JPH07273292A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH07273292A
JPH07273292A JP6333794A JP6333794A JPH07273292A JP H07273292 A JPH07273292 A JP H07273292A JP 6333794 A JP6333794 A JP 6333794A JP 6333794 A JP6333794 A JP 6333794A JP H07273292 A JPH07273292 A JP H07273292A
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JP
Japan
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metal wiring
oxide film
integrated circuit
semiconductor substrate
semiconductor integrated
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Application number
JP6333794A
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English (en)
Inventor
Tetsuzo Ueda
哲三 上田
Takeshi Tanaka
毅 田中
Daisuke Ueda
大助 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大きなインダクタンス値で且つ小さな直列抵抗
値を持つインダクタを半導体基板上の小面積部分に形成
する。 【構成】半導体基板1上方に金属配線4を形成する。金
属配線4の下方、左側方、右側方および上方に、鉄を含
む酸化物膜3、5が直接に接して配置される。従って、
金属配線4に電流を流した場合の誘導起電力が大きくな
るので、酸化物膜3、5がない場合に比べて、インダク
タンス値を大きくできる。しかも、金属配線4の全長を
短く制限できるので、金属配線4の抵抗値を小さくでき
ると共に、半導体基板1上の小面積部分に形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板上にインダ
クタ、又はそのインダクタを用いた交流トランスを集積
化した半導体集積回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信機器の普及などに代表
される高周波通信機器の発展は目ざましいものがある。
これらの機器においては800MHz以上の周波数が用
いられるが、このような周波数で用いられる半導体装置
においては、寄生容量,インダクタンスを低減して特性
を向上させるために、高周波回路において用いられるキ
ャパシタやインダクタ等をトランジスタと共に半導体基
板上に集積化することが積極的に行われている。この半
導体集積回路において、インダクタは、金属配線を螺旋
状やS字型にパターンニングすることによって形成され
ることが一般的である。
【0003】以下、従来の半導体基板上にインダクタを
集積化した半導体集積回路について説明する。
【0004】図9は従来の半導体集積回路の構成図であ
り、同図aはその平面図、同図bは同図aのIX-IX 線断
面図である。同図において、1は半導体基板、2は前記
半導体基板1上の一部に形成された絶縁膜、4は前記絶
縁膜2上に一直線でない形状で形成された金属配線であ
る。
【0005】図10は従来の半導体集積回路の他の構成
図であり、同図aはその平面図、同図bは同図aのX-
X線断面図である。同図において、1は半導体基板、1
8は前記半導体基板1上に形成された下層絶縁膜、19
は前記下層絶縁膜18上に形成された上層絶縁膜、7は
前記上層絶縁膜19の下方に形成された下層金属配線、
8は前記上層絶縁膜19の上方に形成された上層金属配
線である。前記上層絶縁膜19において、下層金属配線
7の端部の上方には開口20が形成され、前記上層金属
配線8端部が前記開口20を通じて下方に延設されて、
下層金属配線7と上層金属配線8とが電気的に1本に接
続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような半導体集積回路の構造では、インダクタンスの値
は金属配線の長さによって決定される関係上、大きなイ
ンダクタンス値が要求される集積回路を実現するには、
金属配線長を長くする必要が生じ、その結果、インダク
タの直列抵抗値が大きくなってエネルギー損失が増すと
共に、金属配線の集積回路中に占める面積が大きくなっ
てチップ面積が大きくなり、集積化による高性能化には
限界があった。
【0007】本発明は前記の技術的課題に鑑み、その目
的は、大きなインダクタンス値で且つ小さな直列抵抗値
を持つインダクタを小面積部分に集積化して、チップ面
積が小さく高性能な半導体集積回路を実現することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の半導体集積回路においては、金属配線の
周囲に透磁率の大きな物質、即ち鉄を含む酸化物膜を配
置し、この酸化物膜と金属配線との間に他の膜を介在せ
ずに直接接する構造として、金属配線に電流を流した場
合の磁束密度を高くする構成とする。
【0009】すなわち、請求項1記載の発明の半導体集
積回路では、半導体基板上の少なくとも一部に形成され
る絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成される金属配線と、前
記金属配線の上方、下方、左側方、右側方の少くとも一
方又はその全てに形成される鉄を含む酸化物膜とから成
り、前記金属配線は折線又は曲線の形状に形成されてい
て前記鉄を含む酸化物膜とは直接接している構成とす
る。
【0010】また、請求項2記載の発明の半導体集積回
路では、半導体基板上の少なくとも一部に形成される絶
縁膜と、鉄を含む酸化物膜と、前記酸化物膜の上方及び
下方に形成された上層及び下層の金属配線とから成り、
前記上層及び下層の金属配線と前記鉄を含む酸化物膜と
は直接接し、前記上層の金属配線と下層の金属配線とは
電気的に1本に接続され、この一本に接続された金属配
線が折線又は曲線の形状に形成されている構成とする。
【0011】更に、請求項3記載の発明の半導体集積回
路では、半導体基板上の少なくとも一部に形成される絶
縁膜と、鉄を含む酸化物膜と、前記酸化物膜の上方及び
下方に形成された各々複数本の上層の金属配線及び下層
の金属配線とから成り、前記上層及び下層の金属配線と
前記鉄を含む酸化物膜とは直接接し、前記上層の金属配
線と下層の金属配線とは、コイルを形成するように電気
的に1本に接続されている構成とする。
【0012】加えて、請求項4記載の発明の半導体集積
回路では、半導体基板上の少くとも一部に形成される絶
縁膜と、鉄を含む酸化物膜と、前記酸化物膜の上方及び
下方に形成された各々複数本の上層の金属配線及び下層
の金属配線とから成り、前記上層及び下層の金属配線と
前記鉄を含む酸化物膜とは直接接し、前記上層の金属配
線と下層の金属配線とは、相互に絶縁された複数個のコ
イルを形成するように電気的に1本に接続されていて、
交流トランスとして用いられる構成とする。
【0013】また、請求項5記載の発明の半導体集積回
路では、前記請求項1、請求項2、請求項3又は請求項
4記載の半導体集積回路において、半導体基板は半絶縁
性を有し、金属配線が、前記半導体基板上に形成される
能動素子の負荷の一部又は入出力インピーダンス整合回
路をVHF帯以上の周波数において形成する構成として
いる。
【0014】
【作用】以上の構成により、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4及び請求項5記載の発明の半導体集積回
路では、鉄を含む酸化物膜が金属配線と直接接した状態
でその周囲に配置されているので、金属配線に電流を流
した場合の誘導起電力が大きくなって、前記酸化物膜が
ない場合に比べてインダクタンス値が大きくなる。しか
も、金属配線の長さを比較的短く制限しつつ大きなイン
ダクタンス値を確保できるので、インダクタンスを構成
する金属配線が有する抵抗値が小さくなる。よって、チ
ップ面積が小さく、しかもインダクタンス値が大きくか
つ小さな直列抵抗値をもった高性能なインダクタや交流
トランスを内蔵した半導体集積回路を実現することがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは同図aのI- I線断面図である。同図にお
いて、1は半導体基板、2は前記半導体基板1上の少く
とも一部に形成された絶縁膜、3は前記絶縁膜3上に形
成された鉄を含む酸化物膜、4は前記酸化物膜3上で一
直線でない形状に形成された金属配線である。
【0017】従って、本実施例では、金属配線4の下方
に鉄を含む酸化物膜3が配置されているので、その酸化
物膜4が配置されいる分、金属配線4の全長を比較的短
く制限しつつ、金属配線4に電流を流した場合の誘導起
電力が大きくなって、インダクタンス値が大きくなると
共に、金属配線4の全長を比較的短く制限しつつ大きな
インダクタンスを確保できるので、その金属配線4の有
する抵抗値を小さくできる。
【0018】図2は、本発明の第2の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは同図aのII−II線断面図である。同図にお
いては、絶縁膜2の上方に金属配線4を一直線でない形
状に形成し、その金属配線4の上方、左側方および右側
方に、各々、鉄を含む酸化物膜3を形成したものであ
る。その他の構成は前記第1の実施例と同一であるの
で、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】図3は、本発明の第3の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは同図aのIII-III 線断面図である。同図に
おいては、前記第2の実施例の構成に加えて、更に、絶
縁膜2の上方に鉄を含む酸化物膜5を形成し、その酸化
物膜5の上方に金属配線4を形成することにより、金属
配線4の下方に位置する下層の酸化物膜5と、金属配線
4の上方、左側方および右側方を覆う上層の酸化物膜3
とで金属配線4の四方を囲ったものである。
【0020】図4は、本発明の第4の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは同図aのIV−IV線断面図である。同図にお
いては、絶縁膜2の上方に鉄を含む酸化物膜3を形成
し、前記酸化物膜3の下方に下層金属配線7を形成する
と共に、前記酸化物膜3の上方に上層金属配線8を形成
し、前記下層金属配線7の端部位置において前記酸化物
膜3に開口20を形成して、前記上層金属配線8端部を
前記開口20を通じて下方に延設することにより、下層
金属配線7と上層金属配線8とを電気的に1本に接続し
たものである。
【0021】図5は、本発明の第5の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは同図aのV- V線断面図である。同図にお
いては、絶縁膜2の上方に鉄を含む酸化物膜3が形成さ
れ、前記酸化物膜3の下方および上方に各々下層金属配
線7および上層金属配線8が形成されている。前記下層
金属配線7は、電気的に接続されていない4つの部分に
分けられ、且つ酸化物膜3の図中縦幅より長く形成され
ている。一方、上層金属配線8も電気的に接続されてい
ない4つの部分に分けられ、これ等の各部分が酸化物膜
3を跨ぐ形で前記4部分の下層金属配線7の各々の両端
部に電気的に1本に接続されて、酸化物膜3の外周を周
回するコイル形状となっている。
【0022】図6は、本発明の第6の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは同図aのVI-VI 線断面図である。同図にお
いて前記図5と異なる部分は、4部分に分けられた下層
金属配線7の長さが酸化物膜3の図中縦幅より短く形成
され、この各下層金属配線7の両端部において前記酸化
物膜3に開口20…を形成して、これ等の開口20…を
通じて各下層金属配線7と上層金属配線8との電気的接
続を行なったものである。
【0023】以上、前記の6つの実施例に示すように、
電気的に1本に接続された金属配線の周囲に鉄を含む酸
化物膜が配置され、この金属配線と酸化物膜とが直接に
接しているので、前記酸化物膜がない場合に比べて、金
属配線に電流を流した場合の誘導起電力が大きくなっ
て、インダクタンス値が大きくなる。しかも、金属配線
の全長を短く制限しながらインダクタンス値を大きくで
きるので、金属配線の有する抵抗値を小さく制限でき
る。その結果、大きなインダクタンス値で且つ小さな直
列抵抗値を持つインダクタを半導体基板上の小面積部分
に形成できる。
【0024】尚、前記第1、2、3の実施例において金
属配線4はS字型としたが、一直線形状以外の任意の形
状に形成できることは言うまでもない。また、第4の実
施例において上層金属配線8の形状を螺旋形状とした
が、他の任意の形状に適用できることも勿論である。更
に第5および第6の実施例において、下層金属配線7は
平行に等間隔で配置されているが、同一平面上で交わら
ない限り任意の形状に配置できる。
【0025】図7は、本発明の第7の実施例における半
導体集積回路を示す構成図であり、同図aはその平面
図、同図bは図7aのVII-VII 線断面図である。同図
は、前記図5とほぼ同様の構成を2組設けたものであ
り、下層金属配線7と上層金属配線8との接続が電気的
に2本となるように行い、これらが何れも相互に直流的
に絶縁された配線組となっている。鉄を含む酸化物3は
中央部分に開口21を有する形状に形成されて、2系統
の接続組で共通に使用される。
【0026】したがって、前記第7の実施例によれば、
大きなインダクタンス値で且つ小さな直列抵抗値を持つ
交流トランスを半導体基板上に小スペースで形成でき
る。
【0027】尚、前記第7の実施例において、鉄を含む
酸化物膜3は開口21を有する形状に形成されている
が、交流トランスを形成する2組以上の金属配線組で共
通して使用される限り、任意の形状に適用できる。ま
た、前記第7の実施例では、図5に示す構成を2組使用
して交流トランスを形成したが、その他、図6に示す構
成を2組利用して交流トランスを形成してもよいのは言
うまでもない。
【0028】図8は、本発明の第8の実施例における半
導体集積回路を示す回路図である。同図は、VHF帯以
上の周波数において使用される電界効果トランジスタの
ソース接地型増幅回路の入力部分および出力部分にイン
ピーダンス整合回路を設けた構成になっている。同図に
示す各素子は半絶縁性を有する半導体基板上に集積化さ
れている。同図において、9は電界効果トランジスタ、
10は入力側トランス、11は出力側トランスである。
また、12は前記電界効果トランジスタ9のソースに直
流バイアスを与えるための抵抗、13は前記抵抗12に
並列接続されて交流信号を通すバイパスキャパシタ、1
4は入力端子、15は出力端子である。更に、16は前
記電界効果トランジスタ9のゲートバイアス端子、17
は前記電界効果トランジスタ9のドレインバイアス端子
であって、直流バイアスがこれ等の端子16、17から
各々前記電界効果トランジスタ9のゲートおよびドレイ
ンに与えられる。
【0029】ここで、前記入力側トランス10および出
力側トランス11は、前記第7の実施例における交流ト
ランスが用いられる。
【0030】したがって、本実施例においては、増幅回
路において電界効果トランジスタをソース接地回路で用
いる場合には、通常、入力インピーダンスが出力インピ
ーダンスに比べて高いために、多段増幅を行う場合には
前段の出力を次段にそのまま加えるとインピーダンスの
不整合により利得が低下するが、本実施例の図8の回路
構成によれば、電界効果トランジスタ9の前後に挿入さ
れた交流トランス10及び11によりインピーダンス変
換を行うことができるので、入出力のインピーダンスが
等しくなり、利得の低下を防止できる効果を奏する。
【0031】尚、前記第8の実施例においては、入力側
および出力側の各交流トランス10、11として前記第
7の実施例の図7の構成を用いて集積化した入出力のイ
ンピーダンス整合回路を構成したが、その他、図1、図
2、図3、図4、図5、図6および図7の各構成のイン
ダクタまたは交流トランスを使用して、VHF帯以上の
周波数において能動素子の負荷および入出力のインピー
ダンス整合回路を構成してもよいのは言うまでもない。
また、前記第8の実施例においては、電界効果トランジ
スタはバイポーラトランジスタであっても同様に適用で
きることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路によれば、金属配線の周囲に鉄を含む酸化物を直
接に接して配置する構成とすることにより、大きなイン
ダクタンス値で且つ小さな直列抵抗値を有するインダク
タおよび交流トランスを半導体基板上の小面積部分に形
成でき、トランジスタヤキャパシタと共に集積化できる
ので、前記鉄を含む酸化物膜を用いずに集積化する場合
に比べて、チップ面積を縮小できると共に、エネルギー
損失を小さく抑制でき、合せて寄生容量,インダクタン
スを減少させて、高周波回路の特性の向上が実現できる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図3】 本発明の第3の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図4】 本発明の第4の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図5】 本発明の第5の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図6】 本発明の第6の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図7】 本発明の第7の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図8】 本発明の第8の実施例の半導体集積回路を示
す構成図である。
【図9】 従来の半導体集積回路を示す構成図である。
【図10】 従来の他の半導体集積回路を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁膜 3 鉄を含む酸化物膜 4 金属配線 5 金属配線下層の鉄を含む酸化物膜 6 金属配線上層の鉄を含む酸化物膜 7 下層金属配線 8 上層金属配線 9 電界効果トランジスタ 10 入力側トランス 11 出力側トランス 12 抵抗 13 キャパシタ 14 入力端子 15 出力端子 16 ゲートバイアス端子 17 ドレインバイアス端子 18 下層絶縁膜 19 上層絶縁膜 20、21 開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の少なくとも一部に形成さ
    れる絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成される金属配線と、
    前記金属配線の上方、下方、左側方、右側方の少くとも
    一方又はその全てに形成される鉄を含む酸化物膜とから
    成り、前記金属配線は折線又は曲線の形状に形成されて
    いて前記鉄を含む酸化物膜とは直接接していることを特
    徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 半導体基板上の少なくとも一部に形成さ
    れる絶縁膜と、鉄を含む酸化物膜と、前記酸化物膜の上
    方及び下方に形成された上層及び下層の金属配線とから
    成り、前記上層及び下層の金属配線と前記鉄を含む酸化
    物膜とは直接接し、前記上層の金属配線と下層の金属配
    線とは電気的に1本に接続され、この一本に接続された
    金属配線が折線又は曲線の形状に形成されていることを
    特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 半導体基板上の少なくとも一部に形成さ
    れる絶縁膜と、鉄を含む酸化物膜と、前記酸化物膜の上
    方及び下方に形成された各々複数本の上層の金属配線及
    び下層の金属配線とから成り、前記上層及び下層の金属
    配線と前記鉄を含む酸化物膜とは直接接し、前記上層の
    金属配線と下層の金属配線とは、コイルを形成するよう
    に電気的に1本に接続されていることを特徴とする半導
    体集積回路。
  4. 【請求項4】 半導体基板上の少くとも一部に形成され
    る絶縁膜と、鉄を含む酸化物膜と、前記酸化物膜の上方
    及び下方に形成された各々複数本の上層の金属配線及び
    下層の金属配線とから成り、前記上層及び下層の金属配
    線と前記鉄を含む酸化物膜とは直接接し、前記上層の金
    属配線と下層の金属配線とは、相互に絶縁された複数個
    のコイルを形成するように電気的に1本に接続されてい
    て、交流トランスとして用いられることを特徴とする半
    導体集積回路。
  5. 【請求項5】 半導体基板は半絶縁性を有し、金属配線
    は、前記半導体基板上に形成される能動素子の負荷の一
    部又は入出力インピーダンス整合回路をVHF帯以上の
    周波数において形成されるものであることを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の半導
    体集積回路。
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