JPH0723283U - プローブ - Google Patents

プローブ

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JPH0723283U
JPH0723283U JP5451493U JP5451493U JPH0723283U JP H0723283 U JPH0723283 U JP H0723283U JP 5451493 U JP5451493 U JP 5451493U JP 5451493 U JP5451493 U JP 5451493U JP H0723283 U JPH0723283 U JP H0723283U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer conductor
probe
conductor
digital
electric signal
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Pending
Application number
JP5451493U
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English (en)
Inventor
俊雄 片岡
正 松田
利則 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0723283U publication Critical patent/JPH0723283U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作でディジタルUリンクから信号を
取り出すことができるプローブを提供する。 【構成】 中心導体と外部導体とからなる同軸線により
伝送される電気信号を電気信号導通プラグを介し分割し
て取り出すプローブであって、前記同軸線の中心導体に
ストロークばね9により圧接される可動中心導体6と、
前記同軸線の外部導体に内側から圧接するバナナチップ
状の圧接外部導体10とを備えた構成を特徴としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディジタル電気通信技術において、伝送設備を構成する電気信号導 通プラグ(例えば、ディジタルUリンク)から、電気信号を分割して取り出すプ ローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル電気信号に影響を与えることなく、電気信号を分割して取り出す( 26db LOW 75Ω系)電気回路は、既に伝送装置に端子として組み込ま れ、その回路は装置図面としてメーカーから開示されている。
【0003】 その一例を図4に示す。この図において、MUXは多重変換装置で、低次群の ディジタル信号を多重化して、より高い伝送スピードの高次群信号に変換する。 12MUXは1次群から2次群に変換する意味であり、23MUX,34MUS ,45MUXも同様に2次群から3次群,……の意味である。D1 DF〜D5 D Fは前記多重変換装置MUXを接続するための配線盤である。ペグは2本の銅線 を使用した電気信号の導体を指す。これは配線盤D2 DF以上の伝送路には電気 信号の導体として同軸ケーブル(同軸Uリンク)を使用しているが、12MUX ,D1 DFでは上述のように2本の銅線を使用している。LTEは端局多重中継 装置、24,96,480,1440,5760等は回線(CH)数を表す。な お、伝送路は光ケーブルまたは同軸ケーブルにより光信号または電気信号を伝送 する。
【0004】 図4の多重化装置の動作の概要を説明する。通話を接続する交換機からの通話 回線はディジタル階位(例えば0次群1〜24回線)に応じて次のディジタル階 位(1次群24回線)に多重変換装置MUXで多重化され、端局多重中継装置L TEにより対向地に伝送される。
【0005】 上述のように、各多重変換装置MUX間はディジタル配線盤DDFのディジタ ルUリンクULにより接続されている。
【0006】 また、モニタ端子MONは、図5に示すように715Ωの抵抗R1と、75Ω の抵抗R2とで電気信号を分割して26db LOWとしてモニタ端子MONか ら取り出すようになっており、ディジタル電気信号に影響を与えずモニタできる ように構成されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来のモニタ技術は上記のように、モニタ端子MONを用いており、多重変換 装置MUXのモニタ端子MONは装置内の多重化される前の信号をモニタしてい るだけなので、多重化した結果のモニタや多重化装置外との信号をモニタするこ とはできないという欠点があった。
【0008】 本考案は、上述の点にかんがみなされたもので、簡単な操作でUリンクから信 号を取り出すことができるプローブを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るプローブは、中心導体と外部導体とからなる同軸線により伝送さ れる電気信号を電気信号導通プラグを介し分割して取り出すプローブであって、 前記同軸線の中心導体にストロークばねにより圧接される可動中心導体と、前記 同軸線の外部導体に内側から圧接する圧接外部導体とを備えたものである。
【0010】
【作用】
本考案においては、例えば、ディジタルUリンクの背面ねじをはずし、プロー ブの先端を同軸線の中心導体に当てながら、圧接外部導体を押し込めば、プロー ブはディジタルUリンクに固定され、測定を開始できる。
【0011】
【実施例】 本考案は、中心導体にストロークバネ(圧力を加えると直線上の寸法がばねが 縮むことにより縮小し、形状が短小となり、圧力が加わらなくなると元の寸法に なる)を、可動外部導体に、バナナチップ状のばね(円筒状の外周表面に半円形 状の板ばねを取り付けて外部へ接触圧力を加えるもの)を使用して構成した圧接 外部導体とを有し、電気信号を分割して取り出す電気回路を有するプローブであ る。以下、図面について本考案を説明する。
【0012】 図1は本考案のプローブの一実施例を示す要部を断面とした側面図である。1 は筒状の外部導体で、両側に絶縁材からなる支持部材2,3が嵌合固着される。 支持部材2には通孔が形成され、ここに中心導体4が嵌合固着される。中心導体 4の中心に長孔5が形成され、この長孔5に可動中心導体6が遊嵌されており、 他端には導体からなる接触子7が固着されている。なお、8は短絡防止用の絶縁 リングである。そして、中心導体4の内端と可動中心導体6の端面間にはスパイ ラル状のストロークばね9が装着され、常時、可動中心導体6を中心導体4から 突出させるように作用するようになっており、また、脱落しないようにしている 。外部導体1の端部には、バナナチップ状の圧接外部導体10が取り付けられて いる。
【0013】 圧接外部導体10は、一例として、図2の(a),(b)に示すような形状を したもので、リング状の基部11に複数のばね片12が先端を自由端として形成 された、いわゆるバナナチップ状をしたものである。したがって、孔に強く押込 むと、各ばね片12は内側に変形し、そのばね力でその孔に係止するようになる 。
【0014】 再び、図1において、支持部材3には中心導体13が挿入固着され、その一端 は延長中心導体13−Aと導通している。14は外部導体であり、15は外部へ の接地端子で、外部導体1と導通している。外部導体1の内部には例えば、75 0Ωの抵抗体16と、75Ωの抵抗体17とが直列接続して収容され、両者の接 続点が中心導体13に接続され、抵抗体17の一端が外部導体1に接続され、抵 抗体16の一端が中心導体4に接続されている。したがって、回路的には図3に 示す接続となる。
【0015】 本考案のプローブは、例えば、図4の多重化装置のディジタルUリンクULの 裏ねじを取り外し、そこへ挿入することで測定を行うものであるので、ここでデ ィジタルUリンクULについて説明する。
【0016】 図6(a),(b)はディジタルUリンクULの平面図と正面図であり、これ らの図において、21は絶縁物からなる基体で、断面コの字状をなし、底面に相 当するころにねじ止め用の2つの孔22が形成され、これらの孔22に対向して U字状の同軸心線23が設けられる。24は同軸外部導体で、U字状の同軸心線 23をそれぞれ取り巻くように取り付けられており、孔22に背面ねじ25がそ れぞれ螺合されて基体21にU字状の同軸部分を取り付ける。
【0017】 次に測定操作について説明する。
【0018】 図6に示す背面ねじ25の一方を取り出し、ここに、図1に示す本考案のプロ ーブの先端を挿入する。はじめに接触子7がディジタルUリンクULの同軸心線 23に当接する。さらに、プローブを押込むと圧接外部導体10のばね片12が 内方に変位しながら挿入され、同軸外部導体24に内側から圧接する。このとき ストロークばね9が圧接され、接触子7は同軸心線23に圧接する。このように して、ワンタッチで同軸心線23および同軸外部導体24とプローブの接続が行 える。そして、出力は図1のプローブの外部導体14と中心導体13の延長中心 導体13−Aから取り出される。
【0019】 なお、上記の実施例ではディジタルUリンクULにプローブを適用する場合に ついて説明したが、本考案はディジタルUリンクULに限らず他の電気信号導通 プラグにも適用可能である。また、図1,図3の抵抗体に750Ωと75Ωを用 いたのは入手容易なためであり、概略この近傍の値であればよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、中心導体と外部導体とからなる同軸線により 伝送される電気信号を電気信号導通プラグを介し分割して取り出すプローブであ って、前記同軸線の中心導体にストロークばねにより圧接される可動中心導体と 、前記同軸線の外部導体に内側から圧接する圧接外部導体とを備えたので、ディ ジタル電気通信技術におけるディジタル伝送装置又は装置間を局内で接続してい る同軸ケーブルジャンパを集線する同軸Uリンク端子盤(ディジタルDF)等に 収容しているディジタルUリンク等から、電気信号を分割して元信号に影響を与 えることなく取り出すことができる。
【0021】 さらに、ディジタルUリンクの背面ねじ穴部に、電気的,機械的に良好な嵌合 を確保できるため、ワンタッチ式の操作でよく、簡単に利用できる実用的効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部を断面として示し
た側面図である。
【図2】図1の実施例における圧接外部導体の両面図と
側面図である。
【図3】図1の実施例の回路接続を示す図である。
【図4】本考案の測定対象の一例としての多重化装置を
示す構成例である。
【図5】図4の多重化装置におけるモニタ端子の回路構
成図である。
【図6】図4の多重化装置におけるUリンクの構成を示
す断面図と正面図である。
【符号の説明】
1 外部導体 2 支持部材 3 支持部材 4 中心導体 5 長孔 6 可動中心導体 7 接触子 8 絶縁リング 9 ストロークばね 10 圧接外部導体 11 基部 12 ばね片 13 中心導体 14 外部導体 15 接地端子 16 抵抗体 17 抵抗体 21 基体 22 孔 23 同軸心線 24 同軸外部導体 25 背面ねじ UL ディジタルUリンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉野 利則 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体と外部導体とからなる同軸線に
    より伝送される電気信号を電気信号導通プラグを介し分
    割して取り出すプローブであって、前記同軸線の中心導
    体にストロークばねにより圧接される可動中心導体と、
    前記同軸線の外部導体に内側から圧接する圧接外部導体
    とを備えたことを特徴とするプローブ。
JP5451493U 1993-10-07 1993-10-07 プローブ Pending JPH0723283U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451493U JPH0723283U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5451493U JPH0723283U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723283U true JPH0723283U (ja) 1995-04-25

Family

ID=12972764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5451493U Pending JPH0723283U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 プローブ

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JP (1) JPH0723283U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09109605A (ja) * 1995-10-16 1997-04-28 Tokai Kiyasutaa Kk 双輪キャスター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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