JPH0725259Y2 - 流動体の塗布具 - Google Patents
流動体の塗布具Info
- Publication number
- JPH0725259Y2 JPH0725259Y2 JP1989123082U JP12308289U JPH0725259Y2 JP H0725259 Y2 JPH0725259 Y2 JP H0725259Y2 JP 1989123082 U JP1989123082 U JP 1989123082U JP 12308289 U JP12308289 U JP 12308289U JP H0725259 Y2 JPH0725259 Y2 JP H0725259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- fluid
- tip
- shaft body
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/20—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K23/00—Holders or connectors for writing implements; Means for protecting the writing-points
- B43K23/008—Holders comprising finger grips
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D34/00—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
- A45D34/04—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K5/00—Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
- B43K5/02—Ink reservoirs
- B43K5/14—Exchangeable ink cartridges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
- B43K8/02—Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、インキや、マニキユア等化粧料などの流動体
を塗布（筆記という概念も含むものとする）するための
流動体の塗布具、より詳しくは、保管時や販売時等の使
用開始前の状態において穂先への流動体の供給をストツ
プしておき、購入者が使用する場合に穂先へ流動体を導
通させるようにした流動体の塗布具に関する。
を塗布（筆記という概念も含むものとする）するための
流動体の塗布具、より詳しくは、保管時や販売時等の使
用開始前の状態において穂先への流動体の供給をストツ
プしておき、購入者が使用する場合に穂先へ流動体を導
通させるようにした流動体の塗布具に関する。
（従来の技術） 従来、この種の塗布具として、内部にインキを貯溜して
そのインキ吐出口に栓をした軸本体（カートリツジ）
と、穂先を保持して使用開始前は完全なリング状のスト
ツパーを介して軸本体に螺着状態で仮接合した状態を維
持するが購入者が使用するときにストツパーを外してそ
の分だけ軸方向に移動させて軸本体に対し本接合する先
軸と、先軸の内部に配設されて先軸が軸本体に対し本接
合する際の移動により軸本体の栓に当たつてその栓抜き
を行なうことによりインキを穂先へ供給可能とするイン
キ導通管とを備えてなる筆ペンが公知である。
そのインキ吐出口に栓をした軸本体（カートリツジ）
と、穂先を保持して使用開始前は完全なリング状のスト
ツパーを介して軸本体に螺着状態で仮接合した状態を維
持するが購入者が使用するときにストツパーを外してそ
の分だけ軸方向に移動させて軸本体に対し本接合する先
軸と、先軸の内部に配設されて先軸が軸本体に対し本接
合する際の移動により軸本体の栓に当たつてその栓抜き
を行なうことによりインキを穂先へ供給可能とするイン
キ導通管とを備えてなる筆ペンが公知である。
しかしながら、かかる従来例は、筆記を開始する場合
に、軸本体から先軸を一旦分離してストツパーを外し、
その後に再び軸本体に対し先軸を螺着して本接合させな
ければならず、極めて操作が面倒な欠点があつた。
に、軸本体から先軸を一旦分離してストツパーを外し、
その後に再び軸本体に対し先軸を螺着して本接合させな
ければならず、極めて操作が面倒な欠点があつた。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は、使用開始前に流動体が穂先へ供給されずに穂
先がクリーンな状態を維持して、購入者が使用開始する
ときに、面倒な操作を要することなく、略ワンタツチ操
作で穂先への流動体の供給を開始できて、極めて操作が
簡便な流動体塗布具の提供を目的とする。
先がクリーンな状態を維持して、購入者が使用開始する
ときに、面倒な操作を要することなく、略ワンタツチ操
作で穂先への流動体の供給を開始できて、極めて操作が
簡便な流動体塗布具の提供を目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案における流動体の塗
布具は、内部に流動体の貯溜部（１）を設けて使用開始
前はその流動体の吐出口（２）を栓（３）でシールした
状態を維持する軸本体（４）と、穂先（５）を保持して
使用開始前はストツパー（６）を介して軸本体（４）に
接合（以下仮接合という）した状態を維持するが使用す
るときにストツパー（６）を外してその分だけ軸方向に
移動して軸本体（４）に対し直に接合（以下本接合とい
う）する先軸（７）と、先軸（７）の内部に配設されて
先軸（７）が軸本体（４）に対し本接合する際の移動に
より上記軸本体（４）の栓（３）に当たつてその栓抜き
を行なうことにより貯溜部（１）から穂先（５）への流
動体の供給を可能とする流動体導通管（８）とを備えて
なる流動体の塗布具において、上記のストツパー（６）
を弾性変形可能なＣ状のリング部（９）にツマミ片（1
0）が突設した形状となしたことを特徴とするものであ
る。
布具は、内部に流動体の貯溜部（１）を設けて使用開始
前はその流動体の吐出口（２）を栓（３）でシールした
状態を維持する軸本体（４）と、穂先（５）を保持して
使用開始前はストツパー（６）を介して軸本体（４）に
接合（以下仮接合という）した状態を維持するが使用す
るときにストツパー（６）を外してその分だけ軸方向に
移動して軸本体（４）に対し直に接合（以下本接合とい
う）する先軸（７）と、先軸（７）の内部に配設されて
先軸（７）が軸本体（４）に対し本接合する際の移動に
より上記軸本体（４）の栓（３）に当たつてその栓抜き
を行なうことにより貯溜部（１）から穂先（５）への流
動体の供給を可能とする流動体導通管（８）とを備えて
なる流動体の塗布具において、上記のストツパー（６）
を弾性変形可能なＣ状のリング部（９）にツマミ片（1
0）が突設した形状となしたことを特徴とするものであ
る。
そして、更に操作の簡便性を向上するために、先軸
（７）又は軸本体（４）の一方の部品の接合部に凸状又
は凹状の係止部Ａ（11）を設けると共に他方の部品の接
合部に係止部Ａ（11）と係合して仮接合状態を維持する
凸状又は凹状の第１係止部（12）と当該第１係止部（1
2）から軸方向に所要距離だけ離れた位置に軸本体
（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧することによつ
て係止部Ａ（11）と同様に係合して本接合する第２係止
部（13）を設けることが望ましい。
（７）又は軸本体（４）の一方の部品の接合部に凸状又
は凹状の係止部Ａ（11）を設けると共に他方の部品の接
合部に係止部Ａ（11）と係合して仮接合状態を維持する
凸状又は凹状の第１係止部（12）と当該第１係止部（1
2）から軸方向に所要距離だけ離れた位置に軸本体
（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧することによつ
て係止部Ａ（11）と同様に係合して本接合する第２係止
部（13）を設けることが望ましい。
（作用） 軸本体（４）と先軸（７）の間に介装して仮接合状態を
維持するためのストツパー（６）の形状を、弾性変形可
能なＣ状のリング部（９）にツマミ片（10）が突設した
形状となしたことにより、ツマミ片（10）を引張ればリ
ング部（９）が弾性変形してストツパー（６）が簡単に
外れるようになり、上記従来例のようにストツパー
（６）を外すために軸本体（４）から先軸（７）を一旦
分離して再び連結するといつた煩瑣な操作が解消する。
維持するためのストツパー（６）の形状を、弾性変形可
能なＣ状のリング部（９）にツマミ片（10）が突設した
形状となしたことにより、ツマミ片（10）を引張ればリ
ング部（９）が弾性変形してストツパー（６）が簡単に
外れるようになり、上記従来例のようにストツパー
（６）を外すために軸本体（４）から先軸（７）を一旦
分離して再び連結するといつた煩瑣な操作が解消する。
また、先軸（７）又は軸本体（４）の一方の部品の接合
部に凸状又は凹状の係止部Ａ（11）を設けると共に他方
の部品の接合部に係止部Ａ（11）と係止して仮接合状態
を維持する凸状又は凹状の第１係止部（12）と当該第１
係止部（12）から軸方向に所要距離だけ離れた位置に軸
本体（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧することに
よつて係止部Ａ（11）と同様に係合して本接合する第２
係止部（13）を設けることにより、軸本体（４）に対し
先軸（７）を本接合する場合に、軸本体（４）に対し先
軸（７）を軸方向に単に押圧すればよく、上記従来例の
ようにネジ接合のために先軸（７）を何回も回転させる
という煩瑣な操作が解消する。
部に凸状又は凹状の係止部Ａ（11）を設けると共に他方
の部品の接合部に係止部Ａ（11）と係止して仮接合状態
を維持する凸状又は凹状の第１係止部（12）と当該第１
係止部（12）から軸方向に所要距離だけ離れた位置に軸
本体（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧することに
よつて係止部Ａ（11）と同様に係合して本接合する第２
係止部（13）を設けることにより、軸本体（４）に対し
先軸（７）を本接合する場合に、軸本体（４）に対し先
軸（７）を軸方向に単に押圧すればよく、上記従来例の
ようにネジ接合のために先軸（７）を何回も回転させる
という煩瑣な操作が解消する。
（実施例） 実施例について図面を参照して説明する。
軸本体（４）は樹脂製で、内部に流動体の貯溜部（１）
を設け、前端に細径な接合筒部（14）を設けてその外面
の軸方向に位置が異なる２箇所にそれぞれアンダーカツ
トによる凸状の第１係止部（12）と第２係止部（13）を
設けている。尚、軸本体（４）の後端には回転操作筒
（図示せず）を嵌着して、その回転操作によつて流動体
の貯溜部（１）内に嵌装したピストン（図示せず）を前
進させて、軸本体（４）の前端開口部から流動体を押し
出すように構成している。軸本体（４）の前端開口部の
内面部には口蓋（15）を嵌着し、その口蓋（15）に設け
た通孔を流動体の吐出口（２）となし、その吐出口
（２）に使用開始前の状態においてボール状の栓（３）
を水密に嵌合している（第１図参照）。先軸（７）は樹
脂製で先細状をしており、その内部に多数の繊維を束ね
て先細状とした穂先（５）をその先端部が先端口から突
出するように装着して保持している。先軸（７）の後端
部は軸本体（４）の先端部の細径な接合筒部（14）の外
周部に嵌着するようになつていて、その内面部に上記の
第１係止部（12）と係合して仮接合の状態を維持すると
共に、後述するストツパー（６）を外した状態で軸本体
（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧した場合に上記
の第２係止部（13）を弾性変形により乗り越えて係止す
ることにより本接合状態となる凸状の係止部Ａ（11）を
設けている。尚、先軸（７）は軸本体（４）と仮接合し
た状態で、その後端縁と軸本体（４）の外面段部（16）
との間に後述するストツパー（６）におけるリング部
（９）の幅と略同一の隙間が生じるように、また軸本体
（４）と本接合した状態で、その後端縁が軸本体（４）
の外面段部（16）にちようど当接するように寸法が設定
されている。ストツパー（６）は樹脂製で、第２図に示
すように、軸本体（４）における接合筒部（14）の根元
部の外周部に嵌着する弾性変形可能なＣ状のリング部
（９）と、そのリング部（９）に一体的に突設されたツ
マミ片（10）とから成り、軸本体（４）と先軸（７）が
仮接合した状態で両者の間にリング部（９）が介装され
た状態を維持するが、使用を開始するときにツマミ片
（10）を第１図の矢印方向に引張つてリング部（９）を
弾性変形させて外し、軸本体（４）と先軸（７）の本接
合を可能とする。先軸（７）の内部に配設される流動体
の導通管（８）は穂先（５）の後方位置に固定され、そ
の内部の導孔（17）の前端部には穂先（５）の内部に挿
入された小径パイプ（18）の後端部が挿入されている。
導通管（８）はその後端に上記口蓋（15）の突出口
（２）に貫通可能な細径の押入筒部（19）を設け、また
それより前方の外面部にはテーパー状のシール面（20）
を設けており、軸本体（４）と先軸（７）が仮接合の状
態で押入筒部（19）の先端が栓（３）に達することがな
く、また軸本体（４）と先軸（７）が本接合の状態では
押入筒部（19）が吐出口（２）を貫通して栓（３）を抜
き且つシール面（20）が口蓋（15）の開口縁に水密に当
接するように寸法設定されている（第３図参照）。尚、
吐出口（２）から抜かれたボール状の栓（３）は軸本体
（４）の内部に入り、流動体の沈降成分を分散させる撹
拌用ボールとして働くことになる。先軸（７）の外周部
にはキヤツプ（21）が冠着され、キヤツプ（21）の内部
に更に穂先（５）を二重にカバーするキヤツプ（22）が
スプリング（23）に付勢されて先軸先端部に密着するよ
うに装着されている。尚、キヤツプ（21）は先軸（７）
に冠着した状態で、その開口端縁が先軸（７）の外面段
部（24）に当接して、ストツパー（６）を外して軸本体
（４）に対しキヤツプ（21）を押圧すれば先軸（７）が
軸本体（４）に対し本接合できるようになつており、従
つて軸本体（４）と先軸（７）を本接合する場合にキヤ
ツプ（21）を外す必要はない。
を設け、前端に細径な接合筒部（14）を設けてその外面
の軸方向に位置が異なる２箇所にそれぞれアンダーカツ
トによる凸状の第１係止部（12）と第２係止部（13）を
設けている。尚、軸本体（４）の後端には回転操作筒
（図示せず）を嵌着して、その回転操作によつて流動体
の貯溜部（１）内に嵌装したピストン（図示せず）を前
進させて、軸本体（４）の前端開口部から流動体を押し
出すように構成している。軸本体（４）の前端開口部の
内面部には口蓋（15）を嵌着し、その口蓋（15）に設け
た通孔を流動体の吐出口（２）となし、その吐出口
（２）に使用開始前の状態においてボール状の栓（３）
を水密に嵌合している（第１図参照）。先軸（７）は樹
脂製で先細状をしており、その内部に多数の繊維を束ね
て先細状とした穂先（５）をその先端部が先端口から突
出するように装着して保持している。先軸（７）の後端
部は軸本体（４）の先端部の細径な接合筒部（14）の外
周部に嵌着するようになつていて、その内面部に上記の
第１係止部（12）と係合して仮接合の状態を維持すると
共に、後述するストツパー（６）を外した状態で軸本体
（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧した場合に上記
の第２係止部（13）を弾性変形により乗り越えて係止す
ることにより本接合状態となる凸状の係止部Ａ（11）を
設けている。尚、先軸（７）は軸本体（４）と仮接合し
た状態で、その後端縁と軸本体（４）の外面段部（16）
との間に後述するストツパー（６）におけるリング部
（９）の幅と略同一の隙間が生じるように、また軸本体
（４）と本接合した状態で、その後端縁が軸本体（４）
の外面段部（16）にちようど当接するように寸法が設定
されている。ストツパー（６）は樹脂製で、第２図に示
すように、軸本体（４）における接合筒部（14）の根元
部の外周部に嵌着する弾性変形可能なＣ状のリング部
（９）と、そのリング部（９）に一体的に突設されたツ
マミ片（10）とから成り、軸本体（４）と先軸（７）が
仮接合した状態で両者の間にリング部（９）が介装され
た状態を維持するが、使用を開始するときにツマミ片
（10）を第１図の矢印方向に引張つてリング部（９）を
弾性変形させて外し、軸本体（４）と先軸（７）の本接
合を可能とする。先軸（７）の内部に配設される流動体
の導通管（８）は穂先（５）の後方位置に固定され、そ
の内部の導孔（17）の前端部には穂先（５）の内部に挿
入された小径パイプ（18）の後端部が挿入されている。
導通管（８）はその後端に上記口蓋（15）の突出口
（２）に貫通可能な細径の押入筒部（19）を設け、また
それより前方の外面部にはテーパー状のシール面（20）
を設けており、軸本体（４）と先軸（７）が仮接合の状
態で押入筒部（19）の先端が栓（３）に達することがな
く、また軸本体（４）と先軸（７）が本接合の状態では
押入筒部（19）が吐出口（２）を貫通して栓（３）を抜
き且つシール面（20）が口蓋（15）の開口縁に水密に当
接するように寸法設定されている（第３図参照）。尚、
吐出口（２）から抜かれたボール状の栓（３）は軸本体
（４）の内部に入り、流動体の沈降成分を分散させる撹
拌用ボールとして働くことになる。先軸（７）の外周部
にはキヤツプ（21）が冠着され、キヤツプ（21）の内部
に更に穂先（５）を二重にカバーするキヤツプ（22）が
スプリング（23）に付勢されて先軸先端部に密着するよ
うに装着されている。尚、キヤツプ（21）は先軸（７）
に冠着した状態で、その開口端縁が先軸（７）の外面段
部（24）に当接して、ストツパー（６）を外して軸本体
（４）に対しキヤツプ（21）を押圧すれば先軸（７）が
軸本体（４）に対し本接合できるようになつており、従
つて軸本体（４）と先軸（７）を本接合する場合にキヤ
ツプ（21）を外す必要はない。
（考案の効果） 本考案は叙上の通りであり、使用開始前には流動体が穂
先へ供給されずに穂先がクリーンな状態を維持できるこ
とは勿論であるが、購入者が使用開始する場合において
吐出口の栓を抜いて穂先へ流動体を供給するために軸本
体に対し先軸を本接合させるときに、上記従来例のごと
く軸本体から先軸を分離させることなくストツパーを外
すことができるので操作が簡便迅速化する効果がある。
また請求項２記載のごとく構成すれば、軸本体に対し先
軸を本接合するときに、上記従来例のごとくネジ接合の
ため何回も回転するような煩瑣なしに単に押圧するだけ
のワンタツチで足りるので操作がより簡便迅速化する効
果がある。
先へ供給されずに穂先がクリーンな状態を維持できるこ
とは勿論であるが、購入者が使用開始する場合において
吐出口の栓を抜いて穂先へ流動体を供給するために軸本
体に対し先軸を本接合させるときに、上記従来例のごと
く軸本体から先軸を分離させることなくストツパーを外
すことができるので操作が簡便迅速化する効果がある。
また請求項２記載のごとく構成すれば、軸本体に対し先
軸を本接合するときに、上記従来例のごとくネジ接合の
ため何回も回転するような煩瑣なしに単に押圧するだけ
のワンタツチで足りるので操作がより簡便迅速化する効
果がある。
第１図は使用開始前の軸本体と先軸が仮接合している状
態を示す要部断面図、第２図はストツパーの斜視図、第
３図は使用するために軸本体と先軸を本接合した状態を
示す要部断面図である。 （１）……流動体の貯溜部、（２）……吐出口、（３）
……栓、（４）……軸本体、（５）……穂先、（６）…
…ストツパー、（７）……先軸、（８）……導通管、
（９）……リング部、（10）……ツマミ片、（11）……
係止部Ａ、（12）……第１係止部、（13）……第２係止
部。
態を示す要部断面図、第２図はストツパーの斜視図、第
３図は使用するために軸本体と先軸を本接合した状態を
示す要部断面図である。 （１）……流動体の貯溜部、（２）……吐出口、（３）
……栓、（４）……軸本体、（５）……穂先、（６）…
…ストツパー、（７）……先軸、（８）……導通管、
（９）……リング部、（10）……ツマミ片、（11）……
係止部Ａ、（12）……第１係止部、（13）……第２係止
部。
Claims (2)
- 【請求項１】内部に流動体の貯溜部（１）を設けて使用
開始前はその流動体の吐出口（２）を栓（３）でシール
した状態を維持する軸本体（４）と、穂先（５）を保持
して使用開始前はストツパー（６）を介して軸本体
（４）に接合（以下仮接合という）した状態を維持する
が使用するときにストツパー（６）を外してその分だけ
軸方向に移動して軸本体（４）に対し直に接合（以下本
接合という）する先軸（７）と、先軸（７）の内部に配
設されて先軸（７）が軸本体（４）に対し本接合する際
の移動により上記軸本体（４）の栓（３）に当たつてそ
の栓抜きを行なうことにより貯溜部（１）から穂先
（５）への流動体の供給を可能とする流動体導通管
（８）とを備えてなる流動体の塗布具において、上記ス
トツパー（６）を弾性変形可能なＣ状のリング部（９）
にツマミ片（10）が突設した形状となしたことを特徴と
する流動体の塗布具。 - 【請求項２】先軸（７）又は軸本体（４）の一方の部品
の接合部に凸状又は凹状の係止部Ａ（11）を設けると共
に他方の部品の接合部に係止部Ａ（11）と係合して仮接
合状態を維持する凸状又は凹状の第１係止部（12）と当
該第１係止部（12）から軸方向に所要距離だけ離れた位
置に軸本体（４）に対し先軸（７）を軸方向に押圧する
ことによつて係止部Ａ（11）と同様に係合して本接合す
る第２係止部（13）を設けたことを特徴とする請求項１
記載の流動体の塗布具。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989123082U JPH0725259Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 流動体の塗布具 |
| GB9022607A GB2237506A (en) | 1989-10-19 | 1990-10-17 | Painting/writing instrument |
| CA002028000A CA2028000A1 (en) | 1989-10-19 | 1990-10-18 | Painting/writing instrument |
| FR9012989A FR2653381A1 (fr) | 1989-10-19 | 1990-10-19 | Instrument de peinture/ecriture. |
| DE4033329A DE4033329A1 (de) | 1989-10-19 | 1990-10-19 | Mal-/schreibgeraet |
| IT02180090A IT1243855B (it) | 1989-10-19 | 1990-10-19 | Strumento per l'applicazione di liquidi. |
| KR1019900016840A KR920010045B1 (ko) | 1989-10-19 | 1990-10-19 | 필기 · 도포용 기구 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989123082U JPH0725259Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 流動体の塗布具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361967U JPH0361967U (ja) | 1991-06-18 |
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