JPH07271978A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07271978A
JPH07271978A JP8415194A JP8415194A JPH07271978A JP H07271978 A JPH07271978 A JP H07271978A JP 8415194 A JP8415194 A JP 8415194A JP 8415194 A JP8415194 A JP 8415194A JP H07271978 A JPH07271978 A JP H07271978A
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JP
Japan
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plane
straight line
area
image
image processing
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JP8415194A
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English (en)
Inventor
Kazunori Onoguchi
一則 小野口
Mutsumi Watanabe
睦 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元空間中の直線式を投票することによ
り、平面の方程式を求めるため、3次元空間中の点の座
標値を投票する通常のHough 変換手法に比べ、メモリ容
量及び処理時間を大幅に軽減できる画像処理装置を提供
する。 【構成】 データ入力部1は、3次元空間中の直線のデ
ータを入力し、直線投票部2は、入力された3次元空間
中の直線を含む平面の法線ベクトル及び原点からの距離
を特徴空間へ投票し、平面抽出部3は、特徴空間から平
面のパラメータを抽出し、平面輪郭抽出部4は、抽出さ
れた平面を囲む直線群を求め、平面の輪郭を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像中の直線を検出し
て画像処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元空間中での平面抽出は、3
次元空間中の点の(x,y,z)座標値を、平面式を示
すパラメータを軸として3次元特徴空間へ投票し、その
投票結果のピークを求めて平面式を得るHough 変換手法
を用いて行われていた。
【0003】そして、このHough 変換手法は、2次元画
像中で直線を検出する際、良く用いられている。
【0004】例えば、2次元画像中の点(x,y)を通
る直線式をy=ax+bとする。この直線式をb=xa
+yと書き換えると、直線の傾きa及びy切片bを軸と
するAB空間において、傾きx、切片yの直線として表
される。つまり、y=ax+bなる直線が2次元画像中
に存在するならば、この直線上の各点(x,y)が生成
するAB空間中の直線は、1点(a,b)を通る。
【0005】このため、記憶領域としてAB空間を表す
2次元配列Aを準備し、画像中の全点(x,y)に対し
て生成する直線群をAB空間上に生成していく。そし
て、各直線が通る度にそれぞれの配列要素を1づつ加算
していくと、(x,y)空間中で直線y=ax+bが存
在する場合、AB空間中の点(a,b)に対応する配列
Aの要素値が大きくなる。
【0006】これにより、AB空間中でピークを持つ配
列要素を検出することで画像中の直線を検出することが
できる。
【0007】以上は、2次元空間における直線検出の例
であるが、3次元空間における平面検出の場合には、平
面:x+sy+tz+u=0上にある1点(x,y,
z)に対して、(s,t,u)空間に1つの平面を生成
し、ピークを求めることになる。
【0008】しかし、この方法であると点情報を配列に
投票していくため、データを格納するためのメモリが膨
大となった。また、アクセスするデータ数も多いため多
大な処理時間を必要とした。
【0009】また、近年、集積化技術の進歩に因るTV
カメラ等の画像センサや処理プロセッサの小型化、高機
能化に伴い、TVカメラをセンサとして利用する自律移
動車、移動作業ロボットの研究が活発に行われており実
用化が強く望まれている。
【0010】自律移動車、移動作業ロボット等を構築す
る場合、移動可能領域を常時検知し、ステアリング、ス
ロットル等の制御を行う移動体制御装置が不可欠であ
る。
【0011】TVカメラをセンサとしてこれを実現する
際、従来の方式(例えば、屋外を走行する自律移動車で
利用されているもの)では、撮像系より得られた画像か
ら上記したHough 変換の手法を用いて道路領域の境界や
走行レーンを示す白線等の直線部を検出し、コンピュー
タビジョンにおける単眼カメラからの姿勢検出技術の利
用により移動体の走行レーンに対する相対的な傾き、路
肩からの距離を計算し、これを用いてステアリング、ス
ロットル等の制御を行う方式が提案されている。この処
理を高速に行うため、前時点での白線検出位置の近傍の
みを探索することにより、処理計算量を減らす手法が一
般的である。
【0012】しかし、この従来方式では、隣接するレー
ンを走行する車両を誤って走行レーン境界として検出し
た場合、移動体の位置、姿勢の検出精度が大幅に低下す
るため、移動体制御が不確実になるという状況を引き起
こし易く、実用上多大な問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
Hough 変換手法は点情報を配列に投票していくため、デ
ータを格納するためのメモリが膨大となった。また、ア
クセスするデータ数も多いため多大な処理時間を必要と
した。
【0014】そのため、第1の発明においては、3次元
空間中の点の座標値を投票する通常のHough 変換手法に
比べ、メモリ容量及び処理時間を大幅に軽減することが
できる画像処理装置を提供する。
【0015】また、上記したように従来では、隣接する
レーンを走行する車両を誤って走行レーン境界として検
出した場合、移動体の位置、姿勢の検出精度が大幅に低
下するため、移動体制御が不確実になるという状況を引
き起こし易いという問題があった。
【0016】そこで、第2の発明は、この問題点を解決
し、更に道路領域左端に駐車している車両の存在検知等
の情報抽出も行うことのできる実用的価値の高い画像処
理装置を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明の画像処理装
置は、3次元空間中の直線のデータを入力するデータ入
力手段と、このデータ入力手段により入力された3次元
空間中の直線を特徴空間へ投票する直線投票手段と、こ
の直線投票手段により投票された特徴空間から平面のパ
ラメータを抽出する平面抽出手段と、この平面抽出手段
により抽出された平面のパラメータで形成される平面を
囲む直線群を求め、その直線群を平面の輪郭とする平面
輪郭抽出手段とを具備するものである。
【0018】第2の発明の画像処理装置は、画像処理対
象となる移動面を移動する撮像系より画像を収集する画
像入力手段と、この画像入力手段により収集された画像
より前記移動面の領域を識別する直線部分を検出し、移
動領域境界候補領域を設定する直線検出手段と、この直
線検出手段より得られた移動領域境界候補領域にしたが
って探索領域を設定し、上記撮像された画像内の領域を
解析する解析手段とを有する。
【0019】
【作 用】第1の発明の画像処理装置について説明す
る。
【0020】データ入力部は、3次元空間中の直線のデ
ータを入力する。
【0021】直線投票部は、このデータ入力部により入
力された3次元空間中の直線を特徴空間へ投票する。
【0022】平面抽出部は、この直線投票部により投票
された特徴空間から平面のパラメータを抽出する。
【0023】平面輪郭抽出部は、この平面抽出部により
抽出された平面のパラメータで形成される平面を囲む直
線群を求め、その直線群を平面の輪郭とする。
【0024】これにより、3次元空間中の点のデータで
はなく、その点列から得られる直線を投票するため、従
来のHough 変換手法に比べ、少ないメモリ容量と処理時
間で平面が抽出される。
【0025】第2の発明の画像処理装置について説明す
る。
【0026】画像入力手段は、移動体に付随したTVカ
メラ等から得られる画像処理対象となる移動面(例え
ば、道路)を移動する撮像系より画像を随時入力する。
【0027】直線検出手段は、入力された画像より、走
行レーン等の前記移動面の領域を識別する直線部分を検
出する。
【0028】解析手段は、この直線検出手段より得られ
た移動領域境界候補領域にしたがって探索領域を設定
し、上記撮像された画像内の領域を解析する。
【0029】これにより、直線部分検出結果の近傍の画
像を解析することにより、これが走行レーン等の移動可
能領域の境界かどうかの検証を行い誤検出部分を取り除
くことができ、検出精度が向上する。この結果、移動体
の位置、姿勢計算精度が向上する。
【0030】更に、近傍画像領域の解析の結果、駐車車
両の存在検知という、従来では得られない情報が簡便に
獲得でき、予測進路変更等の高度な移動体制御が実現で
きる。
【0031】
【実施例】第 1 の 発 明 第1の発明の一実施例を図1〜図18に従い説明する。
【0032】
【数1】 図1は,本実施例における画像処理装置の概略構成を示
すもので、データ入力部1、直線投票部2、平面抽出部
3、平面輪郭抽出部4から構成されている。以下、各構
成を説明していく。 [データ入力部1]データ入力部1は、ステレオ画像か
ら直線のエッジセグメントを抽出する。そして、左右画
像中のセグメントを形状を用いて対応づけし、直線セグ
メントの端点の3次元位置を計測して3次元の直線式を
求める。図2に示す通り、3次元空間中の各直線L
i は、予め設定しておいた座標系XYZを基準とする両
端点Ai、Bi の座標値の組(xai,yai,zai)、
(xbi,ybi,zbi)として入力される。 [直線投票部2]直線投票部2は、図14に示すよう
に、平面式生成部5,パラメータ正規化部6,法線ベク
トル空間投票部7とよりなる。そして、データ入力部1
により入力される各直線Li を、図3に示す処理手順に
従って処理し、法線ベクトル空間ABCに書き込んでい
く。以下、図3に基づいて説明する。
【0033】ステップ11において、全ての直線が入力
されたか否かを判断して、全ての直線が入力されていれ
ば終了し、そうでなければステップ12に進む。
【0034】ステップ12において、平面式生成部5
は、図4に示すように直線Li を含む 平面Pi :ai x+bi y+ci z+di =0を求め
る。
【0035】ステップ13〜17において、パラメータ
正規化部6は、Pi の法線ベクトルni =(ai
i ,ci )を正規化する。
【0036】つまり、
【0037】
【数2】 が成り立つ。
【0038】ステップ18において、法線ベクトル空間
投票部7は、各ベクトルnijに対し、法線ベクトル空間
ABCの座標位置(aij,bij,cij)に、直線番号L
i とdijを登録して、ステップ11に戻る。これは、平
面は、その法線ベクトルと、法線ベクトルと原点からの
距離によって決定されることに着目している。
【0039】すなわち,平面Pi は、直線Li を軸とし
て回転できる。つまり、Pi の法線ベクトルni は、図
5に示すように直線Li を中心とし、直線Li に垂直な
平面上に描かれた半径1の円周上の各点を結ぶベクトル
群nij=(aij,bij,cij)として求まるため、各ベ
クトルnijに対し、図6に示す法線ベクトル空間ABC
の座標位置(aij,bij,cij)に、直線番号Li とd
ijを登録していく。以下、同様に(aik,bik,cik
に、直線番号Li とdikを登録し、(aih,bih
ih)に、直線番号Li とdihを登録していく。
【0040】ここで、dijは、XYZ座標系において、
直線Li を通る法線ベクトルがベクトルnijであるとし
た際に設定される平面と座標原点との間の距離である。
法線ベクトル空間ABCの各座標位置は、図7に示すデ
ータ構造のメモリにアクセスすることができる。
【0041】このデータ構造は、距離、エッジの本数、
エッジ番号の領域からなる。そして、現在登録しようと
している距離dijに近い距離、つまり、予め設定してお
いた閾値Tdに対して、|dij−di |<Tdを満たす
距離が、既に登録されている距離d1 ,d2 ,……の中
に存在する場合には、その距離のエッジ本数を1だけ増
やし、エッジ番号の領域の最後にLi を付け加える。
【0042】もし、距離dijに近い距離が、存在しない
場合には、距離の領域にdijを新たに付加し、エッジ本
数の領域に1及びエッジ番号の領域の先頭にLi を付加
する。
【0043】データ入力部1により入力されたすべての
直線Li に対し、上記の処理を行い法線ベクトル空間A
BCに登録していく。 [平面抽出部3]平面抽出部3は、直線投票部2により
得られた法線ベクトル空間ABCを参照し、平面を抽出
する。まず、法線ベクトル空間ABC中で、
【0044】
【数3】 の範囲で走査する。
【0045】そして、各点(a,b,c)からアクセス
できる図7に示すデータを参照し、予め設定しておいた
エッジの本数En 以上のエッジ本数を持つ距離dn が存
在するか否かを調べる。
【0046】もし、存在するならば、ax+by+cz
+dn =0なる平面式を持つ平面が、XYZ空間中に存
在するとして、平面集合PLにa,b,c,dn 及びエ
ッジ番号Ln を代入する。この処理により、En 本以上
の直線を含んでいる3次元空間XYZ中の平面の集合P
Lが得られる。 [平面輪郭抽出部4]平面輪郭抽出部4は、図15に示
すように、近接直線抽出部8,平面存在領域検出部9,
輪郭線分算出部10とよりなる。
【0047】そして、平面抽出部3で得られた
【0048】
【数4】 に対し、平面の輪郭を求める。
【0049】Pi が法線ベクトル(ai ,bi
i )、原点からの距離di の平面であるとする。
【0050】近接直線抽出部8は、図8に示すように、
i に含まれる各直線Li において、それぞれの端点間
の距離を算出し、距離の近い直線同士の集合を求める。
図8の例では、Si ={L1 ,L2 ,L3 ,L4 },S
2 ={L5 ,L6 ,L7 }なる2つの集合が求まる。
【0051】平面存在領域検出部9は、この集合Si
中で、直線が3本以上含まれるものに対し、直線群のど
ちらに平面が存在しているかを以下の手順で決定する。 (1) Si に含まれる直線の中から任意に1本の直線
i を選び、その中点Mi とSi に含まれる他の直線の
端点との間のベクトルvi を求める(図9参照)。 (2) Li に垂直な平面上のベクトルLVi を求め、
各ベクトルvi との間の成す角度θi を求める(図9参
照)。 (3) すべてのθi が、π/2<θi <π、または、
−π/2<θi <−πを満足する場合、直線Li に対し
てベクトルLVi の方向と反対方向に平面を設定する
(図10の斜線部分参照)。 (4) すべてのθi が、−π/2<θi <π/2を満
足する場合、直線Li に対してベクトルLVi の方向に
平面を設定する(図11の斜線部分参照)。 (5) (3)(4)を満足しない場合、Li の両側に
平面を設定する(図12の斜線部分参照)。
【0052】輪郭線分算出部10は、直線のどちら側に
面が存在するかを決定した後、各直線Li を延長してそ
の交点を求め、平面を囲む輪郭線分を求める。図13の
例では、直線L1 〜L7 を延長して、交点A,B,C,
D,E,Fを求め、それぞれの交点を結ぶ線分、又は半
直線を求める。
【0053】そして,平面の法線ベクトル(ai
i ,ci )及び原点からの距離di に加え、これらの
平面を囲む輪郭線分(又は半直線)の集合を平面抽出結
果として出力する。
【0054】本実施例では、平面輪郭抽出部4におい
て、直線Li のどちらに面があるかを、直線Li の中点
と各直線の端点を結んだベクトルに対する直線Li の法
線ベクトルとの間のなす角度で判断しているが、この手
法に捕われる必要はなく、直線Li の1端点と各直線の
端点とを結んだベクトルと直線Li の法線ベクトルとの
なす角度を用いて判定する等他の手法も適用できる。
【0055】図16〜18に本実施例を用いて平面を抽
出した実験結果を示す。
【0056】図16に示す部屋の風景を撮影したステレ
オ画像から、図17に示す3次元空間中の直線群を抽出
し、図18に示す平面群が得られる。
【0057】第 2 の 発 明 次に、第2の発明により自律自動車100の制御装置を
作成した場合の一実施例について図19〜32に基づい
て説明する。
【0058】図19は、本実施例の自律自動車100の
ブロック図であり、図20は、この処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【0059】TVカメラ101は、車の進行方向の道路
領域が入力されるように車の天井に下方に傾けて取り付
けられ、移動中の道路領域の撮像を行う(図20におけ
るステップ201参照)。
【0060】画像入力部102は、TVカメラ101か
ら送信される画像をデジタル化し、直線検出部103及
び通路画像解析部104に送信する(図20におけるス
テップ201参照)。
【0061】直線検出部103は、このデジタル画像に
直線検出処理を施すことにより、走行レーンを示す白線
部の候補領域を検出する(図20におけるステップ20
2参照)。
【0062】通路画像解析部104は、このデジタル画
像を用いて検出された直線部候補領域の近傍領域内部を
解析することにより、これが真の走行レーンかどうかの
検証及び駐車車両の存在判定を行う(図20におけるス
テップ203参照)。
【0063】制御指令生成部105は、走行レーンと判
定された直線部の位置情報及び駐車車両の存在判定情報
を用いて、車のステアリング、スロットルの制御指令を
作成する(図20におけるステップ204,205参
照)。
【0064】自律自動車100の走行手段であるステア
リングアクチュエータ106及びスロットルアクチュエ
ータ107は、これらの制御信号に基づき、走行中のス
テアリング、スロットルの自動制御を行う(図20にお
けるステップ206参照)。
【0065】次に、図19の各部の詳細な構成例を示
す。
【0066】図21に、画像入力部102、直線検出部
103、通路画像解析部104を1つの画像処理装置と
して実現した場合の構成例を示す。
【0067】画像入力部102において、TVカメラ1
01により撮影された画像はA/D変換器108により
デジタル化された後、TVインターフェイス109を介
して画像バス110に供給される。
【0068】画像バス110からのデータ取り込みタイ
ミング制御及び処理データ送受信は、画像バス110と
独立に設けられた制御バス111を介して行われる。
【0069】直線検出部103では、画像バス110上
に供給された原画像に対し、空間微分回路112により
輪郭エッジ部強調処理を行う。
【0070】これは、例えば、
【0071】
【数5】 の係数を持つデジタル空間フィルタを各々施した後、こ
の出力の絶対値和を求めることにより実現され、結果を
画像バス110上に出力する。
【0072】閾値回路113では、この出力結果に対
し、予め与えられた閾値以上の部分を走行レーン境界の
初期候補領域として抽出し、Hough 変換回路114にこ
の画像中の位置(Xn,Yn)を送信する。
【0073】Hough 変換回路114では、送信された各
点Pn(Xn,Yn)に対し、 ρ=Xn・sinθ+Yn・cosθ ……(1) の変換を施し、(ρ,θ)空間メモリ115に、(1)
式で表される曲線の軌跡を累積する。
【0074】(1)式の変換を行うことにより、画像平
面中で同一直線上の点における軌跡は同一の(ρ,θ)
点を通るため、例えば図22(a) に示す中央分離線のよ
うに途切れた境界も安全に検出することができる。
【0075】境界候補領域検出回路116では、この累
積値が予め与えられた閾値より大きいものを検出し、こ
の(ρ,θ)値に対応する座標値を走行レーン境界の候
補領域として求め、境界候補領域メモリ117に格納す
る。検出結果の例を図22(b) に示す。
【0076】通路画像解析部104では、境界候補領域
検出回路116で検出された個々の領域に対し、近傍領
域設定回路118によりこの近傍に探索のための矩形領
域を設定する。この探索領域は、検出された領域を1辺
とし、予め設定された長さを他辺として持つ矩形を、画
像左半分については右方向に、右半分に対しては左方向
に設定する。例えば、図22(c) に示すように、路側帯
を表す線分に対しては右側ハッチ部分、中央分離線を
表す線分に対しては左側ハッチ部分のように、道路領
域に包含されるよう設定する。
【0077】この設定された各近傍領域に対して、道路
領域検出回路119により、この領域内の画像濃度を解
析し、標準道路領域データメモリ120に格納された標
準値と比較することにより、候補領域に含まれる道路領
域部分の検出を行う。
【0078】濃度の解析手法として例えば、TVカメラ
101としてカラーカメラを用い、この出力からR,
G,Bの3信号を得る。走行前に予め、道路領域の平均
(R,G,B)値:(Re,Ge,Be)及び分散値:
(ρR,ρG,ρB)を求め、標準道路領域データメモ
リ120に格納しておく。走行中は、探索領域内の各点
の(R,G,B)値に対し、以下の条件(2)が満足さ
れれば、道路領域に属すると判定する。
【0079】 (R−Re)2 <ρR、 且つ、(G−Ge)2 <ρG、 且つ、(B−Be)2 <ρB ……(2) 走行レーン判定回路121では、この検出結果に基づ
き、得られた候補領域が走行レーン境界かどうかの検証
を行う。
【0080】例えば、図23(a) に示すように、隣接す
る走行レーンを走る車両の輪郭部分を候補領域として
誤って検出した場合、この近傍領域の道路領域検出結果
は図23(b) のようになり、領域中央部の中央分離帯の
部分が非道路領域となるため、は走行レーン境界では
ないと判定される。
【0081】駐車車両有無判定回路122では、画像の
左半分から得られた境界候補の近傍領域に対する道路領
域検出結果を用いて、駐車車両の有無の判定を行う。
【0082】例えば、図24(a) に示すように駐車車両
が存在する場合、この近傍領域の道路領域検出結果は図
24(b) のようになり、駐車車両の部分は非道路領域と
なる。この全面積に対する道路領域検出結果の比率を計
算し、予め与えられた閾値と比較し、この閾値より小さ
い場合は駐車車両が存在すると判定する。
【0083】図25に、制御指令生成部105の実現例
を示す。
【0084】制御指令生成部105は前記制御バス11
1に接続されており、前記走行レーン境界判定回路12
1及び駐車車両有無判定回路122の出力を受取り、こ
れに基づきステアリング106、スロットルアクチュエ
ータ107を制御する信号を生成する。
【0085】移動体姿勢計算回路123では、走行レー
ン境界(路側帯、中央分離帯)と判定された領域の位置
情報を用いて、車両の走行レーンに対する角度Θ、路側
帯境界からの距離x及び中央分離帯境界からの距離y
(図26参照)を計算する。
【0086】カメラの視線方向が道路面に平行な場合、
図27に模式的に示すように、走行レーン方向と移動体
の視線方向のなす角度は、 Θ=tan-1(r/f) ……(3) で与えられる。
【0087】(3)式で、fは焦点距離、rは光軸中心
Oの撮像面への投影点Pと、撮像面に撮影された路側帯
境界の直線lと中央分離帯境界を結ぶ直線mの交点Qの
間の距離である。路側帯境界と中央分離帯境界は道路面
内で平行のため、Qは走行レーン方向の投影位置(消失
点)となる。図28に、撮像面の投影結果を模式的に示
す。
【0088】路側帯境界と光軸中心Oの間の距離xは、
カメラの取り付け高さをz、路側帯境界の投影直線lの
傾きをlhとして、 x=zcosΘ/lh ……(4) で与えられる。
【0089】同様に、中央分離帯境界の投影位置を結ぶ
直線mの傾きをmhとすれば、 y=zcosΘ/mh ……(5) となる。
【0090】図19に示すようにTVカメラ101が道
路面に平行でなく傾いて取り付けられた場合は、得られ
た画像を逐次、視線方向が道路面に平行な状態の画像に
変換した後、(3)、(4)、(5)式を適用すること
により、車姿勢情報を得ることができる。
【0091】ステアリング制御量計算回路124では、
この計算されたΘ、x、yと現時点でのステアリング量
を用いて、次時点のステアリング制御量を計算し、ステ
アリングアクチュエータ106に送信する。次時点のス
テアリング制御量の計算は、例えば、Θが予め与えられ
た閾値より大きい場合(車両が斜行している場合)に、
この逆方向に現時点でのステアリング量を変化させる。
xが予め与えられた閾値よりも小さい場合(路側帯に近
付き過ぎている場合)に、ステアリングを右に切る。y
が予め与えられた閾値よりも小さい場合(中央分離帯に
近付き過ぎている場合)に、ステアリングを左に切る等
の処理を行う。
【0092】スロットル制御量計算回路125では、こ
の計算された、x、y及び駐車車両有無判定回路122
の出力と、現時点でのスロットル量を用いて、次時点の
スロットル制御量を計算し、スロットルアクチュエータ
107に送信する。次時点のスロットル制御量の計算は
例えば、駐車車両が存在し、xが予め与えられた閾値よ
りも小さい場合(路側帯に近付き過ぎている場合)、y
が予め与えられた閾値よりも小さい場合(中央分離帯に
近付き過ぎている場合)に、衝突回避のためスロットル
を緩める等の処理を行う。
【0093】以上述べた実施例に基づき本発明を構成す
ることにより、実用的価値の高い移動体制御装置が実現
できる。
【0094】なお、本発明は前記の実施例に限定される
ものではない。
【0095】例えば、図19に示す構成例において、T
Vカメラ101を車100の天井に下方に傾けて取り付
けたが、この代りに、車前方の左右ヘッドライトの中央
部付近に取り付けることにより、車100の進行方向の
道路領域が入力されるように設定することが可能であ
る。
【0096】また、図19に示す例では車両内部に画像
入力部102、直線検出部103、通路画像解析部10
4及び制御指令生成部105を格納する構成としたが、
この代りに、入力された画像を無線で送信することによ
り、これらの一部、または全部を車外の中継局に設置
し、車両の小形・軽量化を図ることも可能である。
【0097】また、図20に示す画像入力部102、直
線検出部103、通路画像解析部104の実施例におい
て、画像、制御信号を共通のバスに供給する構成とした
が、この代りに各部間にローカルな送受信線を設け、画
像、制御信号の交信を行うことも可能である。
【0098】また、前記実施例では入力された画像をデ
ジタル化した後、画像バス110に供給する構成とした
が、この代りに複数枚の画像メモリを設け、複数時点の
原画像、または中間処理結果を蓄積することにより、処
理結果の信頼性を向上することも可能である。
【0099】また、本発明を自動車の運転支援装置とし
て実施した場合、図21に示す実施例に画像モニタ等の
外部表示装置を付加することにより、運転者にステアリ
ング、スロットル制御の指示を与えることも可能であ
る。
【0100】また、音声出力装置を付加することによ
り、駐車車両の有無、ステアリング、スロットル制御の
指示を音声で運転者に伝達することも可能である。
【0101】また、直線検出部103において、Hough
変換回路114における(ρ、θ)空間メモリ115に
蓄積された累積値の大きいものを走行レーン境界の候補
として抽出したが、遮蔽されていない場合、図22(b)
に示すように白線の左端、右端が一対となって検出され
るため、候補領域のうち白線の幅に対応する間隔を有す
る平行直線を選択することにより、道路領域解析の処理
量を減らし高速化することも可能である。
【0102】また、通路画像解析部104において、カ
ラーカメラから得られる(R,G,B)値を用いて道路
領域の検出を行う方式を用いたが、この代りに色合い、
色差を表す量である(Y,I,Q)値等、別種のカラー
情報を用いて同様の処理を行うことも可能である。
【0103】また、通路画像解析部104において、カ
ラーカメラから得られる(R,G,B)値を用いて道路
領域の検出を行う方式を用いたが、この代りに白黒カメ
ラから得られる明度情報を用いて同様の処理を行うこと
も可能である。
【0104】また、通路画像解析部104で得られた路
側帯境界と中央分離帯境界の中間部に探索領域を設け、
この領域内の画像を解析することにより、停止線、横断
歩道等通路上に書かれた標識の検出を行い、高度な移動
制御に利用することも可能である。
【0105】図29に、解析処理例を模式的に示す。図
30に、この道路上標識解析回路の構成例を示す。
【0106】道路上標識探索領域設定回路126では、
前記通路画像解析部104で得られた路側帯境界と中央
分離帯境界の位置情報を用いて、画像中に探索領域を設
定する。
【0107】白線部検出回路127、黄線部検出回路1
28では、この領域内で白色、黄色を有する部分を各々
検出する。
【0108】停止線検出回路129では、この白線部検
出回路127の出力において路側帯境界、中央分離帯境
界両方に交差する長い白線の存在を検知することによ
り、停止線の検出を行う。
【0109】横断歩道検出回路130では、この白線部
検出回路127、または黄線部検出回路128の出力に
おいて、路側帯境界、中央分離帯境界双方とも交差せず
周期的な領域を検知することにより、横断歩道の検出を
行う。
【0110】これら停止線検出回路129及び横断歩道
検出回路130の出力は、前記制御指令生成部105に
送信され、左方への進路変更、停止のための減速等のス
テアリング、スロットル制御に用いられる。
【0111】また、図31に示すように、路側帯上に駐
車車両が存在した場合、路側帯境界の画像上への投影直
線は、中央分離帯境界同様、途切れて検出される。この
場合も、前記直線検出部103におけるHough 変換回路
114により、安定に路側帯境界検出が実現できるが、
前記実施例で述べたように検索領域を、検出された領域
を1辺とし、予め設定された長さを他辺として持つ矩形
を右方向に設定すると、探索領域に対し駐車車両の占め
る比率が小さくなり、安定に検出が行えない。このよう
に、路側帯境界が途切れて検出された場合は、前記近傍
領域設定回路118において、図32に示すように、探
索領域を検出された領域を中央部に含む矩形として設定
することにより、駐車車両の占める比率が大きくなり、
安定に駐車車両の検出が行える。
【0112】以上のように、本発明はその趣旨を逸脱し
ない範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0113】
【発明の効果】第1の発明によれば、3次元空間中の直
線式を投票することにより、平面の方程式を求めている
ため、3次元空間中の点の座標値を投票する通常のHoug
h 変換手段に比べ、メモリ容量及び処理時間を大幅に軽
減することができる。また、直線のどちら側が平面か
を、直線間のベクトルの角度により抽出しており、抽出
された平面の輪郭設定が容易である。
【0114】第2の発明によれば、走行レーン等の移動
可能領域の境界を示す直線部を検出するのみならず、検
出結果の近傍の画像を解析することにより直線部が領域
境界かどうかの検証を行い誤検出部分を取り除くことに
より、検出精度を向上できる。これは直接、移動体の位
置、姿勢計算精度の向上という多大な効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】直線を説明する図である。
【図3】直線投票部2の処理フローを示す図である。
【図4】平面の方程式を説明する図である。
【図5】平面の法線ベクトルの回転方向を説明する図で
ある。
【図6】ABC空間を説明する図である。
【図7】ABC空間の各点のデータ構造を説明する図で
ある。
【図8】近接直線を説明する図である。
【図9】設定ベクトルを説明する図である。
【図10】直線に対する面の位置を説明する図である。
【図11】直線に対する面の位置を説明する図である。
【図12】直線に対する面の位置を説明する図である。
【図13】平面輪郭を説明する図である。
【図14】直線投票部の詳細構成図である。
【図15】平面輪郭抽出部の詳細構成図である。
【図16】実験結果における入力ステレオ画像である。
【図17】実験結果における入力3次元空間中の直線で
ある。
【図18】実験結果における抽出平面である。
【図19】第2の発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図20】本実施例の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図21】画像入力部、直線検出部、通路領域解析部を
1つの画像処理装置として実現した場合の構成例であ
る。
【図22】処理結果例の図である。
【図23】走行レーン境界判定回路の処理結果例の図で
ある。
【図24】駐車車両有無判定回路の処理結果例の図であ
る。
【図25】制御指令生成部の実現例のブロック図であ
る。
【図26】走行幅の車両の姿勢を示す説明図である。
【図27】カメラと路側帯の配置を示す説明図である。
【図28】撮像面に投影された路側帯、中央分離帯境界
の図である。
【図29】道路と標識の解析処理例の図である。
【図30】道路標識解析回路のブロック図である。
【図31】路側帯上の駐車車両の存在を示す説明図であ
る。
【図32】図31における探索領域設定法の図である。
【符号の説明】
1 データ入力部 2 直線投票部 3 平面抽出部 4 平面輪郭抽出部 5 平面式生成部 6 パラメータ正規化部 7 法線ベクトル空間投票部 8 近接直線抽出部 9 平面存在領域検出部 10 輪郭線分算出部 100 自律自動車 102 画像入力部 103 直線検出部 104 通路領域解析部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3次元空間中の直線のデータを入力するデ
    ータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された3次元空間中の直
    線を特徴空間へ投票する直線投票手段と、 この直線投票手段により投票された特徴空間から平面の
    パラメータを抽出する平面抽出手段と、 この平面抽出手段により抽出された平面のパラメータで
    形成される平面を囲む直線群を求め、その直線群を平面
    の輪郭とする平面輪郭抽出手段とを具備することを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記直線投票手段の特徴空間が、平面の法
    線ベクトルをそれぞれ3つの軸とする3次元特徴空間で
    あり、 その投票された直線を含む平面群の各法線ベクトルを求
    め、それぞれの各法線ベクトルが示す特徴空間中の各位
    置に、その法線ベクトルが表す平面と入力時の3次元座
    標空間における原点との間の距離を投票することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記平面輪郭抽出手段は、 前記平面抽出手段により得られた平面上の直線のどちら
    側が平面かを、直線間のベクトルの角度により判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記データ入力手段は、 ステレオ画像から直線のエッジセグメントを抽出し、前
    記ステレオ画像中のセグメントを形状を用いて対応づけ
    し、直線セグメントの端点の3次元位置を計測して3次
    元の直線式を求めることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】画像処理対象となる移動面を移動する撮像
    系より画像を収集する画像入力手段と、 この画像入力手段により収集された画像より前記移動面
    の領域を識別する直線部分を検出し、移動領域境界候補
    領域を設定する直線検出手段と、 この直線検出手段より得られた移動領域境界候補領域に
    したがって探索領域を設定し、上記画像内の当該領域を
    解析する解析手段とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】前記解析手段は、 移動領域境界候補領域の近傍に設定された探索領域をカ
    ラー情報を用いて解析することにより、前記移動領域境
    界候補領域の検証を行うことを特徴とする請求項5記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記解析手段は、 移動領域境界候補領域の近傍に設定された探索領域をカ
    ラー情報を用いて解析することにより、前記移動面に存
    在する物体の有無を判定することを特徴とする請求項5
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記解析手段は、 前記移動面における走行レーン境界を判定し、 この走行レーン境界と判定された領域の近傍に設定され
    た探索領域をカラー情報を用いて解析することにより、
    前記移動面における停止線の有無を判定することを特徴
    とする請求項5記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記解析手段は、 前記移動面における走行レーン境界を判定し、 この走行レーン境界と判定された領域の近傍に設定され
    た探索領域をカラー情報を用いて解析することにより、
    前記移動面における横断歩道の有無を判定することを特
    徴とする請求項5記載の画像処理装置。
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