材料を円錐状に成形して作った振動板
49の外周部には、ポリウレタン系の弾性を有したエラ
ストマー樹脂をロール状に成形したエッジ部53を固着
し、エッジ部53の外周を前記フレーム47の周縁部に
固着する。加えて、切り欠き52を一対の端子48を囲
う位置に配置してエッジ部53の外周部上にガスケット
51を固着し、ガスケット51の上には発泡ウレタン1
9を貼り付ける。また、振動板49の中央部とボイスコ
イル54のボビン57の上部を結合し、その上方に孔を
ネット58で覆ったダストキャップ59を貼り付ける。
【0030】また一方、ボイスコイル54のリード線6
0は振動板49の面上に固定した金糸線50と半田付け
し、この金糸線50の他端を端子48に半田付け接続
し、リード線60はそれを覆うように接着剤を塗布して
振動板49に固着し、振動板49の背面の金糸線50も
接着剤で完全に覆う。さらに、フレーム47の周縁部に
は取付孔61を設け、その内側全周にクッション材4を
貼り付ける。
【0031】なお、ここでボイスコイル54のリード線
60や金糸線50は各々一対であるとともに、図示した
金糸線50や端子48は断面図でないことをつけ加え
る。
【0032】以上のように構成されたスピーカの動作に
ついては従来例で説明したものと同様に、入力信号がコ
ネクタ部45から端子48、金糸線50を通ってボイス
コイル54に印加されると、フレミングの左手の法則に
従ってボイスコイル54が駆動し、この駆動力によって
振動板49が振幅して空気中に音を放射する。
【0033】次に、本実施例のスピーカの再生音圧レベ
ル−周波数特性が平坦になる理由について説明する。振
動板49の背面に従来例で説明したようなレインシール
ドカバーの屋根や他の従来例で説明した空洞がないので
反射や空洞共振が起こらないから特性が乱れないのであ
る。
【0034】さらに、切り欠き52を設けたガスケット
51の役割と気密性確保について説明する。本実施例の
スピーカが自動車のドアに取り付けられて前面グリルが
クッション19が押えつけられても切り欠き52上のブ
リッジ部62が端子48を保護しているので、端子48
が変形してエッジ部53に接触したり、金糸線50が歪
められてエッジ部53や振動板49に接触したりするこ
とがない。さらに、切り欠き52の外側はコネクタ部4
5とその両側に設けたツバ46で塞がれているので切り
欠き52から音が漏れることがない。
【0035】加えて、スピーカ背面の防水機能について
説明する。自動車のドアの窓と車体の隙間から浸入して
きた雨水や洗車水などが、スピーカの背面に直接降りか
かるが、振動板49やエッジ部53は樹脂で構成されて
いるので水が浸透して変形することがない。また、サス
ペンション55の表面も樹脂をラミネートコートしてい
るので水が浸透することがない。万一、ラミネートコー
トが破れてサスペンション55やボビン57が濡れて
も、それらの基材は樹脂でできているので収縮したり変
形したりすることがない。さらに、振動板49の前面に
ある金糸線50は水に濡れることがなく、背面の金糸線
50は接着剤で完全に覆われているので腐食して断線す
る心配がない。その上、コネクタ部45は自動車の室内
側に位置するので濡れることがない。また一方、上部プ
レート10や下部プレート8はその周囲のほとんどを樹
脂が包んでいるので防錆の効果は抜群である。
【0036】以上のように本実施例によれば、コネクタ
部45をフレーム47の前面に配置して磁気回路11の
上方にフレーム47とコネクタ部45とその両側にツバ
46を樹脂で一体成形し、ボイスコイル54のリード線
60を振動板49の面上で金糸線50に接続して中継
し、振動板49の前面の空間部で金糸線50の他端を端
子48に接続し、ガスケット51に設けた切り欠き52
を前記の一対の端子48を囲う位置に配置して切り欠き
52全てをコネクタ部45の端面とツバ46で覆うこと
により、再生音圧レベル−周波数特性が平坦で、金糸線
50が腐食断線することがなく、しかもレインシールド
カバーや高価な防水タイプのコネクタなどを使用しない
で信頼性に優れた高性能の防水スピーカを安価に提供す
ることができる。
【0037】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。なお、前記第1
の実施例や従来例と同一の部品には同じ番号を付与し、
その詳しい説明を省略する。
【0038】図3は本発明の第2の実施例におけるスピ
ーカのガスケットを貼り付ける前の状態のコネクタ部を
示す部分拡大斜視図であり、同図において、コネクタ部
45のハウジングとその両側にツバ46とそのツバ46
に連なった中心に向かって凸状の壁63をフレーム64
の前面に配置して樹脂で一体に成形し、一対の端子48
を前記コネクタ部45に固定し、振動板65の面上に取
り付けた金糸線50を端子48に半田付け接続する。ま
た、ガスケット51に切り欠き52を設け、この切り欠
き52の両端を前記凸状の壁63に嵌入して端子48を
囲い、エッジ部66の外周部上にガスケット51を固着
して、前記の切り欠き52の全てをコネクタ部45の端
面とその両側に備えたツバ46で覆う。
【0039】図4は同実施例のスピーカの断面概略図で
あり、同図において、センターポール7を有する下部プ
レート8、リング状のマグネット9、同じくリング状の
上部プレート67によって磁気回路68を構成し、この
磁気回路68の前面にはフレーム64を結合する。前記
フレーム64にはコネクタ部45のハウジングとその両
側にツバ46(図4には示していない)とそれに連なっ
た中心に向かって凸状の壁63を形成する。また、ボイ
スコイル54が前記磁気回路68の磁気ギャップ14に
偏心することなくはまり込むように、サスペンション5
5がボビン57の中間部を支持してそのサスペンション
55の外周部フレーム64に固着する。
【0040】さらに、フッソ樹脂含浸したパルプを円錐
状に成形し、その両面にアクリル樹脂を含浸して撥水性
を備えた振動板65の外周部にはフッソ樹脂を含浸した
布の両面にゴムをコーティングしてロール状に成形した
エッジ部66を固着し、エッジ部66の外周を前記フレ
ーム64の周縁部に固着する。加えて、切り欠き52を
一対の端子48を囲う位置に配置してエッジ部66の外
周部上にガスケット51を固着し、ガスケット51の上
には発泡ウレタン19を貼り付ける。また、振動板65
の中央部とボビン57の上部を結合し、その上方に孔を
ネット58で覆ったダストキャップ59を貼り付ける。
【0041】また一方、ボイスコイル54のリード線6
0は振動板65の面上にかしめたハトメ23で金糸線5
0と半田付けし、この金糸線50の他端を端子48に半
田付け接続し、リード線60はそれを覆うように接着剤
を塗布して振動板65に固着し、振動板65の背面のハ
トメ23周辺とその内側も接着剤で完全に覆う。さら
に、フレーム64の周縁部には取付孔61を設け、その
内側全周にクッション材4を貼り付ける。前記第1の実
施例と構造が異なる特徴的なものは、凸状の壁63を設
けたこととフレーム64を単品で成形したあとで磁気回
路68を結合したことである。
【0042】なお、ここでボイスコイル54のリード線
60や金糸線50やハトメ23は各々一対であるととも
に、図示した金糸線50や端子48は断面図でないこと
をつけ加える。
【0043】以上のように構成された本実施例のスピー
カの音を放射する動作については、本発明の第1の実施
例で説明したものと同じであるのでその説明を省略す
る。
【0044】次に、切り欠き52を設けたガスケット5
1の気密性確保について説明する。切り欠き52両端を
前記凸状の壁63に嵌入して端子48を囲い、外側はコ
ネクタ部45とその両側に設けたツバ46で塞がれてい
るので切り欠き52の気密性は非常に優れたものにな
る。また、凸状の壁63はガスケット51を貼り付ける
際の位置決めガイドとして働くので、ガスケット51を
貼り付ける作業性が著しく向上し、貼りズレもない。
【0045】加えて、スピーカ背面の防水機能について
説明する。自動車のドアの窓と車体の隙間から浸入して
きた雨水や洗車水などがスピーカの背面に直接降りかか
るが、振動板65やエッジ部66は基材にフッソが含浸
されているうえに両面が樹脂やゴムで覆われているので
水が浸透して変形するということがない。また、サスペ
ンション55も本発明の第1の実施例で説明したものと
同様に水が浸透することがない。さらに、振動板65の
前面にある金糸線50は水に濡れることがなく、背面の
ハトメ23は接着剤で完全に覆われているので腐食する
心配がない。その上、コネクタ部45は自動車の室内側
に位置するので濡れることがない。また一方、上部プレ
ート67や下部プレート8はその周囲のほとんどを樹脂
が包んでいるので直接水がかかることがないので錆にく
い。
【0046】また、樹脂成形品のフレーム64単品を磁
気回路68に結合する構成になっているので、本発明の
第1の実施例で説明した磁気回路11をフレーム64に
インサート樹脂成形するよりも安価に仕上がり、マグネ
ット9の寸法が若干変わっても同じフレーム64を共用
することができる。
【0047】以上のように本実施例によれば、コネクタ
部45をフレーム64の前面に配置してフレーム64と
コネクタ部45とその両側にツバ46とそれに連なった
中心に向かって凸状の壁63を樹脂で一体成形して磁気
回路68に結合し、ボイスコイル54のリード線60を
振動板65の面上で金糸線50に接続して中継し、振動
板65の前面の空間部で金糸線50の他端を端子48に
接続し、ガスケット51に設けた切り欠き52を前記凸
状の壁63に嵌入して端子48を囲う位置に配置して切
り欠き52全てをコネクタ部45の端面とツバ46で覆
うことにより、生産性、品質、信頼性に優れた高性能の
防水スピーカをより安価に仕上げることができる。
【0048】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、前記第1
の実施例や従来例と同一の部品には同じ番号を付与し、
その詳しい説明を省略する。
【0049】図5は本発明の第3の実施例におけるスピ
ーカの背面から見た部分拡大斜視図であり、同図におい
て、磁気回路11の上部プレート10(図5には示して
いない)とサスペンション55の間に通気孔69を設
け、その両側に壁70と屋根71をフレーム72と樹脂
で一体に成形してある。
【0050】次に、そのスピーカの断面構造について説
明する。図6は同実施例のスピーカの断面概略図であ
り、同図において、上部プレート10とサスペンション
55の間に通気孔69を設け、その両側に壁70と屋根
71をフレーム72に形成してある。その上、センター
ポール7を有する下部プレート8、リング状のマグネッ
ト9、同じくリング状の上部プレート10によって磁気
回路11を構成し、その上方にフレーム72とコネクタ
部45のハウジングと、その両側にツバ46(図6には
示していない)を形成する。また、ボイスコイル54が
前記磁気回路11の磁気ギャップ14に偏心することな
くはまり込むように、孔の無いボビン73の中間部をサ
スペンション55が支持してそのサスペンション55の
外周部をフレーム72に固着する。
【0051】さらに、ポリプロピレン樹脂主体の材料を
円錐状に成形して作った振動板49の周辺部にはエラス
トマー樹脂をロール状に成形したエッジ部53を固着
し、エッジ部53の外周を前記フレーム72の周縁部に
固着する。加えて、ガスケット51の切り欠き52を一
対の端子48を囲う位置に配置してエッジ部53の外周
部上にガスケット51を固着し、ガスケット51の上に
は発泡ウレタン19を貼り付ける。また、振動板49の
中央部とボビン73の上部を結合し、その上方に孔やネ
ットの無いダストキャップ21を貼り付ける。
【0052】また一方、ボイスコイル54のリード線6
0は振動板49の面上に固定した金糸線50と半田付け
し、この金糸線50の他端を端子48に半田付け接続
し、リード線60はそれを覆うように接着剤を塗布して
振動板49に固着し、振動板49の背面の金糸線50も
接着剤で完全に覆う。さらに、フレーム72の周縁部に
は取付孔61を設け、その内側全周にクッション材4を
貼り付ける。つまり、前記第1の実施例と異なるのは、
通気孔69とその両側に壁70や屋根71を設けたこと
と、孔とネットの無い従来のダストキャップ21や孔の
無い普通のボビン73を使用したことである。
【0053】以上のように構成されたスピーカの音を放
射する動作については前記第1の実施例や従来例で説明
したものと同じであるのでその説明を省略する。
【0054】次に、通気孔69の働きについて説明す
る。スピーカに入力信号が加わってボイスコイル54が
駆動し、この駆動力によってサスペンション55も振幅
するが、サスペンション55はその表面が樹脂フィルム
でラミネートコートしてあるので通気性がない。サスペ
ンション55の背面空間の空気圧を外部に逃がすのに通
気孔69が有用で、通気孔69を設けたことによりボビ
ン73とダストキャップ21に孔を設ける必要が無くな
る。
【0055】加えて、スピーカ背面の通気孔69周辺の
防水機能について説明する。自動車のドアの窓と車体の
隙間から浸入してきた雨水や洗車水などが、スピーカの
背面に直接降りかかるが、下に向いている通気孔69は
その両側に壁70と屋根71があるので、通気孔69か
ら水が浸入することがない。
【0056】以上のように、上部プレート10とサスペ
ンション55の間に通気孔69を設けその両側に壁70
と屋根71をフレーム72と樹脂で一体に成形すること
により、ボビン73やダストキャップ21に孔を設ける
必要が無くなり、しかもレインシールドカバーや防水コ
ネクタを使用しないでも再生音圧レベル−周波数特性が
平坦な高性能で信頼性に優れた防水スピーカをより安価
に提供することができる。
【0057】最後に、実施例について説明する。図7の
実線で示した特性74は本発明の第3の実施例の構成
で、口径16cm、ボイスコイル直径25mm、フェライト
マグネット直径80mmのスピーカの再生音圧レベル−周
波数特性であり、破線で示した特性75は同スピーカの
クッション材4の外側に高さ40mmの円筒を装着した他
の従来例で説明したものとほぼ同じ構成のものである。
両者の特性を比較してわかるように本発明の構成にする
とかなり平坦な特性が得られ、スピーカの背面に筒状の
空洞があると他の従来例で説明したようにその特性があ
ばれたものになってしまう。
【0058】なお、第1の実施例では磁気回路11をイ
ンサートしてフレーム47を成形したが、図8のように
フレーム76に円筒状のカップ77を形成して背面から
ネジ78で磁気回路11とフレーム76を結合してもよ
い。このことは、第3の実施例でも同様であるが、この
場合通気孔69はサスペンション55と上部プレート1
0の間でなくてもサスペンション55の下方であればよ
い。
【0059】また、第2の実施例ではフレーム64の下
部で磁気回路68全体を覆うように図示したが、上部プ
レート67の上面を覆う程度でもよい。
【0060】さらに、第3の実施例で通気孔69部分に
ネットを貼り付けると、より信頼性が高まる。また一
方、本実施例においてフレームの形状が丸型のものを用
いて説明したが、それは楕円形状やトラック形状または
矩形形状であってもよいことはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカは、
コネクタ部をフレーム前面に配置して磁気回路の上方に
フレームとコネクタ部とそのコネクタ部の両側にツバと
凸状の壁を樹脂で一体構造に成形し、ボイスコイルのリ
ード線を振動板面上で金糸線に接続して中継し、振動板
前面の空間部で金糸線の他端を前記コネクタ部に固定し
た端子に接続し、ガスケットに設けた切り欠きを前記の
一対の端子を囲う位置に配置して固着し、前記の切り欠
き全てをコネクタ部の端面とその両側に備えたツバで覆
い、しかも前記フレームのサスペンションの下方に通気
孔を設け、その通気孔の両側に壁を備えることにより、
再生音圧レベル−周波数特性が平坦で、金糸線が腐食し
て断線することがない防水性能に優れた高品質、高信頼
性のスピーカを部品点数少なく安価に実現することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるスピーカのガス
ケットを貼り付ける前の状態のコネクタ部を示す部分拡
大斜視図
【図2】同実施例におけるスピーカの断面概略図
【図3】本発明の第2の実施例におけるスピーカのガス
ケットを貼り付ける前の状態のコネクタ部を示す部分拡
大斜視図
【図4】同実施例におけるスピーカの断面概略図
【図5】本発明の第3の実施例におけるスピーカの背面
から見た部分拡大斜視図
【図6】同実施例におけるスピーカの断面概略図
【図7】本発明の第3の実施例におけるスピーカの再生
音圧レベル−周波数特性と同スピーカ背面に筒状の空洞
を取り付けたときの再生音圧レベル−周波数特性を示し
た特性図
【図8】本発明の第1の実施例におけるスピーカのフレ
ームと磁気回路をネジ止めした構造例を示す断面概略図
【図9】従来のスピーカのレインシールドカバーを装着
する前の状態を示す斜視図
【図10】従来のスピーカの断面概略図
【図11】他の従来のスピーカの断面概略図
【図12】従来のスピーカの再生音圧レベル−周波数特
性と同スピーカにレインシールドカバーが無い状態の再
生音圧レベル−周波数特性を示した特性図
【符号の説明】
4 クッション材 7 センターポール 8 下部プレート 9 マグネット 10 上部プレート 11 磁気回路 14 磁気ギャップ 19 発泡ウレタン 45 コネクタ部 46 ツバ 47 フレーム 48 端子 49 振動板 50 金糸線 51 ガスケット 52 切り欠き 53 エッジ部 54 ボイスコイル 55 サスペンション 56 孔 57 ボビン 58 ネット 59 ダストキャップ 60 リード線 61 取付孔 62 ブリッジ部 63 凸状の壁 64 フレーム 65 振動板 66 エッジ部 67 上部プレート 68 磁気回路 69 通気孔 70 壁 71 屋根 72 フレーム 73 ボビン 74,75 スピーカ特性 76 フレーム 77 カップ 78 ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップを有する磁気回路と、この
    磁気回路の上面に結合され一対の端子を固定するコネク
    タ部ならびにこのコネクタ部の両側に延設された鍔部を
    前面側周縁に一体構造で設けた樹脂製のフレームと、上
    記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを中心に結合
    し外周部が上記フレームの周縁に結合された振動板と、
    一端を上記ボイスコイルから引き出されたリード線と上
    記振動板の面上で接続すると共に他端を振動板前面の空
    間部を介して上記コネクタ部に設けた一対の端子に接続
    した金糸線と、この金糸線を接続した一対の端子を跨ぐ
    ような切り欠きを設け上記振動板の外周部上面に結合さ
    れたガスケットからなるスピーカ。
  2. 【請求項2】 磁気回路がフレームと一体構造にインサ
    ート成形されたものである請求項1記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 コネクタ部の両側に延設された鍔部に中
    心方向に突出する凸状の壁を設け、この凸状の壁にガス
    ケットに設けた切り欠きを当接配置して結合する構成と
    した請求項1または請求項2記載のスピーカ。
  4. 【請求項4】 磁気回路の上面部とダンパーの間に外部
    と連通する通気孔ならびにこの通気孔の外周から外部方
    向に延設された壁を一体構造で設けたフレームを用いて
    なる請求項1〜請求項3いずれか記載のスピーカ。
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