JPH07237228A - 帯状可撓シートの伸展装置 - Google Patents

帯状可撓シートの伸展装置

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Publication number
JPH07237228A
JPH07237228A JP2982194A JP2982194A JPH07237228A JP H07237228 A JPH07237228 A JP H07237228A JP 2982194 A JP2982194 A JP 2982194A JP 2982194 A JP2982194 A JP 2982194A JP H07237228 A JPH07237228 A JP H07237228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin sheet
shaped resin
band
chamber
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2982194A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Seki
慎吾 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2982194A priority Critical patent/JPH07237228A/ja
Publication of JPH07237228A publication Critical patent/JPH07237228A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状樹脂シート等を伸展せしめる際に幅方向
端部にしわが生じないようにする。 【構成】 帯状樹脂シート2を伸展せしめるには、各室
6のスライドゲート10の位置を調整し、開口面積が帯
状樹脂シート2の幅方向の端部に近い室では少なく、中
央部の室に向かって徐々に多くなるようにし、帯状樹脂
シート2の幅方向の端部に近い室から噴出する冷却風の
量は中央部に近い室から噴出する冷却風の量より少なく
する。一方、帯状樹脂シート2の幅方向の端部に近い部
分はもとから冷却されやすいため、これらが相殺され
て、帯状樹脂シートは均一に冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯状樹脂シート等の帯状
可撓シートを伸展する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用のウインドシールドガラスとし
て合せガラスが用いられている。この合せガラスは2枚
の板ガラスをポリビニルブチラール等の中間膜を介して
貼り合わせている。
【0003】ところで、自動車用の合せガラスは上辺と
下辺の長さが異なるため、この合せガラスを接合する中
間膜を直線状の帯状樹脂シートから切り出すと、無駄な
部分が多くなる。そこで、実公平3−56352号公報
に示されるような伸展装置が提案されている。
【0004】上記伸展装置は平面図である図4(a)、
側面図である図4(b)に示すように、加熱ロール10
0に接触して加熱された帯状樹脂シート102をコーン
ドラム101に巻回するとともに巻回した帯状樹脂シー
ト102を冷却ボックス103から噴出する冷却エアに
て冷却することで、シートの上下辺のうちの一方を他方
に対して相対的に伸長させることで湾曲せしめて引き出
し、これを所定寸法に切断することで、合せガラスの形
状に合わせた形状の中間膜とするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにコーン
ドラムに帯状樹脂シートを接触させて伸展させる場合、
均等に冷却風を当てた場合には、帯状樹脂シートの幅方
向の端部が中央部より冷却されやすい。その結果、幅方
向の端部と中央部とで収縮速度が異なり、幅方向の端部
にシワ104が発生する。そして、幅方向の端部に沿っ
てシワが発生すると、搬送、切断、積載、貼着等の工程
を自動化することができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、加熱された帯状可撓シートを伸展せしめるド
ラムと、このドラムに巻回されて伸展した帯状可撓シー
トを冷却する冷却装置とを備えた帯状可撓シートの伸展
装置において、前記冷却装置は多数の冷却風噴出ノズル
を有するボックス内をドラムの軸方向に沿って複数の室
に画成し、各室に冷却風の導入量を調整する調整部材を
設けた。
【0007】
【作用】冷却装置から噴出する冷却風量を帯状樹脂シー
トの幅方向の端部では少なく、中央部では多くすること
で、帯状樹脂シートが均一に冷却される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る帯状可撓シート
の伸展装置の冷却装置の側断面図、図2は図1のA−A
線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。尚、加
熱ドラム等は従来装置と同様のため図では省略してい
る。
【0009】図中1はコーンドラムであり、このコーン
ドラム1の表面に加熱状態にある帯状樹脂シート2を半
周程巻回して帯状樹脂シート2を伸展することで、帯状
樹脂シート2は一方の辺が他方の辺よりも長い扇状に成
形される。
【0010】また、コーンドラム1の上方には冷却装置
3を配置している。この冷却装置3は冷却風が導入され
るボックス部4を備え、このボックス部4の内部は仕切
板5によって帯状樹脂シート2の幅方向(コーンドラム
1の軸方向)に複数の室6…が画成されている。
【0011】各室6は下面に2列で9本の冷却風噴出ノ
ズル7を設け、また上面にはエア導入ダクト8につなが
る開口9を形成し、この開口9の開口面積をスライドゲ
ート10によって調整するようにしている。即ち、スラ
イドゲート10はロッド11先端に取り付けられ、ボッ
クス部4外に延びるロッド11の後端にはノブ12が取
り付けられ、このノブ12を握ってスライドゲート10
を摺動せしめることで開口面積を調整するようにし、ま
た、ノブ12下面の凹凸部をボックス部4上面に取り付
けたラック13に係合せしめることでスライドゲート1
0の位置をロックする。
【0012】以上において、ポリビニルブチラール等の
帯状樹脂シート2を伸展せしめるには、各室6のスライ
ドゲート10の位置を調整し、開口面積が帯状樹脂シー
ト2の幅方向の端部に近い室では少なく、中央部の室に
向かって徐々に多くなるようにする。
【0013】その結果、帯状樹脂シート2の幅方向の端
部に近い室から噴出する冷却風の量は中央部に近い室か
ら噴出する冷却風の量より少なくなる。一方、帯状樹脂
シート2の幅方向の端部に近い部分はもとから冷却され
やすいため、これらが相殺されて、帯状樹脂シートは均
一に冷却される。
【0014】尚、実施例にあっては帯状可撓シートとし
て樹脂シートを示したが、ガラスシートや金属シートの
伸展装置としても本発明は適用できる。また、冷却風の
導入量を調整する調整部材としてスライドゲートを示し
たが、これに限らずバルブなどを用いてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
コーンドラム等に巻回されて伸展している帯状可撓シー
トを冷却する冷却装置のボックス部内を、仕切板によっ
てドラムの軸方向に沿って複数の室に画成し、各室に冷
却風の導入量を調整する調整部材を設けたので、各室の
ノズルから噴出する冷却風量を帯状樹脂シートの幅方向
の端部では少なく、中央部では多くすることができ、そ
の結果、帯状樹脂シートを幅方向に均一に冷却すること
ができ、しわの発生を防止でき、手作業による工程を大
幅に削減して自動化を更に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帯状可撓シートの伸展装置の冷却
装置の側断面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB−B線断面図
【図4】(a)は従来の伸展装置の全体平面図、(b)
は従来の伸展装置の側面図
【符号の説明】
1…コーンドラム、2…帯状樹脂シート、3…冷却装
置、4…ボックス部、5…仕切板、6…室、7…ノズ
ル、9…開口、10…スライドゲート、11…ロッド、
12…ノブ、13…ラック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱された帯状可撓シートを伸展せしめ
    るドラムと、このドラムに巻回されて伸展した帯状可撓
    シートを冷却する冷却装置とを備えた帯状可撓シートの
    伸展装置において、前記冷却装置は多数の冷却風噴出ノ
    ズルを有するボックス内をドラムの軸方向に沿って複数
    の室に画成し、各室に冷却風の導入量を調整する調整部
    材を設けたことを特徴とする帯状可撓シートの伸展装
    置。
JP2982194A 1994-02-28 1994-02-28 帯状可撓シートの伸展装置 Withdrawn JPH07237228A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2982194A JPH07237228A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 帯状可撓シートの伸展装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2982194A JPH07237228A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 帯状可撓シートの伸展装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237228A true JPH07237228A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12286696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2982194A Withdrawn JPH07237228A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 帯状可撓シートの伸展装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07237228A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8075983B2 (en) 2005-12-26 2011-12-13 Asahi Glass Company, Limited Laminated glass for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8075983B2 (en) 2005-12-26 2011-12-13 Asahi Glass Company, Limited Laminated glass for vehicle

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508