JPH07269365A - 機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置 - Google Patents

機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置

Info

Publication number
JPH07269365A
JPH07269365A JP8783694A JP8783694A JPH07269365A JP H07269365 A JPH07269365 A JP H07269365A JP 8783694 A JP8783694 A JP 8783694A JP 8783694 A JP8783694 A JP 8783694A JP H07269365 A JPH07269365 A JP H07269365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mechanical supercharger
gear train
shock absorber
planetary gear
ring gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8783694A
Other languages
English (en)
Inventor
Godo Ozawa
吾道 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP8783694A priority Critical patent/JPH07269365A/ja
Publication of JPH07269365A publication Critical patent/JPH07269365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/024Units comprising pumps and their driving means the driving means being assisted by a power recovery turbine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関のギヤトレインにより駆動され、内
燃機関に過給する機械式過給機への変動トルクを低減し
て耐久性を向上させる機械式過給機緩衝装置制御方法お
よび駆動緩衝装置の改良を目的とする。 【構成】 内燃機関の吸気弁・排気弁用のカム、あるい
は、噴射ポンプ等を駆動するギヤトレインにより駆動さ
れる機械式過給機駆動装置において、ギヤトレインに連
結し、かつ、機械式過給機を増速駆動する遊星歯車列
と、遊星歯車列の出力軸に連結される機械式過給機と、
機械式過給機の駆動中あるいは停止時のギヤトレインか
ら機械式過給機への変動トルクを緩衝する遊星歯車列リ
ングギヤに付設されたリングギヤ駆動緩衝装置と、から
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式過給機駆動緩衝
装置および緩衝装置制御方法に係わり、特には、内燃機
関のギヤトレインにより駆動され、内燃機関に過給する
機械式過給機への変動トルクを低減する機械式過給機駆
動緩衝装置および緩衝装置制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に機械式過給機を装着し
て出力を増しているが、特に、中、大型のディーゼルエ
ンジンに対して機械式過給機を装着しようとすると、エ
ンジン回転は定格約2000rpm位に対して、機械式
過給機は約10000rpm位の入力回転速度が必要と
なる。このため、中、大型のディーゼルエンジンでは約
5倍の増速装置が必要となり、これを従来のガソリンエ
ンジンに適用されて来たようなベルト方式で行なうと、
2倍の増速用の平歯車列70と、2.5倍の増速用のベ
ルトの併用80等が必要となる。また、エンジン無負荷
状態での燃費節約のために乾式電磁クラッチを用いて、
機械式過給機をONーOFF制御することが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中、大
型のディーゼルエンジンに従来のベルト方式で行なう
と、2倍の増速用の平歯車列と、2.5倍の増速用のベ
ルトの併用等が必要でスペース的に大きな場積をとって
車載上に不利である。図8に従来技術の例を示すが、平
歯車列と増速用のベルトの併用により、非常に大きな場
積をとっていることが判る。また、同時に中、大型のデ
ィーゼルエンジンはガソリンエンジンに比して、長寿命
が要求される。機械式過給機のON−OFF制御に使用
される従来の乾式電磁クラッチでは耐久性が不十分であ
るという問題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目し、機械
式過給機緩衝装置制御方法および駆動緩衝装置に係わ
り、特には、内燃機関のギヤトレインにより駆動され、
内燃機関に過給する機械式過給機への変動トルクを低減
して耐久性を向上させる機械式過給機緩衝装置制御方法
および駆動緩衝装置の改良の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の機械式過給機緩衝装置制御方法および駆動
緩衝装置の第1発明では、内燃機関の吸気弁・排気弁用
のカム、あるいは、噴射ポンプ等を駆動するギヤトレイ
ンにより駆動される機械式過給機を用いた機械式過給機
駆動緩衝装置の制御方法において、リングギヤ部材の外
周部に設けたクラッチ摩擦板群と遊星歯車列のクラッチ
摩擦板群との係合度合いをリングギヤ部材の回転トルク
信号に対応して調整することを特徴とする。
【0006】第2の発明では、内燃機関の吸気弁・排気
弁用のカム、あるいは、噴射ポンプ等を駆動するギヤト
レインにより駆動される機械式過給機駆動装置におい
て、ギヤトレインに連結し、かつ、機械式過給機を増速
駆動する遊星歯車列と、遊星歯車列の出力軸に連結され
る機械式過給機と、機械式過給機の駆動中あるいは停止
時のギヤトレインから機械式過給機への変動トルクを緩
衝する遊星歯車列リングギヤに付設されたリングギヤ駆
動緩衝装置と、からなる。
【0007】第2発明を主体とする第3発明では、リン
グギヤ駆動緩衝装置が湿式クラッチと、クラッチ着脱の
ため圧油の給排を行う圧力調整弁と、ギヤトレインに付
設され、機械式過給機への変動を検出するトルク検出セ
ンサと、センサからの信号により湿式クラッチへの圧力
を調整する圧力調整弁への指令を出力する制御装置とか
らなる。
【0008】第2発明を主体とする第4発明では、リン
グギヤ駆動緩衝装置は、遊星歯車列リングギヤに付設さ
れた円板と、遊星歯車列リングギヤの外方に固定された
円板との間に挿入された粘性材料により機械式過給機へ
の変動トルクを緩衝する。
【0009】第5発明では、内燃機関の吸気弁・排気弁
用のカム、あるいは、噴射ポンプ等を駆動するギヤトレ
インにより駆動され、内燃機関に過給する機械式過給機
を用いた機械式過給機駆動装置において、ギヤトレイン
に連結し、かつ、遊星歯車列により増速し駆動される機
械式過給機と、機械式過給機を駆動および停止し、か
つ、ギヤトレインから機械式過給機への変動を緩衝する
ために、遊星歯車列リングギヤに付設された板と、遊星
歯車列リングギヤの外方に固定された固定板と、板と固
定板との間に挿入された磁性材料と、磁性材料の粘度を
調整する磁性体と、ギヤトレインに付設され機械式過給
機への変動を検出するトルク検出センサと該センサから
の信号により磁性体の強度を制御する制御装置と、から
なる。
【0010】
【作用】上記構成によれば、増速機として遊星歯車列を
使用し、かつ、そのリングギヤに対して離脱と緩衝を兼
ねる機械式過給機駆動緩衝装置を設けて、機械過給機の
ON−OFF制御と緩衝を行うので、遊星歯車列により
省スペース化が、また、緩衝装置により変動するトルク
の低減が行われるので機械式過給機および緩衝装置の長
寿命化がなされる。このとき、歯車が伝達する衝撃力を
緩衝装置の滑りにより吸収し、減衰でき、また、遊星歯
車列のリングギヤに緩衝装置を設けているので半径方向
に広く、大きく、設けることができるので衝撃力の吸
収、減衰効果が大きくなり、同時に耐久性を高めること
ができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係わる機械式過給機駆動緩
衝装置および緩衝装置制御方法ににつき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の機械式過給機駆動緩
衝装置の一実施例の全体システム図を示す。図1におい
て、内燃機関1の吸気弁・排気弁用のカム、あるいは、
噴射ポンプ等を駆動するギヤトレイン10に連結して、
遊星歯車列20が配設されている。遊星歯車列20には
機械式過給機30が装着され、遊星歯車列20により増
速され、機械式過給機30は内燃機関1への吸気空気を
過給している。ギヤトレイン10はクランク11から複
数のギヤ12、13、14を介して遊星歯車列20への
入力軸16に連結されている。入力軸16は遊星歯車列
20のプラネタリキャリア21に連結されている。
【0012】遊星歯車列20は、前記入力軸16に連結
されたプラネタリキャリア21と、プラネタリキャリア
21に等間隔に回転自在に取着された通常3個のプラネ
タリギヤ22と、3個のプラネタリギヤ22の内方でプ
ラネタリギヤ22に噛み合うサンギヤ23と、3個のプ
ラネタリギヤ22の外方でプラネタリギヤ22に噛み合
うリングギヤ24とから構成されている。サンギヤ23
には機械式過給機30への出力軸25が固設して配設さ
れている。リングギヤ24には後述するリングギヤ駆動
緩衝装置100が付設されている。
【0013】また、リングギヤ24にはトルクセンサ2
7が付設され、トルクセンサ27にはコントローラ等の
制御装置28が連結されている。機械式過給機30に
は、エアクリーナ3からの配管4と、内燃機関1の図示
しないシリンダ室に供給する配管4が配設され、内燃機
関1への吸気空気をエアクリーナ3で清浄して、機械式
過給機30で加圧して内燃機関1の図示しないシリンダ
室に供給している。なお、以下では図において、クラッ
チは片側の半分のみを表示している。
【0014】次に、リングギヤ駆動緩衝装置100の実
施例について説明する。図1では、湿式クラッチ40を
用いたリングギヤ駆動緩衝装置100の第1実施例を示
す。リングギヤ駆動緩衝装置100は湿式クラッチ40
と、遊星歯車列20と、ポンプ45と、圧力調整弁44
と、トルクセンサ27と、および制御装置28と、から
なる。湿式クラッチ40は、リングギヤ24に固設され
たリング側クラッチ板41と、遊星歯車列20のケース
26に固設されたケース側クラッチ板42と、ポンプ4
5からの油を圧力調整弁44で調圧して受け、リング側
クラッチ板41を押圧するピストン43と、からなる。
湿式クラッチは公知の、例えば、油圧式自動変速機のク
ラッチ機構の構造、作動と同じであり、ケースにかみ合
い軸方向に移動するケース側クラッチ板(42)と、リ
ングギヤ24にかみ合い軸方向に移動するリング側クラ
ッチ板(41)とからなる。このとき、圧力調整弁44
は、制御装置28に接続され、制御装置28からの指令
により所定の調圧を行う。
【0015】次に、所定の調圧の作動について図2のフ
ローチャート図で説明する。ステップ1では、湿式クラ
ッチ40がONか、OFFかを判断し、ONの時にはス
テップ2にいく。OFFのときは、ONになるまで待
つ。ステップ2では、トルクセンサ27によりリングギ
ヤ24に掛かる駆動トルク(図3に示す)の最低トルク
Tmin、および最大トルクTmaxの変動を測定す
る。ステップ3では、制御装置28はトルクセンサ27
からの駆動トルクの最低トルクTmin、および最大ト
ルクTmaxの信号より、リング側クラッチ板41を押
圧するピストン43に加える最低トルクTminの時の
最低の圧力Pmin、および、最大トルクTmaxの時
の最大の圧力Pmaxを演算する。
【0016】ステップ4では、制御装置28は求めた最
低の圧力Pmin、および、最大の圧力Pmaxより、
リング側クラッチ板41を押圧するピストン43に加え
る圧力、即ち、駆動ピークトルクPmaxを伝達する圧
力Pmaxよりも小さく、かつ、最低駆動トルクTmi
nに必要な圧力Pminよりも高い圧力Poを設定す
る。ステップ5では、制御装置28はポンプ45からの
油がステップ4の必要な圧力Po即ち湿式クラッチ40
が必要なトルクToになるように圧力調整弁44に指令
を出力する。 ステップ6では、圧力調整弁44は指令
によりポンプ45からの油を所定の必要な圧力Poに調
圧する。上記のステップを繰り返して、プラネタリキャ
リア21から入る変動を有するトルクをリングギヤ24
で吸収しながら変動トルクを少なくしてサンギヤ23に
伝え、機械式過給機30にかかる変動トルクを低減す
る。これにより、湿式クラッチ40、機械式過給機30
の耐久性を向上させる。
【0017】なお、上記第1実施例において、トルクセ
ンサ27をリングギヤ24に付設したが、図4の他の実
施例に示すように、さらに、トルクセンサ29を遊星歯
車列20への入力軸16に付設する。この場合に、入力
軸16にて変動するトルクの最低の圧力Pmin、およ
び、最大の圧力Pmaxを測定し、制御装置28にて必
要な圧力Poを求めて、圧力調整弁44を調整しポンプ
45からの油を所定の必要な圧力Poに調圧する。さら
に、トルクセンサ27にて吸収されたトルクの変動を確
認して、圧力調整弁44の調整の精度を向上するように
しても良い。
【0018】次に、図5では、粘性流体クラッチ50を
用いたリングギヤ駆動緩衝装置200の第2実施例を示
す。なお、上記第1実施例と同一部品には同一符号を付
して説明は省略する。リングギヤ駆動緩衝装置200は
粘性流体クラッチ50と、遊星歯車列20と、ポンプ4
5と、圧力調整弁44と、トルクセンサ27と、および
制御装置28と、からなる。粘性流体クラッチ50は、
リングギヤ24に固設されたリング側の円板51と、遊
星歯車列20のケース26に固設されたケース側の軸方
向摺動可能な円板52と、リング側の軸方向摺動可能な
円板51とケース側の円板52と間に挿入されたシリコ
ンオイル等の粘性材料53と、ポンプ45からの油を圧
力調整弁44で調圧して受け、リング側の板41を押圧
してリング側の円板51とケース側の円板52と間のス
キマδを調整するピストン43と、からなる。このと
き、圧力調整弁44は、制御装置28に接続され、制御
装置28からの指令により所定の調圧を行う。
【0019】次に、作動について説明する。粘性流体ク
ラッチ50をONにするか、OFFにするかを制御装置
で判断する。OFFの場合には、ポンプ45からの油を
調圧せずに図示しないリリーフ弁からタンク6に戻す。
これにより、ピストン43はリング側の円板51を押圧
せず、リング側の円板51とケース側の円板52と間の
スキマδを大きくしておき、粘性流体クラッチ50をO
FFにする。次に、ONの場合には、第1実施例と同様
に、トルクセンサ27によりリングギヤ24に掛かる変
動するトルクの最低の圧力Pmin、および、最大の圧
力Pmaxを測定し、制御装置28にて必要な圧力Po
を求めて、圧力調整弁44を調整しポンプ45からの油
を所定の必要な圧力Poに調圧する。これにより、ピス
トン43はリング側の円板51を押圧して、リング側の
円板51とケース側の軸方向に摺動可能な円板52と間
の所定のスキマδにして粘性流体クラッチ50をONに
するとともに、プラネタリキャリア21から入る変動を
有するトルクをリングギヤ24で吸収しながら変動トル
クを少なくしてサンギヤ23に伝え、機械式過給機30
にかかる変動トルクを低減する。これにより、粘性流体
クラッチ50、機械式過給機30の耐久性を向上させ
る。
【0020】次に、図6では、磁性体クラッチ60を用
いたリングギヤ駆動緩衝装置300の第3実施例を示
す。なお、上記第1実施例と同一部品には同一符号を付
して説明は省略する。リングギヤ駆動緩衝装置300は
磁性体クラッチ60と、トルクセンサ27と、および制
御装置28と、からなる。磁性体クラッチ60は、リン
グギヤ24に固設されたリング側クラッチ板61と、遊
星歯車列20の外方のケース26に固設されたケース側
固定板62と、板と固定板との間に挿入された磁性材料
63と、磁性材料63の粘度を固定板62を介して調整
する磁性コイル65と、磁性体64と、からなる。磁性
体64は、制御装置28に接続される磁性コイル65に
より、制御装置28からの指令により磁性力の強度の調
整を行う。
【0021】次に、作動について説明する。磁性体クラ
ッチ60をONにするか、OFFにするかを制御装置2
8で判断し、磁性体64に磁力を生ずるか、否かで行
う。OFFの場合には、制御装置28は磁性体64に磁
力を生じさせない指令を出力し、磁性材料63に磁力を
生じさせずに、リング側の板61とケース側の固定板6
2とは空回りをさせる。次に、ONの場合には、第1実
施例と同様に、トルクセンサ27によりリングギヤ24
に掛かる変動するトルクの最低の圧力Pmin、およ
び、最大の圧力Pmaxを測定し、制御装置28にて必
要な磁性力Moを求めて、磁性体64の磁力を調整す
る。これにより、リング側の板61とケース側の固定板
62と間の磁性材料63に所定の磁力を生じ、磁性体ク
ラッチ60をONにするとともに、プラネタリキャリア
21から入る変動を有するトルクをリングギヤ24で吸
収しながら変動トルクを少なくしてサンギヤ23に伝
え、機械式過給機30にかかる変動トルクを低減する。
これにより、磁性体クラッチ60、機械式過給機30の
耐久性を向上させる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
増速機として遊星歯車列を使用し、かつ、そのリングギ
ヤに対して離脱装置を設けて、機械過給機のON−OF
F制御を行うので、遊星歯車列により省スペース化す
る。図7に本発明の形態例を示し、省スペース化されて
いることが判る。また、歯車を伝達する衝撃力を離脱装
置の滑りにより吸収し、減衰できるので衝撃力の吸収、
減衰効果が大きくなり耐久性を高めることができるとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械式過給機駆動緩衝装置の第1実施
例の全体システム図を示す。
【図2】本発明の調圧の作動についてのフローチャート
図を示す。
【図3】機械式過給機を駆動する変動トルクを示す図で
ある。
【図4】本発明の機械式過給機駆動緩衝装置の第1実施
例の他の実施例の全体システム図を示す。
【図5】本発明の機械式過給機駆動緩衝装置の第2実施
例の全体システム図を示す。
【図6】本発明の機械式過給機駆動緩衝装置の第3実施
例の全体システム図を示す。
【図7】本発明の機械式過給機駆動緩衝装置をエンジン
に装着した時のエンジンの側面図を示す。
【図8】従来の機械式過給機駆動緩衝装置をエンジンに
装着した時のエンジンの側面図を示す。
【符号の説明】
1……内燃機関、10……ギヤトレイン、20……遊星
歯車列、21……プラネタリキャリア、22……プラネ
タリギヤ、23……サンギヤ、24……リングギヤ、2
7……トルクセンサ、28……制御装置、30……機械
式過給機、40……湿式クラッチ、41……リング側ク
ラッチ板、42……ケース側クラッチ板、44……圧力
調整弁、50……粘性流体クラッチ、51……リング側
の円板、52……ケース側の円板、53……粘性材料、
60……磁性体クラッチ、61……リング側クラッチ
板、62……ケース側固定板、63……磁性材料、64
……磁性体、100、200、300……リングギヤ駆
動緩衝装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気弁・排気弁用のカム、あ
    るいは、噴射ポンプ等を駆動するギヤトレインにより駆
    動される機械式過給機を用いた機械式過給機駆動緩衝装
    置の制御方法において、リングギヤ部材の外周部に設け
    たクラッチ摩擦板群と遊星歯車列のクラッチ摩擦板群と
    の係合度合いをリングギヤ部材の回転トルク信号に対応
    して調整することを特徴とする機械式過給機駆動緩衝装
    置制御方法。
  2. 【請求項2】 内燃機関の吸気弁・排気弁用のカム、あ
    るいは、噴射ポンプ等を駆動するギヤトレインにより駆
    動される機械式過給機駆動装置において、ギヤトレイン
    に連結し、かつ、機械式過給機を増速駆動する遊星歯車
    列と、遊星歯車列の出力軸に連結される機械式過給機
    と、機械式過給機の駆動中あるいは停止時のギヤトレイ
    ンから機械式過給機への変動トルクを緩衝する遊星歯車
    列リングギヤに付設されたリングギヤ駆動緩衝装置と、
    からなることを特徴とする機械式過給機駆動緩衝装置。
  3. 【請求項3】 リングギヤ駆動緩衝装置が湿式クラッチ
    と、クラッチ着脱のため圧油の給排を行う圧力調整弁
    と、ギヤトレインに付設され、機械式過給機への変動を
    検出するトルク検出センサと、センサからの信号により
    湿式クラッチへの圧力を調整する圧力調整弁への指令を
    出力する制御装置とからなる請求項2の機械式過給機駆
    動緩衝装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、リングギヤ駆動緩衝
    装置は、遊星歯車列リングギヤに付設された円板と、遊
    星歯車列リングギヤの外方に固定された円板との間に挿
    入された粘性材料により機械式過給機への変動トルクを
    緩衝する機械式過給機駆動緩衝装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関の吸気弁・排気弁用のカム、あ
    るいは、噴射ポンプ等を駆動するギヤトレインにより駆
    動され、内燃機関に過給する機械式過給機を用いた機械
    式過給機駆動装置において、ギヤトレインに連結し、か
    つ、遊星歯車列により増速し駆動される機械式過給機
    と、機械式過給機を駆動および停止し、かつ、ギヤトレ
    インから機械式過給機への変動を緩衝するために、遊星
    歯車列リングギヤに付設された板と、遊星歯車列リング
    ギヤの外方に固定された固定板と、板と固定板との間に
    挿入された磁性材料と、磁性材料の粘度を調整する磁性
    体と、ギヤトレインに付設され機械式過給機への変動を
    検出するトルク検出センサと該センサからの信号により
    磁性体の強度を制御する制御装置と、からなることを特
    徴とする機械式過給機駆動緩衝装置。
JP8783694A 1994-03-31 1994-03-31 機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置 Pending JPH07269365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783694A JPH07269365A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8783694A JPH07269365A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07269365A true JPH07269365A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13926015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8783694A Pending JPH07269365A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07269365A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6942048B2 (en) * 2001-02-22 2005-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Accessory drive apparatus
EP1582716A1 (en) * 2004-03-29 2005-10-05 BorgWarner Inc. Continuously variable drive for superchargers
CN102352791A (zh) * 2011-10-13 2012-02-15 芜湖杰锋汽车动力***有限公司 一种带变速功能的机械增压器结构
KR101220342B1 (ko) * 2006-04-20 2013-01-09 현대자동차주식회사 커먼레일 디젤 차량의 터보차저-고압연료펌프 일체형 장치
US20160237880A1 (en) * 2013-10-28 2016-08-18 Eaton Corporation Boost system including turbo and hybrid drive supercharger

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6942048B2 (en) * 2001-02-22 2005-09-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Accessory drive apparatus
EP1582716A1 (en) * 2004-03-29 2005-10-05 BorgWarner Inc. Continuously variable drive for superchargers
US7055507B2 (en) 2004-03-29 2006-06-06 Borgwarner Inc. Continuously variable drive for superchargers
KR101220342B1 (ko) * 2006-04-20 2013-01-09 현대자동차주식회사 커먼레일 디젤 차량의 터보차저-고압연료펌프 일체형 장치
CN102352791A (zh) * 2011-10-13 2012-02-15 芜湖杰锋汽车动力***有限公司 一种带变速功能的机械增压器结构
US20160237880A1 (en) * 2013-10-28 2016-08-18 Eaton Corporation Boost system including turbo and hybrid drive supercharger
US10006343B2 (en) * 2013-10-28 2018-06-26 Eaton Intelligent Power Limited Boost system including turbo and hybrid drive supercharger

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7934485B2 (en) Internal combustion engine control device
US5213186A (en) Control system and method for automatic transmission
US4730457A (en) Supercharging system for automotive engines
WO2014039846A2 (en) Active torque ripple rectifier
US5427079A (en) Supercharged engine with variable ratio drive supercharger
SE502914C2 (sv) Anordning för reglering av motorbromseffekten hos en förbrännningsmotor
EP2071163A2 (en) Control apparatus for engine and method of controlling engine
AU2005224533B2 (en) Vehicle power transmission device using a fluid coupling
JPH07269365A (ja) 機械式過給機駆動緩衝装置制御方法および緩衝装置
EP1220979B1 (en) Method of controlling changes in torque in an internal combustion engine and an internal combustion engine controlled in accordance with said method
GB2189294A (en) Engine fuel supply and fluid torque converter clutch control
JP2770364B2 (ja) 内燃機関の機械式過給装置
JP4534588B2 (ja) 流体継手を用いた車両用動力伝達装置
JP2560501B2 (ja) 車両用排気ターボチャージャ付エンジンの過給圧制御装置
JP5218387B2 (ja) 流体伝達装置
JP2606453B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP5946383B2 (ja) 制御装置
JPS61113524A (ja) 自動変速機付き車両の内燃機関制御装置
JPS6189132A (ja) 自動車用動力装置
JPH033925A (ja) 内燃機関の機械式過給装置
JPH0586512B2 (ja)
JPH02261964A (ja) 自動変速機のロックアップクラッチ制御装置
JPH05296057A (ja) 過給装置
JPH09256861A (ja) 機械式過給機付エンジンの過給制御装置
JPH08233094A (ja) 流体継手用クラッチの制御装置