JPH07244542A - パーソナルプロセッサモジュール及びそれと結合して使用するドッキングステーション - Google Patents

パーソナルプロセッサモジュール及びそれと結合して使用するドッキングステーション

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JPH07244542A
JPH07244542A JP6035023A JP3502394A JPH07244542A JP H07244542 A JPH07244542 A JP H07244542A JP 6035023 A JP6035023 A JP 6035023A JP 3502394 A JP3502394 A JP 3502394A JP H07244542 A JPH07244542 A JP H07244542A
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JP
Japan
Prior art keywords
module
personal
docking station
ppm
processor
Prior art date
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Application number
JP6035023A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kobayashi
成夫 小林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各場所に配置された各種周辺装置を有するド
ッキングステーションと結合して使用できるコンピュー
タ処理装置を提供する。 【構成】 パーソナルプロセッサモジュール2は、複数
のドッキングステ−ション3いずれか1つと結合して使
用される。それぞれのドッキングステ−ション3は、電
源、キ−ボ−ド、表示装置50、モジュールに電力を供
給する電源、およびドッキングステ−ションをモジュ−
ルに電気的に接続するコネクタを有する。また、モジュ
−ル2は、プロセッサおよびそれに関連する主メモリな
どのキャッシュメモリを持つロジック、プロッセッサお
よびロジックと協調する大容量記憶装置、およびドッキ
ングステ−ションコネクタ24によりモジュ−ル2をド
ッキングステ−ション3に電気的に接続するモジュ−ル
コネクタ22を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般のデジタルコンピ
ュータシステムに係り、特に、容易に持ち運びでき、各
場所毎に配置されたモニター、キーボードおよび各種の
周辺装置を有するドッキングステーションと結合して使
用できるコンピュータ処理装置に関する。このコンピュ
ータ処理装置は、ドッキングステーションと結合して働
らくようにロード可能なオペレーテングシステムや応用
ソフトを有する。
【0002】
【従来の技術】パ−ソナルコンピュ−タに関しては、例
えば、Bite Magazine 、1991年8月号、頁39ー4
0、及び1990年6月号、頁117ー118に "Bric
k"及び"moby brick"と呼ばれるマシンが記載されてい
る。これらの記事のいずれもいくつかの場所で使用でき
るポータブル装置に納められた処理装置メモリ及びハー
ドデスクを提供するコンセプトを示している。
【0003】Lewist et al.の米国特許 No.5,079,388に
は、多数の個人モジュール用に使用できるモニタ及びキ
ーボードとして安価なシステムアップグレードを提供す
るよう設計されたプロセッサ及びメモリを備えた個人モ
ジュールを採用するコンピュータシステムが示されてい
る。
【0004】Hawkinsの米国特許 No.5,133,076 には、
コンピュータモジュールと拡張モジュールとが示されて
いる。
【0005】Cudaheyの米国特許 No.4,715,385には、患
者と一緒に固定ステーションから別のステーションへと
移動できる処理手段を備える可搬式モジュールを有する
患者モニタシステムが示されている。
【0006】Komackiの米国特許 No.4,890,832 には、
計算器に異なる機能を付与する交換可能なキーボードと
メモリを備える取り外し可能な処理装置を持つ計算器が
示されている。
【0007】Galanoの米国特許 NO.5,161,169 及び19
90年9月号のIBM Technical Disclosure Bulletin、
33巻4号、頁38ー39に取り外し可能なカートリッ
ジ若しくはモジュールを持つ通信装置のプログラミング
が示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】様々な場所で仕事をす
るコンピュータユーザは、便利なところで何処ででも使
えるシステムを長年追い求めてきている。このような複
数の場所で働くコンピュータユーザにはオフィスや家庭
で、或いはオフィスからオフィスへと移動し、異なる場
所の複数のグループの仕事ぶりを監督し、或いはビルか
らビルへと、例えば研究室から図書館、更にコンピュー
タ室へと移動して仕事をする人や、或いは本社と周辺の
支社または家庭の両方で働く遠隔通勤者等がいる。現在
までこのようなユーザは多数のシステムを購入したり、
或いは一つのシステムを抱えてそれらの場所を移動しな
ければならなかった。不便であっても、費用やサービス
時間の関係で上記に代わる方法を求めることが出来ない
場合には、このような複数場所で働くユーザは異なるコ
ンピュータ或いは端末に向かい、しばしば異なるインタ
ーフェース、プロセッサ、異なる命令セットを扱いなが
ら、しかも仕事に便利な応用ソフトやファイルが容易に
入手出来ない環境で働かざるを得なかった。いくつかの
パソコン及び、或いはワークステーション更に付属のソ
フトを各作業場所ごとに購入するようなことをしない
で、より安価な解決法を見いだすことが重要である。更
に、いくつかのパソコン或いはワークステーションを管
理して、上級ソフトへの変更或いはユーザが働く各場所
でのソフト構成変更を図るよりは、その時間や費用を省
く方法を見いだす方が望ましい。また、処理装置、ハー
ドデスク、ソフトウエア及びデータなどのコンピュータ
システムの重要な部分を盗難や会社の運営を妨害する意
図を持つ人間から保護するセキュリテイを高めることが
長年の目標であった。コンピュータを使用していないと
きには、これらの重要な部品をオフィスのコンピュータ
システムから取り外し安全な場所に保管するのが望まし
い。
【0009】上記の課題に対する一つの解決法としてポ
ータブルなデスクトップ或いはノートブックコンピュー
タを提供しようという努力がなされてきた。しかしなが
ら、これらの寸法は通常レーターサイズ以上であり、デ
スクトップコンピュータ用の最低限の機能を納め、キー
ボート、デスプレイ及び電源を含むのでブリーフケース
の大半を占めてしまう。コンピュータをある決まった場
所で使い旅行中、例えば旅客機内で使用しない人達は、
場所から場所へと移動する際に大きなモジュールを携帯
したいとは思わない。さらに、ユーザは縮小サイズのキ
ーボードやスクリーンの限られた明るさなどで悩まされ
る。本発明に対する必要性は以上の様な多くの動機によ
り更に高まった。生産性を高め、作業環境を改善するた
めに、より柔軟な作業方式及び管理方式を支援してゆく
必要性から、いくつかの場所で作業するスタイルが益々
増加している。更に、ネットワーク化、作業グループ応
用ソフト等の技術的、管理面での革新により価値の高い
従業員が多数の場所で働くのがより容易になろう。
【0010】同じ技術者が行う異なる特定のタスクごと
に異なる装置が必要になる場合がある。ユーザの生産性
を高める上では、例えば、一つの装置に対しデスクトッ
プを使い、また別の目的に対してはポータブルを使い分
ける能力は有効である。
【0011】プロセッサ及びソフトウエアをアップグレ
ードにする必要性は益々増えている。プロセッサ性能の
革新はますます加速している。現在利用できる高性能プ
ロセッサを利用したオペレーションシステム及び応用ソ
フトの革新によりユーザの生産性は向上している。ユー
ザがいくつかの別々の場所で仕事をしようとする場合、
アップグレードの費用を抑えアップグレードに要する時
間を如何に短縮するかが重要な検討課題である。
【0012】従来の技術ではこれらの問題の幾つかは検
討されてきたが、全体としては検討されていなかった。
例えば、Bite Magazine 、1991年8月号、頁39ー
40、及び1990年6月号、頁117ー118に "Br
ick"及び "moby brick"と呼ばれるマシンが記載されて
いる。これらの記事のいずれもいくつかの場所で使用で
きるポータブル装置に納められた処理装置メモリ及びハ
ードデスクを提供するコンセプトを示している。この装
置には電源やその他の素子が含まれているため寸法が大
きく重たくなってしまい、ノートブックやラップトップ
方式に対し有利な点はない。
【0013】Lewist et al.の米国特許 No.5,079,388に
は、多数の個人モジュール用に使用できるモニタ及びキ
ーボードとして安価なシステムアップグレードを提供す
るよう設計されたプロセッサ及びメモリを備えた個人モ
ジュールを採用するコンピュータシステムが示されてい
る。
【0014】しかし、このモジュールは携帯してゆき異
なるタイプのワークステーションに配置したり、異なる
タイプのドッキングステーションに結合して使用するよ
うには設計されていない。
【0015】Hawkinsの米国特許 No.5,133,076 にはコ
ンピュータモジュールと拡張モジュールとが示されてい
るが、このコンピュータは液晶デスプレイスクリーンを
備えているため寸法、重量が増え、システム柔軟性に欠
ける。
【0016】Cudaheyの米国特許 No.4,715,385には患者
と一緒に固定ステーションから別のステーションへと移
動できる処理手段を備える可搬式モジュールを有する患
者モニタシステムを示している。これは、複数の異なる
種類のドッキングステーション、或いは異なるプロセッ
サやメモリ構成を受け入れることができる多数の異なる
種類のドッキングステーションと結合して使用すること
については考慮していない。
【0017】Komackiの米国特許 No.4,890,832 は計算
器に異なる機能を付与する交換可能なキーボードとメモ
リを備える取り外し可能な処理装置を持つ計算器を示し
ているが、キーボードの重量が加わり、更に異なるプロ
セッサの使用や多様なドッキングステーションに対応す
る異なるメモリ構成を考慮していない。
【0018】Galanoの米国特許 NO.5,161,169 及び19
90年9月号のIBM Technical Disclosure Bulletin、
33巻4号、頁38ー39に取り外し可能なカートリッ
ジ若しくはモジュールを持つ通信装置のプログラミング
が示されている。しかしながら、このカートリッジ若し
くはモジュールは電源を備えず、更に上記概説した課題
の取り扱いに必要な柔軟性が得られない。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記したこの課題に対す
る従来の手法における問題点は、コンピュータのコア部
分を構成するパーソナルプロセッサモジュールを提供
し、自分用にカスタマイズした処理装置をユーザが携帯
しやすいようにしてコンピュータ使用上の柔軟性を増す
ことにより解決される。それによりユーザは異なる場所
で異なる種類のドッキングステーションを使用する柔軟
性が得られる。このパーソナルプロセッサモジュール(P
PM)は、例えば、デスクトップ或いはポータブル装置、
或いは特殊機能、例えば計算機援用設計システム用のデ
ジタイザ及びプロッタ、或いはマルチメデア著作システ
ム用ビデオカメラ及びシンセサイザ等を持つ専用機と結
合して使用することができる。このパーソナルプロセッ
サモジュール(PPM)によりユーザは自分が最も望ましい
と思う特性に基づき、CISC或いはRISCマシン、或いはDO
S/WINDOWS若しくはUNIXマシンの属性を携帯することが
できる。要約すると、本発明では、一つのユーザシステ
ムが2つの部分に分割される。即ち、ユーザが容易に持
ち運びできる可搬式モジュールとドッキングステーショ
ン部分とである。この二つの部分はパソコンペリフェラ
ルコンポーネントインデペンデント(PCI)バスのような
接続と独立したプロセッサにより相互に接続される。ま
た、ドッキングステーションからPPMに対し電力がコネ
クタを介して供給されるからPPMに電源を備える必要は
ない。
【0020】PPMは個人の処理能力に応じたハードウエ
ア及びソフトウエア、即ち1ないし複数のプロセッサ、
カスタマイズドオペレーテングシステム、グラフィック
インターフェース及びユーザが希望する応用ソフトを収
納する。
【0021】本発明により、異なる種類のコンピュータ
を、或いは違った場所でそれらを使用する必要のあるユ
ーザはPPMを常時携帯する。ユーザOSや応用ソフトの個
人ユーザ構成の一致保証しながらシステム構成の柔軟性
を確保するため、ユーザは異なるドッキングステーショ
ン或いは異なる場所にある同様なドッキングステーショ
ンと接続することにより異なるコンピュータへのアクセ
スを得る。
【0022】PPMユーザに対するPPMの最も重要な点はそ
の寸法が小さいのでドッキングステーションから次のド
ッキングステーションへと簡単に移動することができる
ことである。INTEL Pentiumのような最新のマイクロコ
ンピュータや 2 1/2"ハードデスク装置、必要なインタ
ーフェース装置等を備える約6インチ長、6インチ幅、
1 5/8インチ深さの寸法を持つようなモジュールを構成
することが出来ることが知られており、また別の構成で
は120 mm x 145mm x 39mmのパッケージ寸法まで小さく
なっている。これらのいずれの寸法のものにおいても、
そのPPMは個人処理能力を実現するのに必要な最小限の
構成部品を登載している。このような構成部品には関連
する論理素子を備えた最新型プロセッサ、メモリ(RAM/R
OM/CASH メモリ)、ハードデスク或いはフラシュメモリ
或いはその両方でオペレーテングシステムグラフィック
ユーザインターフェースを含むような大容量記憶装置、
応用ソフト、及びユーザ固有のカスタマイズ情報等があ
る。好ましい実施例のPPMにはリアルタイムクロック
(日、時間)等のカスタマイズ情報を保持する論理やド
ッキングシステムへの接続用の論理等が含まれる。PPM
には電源或いはプロセッサ用のバッテリーは含まれな
い。リアルタイムクロック保持用或いはRAMデータを非
揮発性メモリとして保持するための小型電池を備えても
よい。しかし、人間とのインターフェース入出力用装置
及び、或いはキーボド、デスプレイ、プリンタ等の装置
は備えない。PPMは多重コネクタを介してドッキングス
テーションに接続されてから作動し、ユーザが取り扱う
タスクに応じてデスクトップ、デスクサイド或いはポー
タブル等のいくつかのタイプのドッキングステーション
に接続できるようになる。IC、LSIや大容量記憶装置な
どのPPM内部のキーコンポーネントのスペース効率は年
々改善されつつあるので、使いやすさの面で最小限の寸
法を確保しなければならない人間とのインターフェース
装置は持たない。そこで、PPMの最適寸法は純粋に産業
上の課題で、即ち製造時の費用及び製造技術で決定され
る。PPMは従って年々その寸法は小さくなるだろう。
【0023】好ましい実施例のドッキングステーション
はPPMが接続された後、PPMに対して必要な作業環境を提
供する。ドッキングステーションには電源、プロセッサ
冷却用ファン、入出力装置及びこれら入出力装置へのイ
ンターフェース、デスプレイ、キーボード或いは同様な
入出力装置、及び大容量記憶装置等が含まれる。
【0024】プロセッサと独立した接続により、ドッキ
ングステーションはいくつかのタイプのPPMに接続し、
これらPPMのそれぞれは任意の希望するタイプのプロセ
ッサ及び任意の希望するオペレーテングシステムユーザ
インタフェース及び応用ソフトを持つことができる。
【0025】
【作用】本発明によれば、数カ所で数種類のコンピュー
タを取り扱う必要のあるユーザが準備しなければならな
いものは、一台の処理装置とそれ用のソフトウエアだけ
である。数種類のドッキングステーションを利用する
際、ユーザは余分なプロセッサや各マシン用のソフトを
必要としないので、プロセッサやソフト(OS及び応用ソ
フト)の価格が高価になればなるほど、本発明の効果が
大きくなる。別の見地から言えば、ユーザインタフェー
ス及び応用ソフト面での特定のニーズが個人情報化され
るようになればなるほど、ユーザが必要とし熟知してい
る独自の特性を携帯できるので本発明の効果は大きい。
【0026】本発明を利用して、ユーザは個人化されカ
スタマイズされた自分用のPPMを常に携帯する。これに
より、数種類のカスタマイズPPMを有する数人の人達で
一台のドッキングステーションを共有することが容易に
なる。各人は同一のドッキングステーションを共有し
て、自分のPPMをドッキングステーションに接続した後
は、あたかも彼個人用にカスタマイズしたシステムであ
るかのようにそのコンピュータを使用する。アップグレ
ードを希望する場合には、ユーザは自分用のPPMだけを
アップグレードすればよく、複数のユーザシステムをア
ップグレードする必要はない。更に、ユーザは自分のパ
ーソナルプロセッサモジュール用のソフトウエアに一度
だけ管理上の処理を加えればよい。その後は、どの適切
なドッキングステーションとでも一緒に使用でき、それ
らは全て最新のシステムアップグレード及びカスタム化
に基づいて動作する。
【0027】最後に、PPMは使用していない時には金庫
や安全な場所に保管できるのでシステム保安が万全にな
る。
【0028】
【実施例】図1に好ましい実施例のパーソナルプロセッ
サモジュールPPM2を示す。図に示すように、このPPMは
容易運搬可能を目的とする。目標寸法は、1.3インチまたは
1.8インチまたは2.5インチのハードデスク装置、インテル Pe
ntiumのマイクロプロセッサ等からなる持ち運びでき多
数の異なるドッキングステーションのどれとでも接続で
きる手で握れる装置を提供することである。
【0029】図1に示すようにPPMの利点はノートブッ
ク型ドッキングステーション4、或いはPPMを物理的に
支持する分離した結合ハウジング6及び、電源、PPM用
論理及びコネクター及びキーボードやモニター8への接
続を提供するインタフェース装置6を含む最小限構成の
ステーション5、或いはデスクトップドッキングステー
ション9のような多数の異なるドッキングステーション
3のいずれとも使用できることである。これらドッキン
グステーション3のそれぞれはノートブック或いはデス
クトップコンピュータの外見を呈するが、図2に示すよ
うにドッキングステーションにはプロセッサや応用ソフ
ト或いは通常、コンピュータの一部であるオペレーテン
グシステムは含まれない。これらはPPMで携帯、供給さ
れるので全てのドッキングステーションはPPMユーザに
対して同一インターフェースを提供することになる。
【0030】むしろ、図2に示すようにドッキングステ
ーション3の方に電源23(これはバッテリでよく、シ
ステム全体、即ちPPM2及びドッキングステーション3を
駆動する)、及びインタフェース同志の通信用バス33
が含まれる。このバスはPPM2との物理コネクタ24
を備える。代表的なドッキングステーションにおいてバ
ス33に接続するものはシステム入出力コントロラー2
5とXバス28への各種バッファ26とである。このX
バス28には入力、出力手段及び記憶装置が接続する。
例えば、キーボード或いはマウス32へのインタフェー
ス30、ドッキングステーション用及びそれに登載され
た入出力用のコンフィギュレーション情報を記憶するフ
ラシュメモリ34、プリンタ38へのシリアル及び或い
はパラレルポート36、およびスピーカ42に接続する
音声発生用論理40等が備えられる。更に、ローカルバ
ス33に接続してデスプレイ50用のグラフィックイン
ターフェース48やローカルエリアネットワークインタ
ーフェース52が装備される。
【0031】パーソナルプロセッサーモジュール自体に
含まれるのは一般的には例えばインテルのPentium等の
望ましいプロセッサ、ダイナミックメモリ及びその関連
キャシュメモリ及びローカルバスコントローラ11、8
ー64メガビットのダイナミックメモリ12、キャシュ
スタチックメモリ13、データパス制御装置14、適当
な制御論理16を備えたハードデスク装置15のような
大容量記憶装置、及び好ましくはリアルタイムクロック
17がある。ハードデスク15は1.3インチ、1.8 イン
チ、或いは2.5インチ装置で、パーソナルプロセッサモ
ジュール2のユーザ個人用にカスタム化されたコンフィ
ギュレーション及びデータと併せてオペレーションシス
テム、グラフィックユーザインターフェース及び応用ソ
フト等のソフトウエアを記憶する。PPM2はその携帯者の
作業が完全にカスタマイズできるのに十分なソフトウェ
アが記憶できるよう意図されている。PPM 2は特にプロ
セッサやその他の論理の通常操作を支援するのに十分な
電源は備えないが、リアルタイムクロックにはそれ用の
バッテリを備えてもよい。PPM 2は更にローカルバス2
0に接続したメモリ19を備え、これはROM及びEEPROM
からなり、イニシャルプログラムローダ(IPL)、BIOS、
接続制御データ及びフラグ等を記憶するのに使用され
る。論理21はメモリ19及びクロック17からローカ
ルバス20へのインターフェースを提供する。
【0032】前記したように、PPM 2はシステム用の電
源或いはバッテリ、或いは人間とのインターフェースを
備えていないので、結合して作業するドッキングステー
ションが必ず必要になる。しかし、このための素子の極
小化により、可搬性を最大追求する設計でかつ共用する
ドッキングステーションの柔軟性を拡張するための以下
に記載するような記憶装置及び能動素子の配置法を用い
て120ミリ X 145ミリX 39ミリ寸法の小型可搬式モジュ
ールが実現可能になる。
【0033】図4及び5はコンピュータユーザに対する
可搬性を提供しようとする従来技術による試みを示して
いる。図3は代表的な携帯型デスクトップに備えられる
機能素子の概観である。携帯型デスクトップの一つの実
例は"BricK"であるが、これには少なくともデスクトッ
プコンピュータとしての最低限の機能が納められる。そ
れに含まれるものには、電源72、キーボード及びデス
プレイのような人間とのインターフェース74、プロセ
ッサ及び主メモリ及び或いはキャシュメモリを含むそれ
らの論理素子76、ハードデスク78、及び外部接続用
及び或いはカスタマイズド情報保持用のその他のロジッ
クがある。固定場所で使用する場合、これは別の補助電
源82、その他の入出力スロット及びコントローラー8
4、86、及び更に大型のキーボードやデスプレイ88
等としばしば結合する。しかしながら、電源72やその
他のインターフェース装置80があるため寸法が大きく
なり、必ずしも携帯型とはいいがたい。また、携帯型デ
スクトップを多数の異なるドッキングシステムと組み合
わせて使用することは考慮されていない。
【0034】図4は典型的なノートブックコンピュータ
の基本素子を説明するもので、基本的には図3で示した
可搬式デスクトップの素子72ー80と同じでキーボー
ドと典型的な液晶表示デスプレイ89が追加されたもの
である。従って移動したり事務所外で働く人間に対し独
立したコンピュータとしてのサービスを提供できる最小
限の機能を備えている。この目標を達成するため、キー
ボード液晶表示装置89等の人間とのインターフェース
装置はユーザが携帯するよう組み込み設計されている。
ノートブック型ではむしろ携帯性、即ち、小型軽量化の
方が高性能プロセッサ、大型デスプレイ及び或いはキー
ボードによる生産性向上よりは重視される。
【0035】もし、大型スクリーン、より大きなキーボ
ード及びより大きなタイプの周辺機器或いは入出力ボー
ドが必要な場合にはノートブックは図4に示すようにド
ッキングステーション84、86、89に接続される。
しかし、キーボード或いはデスプレイは小さいのでこれ
らの装置を使ってユーザが長時間作業するのは困難であ
る。ノートブックコンピュータはまたスタンドアロンコ
ンピュータとして機能するための電源或いはバッテリを
備えなければならず、そのために電源72が組み込まれ
ている。
【0036】ノートブックコンピュータのこのような寸
法、重量及び費用がその利用を制限している。異なる場
所で仕事をする人も移動中や通勤時にコンピュータを使
用しなければ、或いは定まった場所で働く人も、大型で
重いノートブックを携帯することは望まない。もし、液
晶デスプレイとバッテリによる価格上昇分が一台の完全
セットのパソコンと同じであれば、一台のノートブック
と電源82、入出力84、86及び拡張キーボード及び
デスプレイ88を備える2台のドッキングステーション
との組み合わせよりは2台のパソコンをサポートする方
を選択するかも知れない。要するに、ノートブックコン
ピュータ90の大きな寸法と高価格のために数種類のド
ッキングステーションに接続できる柔軟性がまだ達成さ
れていない。
【0037】携帯性と個人情報化へのもう一つの手法が
図5に示す取り外し可能ハードデスク96により提供さ
れる。取り外し可能なハードデスクはプロセッサやその
他のシステム用の能動素子は備えない、単なるコンピュ
ータシステム用の取り外し可能な周辺記憶装置である。
各コンピュータは全ての基本的な構成素子、即ち図5に
示されたようなプロセッサ、インターフェース、論理素
子、入出力装置、キーボード等を全て備えなければなら
ない。この解決手法は、プロセッサが高価なハイエンド
コンピュータに対してハードウエアコストやアップグレ
ードコストを節減する必要性については考慮していな
い。更に、ソフトウエアライセンス無しに、オペレーテ
ングシステムや応用ソフトを格納装備したハードデスク
を異なるコンピュータシステムに接続することは違法で
さえある。このように、ステーションから他のステーシ
ョンへの移動用の可搬式モジュールとしての取り外し可
能なデスクの利用性は大幅に制限される。
【0038】以上説明した従来技術の設計に比較して、
本パーソナルコンピュータモジュールは一個所以上の場
所で働く人に取ってはるかに有用である。そこには非常
に重要ないくつかの機械設計上の様相がある。
【0039】パーソナルプロセッサモジュール(PPM)の
実装及びモジュール内の素子の選定及び配置は、携帯
性、頑丈さ及び各ドッキングステーションとの機械的内
部接続の容易性を達成するよう行われた。PPMはユーザ
のポケット(将来型モデル)に入れ或いはブリーフケー
スまたは手に持って持ち運びできることを目的とする。
図6および図7にPPMの全体を示す。これら2つの透視
図はPPMの概略を示す。更に詳しく後述するようにPPMの
中央素子は、230ミリ即ち9.06インチの長さ(11
0)、130ミリ即ち5.12インチ幅(112)、及び 23ミ
リ即ち0.91インチ高さ(114)の寸法のモジュールに
内蔵できることが確認された。また、構成部品の再配置
により、長さ145ミリ、幅120ミリ、高さ39ミリ
のモジュール寸法が達成できる。いずれの場合でも、モ
ジュールは携帯性が大変よく、手に持って或いはブリー
フケースに入れて簡単に持ち運びできる。
【0040】更に、一度PPMがドッキングステーション
に挿入されると、ロックされ所定の位置に保持されるよ
うにすることが重要である。PPMはコンピュータの操作
に不慣れな人達がしばしば使用する。このようなユーザ
は一つのドッキングステーションの仕事場を離れるとき
PPMをわし掴みにしてドッキングステーションから急い
で無理に取り外そうとするかも知れない。PPMには内部
電源がないので、そのような急激な電源解放により、ユ
ーザが作業していたファイルや情報が簡単に消滅してし
まう場合が生ずる。従って、PPMをドッキングステーシ
ョン中にロックする手段を備えて、ドッキングステーシ
ョンがPPMを解放してその取り出しを許可するための許
可命令を必要にすることが重要である。この機能を移植
するための手段を構成するソフトウエア及びハードウエ
アを図8ー図22及び図27を参照し以下に述べる。
【0041】もう一つのPPMにおける機械的側面とし
て、PPMとドッキングステーションとの接点接続に対し
て、寿命が限定されるという面がある。一台のPPMを同
じ日に数台の異なるドッキングステーションと接続する
場合が、しかもこれが長期に渡り日常的に発生しうる。
PPM内部及びドッキングステーション内部の機械接点
が、長寿命の電子部品の予想寿命が尽きるはるか以前
に、摩耗してしまうことは容易に起こり得る。従って、
接点の寿命が尽きる前に接点部品交換をユーザに警告す
る機構を備えることが望ましい。このような一つの方法
としてはPPMに対し接続回数或いは断続回数をカウント
する方法がある。図6及び図7にPPMの透視図を示し、
実施例のロック用ラッチ100を受ける開口部及び空気
流通孔102、104を示す。ダスト、湿気、薬品及び
或いは機械的衝撃から護るためPPMを密封しておくこと
が重要である。更に、ハイエンドマイクロプロセッサは
一般に多くの電力を消費し、例えば、Pentiumの場合、
約13ー15ワットの電力を消費するので、PPM内に十
分な空気循環を施す必要がある。
【0042】そこで窓102、104は必要な空気循環
手段を構成する。これらの窓は一般にスプリング入り或
いはその他の方法でバイアスされ、或いはとめ金で閉鎖
位置に固定されるので、図6に示すように携帯時には密
封されている。図7に示すように、モジュールがドッキ
ングステーションに挿入されると窓が解放されて空気が
流通し熱を発生する部品を冷却する。窓の解放は機械的
或いは電気的ないずれかの方法で容易に行われる。PPM
が排出されると、窓は一般にはドッキングステーション
の両側面或いは低面とPPM側面の間のカム作用により閉
じられる。図7で明らかなように、シャッター103、
105が解放されると、上記主基板20に登載された上
記プロセッサ10を通過する空気流通経路が定義され
る。
【0043】図7には更にPPMに登載されるべき基本的
な電子部品のいくつかが概略示されている。特に、プロ
セッサチップ10が印刷基板120の下側にその他のイ
ンターフェースチップやメモリチップ及びコネクタ12
2と一緒に登載されているのが示されている。プロセッ
サは主な熱発生源であるのでこの位置に登載される。プ
ロセッサの位置がPPMのベースに近く、かつ空気取り入
れ窓102から空気排気窓104の空気流通経路の真ん
中にあるので、この熱発生装置の効率的な冷却が可能に
なる。
【0044】大容量記憶装置(ハードデスク)はそれほ
ど冷却の必要がない密閉装置なのでハウジングの後部
に、その両側面及びベースに隣接して登載されるよう示
される。
【0045】主基板120の上部に論理素子及びメモリ
を支持する補助基板126が示される。この補助基板は
コネクタ128により、主基板120の背部の図示され
ないコネクタに接続する。主基板120自体はコネクタ
130により大容量記憶装置124に接続される。この
装置構成により図2に示すPPMの基本素子が非常に携帯
性の高い一つのモジュールに組み込むことが出来る。
【0046】図8乃至図17では、PPM 2のパーソナル
プロセッサモジュールの基本素子全体を、一つのドッキ
ングステーションから別のステーションへと移動するの
に非常に携帯性が高く、効率のよいコンパクトな設計に
纏めるための二つの方法を説明している。図14はPPM
2の基本機能素子のより詳細なブロック線図である。こ
のブロック線図にはCPU10とそのクロックドライバ1
60及び水晶発信器162が含まれる。スタチックRAM
13及びキャシュ11がデータパス装置14及びダイナ
ミックメモリ12に沿って登載される。DRAM12とキャ
シュDRAMコントロラー166間のデータバッファーに必
要なバッファーメモリ装置164も示される。PPM 2は
またハードデスク15及びリアルタイムクロック17に
対応するハードデスク或いはSCSIコントロラー16を備
える。図8にはまた、初期プログラムローダ(IPL)、BIO
S、接続制御データ及びフラグを保管するのに使われるR
OM168及び EEPROM 170が示される。これらプログラム及
びフラグの使用については以下に詳細に述べる。これら
はPPMのドッキングステーションへの接続を制御する手
段を構成し、PPM制御も含み、またPPMとドッキングステ
ーション間の電気的インタフェースを確立する。これら
の装置はIOCコントロラー172を介してアクセスされ
る。これら装置の物理的配置は図9、10、11、12
及び13に示される。
【0047】ドッキングコネクタ122は図9及び10
において、ドッキングステーション内部端子と容易に相
互接続出来るように、PPM 2の側面側に示されている
が、これはまた容易に交換できるように印刷回路基板1
74から支持されていなければならない。これは従来の
方法で行える。以下に述べるようにこのコネクタはPPM
のその他の部品よりもはるかに早く摩耗するので、コネ
クタ交換の容易性が重要である。
【0048】ハードデスク装置15はあまり通風を要さ
ない最大寸法の単一装置なのでPPM2の低部側及びその一
方側に隣接配置される。特に、プロセッサ10と、デス
ク装置上部のメモリボード179に登載されるメモリ装
置12に対してはこのような通風を施さなければならな
い(図10)。メモリボードの間には適当なコネクタ1
80がある。
【0049】図11はPPMのもう一つの平面図を示した
ものであるが、DRAMを支持するメモリボードを取り外し
てあるのでスタチックメモリやその他のインタフェース
装置及びロジックを見ることができる。そこで、図17
にPPMのメーンボード174の平面図を示す。メーンボ
ード及びそれに登載される装置の下側部分を図13に示
す。これら図面上で示すように、図9ー13の構成によ
り120mm X 145mm X 39mm深さのパッケージ化が
達成される。 図14ー図17に示す素子の再配置を伴
うもう一方の方法では、図14ー図17のパッケージの
高さは小さくできるが全体の長さ及び幅は大きくなる。
図14ー図17のPPMでは、ダイナミックメモリボード
179は今度はPPM内の他の素子の一方側に登載され、
システムの残りの部分とはメモリコネクタ181で接続
される。図示されるマイクロコンピュータ10は一般に
はPentiumマイクロプロセッサ或いはそれと等価なもの
で、システムの一方の隅、ヒートシンク180(図1
5)上、そしてハードデスク装置15(これは図21に
最も明瞭に示されている)の位置に隣接して登載され
る。
【0050】次に、図18ー図21にドッキングステー
ション130の構成を示す。これらにより全体的な基本
操作プロセスを説明する。ドッキングステーション内で
PPMを移動、ロックするのに使用する実際の物理的機構
は勿論それぞれのドッキングステーションの制約に合致
するよう簡単に変更、調整できる。
【0051】図18において、PPM 2がドッキングステ
ーション130に挿入される様子が示される。図19で
は、PPM 2がドッキングステーション130の前面壁部
132の内部へ、モータ138で横方向に移動されるア
ーム134及び136の間に手動操作で挿入されるのが
示されており、このアームはPPM 2の両側から掴み込みP
PMの動作中ドッキングステーション内に保持する。この
ようにすれば、使用中にPPMが不注意に或いは乱暴に引
き出されなくて済む。図20に示すように今度は通風蓋
102、104が開いているのでPPMの内部構成部品を
冷却する空気流が利用できる。
【0052】更に図示したように、PPMの端子22はド
ッキングステーション内部の内部端子24とインターフ
ェース出来るようPPM 2の端部から僅かに飛び出してい
る。
【0053】図21及び図22に示すように第2のモー
タ142で付勢されてアーム134、136はドッキン
グステーション内部へ更に引き込まれるので、PPM 2外
部の端子22はドッキングステーション130の内部端
子24と係合する。このようにしてPPM 2とドッキング
ステーション内部の電子装置及び主電源との電気的接続
が確実に行われてPPMが付勢され、以下に説明する起動
シーケンスが開始される。図20に示すように、これら
の機械要素は全てPPM 2の移動経路の下側に配置される
ので、コネクタ140がドッキングステーションの内部
素子に容易に接続できる。ドッキングステーション内部
の種々の構成部品(図2のブロックで示した)の配置や
支持方法は当該分野の従来技術でありこれ以上詳しくは
述べない。
【0054】図1で述べたようにPPM は数種類のドッキ
ングステーションに接続される。その制御ソフトウエア
はPPMが今まで接続されたことのない新規のドッキング
ステーションに時々接続されることがあることを念頭に
置いたものでなければならない。このようなドッキング
ステーションと接続する場合、ユーザはユーザのシステ
ムソフトウエアや場合によっては応用ソフトに対応す
る、ドッキングステーションの新規コンフィグレーショ
ンのセットアップやカスタマイズが必要になる場合があ
る。この際に遵守する操作はPPMとドッキングステーシ
ョンを簡単に使おうとするユーザにとって分かりやすい
ものでなければならない。更に、PPMのユーザはドッキ
ングステーションに接続する度にこの操作を繰り返した
くはない。以上述べた多くの問題点について検討を加え
たがその詳細については更に以下のフローチャートに基
づき説明する。
【0055】フローチャートに記載された詳細は十分に
明確化されているから、コンピュータプログラミング分
野の当業者であれば記載された動作を実現するために必
要な仕様のソフトウエアを容易に作成できるであろう。
各PPMに格納されるこのソフトウエアとカスタマイズド
情報ベースはPPMがそれぞれのドッキングステーション
とそのコンフィギュレーションに関係なく結合操作でき
るようPPMをカスタマイズする手段で構成する。更に、
あるPPMとドッキングステーションに対するカスタマイ
ズ操作が一度完了すると、その操作を繰り返す必要がな
い。
【0056】PPMの接続制御ソフトウエアは、PPMがドッ
キングステーションハードウエア及びPPMのソフトウエ
アの両方の観点から接続可能な、異なるドッキングステ
ーションに関する多重カスタマイゼーションデータセッ
トを保管する手段を含む。例えば、あるPPM内のオペレ
ーションシステムや応用ソフトのセットアップやカスタ
マイズ操作は、それぞれのドッキングステーションごと
に導入された入出力装置に合わせてそれぞれのドッキン
グステーションごとに別々に行ってもよい。
【0057】ドッキングステーションに接続した後、接
続制御ソフトウエアはそのドッキングステーションに対
するセットアップ及びカスタマイズ操作が必要かどうか
をチェックする。もし、ドッキングステーションがPPM
に取って初めてのものであったり、或いはドッキングス
テーションの構成に変更がある場合(例えばI/Oのデリ
ート・追加)、このセットアップおよびカスタマイズ操
作が必要になる。もしそのドッキングステーションに対
するカスタマイズデータが既にPPM内部に存在すれば接
続制御ソフトウエアが保管された接続データセットを用
いて必要な制御ステップを経てPPMのシステムソフトと
応用ソフトをスタートさせる。例えば、PPMがDOS/Windo
wsシステムを保管していれば、接続制御ソフトウエアは
ドッキングステーション側に必要な autoexec.bat, con
fig.sys,等のEXECファイルやセットアップ・カスタマイ
ズパラメータを準備する。その後、PPMのシステムソ
フトがその操作を開始する。
【0058】各PPMはそれぞれのドッキングステーシ
ョン毎にそれぞれの区別を認識しなければならない。従
って、各ドッキングステーションにはPPMが読みだし可
能な非揮発性メモリを備えて、そのドッキングステーシ
ョンの構成、認識番号(ID)、及びそのドッキングステー
ションでどのようなハードウエア構成の変更、改訂がな
されたか、それは何時なされたかを示す改訂情報が蓄え
れる。
【0059】更に、機械的接続回数には寿命があるとい
う事実を配慮したソフトウエアでなければならない。通
常、保証接続回数はある一定の接続、断続回数に制限さ
れる。接続の信頼性を確保するためには、保証回数に到
達する以前にPPM或いはドッキングステーションの接点
を交換するのが重要である。PPMコネクタ及びドッキン
グステーションのコネクタ両者の接続回数を計数し、い
ずれかの装置の保証回数到達以前にユーザに警報を発令
する機構が必要である。この機能は機械的に或いはソフ
トウエア利用のいずれかで実現できる。
【0060】検討すべき第一のソフトウエアのフローチ
ャートが図23に示されており、これはPPMをドッキン
グステーション内にロック、接続する手段を含む。
【0061】図18ー22により機械的シーケンスが説
明される。ソフトウエア制御シーケンスはドッキングス
テーションへのPPMの挿入を検出するPPMスイッチがオン
かどうかを定期的にチェックするソフトウエアによって
開始される(200)。ループ(202)は定期的にチ
ェックを行いPPM検出スイッチ(図26の320)が検
出するPPM挿入を検出する。 PPMが検出されるとモータ
138が作動し(204)、PPMの蓋を開いて空気流を
生じさせ、ドッキングステーション内にPPMを把持、ロ
ックする。一定の時間遅れの後、モータ142が起動さ
れ(206)、PPM端子122がドッキングステーショ
ンのコネクタ140に挿入される。挿入後、主電源が入
り(208)、ドッキングステーションからPPM 2へ電
力が供給される。その後、このサブルーチンは周期ルー
プにより、PPMを排出する排出要求の受領時にセットさ
れるフラグがあるかどうかを探す(210)。このフラ
グを検出すると、主電源が切られ(212)、データス
トアなどに必要な十分な時間遅延後に(214)、モー
タ142が起動してPPM端子がドッキングステーション
から切り放され、続いてモータ138が起動してPPMが
解錠される。PPMは今度はユーザにより引き出される。
図24ではあるPPMとそれと接続しようとするドッキン
グステーション間の電気的接続及びコンフィギュレーシ
ョンの設定に必要な手順の全体書式を説明する。これら
手順の多くは以下の図面において更に詳細に説明され
る。
【0062】PPM及びドッキングステーションが接続
(或いは切り放)されると、その寿命の監視が必要なPP
M及びドッキングステーションの接続回数に1カウント
を計上する手段を備える(300)。(図34で説明す
るように、これはまたPPM排出の直前に発生できる)。
機械接点の寿命をチェックし(302)、接点交換の時
期であれば(304)、次に接点を交換するようデスプ
レイ画面に警告が表示される(306)。この接続監視
シーケンスが終了すると、ユーザ希望のフォーマットに
基づくドッキングステーションのセットアップを行う起
動シーケンスが実行される。このシーケンスにはPPM及
びドッキングステーションのID情報、ドッキングステー
ションのコンフィギュレーション情報の読みだし(30
8)、及びこのPPMが既にサポートしているドッキング
ステーションリストとこのドッキングステーションIDの
比較が含まれる。この比較はこれからPPMが使おうとす
るドッキングステーションに対するセットアップやカス
タマイズ操作を開始する必要があるかどうかをチックす
る際必要である(310)。セットアップ及びカスタマ
イズ操作が必要な場合は(312)、セットアップ及び
カスタマイズループに入る(314)。カスタマイズ操
作の後で、PPMがこのドッキングステーションと結合し
て運用されたという事実がメモリに記憶されるので、こ
のセットアップは一度だけやればよい。もし、回答が否
であれば、即ちセットアップ及びカスタマイズの必要性
がなければ、PPMのレジスタに保管されたドッキングス
テーションに関する情報を使って(316)、DOS/WIND
OWS用のシステムソフトや応用ソフト、例えば、autoexe
c.bat, config.sys,等、或いはユーザが自分のPPM 2に
保管したオペレーテングシステムや応用ソフトのどれか
を起動するのに必要なシーケンスを実行する。ドッキン
グステーションのコンフィギュレーションが終わるとシ
ステムソフトウエアの操作が始まる(318)。
【0063】図25はドッキングステーション及びPPM
間の電気的、機械的接続を制御するのに必要なスイッ
チ、ソレノイド等を説明する。PPMの挿入を検出するス
イッチSW1がドッキングステーション内に装備される
(320)。PPM 2の存在を検出するとドッキングステ
ーションに備えられた接続コントローラが二つのソレノ
イド322、324、或いはそれと機能的に等価なモー
タ138、142を付勢して、先ずPPMをドッキングス
テーション内の所定の位置にロックさせ、次いでPPM 2
の電気的接点をドッキングステーション内部の接点に接
続させる。これらの接続が一旦完了すると、次ぎに接続
コントローラはドッキングステーションの主電源装置か
らPPM 2へと電力を供給させる(図24、208)。こ
の図において、PPM内部の素子は点線で囲んである。
【0064】ドッキングステーション内にはまた3つの
手動機能制御スイッチを備え、これらは簡単には例えば
キーボード操作でも実行される。排出スイッチSW3(3
26)はPPMの排出を命令するため何時でも押し下げる
ことができる。手動リセットSW4(328)及び電源オ
ンSW5(330)も手動スイッチでこれらはPPMの状態制
御に必要で、その状態は図26のソフトウエアにより定
期的にチェックされる。
【0065】スイッチ326、328はフリップフロッ
プにより結合され、また接続コントローラに応答し、そ
れらの状態はPPMの状態レジスタ332に伝えられる。
次の信号、即ち電源オフ要求は接続制御からゲート33
4を介してPPMにマスク不可割り込みとして与えられる
が、この割り込みはPPMが実行するその他の全ての割り
込みや命令に対して優先順位を持つ。また、電源オフ許
可フラグF5(336)を備えるがその理由は接続制御ソ
フトウエア分析に伴って明らかになる。コンピュータ導
入において標準装備の電源オンリセットフリップフロッ
プF4(338)も備える。
【0066】図27において、PPMを接続、解放させる
ためソフトウエアが採るべき手順が示されている。フロ
ーチャートの始めに図示されるように先ずPPMの挿入が
検出され(ステップ342)、PPMがロックされ(ステ
ップ342)てから、接続される(ステップ344)。
今度は主電源装置がオンされ(346)、主電源スイッ
チが点検される(348)。それがオフの時は、電源オ
フ要求、フラグF2の設定、がPPMに送られたかどうかが
確認点検(350)され、電源オフ許可フラグの状態が
点検される(352)。主電源スイッチの状態をここで
再び点検する要があり(354)、もしこのスイッチが
オンであればステップ346への戻りが実行される。も
し、主電源スイッチがオフでなければ(ステップ34
8)、シーケンスは排出要求のチェックステップまでジ
ャンプできる(356)。一度このループ(354)に
入ると、主電源スイッチがオンのままである限り、かつ
排出要求がない限り、ソフトウエアがこれらのスイッチ
の状態に変更がないことを定期的に点検確認し、ドッキ
ングステーションとPPMはユーザが希望するソフトウエ
アを実行する。
【0067】主電源スイッチがオフであることが判明す
ると(ステップ354)、排出要求があるかどうかのチ
ェックがなされ(358)、次ぎに主電源オンのまま
(360)、電源オフ要求(362)が送られる。電源
オフ許可フラグがオンの時(362)、主電源がオフに
され(364)、PPMが接続を解除され(366)て、
ロック解錠される(368)。このようにして、分かり
やすい制御ループが設定されて、電源オン・オフスイッ
チや、ユーザが発生する排出要求が監視される。
【0068】図28、29、30及び31はドッキング
ステーションとPPM内で定義されたフラグ及びレジスタ
を示す。ドッキングステーションとPPM中のあるレジス
タを用いて接続カウンタを実現し、各PPMや各ドッキン
グステーションが行う接続の回数の計数が保持される。
レジスタ及びその関連メモリはコンフィギュレーション
情報を記憶しておくから、あるPPMがあるドッキングス
テーションに接続される時そのPPMはそのドッキングス
テーションを現在使用しているユーザのニーズに合うよ
うにセットアップできる。即ち、一度セットアップシー
ケンスが実行されてしまうと、PPMが同じドッキングス
テーションに接続される度に同じシーケンスが繰り返し
実行できる。このように、PPMのユーザ及び携帯者は自
分が使いたいと思うそれぞれのドッキングステーション
に対してセットアップシーケンスを一回だけ実行すれば
よい。
【0069】図28ー31はPPM内及びドッキングステ
ーション内の種々のフラグレジスタに蓄えられる情報を
示し、非揮発性メモリのレジスタがポインタの役目をし
ている場合、その数値はどのファイルを参照しているか
を示す。PPM内の非揮発性メモリは、例えば、更新可能
なフラッシュメモリで、そのデータは電源を取り除いて
も消滅しない。
【0070】レジスタP1(400)は接続カウンタでPP
Mが全てのドッキングステーションに接続された全回数
を記憶する。レジスタP2(402)はPPMの一部である
接点に対する限度数を記憶する。レジスタセットP3はド
ッキングステーションテーブルで図29に更に詳しく示
す。PPMがドッキングステーションに接続するとき、以
下に更に詳細に説明するが、ドッキングステーションの
識別(ID)番号と、そのドッキングステーションのコンフ
ィギュレーション改訂番号が読み込まれる。これら二つ
のパラメータは図31に示すようにドッキングステーシ
ョンの非揮発性メモリ内のレジスタD1及びD2に記憶され
る。これらのパラメータはこれから接続されようとする
全てのドッキングステーションに対してMS-DOSを使って
セットアップしなければならない2つの基本サブルーチ
ンへのアクセスを定義する。それらは構成 config.sys
及びautoexec.batに対するconfig.N1及びautoexec.N1と
して示され、ポインタ410、412はconfig.sysやau
toexec.batルーチンその他関連応用ソフトが格納されて
いるPPM内のハードデスク装置上のファイルを示すポイ
ンタである。言い替えれば、デスク装置は各ドッキング
ステーションや各ドッキングステーションの各改訂毎に
割り当てられた固有のサブルーチン及びアプリケーショ
ンセットをファイル414、416に格納する。各ファ
イルはドッキングステーションテーブル内のポインタ4
06ー412で識別される。
【0071】ハードデスク装置はまた、PPMが新規のド
ッキングステーションと結合使用される度毎にPPMとド
ッキングステーションとの関係をセットアップするのに
使用されるデフォルトconfig.sys及びautoexec.batをフ
ァイルP7(418)に格納する。最後にPPMメモリは接続ル
ーチン実行中にチェックされるフラグP4(417)及びP5
(419)を格納する。
【0072】ドッキングステーション内にも非揮発性の
メモリ領域があり、その記憶域D1(430)にそのドッキ
ングステーションの固有の識別番号を格納する。記憶域
D2(432)にはドッキングステーションのコンフィギュ
レーション改訂情報が格納される。D3(433)には、ブ
ートストラップルーチンで必要になりドッキングステー
ションに永久保持されなければならない例えばEISA I/O
やPCI I/O等に関する幾つかのパラメータが格納され
る。記憶域D4では、接続カウンタ436がドッキングス
テーションにおける機械接点使用の回数を計数する。記
憶域D5のレジスタ438には機械接点に対する接続制限
回数が格納されている。
【0073】図32において、PPMが使用される最初の
ドッキングステーションに対し、PPM上のオペレーテ
ングシステム導入時に使用する手順が示される。PPM
が機械的にドッキングステーションに接続されると、フ
ロッピに記憶されたデフォルト config.sysを含むDOSが
PPMのハードデスクに導入される(440)。次にロー
ドされるのは(442)デフォルト autoexec.batで、
これには"CONNCONT.EXE"、即ちPPMがドッキングステー
ションに導入される度に最初に実行されるルーチン、が
含まれる。接続制御ソフトについては図34により以下
に更に詳細に説明する。次いで、WINDOWS 444や希望の
アプリケーション446等が導入される。PPMには入出力装
置を備えないので以上の手順は全てPPMがドッキングス
テーションと接続終了後になされる。ドッキングステー
ションテーブルは、記憶域P3(図27)にこのドッキン
グステーション(図28)の識別番号と改訂番号40
6、408を格納する。Config.sys, autoexec.bat, WN
DOWSやその他のアプリケーションのファイルはP6(図2
9)に格納される。Config.sys及びautoexec.batはファ
イルP7(418)にもデフォルトルーチンとして格納され
る。これでPPMの初期設定シーケンスが終了し(図3
1)、PPMはユーザが希望するオペレーテングシステム
と応用ソフト、更にデフォルトセットアップルーチンも
ロードできた。勿論、PPMは既にオペレーテングシステ
ムや応用ソフトをロード済みのユーザを対象に販売する
ことも可能である。
【0074】新しいPPMと最初のドッキングステーショ
ン間の初期接続が実行され、ソフトウエアがセットアッ
プされると、その後は、図32の手順、即ちもう一つ別
の新しいドッキングステーションとの接続か、または図
34の手順、即ちそのPPMにとっては古い即ち以前に接
続したことのあるドッキングステーションへの接続かの
いずれかの手順が各接続時毎に実行される。図32で、
もう一つの新規ドッキングステーションにこれから初期
設定するPPMを接続すると、CONNCONT.EXEC 450が実行さ
れる。(これについて以下に図34を参照して詳細に検
討する)。この図32のルーチンはPPMメモリ内の再接
続フラグ位置P4(452)をチェックすることで開始す
る。もし、フラグがセットされていなければこのルーチ
ンは終了する。フラグがセットされていればルーチンは
PPMのドッキングステーションテーブル内の記憶位置P3
(454)を見てこのPPMにとってこれが新しいドッキ
ングステーションであるかどうかを調べる。もし、否で
あれば、手順は図34の手順に移行する。
【0075】もし、YESであればリブートフラグP5をチ
ェックする(456)。
【0076】もし、リブートフラグがセットされていな
ければデフォルト域P7からデフォルトconfig.sys及びデ
フォルトautoexec.batを複写し(464)、リブートフ
ラグをセットする(466)。ここでリブートフラグが
セットされたので、ルーチンはフラグ458をリセット
し、再接続フラグをリセットし(460)、かつ新規ド
ッキングステーションに対する導入ルーチンが実行中で
あることを示すメッセージを表示する。導入メッセージ
生成のステップ462の後、システムは今度はautoexe
c.bat及びconfig.sysを複写し、テーブルP3でこのドッ
キングステーションとの関連付けを行う(ステップ46
4)ことにより、それらはこのPPM上の該当するファイ
ルP6(図30)内に格納されることになる。このドッキ
ングステーションファイルのアップグレード化に続いて
ドッキングステーションテーブルP3のアップグレード化
が行われ(466)、これにより新規ドッキングステー
ションへの接続シーケンスが完了する。これにより、ド
ッキングステーションとPPMとは何時でも操作できる状
態となる。このPPMとドッキングステーション間の今後
の接続開始時には図34のシーケンスが実行される。
【0077】ある既知のドッキングステーションにPPM
を接続する場合で、ドッキングステーションテーブルに
そのドッキングステーションを識別するID番号と改訂番
号とが含まれている状況での操作手順について、図34
により検討する。接続シーケンスの開始は再接続フラグ
P4のチェック470及び、これが新規ドッキングステー
ションかどうかの問い合わせ472で行われる。もし新
規ドッキングステーションであれば、シーケンスは図3
2に移行する。新規ドッキングステーションでなければ
リブートフラグP5のチェック474が行われる。リブー
トフラグがセットされると、次にフラグがリセットされ
(476)、再接続フラグがリセットされ(478)、
そしてDOSやWINDOWSがドッキングステーションのIDに対
応するポインタP4を用いて実行開始する(480)。も
し、リブートフラグがセットされていなければ、識別済
みのドッキングステーションのID番号及び改訂番号に対
応するconfig.N1及びautoexec.N1が実行される(48
2)。リブートフラグがセットされてから(484)、
次にブートストラップROMを用いたリブーテング486
が実行される。
【0078】図34は、ドッキングステーションとPPM
間の基本接続を説明した図26で言及したマスク不可割
り込みのチェックシーケンスである。図34のマスク不
可割り込みシーケンスがあることにより、システムは定
期的に排出及び電源オフ要求のチェックを行い、ドッキ
ングステーションからPPMをすばやく解放できるよう応
答できる。このシーケンスにおいて、システムはフラグ
F2の状態を監視することにより電源オフ要求があるかど
うかを定期的にチェックし(482)、かつ同じく図2
6に示されるフラグF1の状態を監視することにより排
出要求があるかどうかをチェックする(484)。電源
オフ要求及び排出要求を受け取ると、PPM用の接続カウ
ンタP1及びドッキングステーション用のD4が次の数値に
カウントアップされる(486)。再接続フラグP4がリ
セットされ(488)、電源オフ許可フラグF5がセット
されてから(490)、接続解放が許可される。ステッ
プ474でのリブートフラグチェックにより、システム
はドッキングステーションから実行され再挿入されたの
ではなく、むしろ単にターンオフされたPPMの操作を即
座に開始できる。このシーケンスによりシステムは各コ
ネクタが何回使用されたかの正確な計数を保持するの
で、これらのコネクタが故障する前に交換できる。
【0079】図34は接続制御 CONNCONT.EXEC で、こ
れはPPMがドッキングステーションに接続される度に実
行しなければならない起動シーケンスである。このシー
ケンスはPPMとドッキングステーションを循環し、ドッ
キングステーション及びPPMの両者の機能監視に重要で
ある多数のフラグ状態及びカウンタのチェックを行う。
このシーケンスは再接続フラグがセットされているかど
うか(490)、かつリブートがセットされているかど
うか(492)のチェックで開始する。もしリブートフ
ラグがセットされておれば、コネクタ使用をチェックす
るこの次のシーケンスは既に実行されていることにな
る。即ち、このシーケンスはPPMがドッキングステーシ
ョンに再度、再接続される時に一度だけ実行されればよ
く、もしそのドッキングステーションがこのPPMに既に
接続されたことがありこのPPMが再起動の最中である場
合には、このシーケンスは実行されない。
【0080】もしリブートフラグがリブーテング以前に
セットされていなければ、PPM用の接続カウンタが接
続限度数と比較され(494)、もしそれを越えておれ
ば警告メッセージが表示される(496)。確認終了後
(498)、ドッキングステーションのコネクタに対し
て同じシーケンスが実行され(500、502)、確認
(504)される。ドッキングステーションの認識番号
と、ドッキングステーションの構成に係わる最新の改訂
状態を表す config. rev がチェックされ、もしテーブ
ル P3 に登録されていれば該当する config.sysおよびa
utoexec.batをコピーし(506)、応用ソフトが実行
される。もしそうでなければ、リブートフラグをセット
しなければならず(508)、デフォルト config.sys
とautoexec.batがコピーされ、そして「新規ドッキング
ステーション導入用プログラム」が呼び出される(51
0)。リブートフラグがセットされて、リブーテングが
発生する。これとは別に、もしドッキングステーション
認識番号(506)チェックの後でリブートフラグが5
08で既にセットされているのが判れば、リブートフラ
グはリセットされ(516)て、リブートが発生する
(518)。何れの場合によるにせよ、これでシステム
オペレーションが開始される。
【0081】以上述べた本発明のソフトウエアシーケン
スは本発明を実現する一つの実例の方式を述べただけで
あり、レジスタの状態をチェックし、PPMとドッキング
ステーションの識別を保ち、コネクタの寿命をチェック
し、各接続後にPPM及びドッキングステーションを適切
にブートアップして、PPMのユーザに対しユーザの熟知
したビジアル構成とユーザが使いたい応用ソフトを常時
提供するその他多くのシーケンスが本発明により実現可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パーソナルプロセッサモジュールとそれと結
合して使用できる複数の異なる形態のドッキングステー
ションとの関係を示す図、
【図2】 パーソナルプロセッサモジュールと代表的な
ドッキングステーションとの関係を示すブロック線図、
【図3】 従来技術の"Brick"若しくは"Moby Brick"
(ポータブルデスクトップ)モジュラーコンピューテン
グシステムのブロック線図、
【図4】 従来技術のノートブック型コンピュータのブ
ロック線図、
【図5】 ハードデスク装置とデスクトップ型コンピュ
ータとの関係を示すブロック線図、
【図6】 本発明によるプロセッシングモジュールの透
視図、
【図7】 図6で示したプロセッシングモジュールの分
解透視図で内部構成部品の相対配置を示す、
【図8】 パーソナルプロセッシングモジュールに使用
される特定構成部品の動作実例のブロック線図、
【図9】 実施例のパーソナルプロセッシングモジュー
ル内の構成部品配置を示す図、
【図10】 実施例のパーソナルプロセッシングモジュ
ール内の構成部品配置を示す図、
【図11】 実施例のパーソナルプロセッシングモジュ
ール内の構成部品配置を示す図、
【図12】 実施例のパーソナルプロセッシングモジュ
ール内の構成部品配置を示す図、
【図13】 実施例のパーソナルプロセッシングモジュ
ール内の構成部品配置を示す図、
【図14】 もう一つのパーソナルプロセッシングモジ
ュール内の構成部品配置を示す図、
【図15】 もう一つのパーソナルプロセッシングモジ
ュール内の構成部品配置を示す図、
【図16】 もう一つのパーソナルプロセッシングモジ
ュール内の構成部品配置を示す図、
【図17】 もう一つのパーソナルプロセッシングモジ
ュール内の構成部品配置を示す図、
【図18】 パーソナルプロセッシングモジュールをド
ッキングステーションに実際に挿入する際の各手順順序
を示す図、
【図19】 パーソナルプロセッシングモジュールをド
ッキングステーションに実際に挿入する際の各手順順序
を示す図、
【図20】 パーソナルプロセッシングモジュールをド
ッキングステーションに実際に挿入する際の各手順順序
を示す図、
【図21】 パーソナルプロセッシングモジュールをド
ッキングステーションに実際に挿入する際の各手順順序
を示す図、
【図22】 パーソナルプロセッシングモジュールをド
ッキングステーションに実際に挿入する際の各手順順序
を示す図、
【図23】 ドッキングステーションコントロラーが従
う全体手順順序のフロー図
【図24】 パーソナルプロセッシングモジュールとド
ッキングステーションとの接続後に実行される手順順序
の全体フォーマットブロック線図、
【図25】 ドッキングステーションとパーソナルプロ
セッシングモジュールとの接続を制御するのに使用され
るフリップフロップ等を示す図、
【図26】 ドッキングステーション内部で実行される
接続制御順序のフロー図、
【図27】 パーソナルプロセッシングモジュール内に
格納されるフラッグ、レジスター及び重要な情報を説明
する図、
【図28】 パーソナルプロセッシングモジュール内に
格納されるフラッグ、レジスター及び重要な情報を説明
する図、
【図29】 パーソナルプロセッシングモジュール内に
格納されるフラッグ、レジスター及び重要な情報を説明
する図、
【図30】 ドッキングステーションに格納されたフラ
ッグ及びレジスター及びデータを説明する図、
【図31】 ドッキングステーションを初めて接続して
パーソナルプロセッシングモジュールのオペレーテング
システムを導入する際に従う手順順序を示すフロー線
図、
【図32】 パーソナルプロセッシングモジュールが以
前に接続したことのない別のドッキングステーションに
接続される際に従う手順順序を示すフロー線図、
【図33】 パーソナルプロセッシングモジュールと従
来のドッキングステーション間の接続設定時に従う手順
順序を示すフロー線図、
【図34】 マスク不可割り込み設定のチェック時にプ
ロセッサが従う手順順序を説明する図、
【図35】 各接続制御の開始時にコントロラーが従う
手順順序を示すフロー線図。
【符号の説明】
10 プロセッサ 11 ロ−カルバスコントロ−ラ 12 ダイナミックメモリ 13 キャッシュスタチックメモリ 14 デ−タバス制御装置 15 ハ−ドデスク装置 16 制御論理 17 リアルタイムクロック

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドッキングステーションの何れか
    一つと結合して使用されるパーソナルプロセッサモジュ
    ールにおいて、それぞれの上記ドッキングステーション
    は電源、キーボード及び或いは他の入力装置、表示及び
    或いは他の出力装置、パーソナルプロセッサモジュ−ル
    に電力を供給する電源、及び上記ドッキングステーショ
    ンを上記モジュールに電気的に接続するコネクタとから
    なり、そのパーソナルプロセッサモジュ−ルはプロセッ
    サ及びそれに関連する主メモリ及び或いはキャシュメモ
    リを備えるロジック、上記プロセッサと上記ロジックと
    協調する大容量記憶装置、及びそのドッキングステーシ
    ョンコネクタにより上記パーソナルモジュールを上記ド
    ッキングステーションに電気的に接続するパーソナルモ
    ジュールコネクタとからなり、上記パーソナルプロセッ
    サモジュールと大容量記憶装置は上記コネクタを介して
    上記ドッキングモジュールの上記電源により駆動され、
    上記パーソナルモジュールは上記プロセッサと上記大容
    量記憶装置の操作を支援するために十分な内部電源を持
    たないことを特徴とする複数のドッキングステーション
    の何れか一つと結合して使用されるパーソナルプロセッ
    サモジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1のパーソナルモジュールにおい
    て、上記ドッキング装置のそれぞれは上記パーソナルモ
    ジュールが上記ドッキングステーション内に挿入される
    と上記モジュールを上記ドッキングステーション内にロ
    ックするための上記電源により駆動される手段を備え、
    そのロック手段は上記パーソナルモジュールのユーザが
    開始する制御シーケンスに応答して上記モジュールをロ
    ック解錠、解放して上記ドッキングステーションから取
    り出し可能とすることにより、上記モジュールは上記ド
    ッキングステーションから不注意に引き抜かれることな
    く、従って上記電源からの結合を解かれないことを特徴
    とするパーソナルモジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1のパーソナルモジュールにおい
    て、上記モジュールのコネクタが上記ドッキングステー
    ション内の上記コネクタの一つに機械的に接続(或いは
    断続)する回数を監視する手段、上記コネクタの予想寿
    命である上記モジュールの接続に対する最大カウント数
    を格納する手段、上記格納された予想寿命と上記モジュ
    ール接続カウント数を比較する手段と、上記実際のカウ
    ント数が上記格納された予想寿命を越えるとメッセージ
    を示す手段とを備えるパーソナルモジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1のパーソナルモジュールにおい
    て、上記モジュールは長さ約230mm、幅約130m
    m及び高さ約23mmの物理的寸法を持つパーソナルモ
    ジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1のパーソナルモジュールにおい
    て、そのモジュールは長さ約145mm、幅約120m
    m及び高さ約39mmの物理的寸法を持つパーソナルモ
    ジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1のパーソナルモジュールにおい
    て、上記モジュールは上面、側面及び底面を持つハウジ
    ングを備え、さらに上記ハウジングの片側及び底面に隣
    接して登載され、上記プロセッサを登載するための上記
    ハウジング内に支持される主ボードに電気的に接続する
    ハードデスク装置を有し、上記ハウジングは窓を備え上
    記ハウジングの内部及びその底面は上記窓の一つから上
    記プロセッサを通過して別の上記窓に至る空気流経路を
    形成し、上記ハウジングは更にシャッターを備え、この
    シャッターは上記パ−ソナルモジュ−ルが上記ドッキン
    グステーションに挿入されていない時には通常閉じてお
    り、上記パ−ソナルモジュ−ルが上記ドッキングステー
    ションに挿入されている時には通常開かれてプロセッサ
    を含む内部構成部品の冷却を行う空気流を提供するパー
    ソナルプロセッサモジュール。
  7. 【請求項7】 請求項2のパーソナルモジュールにおい
    て、上記ドッキング装置のそれぞれは更に上記電源によ
    り駆動され、かつ上記パーソナルモジュールを上記ドッ
    キングステーション内にロックする手段に応答して上記
    ドッキングステーション上の上記コネクタを上記パーソ
    ナルモジュール上の上記コネクタと物理的接続に引き込
    む手段を備えることにより、上記ドッキングステーショ
    ンと上記モジュール間に確実な電気的接続が設定される
    パーソナルプロセッサモジュール。
  8. 【請求項8】 請求項1のパーソナルモジュールにおい
    て、上記ドッキングステーションのロック手段及び接続
    手段に応答して、上記電源装置に上記ドッキングステー
    ションから上記パ−ソナルモジュ−ルへ電力を供給させ
    る手段を備え、それによりパ−ソナルモジュ−ルが起動
    されユーザが使用できるようになるパーソナルプロセッ
    サモジュール。
  9. 【請求項9】 請求項8のパーソナルモジュールにおい
    て、上記パーソナルモジュール内に上記ドッキングステ
    ーション内の上記主電源に応答して起動され、接続制御
    シーケンスを開始し、ドッキングステーション内にパ−
    ソナルモジュ−ルを導入する手段を備え、上記パ−ソナ
    ルモジュ−ルはそのモジュ−ルが現在接続されたドッキ
    ングステーションと結合してユーザが使用できるように
    上記導入手段に応答してセットアップされるオペレーテ
    ングシステム及び応用ソフトウエアを格納する手段を備
    えるパーソナルプロセッサモジュール。
  10. 【請求項10】 請求項1によるドッキングステーショ
    ンにおいて、それぞれの上記ドッキングステーションは
    上記パ−ソナルモジュ−ルが上記ドッキングステーショ
    ンに対応するコンフィギュレーションを行う情報がある
    かどうかを判定する識別情報をパ−ソナルプロセッサモ
    ジュ−ルに対して提供するためのメモリ手段を備え、上
    記パ−ソナルモジュ−ルは上記パ−ソナルモジュ−ルが
    接続されそれに対応するコンフィギュレーションシーケ
    ンスを実行する上記ドッキングステーションに対するコ
    ンフィギュレーション情報を格納するメモリ手段と、上
    記ドッキングステーションから上記識別情報を読みだし
    て上記パ−ソナルモジュ−ルが上記ドッキングステーシ
    ョンに対応するコンフィギュレーションを行う情報を有
    するかどうかを判断し、判断結果に基づいて上記ドッキ
    ングステーションに対応するコンフィギュレーション操
    作を行わせる手段を上記パ−ソナルモジュ−ル内に備え
    るドッキングステーション。
  11. 【請求項11】 請求項10によるドッキングステーシ
    ョンにおいて、上記識別情報は上記ドッキングステーシ
    ョンの識別番号と上記ドッキングステーションに対応す
    るコンフィギュレーションの改訂番号とを備えるドッキ
    ングステーション。
  12. 【請求項12】 請求項10のパーソナルモジュ−ルに
    おいて、パ−ソナルモジュ−ルが以前上記ドッキングス
    テーションに接続されたことがあるかどうかを判定する
    ための上記チェック手段からなる接続制御ソフトウエア
    を備え、上記チェック手段は上記パ−ソナルモジュ−ル
    のメモリ内にブートルーチンを格納する手段、或いは上
    記パ−ソナルモジュ−ル内のメモリからの予め格納され
    たブートルーチンを実行し続いて上記パ−ソナルモジュ
    −ルに予め格納されたオペレーテングシステムソフトウ
    エア及び応用ソフトウエアの実行開始を行う手段のいず
    れか一つを操作させるパーソナルプロセッサモジュ−
    ル。
  13. 【請求項13】 請求項7のパーソナルモジュ−ルにお
    いて、上記パ−ソナルモジュ−ルが上記ドッキングステ
    ーションに新規に挿入されることを判定する手段を備
    え、上記ロック手段及び接続手段は上記新規挿入を検出
    する上記判定手段に応答するパーソナルプロセッサモジ
    ュ−ル。
  14. 【請求項14】 請求項13のパーソナルモジュ−ルに
    おいて、上記パ−ソナルモジュ−ルは上記ユーザによる
    上記パ−ソナルモジュ−ルの排出要求の信号を発生させ
    る手動操作可能な排出スイッチ手段を備え、上記接続制
    御手段は上記排出要求信号に応答して上記パ−ソナルモ
    ジュ−ルを上記ドッキングステーションから解放、ロッ
    ク解錠するパーソナルプロセッサモジュ−ル。
  15. 【請求項15】 請求項14のパーソナルモジュ−ルに
    おいて、更に上記ドッキングステーション及び上記パ−
    ソナルモジュ−ルのそれぞれに接続計数レジスタを備
    え、上記接続制御手段は更に上記排出要求に応答して上
    記接続計数レジスタのそれぞれに格納された接続回数を
    更新する手段を備えるパーソナルプロセッサモジュ−
    ル。
  16. 【請求項16】 請求項15のパーソナルモジュ−ルに
    おいて、上記パ−ソナルモジュ−ルの挿入後上記接続及
    びロック手段の操作に応答して上記ドッキングステーシ
    ョン内の上記主電源装置から上記パ−ソナルモジュ−ル
    へ電力を供給する手段と、上記排出要求に応答して、上
    記接続及び上記ロック手段が上記パ−ソナルモジュ−ル
    を上記ドッキングステーションから解放する操作を行う
    前に、上記ドッキングステーションから上記パ−ソナル
    モジュ−ルへの電力供給を終了させる手段を備えるパー
    ソナルプロセッサモジュ−ル。
  17. 【請求項17】 請求項10のパーソナルモジュ−ルに
    おいて、以前に接続されたことのあるドッキングステー
    ションの識別情報を格納する上記パ−ソナルモジュ−ル
    内の上記レジスタは上記パ−ソナルモジュ−ルの上記大
    容量記憶装置に格納されたオペレーテングシステムブー
    トルーチン及びアプリケーションに対応し、かつ以前に
    接続されたことのあるドッキングステーションのそれぞ
    れと関連付けられたポインタを格納する領域を持つドッ
    キングステーションテーブルを備え、上記接続コントロ
    −ラは上記ドッキングステーションの一つを識別すると
    上記ブートルーチン及びアプリケーションを自動的に呼
    び出す手段を備えるパーソナルプロセッサモジュ−ル。
  18. 【請求項18】 請求項17のパーソナルモジュ−ルに
    おいて、更に、上記大容量記憶装置に格納されたオペレ
    ーテングシステムに対するデフォルトブートルーチンを
    備え、上記接続制御ソフトウエアは上記パ−ソナルモジ
    ュ−ルに接続されるドッキングステーションが上記パ−
    ソナルモジュ−ル内の上記レジスタにリストされていな
    いと判定すると上記デフォルトブートルーチンにアクセ
    スする手段を備えるパーソナルプロセッサモジュ−ル。
  19. 【請求項19】 請求項18によるパーソナルプロセッ
    サモジュ−ルにおいて、上記接続コントロラーは上記デ
    フォルトルーチンと上記ドッキングステーションの上記
    識別コードとを関連付け、上記関連を上記ドッキングス
    テーションテーブルに格納するパーソナルプロセッサモ
    ジュ−ル。
JP6035023A 1994-03-04 1994-03-04 パーソナルプロセッサモジュール及びそれと結合して使用するドッキングステーション Pending JPH07244542A (ja)

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