JPH0725346Y2 - 加水発熱型の容器 - Google Patents

加水発熱型の容器

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JPH0725346Y2
JPH0725346Y2 JP1988123635U JP12363588U JPH0725346Y2 JP H0725346 Y2 JPH0725346 Y2 JP H0725346Y2 JP 1988123635 U JP1988123635 U JP 1988123635U JP 12363588 U JP12363588 U JP 12363588U JP H0725346 Y2 JPH0725346 Y2 JP H0725346Y2
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JP
Japan
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container
heat generating
water
present
heating
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Application number
JP1988123635U
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JPH0245984U (ja
Inventor
勝彦 京谷
明人 廣田
碩志 木村
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Earth Chemical Co Ltd
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は加水発熱型の容器に関する。
[従来技術] 従来加水発熱型の容器としては、該発熱容器と水容器が
別々のもの、発熱容器内に水容器を収納したもの、プル
トップ式開封手段を有し外容器内に発熱容器を吊り下げ
保持するものが知られていた。
[本考案が解決すべき問題点] しかしながら上記従来の発熱容器と水容器の別体のもの
では、包装形態が加重包装となり使用方法は複雑とな
る。一方発熱容器内に水容器を収納したものでは、容器
自体の構造が複雑となり、発熱時に容器が熱くなり火傷
の危険がある、またプルトップ式開封手段を有し外容器
内に発熱容器を吊り下げ保持するものでは製造方法が複
雑となるなどの問題があった。
本考案は上記従来の問題点を解決することを目的として
なされたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は加水発熱物質4を収容する自己発熱容器3を上
部開放型容器1内底部に取り出し可能に収納し、該容器
1の蓋部をプルトップ式開封手段2にて密封し、かつ該
容器側部7の底部7aが内傾斜していることを特徴とする
加水発熱型の容器に係る。
本考案において加水発熱物質としては、酸化カルシウ
ム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化カルシ
ウム、酸化鉄など水を添加するのみで発熱する物質を例
示できる。鉄と硫酸カリウム、硫化鉄、金属塩化物、硫
酸鉄等の少なくとも1種との混合物を水及び酸素と接触
させる方式、鉄よりイオン化傾向大なる金属と鉄よりイ
オン化傾向小なる金属のハロゲン化物との混合物を水と
接触させる方式、金属と重硫酸塩との混合物を水と接触
させる方式、アルミニウムとアルカリ金属硝酸塩との混
合物に水を加える方式などを例示できる。
本考案には被加熱物質として燻蒸用薬剤、加熱を必要と
する食品、飲料等をあげることができるが、これらに限
定されるものではない。
本考案において容器として自己発熱容器を収納しうる大
きさの内部空間を有しており、防水性を有するポリエチ
レン、ポリプロピレンなどから形成される上部開放型容
器(以下単に容器とする)を例示できる。
本考案においてプルトップ式開封手段としては缶入りジ
ュース、缶詰等に適用されている公知の全開又は部分開
封型の開封手段を採用することができる。
本考案において自己発熱容器としては密閉型であって、
該密閉容器に上部の開放された容器が連設され、この連
設された開放容器内に被加熱物質が収納される。開放容
器の開口部には通気口を有する保護カバーを備えること
ができる。自己発熱容器の形状は任意であり、容器形態
でなくても良い。
[作用] 本考案は上記のごとき構造を有しているので、コンパク
トでかつ密閉性が極めて良好な包装が可能であり、使用
の際自己発熱容器が加熱されても、外側の容器により自
己発熱容器に触れにくく安全であり、更に容器側部の底
部が傾斜しているので発熱容器を固定出来、運搬時、販
売時に、発熱容器の移動が防止される。また使用の際、
発熱容器の取り出しが可能であるため、注水の時、発熱
容器に水がかからず、発熱容器を外容器にもどす際、底
部が細くなっているため中央への位置決めが可能となる
など種々の特徴を有する。
[実施例] 以下に本考案を図面に基づき詳細に説明する。
第1〜2図は本考案の実施例の1例を示す縦断面図及び
平面図であり、側部(7)の底部(7a)が内傾斜してい
る容器(1)の上面がプルトップ式開封手段(2)にて
密封され該容器(1)内に自己発熱容器(3)が収納さ
れている。該発熱容器(3)内には発熱物質(4)と被
加熱物質(5)が収納され、底部(6)は通水性部材
(6a)からなっている。なお、通水性部材(6a)は通気
性部材でも良い。
この場合、外容器である容器(1)にプルトップ式開封
手段(2)を設けているので内部の発熱容器(3)の密
封包装が必要なく、全体的に簡便な包装が可能となる。
また使用に際してプルトップ式開封手段(2)により開
封し、容器(1)に例えば水を注入することにより底部
の通水性部材(6a)より水が浸漬し発熱物質(4)が発
熱するという極めて簡単な操作で使用でき、使用中にお
いても発熱容器(3)は容器(1)の内側にあるため発
熱容器(3)に直接手が触れる危険が少なく安全であ
る。
この場合、発熱容器(3)が水容器(1)内中央に固定
しやすく使用中発熱容器(3)が容器(1)の側部
(7)に接触する危険も少なくなる。また容器(1)の
傾斜点(7a)を水線とすることにより、注水量が定量で
きるなど利点がある。
第3図は本考案の更に他の実施の1例を示す縦断面図で
あり、プルトップ式開封手段(2)の内側に中央開口
(8a)を有する着脱自在のドーナツ状内蓋(8)を設け
たこと以外は第1図のものと実質的に同一である。この
場合開封時発熱容器(3)が飛び出すのを防止でき有利
である。
第4図は本考案の更に他の実施の1例を示す縦断面図で
あり、プルトップ式開封手段(2)の裏面に弾力部材
(9)を設けたこと以外は第1図のものと実質的に同一
である。
この場合発熱容器(3)が弾力部材(9)により押さえ
られているため、水容器(1)内で発熱容器(3)が外
部からの衝撃に対し安定に収容でき有利である。
[考案の効果] 本考案は以上のような構成を有しているので、コンパク
トでかつ密閉性が極めて良好な包装が可能であり包装材
も少なくて良い。使用に際しては極めて簡単に開封でき
るので即座に使用でき、使用中に発熱容器に手が触れに
くく安全であるなど種々の効果がある。
更に容器側部の底部が傾斜しているので発熱容器を中央
に固定しやすく、運搬時、販売時に、発熱容器の移動が
防止される。また使用の際、発熱容器の取り出しが可能
であるため、注水の時、発熱容器に水がかからず、傾斜
点を水線の目安とできる。
更には、発熱容器を外容器にもどす際、底部が先細りに
なっているため中央への位置決めが可能となる等種々の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の1例を示す縦断面図、第2図は
その平面図、第3〜4図は本考案の他の実施の1例を示
す縦断面図である。 図において(1)は容器、(2)はプルトップ式開封手
段、(3)は発熱容器、(4)は発熱物質である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加水発熱物質4を収容する自己発熱容器3
    を上部開放型容器1内底部に取り出し可能に収納し、該
    容器1の蓋部をプルトップ開封手段2にて密封し、かつ
    該容器側部7の底部7aが内傾斜していることを特徴とす
    る加水発熱型の容器。
JP1988123635U 1988-09-21 1988-09-21 加水発熱型の容器 Expired - Lifetime JPH0725346Y2 (ja)

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JP1988123635U JPH0725346Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 加水発熱型の容器

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JPH0245984U JPH0245984U (ja) 1990-03-29
JPH0725346Y2 true JPH0725346Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=31372663

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS616779U (ja) * 1984-06-19 1986-01-16 アイホン株式会社 対撚線用誤配線検出回路
JPS6396072A (ja) * 1986-10-06 1988-04-26 喜多産業株式会社 簡易加熱容器

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JPH0245984U (ja) 1990-03-29

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