JPH0724210B2 - 放電ランプ装置 - Google Patents

放電ランプ装置

Info

Publication number
JPH0724210B2
JPH0724210B2 JP2607790A JP2607790A JPH0724210B2 JP H0724210 B2 JPH0724210 B2 JP H0724210B2 JP 2607790 A JP2607790 A JP 2607790A JP 2607790 A JP2607790 A JP 2607790A JP H0724210 B2 JPH0724210 B2 JP H0724210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
glass tube
lead
sealed
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2607790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03233853A (ja
Inventor
幸男 脇水
優一 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2607790A priority Critical patent/JPH0724210B2/ja
Publication of JPH03233853A publication Critical patent/JPH03233853A/ja
Publication of JPH0724210B2 publication Critical patent/JPH0724210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放電ランプ装置に係り、特に放電ランプを取り
囲む紫外線遮蔽用のガラス管を備えた放電ランプ装置に
関する。
〔従来技術〕
最近の自動車ランプ業界では、発光効率及び演色性が良
好で、しかも寿命の長い放電ランプが注目されている。
しかしこの種のランプの発光は人体に有害な紫外線を含
むことから、長時間にわたって照射を受けると日焼けと
同様の現象が生じ健康上好ましくない。そこで第3図に
示されるように、放電ランプの発光から紫外線をカット
する技術が提案されている。これは特開昭60-138845号
に開示された技術で、放電ランプ2の周りに紫外線をカ
ットするための紫外線遮蔽部材4を設けた構造のランプ
装置である。
〔発明の解決しようとする課題〕
しかし前記従来技術では、放電ランプ2を支持するリー
ドステー6以外に、紫外線遮蔽部材4を支持するための
遮蔽部材ステー7を設けることが必要で、それだけ部品
点数が多く、組立にも時間がかかるという問題があっ
た。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は放電ランプから出る紫外線をカットすること
が可能な簡潔な構造の放電ランプ装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、請求項(1)に係る放電ラ
ンプ装置においては、密閉ガラス球内に放電電極が対向
配置された放電ランプと、前記放電ランプの電極に電気
的に接続され、放電ランプの前後端部からそれぞれ導出
する一対のリード線と、ランプソケットの絶縁性基部か
ら平行に延出して前記リード線をそれぞれ支持する長短
一対のリードサポートと、前記放電ランプを取り囲む位
置に配置された紫外線遮蔽用のガラス管とを備えた放電
ランプ装置において、 放電ランプから導出するリード線を前記紫外線遮蔽用の
ガラス管の前後端部で封着して、前記放電ランプを紫外
線遮蔽用のガラス管内に封止するようにしたものであ
る。
また請求項(2)に係る放電ランプ装置においては、密
閉ガラス球内に放電電極が対向配置された放電ランプ
と、前記放電ランプの電極に電気的に接続され、放電ラ
ンプの前後端部からそれぞれ導出する一対のリード線
と、ランプソケットの絶縁性基部から平行に延出して前
記リード線をそれぞれ支持する長短一対のリードサポー
トと、前記放電ランプを取り囲む位置に配置された紫外
線遮蔽用のガラス管とを備えた放電ランプ装置におい
て、 前記一対のリードサポートランプソケットの絶縁性基部
からの突出部を紫外線遮蔽用のガラス管の後端部で封着
して、放電ランプを紫外線遮蔽用のガラス管内に封止す
るようにしたものである。
〔作用〕
放電ランプは紫外線遮蔽用のガラス管内に封止されてお
り、放電ランプから出る紫外線は紫外線遮蔽用のガラス
管によって確実にカットされる。
また請求項(1)では、紫外線遮蔽用のガラス管は、放
電ランプの前後端から導出してリードサポートに支持さ
れる一対のリード線によって両端支持され、請求項
(2)では、紫外線遮蔽用のガラス管は、リードサポー
トの絶縁性基部から突出して放電ランプのリード線を支
持する一対のリードサポートの付根位置によって片持支
持されており、いずれの場合も従来のように独立した遮
蔽部材専用のステーが不要となる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例である放電ランプ装置の一部
を断面で示す側面図である。
この図において、符号10はガラス球12内にタングステン
製の放電電極14,14が対設されている放電ランプで、石
英ガラス製のガラス球12内には始動用希ガス、水銀及び
金属ハロゲン化物が封入されている。ガラス球12は両端
にピンチ部13,13が一体に形成され、ピンチ部13にはガ
ラス球12内の電極14,14に接続されたモリブデン箔15が
封着されている。またモリブデン箔15の他端には、モリ
ブデン製のリード線16a,16bが接続されてピンチ部13に
封着されるとともに、リード線16a,16bはこのピンチ部1
3から外方に延出している。そして後端側のリード線16
b,放電ランプ10及び前端側のリード線16aは一直線状に
延びており、放電ランプ10の回りには放電ランプ10の発
光から紫外線をカットするための紫外線遮蔽用ガラス管
(以下、単にガラス管という)20が配置されている。
ガラス管20は、ソーダガラスや硬質ガラスやアルミナシ
リケートガラス等の紫外線を透過させないガラスによっ
て形成されており、前後端部が閉塞された円筒状となっ
ている。即ち、前端側のリード線16aはガラス管20の前
端チップオフ部20aに封着され、後端側のリード線16bは
ガラス管20の後端ピンチ部20bに封着されて、ガラス管2
0内に放電ランプ10が封止された構造となっている。な
おガラス管20内にはN2ガスが封入されているが、放電ラ
ンプ10の熱損失を低減するために真空にしても良い。
放電ランプ10から導出する後端側のリード線16bはガラ
ス管20の後端ピンチ部20bを貫通して延出し、前端側の
リード線16aはガラス管20の前端ピンチオフ部20bを貫通
して延出している。そしてリード線16a,16bはランプソ
ケット30の円盤形状の絶縁性基部32の前面から平行に突
出している長短一対の黄銅製のリードステー24,26に支
持されている。前端側リード線16aを支持するリードス
テー24は、ガラス管20の下方を放電ランプ10と平行に延
出し、前端部が上方に屈曲され、この上方屈曲部24aに
リード線16aがスポット溶接されている。一方、リード
ステー26の前端部は下方に屈曲され、この下方屈曲部26
aにリード線16bがスポット溶接されている。このように
紫外線遮蔽用のガラス管20は、放電ランプ10から導出す
るリード線16a,16bに一体化されるとともに、リード線1
6a,16bによって前後両端部を支持された構造となってい
る。なおリードステー24の放電ランプ10に対向する位置
には、セラミック製の放電防止用絶縁筒体25が外嵌され
ている。
第2図は本発明の他の実施例を示すものである。放電ラ
ンプ10から導出するリード線16a,16bがモリブデン製の
リードステー34,36によって支持されている。長短一対
のリードステー34,36はランプソケット30の絶縁性基部3
2から突出して平行に延出しており、リードステー36に
は後方側リード線16bの上方屈曲部16cがスポット溶接さ
れ、リードステー34の前端上方屈曲部34aには前端側リ
ード線16aがスポット溶接されている。そしてリードス
テー34,36の絶縁性基部32からの突出部付根近傍位置が
ガラス管20の後端ピンチ部20bに封着されて、ガラス管2
0内に放電ランプ10が封止された構造となっている。即
ち、リードステー34,36がガラス管20の後端部を片持梁
状に支持した構造となっている。またリードステー34,3
6は、ガラス管70内においてブリッジガラス40に止着さ
れており、ガラス管20を支持するリードステー34,36の
片持梁状支持構造を補強している。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、請求項(1)及び請求
項(2)に係る放電ランプ装置によれば、放電ランプが
紫外線遮蔽用のガラス管内に封止されているので、放電
ランプの発光から紫外線を確実にカットすることがで
き、人体等への悪影響がなくなる。
また請求項(1),(2)何れの場合も、放電ランプが
紫外線遮蔽用のガラス管内に封止されているため、放電
ランプは消灯後冷えにくく、再点灯時の光束の立上りが
良好である。さらに外部環境、特に外部温度の影響を受
けにくいため、リード線やリードステー等の放電ランプ
構成部材やその他のランプ周辺構成部材の劣化もそれだ
け少なくなる。
また紫外線遮蔽用のガラス管は、請求項(1)では放電
ランプの前後端から導出する一対のリード線を介して長
短一対のリードサポート部によって両端支持され、請求
項(2)では長短一対のリードサポートによって片持支
持されるので、従来のように独立した遮蔽部材専用のス
テーが不要となり、部品点数を削減できるとともに、そ
れだけランプ装置の組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である放電ランプ装置の一部
を断面で示す側面図、第2図は本発明の他の実施例の同
側面図、第3図は従来の放電ランプ装置の要部側面図で
ある。 10…放電ランプ、12…ガラス球、14,14…放電電極、16
a,16b…リード線、20…紫外線遮蔽用ガラス管、24,26,3
4,36…リードステー、32…ランプソケットの絶縁性基
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉ガラス球内に放電電極が対向配置され
    た放電ランプと、前記放電ランプの電極に電気的に接続
    され、放電ランプの前後端部からそれぞれ導出する一対
    のリード線と、ランプソケットの絶縁性基部から平行に
    延出して前記リード線をそれぞれ支持する長短一対のリ
    ードサポートと、前記放電ランプを取り囲む位置に配置
    された紫外線遮蔽用のガラス管とを備えた放電ランプ装
    置において、 放電ランプから導出するリード線が前記紫外線遮蔽用の
    ガラス管の前後端部に封着されて、前記放電ランプが紫
    外線遮蔽用のガラス管内に封止されたことを特徴とする
    放電ランプ装置。
  2. 【請求項2】密閉ガラス球内に放電電極が対向配置され
    た放電ランプと、前記放電ランプの電極に電気的に接続
    され、放電ランプの前後端部からそれぞれ導出する一対
    のリード線と、ランプソケットの絶縁性基部から平行に
    延出して前記リード線をそれぞれ支持する長短一対のリ
    ードサポートと、前記放電ランプを取り囲む位置に配置
    された紫外線遮蔽用のガラス管とを備えた放電ランプ装
    置において、 前記一対のリードサポートのランプソケットの絶縁性基
    部からの突出部が前記紫外線遮蔽用のガラス管の後端部
    に封着されて、放電ランプが紫外線遮蔽用のガラス管内
    に封止されたことを特徴とする放電ランプ装置。
JP2607790A 1990-02-07 1990-02-07 放電ランプ装置 Expired - Lifetime JPH0724210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2607790A JPH0724210B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 放電ランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2607790A JPH0724210B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 放電ランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03233853A JPH03233853A (ja) 1991-10-17
JPH0724210B2 true JPH0724210B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=12183585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2607790A Expired - Lifetime JPH0724210B2 (ja) 1990-02-07 1990-02-07 放電ランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724210B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100302532B1 (ko) * 1992-05-11 2001-11-22 요트.게.아. 롤페즈 캡형전기램프

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03233853A (ja) 1991-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100392580B1 (ko) 절연체 지지스톱을 사용한 시라우드를 구비한 램프조립체
EP0481702B1 (en) Heat removal from electric discharge lamp
GB2126415A (en) Discharge lamp
JP2003168391A (ja) 放電ランプ装置用水銀フリーアークチューブ
JP2002304969A (ja) シュラウド付きの電球
EP1006561B1 (en) Capacitive glow starting of high intensity discharge lamps
JP2003100251A (ja) 放電ランプ装置用水銀フリーアークチューブ
US5521458A (en) Electric discharge lamp assembly
JPH0724210B2 (ja) 放電ランプ装置
US5457354A (en) Lamp with improved mount for light-source capsule
JP5248748B2 (ja) 石英及びセラミック発光管のためのシュラウドホルダ
JP2003501794A (ja) 保護スリーブを有するメタルハライドランプ
EP0145291B1 (en) Improvements in sealed beam lamps
JP4891527B2 (ja) 発光管及びシュラウドのための取付け部材及びアーク放電ランプのための発光管及びシュラウドアセンブリ
GB1562929A (en) High pressure electric discharge lamps
US8247973B2 (en) Discharge chamber for high intensity discharge lamp
JP2774428B2 (ja) 放電ランプ装置
US20040119393A1 (en) Spring-clip for hid lamp
JP2004127939A (ja) セラミックhidランプのためのスナップ式ばねクリップ
JPH02199763A (ja) アーク放電ランプ
JP3148268B2 (ja) 放電ランプ装置
JP2642784B2 (ja) 放電ランプ装置
JPH065614B2 (ja) 反射形メタルハライドランプ
JPH0330994Y2 (ja)
JPH11111240A (ja) 封止用金属箔、管球および照明器具