JPH0723938A - ディジタル血管撮影装置 - Google Patents
ディジタル血管撮影装置Info
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- JPH0723938A JPH0723938A JP5191652A JP19165293A JPH0723938A JP H0723938 A JPH0723938 A JP H0723938A JP 5191652 A JP5191652 A JP 5191652A JP 19165293 A JP19165293 A JP 19165293A JP H0723938 A JPH0723938 A JP H0723938A
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】1回の検査撮影につき1枚のレファレンス画像
を選択,記憶することを要するディジタル血管撮影装置
による検査において、1回の検査撮影時、造影剤の注入
開始時点に基づいてレファレンス画像を自動的に選択,
記憶することによって、診断者のレファレンス画像選択
の手間をなくし、1回の検査撮影終了後にすぐに次の検
査撮影を可能として、操作性・検査効率の向上を図る。 【構成】検査撮影時、造影剤の注入開始時点を検出する
造影剤注入開始時点検出装置10と、造影剤注入開始時
点から、予め設定された時間の経過後、又は心電波形の
予め決められた位相の検出後、に撮影された画像をレフ
ァレンス画像として記憶装置7又は12に格納するレフ
ァレンス画像取り込み制御装置11とを設ける。
を選択,記憶することを要するディジタル血管撮影装置
による検査において、1回の検査撮影時、造影剤の注入
開始時点に基づいてレファレンス画像を自動的に選択,
記憶することによって、診断者のレファレンス画像選択
の手間をなくし、1回の検査撮影終了後にすぐに次の検
査撮影を可能として、操作性・検査効率の向上を図る。 【構成】検査撮影時、造影剤の注入開始時点を検出する
造影剤注入開始時点検出装置10と、造影剤注入開始時
点から、予め設定された時間の経過後、又は心電波形の
予め決められた位相の検出後、に撮影された画像をレフ
ァレンス画像として記憶装置7又は12に格納するレフ
ァレンス画像取り込み制御装置11とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造影剤の注入開始時点
に基づいてレファレンス画像を自動的に選択,記憶する
ディジタル血管撮影装置に関する。
に基づいてレファレンス画像を自動的に選択,記憶する
ディジタル血管撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル血管撮影装置による検
査は、透視画像によってカテーテルの挿入,撮影位置の
決定を行い、造影剤注入後、X線を曝射し、数十フレー
ム撮影する(この数十フレームの撮影を検査撮影とい
う)。これらの透視/撮影の操作を数回繰り返し行って
いた。その透視/撮影の繰り返しの中で診断者は、経皮
経的冠血管形成術(Percutanous Transluminal Cor-onar
y Angioplasty;以下、PTCAと略記する)後、PTC
A前後の画像比較を行うため、あるいは検査中に、前に
撮影した画像を再度表示して見る時などに、必要な画像
を探すために、1回の検査撮影が終了する毎に全フレー
ムを観察して、その中から全フレームを代表する1画像
を選択し、それをレファレンス画像としていた。
査は、透視画像によってカテーテルの挿入,撮影位置の
決定を行い、造影剤注入後、X線を曝射し、数十フレー
ム撮影する(この数十フレームの撮影を検査撮影とい
う)。これらの透視/撮影の操作を数回繰り返し行って
いた。その透視/撮影の繰り返しの中で診断者は、経皮
経的冠血管形成術(Percutanous Transluminal Cor-onar
y Angioplasty;以下、PTCAと略記する)後、PTC
A前後の画像比較を行うため、あるいは検査中に、前に
撮影した画像を再度表示して見る時などに、必要な画像
を探すために、1回の検査撮影が終了する毎に全フレー
ムを観察して、その中から全フレームを代表する1画像
を選択し、それをレファレンス画像としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディジタル
血管撮影装置では、診断者は1回の検査撮影が終了する
毎に、全フレームの中からレファレンス画像を決定しな
ければならず、迅速な処理・操作の要求される血管造影
検査においては、検査の効率を低下させるという問題が
あった。
血管撮影装置では、診断者は1回の検査撮影が終了する
毎に、全フレームの中からレファレンス画像を決定しな
ければならず、迅速な処理・操作の要求される血管造影
検査においては、検査の効率を低下させるという問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、1回の検査撮影時、造影
剤の注入開始時点に基づいてレファレンス画像を自動的
に選択,記憶することによって、1回の検査撮影終了後
に、すぐに次の検査撮影を行うことができるディジタル
血管撮影装置を提供することにある。
剤の注入開始時点に基づいてレファレンス画像を自動的
に選択,記憶することによって、1回の検査撮影終了後
に、すぐに次の検査撮影を行うことができるディジタル
血管撮影装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検体に造
影剤を注入する造影剤注入器と、放射線源と、前記被検
体を間に挟んで前記放射線源と対向配置され透過放射線
像を可視光像に変換する放射線検出器と、この放射線検
出器からの出力光学像を電気信号に変換するテレビカメ
ラと、このテレビカメラの出力信号をディジタル信号に
変換するA/D変換器と、このA/D変換器からのディ
ジタル信号を画像データとして格納する記憶装置と、こ
の記憶装置から画像データを読み出して演算処理する演
算装置と、この演算装置により演算処理して得られたデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器
と、この D/A変換器からのアナログ信号に基づいて
画像表示する表示装置とを備えてなるディジタル血管撮
影装置において、検査撮影時、造影剤の注入開始時点を
検出する造影剤注入開始時点検出装置と、この造影剤注
入開始時点検出装置により検出された造影剤注入開始時
点から、予め設定された時間の経過後、又は心電波形の
予め決められた位相の検出後、に撮影された画像をレフ
ァレンス画像として前記記憶装置又はこれとは異なる他
の記憶装置に格納するレファレンス画像取り込み制御装
置とを設けることにより達成される。
影剤を注入する造影剤注入器と、放射線源と、前記被検
体を間に挟んで前記放射線源と対向配置され透過放射線
像を可視光像に変換する放射線検出器と、この放射線検
出器からの出力光学像を電気信号に変換するテレビカメ
ラと、このテレビカメラの出力信号をディジタル信号に
変換するA/D変換器と、このA/D変換器からのディ
ジタル信号を画像データとして格納する記憶装置と、こ
の記憶装置から画像データを読み出して演算処理する演
算装置と、この演算装置により演算処理して得られたデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器
と、この D/A変換器からのアナログ信号に基づいて
画像表示する表示装置とを備えてなるディジタル血管撮
影装置において、検査撮影時、造影剤の注入開始時点を
検出する造影剤注入開始時点検出装置と、この造影剤注
入開始時点検出装置により検出された造影剤注入開始時
点から、予め設定された時間の経過後、又は心電波形の
予め決められた位相の検出後、に撮影された画像をレフ
ァレンス画像として前記記憶装置又はこれとは異なる他
の記憶装置に格納するレファレンス画像取り込み制御装
置とを設けることにより達成される。
【0006】
【作用】造影剤注入開始時点検出装置は、検査撮影時、
造影剤の注入開始時点を検出する。レファレンス画像取
り込み制御装置は、検出された造影剤注入開始時点か
ら、予め設定された時間の経過後、又は心電波形の予め
決められた位相の検出後、に撮影された画像をレファレ
ンス画像として記憶装置に格納する。
造影剤の注入開始時点を検出する。レファレンス画像取
り込み制御装置は、検出された造影剤注入開始時点か
ら、予め設定された時間の経過後、又は心電波形の予め
決められた位相の検出後、に撮影された画像をレファレ
ンス画像として記憶装置に格納する。
【0007】これによれば、1回の検査撮影時、造影剤
の注入開始時点に基づいてレファレンス画像を自動的に
選択,記憶するため、1回の検査撮影終了後、すぐに次
の検査撮影を行うことができ、PTCAなどにおいても
迅速な処理・操作が可能となる。
の注入開始時点に基づいてレファレンス画像を自動的に
選択,記憶するため、1回の検査撮影終了後、すぐに次
の検査撮影を行うことができ、PTCAなどにおいても
迅速な処理・操作が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるディジタル血管撮影装置の
一実施例を示すブロック図である。この実施例は、放射
線源であるX線管球1、被検体3を間に挟んでX線管球
1と対向配置され、透過X線像を可視光像に変換する放
射線検出器であるイメージインテンシファイア(以下 I.
I.と略記する)2、I.I.2からの出力光学像を電気信号
に変換するテレビカメラ4、テレビカメラ4の出力信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器5、A/D変
換器5からの信号を対数変換する対数変換器6、対数変
換器6又は後述演算装置あるいは中央処理装置からの信
号を画像データとして格納する記憶装置であるフレーム
メモリ7(71〜7n)、フレームメモリ7から画像データ
を読み出して演算処理する演算装置8、被検体3に造影
剤を注入する造影剤注入器9、造影剤注入器9から造影
剤の注入前後のカテーテル内の圧力変化によって造影剤
注入開始時点を検出する造影剤注入開始時点検出装置で
ある圧力センサ10、圧力センサ10からの造影剤注入
開始時点に基づいてフレームメモリ7内の画像の中から
特定の画像をレファレンス画像として後述レファレンス
画像メモリに取り込むレファレンス画像取り込み制御装
置11、レファレンス画像取り込み制御装置11によっ
て選択されたレファレンス画像を格納するレファレンス
画像メモリ12、フレームメモリ7あるいはレファレン
ス画像メモリ12に格納されている画像データをアナロ
グ信号に変換するD/A変換器13、D/A変換器から
のアナログ信号に基づいて画像表示する表示装置である
モニタテレビ14、管電圧,管電流,時間などを制御す
るX線制御器15、X線制御器15により制御されて前
記X線管球1を作動させる高圧発生器16、撮影モード
や撮影部位の選択あるいは撮影スタートやサブトラクシ
ョンなどのコマンド入力などを行う操作卓17、装置各
部を制御する中央処理装置18より構成される。
する。図1は、本発明によるディジタル血管撮影装置の
一実施例を示すブロック図である。この実施例は、放射
線源であるX線管球1、被検体3を間に挟んでX線管球
1と対向配置され、透過X線像を可視光像に変換する放
射線検出器であるイメージインテンシファイア(以下 I.
I.と略記する)2、I.I.2からの出力光学像を電気信号
に変換するテレビカメラ4、テレビカメラ4の出力信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器5、A/D変
換器5からの信号を対数変換する対数変換器6、対数変
換器6又は後述演算装置あるいは中央処理装置からの信
号を画像データとして格納する記憶装置であるフレーム
メモリ7(71〜7n)、フレームメモリ7から画像データ
を読み出して演算処理する演算装置8、被検体3に造影
剤を注入する造影剤注入器9、造影剤注入器9から造影
剤の注入前後のカテーテル内の圧力変化によって造影剤
注入開始時点を検出する造影剤注入開始時点検出装置で
ある圧力センサ10、圧力センサ10からの造影剤注入
開始時点に基づいてフレームメモリ7内の画像の中から
特定の画像をレファレンス画像として後述レファレンス
画像メモリに取り込むレファレンス画像取り込み制御装
置11、レファレンス画像取り込み制御装置11によっ
て選択されたレファレンス画像を格納するレファレンス
画像メモリ12、フレームメモリ7あるいはレファレン
ス画像メモリ12に格納されている画像データをアナロ
グ信号に変換するD/A変換器13、D/A変換器から
のアナログ信号に基づいて画像表示する表示装置である
モニタテレビ14、管電圧,管電流,時間などを制御す
るX線制御器15、X線制御器15により制御されて前
記X線管球1を作動させる高圧発生器16、撮影モード
や撮影部位の選択あるいは撮影スタートやサブトラクシ
ョンなどのコマンド入力などを行う操作卓17、装置各
部を制御する中央処理装置18より構成される。
【0009】次に上述本発明装置の動作について説明す
る。X線管1より照射されたX線は、被検体3を透過し
てI.I.2で光学像に変換される。この光学像はテレビカ
メラ4で撮影され、テレビカメラ4の出力信号は、A/
D変換器5でA/D変換された後、対数変換器6で対数
変換される。対数変換された信号は直接、又は演算装置
8で演算されて、フレームメモリ7(71〜7n)に順次格
納される。
る。X線管1より照射されたX線は、被検体3を透過し
てI.I.2で光学像に変換される。この光学像はテレビカ
メラ4で撮影され、テレビカメラ4の出力信号は、A/
D変換器5でA/D変換された後、対数変換器6で対数
変換される。対数変換された信号は直接、又は演算装置
8で演算されて、フレームメモリ7(71〜7n)に順次格
納される。
【0010】検査撮影中、診断者は造影剤注入器9によ
って被検体3に造影剤を注入する。この時、カテーテル
内の圧力変化は圧力センサ10で検出される。圧力セン
サ10は、圧力の急激な変化点を造影剤注入開始時点と
みなし、レファレンス画像取り込み制御装置11に送
る。レファレンス画像取り込み制御装置11は圧力セン
サ10より送られた造影剤注入開始時点に基づき、例え
ばその造影剤注入開始時点から3秒経過した後に撮影さ
れた画像をフレームメモリ7に格納すると共に、レファ
レンス画像としてレファレンス画像メモリ12に格納す
る。
って被検体3に造影剤を注入する。この時、カテーテル
内の圧力変化は圧力センサ10で検出される。圧力セン
サ10は、圧力の急激な変化点を造影剤注入開始時点と
みなし、レファレンス画像取り込み制御装置11に送
る。レファレンス画像取り込み制御装置11は圧力セン
サ10より送られた造影剤注入開始時点に基づき、例え
ばその造影剤注入開始時点から3秒経過した後に撮影さ
れた画像をフレームメモリ7に格納すると共に、レファ
レンス画像としてレファレンス画像メモリ12に格納す
る。
【0011】ここで、造影剤注入開始時点から3秒経過
した後に撮影された画像をレファレンス画像としたの
は、造影剤注入後、約3秒後に検査対象血管全てに造影
剤が行き渡る場合を想定しているからであり、検査部位
や、カテーテルの挿入位置などによって、最適な時間が
設定される。
した後に撮影された画像をレファレンス画像としたの
は、造影剤注入後、約3秒後に検査対象血管全てに造影
剤が行き渡る場合を想定しているからであり、検査部位
や、カテーテルの挿入位置などによって、最適な時間が
設定される。
【0012】レファレンス画像の取り込みは造影剤が注
入される毎(1回の検査撮影毎)に行われ、フレームメ
モリ7及びレファレンス画像メモリ12に格納された画
像信号はD/A変換器13でD/A変換された後、モニ
タテレビ14で画像として表示される。
入される毎(1回の検査撮影毎)に行われ、フレームメ
モリ7及びレファレンス画像メモリ12に格納された画
像信号はD/A変換器13でD/A変換された後、モニ
タテレビ14で画像として表示される。
【0013】これら各部の動作制御は中央処理装置18
が行い、診断者は操作卓17より必要なコマンドを入力
する。
が行い、診断者は操作卓17より必要なコマンドを入力
する。
【0014】なお上述実施例では、造影剤注入開始時点
を検出する造影剤注入開始時点検出装置として圧力セン
サ10を用いたが、これのみに限定されることはない。
例えば、図2に示すように、圧力センサ10の代わり
に、フレームメモリ7nに格納された画像と、その1フ
レーム前に撮影され、フレームメモリ7n-1に格納され
ている画像のサブトラクションを行い、予め決められた
一定値以上の差が画像相互間に生じている場合に、フレ
ームメモリ7nの撮影時点を造影剤注入開始時点として
レファレンス画像取り込み制御装置11に送る、造影剤
注入開始時点演算装置20を設けてもよい。ここで、サ
ブトラクション結果に一定値以上の差を閾値として要求
するのは、2画像間での体動などの影響を受けないよう
にするためである。
を検出する造影剤注入開始時点検出装置として圧力セン
サ10を用いたが、これのみに限定されることはない。
例えば、図2に示すように、圧力センサ10の代わり
に、フレームメモリ7nに格納された画像と、その1フ
レーム前に撮影され、フレームメモリ7n-1に格納され
ている画像のサブトラクションを行い、予め決められた
一定値以上の差が画像相互間に生じている場合に、フレ
ームメモリ7nの撮影時点を造影剤注入開始時点として
レファレンス画像取り込み制御装置11に送る、造影剤
注入開始時点演算装置20を設けてもよい。ここで、サ
ブトラクション結果に一定値以上の差を閾値として要求
するのは、2画像間での体動などの影響を受けないよう
にするためである。
【0015】また、造影剤注入開始時点から、撮影画像
をレファレンス画像としてレファレンスメモリ12に取
り込む時点をレファレンス画像取り込み制御装置11に
与える手段として、心電計30を設けた構成例を図3に
示す。この例では、心電計30より、被検体3からの心
電波形をレファレンス画像取り込み制御装置11へ入力
する。図4はこのように心電計30を用いた場合の、レ
ファレンス画像の取り込み制御装置11における制御を
示すタイムチャートである。
をレファレンス画像としてレファレンスメモリ12に取
り込む時点をレファレンス画像取り込み制御装置11に
与える手段として、心電計30を設けた構成例を図3に
示す。この例では、心電計30より、被検体3からの心
電波形をレファレンス画像取り込み制御装置11へ入力
する。図4はこのように心電計30を用いた場合の、レ
ファレンス画像の取り込み制御装置11における制御を
示すタイムチャートである。
【0016】図示するように、造影剤注入開始時点t1
の後(t2)、造影剤注入開始時点検出装置31によっ
て造影剤注入開始信号がレファレンス画像取り込み制御
装置11に送られる。造影剤注入開始信号を受けると、
レファレンス画像取り込み制御装置11は、心電計30
から送られてくる心電波形の、ある決められた位相(図
4では造影剤注入開始信号を受けた後の2番目のピーク
波形)の検出後(t3)に撮影された画像を、レファレン
ス画像としてレファレンスメモリ12に格納する。レフ
ァレンス画像を取り込むための前記心電波形の位相につ
いては、検査部位などによって最適な位相が設定され
る。
の後(t2)、造影剤注入開始時点検出装置31によっ
て造影剤注入開始信号がレファレンス画像取り込み制御
装置11に送られる。造影剤注入開始信号を受けると、
レファレンス画像取り込み制御装置11は、心電計30
から送られてくる心電波形の、ある決められた位相(図
4では造影剤注入開始信号を受けた後の2番目のピーク
波形)の検出後(t3)に撮影された画像を、レファレン
ス画像としてレファレンスメモリ12に格納する。レフ
ァレンス画像を取り込むための前記心電波形の位相につ
いては、検査部位などによって最適な位相が設定され
る。
【0017】更に上述実施例では、フレームメモリ7と
レファレンス画像メモリ12とを別個独立に構成した
が、1つのメモリにて各々の画像を格納するように構成
してもよい。
レファレンス画像メモリ12とを別個独立に構成した
が、1つのメモリにて各々の画像を格納するように構成
してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、診
断者は1回の検査撮影終了毎にレファレンス画像を選択
するために全フレームを観察する必要がなく、すぐに次
の検査撮影が行え、操作性・検査効率を向上させること
ができ、特に、PTCAなどにおいても迅速な処理・操
作が可能になるという効果がある。
断者は1回の検査撮影終了毎にレファレンス画像を選択
するために全フレームを観察する必要がなく、すぐに次
の検査撮影が行え、操作性・検査効率を向上させること
ができ、特に、PTCAなどにおいても迅速な処理・操
作が可能になるという効果がある。
【図1】本発明装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】同じく他の実施例を示すブロック図である。
【図3】同じく他の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す実施例におけるレファレンス画像の
取り込みの様子を示したタイムチャートである。
取り込みの様子を示したタイムチャートである。
1 X線管球 2 I.I.(放射線検出器) 3 被検体 4 テレビカメラ 5 A/D変換器 6 対数変換器 7(71〜7n) フレームメモリ(記憶装置) 8 演算装置 9 造影剤注入器 10 圧力センサ(造影剤注入開始時点検出装置) 11 レファレンス画像取り込み制御装置 12 レファレンス画像メモリ(他の記憶装置) 13 D/A変換器 14 テレビモニタ 15 X線制御器 16 高圧発生器 17 操作卓 18 中央処理装置 20 造影剤注入開始時点演算装置 30 心電計 31 造影剤注入開始時点検出装置
Claims (1)
- 【請求項1】被検体に造影剤を注入する造影剤注入器
と、放射線源と、前記被検体を間に挟んで前記放射線源
と対向配置され透過放射線像を可視光像に変換する放射
線検出器と、この放射線検出器からの出力光学像を電気
信号に変換するテレビカメラと、このテレビカメラの出
力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、こ
のA/D変換器からのディジタル信号を画像データとし
て格納する記憶装置と、この記憶装置から画像データを
読み出して演算処理する演算装置と、この演算装置によ
り演算処理して得られたディジタル信号をアナログ信号
に変換するD/A変換器と、この D/A変換器からの
アナログ信号に基づいて画像表示する表示装置とを備え
てなるディジタル血管撮影装置において、検査撮影時、
造影剤の注入開始時点を検出する造影剤注入開始時点検
出装置と、この造影剤注入開始時点検出装置により検出
された造影剤注入開始時点から、予め設定された時間の
経過後、又は心電波形の予め決められた位相の検出後、
に撮影された画像をレファレンス画像として前記記憶装
置又はこれとは異なる他の記憶装置に格納するレファレ
ンス画像取り込み制御装置とを具備することを特徴とす
るディジタル血管撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5191652A JPH0723938A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ディジタル血管撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5191652A JPH0723938A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ディジタル血管撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723938A true JPH0723938A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16278222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5191652A Pending JPH0723938A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ディジタル血管撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008272010A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Fujifilm Corp | 放射線撮像システム、放射線撮像方法およびプログラム |
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