JPH07264132A - 海底通信システム - Google Patents

海底通信システム

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Publication number
JPH07264132A
JPH07264132A JP6048992A JP4899294A JPH07264132A JP H07264132 A JPH07264132 A JP H07264132A JP 6048992 A JP6048992 A JP 6048992A JP 4899294 A JP4899294 A JP 4899294A JP H07264132 A JPH07264132 A JP H07264132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surge
signal
voltage
optical
alarm
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6048992A
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English (en)
Inventor
Masanori Toda
雅宣 戸田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は光海底ケーブル通信システムにおけ
る光海底中継器への給電装置に係り、供給回路にサージ
流入等の原因により信号のエラーが発生した際、その原
因を特定する給電装置に関し、雷サージが発生した場
合、その発生を適切に検出する給電装置を実現すること
を目的としている。更に、雷サージの波形も記録する給
電装置を実現することを目的とする。 【構成】 複数のデータ回線等の電気信号を、多重化
し、光信号に変換して光海底ケーブル及び、海底中継器
を介して伝送するとともに、海底中継器に光海底ケーブ
ルを介して定電流を供給する海底通信システムにおい
て、サージ検出部5と、警報処理部6と、サージ波形記
録部7とを設け、サージ検出部5にて給電路の電流値を
電圧値として検出し、警報処理部6にて該電圧値が所定
の範囲外であった場合にはアラーム信号を送出し、サー
ジ波形記録部7にて、該電圧値を格納して所定時間保持
し、該アラーム信号を送出された場合には、格納された
データを出力するもので構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光海底ケーブル、光海
底中継器を介して通信するシステムに係り、特に、給電
路にサージの流入が発生した際、該サージを検出する海
底通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は光海底ケーブルを用いた通信シス
テムの構成例を示す図である。図において、31,35
は光端局装置TTE(Terminal Transmission Equipmen
t )、32,34はケーブル終端装置CTE(Cable Te
rmination Equipment)、33は光海底中継器REP
(Repeater)、36,37は給電装置PFE(PowerFee
ding Equipment )、38,39はシステム監視装置S
SE(SystemSurveillans Equipment )をそれぞれ示し
ている。また細線は光ファイバーケーブル、太線は給電
線をそれぞれ示している。
【0003】TTE31において、図示しない複数の通
信回線が接続され、各信号を多重化し、光信号に変換
し、光ファイバーを介してCTE32に送出する。ま
た、REP33に定電流供給を行うPFE36からは、
給電線を介して定電流をCTE32に対して送出する。
CTE32においては、耐水圧、耐引っ張り強度構造の
光海底ケーブル中の光ファイバーにより光信号をREP
33に送出するとともに、CTE32において光海底ケ
ーブルの金属管を給電線として使用して定電流をREP
33へ供給する。
【0004】REP33では、CTE32から送出され
る定電流により各回路を動作させ、光信号を一旦電気信
号に変換し、増幅した後、再び光信号に変換して光海底
ケーブルを介してCTE34へ送出する。光海底ケーブ
ルの長いもの程、光信号を増幅する必要が生ずるため、
光海底中継器は、通常複数必要となる。更に、この光海
底中継器の中には、光信号のまま増幅するものも存在す
る。
【0005】CTE34では、光海底ケーブルからの光
信号と、定電流を、それぞれTTE35、PFE37へ
送出する。TTE35では、光信号を電気信号に変換
し、分離してそれぞれの電話回線に送出する。また、P
FE37では、負の電圧により定電流を受け取る。逆方
向の信号の伝送についても同様の動作がなされる。ここ
で、具体的なREP33へ定電流の供給の方法について
説明する。
【0006】REP33への定電流供給は、PFE36
を供給源として定電流供給が行われているが、この電流
は約1〜2A程度のものである。REP33に所望の電
流を与えるため、PFE36は、REPの数と、ケーブ
ルの損失分と、給電線の距離と、所望の電流値から定ま
る電圧の値を一定に保っている。また、対岸のPFE3
7についてもREP33に対し定電流給電をすることに
ついては同様であり、通常、一方のPFE36における
電圧が正とし、対岸のPFE37は負の電圧を与える構
成となっている。
【0007】また、以上のPFE36の給電状態におけ
る電圧、電流の監視を、SSE38にて行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この光海底システム
で、TTE等の装置には、給電線が分離されているの
で、データの伝送路に雷サージ等が流入することはな
く、データの異常が発生することはない。しかしなが
ら、PFEの給電線からREPにかけては、給電路とデ
ータ伝送路が一体的に形成されているため、サージ発生
の際、データの異常が発生してしまう。
【0009】給電線への雷サージ等の流入が発生した場
合には、給電線の電流値、電圧値に急峻な変動を発生す
る。給電電流の監視は、PFE36,37のアナログレ
コーダーによって行っている。しかしながら、このアナ
ログレコーダーは、PFE36,37の給電の電流値、
電圧値の正確さを監視するために設けられてものでた
め、それほど高速のものではない。そのため、サージ等
の流入が発生した場合にも記録が残っていない場合がほ
とんどであった。また、SSE38,39においても給
電電流の監視を行っているが、この監視は通常ディジタ
ルメータで行っている。しかし、このディジタルメータ
は、元々給電装置等のハードの故障発生を監視するため
に設けられたものであり、このため、供給電流を一定時
間毎に供給電流の最大、最小平均が記録される構成とな
っていたため、サージのような急峻な変化には追随でき
ないという欠点があった。
【0010】以上の低速なレコーダーの代わりに、高速
なものを使用すれば、サージ等の流入の発生を検出する
ことができる。しかしながら、高速なレコーダーでは必
然的に扱うデータの量も多くなり、この多量のデータを
SSE38,39に送出したのでは、データ処理を行う
処理装置が、かなり高性能のものを使用する必要が生ず
る。更に、この高速のレコーダーを用いてサージ等の波
形を記録しようとすると、サージの有無を問わず常に波
形のデータ格納を続けなければならないため、格納する
データは膨大な量となり、それに伴ってメモリの容量も
大きなものとなった。
【0011】本発明は、雷サージが発生した場合、その
発生を適切に検出する海底通信システムの実現を目的と
している。更に、雷サージの波形の記録の際にも、格納
するデータ量を低減させた海底通信システムを実現する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の原理図を図1に
示す。図1は本発明のPFEの原理図である。図におい
て、1は電流源、2は制御部、3は電流計、4は電圧
計、5はサージ検出部、6は警報処理部、7はサージ波
形記録部をそれぞれ示している。複数のデータ回線等の
電気信号を、多重化し、光信号に変換して光海底ケーブ
ル及び、海底中継器を介して伝送するとともに、前記海
底中継器に光海底ケーブルを介して定電流を供給する海
底通信システムで、サージ検出部5と、警報処理部6
と、サージ波形記録部7とを設け、サージ検出部5にて
給電路の電流値を電圧値として検出し、警報処理部部6
にて該電圧値が所定の範囲外であった場合にはアラーム
信号を送出し、サージ波形記録部7にて、サージ検出部
5から入力される電圧値の各々を順次入力し、所定時間
保持し、該アラーム信号を送出された場合には、格納さ
れたデータを出力するもので構成する。
【0013】以上の構成により上記課題を解決する。
【0014】
【作用】比較器13,14により、定電流に変動が生じ
た場合は変動の大きさに基づいてサージが発生したか否
かを判定することが可能となることである。また、サー
ジが発生した場合にはアラーム信号を発信し、サージの
波形を記録することが可能となる。更に、格納するデー
タの量を少なく抑えたサージ波形の記録が可能となる。
【0015】
【実施例】ここで、具体的なサージの検出の仕方を説明
する。図2は、本発明の一実施例を示す図である。図に
おいて、11はフォトカプラ、12はHPF(High Pas
s Filter)、13,14は比較器、15はラッチ回路、
16はA/D変換器、17は遅延回路、18はカウン
タ、19は発信器OSC(Oscillator)、20はデュア
ルポートRAMをそれぞれ示している。この例におい
て、電流変動−電圧変換手段としてフォトカプラ11を
使用している。
【0016】給電路に対して設けられたフォトカプラー
11が、電流の変動を検出する。電流の変動にしたがっ
て、HYP12における電位も変動する。よって、電流
の変動が激しい程、HYP12における電位は変動が激
しくなり、高周波成分が多くなる。この高周波成分はH
PF12にて抽出される。サージの発生による電流の変
動は急峻なものであることから、サージの変動のみを抽
出するためにはHYP12を用いることは有効な手段で
ある。また、電流変動−電圧変換手段として、フォトカ
プラ11を使用している。
【0017】比較器13において、抽出された電気信号
が所定の値であるVs1よりも高い場合はサージが流入し
たものと判断し、同様に、比較器14において、抽出さ
れた電気信号が所定の値であるVs2よりも低い値の場合
もサージが流入したものと判断する。この変動した成分
には、ノイズ等の混入による小さな変動も生ずることが
あり得るので、Vs1、Vs2の値は、サージによる大きな
変動のみを対象とした値に設定されるべきものである。
【0018】サージが流入した場合には、比較器13、
または14からのHレベル信号が出力され、これをラッ
チ回路15でラッチし、ALM信号としてHレベル信号
が送出される。更に、このALM出力はSSEによりR
ESETが入力されるまでされるまで保持される。以上
がサージを検出するための動作であるが、以下ではサー
ジ波形記録部7の動作を説明する。
【0019】HPF12にて抽出される電圧の高周波成
分をAD変換器20にてディジタル信号に変換する。次
に、OSC19により作動されるカウンタ18が、デュ
アルポートRAM21のアドレスを順次指定し、ディジ
タル信号を格納してゆく。このデュアルポートRAM2
1におけるデータの格納は、レジスタを順次動かして循
環的に格納してゆくものであり、最古のデータを消去し
て最新データを書き込む構成となっているため、サージ
が発生した際にも、そのままではサージ波形がいつかは
消去されてしまい、波形を読みだすことができなくなっ
てしまう。
【0020】そこで、サージが発生した際には、ラッチ
回路15のHレベル信号を、所定の時間分遅延させる遅
延回路17を介してカウンタ18に出力する。ここで、
該遅延回路における遅延時間は、一般的なサージの発生
時間より長い時間に設定される。カウンタ18では、遅
延回路17からの信号から、カウント動作を停止する。
この停止により、デュアルポートRAM21のディジタ
ルデータの格納が中断する。
【0021】SSEでは、ラッチ回路からのALM信号
を受け取ることでサージが発生したことを認識する。サ
ージの認識後、デュアルポートRAM21に格納されて
いるデータの内、遅延回路の設定分程度の時間分のデー
タを読みだして記録する。SSEの記録を見ることによ
り、サージの発生の時期、規模、場所を特定することが
可能となる。更に、以上の構成により、サージ波形を検
出した分、全て格納しておく必要がなくなる。
【0022】また、電流変動−電圧変換手段として、光
カプラー11の代わりに検出用コイルを用いても、その
効果としては同様のものが得られる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、給電路にサージが流入
した際に、サージを検出し、アラーム信号を送信し、サ
ージの波形を格納することが可能となる。更に、格納す
るデータ量を低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】光海底通信システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 電流源 2 制御部 3 電流計 4 電圧計 5 サージ検出部 6 警報処理部 7 サージ波形記録部 11 フォトカプラ 12 HPF 13,14 比較器 15 ラッチ回路 20 遅延回路 21 デュアルポートRAM 31,35 TTE 32,34 CTE 33 REP 36,37 PFE 38,39 SSE

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ回線等の電気信号を、多重
    化し、光信号に変換して光海底ケーブル及び、海底中継
    器を介して伝送するとともに、前記海底中継器に光海底
    ケーブルを介して定電流を供給する海底通信システムに
    おいて、 サージ検出部(5)と、警報処理部(6)と、サージ波
    形記録部(7)とを設け、 前記サージ検出部にて給電路の電流値を電圧値として検
    出し、 前記警報処理部にて該電圧値が所定の範囲外であった場
    合にはアラーム信号を送出し、 前記サージ波形記録部にて、前記サージ検出部から入力
    される前記電圧値を順次入力し、所定時間保持し、前記
    アラーム信号が送出された場合に、保持されているデー
    タを出力することを特徴とする海底通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の海底通信システムにお
    いて、 前記サージ検出部が電流変動−電圧変換手段と比較器
    (13,14)を有し、前記電流変動−電圧変換手段に
    て前記給電路の電流値を電圧値として検出し、前記比較
    器にて該電圧値が所定の範囲外であるかを検出し、検出
    結果を前記警報処理部へ送出し、 前記警報処理部がラッチ手段(15)を有して、該検出
    結果をラッチするとともに、アラーム信号を送出し、 前記サージ波形記録部が、遅延回路(17)、カウンタ
    (18)、AD変換器(20)、記憶手段(21)を有
    して、前記AD変換器にてディジタル化された前記サー
    ジ検出部から入力する電圧値を前記カウンタの値にて指
    定される記憶手段のアドレスに格納し、アラーム信号発
    生した場合、所定時間後に前記遅延回路から出力される
    格納停止信号より、前記記憶手段へのデータ格納を停止
    するとともに、該記憶手段ののデータを出力することを
    特徴とする海底通信システム。
JP6048992A 1994-03-18 1994-03-18 海底通信システム Withdrawn JPH07264132A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6048992A JPH07264132A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 海底通信システム

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JP6048992A JPH07264132A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 海底通信システム

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Publication Number Publication Date
JPH07264132A true JPH07264132A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12818721

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6048992A Withdrawn JPH07264132A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 海底通信システム

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JP (1) JPH07264132A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076506A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Nec Corp 光モジュールの異常検出方法及びその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20010605