JPH07257516A - 空袋供給機の空袋供給装置 - Google Patents

空袋供給機の空袋供給装置

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JPH07257516A
JPH07257516A JP5023694A JP5023694A JPH07257516A JP H07257516 A JPH07257516 A JP H07257516A JP 5023694 A JP5023694 A JP 5023694A JP 5023694 A JP5023694 A JP 5023694A JP H07257516 A JPH07257516 A JP H07257516A
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JP
Japan
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empty bag
bag
empty
plate
suction
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Application number
JP5023694A
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English (en)
Inventor
Takashi Higashiya
隆志 東谷
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NAGASAKI KIKI Manufacturing CO Ltd
Original Assignee
NAGASAKI KIKI Manufacturing CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空袋群を装填するカセット箱の上方から精度良
く1枚ずつ取り出しながら供給用滑板側へ有効に供給可
能とする。 【構成】カセット箱(A)内の空袋(1)の底部(1
a)側を複数の吸着パット(2)により吸着しながら引
きずり出すとともに、袋詰め装置の供給側となる傾斜面
の供給用滑板(3)上に供給できるように構成した空袋
供給機において、前記吸着パット(2)から空袋(1)
の開口部(1b)側に寄る近傍位置には、吸着パット
(2)の吸着始め位置と略同じ高さにして吸着パット
(2)とともに上下動できる袋押え板(4)を装備し、
前記滑板(3)の上端側に軸架した送り出しローラ
(5)と前記カセット箱(A)との間の上下には、先端
側が上下動自在となる短い送り込み補助ベルト(6)と
幅広の長い送り出しベルト(7)を相互に逆転するよう
配備して構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空袋群を装填するカセ
ット箱の上方から1枚ずつ取り出して供給用滑板側へ有
効に供給することができる空袋供給機の空袋供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、カセット箱内の空袋の底部側を
複数の吸着パットにより吸着しながら引きずり出すとと
もに、袋詰め装置の供給側となる傾斜面の供給用滑板上
に供給できるように構成した空袋供給機において、例え
ば実公昭61−28721号公報や実公昭63−534
号公報にみられるように、カセット箱内に装填された空
袋の最上方のものの底部に吸着させる吸着パットにより
最上袋を引きずりだしながら押さえローラや送り出しロ
ーラにより供給用滑板上へ送り出す供給装置は知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸着パ
ットは単純な下動をして空袋を吸着しているので、最上
袋と次の袋との摩擦および静電気や、空気(真空)の状
況により2枚取りや次の空袋がずれたりしており、ま
た、吸着パットにより取り出した空袋をそのまま、押さ
えローラや送り出しローラにより取り込んで送り出すだ
けとなっていたので、空袋がよじれたり、カセット箱側
で位置ずれが生じていた場合には、送り込みミスが発生
して空袋の供給性能があまり良くない、といった不具合
を呈していた。
【0004】また、そのような問題点に加え、カセット
箱内に装填する空袋群を吸着パットにより1枚ずつ上方
から取り出しながら送り出す性能が全般的に良くない、
といった問題点がいまだ解決されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
そのような不具合を解決し、カセット箱内から空袋を確
実に1枚ずつ取り出して滑板側へ精度良く送り出し可能
とするものであり、そのため、吸着パットから空袋の開
口部側に寄る近傍位置には、吸着パットの吸着始め位置
と略同じ高さにして吸着パットとともに上下動できる袋
押え板を装備し、滑板の上端側に軸架した送り出しロー
ラと前記カセット箱との間の上下には、先端側が上下動
自在となる短い送り込み補助ベルトと幅広の長い送り出
しベルトを相互に逆転するよう配備して構成したもので
ある。
【0006】本発明の第2の目的は、吸着パットによる
空袋の2枚取りなどを防止可能とするものであり、その
ため、袋押さえ板の反対側となる吸着パットの近傍位置
には該吸着パットと略同じ高さとなる前方袋押さえ板を
装備して構成したものである。
【0007】本発明の第3の目的は、吸着パットの前後
で有効に袋押さえ可能とするものであり、そのため、袋
押さえ板および前方袋押さえ板は幅狭で横長の平板にし
て構成したものである。
【0008】本発明の第4の目的は、カセット箱内の空
袋を有効に上下動可能とするものであり、そのため、カ
セット箱は固定した4周辺のガイド枠と、エアシリンダ
により上下動させる底板と、空袋検出センサとにより構
成したものである。
【0009】本発明の第5の目的は、カセット箱内の空
袋の上端を有効にレベルコントロール可能とするもので
あり、そのため、カセット箱の上部には空袋確認用光電
センサを装備して構成したものである。
【0010】本発明の第6の目的は、底部側が厚くなっ
てしまう平積みの空袋の最上面がフラットとなるように
カセット箱内に装填可能とするものであり、そのため、
カセット箱内底板の一端側には空袋の底部側を支持でき
るとともに上方に向け押圧力を付勢した折曲自在の支持
板を連設して構成したものである。
【0011】本発明の第7の目的は、平積みにした空袋
群の底部の厚みに適応するよう支持板を調整可能とする
ものであり、そのため、支持板の下面には該支持板に上
方への押圧力を与えることができる移動調節自在のバラ
ンスウエイトを取付けて構成したものである。
【0012】本発明の第8の目的は、カセット箱上から
送り出しベルト上にかけての空袋の移動をスピードアッ
プ可能とするものであり、そのため、カセット箱の上方
と送り出しベルトの上方との間にはその間を移動する吸
着パットの支持部の位置を検出できる前方・後方接近確
認センサを配備して構成したものである。
【0013】
【作用】したがって、カセット箱内の最上袋の底部に吸
着する吸着パットを上動させながら空袋の底部側を上方
へ取り出す際、その吸着パットの近傍となる空袋の開口
部側寄り上面を袋押さえ板により押さえることにより、
2枚取りや次の空袋がずれることなく有効に取り出すこ
とができることになり、また、取り出した空袋がよじれ
たり、カセット箱側で位置ずれが生じていても、送り出
しベルト上に安定良く供給することができて、先端側を
上下動させることができる送り込み補助ベルトにより空
袋がめくれるようなことなくそのまま整然と取り込んで
滑板側へ有効に送り出して供給することができる。
【0014】前方袋押さえ板を取付けたことにより、吸
着パットによる吸着の際に空袋の底部先端側を前方袋押
さえ板で押さえながら、袋の移動が整然と行われるよう
フラットにすることができる。
【0015】袋押さえ板および前方袋押さえ板を幅狭で
横長の平板にすることにより、空袋が横幅方向に撓んだ
りしないようフラット状に正確に押さえることができ
る。
【0016】カセット箱内の底板をエアシリンダにより
上下動できるようにすると、カセット箱内に空袋をルー
ズに供給しても、底板の上昇によりガイド枠内で空袋を
取り出し側の上方へ整然と上昇させることができること
になり、しかも、空袋検出センサにより箱内の空袋を有
効に検出できる。
【0017】カセット箱の上部に空袋確認用光電センサ
を装備することにより、該センサによってカセット箱内
の最上袋のレベルを検出できることになって、吸着パッ
トが吸着しやすいように、しかも取り出しシリンダーの
ストロークが短かくてすむため上昇のスピードアップに
なり、また有効にレベルコントロールができる。
【0018】カセット箱内底板の一端側に折曲自在の支
持板を連設したことにより、底板上に平積みされた空袋
群の厚くなっている底部側を支持板が傾斜して底受けし
ながら、吸着パットが吸着しやすいように最上袋をフラ
ットにすることができることになり、空袋が少なくなっ
てくると、支持板は上方に押圧されて、常に最上袋がフ
ラットになるよう傾斜変更しながら空袋全体の底部を持
ち上げることができる。
【0019】支持板の下面にバランスウエイトを移動調
節自在に取り付けると、空袋群の底部の厚みに適応する
押圧力を与えることができるように、バランスウエイト
を移動させて調整できる。
【0020】吸着パットの支持部の位置を前方・後方接
近センサにより検出できるようにすると、吸着パットが
カセット箱上から空袋を吸着して送り出しベルト上に供
給する移動の時間をスピードアップさせることができ
て、作業性を一段と向上させることができる。
【0021】
【実施例】図2は空袋供給機を概略示した側面図であ
り、横方向に長くなる支持台18の上部には平行の両レ
ール19、19を固設し、2つのカセット箱A、Aを支
持する支持枠20より垂設した4個の転輪21を両レー
ル19、19に載置するとともに、カセット箱移動シリ
ンダ22により両カセット箱A、Aを横方向に移動可能
にして、支持台18の横方向中間部にはカセット箱定位
置リミットスイッチ23を配備し、支持台18の横方向
中央部中心位置には支持台18の上方へ延出することが
できるカセット箱昇降エアシリンダ10を立設して構成
する。
【0022】2つの前記カセット箱A、Aは、空袋1を
装入できるその4周辺に配設した垂立の各ガイド枠9の
下部を前記支持枠20上にそれぞれ固設するとともに、
各ガイド枠9の内方に嵌装した水平の底板11の下方に
は支持枠板24を固設し、前記エアシリンダ10の上端
部の押上板10aを支持枠板24の底面に当てて底板1
1を上下動させうるようにして構成し、また、両カセッ
ト箱A、Aの下部には空袋検出センサ12を装備すると
ともに、両カセット箱A、Aの上部両側には発光素子と
受光素子からなる空袋確認用光電センサ13をそれぞれ
装備して構成する。
【0023】前記底板11の一端側には先端部14aが
上方に起立して空袋1の底部1a側を載置することがで
きる支持板14の基部をヒンジ25、25を介して折曲
自在に枢着し、支持板14の下面から底板11の下方に
まで延設した両アーム26、26の先端部にはセットボ
ルト27により固定して移動調節ができるバランスウエ
イト15、15をそれぞれ装着し、該バランスウエイト
15の重量により支持板14を上方へ押圧付勢可能にし
て構成するが、バランスウエイト15の移動調節はモー
タなどのアクチュエータにより行なえるようにしても良
い。
【0024】また、支持板14に対し上方に向け押圧力
を付勢する手段としてばねなどを用いることもできる。
【0025】前記支持台18の中央前方には該支持台1
8より高い供給支持台28を連設し、中央位のカセット
箱Aの前端側に接近する供給支持台28の後部上方には
空袋1用の捌き装置29を配備し、供給支持台28の前
方には、袋詰め装置(図示省略)の供給側となって傾動
シリンダ30により傾斜調節自在の供給用滑板3を斜設
するが、該滑板3には、高さ規制真空装置31、上部セ
ンサ32、空袋の横規制装置33、下部センサ34、袋
高さ規制装置35などを配備して構成する。
【0026】前記供給支持台28の上方には前記滑板3
の上端上方から前記捌き装置29の近傍位置まで水平に
延出してモータ36によって駆動する幅広の長い送り出
しベルト7を配備し、該送り出しベルト7の終端部7a
上方には送り出しベルト7とは逆方向に回転駆動される
1個の送り出しローラ5aと2個の送り出しローラ5を
並設し、前記送り出しローラ5aの軸部37からは2本
の短い送り込み補助ベルト6を前記送り出しベルト7の
上方へ延設するとともに、両送り込み補助ベルト6、6
の先端部を連結する支持体38の中間部には上方の送り
込み補助シリンダ39の下部を連結して、該シリンダ3
9の作動により両送り込み補助ベルト6、6が軸部37
中心に回動して先端部が上下動しながら傾斜変更できる
ように設け、前記シリンダ39の近傍には復帰確認スイ
ッチ40を配備して構成する。
【0027】中央位となるカセット箱Aの上方位にはカ
セット箱A内の空袋1の底部1a側を吸着して上動させ
ることができる3個の吸着パット2を装備するが、該吸
着パット2を支持する支持部16の支持枠体16aを両
側のレール41に沿って袋差シリンダ42により前後動
させうるように設け、前記支持枠体16aの下部下方に
は背面視L字状となる支持枠体43を、2本のガイド杆
44の案内および袋持上げシリンダ45の伸縮により上
下動可能に架設し、前記支持枠板43より垂設した両支
持片49、49には両回動アーム46、46の基部を枢
着するとともに、両回動アーム46、46の先端部間に
連結したパット支持板47に3個の前記吸着パット2を
装着し、前記支持枠板43の側方上部と一方の回動アー
ム46との間に袋持上げ穂状シリンダ48を介装して構
成する。
【0028】また、各吸着パット2から空袋1の開口部
1b側に寄る近傍位置には、吸着パット2の吸着始め位
置と略同じ高さとなって幅狭で横長の平板製にした袋押
さえ板4を両支持片49、49の下端部に固設し、前記
袋押さえ板4の反対側となる各吸着パット2の近傍位置
には、吸着パット2と略同じ高さとなって幅狭で横長の
平板製にした前方袋押さえ板8を前記パット支持板47
に固設して構成するが、前記袋押さえ板4および前方袋
押さえ板8は各吸着パット2に対応するよう分断した
り、横方向に少しくずれるようにして取付けることもで
きる。
【0029】また、前記袋差シリンダ42の近傍には前
進・後退確認センサ50a、50bを配備するととも
に、前記カセット箱Aの上方と送り出しベルト7の上方
との間には、その間を移動する前記支持部16の位置を
検出できる前方・後法接近確認センサ17a、17bを
配備して構成する。
【0030】したがって、図5に示すように、袋持上げ
シリンダ45により下動させてカセット箱A内の最上空
袋1の底部1a側に各吸着パット2を吸着させてから、
図7に示すように、袋持上げ補助シリンダ48を作動さ
せて空袋1の底部1a側を上方へ取り出す際には、各吸
着パット2の近傍となる空袋1の開口部1b側寄り上面
を袋押さえ板4で押さえるので、2枚取りや次の空袋1
がずれることなく有効に取り出すことができることにな
り、また、各吸着パット2により取り出した空袋1を、
袋持上げシリンダ45により持上げながら袋差シリンダ
42により移動させると、その空袋1がよじれたり、カ
セット箱A側で位置ずれが生じていても、送り出しベル
ト7上に安定良く供給することができて、先端側を送り
込み補助シリンダ39により上下動させて傾斜させるこ
とができる送り込み補助ベルト6、6により空袋1がめ
くれるようなことなくそのまま整然と取り込んで滑板3
側へ有効に送り出して供給することができる。
【0031】前方袋押さえ板8を取り付けると、図7に
示すように、吸着パット2により吸着して持上げる際
に、空袋1の底部1a先端側を前方袋押さえ板8で押さ
えながら、袋の移動が整然と行われるようフラットにす
ることができる。
【0032】袋押さえ板4および前方袋押さえ板8を幅
狭で横長の平板製にすると、空袋1が横幅方向に撓んだ
りしないようフラット状に正確に押さえることができ
る。
【0033】カセット箱A内の底板11をエアシリンダ
10により上下動させると、カセット箱A内に空袋1を
ルーズに供給しても、底板11の上昇によりガイド枠9
内で空袋1を取り出し側の上方へ整然と上昇させること
ができることになり、また、空袋検出センサ12により
箱内の空袋1を有効に検出できることになる。
【0034】カセット箱Aの上部に空袋確認用光電セン
サ13を装備すると、該センサ13によってカセット箱
A内の最上空袋1のレベルを検出できることになって、
吸着パット2が正確に吸着できるように、しかもスピー
ドアップして有効にレベルコントロールができる。
【0035】カセット箱A内の底板11の一端側に、上
方に向け押圧力を付勢された折曲自在の支持板14を連
設すると、図8に示すように、底板11上に平積みされ
た空袋1群の厚くなっている底部1a側を指示板14が
傾斜して底受けしながら、吸着パット2が吸着しやすい
ように最上段をフラットにすることができることにな
り、図9および図10に示すように、空袋1が少なくな
ってくると、支持板14は上方に押圧されて、常に最上
の空袋1がフラットになるよう傾斜変更しながら空袋1
全体の底板1a側を持上げることができることになる。
【0036】支持板14の下面にバランスウエイト15
を移動調節自在に取り付けると、空袋1群の底部1a側
の厚みに適応する押圧力を与えることができるように、
バランスウエイト15を移動させて調節できることにな
る。
【0037】吸着パット2の支持部16の移動を前方・
後方接近確認センサ17a、17bにより検出できるよ
うにすると、吸着パット2がカセット箱A上から空袋1
を吸着して送り出しベルト7上に供給する移動の時間を
スピードアップさせることができて、作業性を一段と向
上させることができる。
【0038】
【発明の効果】このように本発明は、カセット箱(A)
内の最上空袋(1)の底部(1a)側に吸着する吸着パ
ット(2)を上動させながら空袋(1)の底部(1a)
側を上方へ取り出す際、その吸着パット(2)の近傍と
なる空袋(1)の開口部(1b)側寄り上面を袋押さえ
板により押さえることになって、2枚取りや次の空袋が
ずれることなく整然と有効に取り出すことができること
になり、また、取り出した空袋(1)がよじれたり、カ
セット箱(A)側で位置ずれが生じていても、幅広い送
り出しベルト(7)上に安定良く供給することができ
て、先端側を上下動させることができる送り込み補助ベ
ルト(6)により空袋(1)がめくれるようなことなく
そのまま整然と取り込んで良好に送り出すことができる
ことになり、カセット箱(A)からの取り出しと滑板
(3)側への送り出しを性能良く有効に行なうことがで
きる。
【0039】吸着パット(2)の近傍位置に前方袋押さ
え板(8)を取付けると、吸着パット(2)により吸着
して引き上げる際に空袋(1)の底部(1a)先端側を
前方袋押さえ板(8)で押さえながらフラットにするこ
とができることになって、送り出しベルト(7)上への
送り出しをスムーズに行なわせることができるととも
に、送り込み補助ベルト(6)の下方へ良好に送り出す
ことができる。
【0040】袋押さえ板(4)および前方袋押さえ板
(8)を幅狭で横長の平板製にすると、空袋(1)が横
幅方向に撓んだりしないようフラット状に有効に押さえ
ることができる。
【0041】カセット箱(A)内の底板(11)をエア
シリンダ(10)により上下動できるようにすると、カ
セット箱(A)内に空袋(1)をルーズに供給しても、
底板(11)の上昇によりガイド枠(9)内で空袋
(1)を取り出し側の上方へ整然と上昇させることがで
きることになり、また、空袋検出センサ(12)により
箱内の空袋(1)を有効に検出できる。
【0042】カセット箱(A)の上部に空袋確認用光電
センサ(13)を装備すると、該センサ(13)により
カセット箱(A)内の最上空袋(1)のレベルを検出で
きることになって、吸着パット(2)が吸着しやすいよ
うに、しかもスピードアップして有効にレベルコントロ
ールができる。
【0043】カセット箱(A)内底板(11)の一端側
に上方への押圧力を付勢された折曲自在の支持板(1
4)を連設すると、底板(11)上に平積みされた空袋
(1)群の厚くなっている底部(1a)側を支持板(1
4)が傾斜して底受けしながら、吸着パットが吸着しや
すいように最上の空袋(1)全体ををフラットにするこ
とができることになり、空袋(1)が少なくなってくる
と、支持板(14)は上方に押圧されて、常に最上の空
袋(1)がフラットとなるよう傾斜変更しながら空袋
(1)の底部(1a)側を有効に持ち上げることができ
る。
【0044】支持板(14)の下面に、上方へ押圧力を
付勢させるバランスウエイト(15)を移動調節自在に
取り付けると、その移動調節により、空袋(1)群の底
部(1a)の厚みに適応する押圧力を支持板(14)に
与えることができる。
【0045】吸着パット(2)の支持部(16)の移動
を前方・後方接近センサ(17a)、(17b)により
検出できるようにすると、吸着パット(2)がカセット
箱(A)上から空袋(1)を吸着して送り出しベルト
(7)上に供給する移動の時間をスピードアップさせる
ことができて、作業性を一段と向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を概略示した側面図であ
る。
【図2】空袋供給機を概略示した側面図である。
【図3】図2の一部の右側面を概略示した背面図であ
る。
【図4】図2の一部を概略示した平面図である。
【図5】図1の一部を拡大して示した側面図である。
【図6】図3の一部を拡大して示した背面図である。
【図7】図5の作動状態を示した作動説明図である。
【図8】図1の一部で示す作動説明図である。
【図9】図8の作動状態を示す作動説明図である。
【図10】図9の作動状態を示す作動説明図である。
【符号の説明】
A カセット箱 1 空袋 1a 底部 1b 開口部 2 吸着パット 3 滑板 4 袋押さえ板 5 送り出しローラ 6 送り込み補助ベルト 7 送り出しベルト 8 前方袋押さえ板 9 ガイド枠 10 エアシリンダ 11 底板 12 空袋検出センサ 13 空袋確認用光電センサ 14 支持板 15 バランスウエイト 16 支持部 17a 前方接近確認センサ 17b 後方接近確認センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 3/54 310 B 8712−3F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット箱(A)内の空袋(1)の底部
    (1a)側を複数の吸着パット(2)により吸着しなが
    ら引きずり出すとともに、袋詰め装置の供給側となる傾
    斜面の供給用滑板(3)上に供給できるように構成した
    空袋供給機において、前記吸着パット(2)から空袋
    (1)の開口部(1b)側に寄る近傍位置には、吸着パ
    ット(2)の吸着始め位置と略同じ高さにして吸着パッ
    ト(2)とともに上下動できる袋押え板(4)を装備
    し、前記滑板(3)の上端側に軸架した送り出しローラ
    (5)と前記カセット箱(A)との間の上下には、先端
    側が上下動自在となる短い送り込み補助ベルト(6)と
    幅広の長い送り出しベルト(7)を相互に逆転するよう
    配備して構成したことを特徴とする空袋供給機の空袋供
    給装置。
  2. 【請求項2】袋押さえ板(4)の反対側となる吸着パッ
    ト(2)の近傍位置には該吸着パット(2)と略同じ高
    さとなる前方袋押さえ板(8)を装備してなる請求項1
    記載の空袋供給機の空袋供給装置。
  3. 【請求項3】袋押さえ板(4)および前方袋押さえ板
    (8)は幅狭で横長の平板にしてなる請求項2記載の空
    袋供給機の空袋供給装置。
  4. 【請求項4】カセット箱(A)は固定した4周辺のガイ
    ド枠(9)と、エアシリンダ(10)により上下動させ
    る底板(11)と、空袋検出センサ(12)とからなる
    請求項1、2または3記載の空袋供給機の空袋供給装
    置。
  5. 【請求項5】カセット箱(A)の上部には空袋確認用光
    電センサ(13)を装備してなる請求項1、2、3また
    は4記載の空袋供給機の空袋供給装置。
  6. 【請求項6】カセット箱(A)内底板(11)の一端側
    には空袋(1)の底部(1a)側を支持できるとともに
    上方に向け押圧力を付勢した折曲自在の支持板(14)
    を連設してなる請求項1、2、3、4または5記載の空
    袋供給機の空袋供給装置。
  7. 【請求項7】支持板(14)の下面には該支持板(1
    4)に上方への押圧力を与えることができる移動調節自
    在のバランスウエイト(15)を取付けてなる請求項6
    記載の空袋供給機の空袋供給装置。
  8. 【請求項8】カセット箱(A)の上方と送り出しベルト
    (7)の上方との間にはその間を移動する吸着パット
    (2)の支持部(16)の位置を検出できる前方・後方
    接近確認センサ(17a)、(17b)を配備してなる
    請求項1、2、3、4、5、6または7記載の空袋供給
    機の空袋供給装置。
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