JPH07272587A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH07272587A
JPH07272587A JP5964594A JP5964594A JPH07272587A JP H07272587 A JPH07272587 A JP H07272587A JP 5964594 A JP5964594 A JP 5964594A JP 5964594 A JP5964594 A JP 5964594A JP H07272587 A JPH07272587 A JP H07272587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch button
power switch
power supply
electronic device
button
Prior art date
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Pending
Application number
JP5964594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Kagami
加賀見  由次
Akira Miyagawa
晃 宮川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5964594A priority Critical patent/JPH07272587A/ja
Publication of JPH07272587A publication Critical patent/JPH07272587A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチボタンの操作位置を正確に位置決め
でき、また、組立、あるいは分解時の作業性に影響を与
えない電子機器の構造を提供する。 【構成】 操作性の観点から電子機器の前面に電源スイ
ッチボタン1、及び、FDD9の挿入口を設け、かつ電
源ケーブル12を背面11から導き出すために本体後部
に電源スイッチ6を有する電源ユニット7を設ける。電
源ユニット7と電源スイッチボタン1は、軸受け13に
より支持されたシャフト5により連動する。電源スイッ
チボタン1の側面部1cに弾性変形可能な凸部1bを設
け、この凸部1bを前面パネル3の摺動部3bに圧接す
るようにし、電源スイッチボタン1の操作位置を正確に
反映するように位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器、特にコンピュ
ータやワードプロセッサ等、装置内部のスイッチ部材の
操作部を所定の連動機構を介して装置前面から操作する
スイッチボタンを有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータやワードプロセ
ッサなどの電子機器に搭載する電子部品等の組込みレイ
アウトとして、操作性の観点から電子機器の前面に電源
スイッチボタン、FDD(フロッピーディスクドライ
ブ)の挿入口などを設け、一方、電源ケーブルを背面か
ら導き出すために、本体後部に電源ユニットを設ける構
造が用いられている。
【0003】図4、図5に、このような従来構造の一例
を示す。図4は従来の電子機器の内部構造を簡略に示し
ており、また、図5は従来の電子機器の正面を示してい
る。図において2は電源スイッチボタンで、この電源ス
イッチボタン2は、FDD9とともに本体ケース4の前
面パネル3に配置される。
【0004】電源ユニット7は本体ケース4の後部に配
置され、電源ケーブル12が電源ユニット7から本体ケ
ース4外部に導出されている。電源ユニット7は、電源
スイッチ6を有しており、この電源スイッチ6は電源ス
イッチボタン2とシャフト5により連動する。なお符号
8は、回路基板、10は本体ケース4上に載置されたデ
ィスプレイである。
【0005】図示のように、電子機器前面の電源スイッ
チボタン2と電源ユニット7に組み込まれている電源ス
イッチ6との間は、軸受け13で保持された別部品のス
ラスト可能なシャフト5等で連動され、電源スイッチ2
の操作が電源ユニット7の電源スイッチ6に伝達される
ようになっている。この場合、電源スイッチボタン2と
シャフト5は一体構造であっても良いが、組立、あるい
は分解時の作業性が悪い等の理由から、別部品で構成さ
れているのが一般的であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来構造
では、電源スイッチボタン2とシャフト5、及び電源ス
イッチ6の端部が各々結合されていない場合には、操作
時に電源スイッチボタン2が規制されていないため前面
パネル3に対して前後方向の位置が決まらず、ON状態
なのかOFF状態なのかオペレータの判断がつきづらか
った。
【0007】すなわち、図6に示すように、シャフト5
を介して電源スイッチ6が押し込まれているにもかかわ
らず、電源スイッチボタン2が前面パネル3の凹部3a
との摩擦、電源スイッチ6内部の付勢手段の反発力との
兼ね合いなどの条件により中途半端な位置で停止してし
まう場合があり、電源スイッチボタン2を視てもそれが
ON状態なのかOFF状態なのかオペレータの判断がつ
きづらかった。
【0008】この場合、前面パネル3の凹部3aの幅と
電源スイッチボタン2の幅を適度な嵌合寸法に管理して
おき、電源スイッチボタン2がシャフト5および電源ス
イッチ6の動きに正確に追従するようにしておけば良い
が、このために部品のコストが高くなったり、組み込み
づらい等の問題点があった。
【0009】また、電源スイッチボタン2とシャフト
5、及び電源スイッチ6の端部がしっかりと結合されて
いる場合には、組立等がやりづらく、不都合を感じるこ
とが少なくなかった。
【0010】本発明の課題は、以上の問題を解決し、ス
イッチボタンの操作位置を正確に位置決めでき、また、
組立、あるいは分解時の作業性に影響を与えない電子機
器の構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、装置内部のスイッチ部材の操作部を所
定の連動機構を介して装置前面から操作するスイッチボ
タンを有する電子機器において、前記スイッチボタンと
このスイッチボタンを収容する前面パネルの摺動部との
間に摩擦力を発生させる手段を設け、この摩擦力により
スイッチボタンを押圧操作位置に保持し、前記スイッチ
部材の復帰力により初期位置に復帰させる構成を採用し
た。
【0012】
【作用】上記構成によれば、スイッチボタンとこのスイ
ッチボタンを収容する前面パネルの摺動部との間に摩擦
力を発生させるようにし、この摩擦力によりスイッチボ
タンを押圧操作位置に保持し、スイッチ部材の復帰力に
より初期位置に復帰させる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。以下では、従来例と同様の電子機器を
実施例とし、その同一ないし相当する部材には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0014】図1、図2に本発明を採用した電子機器の
構造を示す。図1は本発明を実施した電源スイッチボタ
ン1を示している。電源スイッチボタン1は、従来同様
に樹脂等で成形されるが、オペレータが直接触れる前面
部1dと左右2か所の側面部1cより構成される。さら
に、側面部1cには、側面部1cをコの字型に切り欠く
ことにより弾性部1aが形成され、かつ、弾性部1aに
は凸部1bが形成される。側面部1cの端部には、電源
スイッチボタンの抜けを防止するためのかぎ爪部1eが
形成されている。
【0015】図2は本発明を実施した電子機器の内部構
造簡略図で、図示のように電子機器本体は、前面パネル
3及び本体ケース4より構成され、その内部には電子基
板8、FDD9、電源ユニット7が従来と同様の位置に
搭載され、電源ユニット7は電源スイッチ6を有してい
る。
【0016】前面パネル3には、電源スイッチボタン1
を収容する凹部3aが形成され、この凹部3aには電源
スイッチボタン1が摺動自在に取り付けられる。凹部3
aは、図示のように、電源ユニット7の操作ストローク
分電源スイッチボタン1の前面部1dが移動できる寸法
を持ち、その奥には電源スイッチボタン1の側面部1c
と摺動する摺動面3bが形成されている。電源スイッチ
ボタン1の押圧力は、従来同様軸受け13で保持された
スラスト可能なシャフト5により電源スイッチ6のアク
チュエータ6aに伝達される。
【0017】図2のように、左右の摺動面3bの間隔
は、電源スイッチボタン1の側面部1cの外寸よりもわ
ずかに小さく形成されているが、これよりも突出した側
面部1cの凸部1bは前面パネル3の摺動面3bに適度
な押圧力で圧接する。したがって、このために発生する
摩擦力により、電源スイッチボタン1を任意の位置で保
持することができる。
【0018】この摩擦力を発生せしめるための条件は、
図7に示すように、電源スイッチボタン1の側面部1c
の幅をl1、凸部1bの幅をl2、ストッパーの幅をl
3、摺動面の幅をl4とすると、 l1<l4,l2>l4 となる。
【0019】また、組込み性を考慮すると、ストッパー
の形状は図7に示すように、組込時の挿入方向に対して
斜面を形成せしめ、l4<l3の条件を満たす。
【0020】なお、電源スイッチ6はON時に電源スイ
ッチボタン1により図3のように押し込まれ、OFF時
に内部の付勢手段により図2の初期位置に復帰し、この
復帰力により電源スイッチボタン1を前面パネル3とほ
ぼ面一となる初期位置に復帰させるが、このOFF時の
復帰力がボタン1の摩擦力により生じた摺動力より十分
に大きくなるように上記の寸法を設定するのはもちろん
で、これにより電源スイッチ6の復帰に影響を与えるこ
となく電源スイッチボタン1の操作位置を正確に決める
ことができる。
【0021】以上の実施例によれば、電源スイッチボタ
ン1と、これを収容する前面パネル3の摺動部の間に適
当な摩擦力が生じるように電源スイッチボタン1の側面
部1cに弾性部1aおよび突起1bを設けるようにして
いるので、従来のように、電源スイッチボタン1が中途
半端な位置で停止してしまうことがなく、電源スイッチ
ボタン1の位置をその操作状態に応じた適切な位置に位
置決めすることができ、オペレータにON状態(図3)
およびOFF状態(図2)の各操作状態を正確に報知す
ることができる。
【0022】さらに、シャフト5と電源スイッチボタン
1は、従来同様に非結合状態としておけばよいので、組
立、あるいは分解時の作業性に影響を与えることがな
い。また、電源スイッチボタン1に上記のような弾性構
造を用いることにより、寸法精度に余裕ができ、電源ス
イッチボタン周辺の部品をラフ寸法で管理でき、コスト
的にも安価な電子機器を提供することができる。
【0023】上記実施例では、電源スイッチボタン1の
側面部1cの左右2か所に弾性部1aを設けたが、本発
明はこれに限らず、例えば、側面部の1か所のみに弾性
部を設けるだけでも上記実施例と同様の効果が得られ、
なおかつ、型代のコストダウンも期待できる。なお、摺
動性及び耐久性等を考慮した場合、電源スイッチボタン
1の材質はポリアセタール樹脂(POM)などが好適で
ある。
【0024】また、上記実施例では、電源スイッチ6は
電源ユニット7内に設けられているものとしたが、電源
スイッチ6は装置内部の適当な位置(たとえば電子基板
8上など)に設けられるものであってよい。また、以上
では、電源スイッチボタンを例示したが、装置内部のス
イッチ部材の操作部を所定の連動機構を介して装置前面
から操作するスイッチボタンであれば、他のスイッチに
も同様の機構を実施できるのはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、スイッチボタンと
このスイッチボタンを収容する前面パネルの摺動部との
間に摩擦力を発生させるようにし、この摩擦力によりス
イッチボタンを押圧操作位置に保持し、スイッチ部材の
復帰力により初期位置に復帰させるようにしているの
で、スイッチボタンの位置をその操作状態に応じた適切
な位置に位置決めすることができ、オペレータにスイッ
チボタンの操作状態を正確に報知することができる。
【0026】また、前面パネルの摺動部との間に摩擦力
を発生させ、スイッチボタンを位置決めするようにして
いるため、連動機構ないし内部のスイッチ部材とスイッ
チボタンを非結合状態としておくことができ、組立、あ
るいは分解時の作業性に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電源スイッチボタンの斜視図
である。
【図2】本発明を実施した電子機器の内部構造を簡略に
示した説明図である。
【図3】本発明を実施した電子機器の内部構造を簡略に
示した説明図である。
【図4】従来の電子機器の内部構造を簡略に示した説明
図である。
【図5】従来の電子機器の正面図である。
【図6】従来の電子機器の内部構造を簡略に示した説明
図である。
【図7】本発明を実施した電源スイッチボタンと前面パ
ネルとの寸法関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 電源スイッチボタン 3 前面パネル 4 本体ケース 6 電源スイッチ 7 電源ユニット 8 電子基板 9 FDD 10 表示部 11 背面 12 電源ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内部のスイッチ部材の操作部を所定
    の連動機構を介して装置前面から操作するスイッチボタ
    ンを有する電子機器において、 前記スイッチボタンとこのスイッチボタンを収容する前
    面パネルの摺動部との間に摩擦力を発生させる手段を設
    け、 この摩擦力によりスイッチボタンを押圧操作位置に保持
    し、前記スイッチ部材の復帰力により初期位置に復帰さ
    せることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記摩擦力は前記スイッチボタンの側面
    に弾性凸部を形成し、この弾性凸部を前記前面パネルの
    摺動面に対して押圧することにより発生させることを特
    徴とする請求項1に記載の電子機器。
JP5964594A 1994-03-30 1994-03-30 電子機器 Pending JPH07272587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5964594A JPH07272587A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5964594A JPH07272587A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07272587A true JPH07272587A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13119166

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5964594A Pending JPH07272587A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 電子機器

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