JPH0726967Y2 - 液体化粧料容器 - Google Patents
液体化粧料容器Info
- Publication number
- JPH0726967Y2 JPH0726967Y2 JP1987012847U JP1284787U JPH0726967Y2 JP H0726967 Y2 JPH0726967 Y2 JP H0726967Y2 JP 1987012847 U JP1987012847 U JP 1987012847U JP 1284787 U JP1284787 U JP 1284787U JP H0726967 Y2 JPH0726967 Y2 JP H0726967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- container body
- container
- outer cap
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、マスカラ、アイライナー、アイシャドー等
に用いる液状化粧料容器の閉蓋時の構造に関する。
に用いる液状化粧料容器の閉蓋時の構造に関する。
（従来の技術） 従来、マスカラ、アイライナー、アイシャドー等に用い
る液体化粧料容器は、一般的に塗布体を具えるキャップ
と化粧料を内蔵した容器本体とを螺合して、密閉してな
るものである。
る液体化粧料容器は、一般的に塗布体を具えるキャップ
と化粧料を内蔵した容器本体とを螺合して、密閉してな
るものである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものにおいて、容器本体に設
けたネジ部のピッチを大きくとり螺合する時、ネジ込み
の回数を減らして開閉を手指を持ち直すことなしに迅速
に行おうとすると、輸送中又は携帯時においてキャップ
部に振動が加わる時、キャップのピッチが大きいために
その螺合が緩み、内容化粧料が露出したり、乾燥するこ
ととなる。また、振動等に対してその保持力を向上する
ためピッチを小さくとると、キャップを容器本体に螺合
させるに当り、弾性パッキンを十分に押圧することがで
きず、気密が保てず、その上、ネジ込みの回数を多くす
ると、面倒になるため、キャップのネジ込みが不足とな
り、内部から化粧料が漏れ、化粧料が乾燥して固化する
ものである。加えて、ネジのピッチの間に化粧料が垂下
して付着し、ピッチが小さいため除去しにくくなり、固
化し密閉不良となるものである。そこで、この考案は上
記従来のもののもつ欠点を改善するものであり、液体容
器の密閉を容易にしかも確実に行なおうとするものであ
る。
けたネジ部のピッチを大きくとり螺合する時、ネジ込み
の回数を減らして開閉を手指を持ち直すことなしに迅速
に行おうとすると、輸送中又は携帯時においてキャップ
部に振動が加わる時、キャップのピッチが大きいために
その螺合が緩み、内容化粧料が露出したり、乾燥するこ
ととなる。また、振動等に対してその保持力を向上する
ためピッチを小さくとると、キャップを容器本体に螺合
させるに当り、弾性パッキンを十分に押圧することがで
きず、気密が保てず、その上、ネジ込みの回数を多くす
ると、面倒になるため、キャップのネジ込みが不足とな
り、内部から化粧料が漏れ、化粧料が乾燥して固化する
ものである。加えて、ネジのピッチの間に化粧料が垂下
して付着し、ピッチが小さいため除去しにくくなり、固
化し密閉不良となるものである。そこで、この考案は上
記従来のもののもつ欠点を改善するものであり、液体容
器の密閉を容易にしかも確実に行なおうとするものであ
る。
（課題を解決するための手段） このために、容器本体の開口部に設けた雄ネジの容器本
体底側のネジ側面に切欠きを設け、塗布体を有する支持
杆を固着した外キャップには閉蓋時に前記切欠きに係止
する突起を有する雌ネジを設け、また、前記支持杆の基
端に嵌挿する弾性パッキンが閉蓋時に雄ネジの先端に当
接して圧縮されてなるものである。
体底側のネジ側面に切欠きを設け、塗布体を有する支持
杆を固着した外キャップには閉蓋時に前記切欠きに係止
する突起を有する雌ネジを設け、また、前記支持杆の基
端に嵌挿する弾性パッキンが閉蓋時に雄ネジの先端に当
接して圧縮されてなるものである。
（作用） 上記の構成を具えるので、容器本体と外キャップを螺合
して容器開口部を閉鎖するに当り、容器本体と外キャッ
プの接触面であるらせん面に係止凹凸部を設けるので、
閉蓋時、係止凹凸部が係止することにより、クリック感
等により締め忘れを防止し、弾性パッキンの弾性を利用
して緩みなく閉蓋し、戻りを防止でき、さらにパッキン
によって内部の密閉をより完全に保持し、化粧料の乾燥
固化に、漏出を防止できるものである。
して容器開口部を閉鎖するに当り、容器本体と外キャッ
プの接触面であるらせん面に係止凹凸部を設けるので、
閉蓋時、係止凹凸部が係止することにより、クリック感
等により締め忘れを防止し、弾性パッキンの弾性を利用
して緩みなく閉蓋し、戻りを防止でき、さらにパッキン
によって内部の密閉をより完全に保持し、化粧料の乾燥
固化に、漏出を防止できるものである。
（実施例） この考案を図に示す実施例により更に説明する。第１図
〜第６図に示す実施例において、先端に塗布体（９）を
支持する支持杆（10）に弾性体よりなる可動パッキン
（19）を装着し、後部において外キャップ（３）とネジ
筒（21）を介して一体にしたものであり、化粧料容器
（１）内に支持杆（10）を挿入するに当り、可動パッキ
ン（19）が移動することによりシゴキ（28）外側に付着
する化粧料（８）を効率的に容器本体（２）内に押し戻
し、外部への噴出を阻止するものであって、かつ、容器
本体（２）の開口部には先端外周に雄ネジ（５）を設け
る螺合部が嵌合され、その雄ネジ（５）の容器本体底側
のネジ側面には切欠き（20）が配されており、他方、外
キャップ（３）には、内部にネジ筒（21）を嵌合してな
り、この内壁に雄ネジ（５）と螺合する雌ネジ（14′）
を設け、この雌ネジ（14′）に上記切欠き（20）と係止
する突起（20′）を形成する。そして、外キャップ
（３）の雌ネジ（14′）の端に嵌挿する弾性パッキン
（15）を介して雄ネジ（５）と螺合し、容器本体（２）
の先端が支持部（10）の基端に嵌着しされている上記パ
ッキン（15）に当接し、これを圧縮して化粧料容器内の
密閉性が十分に保持されることとなる。なお、（18）は
外キャップ（３）の内面より内方に向け突出するノック
ピンであり、このノックピン（18）はネジ筒（21）に設
ける孔（22）と嵌合して両者を固定するものである。
〜第６図に示す実施例において、先端に塗布体（９）を
支持する支持杆（10）に弾性体よりなる可動パッキン
（19）を装着し、後部において外キャップ（３）とネジ
筒（21）を介して一体にしたものであり、化粧料容器
（１）内に支持杆（10）を挿入するに当り、可動パッキ
ン（19）が移動することによりシゴキ（28）外側に付着
する化粧料（８）を効率的に容器本体（２）内に押し戻
し、外部への噴出を阻止するものであって、かつ、容器
本体（２）の開口部には先端外周に雄ネジ（５）を設け
る螺合部が嵌合され、その雄ネジ（５）の容器本体底側
のネジ側面には切欠き（20）が配されており、他方、外
キャップ（３）には、内部にネジ筒（21）を嵌合してな
り、この内壁に雄ネジ（５）と螺合する雌ネジ（14′）
を設け、この雌ネジ（14′）に上記切欠き（20）と係止
する突起（20′）を形成する。そして、外キャップ
（３）の雌ネジ（14′）の端に嵌挿する弾性パッキン
（15）を介して雄ネジ（５）と螺合し、容器本体（２）
の先端が支持部（10）の基端に嵌着しされている上記パ
ッキン（15）に当接し、これを圧縮して化粧料容器内の
密閉性が十分に保持されることとなる。なお、（18）は
外キャップ（３）の内面より内方に向け突出するノック
ピンであり、このノックピン（18）はネジ筒（21）に設
ける孔（22）と嵌合して両者を固定するものである。
この化粧料容器（１）を使用するときには、ネジ
（５），（14′）の切欠き（20）と突起（20′）の係合
を解いた上、外キャップ（３）を回転し、開蓋して塗布
体を容器外に取出すことができ、また、閉蓋時、上記雄
ネジ（５）のネジ面に設ける切欠き（20）内に雌ネジ
（14′）に設ける突起（20′）がクリック感とともに係
合し、弾性パッキン（15）の弾性とともに緩みなく閉蓋
して外キャップ（３）の戻りを阻止するものである。
（５），（14′）の切欠き（20）と突起（20′）の係合
を解いた上、外キャップ（３）を回転し、開蓋して塗布
体を容器外に取出すことができ、また、閉蓋時、上記雄
ネジ（５）のネジ面に設ける切欠き（20）内に雌ネジ
（14′）に設ける突起（20′）がクリック感とともに係
合し、弾性パッキン（15）の弾性とともに緩みなく閉蓋
して外キャップ（３）の戻りを阻止するものである。
（考案の効果） 以上のとおり、螺合時に弾性パッキンを圧縮すると共
に、螺合当接面の係合を大きくすることにより、振動等
により誤って外キャップを開放することを阻止し、クリ
ック感等により締め忘れを防止するものであるから、化
粧料の乾燥固化または漏出を防止して、安全に携帯する
ことができ、しかもネジ部の製作が容易で、弾性パッキ
ンを介することにより停止位置の調整が簡単にできると
ともに、開閉操作が容易にでき、円滑で柔軟なクリック
感が得られる優れた効果をもつのである。
に、螺合当接面の係合を大きくすることにより、振動等
により誤って外キャップを開放することを阻止し、クリ
ック感等により締め忘れを防止するものであるから、化
粧料の乾燥固化または漏出を防止して、安全に携帯する
ことができ、しかもネジ部の製作が容易で、弾性パッキ
ンを介することにより停止位置の調整が簡単にできると
ともに、開閉操作が容易にでき、円滑で柔軟なクリック
感が得られる優れた効果をもつのである。
第１図は、実施例の縦断側面図、第２図はネジ筒の上面
図、第３図は第２図の縦断側面図であり、第４図は外キ
ャップの斜視図、第５図は雄ネジ部を示す側面図、第６
図は雄ネジと雌ネジの噛合いを示す図である。 １……液体化粧料容器、２……容器本体、３……外キャ
ップ、５……雄ネジ ７……しごき、８……化粧料、９……塗布体、10……支
持杆、14′……雌ネジ 15……弾性パッキン、18……ノックピン、20……切欠
き、20′……突起 21……ネジ筒、22……ノックピン孔
図、第３図は第２図の縦断側面図であり、第４図は外キ
ャップの斜視図、第５図は雄ネジ部を示す側面図、第６
図は雄ネジと雌ネジの噛合いを示す図である。 １……液体化粧料容器、２……容器本体、３……外キャ
ップ、５……雄ネジ ７……しごき、８……化粧料、９……塗布体、10……支
持杆、14′……雌ネジ 15……弾性パッキン、18……ノックピン、20……切欠
き、20′……突起 21……ネジ筒、22……ノックピン孔
フロントページの続き (72)考案者 諸星 文江 神奈川県横浜市港北区新羽町1050 株式会 社資生堂研究所内 (72)考案者 団村 芳和 東京都港区西新橋１丁目５番14号 藤工業 株式会社内 (72)考案者 沢柳 秀夫 東京都港区西新橋１丁目５番14号 藤工業 株式会社内 (56)参考文献 実願昭60−6323号（実開昭61−124210 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ) 実願昭54−66105号（実開昭55−164149 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】容器本体の開口部に設けた雄ネジの容器本
体底側のネジ側面に切欠きを設け、塗布体を有する支持
杆を固着した外キャップには閉蓋時に前記切欠きに係止
する突起を有する雌ネジを設け、また、前記支持杆の基
端に嵌挿する弾性パッキンが閉蓋時に雄ネジの先端に当
接して圧縮されてなる液体化粧料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987012847U JPH0726967Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | 液体化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987012847U JPH0726967Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | 液体化粧料容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63175512U JPS63175512U (ja) | 1988-11-15 |
| JPH0726967Y2 true JPH0726967Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=30801359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987012847U Expired - Lifetime JPH0726967Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 | 液体化粧料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726967Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005003329A1 (de) * | 2005-01-25 | 2006-07-27 | Geka Brush Gmbh | Applikatorstiel |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55164149U (ja) * | 1979-05-15 | 1980-11-26 | ||
| JPH0233690Y2 (ja) * | 1985-01-22 | 1990-09-11 |
-
1987
- 1987-02-02 JP JP1987012847U patent/JPH0726967Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63175512U (ja) | 1988-11-15 |
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