JPH07247020A - 吸着搬送装置 - Google Patents

吸着搬送装置

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JPH07247020A
JPH07247020A JP3891494A JP3891494A JPH07247020A JP H07247020 A JPH07247020 A JP H07247020A JP 3891494 A JP3891494 A JP 3891494A JP 3891494 A JP3891494 A JP 3891494A JP H07247020 A JPH07247020 A JP H07247020A
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JP
Japan
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flow rate
rate adjusting
adjusting plate
belt
article
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Application number
JP3891494A
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English (en)
Inventor
Yukio Yumoto
幸男 湯本
Masuhiro Yoshino
益広 吉野
Tatsuya Hanabusa
達也 花房
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ベルトによる物品の吸着力を搬送領域の
全面に亙って均一に保ちつつ、吸着力の調整が行える吸
着搬送装置を提供する。 【構成】 通気孔22を有する搬送ベルト24と、これ
を走行させるベルト駆動機構と、搬送ベルト24の内周
面に対向する吸気口2Aを有する減圧チャンバ1と、減
圧機構とを具備する。吸気口2Aには、第1流量調節板
4および第2流量調節板6A〜6Cが設けられ、各流量
調節板4,6A〜6Cには第1開口部14および第2開
口部16が形成されている。第2流量調節板6A〜6C
を摺動させるステッピングモータ10が設けられ、個々
の開口部14,16の合致面積を調整する。第1流量調
節板4と搬送ベルト24との間には垂直な隔壁18が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば一端が封止され
た円筒状をなすアルミニウム製缶胴などの物品を搬送ベ
ルトに吸着しつつ搬送する吸着搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、缶胴の製造ラインにおいては、
多数の缶胴をその開口部を下に向けた倒立状態でベルト
コンベアにより多数搬送する過程で、製品不良の原因と
なる異常姿勢の缶胴をラインから除去するため、バキュ
ームトランスファーと称される装置が従来より使用され
ている。
【0003】この種のバキュウムトランスファーは、複
数のローラ間に巻回支持されるとともに多数の通気孔が
形成された無端状の搬送ベルトと、この搬送ベルトを回
転走行させるベルト駆動機構と、搬送ベルトの内周面に
対向して配置された減圧チャンバとを具備する。
【0004】上記バキュームトランスファーは、例え
ば、前工程から缶胴を搬送してくるベルトコンベアと、
後工程へ缶胴を搬送するベルトコンベアの間に介装され
る。そして、前工程からのベルトコンベアに載せられて
倒立状態で運ばれてきた缶胴を、前記減圧チャンバとの
対向領域の上流側で搬送ベルトに順次吸着し、後工程側
のベルトコンベア上まで搬送したうえ、それら缶胴を順
次、後工程へのベルトコンベア上に倒立状態のまま転送
するようになっている。これにより、前工程から異常姿
勢のまま、すなわち倒立状態以外の姿勢で送られてきた
缶胴は、搬送ベルトに吸着されることなく両ベルトコン
ベア間に落下し、異常品として缶胴生産ラインから排出
されるようになっている。
【0005】ところで、この種のバキュームトランスフ
ァーでは、上流側ベルトコンベアから物品を吸着する搬
送ベルトの上流側では物品吸着力を増し、物品を解放す
る下流側では物品吸着力を減少させたほうがよい場合が
ある。そこで、特開昭53−140765号公報には、
減圧チャンバを物品搬送方向に沿って複数の吸引室に分
割し、これら吸引室のそれぞれと吸引手段とを風量調整
用のダンパーを介して連結することにより、搬送ベルト
の下面での吸着力を物品搬送方向に沿う各部で異ならせ
る構成が記載されている。また、実開平2−12493
3号公報には、バキュームトランスファーの減圧チャン
バを物品搬送方向に沿って複数の吸引室に分割し、これ
ら吸引室のそれぞれと吸引手段とを流量調整バルブを介
して連結する構成が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
風量調整ダンパを用いた構成では、流路中にダンパが存
在することによって空気流が局部的に偏るため、減圧チ
ャンバの吸気口における風量の分布に予期しない偏りが
生じやすい。したがって、搬送ベルトの缶胴吸着面の幅
方向全面に亙って缶胴吸着力を均一化することは困難
で、幅方向の一部で局部的に吸着力が強くなりすぎて異
常姿勢の缶胴まで吸着したり、あるいは局部的に吸着力
が小さくなって正常姿勢の缶胴まで落下する場合があっ
た。また、流量調整バルブを設けた構造では、バルブ内
における空気抵抗が大きく、吸引手段に負担がかかりす
ぎるうえ、設備コストが高いという問題があった。
【0007】本発明に係る吸着搬送装置は、上記事情に
鑑みてなされたもので、搬送ベルトによる物品の吸着力
を搬送領域の幅方向全面に亙って均一に保ちつつ吸着力
の調整を行うことができ、しかも設備コストが安い吸着
搬送装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吸着搬送装
置は、外周面が物品吸着面とされ、この物品吸着面から
内周面へ連通する多数の通気孔を有する無端状の搬送ベ
ルトと、この搬送ベルトを回転走行させるベルト駆動機
構と、前記搬送ベルトの内周面に対向する吸気口を有す
る減圧チャンバと、この減圧チャンバ内部を減圧する減
圧機構とを具備し、前記減圧チャンバ内を減圧すること
により、前記吸気口および前記通気孔を通じて前記搬送
ベルトの物品吸着面に物品を吸着させつつ前記無端状ベ
ルトを回転走行させて物品を搬送する吸着搬送装置であ
って、前記減圧チャンバには、前記吸気口を塞ぐよう
に、第1流量調節板および第2流量調節板が相対的に摺
動可能に積層して設けられ、前記第1流量調節板には多
数の第1開口部が形成されるとともに、前記第2流量調
節板には、第1流量調節板と第2流量調節板の相対位置
に応じて前記第1開口部との合致面積の合計が変化し得
る第2開口部が多数形成され、さらに、前記第1流量調
節板と第2流量調節板の少なくとも一方を摺動させるた
めの板駆動機構が設けられていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る吸着搬送装置では、板駆動機構に
より第1流量調節板と第2流量調節板のいずれか一方を
摺動させることにより、第1流量調整板に多数形成され
た第1開口部のそれぞれと、第2流量調整板に多数形成
された第2開口部のそれぞれとの合致面積を一斉かつ一
様に変化させ、第1および第2流量調整板を通しての流
路断面積合計を増減させて風量を調節する。したがっ
て、搬送ベルトの物品吸着面の幅方向全面に亙って物品
吸着力を均一に保ったまま、物品吸着力の調整を行うこ
とが可能である。
【0010】
【実施例】図1および図2は、本発明に係る吸着搬送装
置の一実施例として、先に説明したバキュームトランス
ファーに適用した例を示す正面図および縦断面図であ
る。図中符号1は減圧チャンバであり、この減圧チャン
バ1は下方に突出する角筒状の垂直部2を有すると共
に、図示しない減圧ポンプに接続され内部が減圧される
ようになっている。
【0011】減圧チャンバ1の垂直部2の下端は矩形状
の吸気口2Aとなっており、この吸気口2Aを塞ぐよう
に、第1流量調節板4が垂直部2の下端から一定距離上
方に離間した位置で水平に固定されている。この第1流
量調節板4の下面に沿う位置には、図1および図3に示
すように、細長い矩形状をなす3枚の第2流量調節板6
A〜6Cが、物品搬送方向上流側(図1中左側)から下
流側(図1中右側)へ3列に並べて配置されている。こ
れら第2流量調節板6A〜6Cの全長は、第1流量調節
板4の幅寸法よりも若干小さい程度とされている。ま
た、第1流量調節板4の下面には、図3に示すように、
第2流量調節板6Aと6Bの間、および第2流量調節板
6Bと6Cの間にそれぞれ、第1流量調節板4の全幅に
亙って延びる長細い隔壁18が下向きに固定され、これ
ら隔壁18の下端は搬送ベルト24の内周面に当接して
いる。
【0012】第2流量調節板6A〜6Cは、図2に示す
ように、それぞれの長手方向一端が互いに別個のステッ
ピングモータ10のスライドロッド10Aに固定され、
これら計3個のステッピングモータ10は、図4に示す
ように、垂直部2の外周壁面にそれぞれ支持部8を介し
て固定されている。これらステッピングモータ10は図
示しない制御装置に接続されており、それぞれ独立駆動
される。
【0013】垂直部2には圧力センサ12が固定され、
その感知子12Aは垂直部2内に突き出されている。圧
力センサ12の出力は前記制御装置に伝達され、制御装
置は減圧チャンバ1内の圧力を所望値に一致させるよう
に周知の方法により第2流量調節板6A〜6Cをフィー
ドバック制御するようになっている。
【0014】第1流量調節板4には、図3に示すよう
に、その全面に亙って均一なピッチで第1開口部14が
多数形成されている。この例の第1開口部14はいずれ
も円形とされ、第1開口部14同士の間隔は、第1開口
部14の直径と同程度かそれ以上とされている。一方、
第2流量調節板6A〜6Cにも、その全面に亙って、第
1開口部14と同一のピッチで同一形状・寸法をなす第
2開口部16が形成されている。
【0015】そして、各対のステッピングモータ10に
より第2流量調節板6A〜6Cを第1流量調節板4に沿
ってスライドさせると、スライド範囲の一端では全ての
第1開口部14と第2開口部16が完全に合致して全開
状態となり、スライド範囲の他端側に移動するにつれ両
者の合致面積(開度)が狭まり、他端側では開度が0
(または極小)になるように構成されている。これによ
り第1流量調節板4および第2流量調節板6A〜6Cを
通過する風量の調整が行える。なお、ステッピングモー
タ10の代わりに、手動ハンドルのような他の板駆動機
構により第2流量調節板6A〜6Cをスライドさせる構
成も可能であるし、第2流量調節板6A〜6Cを第1流
量調節板4の上側に配置してもよい。
【0016】第1流量調節板4と第2流量調節板6A〜
6Cとの間は、空気の漏れが影響無い程度であれば僅か
な間隙が空いていてもよいし、摺動抵抗が大きくなりす
ぎて駆動困難にならなければ両者が当接していてもよ
い。また、第1開口部14および第2開口部16の形状
は円形に限らず、矩形状や楕円など、他の形状であって
もよいし、寸法や形状が互いに異なっていてもよい。さ
らに、第2流量調節板を3分割する代わりに4以上の枚
数に分割してそれぞれに板駆動機構を設け、吸着力分布
をいっそう微調整できるようにしてもよい。
【0017】垂直部2の下方には、無端状の搬送ベルト
24の下部が水平に通され、一対のローラ26間で張力
をかけた状態で支持されている。この搬送ベルト24は
例えば、キャタピラ状に連結された短冊状の硬質プレー
トからなるもの、あるいは可撓性を有する弾性材料から
なるものなどが使用可能である。また、搬送ベルト24
を回転走行させるための駆動機構(図示略)が減圧チャ
ンバ1の上方に設けられており、この駆動機構を作動す
ると、搬送ベルト24のループ下側部分が、垂直部2お
よび隔壁18の下端に沿って上流側から下流側へと水平
走行するようになっている。
【0018】搬送ベルト24の幅は第2流量調節板6A
〜6Cの長さにほぼ等しく、その全面に亙って、図4に
示すように通気孔22が一定ピッチで形成されている。
通気孔22のピッチや寸法は、第1開口部14および第
2開口部16とは無関係であり、吸着位置に拘らず搬送
すべき缶胴Kの底面を均一な力で吸着するのに十分な寸
法、ピッチに設定されている。
【0019】また、搬送ベルト24の搬送方向上流側部
分および下流側部分の下方には、搬送ベルト24と平行
に、それぞれベルトコンベア30,34が設けられ、そ
れぞれローラ32,36等により支持されて、図示しな
い駆動手段により走行されるようになっている。なお、
この実施例では、ベルトコンベア30上の搬送路の末端
位置およびベルトコンベア34上の搬送路の始端位置の
直上に隔壁18が設けられている。
【0020】上記構成からなる吸着搬送装置を使用する
には、減圧チャンバ1内を減圧しつつ搬送ベルト24を
走行させる一方、ベルトコンベア30,34を搬送ベル
ト24と同程度の速度で走行させる。この状態で、ベル
トコンベア30上に倒立状態で載せられて缶胴Kが搬送
されてくると、図1に示すように、第2流量調節板6A
と対向する位置において、ベルトコンベア30上の缶胴
Kが倒立状態のまま搬送ベルト24に吸い付けられる。
【0021】吸い付けられた缶胴Kは搬送ベルト24の
走行につれ下流側へ搬送されるが、垂直部2の下流側端
部において吸引領域から外れると缶胴Kは搬送ベルト2
4から落下し、倒立状態を保ったままベルトコンベア3
4に載せられ、次工程に搬送される。一方、ベルトコン
ベア30上に横倒しになった缶胴Kや、正立して内部に
洗浄液等が溜まった重い缶胴Kがあると、いずれも搬送
ベルト24に吸着されず、ベルトコンベア30,34の
間に落下してラインから除去される。
【0022】この実施例の装置によれば、各ステッピン
グモータ10により第2流量調節板6A〜6Cをそれぞ
れ摺動させることにより、第1流量調節板4に多数形成
された第1開口部14のそれぞれと、第2流量調節板6
A〜6Cに多数形成された第2開口部16のそれぞれと
の合致面積を一斉かつ一様に変化させ、これら開口部1
4,16を通じての流路断面積合計を増減させて風量を
調節することが可能である。したがって、例えば、上流
側の第2流量調節板6Aを通じての風量を他の2枚より
も増せば、ベルトコンベア30の搬送路末端部から缶胴
Kを浮き上がらせる力を増し、吸着を確実化するなどの
調整が容易である。しかも、第2流量調節板6A〜6C
それぞれに対応する各領域では、搬送路の幅方向全面に
亙って吸着力が均一に保たれるため、正常姿勢の缶胴K
が落下したり、異常姿勢の缶胴が吸着されるなどの不具
合が防止できる。
【0023】また、第2流量調節板6A〜6Cと搬送ベ
ルト24との間に空間を形成し、さらに隔壁18を設け
ているので、第2流量調節板6A〜6Cを通じての空気
流の局部的な偏りがこれら空間で緩和され、搬送ベルト
24による吸着力をいっそう均一化することができる。
さらに、隔壁18により第1流量調節板4および搬送ベ
ルト24の撓み変形を防ぐことが可能であるから、第2
流量調節板6A〜6Cの作用の信頼性を向上できる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて適宜構成を変更してよい。例
えば、本発明の用途は缶胴用のバキュームトランスファ
ーのみに限定されず、物品選別等の目的のために吸着力
を調整しつつ物品を搬送する用途にはいずれも適用可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る吸着
搬送装置によれば、板駆動機構により第1流量調節板と
第2流量調節板のいずれか一方を摺動させることによ
り、第1流量調整板に多数形成された第1開口部のそれ
ぞれと、第2流量調整板に多数形成された第2開口部の
それぞれとの合致面積を一斉かつ一様に変化させ、第1
および第2流量調整板を通しての流路断面積合計を増減
させて風量を調節する。したがって、搬送ベルトの物品
吸着面の幅方向全面に亙って物品吸着力を均一に保った
まま、物品吸着力の調整を行うことが可能である。さら
に、流量調整バルブを設けて風量調整する構成に比して
装置が単純化できるから、設備コストが安く済むという
利点も有する。
【0026】また、本発明の請求項2に係る装置では、
駆動される側の流量調節板が3以上に分割され、それぞ
れに別個の板駆動機構が設けられているので、搬送方向
に沿って段階的に変化させることが可能である。さら
に、請求項3に係る装置では、流量調節板と搬送ベルト
との間に間隙が形成され、この間隙内に隔壁が設けられ
ているので、流量調節板を通じての空気流の局部的な偏
りがこれら空間で緩和され、搬送ベルトによる吸着力を
いっそう均一化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着搬送装置の一実施例を示す正
面図である。
【図2】同実施例の縦断面図である。
【図3】同実施例の要部の横断面図である。
【図4】同実施例の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 減圧チャンバ 2A 吸気口 4 第1流量調節板 6A〜6C 第2流量調節板 8 支持部 10 ステッピングモータ(板駆動機構) 12 圧力センサ 12A 感知子 14 第1開口部 16 第2開口部 18 隔壁 22 通気孔 24 搬送ベルト 26 ローラ K 缶胴(物品) 30,34 ベルトコンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面が物品吸着面とされ、この物品吸着
    面から内周面へ連通する多数の通気孔を有する無端状の
    搬送ベルトと、この搬送ベルトを回転走行させるベルト
    駆動機構と、前記搬送ベルトの内周面に対向する吸気口
    を有する減圧チャンバと、この減圧チャンバ内部を減圧
    する減圧機構とを具備し、前記減圧チャンバ内を減圧す
    ることにより、前記吸気口および前記通気孔を通じて前
    記搬送ベルトの物品吸着面に物品を吸着させつつ前記無
    端状ベルトを回転走行させて物品を搬送する吸着搬送装
    置であって、 前記減圧チャンバには、前記吸気口を塞ぐように、第1
    流量調節板および第2流量調節板が相対的に摺動可能に
    積層して設けられ、 前記第1流量調節板には多数の第1開口部が形成される
    とともに、前記第2流量調節板には、第1流量調節板と
    第2流量調節板の相対位置に応じて前記第1開口部との
    合致面積の合計が変化し得る第2開口部が多数形成さ
    れ、 さらに、前記第1流量調節板と第2流量調節板の少なく
    とも一方を摺動させるための板駆動機構が設けられてい
    ることを特徴とする吸着搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第1流量調節板または第2流量調節板
    のうち、前記板駆動機構により駆動される側の流量調節
    板は、物品の搬送方向に沿って少なくとも3枚に分割さ
    れており、これら分割された個々の流量調整板に対しそ
    れぞれ別個の板駆動機構が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の吸着搬送装置。
  3. 【請求項3】前記第1流量調節板および第2流量調節板
    のうち前記搬送ベルトと対向する側の流量調節板と、前
    記搬送ベルトとの間には、一定量の間隙が形成されると
    ともに、この間隙内には、前記分割された流路調整板の
    分割境界線に沿ってそれぞれ前記間隙内の空間を物品搬
    送方向に仕切る隔壁が設けられていることを特徴とする
    請求項2記載の吸着搬送装置。
  4. 【請求項4】前記物品は、有底円筒状の缶胴であること
    を特徴とする請求項1,2または3記載の吸着搬送装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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