JPH0726812Y2 - ソレノイド駆動装置 - Google Patents

ソレノイド駆動装置

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Publication number
JPH0726812Y2
JPH0726812Y2 JP9615291U JP9615291U JPH0726812Y2 JP H0726812 Y2 JPH0726812 Y2 JP H0726812Y2 JP 9615291 U JP9615291 U JP 9615291U JP 9615291 U JP9615291 U JP 9615291U JP H0726812 Y2 JPH0726812 Y2 JP H0726812Y2
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JP
Japan
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solenoid
link
plunger
solenoids
pulled
Prior art date
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Application number
JP9615291U
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English (en)
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JPH0546006U (ja
Inventor
靖明 平野
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0546006U publication Critical patent/JPH0546006U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2台のソレノイドを使
用して2段階にトルク及びストロークを確保できるよう
にしたソレノイド駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、図4に示す
ように、2つの取付台1、2にそれぞれソレノイド3、
4を装着し、取付台1、2の支持台1a、2aに固定し
た回動軸5、6にL字形に構成されたリンク7、8を回
動可能に装着し、ソレノイド3、4のプランジャ3a、
4aをリンク7,8の一端にそれぞれ連結するととも
に、リンク3,4の他端は引っ張り部材9を引くように
構成した装置が知られている。
【0003】このソレノイド駆動装置は、一方のソレノ
イド3のプランジャ3aを引くと、リンク7が回動して
引っ張り部材9が引かれるが、その時、リンク8も回動
し、ソレノイド4のプランジャ4aも移動する。
【0004】さらに、ソレノイド4がオンになり、その
プランジャ4aが引かれてリンク8を回動すると、引っ
張り部材9が引かれるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来のソレノイド駆動装置では、それぞ
れのソレノイド3、4に取付台1、2をそれぞれ設けな
ければならず、構成が複雑であるとともに、リンク7、
8が接触して設けられているため、ソレノイド3又は4
のプランジャ3a又は4aが引かれる時に、リンク7,
8のぶつかり合いによる音が発生してうるさいという問
題があつた。
【0006】さらに、ソレノイド3,4として、必要な
トルク及びプランジャ3a、3bのストロークを確保す
るため、ソレノイド3,4の選定が困難であり、2つの
取付台1、2を設けているため、構成が大きくなり、他
機種への取付けが困難であるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、取付台にほぼ
平行に第1及び第2のソレノイドを装着し、又、前記取
付台に回動可能にリンクを設け、該リンクの回動軸に近
い部分に前記第2のソレノイドのプランジャを回動可能
に連結し、前記リンクの他端にネジが固定され、かつ該
ネジが長穴に挿入されて摺動可能に装着されたアームを
介して前記第1のソレノイドのプランジャを連結し、前
記第1及び第2のソレノイドで引っ張り部材を順次引く
ように連結したものである。
【0008】
【作用】本考案では、第1のソレノイドが作動すると、
そのプランジャが引き込まれ、それによってリンクが回
動し、引っ張り部材が引き下げられる。
【0009】次に、第2のソレノイドが作動すると、そ
のプランジャが引き込まれ、それによってリンクが回動
し、引っ張り部材がさらに引き下げられる。
【0010】
【実施例】図1は、本考案の1実施例のソレノイド駆動
装置の構成図で、取付台10に第1のソレノイド11及
び第2のソレノイド12が平行に装着され、又、取付台
10の隅に設けた支持部材13の支持軸14でリンク1
5が回動可能に装着されている。
【0011】このリンク15は図では三角形状に構成さ
れているが、L字形でもよく、さらに、このリンク15
の支持軸14に近い部分に第2のソレノイド12のプラ
ンジャ12aが支持軸12bで回動可能に連結されてい
る。
【0012】又、支持軸14から遠いリンク15の端部
近傍にネジ16が固定され、このネジ16はアーム17
の長穴17aに挿入されてアーム17が摺動可能に連結
されるとともに、このアーム17は第1のソレノイド1
1のプランジャ11aに支持軸11bできる回動可能に
連結されている。
【0013】さらに、リンク15の他端近傍にS環18
を介して鎖19の一端が連結され、鎖19の他端はS環
20を介して引っ張り部材21に連結されている。
【0014】図2は、本考案の1実施例のソレノイド駆
動装置を制御する制御装置のブロック図で、第1及び第
2のソレノイド11、12はドライバ22、23を介し
て制御装置24に接続され、この制御装置24にペダル
25、26が接続されている。
【0015】このように構成された本実施例のソレノイ
ド駆動装置では、図3に示すようにペダル27が押され
て第1のソレノイド11が作動され、プランジャ11a
が引かれると、アーム17はネジ16を介してリンク1
5を回動し、引っ張り部材21を引き下げる。
【0016】この時、第1のソレノイド11のプランジ
ャ11aが所定の位置まで移動したとき、さらにペダル
28が押されていると、制御装置24は第2ソレノイド
12を作動する。
【0017】ここで、第2のソレノイド12が作動さ
れ、プランジャ12aが引かれると、リンク15が回動
し、引っ張り部材21はさらに引き下げられるが、この
時、ネジ16がアーム17の長穴17aを摺動し、第1
のソレノイド11のプランジャ11aに影響されない。
【0018】次に、縫い終わって第1のソレノイド11
と第2のソレノイド12がオフになると、ミシン本体に
設けられた戻しバネ(図示せず)によって引っ張り部材
21が引かれ、リンク15が回動して第1のソレノイド
11、第2のソレノイド12の各プランジャ11a、1
2aが引っ張られて元に戻る。
【0019】本実施例は、このように第1及び第2のソ
レノイド11、12を順次駆動することにより、引っ張
り部材21を順次駆動し、さらに、第1及び第2のソレ
ノイド11、12のプランジャ11a、12aがリンク
15に連結されているので、音の発生を最小に押さえる
ことができる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のソレノイ
ド駆動装置では、第1及び第2のソレノイドを順次駆動
することにより、引っ張り部材を順次駆動し、さらに、
第1及び第2のソレノイドのプランジャが同一リンクに
連結されているので、音の発生を最小に押さえることが
でき、かつ、装置のコンパクト化が可能であるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例のソレノイド駆動装置の構成
図である。
【図2】図1の装置の動作を制御するブロック図であ
る。
【図3】図1の装置の動作を説明するための図である。
【図4】従来のソレノイド駆動装置の構成図である。
【符号の説明】
10 取付台 11 第1のソレノイド 12 第2のソレノイド 13 支持部材 14 支持軸 15 リンク 16 ネジ 17 アーム 21 引っ張り部材 22、23 ドライバ 24 制御装置 25、26 ペダル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付台にほぼ平行に第1及び第2のソレ
    ノイドを装着し、又、前記取付台に回動可能にリンクを
    設け、該リンクの回動軸に近い部分に前記第2のソレノ
    イドのプランジャを回動可能に連結し、前記リンクの端
    部にネジが固定され、かつ該ネジが長穴に挿入されて摺
    動可能に装着されたアームを介して前記第1のソレノイ
    ドのプランジャを連結し、前記第1及び第2のソレノイ
    ドで引っ張り部材を順次引くように連結したことを特徴
    とするソレノイド駆動装置。
JP9615291U 1991-11-22 1991-11-22 ソレノイド駆動装置 Expired - Lifetime JPH0726812Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9615291U JPH0726812Y2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ソレノイド駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9615291U JPH0726812Y2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ソレノイド駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0546006U JPH0546006U (ja) 1993-06-18
JPH0726812Y2 true JPH0726812Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=14157403

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9615291U Expired - Lifetime JPH0726812Y2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ソレノイド駆動装置

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JP2005259670A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Hirameki Kobo:Kk サーモアクチュエータ

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JPH0546006U (ja) 1993-06-18

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