JPH07253935A - コンピュータのデータ保護装置 - Google Patents

コンピュータのデータ保護装置

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JPH07253935A
JPH07253935A JP6043630A JP4363094A JPH07253935A JP H07253935 A JPH07253935 A JP H07253935A JP 6043630 A JP6043630 A JP 6043630A JP 4363094 A JP4363094 A JP 4363094A JP H07253935 A JPH07253935 A JP H07253935A
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JP
Japan
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disk
identification information
cache memory
computer
memory
Prior art date
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Application number
JP6043630A
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English (en)
Inventor
Asako Ono
麻子 小野
Naoki Fujii
直樹 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディスクキャッシュメモリを不揮
発性とすることにより、不測の電源オフ等による内容の
消去を阻止し、不整合の阻止を図る。 【構成】 ディスクキャッシュメモリ及びディスクを備
えたコンピュータにおいて、ディスクキャッシュメモリ
(1)を不揮発性メモリで構成し、コンピュータ本体の
起動指令の入力に対応してディスクキャッシュメモリの
内容をディスク(9)に書き込むコンピュータのデータ
保護装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクキャッシュメ
モリの内容を必要に応じてディスクに書込むコンピュー
タのデータ保護装置に係わり、特に再起動のときに、デ
ィスクキャッシュメモリの内容を保持して対応するディ
スクに書込むことにより、整合性を向上し得るコンピュ
ータのデータ保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データを保存可能なコンピュー
タには、アクセス速度の速いディスクキャッシュメモリ
及び大きな記憶容量をもつディスクが用いられている。
この種のディスクキャッシュメモリ及びディスクには、
データ保存のための書込要求が生じた場合、書込要求に
該当するデータがディスクキャッシュメモリ及びディス
クの両方に書込まれるという方式が適用可能である。
【0003】しかしながら係る方式では、書込要求が生
じる毎にディスクへの書込を実行するため、処理が遅く
なってしまう。そこで、処理の高速化を図る観点から、
書込要求が生じた際に、アクセス速度の遅いディスクに
はデータを書込まず、アクセス速度の速いディスクキャ
ッシュメモリにのみデータを書込み、所定周期が経過す
る毎か、メモリ容量が一杯のとき又はユーザからフラッ
シュ要求を受けたときのみ、ディスクキャッシュメモリ
の内容をディスクに書込むという方式のコンピュータが
広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなコンピュータでは、ディスクキャッシュメモリの内
容がディスクに書込まれる前に強制的な電源オフ又はリ
セットがある場合、再起動時にディスクキャッシュメモ
リの内容が消去されることから、次のディスクアクセス
時にディスク上にデータの不整合が発生するという問題
がある。
【0005】また、消去されるディスクキャッシュメモ
リの内容がファイル管理情報あるいはファイル制御情報
である場合、ファイルの不整合が発生してファイルが使
用不可となる可能性がある。
【0006】さらに、電源オフ時にディスクが変更され
た場合、再起動に伴ってディスクキャッシュメモリの内
容を変更後のディスクに書込んだときに、このディスク
の内容を壊してしまうという問題がある。
【0007】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、ディスクキャッシュメモリを不揮発性とすることに
より、不測の電源オフ等による内容の消去を阻止し、不
整合を阻止し得るコンピュータのデータ保護装置を提供
することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、停止のときに
ディスクキャッシュメモリの内容を保持し、再起動のと
きに保持内容を対応するディスクに書込むことにより、
整合性を保障し得ることにある。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、ディスクの
識別情報を不揮発性メモリに保持することにより、停止
時にディスクが変更されていても、ディスクキャッシュ
メモリの内容とディスクとの整合性を保障して信頼性を
向上し得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、ディスクキャッシュメモリ及びディスクを備えたコ
ンピュータにおいて、前記ディスクキャッシュメモリを
不揮発性メモリで構成し、前記コンピュータ本体の起動
指令の入力に対応して前記ディスクキャッシュメモリの
内容を前記ディスクに書込むコンピュータのデータ保護
装置である。
【0011】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するコンピュータのデータ保護装置において、
接続されたディスクから当該ディスクの識別情報を読取
り、この識別情報を前記ディスクキャッシュメモリに書
込む識別情報書込手段と、前記コンピュータ本体の起動
指令の入力に対応して現在接続中のディスクの識別情報
を読取り、この識別情報及び前記識別情報書込手段によ
り書込まれたディスクキャッシュメモリ内の識別情報を
比較する識別情報比較手段と、この識別情報比較手段に
よる比較の結果、両者が一致したとき、前記ディスクキ
ャッシュメモリの内容を前記ディスクに書込むディスク
書込手段と、前記識別情報比較手段による比較の結果、
両者が不一致のとき、前記ディスクキャッシュメモリの
内容を消去し、前記現在接続中のディスクの識別情報を
前記ディスクキャッシュメモリに書込むメモリ内容変更
手段とを備えたコンピュータのデータ保護装置である。
【0012】また、請求項3に対応する発明は、請求項
2に対応するコンピュータのデータ保護装置において、
前記メモリ内容変更手段に代えて、前記識別情報比較手
段による比較の結果、両者が不一致のとき、ディスク変
更要求を送出するディスク変更要求手段と、このディス
ク変更要求手段によりディスク変更要求が送出される
と、ディスクの変更を検出したとき、前記識別情報比較
手段を再起動させる再比較要求手段とを備えたコンピュ
ータのデータ保護装置である。
【0013】さらに、請求項4に対応する発明は、請求
項2に対応するコンピュータのデータ保護装置におい
て、前記メモリ内容変更手段に代えて、前記識別情報比
較手段による比較の結果、両者が不一致のとき、エラー
情報を送出し、処理を中止する処理中止手段とを備えた
コンピュータのデータ保護装置である。
【0014】また、請求項5に対応する発明は、請求項
2に対応するコンピュータのデータ保護装置において、
前記メモリ内容変更手段に代えて、前記識別情報比較手
段による比較の結果、両者が不一致のとき、前記ディス
クキャッシュメモリへのアクセスを阻止するメモリアク
セス阻止手段と、このメモリアクセス阻止手段によるア
クセス阻止が実行されるとき、前記ディスクへのアクセ
スを許可するディスクアクセス許可手段とを備えたコン
ピュータのデータ保護装置である。
【0015】さらに、請求項6に対応する発明は、請求
項5に対応するコンピュータのデータ保護装置におい
て、前記メモリアクセス阻止手段による阻止及び前記デ
ィスクアクセス許可手段による許可が実行されたとき、
前記ディスクの変更を検出すると、当該変更されたディ
スクの識別情報を読取り、この識別情報及び前記ディス
クキャッシュメモリ内の識別情報を比較する変更情報比
較手段と、この変更情報比較手段による比較の結果、両
者が一致したとき、前記ディスクアクセス許可手段によ
る許可及び前記メモリアクセス阻止手段による阻止を解
除し、前記ディスクキャッシュメモリの内容を前記変更
されたディスクに書込む変更ディスク書込手段とを備え
たコンピュータのデータ保護装置である。
【0016】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、ディスクキャッシュメモリ
を不揮発性メモリで構成し、コンピュータ本体の起動指
令の入力に対応してディスクキャッシュメモリの内容を
ディスクに書込むので、不測の電源オフ等による内容の
消去を阻止し、停止のときにディスクキャッシュメモリ
の内容を保持し、再起動のときに保持内容を対応するデ
ィスクに書込むことにより、整合性を保障することがで
きる。
【0017】また、請求項2に対応する発明は、識別情
報書込手段が、接続されたディスクから当該ディスクの
識別情報を読取り、この識別情報をディスクキャッシュ
メモリに書込み、識別情報比較手段が、コンピュータ本
体の起動指令の入力に対応して現在接続中のディスクの
識別情報を読取り、この識別情報及び識別情報書込手段
により書込まれたディスクキャッシュメモリ内の識別情
報を比較し、ディスク書込手段が、この識別情報比較手
段による比較の結果、両者が一致したとき、ディスクキ
ャッシュメモリの内容をディスクに書込み、メモリ内容
変更手段が、識別情報比較手段による比較の結果、両者
が不一致のとき、ディスクキャッシュメモリの内容を消
去し、現在接続中のディスクの識別情報をディスクキャ
ッシュメモリに書込むので、請求項1に対応する作用に
加え、ディスクの識別情報を不揮発性メモリに保持する
ことにより、停止時にディスクが変更されていても、変
更前のディスクに書込むべき内容を変更後のディスクに
書込むという誤動作を阻止でき、もって、ディスクキャ
ッシュメモリの内容とディスクとの整合性を保障して信
頼性を向上させることができる。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項2に対応するメモリ内容変更手段に代えて、ディスク
変更要求手段が、識別情報比較手段による比較の結果、
両者が不一致のとき、ディスク変更要求を送出し、再比
較要求手段が、このディスク変更要求手段によりディス
ク変更要求が送出されると、ディスクの変更を検出した
とき、識別情報比較手段を再起動させるので、請求項2
に対応する作用に加え、変更前のディスクへの変更を促
すので、迅速な対応を期待することができる。
【0019】また、請求項4に対応する発明は、請求項
2に対応するメモリ内容変更手段に代えて、処理中止手
段が、識別情報比較手段による比較の結果、両者が不一
致のとき、エラー情報を送出し、処理を中止するので、
請求項2に対応する作用に加え、エラー情報を通知して
処理を中止するので、迅速な対応を期待することができ
る。
【0020】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項2に対応するメモリ内容変更手段に代えて、メモリア
クセス阻止手段が、識別情報比較手段による比較の結
果、両者が不一致のとき、ディスクキャッシュメモリへ
のアクセスを阻止し、ディスクアクセス許可手段が、こ
のメモリアクセス阻止手段によるアクセス阻止が実行さ
れるとき、ディスクへのアクセスを許可するので、請求
項2に対応する作用に加え、変更されたディスクへのア
クセスを許可して動作の連続性を維持することができ
る。
【0021】また、請求項6に対応する発明は、変更情
報比較手段が、メモリアクセス阻止手段による阻止及び
ディスクアクセス許可手段による許可が実行されたと
き、ディスクの変更を検出すると、当該変更されたディ
スクの識別情報を読取り、この識別情報及びディスクキ
ャッシュメモリ内の識別情報を比較し、変更ディスク書
込手段が、この変更情報比較手段による比較の結果、両
者が一致したとき、ディスクアクセス許可手段による許
可及びメモリアクセス阻止手段による阻止を解除し、デ
ィスクキャッシュメモリの内容を変更されたディスクに
書込むので、請求項5に対応する作用に加え、ディスク
の再変更による比較結果の一致に対応してキャッシュメ
モリの内容をディスクに書込むので、整合性を保障する
ことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例に係るコンピ
ュータのデータ保護装置の構成を示すブロック図であ
る。このコンピュータのデータ保護装置は、キャッシュ
メモリ1を有する主メモリ2がCPU3に接続されてい
る。
【0023】CPU3は、制御プログラムが記憶された
ROM4及び出力部としてのCRT5に接続され、且つ
チャネル6及びディスクキャッシュメモリ制御機構7を
介して主メモリ2内のディスクキャッシュメモリ1に接
続される一方、当該チャネル6及びディスク制御機構8
を介してディスク9に接続されている。
【0024】ここで、ディスクキャッシュメモリ1は、
不揮発性メモリであり、例えば主メモリ2のある領域を
バッテリバックアップすることにより形成可能である。
また、ディスクキャッシュメモリ1は、図2に示すよう
に、キャッシュエリア番号、ブロック番号及びダーティ
ビットからなるキャッシュ管理テーブル10を有してい
る。なお、このブロック番号はキャッシュエリア番号に
対応する領域に設けられた1つ以上のブロックのうちの
先頭ブロックを示す情報であり、ダーティビットはキャ
ッシュエリア番号に対応するブロック内の書込の有無を
示す情報である。
【0025】一方、ROM4は、図3及び図4のフロー
チャートに示す手順を定義した制御プログラムが記憶さ
れたメモリである。次に、このようなコンピュータのデ
ータ保護装置の動作を図3及び図4のフローチャートを
用いて説明する。
【0026】いま、ディスク9の“1032”ブロック
に対する書込要求が主メモリ2に与えられたとする。C
PU3は、主メモリ2内のこの書込要求をチャネル6を
通してキャッシュメモリ制御機構7に送出し、以下に述
べるようにキャッシュメモリ制御機構7を制御する。
【0027】ディスクキャッシュメモリ制御機構7は、
この書込要求及びキャッシュ管理テーブル10に基づい
て、ディスクキャッシュメモリ1内における“103
2”ブロックの有無を検索すると共に(ST1)、該当
するキャッシュヒットの有無を判定し(ST2)、この
判定の結果、キャッシュヒットが無いとき、空領域の有
無を判定して(ST3)、空領域が有るとき、空領域を
データ書込用に確保して(ST4)ステップST6に進
み、空領域が無いとき、メモリ容量が一杯なので、CP
U3がディスクキャッシュメモリ1の内容をディスク9
に書き込んで(ST5)ステップST6に進む。
【0028】なお、ここでは、ステップST2による判
定において、“1032”ブロックがキャッシュエリア
番号“0”(=先頭ブロック番号“1023”〜最終ブ
ロック番号“2033”)に該当する。
【0029】このため、CPU3は、ディスクキャッシ
ュメモリの該当領域に値を書込み(ST6)、キャッシ
ュ管理テーブル10に基づいてこのキャッシュエリア番
号“0”のダーティビットが零か否かを判定し(ST
7)、この判定結果が否のときに処理を終了するが、判
定結果が零を示すので、当該ダーティビットを図5に示
すように、“1”に変更し、“1032”の書込要求に
対する処理を終了する。
【0030】次に、この状態で強制的な電源オフが起こ
り、再立上げ処理を実行した場合の動作を説明する。い
ま、ディスクキャッシュメモリ1では、フラッシュ要求
のかかる前に電源オフが起こると、記憶内容がディスク
に書込まれずに保持される。ここでは、図5に示すよう
に、“1”のダーティビットをもつキャッシュエリア番
号“0”に含まれるブロック内にステップST6におい
て値が記憶されている。
【0031】続いて、再立上げ時に、操作者の操作によ
り、コンピュータ本体の起動指令がCPU3に入力され
る。CPU3はこの入力に対応してキャッシュメモリ制
御機構7を以下のように制御する。ディスクキャッシュ
メモリ制御機構7は、CPU3から受ける制御指令に対
応してキャッシュ管理テーブル10を参照すると共に、
ダーティビットが“1”であるか否かを判定し(ST1
1)、ダーティビットが“1”を示すとき、CPU3が
ディスクキャッシュメモリの内容をディスクの該当ブロ
ックに書き込んで(ST12)当該ダーティビットを
“0”に変更して(ST13)ステップST14に進
む。
【0032】一方、CPU3は、ステップST11によ
る判定の結果、ダーティビットが“0”を示すとき、全
てのキャッシュエリア番号に対してステップST11の
処理を実行したか否かを判定し、判定結果が否を示すと
き、ステップST11に戻り、判定結果が実行した旨を
示すとき、再立上げ処理を終了する。
【0033】次に、ステップST7の終了後、前述した
強制的な電源オフが起こらずに、通常のフラッシュ要求
がかかった場合の動作を説明する。ディスクキャッシュ
メモリ制御機構は、CPUから受けるフラッシュ要求に
対応して、前述したステップST11乃至ステップST
14の処理を実行し、ダーティビットが“1”のキャッ
シュエリア内のブロックに記憶された値をディスクに書
込む。
【0034】これにより、電源オフの前にディスクに書
込まれずにディスクキャッシュメモリに保持されていた
“1032”ブロックの内容がディスクに書込まれるの
で、ディスクのデータの整合性を保障することができ
る。
【0035】上述したように第1の実施例によれば、デ
ィスクキャッシュメモリ1を不揮発性メモリで構成して
いるので、不測の電源オフ等による内容の消去を阻止
し、不整合を阻止することができる。
【0036】また、第1の実施例によれば、CPU3
が、コンピュータ本体の起動指令の入力に対応してディ
スクキャッシュメモリ1の内容をディスク9に書込むの
で、停止のときにディスクキャッシュメモリの内容を保
持し、再起動のときに保持内容を対応するディスクに書
込むことにより、整合性を保障することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例に係るコンピ
ュータのデータ保護装置について説明する。図6はこの
コンピュータのデータ保護装置の構成を示すブロック図
であり、図1と同一部分には同一符号を付し、ほぼ同一
部分にはaの添字を付してその詳しい説明は省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0038】すなわち、本実施例装置は、停止時にディ
スク9が変更されていても、変更前のディスク9に書込
むべき内容を変更後のディスク11に書込むという誤動
作を阻止するものであって、具体的には図1に示す装置
と比べ、キャッシュメモリ1に代えて、ディスク9の識
別情報としてのディスクシリアル番号が記憶されるディ
スクシリアル番号記憶部12を有するディスクキャッシ
ュメモリ1aを設け、それに伴い、ROM4内の制御プ
ログラムに図7に示す手順を付加したものとなってい
る。
【0039】いま、コンピュータ本体の最初の立上げの
際に、CPU3は、現在接続中のディスク9のディスク
シリアル番号を読込み、このディスクシリアル番号をデ
ィスクキャッシュメモリ1a内のディスクシリアル番号
記憶部12に書き込む。なお、仮にディスクシリアル番
号はd1であるとする。
【0040】続いて、前述した図3の手順に沿って、デ
ィスクキャッシュメモリ1aにデータが書込まれる。こ
こで、強制的な電源オフが起こってコンピュータ本体が
停止し、ディスクキャッシュメモリ1aではデータがデ
ィスク9に書込まれずに保持されたとする。また、操作
者の操作により、書込対象であったディスク9が他ディ
スク11に取り替えられたとする。なお、この他ディス
ク11のディスクシリアル番号はd2となっている。
【0041】さらに、この状態でコンピュータ本体の再
立上げが実行されたとする。CPUは、コンピュータ本
体の起動指令の入力に対応して現在接続中の他ディスク
11のディスクシリアル番号d2を読込み(ST21;
識別情報比較手段)、このディスクシリアル番号d2
と、ディスクシリアル番号記憶部12内のディスクシリ
アル番号d1とを比較し(ST22;識別情報比較手
段)、この比較の結果、両番号が等しいとき、前述した
図3に示す書き込み処理を実行するが(ST23;ディ
スク書込手段)、ここでは比較結果が両番号の異なる旨
を示すので、ディスクキャッシュメモリ1aの内容を消
去し(ST24;メモリ内容変更手段)、ステップST
21において読込んだディスクシリアル番号d2をディ
スクシリアル番号記憶部12に書込む(ST25;メモ
リ内容変更手段)。
【0042】これにより、取替え前のディスク9を書込
対象とした内容を現在接続中の他ディスク11に書込ま
ずにすみ、現在接続中の他ディスク11での処理を開始
することができる。
【0043】上述したように第2の実施例によれば、C
PU3が、接続されたディスク9からディスクシリアル
番号d1を読取ってディスクキャッシュメモリ1aに書
込み、しかる後、コンピュータ本体の起動指令の入力に
対応して現在接続中の他ディスク11のディスクシリア
ル番号d2を読取り、両番号を比較し、その結果、両番
号が一致したとき、ディスクキャッシュメモリ1aの内
容をディスク9に書込み、両番号が不一致のとき、ディ
スクキャッシュメモリ1aの内容を消去し、現在接続中
の他ディスク11のディスクシリアル番号d2をディス
クキャッシュメモリ1aに書込むので、第1の実施例の
効果に加え、ディスクの識別情報を不揮発性メモリに保
持することにより、停止時にディスクが変更されていて
も、変更前のディスクに書込むべき内容を変更後のディ
スクに書込むという誤動作を阻止でき、もって、ディス
クキャッシュメモリの内容とディスクとの整合性を保障
して信頼性を向上させることができる。
【0044】次に、本発明の第3の実施例に係るコンピ
ュータのデータ保護装置について図6及び図8を用いて
説明する。すなわち、本実施例装置は、コンピュータ本
体の停止時にディスク9が取替えられた場合、再立上げ
時にこの取替えを検出して取替え前のディスク9への変
更を促すようにしたものであり、具体的には図6に示す
装置のROM4において、図7の手順に代えて、図8に
示す手順を備えたものとなっている。
【0045】いま、第2の実施例と同様に、強制的な電
源オフが起こり、ディスクキャッシュメモリ1aがデー
タ及びディスクシリアル番号d1を保持した状態でコン
ピュータ本体が停止したとする。また、同様に、操作者
の操作により、書込対象であったディスク9がディスク
シリアル番号d2をもつ他ディスク11に取り替えら
れ、しかる後、この状態でコンピュータ本体の再立上げ
が実行されたとする。
【0046】CPU3は、コンピュータ本体の起動指令
の入力に対応して現在接続中の他ディスク11のディス
クシリアル番号d2を読込み(ST31;識別情報比較
手段)、このディスクシリアル番号d2と、ディスクシ
リアル番号記憶部12内のディスクシリアル番号d1と
を比較し(ST32;識別情報比較手段)、この比較の
結果、両番号が等しいとき、前述した図3に示す書き込
み処理を実行するが(ST33;ディスク書込手段)、
ここでは比較結果が両番号の異なる旨を示すので、“デ
ィスクを入れ替えて下さい”というディスク変更要求を
送出してCRT5に表示させ(ST34;ディスク変更
要求手段)、しかる後、ディスクの入替えの有無を判定
し(ST35)、ディスクの入替えを検出したとき、ス
テップST31に戻って(再比較要求手段)、入替えら
れたディスクのディスクシリアル番号と、ディスクシリ
アル番号記憶部12内のディスクシリアル番号d1とを
比較する。
【0047】この比較の結果、両番号が等しくなるま
で、ステップST34,ST35,ST31,ST32
の処理が繰り返される。一方、両番号が等しくなると、
前述した通り、ステップST33により、ディスクキャ
ッシュメモリ1a内のデータが書込対象であるディスク
9に書込まれる。
【0048】これにより、ディスクの整合性を保障する
ことができる。上述したように第3の実施例によれば、
CPU3が、第2の実施例と同様の状態での両ディスク
シリアル番号の比較の結果、両番号が不一致のとき、デ
ィスク変更要求を送出し、ディスクの変更を検出したと
き、再び両ディスクシリアル番号を比較するので、第2
の実施例の効果に加え、変更前のディスクへの変更を促
すので、迅速な対応を期待することができる。
【0049】次に、本発明の第4の実施例に係るコンピ
ュータのデータ保護装置について図6及び図9を用いて
説明する。すなわち、本実施例装置は、コンピュータ本
体の停止時にディスク9が取替えられた場合、再立上げ
時にエラー情報を通知して処理を中止するようにしたも
のであり、具体的には図6に示す装置のROM4におい
て、図7の手順に代えて、図9に示す手順を備えたもの
となっている。
【0050】いま、第2の実施例と同様に、強制的な電
源オフが起こり、ディスクキャッシュメモリ1aがデー
タ及びディスクシリアル番号d1を保持した状態でコン
ピュータ本体が停止したとする。また、同様に、操作者
の操作により、書込対象であったディスク9がディスク
シリアル番号d2をもつ他ディスク11に取り替えら
れ、しかる後、この状態でコンピュータ本体の再立上げ
が実行されたとする。
【0051】CPU3は、コンピュータ本体の起動指令
の入力に対応して現在接続中の他ディスク11のディス
クシリアル番号d2を読込み(ST41;識別情報比較
手段)、このディスクシリアル番号d2と、ディスクシ
リアル番号記憶部12内のディスクシリアル番号d1と
を比較し(ST42;識別情報比較手段)、この比較の
結果、両番号が等しいとき、前述した図3に示す書き込
み処理を実行するが(ST43;ディスク書込手段)、
ここでは比較結果が両番号の異なる旨を示すので、“デ
ィスクが入れ替わっています”というエラーメッセージ
を送出してCRT5に表示させると共に、処理を中止す
る(ST44;処理中止手段)。
【0052】これにより、ディスクキャッシュメモリ1
aの内容を別のディスクに強制的に書込むことを回避
し、ディスクの整合性を取れないと判定して処理を中断
することができる。
【0053】上述したように第4の実施例によれば、C
PU3が、第2の実施例と同様の状態での両ディスクシ
リアル番号の比較の結果、両番号が不一致のとき、エラ
ー情報を送出し、処理を中止するので、第2の実施例の
効果に加え、迅速な対応を基体することができる。
【0054】次に、本発明の第5の実施例に係るコンピ
ュータの保護装置について図6及び図10を用いて説明
する。すなわち、本実施例装置は、コンピュータ本体の
停止時にディスクが取替えられた場合、再立上げ時に、
この取替えられたディスクへのアクセスを許可して動作
の連続性を維持するようにしたものであり、具体的には
図6に示す装置のROMにおいて、図7の手順に代え
て、図10に示す手順を備えたものとなっている。
【0055】いま、第2の実施例と同様に、強制的な電
源オフが起こり、ディスクキャッシュメモリaがデータ
及びディスクシリアル番号d1を保持した状態でコンピ
ュータ本体が停止したとする。また、同様に、操作者の
操作により、書込対象であったディスク9がディスクシ
リアル番号d2をもつ他ディスク11に取り替えられ、
しかる後、この状態でコンピュータ本体の再立上げが実
行されたとする。
【0056】CPU3は、コンピュータ本体の起動指令
の入力に対応して現在接続中の他ディスク11のディス
クシリアル番号d2を読込み(ST51;識別情報比較
手段)、このディスクシリアル番号d2と、ディスクシ
リアル番号記憶部12内のディスクシリアル番号d1と
を比較し(ST52;識別情報比較手段)、この比較の
結果、両番号が等しいとき、ディスクキャッシュメモリ
1aのアクセス阻止の有無を判定するが(ST53)、
ここではステップST52における比較結果が両番号の
異なる旨を示すので、ディスクキャッシュメモリ1aの
アクセスを阻止し(ST54;メモリアクセス阻止手
段)、他ディスク11への直接的なアクセスを許可する
(ディスクアクセス許可手段)。
【0057】これにより、変更された他ディスク11へ
の直接的なアクセスを許可して動作の連続性を維持する
ことができる。次に、この状態で操作者の操作により、
コンピュータ本体が停止され、元のディスク9に取替え
られた後、再立上げが実行されたとする。
【0058】いま、CPU3は、前述同様にステップS
T51及びST52を実行し、ステップST52による
比較の結果、両番号が等しいので、ディスクキャッシュ
メモリ1aのアクセス阻止の有無を判定し(ST5
3)、アクセス阻止有りなので、アクセス阻止を解除し
て(ST55)前述した図3に示す書き込み処理を実行
する(ST56;ディスク書込手段)。なお、ステップ
ST53による比較の結果、アクセス阻止無しのとき
も、同様にステップST55に進む。
【0059】これにより、ディスクキャッシュメモリ1
aに保存されていた内容を元のディスク9に書込むこと
ができ、再び、元のディスク9の内容を有効に使用する
ことができる。
【0060】上述したように第5の実施例によれば、C
PU3が、第2の実施例と同様の状態での両ディスクシ
リアル番号の比較の結果、両番号が不一致のとき、ディ
スクキャッシュメモリ1aへのアクセスを阻止し、他デ
ィスク11へのアクセスを許可するので、第2の実施例
の効果に加え、変更されたディスクへのアクセスを許可
して動作の連続性を維持することができる。
【0061】次に、本発明の第6の実施例に係るコンピ
ュータの保護装置について図6及び図11を用いて説明
するに、図11と同一ステップには同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略し、ここでは異なるステップについ
てのみ述べる。。
【0062】すなわち、本実施例装置は、第5の実施例
に比べ、ディスクの再変更による比較結果の一致に対応
してキャッシュメモリ1aの内容をディスクに書込むよ
うにしたものであり、具体的には図6に示す装置のRO
M4において、図7の手順に代えて、図11に示す手順
を備えたものとなっている。
【0063】いま、第5の実施例と同様に、ディスクキ
ャッシュメモリ1aがデータ及びディスクシリアル番号
d1を保持し、且つディスクシリアル番号d2をもつ他
ディスク11が接続されており、ステップST51,S
T52及びST54の実行により、ディスクキャッシュ
メモリ1aのアクセスが阻止され、他ディスク11への
アクセスが許可された状態となっているとする。
【0064】次に、CPU3は、ディスクの入替えの有
無を判定し(ST61)、ディスクの入替えを検出した
とき、ステップST51に戻って(;変更情報比較手
段)入替えられたディスクのディスクシリアル番号と、
ディスクシリアル番号記憶部12内のディスクシリアル
番号d1とを比較する(;変更情報比較手段)。
【0065】この比較の結果、両番号が等しくなるま
で、ステップST51,ST52,ST54,ST61
の処理が繰り返される。一方、両番号が等しくなると、
前述した通り、ステップST56により、ディスクキャ
ッシュメモリ1a内のデータが書込対象であるディスク
9に書込まれる(;変更ディスク書込手段)。
【0066】このように、ディスクの再変更による比較
結果の一致に対応してキャッシュメモリの内容をディス
クに書込み、ディスクの整合性を保障することができ
る。上述したように第6の実施例によれば、CPU3
が、第5の実施例と同様のディスクキャッシュメモリ1
aへのアクセス阻止及びディスクへのアクセス許可の状
態において、ディスクの変更を検出すると、当該変更さ
れたディスクのディスクシリアル番号を読取って、ディ
スクキャッシュメモリ1a内のディスクシリアル番号と
比較し、この比較の結果、両番号が一致したとき、ディ
スクキャッシュメモリ1aへのアクセス阻止及び他ディ
スク11へのアクセス許可の状態を解除し、ディスクキ
ャッシュメモリ1aの内容を変更されたディスク9に書
込むので、第5の実施例の効果に加え、ディスクの再変
更による比較結果の一致に対応してキャッシュメモリの
内容をディスクに書込むので、整合性を保障することが
できる。
【0067】なお、上記第1乃至第6の実施例では、デ
ィスクキャッシュメモリ1aがバックアップメモリの場
合について説明したが、これに限らず、ディスクキャッ
シュメモリを不揮発性RAMディスクで構成しても、本
発明を同様に実施して同様の効果を得ることができる。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ディスクキャッシュメモリを不揮発性メモリで構
成し、コンピュータ本体の起動指令の入力に対応してデ
ィスクキャッシュメモリの内容をディスクに書込むの
で、不測の電源オフ等による内容の消去を阻止し、停止
のときにディスクキャッシュメモリの内容を保持し、再
起動のときに保持内容を対応するディスクに書込むこと
により、整合性を保障できるコンピュータの保護装置を
提供できる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、識別情報
書込手段が、接続されたディスクから当該ディスクの識
別情報を読取り、この識別情報をディスクキャッシュメ
モリに書込み、識別情報比較手段が、コンピュータ本体
の起動指令の入力に対応して現在接続中のディスクの識
別情報を読取り、この識別情報及び識別情報書込手段に
より書込まれたディスクキャッシュメモリ内の識別情報
を比較し、ディスク書込手段が、この識別情報比較手段
による比較の結果、両者が一致したとき、ディスクキャ
ッシュメモリの内容をディスクに書込み、メモリ内容変
更手段が、識別情報比較手段による比較の結果、両者が
不一致のとき、ディスクキャッシュメモリの内容を消去
し、現在接続中のディスクの識別情報をディスクキャッ
シュメモリに書込むので、請求項1の効果に加え、ディ
スクの識別情報を不揮発性メモリに保持することによ
り、停止時にディスクが変更されていても、変更前のデ
ィスクに書込むべき内容を変更後のディスクに書込むと
いう誤動作を阻止でき、もって、ディスクキャッシュメ
モリの内容とディスクとの整合性を保障して信頼性を向
上できるコンピュータの保護装置を提供できる。
【0070】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
2に対応するメモリ内容変更手段に代えて、ディスク変
更要求手段が、識別情報比較手段による比較の結果、両
者が不一致のとき、ディスク変更要求を送出し、再比較
要求手段が、このディスク変更要求手段によりディスク
変更要求が送出されると、ディスクの変更を検出したと
き、識別情報比較手段を再起動させるので、請求項2の
効果に加え、変更前のディスクへの変更を促すので、迅
速な対応を期待できるコンピュータの保護装置を提供で
きる。
【0071】また、請求項4の発明によれば、請求項2
に対応するメモリ内容変更手段に代えて、処理中止手段
が、識別情報比較手段による比較の結果、両者が不一致
のとき、エラー情報を送出し、処理を中止するので、請
求項2の効果に加え、エラー情報を通知して処理を中止
するので、迅速な対応を期待できるコンピュータの保護
装置を提供できる。
【0072】さらに、請求項5の発明によれば、請求項
2に対応するメモリ内容変更手段に代えて、メモリアク
セス阻止手段が、識別情報比較手段による比較の結果、
両者が不一致のとき、ディスクキャッシュメモリへのア
クセスを阻止し、ディスクアクセス許可手段が、このメ
モリアクセス阻止手段によるアクセス阻止が実行される
とき、ディスクへのアクセスを許可するので、請求項2
の効果に加え、変更されたディスクへのアクセスを許可
して動作の連続性を維持できるコンピュータの保護装置
を提供できる。
【0073】また、請求項6の発明によれば、変更情報
比較手段が、メモリアクセス阻止手段による阻止及びデ
ィスクアクセス許可手段による許可が実行されたとき、
ディスクの変更を検出すると、当該変更されたディスク
の識別情報を読取り、この識別情報及びディスクキャッ
シュメモリ内の識別情報を比較し、変更ディスク書込手
段が、この変更情報比較手段による比較の結果、両者が
一致したとき、ディスクアクセス許可手段による許可及
びメモリアクセス阻止手段による阻止を解除し、ディス
クキャッシュメモリの内容を変更されたディスクに書込
むので、請求項5の効果に加え、ディスクの再変更によ
る比較結果の一致に対応してキャッシュメモリの内容を
ディスクに書込むので、整合性を保障できるコンピュー
タの保護装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るコンピュータの保
護装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施例におけるキャッシュ管理テーブルの構
成図
【図3】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
【図4】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
【図5】同実施例におけるキャッシュ管理テーブルの構
成図
【図6】本発明の第2乃至第6の実施例に係るコンピュ
ータの保護装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第2の実施例における動作を説明する
ためのフローチャート
【図8】本発明の第3の実施例における動作を説明する
ためのフローチャート
【図9】本発明の第4の実施例における動作を説明する
ためのフローチャート
【図10】本発明の第5の実施例における動作を説明す
るためのフローチャート
【図11】本発明の第6の実施例における動作を説明す
るためのフローチャート
【符号の説明】
1…ディスクキャッシュメモリ、2…主メモリ、3…C
PU、4…RAM、5…CRT、6…チャネル、7…デ
ィスクキャッシュメモリ、8…ディスク制御機構、9…
ディスク、10…キャッシュ管理テーブル、11…他デ
ィスク、12…ディスクシリアル番号記憶部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクキャッシュメモリ及びディスク
    を備えたコンピュータにおいて、 前記ディスクキャッシュメモリを不揮発性メモリで構成
    し、前記コンピュータ本体の起動指令の入力に対応して
    前記ディスクキャッシュメモリの内容を前記ディスクに
    書込むことを特徴とするコンピュータのデータ保護装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンピュータのデータ
    保護装置において、 接続されたディスクから当該ディスクの識別情報を読取
    り、この識別情報を前記ディスクキャッシュメモリに書
    込む識別情報書込手段と、 前記コンピュータ本体の起動指令の入力に対応して現在
    接続中のディスクの識別情報を読取り、この識別情報及
    び前記識別情報書込手段により書込まれたディスクキャ
    ッシュメモリ内の識別情報を比較する識別情報比較手段
    と、 この識別情報比較手段による比較の結果、両者が一致し
    たとき、前記ディスクキャッシュメモリの内容を前記デ
    ィスクに書込むディスク書込手段と、 前記識別情報比較手段による比較の結果、両者が不一致
    のとき、前記ディスクキャッシュメモリの内容を消去
    し、前記現在接続中のディスクの識別情報を前記ディス
    クキャッシュメモリに書込むメモリ内容変更手段とを備
    えたことを特徴とするコンピュータのデータ保護装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンピュータのデータ
    保護装置において、 前記メモリ内容変更手段に代えて、 前記識別情報比較手段による比較の結果、両者が不一致
    のとき、ディスク変更要求を送出するディスク変更要求
    手段と、 このディスク変更要求手段によりディスク変更要求が送
    出されると、ディスクの変更を検出したとき、前記識別
    情報比較手段を再起動させる再比較要求手段とを備えた
    ことを特徴とするコンピュータのデータ保護装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のコンピュータのデータ
    保護装置において、 前記メモリ内容変更手段に代えて、 前記識別情報比較手段による比較の結果、両者が不一致
    のとき、エラー情報を送出し、処理を中止する処理中止
    手段とを備えたことを特徴とするコンピュータのデータ
    保護装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のコンピュータのデータ
    保護装置において、 前記メモリ内容変更手段に代えて、 前記識別情報比較手段による比較の結果、両者が不一致
    のとき、前記ディスクキャッシュメモリへのアクセスを
    阻止するメモリアクセス阻止手段と、 このメモリアクセス阻止手段によるアクセス阻止が実行
    されるとき、前記ディスクへのアクセスを許可するディ
    スクアクセス許可手段とを備えたことを特徴とするコン
    ピュータのデータ保護装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンピュータのデータ
    保護装置において、 前記メモリアクセス阻止手段による阻止及び前記ディス
    クアクセス許可手段による許可が実行されたとき、前記
    ディスクの変更を検出すると、当該変更されたディスク
    の識別情報を読取り、この識別情報及び前記ディスクキ
    ャッシュメモリ内の識別情報を比較する変更情報比較手
    段と、 この変更情報比較手段による比較の結果、両者が一致し
    たとき、前記ディスクアクセス許可手段による許可及び
    前記メモリアクセス阻止手段による阻止を解除し、前記
    ディスクキャッシュメモリの内容を前記変更されたディ
    スクに書込む変更ディスク書込手段とを備えたことを特
    徴とするコンピュータのデータ保護装置。
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