JPH07252063A - エレベータ乗場戸の解錠装置 - Google Patents

エレベータ乗場戸の解錠装置

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Publication number
JPH07252063A
JPH07252063A JP4676994A JP4676994A JPH07252063A JP H07252063 A JPH07252063 A JP H07252063A JP 4676994 A JP4676994 A JP 4676994A JP 4676994 A JP4676994 A JP 4676994A JP H07252063 A JPH07252063 A JP H07252063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unlocking
lever
operating
door
landing door
Prior art date
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Pending
Application number
JP4676994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Komatsu
敏郎 小松
Wataru Shikauchi
亘 鹿内
Takashi Obayashi
孝 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH07252063A publication Critical patent/JPH07252063A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】解錠レバー6の先端部分に傾斜部12を設け、
乗場扉の解錠動作時に誤って、乗場扉が自閉しても、鎖
錠装置を破損,変形させることなく、確実にくり返し解
錠動作を行える様にした。 【効果】乗場扉の解錠動作を誤っても、確実にくり返し
動作させることが出来るため、かご内の乗客の救出等の
緊急時や、保守作業等などに信頼性を高めることが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ乗場戸の解錠
を解錠する機構及び解錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開平3−51290号公報に
記載のように、乗場戸の解錠方法を手順通り作業し作業
ミス等がなければ特に大きな問題は無く、保守点検,非
常時の乗客の救出も可能と考えられる。しかし、乗場戸
の解錠を行いドア開放時に、錠孔から錠外し棒を挿入し
た状態において乗場戸より誤って手をはなしたり、手を
すべらせてしまった場合に、乗場戸は乗場戸自閉装置に
より、戸閉り状態に戻るため、鎖錠フックに固定された
解錠レバーと、乗場三方枠側の上枠上部に位置しハンガ
ケースへ固定した案内金具にガイドされ錠外し棒により
上,下動作可能な作動金具が衝突し、変形及び破損し、
再び解錠動作が出来なくなる可能性があった。
【0003】このため非常時のかご内乗客救出等では人
命にかかわる大きな問題となることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、解錠
動作時における作業手順や、操作ミスによる動作不良の
発生について考慮されておらず乗場戸解錠装置の信頼
性,安全性に問題があり、解錠操作のミスによって解錠
装置を変形あるいは破損し、非常時のかご内乗客の救出
が出来ない、あるいはスムーズにいかないことや、エレ
ベータのかご内閉じ込め事故を発生させる危険があっ
た。
【0005】本発明の目的は、乗場戸の解錠装置の操作
を十分考慮し、操作ミスや操作手順の誤り等があって
も、解錠装置が変形や、破損することにより、安全性の
優れたエレベータ乗場戸の解錠装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は鎖錠フックのサブレバーの先端部の作動金
具との接触部に、スロープ部分を設けた。
【0007】すなわち、錠外し棒により作動金具を動作
させた状態で乗場戸が閉じても、作動金具とサブレバー
は直接衝突することなくサブレバーのスロープ部衝突力
を上部方向に分散及び吸収する構造とした。
【0008】
【作用】鎖錠装置の鎖錠フックは乗場戸の閉じ状態にお
いて、乗り場三方枠側より錠外し棒を挿入し、作動金具
を押し上げることにより、鎖錠フックのサブレバーを押
し上げ、鎖錠フックの固定軸を中心に回転動作し解錠す
る。したがって作動金具を押し上げた状態で乗場戸が閉
じてきた場合、鎖錠フックはばね力により鎖錠状態の元
の位置回転復帰しており、サブレバーは、作動金具の側
面に衝突し、変形又は破損のおそれがある。
【0009】このため、鎖錠フックのサブレバー先端の
作動金具との接触部分に乗場戸閉じ端手前の10〜20
mm程度から作動金具と接触しながら鎖錠フックを強制的
に回転動作させるためにスロープ部分を設けた。
【0010】すなわち、作動金具の動作範囲よりも大き
なスロープ部を鎖錠フックのサブレバー先端部に設ける
ことにより、作動金具がどの動作範囲にあっても、鎖錠
フックのサブレバーのスロープ部分で接触,スライドし
て鎖錠フックを回転動作させ、乗場戸閉じ端での解錠状
態(鎖錠フックが回転動作した状態)に強制的に復帰さ
せることが出来るため、作動金具,鎖錠フック,サブレ
バー等を変形,破損することが無い。したがってフール
プルーフな信頼性の高い乗場戸鎖錠装置を提供出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。乗場扉5には、その上部にハンガケース3に取付け
られたドアレール13上を走行し得るハンガ4が取付け
られている。
【0012】横方向に走行し得るハンガ4に鎖錠フック
1が取付けられ、ドアレール13に取付けられた鎖錠ス
イッチ2の爪部2′と鎖錠される。
【0013】この様に構成された乗場扉5を外部(乗場
側)から開扉するためには、鎖錠フック1を鎖錠スイッ
チ2の爪部2′から解錠させる必要がある。この解錠動
作はハンガ4に鎖錠フック取付板11を介して取付けら
れた鎖錠フック1に解錠レバー6をハンガ4,解錠スイ
ッチ2と干渉しない位置に配置する。乗場扉5が完全に
戸閉りした状態で乗場側より乗場三方枠(上部枠)8に
設けた錠外し棒案内金具9を貫通させて錠外し棒10を
突き上げることにより、作動金具7を作動させ、作動金
具7を作動させることにより、鎖錠フック1に取付けし
た解錠レバー6を押し上げることにより、鎖錠フック1
を回転動作させ、鎖錠スイッチ2の爪部2′との鎖錠を
開放し、乗場扉5を開放し非常時の乗りかご内の乗客の
救出や、保守作業等を行うものである。
【0014】しかし、作動金具7を作動させて乗場扉5
を開放した時に扉自閉装置14により乗場扉5を自閉さ
せぬために錠外し棒10を持っている手とは別の手など
により乗場扉5を押さえる動作を行う。この時、乗場扉
5をおさえる手がすべる等により乗場扉5が扉自閉装置
14により閉じてきた場合、錠外し棒10により突き上
げられた作動金具7と解錠レバー6が衝突し、作動金具
7及び解錠レバー6を変形,破損させ、再び解錠動作を
行えなくなるおそれを有していた。
【0015】本発明はこの様な場合にも、確実に解錠動
作をくり返して行うことが出来る様に、解錠レバー6の
先端部分に傾斜部12を設け、衝突時には衝撃力を緩和
させながら自動的に作動金具7の上側に解錠レバー6を
動作させ、乗場扉5の閉状態で錠外し棒10を突き上げ
た状態に復帰させることが出来、非常時のかご内の乗客
救出や、保守作業時の信頼性を高めたものである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、乗場扉の解錠動作には
ことさら熟練した技能を必要とせず解錠動作に不具合が
あっても解錠装置を破損することなく、確実な解錠動作
をくり返し行うことが出来るため非常に安全性の高いエ
レベータ乗場装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図。
【図2】従来品の出入口乗場装置の正面図。
【符号の説明】
1…鎖錠フック、2…鎖錠スイッチ、2′…鎖錠スイッ
チ爪部、3…ハンガケース、4…ハンガ、5…乗場扉、
6…解錠レバー、7…作動金具、8…乗場三方枠(上部
枠)、9…棒案内金具、10…錠外し棒、11…鎖錠フ
ック取付板、12…解錠レバー傾斜部、13…ドアレー
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンガに回転支持されたエレベータ乗場戸
    の鎖錠フックが、これに対応してハンガケースに固設さ
    れた鎖錠スイッチボックスの爪部と係合して前記エレベ
    ータ乗場戸を鎖錠する鎖錠装置において、保守点検及び
    非常時の乗りかご内の乗客救出用に設けた乗場側の乗場
    戸解錠装置の動作時に、解錠操作の錠外し棒を挿入した
    状態で乗場戸が自閉してきても、前記鎖錠装置を破損す
    ることなく確実に解錠動作が出来る様に、鎖錠フック部
    に取付けした解錠装置との連動用のサブレバーの先端部
    に斜面形状部分を設けて、乗場三方枠の上枠に設けた特
    殊形状の錠孔から錠外し棒を挿入して作動金具を動作さ
    せ、作動金具の動作状態で、乗場戸自閉装置により、自
    閉動作し、作動金具と衝突してもサブレバーの先端斜面
    部分にて衝突時の力を分散し、自動的に錠外し棒を挿入
    して作動金具を動作させた時の状態に戻り、前記サブレ
    バー,前記鎖錠フック及び前記作動金具を変形,破損す
    ることなく確実に再び乗場戸を解錠動作させることが出
    来る様に構成したエレベータ乗場戸の解錠装置。
JP4676994A 1994-03-17 1994-03-17 エレベータ乗場戸の解錠装置 Pending JPH07252063A (ja)

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JP4676994A JPH07252063A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 エレベータ乗場戸の解錠装置

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JP4676994A JPH07252063A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 エレベータ乗場戸の解錠装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07252063A true JPH07252063A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12756544

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JP4676994A Pending JPH07252063A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 エレベータ乗場戸の解錠装置

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JP (1) JPH07252063A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103224184A (zh) * 2013-04-09 2013-07-31 康力电梯股份有限公司 一种电梯门内部开启阀
CN105314507A (zh) * 2015-10-27 2016-02-10 南通通洋机电制造有限公司 电梯轿门锁紧装置
CN108545584A (zh) * 2018-06-28 2018-09-18 杨宝金 一种电梯轿门门机装置
CN113682931A (zh) * 2020-05-18 2021-11-23 株式会社日立大厦*** 层站门上锁装置以及电梯

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