JPH0724657B2 - 皮膚観察装置 - Google Patents

皮膚観察装置

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JPH0724657B2
JPH0724657B2 JP61006814A JP681486A JPH0724657B2 JP H0724657 B2 JPH0724657 B2 JP H0724657B2 JP 61006814 A JP61006814 A JP 61006814A JP 681486 A JP681486 A JP 681486A JP H0724657 B2 JPH0724657 B2 JP H0724657B2
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JP
Japan
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skin
light guide
image
inner cylinder
imaging head
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JP61006814A
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澄 藤井
憲一 中橋
勇次 森田
雄司 伊熊
宏 松井
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、皮膚表面の凹凸、特に微小な凹凸を観察する
のに好適な皮膚観察装置に関するものである。
〔従来の技術〕
化粧品の店頭販売においては、美容相談員が客に最も適
した化粧品を客自身が納得の上で選定し、推奨すること
が重要とされている。
従来、かかる化粧品の選定,推奨を行なう手段として、
顔面の水分を測定し表示する方法、及びITVカメラで皮
膚を接写しTVモニターに大写して観察する方法等が採用
されている。しかしながら、前者は皮膚の状態を決定す
る多くのパラメータ、例えば油,水,毛,皺などのうち
水分のみにより診断しているため不正確であり、客の十
分な納得を得るには不充分である。又、後者はITVカメ
ラを客の顔面に近接させる必要があり、照明も大がかり
になるため客が緊張し、照明の熱で発汗したりするた
め、自然な状態での観察を行なうことができず、しか
も、客に不快感を与えるという欠点があると共に、鼻な
ど顔面局部の平坦でない部分にスポットをあてて観察す
ることができず、特に化粧ののりを左右する重要な要素
である皮膚の微小な凹凸をとらえることは不可能であ
る。
このような問題点を解決するため、特開昭60−198129号
公報に記載の如き装置が提案されている。これは第10図
に示すようにITVカメラ1の撮影レンズの前にイメージ
ファイバースコープ2を取付けたものであって、イメー
ジファイバースコープ2の先端部3の内部には第11図に
示すように光源4からの照明光を導くライトガイド5と
対物レンズ6とイメージガイドファイバー束7が内蔵さ
れておりライトガイド5により皮膚表面8を照明し、皮
膚表面8を対物レンズ6,イメージガイド7を介してITV
カメラ1により観察しTVモニター9上で観察できるよう
にしたものである。ここで、ライトガイド5が対物レン
ズ6の光軸に対して傾斜しているため皮膚表面に凹凸が
あると影ができる。このため凹凸が非常に見易く、また
立体感を伴って観察することができるものである。
そして、この装置は、イメージファイバースコープ2の
先端は小型で客の顔の任意の位置に容易に近づけること
ができるし、ライトガイド5の照明光は熱線をあまり含
まないので観察装置として良好である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、光学ファイバーは脆弱で折れ易いため、
通常イメージファイバースコープは外側をやや硬目の丈
夫な被覆で覆う必要があるほか、ある角度以上曲がらな
いようにしなければならない等構成上の制約があり、そ
の結果眼のまわり,耳元等と各所を次々に観察しようと
する場合先端部の移動が意外とやりにくい(操作性が良
くない)ことや、一旦イメージガイド7のファイバーが
折れてしまうと画像の一部が欠落して回復不可能となる
等の欠点があり、必ずしも好ましいものではなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、操作性に優れ、画像の一
部の欠落などが生じない皮膚観察装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明による皮膚観察装置は、従来のITVカメラ及びイ
メージファイバー束の代わりに、固体撮像装置が内蔵さ
れた撮像ヘッドを用いたことを特徴とするものである。
これによれば、折れやすいイメージファイバー束がない
ので、像の一部欠落などが起きず、操作性が向上する。
即ち、ライトガイドも光ファイバーからできていること
には変わりないが、イメージガイドと異なり万一ファイ
バーが多少折れても照明光量が若干減るだけで像の一部
欠落などは起きない。従って、イメージガイドを含むも
のに比べるとかなり自由に曲げられるようにしておいて
も問題なく、操作性を高め得る。尚、当然ながら固体撮
像装置のために必要な電線はファイバーよりも丈夫であ
る。
〔実施例〕
以下、図示した各実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。第1図は第一実施例全体の外観図である。本発明の
皮膚観察装置は、撮像ヘッド11と、撮像ヘッド11に照明
光を供給する光源及び撮像ヘッド11から得られる信号を
TVモニター12に表示するために所定の信号処理を行行な
う信号処理装置を含む本体13とを具えている。14は光源
から撮像ヘッド11に照明光をみひびくライトガイド、15
は撮像ヘッド11から信号処理装置に信号を導くケーブル
である。
第2図は撮像ヘッド11の断面図である。撮像ヘッド11は
有底円筒状の外筒16に円筒状の内筒17を摺動可能に嵌挿
した構成を有している。外筒16と内筒17は夫々に各端部
が固定されたバネ18により連結され、内筒17は外筒16内
に押し込まれるとバネ18により前方(第2図左方)へ弾
圧されるようになっている。内筒17はその先端部17aが
径方向内側に若干突出しており、その内側に幅広のリン
グ19が軸のまわりに回動自在に嵌挿されている。内筒17
のリング19に対応する部分には、一部に円周方向の長孔
17bが形成されており、この長孔17bを介してライトガイ
ド14の出射端が挿入されてリング19に固定され、撮像ヘ
ッド11の中心軸に対し傾斜して保持されている。又内筒
17の先端から所定距離隔てた部位に軸と平行な方向の長
孔17cが形成されており、この長孔17cを介して挿入され
た外筒16と一体の取付枠16aにより対物レンズ20が外筒1
6の内面に取付けられている。一方、外筒16の底部内側
にはCCD(固体撮像素子)21が対物レンズ20と同軸に取
付けられている。また外筒16の先端近くには図示しない
バネにより常時内側へ付勢されているストッパー22が設
けられており、その押圧力により内筒17と外筒16とを固
定している。ストッパー22の突部22aを押すとストッパ
ー22の先端が内筒17から離れ、内筒17と外筒16とは軸方
向に相対的に変位し得るようになる。
尚、ライトガイド14は、外筒16の底部外側に固着された
ブーツ23の側壁に設けられた孔23aに若干のたるみをも
って一旦固定され、CCD21用のケーブル15と共にブーツ2
3の中央孔23bから外部に導き出されて本体13に接続され
ている。
本発明による皮膚観察装置は上述の如く構成されている
ので、第2図に示した如く皮膚24に内筒17の先端17aを
軽く押付けると、内側への突出部分が押さえになって皮
膚24は大体平らになる。この状態でストッパー22を押し
て解除し、TVモニター12を見ながらピントが合うように
(最もはっきり見えるように)外筒16を前後させ丁度良
い位置でストッパー22から指を離し該ストッパー22で内
筒17と外筒16を固定させる。この状態でピントの合った
観察が可能である。又、ライトガイド14の出射端が斜め
に付いているので皮膚の表面に陰影が生じ立体感が出る
(本当は立体的に見えるわけではない)のは従来通りで
ある。又、ライトガイド14の出射端がリング19に取付け
られているので、リング19を軸の周りに回動させれば異
なる角度からの斜照明が可能である。尚、その回動範囲
は内筒17に設けた長孔17bの長さにより決定されるが、
ライトガイド14には、この回動に対応し得るように若干
弛みが与えられている。
尚、本実施例ではリング19が緩い嵌合状態だと一寸のは
ずみで回動してしまって使いずらいので、リング19と内
筒17との接触面の適当な位置にクリックを設けて所定角
度毎に回動し回動後リング19が半固定されるようにして
も良い。又、ある程度以上の力を加えないと回らないよ
うにリング19を内筒17に対してきつめの嵌合状態にして
おくことも有効である。
第3図は第二実施例の撮像ヘッド11の先端部断面図であ
って、これは内筒17の側面にスリット17dを設けてそこ
に偏光フィルタ25を挿入できるようにすると共に、ライ
トガイド14の出射端に偏光フィルター26をはめるように
したものである。直線偏光は正反射しても直線偏光であ
るから、内筒17に設けた偏光フィルタ25を適当な位置ま
で回動すると皮膚24による正反射光を除去できるので非
常に見易くなる。
第4図は第三実施例の撮像ヘッド11の先端部断面図であ
って、これは内筒17の先端部17aを回動自在として360゜
任意の方向から斜照明できるようにしたものである。
第5図は第四実施例の撮像ヘッド11の要部断面図であっ
て、これはライトガイド14を斜設するかわりに、ライト
ガイド14は軸と平行にして、その前方にプリズム27(第
5図(A))又は反射鏡28(第5図(B))を置いて斜
照明となるようにしたものである。プリズム27又は反射
鏡28を回動できるように保持すれば、照射角度を自在に
変えることができる。
第6図は第五実施例の撮像ヘッド11の要部断面図であっ
て、これはライトガイド14をリング19に完全に固定せ
ず、ある程度以上の力を加えると前後し得るようにゴム
で弾性的に挾むことなどにより保持しておき、前後動せ
しめると照射範囲が変わるようにしたものである。
第7図は第六実施例のライトガイドの要部断面図であっ
て、ライトガイド14の先端を二叉又は円環状にしたもの
である。
第8図は第七実施例の撮像ヘッド11の要部断面図であっ
て、ライトガイド14の先端面を直線状にしたものであ
る。
第9図は第八実施例の撮像ヘッド11の要部断面図であっ
て、対物レンズ20を外筒16に固定せず、中心軸(光軸)
に沿ってスライド可能に支持して、共役距離(皮膚24と
CCD21との間の距離)が同じでも二ヶ所の対物レンズ位
置でピントが合うようにしたものである。その時の倍率
は一方がβなら他方は1/βとなるので、異なる倍率で観
察することができる。
尚、上記実施例の他に、ライトガイド14の出射端と対物
レンズ20の光路中に夫々皮膚を観察するのに適したフィ
ルターを挿入し得るようにしても良い。又、内筒17の先
端部17aを皮膚24に押し当てた時に対物レンズ20のピン
ト位置がほぼCCD21の表面と一致するように構成しても
良い。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明による皮膚観察装置は、操作性に優
れ、画像の一部の欠落などが生じないという実用上優れ
た利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による皮膚観察装置の第一実施例全体の
外観図、第2図は第一実施例の撮像ヘッドの断面図、第
3図及び第4図は夫々第二及び第三実施例の撮像ヘッド
の先端部断面図、第5図乃至第9図は夫々第四乃至第八
実施例の撮像ヘッドの要部断面図、第10図は従来例の外
観図、第11図は従来例のイメージファイバースコープの
先端部断面図である。 11……撮像ヘッド、12……TVモニター、13……本体、14
……ライトガイド、15……ケーブル、16……外筒、17…
…内筒、18……バネ、19……リング、20……対物レン
ズ、21……CCD、22……ストッパー、23……ブーツ、24
……皮膚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊熊 雄司 東京都渋谷区幡ヶ谷2の43の2 オリンパ ス光学工業株式会社内 (72)発明者 松井 宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2の43の2 オリンパ ス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明光源と、該照明光源からの光を皮膚表
    面に照射するライトガイドと、皮膚表面を撮像する撮像
    ヘッドと、該撮像ヘッドからの電気信号を画像処理装置
    を介して表示するTVモニターとから成り、前記撮像ヘッ
    ドが、先端部が皮膚表面に押接せしめられる筒状体と、
    該筒状体に内装された対物レンズ及び撮像素子と、前記
    筒状体に取付けられた前記ライトガイドの出射端とから
    構成されていることを特徴とする皮膚観察装置。
JP61006814A 1986-01-16 1986-01-16 皮膚観察装置 Expired - Lifetime JPH0724657B2 (ja)

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JP61006814A JPH0724657B2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16 皮膚観察装置

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JPS62164438A JPS62164438A (ja) 1987-07-21
JPH0724657B2 true JPH0724657B2 (ja) 1995-03-22

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JPH01308527A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Sukara Kk 拡大撮像装置における照明用導光装置
JP5765067B2 (ja) * 2011-06-07 2015-08-19 花王株式会社 化粧のりの改善方法
WO2018029286A1 (en) 2016-08-09 2018-02-15 Koninklijke Philips N.V. Device and method for measuring skin elasticity

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