JPH07232797A - キャッピング装置 - Google Patents

キャッピング装置

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Publication number
JPH07232797A
JPH07232797A JP3936494A JP3936494A JPH07232797A JP H07232797 A JPH07232797 A JP H07232797A JP 3936494 A JP3936494 A JP 3936494A JP 3936494 A JP3936494 A JP 3936494A JP H07232797 A JPH07232797 A JP H07232797A
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JP
Japan
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cap
spindle
container
capping
cam track
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3936494A
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English (en)
Inventor
Shichiro Kumada
七郎 熊田
Kiyoshi Tsukimori
清 月森
Hitoshi Iwamoto
均 岩本
Shinichi Kawaguchi
眞一 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Toyo Shokuhin Kikai KK
Original Assignee
Toyo Shokuhin Kikai KK
Japan Crown Cork Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続した動きの中でキャップ締付機のキャッ
ピングヘッドがキャップを把持し、これを容器の口頸部
に螺合装着することを可能とし、作業効率のよいキャッ
ピング装置を提供する。 【構成】 キャッピング装置はカムブロックに形成され
たカムトラックに沿って移動せしめられるスピンドル
と、スピンドルに取り付けられ容器の口頸部にキャップ
を装着するキャッピングヘッドとを具備したキャップ締
付機と、キャップ締付機のキャッピングヘッドにキャッ
プを供給するキャップ供給手段とを具備している。キャ
ップ供給手段は、キャップ締付機のキャップ供給位置を
通過するキャップ保持部を有するキャップ搬送ターレッ
トと、スピンドルの駆動部材と伝動連結された駆動歯車
と、駆動歯車とキャップ搬送ターレットの回転軸とを伝
動連結する動力伝達機構とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭酸飲料、果汁飲料、
アルコール飲料類などを収容した容器の口頸部にキャッ
プを装着するキャッピング装置、特に、容器の口頸部に
形成されたねじに対応するねじを備えたプレスクリュー
キャップを装着するキャッピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種キャッピング装置は、一般に容器
の口頸部にキャップを被嵌するキャップ被嵌手段と、該
キャップ被嵌手段によって口頸部に被嵌されたキャップ
を回転して螺合するキャップ締付機とを有している。上
記キャップ被嵌手段はホッパーに収容されたキャップを
キャップ被嵌位置まで導くキャップシュートと、該キャ
ップシュートの先端に設けられキャップを傾斜した状態
で保持するキャップリリースとからなり、キャップリリ
ースによって傾斜した状態で保持されたキャップを搬送
される容器の口頸部が引っ掛けることにより、キャップ
を容器の口頸部に被嵌するようになっている。
【0003】而して、上記キャップ被嵌手段によってキ
ャップの内周面にねじが形成されているプレスクリュー
キャップを容器の口頸部に被嵌する場合、上記のように
傾斜した状態で容器の口頸部に引っ掛けられたキャップ
は、内周面に形成されているねじが容器口頸部に設けら
れているねじと干渉してキャップを容器の口頸部に十分
深く被嵌することができず、傾いた状態のままキャップ
締付機に送られることがある。容器の口頸部に被嵌され
たキャップが傾斜した状態でキャップ締付機に送られる
と、キャップ締付機は所定の螺合を行うことができず、
不良品が発生するとともに、キャップ締付機の故障を招
くという問題がある。
【0004】上記キャップ被嵌手段の問題点を解決する
ために、キャップをキャップ締付機のキャッピングヘッ
ドで把持して容器に装着する技術が特開平4ー1545
89号公報に開示されている。該公報に開示されたキャ
ッピングマシンは、周縁部に容器が納まるポケットとプ
レスクリューキャップが被される凸部が設けられたキャ
ップ台を交互に配設した円板状のターレットを備え、該
ターレットを間欠的に回転する間にキャップ供給機によ
って上記キャップ台にキャップが供給されるとともに、
容器供給機によって上記ポケットに容器が供給され、こ
のようにしてターレットに供給されたキャップが所定の
位置に搬送されたとき、該所定位置に配設されたスピニ
ングヘッドセットを下降してキャップを把持して上昇
し、その後容器が所定の位置に搬送されたときキャップ
を把持したスピニングヘッドセットを下降して容器の口
頸部にキャップを螺合装着するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上記公開公報
に開示されたキャッピングマシンは、ターレットを間欠
的に回転する構成であるために、連続して回転する間に
キャップの装着作業を行うものに比して、作業効率が低
下するとともに、その駆動制御が複雑になるという問題
がある。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、連続した動きの中でキ
ャップ締付機のキャッピングヘッドがキャップを把持
し、これを容器の口頸部に螺合装着することを可能とし
たキャッピング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
るために、本発明によれば、上下方向に移動調節可能に
配置された中央支柱と、該中央支柱に取り付けられたカ
ムトラックを備えたカムブロックと、該カムトラックと
係合するカムフォロアを有し該カムトラックに沿って移
動せしめられるスピンドルと、該スピンドルに取り付け
られ容器の口頸部にキャップを装着するキャッピングヘ
ッドとを具備したキャップ締付機と、該キャップ締付機
のキャップ供給位置で該キャッピングヘッドにキャップ
を供給するキャップ供給手段とを有するキャッピング装
置において、該キャップ供給手段は、該キャップ締付機
のキャップ供給位置を通過する周縁部に所定の間隔をお
いてキャップ保持部を有するキャップ搬送ターレット
と、該スピンドルの駆動部材と伝動連結された駆動歯車
と、該駆動歯車と該キャップ搬送ターレットの回転軸と
を伝動連結する動力伝達機構と、を具備することを特徴
とするキャッピング装置が提供される。
【0008】
【作用】搬入手段によって搬送され搬入位置にてキャッ
プ締付機に搬入された容器は、支持板上に直立状態で搬
入され、搬出位置に向けて搬送される。一方、キャップ
導入位置においてキャップ搬送ターレットのキャップ保
持部に導入されたプレスクリューキャップは、キャップ
供給位置まで搬送されると、キャップ締付機のスピンド
ルが直上に位置するようになっており、キャップ供給位
置でスピンドルに装着されたキャッピングヘッドCHの
先端に設けられたチャックに把持される。このようにし
てプレスクリューキャップを把持したキャッピングヘッ
ドCHを装着したスピンドルは、カムブロックに形成さ
れたカムトラックに沿って移動することにより、上昇位
置から下限位置の間を上下方向に移動せしめられ、この
間にスピンドルの下端に装着されたプレスクリューキャ
ッピングヘッドCHに把持されているプレスクリューキ
ャップが容器の口頸部に螺合装着される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に従って
構成されたキャッピング装置の好適実施例について詳細
に説明する。
【0010】図1は本発明に従って構成されたキャッピ
ング装置を備えたキャッピングシステムの概略構成を示
す平面図、図2は本発明に従って構成されたキャッピン
グ装置の一実施例を示す縦断面図、図3は図2のキャッ
ピング装置に用いられるカムブロックに形成されたカム
トラックを展開して示す説明図である。
【0011】図1に示すキャッピングシステムは、回転
ターレット式キャップ締付機2と該キャップ締付機2に
キャップを供給するキャップ供給手段4とを具備するキ
ャッピング装置6と、搬送コンベア手段8と、回転ター
レット式搬入手段10と、回転ターレット式搬出手段1
2とを具備している。図示しない充填装置によって内容
物が充填された容器14は、直立状態で搬送コンベア手
段8上に供給され、搬入手段10に向けて矢印16で示
す方向に搬送される。搬入手段10は容器14を矢印1
8で示す方向に搬送して、搬入位置20にてキャッピン
グ装置6を構成するキャップ締付機2に搬入する。キャ
ップ締付機2に搬入された容器14は、矢印22で示す
方向に上記搬入位置20から搬出位置24まで搬送され
る。一方、キャッピング装置6を構成する上記キャップ
供給手段4は、上記搬出位置24の上方に位置するキャ
ップ供給位置26でキャップ締付機2の後述するキャッ
ピングヘッドにキャップ28を供給する。上記のように
搬入手段10によって矢印18で示す方向に搬送される
容器14には、後述するようにして、キャップ28が所
要のとおり装着される。回転ターレット式搬出手段12
はキャップ28が装着された容器14を上記搬出位置2
4から矢印30で示す方向に搬送して、キャッピング装
置6から搬送コンベア手段8上に搬出する。キャッピン
グ装置6から搬出された容器14は、搬送コンベア手段
8上を矢印32で示す方向に搬送される。上記搬送コン
ベア手段8、搬入手段10および搬出手段12は、周知
の形態のものでよく、本明細書においてはこれら各手段
の詳細な説明を省略する。
【0012】図2を参照してキャッピング装置6につい
て説明する。図示のキャッピング装置6はキャップ締付
機2と該キャップ締付機2にキャップを供給するキャッ
プ供給手段4とを具備している。キャップ締付機2は中
央支柱34を備えている。該中央支柱34は、その下端
部が図示しないジャッキに連結され、図において上下方
向に移動調節可能に構成されている。中央支柱34の上
端部には、カムトラック36を備えたカムブロック38
が取り付けられている。カムトラック36は、カムブロ
ック38の外周面に溝状に形成され、図3に示すように
上昇位置を規定する第1のカムトラック361と、該第
1のカムトラック361から所定量降下した位置に形成
された第2のカムトラック362と、下限位置を規定す
る第3のカムトラック363を備えており、これら第1
のカムトラック361、第2のカムトラック362およ
び第3のカムトラック363は、傾斜トラック364、
365および366によって連続せしめられている。ま
た、第1のカムトラック361には上記キャップ供給位
置26より若干上流と対応する箇所に更に上方にリフト
する第4のカムトラック367が設けられている。上記
第2のカムトラック362は後述するスピンドルが略1
回転する間に移動する量に相当する長さを有し、第3の
カムトラック363は図示の実施例においては後述する
スピンドルが略2回転する間に移動する量に相当する長
さを有している。なお、第3のカムトラック363の長
さは、容器14の口頸部に形成されるねじの巻き数に対
応する数を後述するスピンドルが回転する間に移動する
量に相当する長さを有していればよい。また、上記第2
のカムトラック362は、図示の実施例においては容器
14の口頸部に形成されるねじのリード角に合わせて、
第1のカムトラック361側から第3のカムトラック3
63側に3°下降傾斜して形成されている。
【0013】中央支柱34の下端部には、円盤状の回転
支持板40が中央支柱34を中心として回転可能に配設
されている。該回転支持板40は、図示しない電動機等
の駆動源に伝動連結された駆動筒体42に取り付けられ
ており、上記搬入手段10によってキャップ締付機2に
搬入された容器14を載置し搬送するようになってい
る。該回転支持板40には前記中央支柱34に回転可能
に嵌合された第1の筒状回転軸44が一体的に回転する
ように取り付けられている。該第1の筒状回転軸44に
は、連結筒46を介してターレット円板48、48が固
定されている。このターレット円板48、48の周囲に
は周方向に間隔を置いて複数個(図示の実施例において
は6個)の半円形状の切欠き50、50が形成されてい
る(図1も参照)。上記搬入位置20(図1)にてキャ
ップ締付機2に搬入される容器14は、上記回転支持板
40上に直立状態で搬入され、その胴部が上記ターレッ
ト円板48、48の切欠き50、50に受け入れられ
る。従って、回転支持板40およびターレット円板4
8、48が図1において矢印22で示す方向に回転せし
められることにより、容器14が図1において矢印22
で示す方向に搬送される。容器14の半径方向外方への
移動は、ターレット円板48、48に沿って円弧状に延
在する静止案内レール52によって防止される。なお、
該静止案内レール52は、適宜の支持部材を介して図示
しない静止固定部材に固定されている。
【0014】図2を参照して説明を続けると、上記第1
の筒状回転軸44には、第2の筒状回転軸56が嵌合さ
れ、両筒状回転軸はキー58によって一体的に回転する
が軸方向には移動可能に連結されており、第2の筒状回
転軸56は軸受60によって中央支柱34に軸支されて
いる。該第2の筒状回転軸56には、上記ターレット円
板48の上方に配置された円盤状の装着板62がスタッ
ドボルト64によって固着されている。該装着板62に
は、周方向に間隔を置いて複数個(図示の実施例におい
ては6個)の貫通開口66が形成されており、該貫通開
口66にスリーブ68が嵌合されている。かかる貫通開
口66の各々は、上記ターレット円板48に形成された
切欠き50の各々に整合せしめられている。装着板62
に形成された各貫通開口66には、スピンドル70が回
転かつ上下方向に移動可能に各々配設されている。該ス
ピンドル70は、前記カムブロック38の外周面に形成
されたカムトラック36に係合する従動ローラ72を備
えたカムフォロア74と、該カムフォロア74の下端に
ねじ結合等によって連結され下端部に角穴76を備えた
支持柱78と、該支持柱78に軸受80、80によって
回転可能に軸支され外周にスプライン82を備えるとと
もに下端に取付けフランジ84を有する回転部材86
と、該回転部材86の外周に形成されたスプライン82
とスプライン嵌合する内歯スプライン88を備えるとと
もに上部外周に従動歯車90を備え、上記貫通開口68
に嵌合されたスリーブ68に回転可能に嵌合された回転
従動部材92とによって構成されており、上記回転部材
86の下端に設けられた取付けフランジ84にキャッピ
ングヘッドCHを着脱可能に取り付けるようになってい
る。このキャッピングヘッドCHとしては、容器の口頸
部に形成されたねじに螺合するねじを備えたプレスクリ
ューキャップを装着するためのプレスクリューキャッピ
ングヘッドとして、例えば特開昭60ー228288号
公報に開示されているようなキャッピングヘッドを用い
ることができる。
【0015】上記スピンドル70の回転部材86を回転
せしめる回転駆動機構96について説明する。該回転駆
動機構96は、上記装着板62に連結稈98によって連
結されたキャリア100と、該キャリア100に回転自
在に軸支された回動軸102と、該回動軸102の上端
に装着され上記カムブロック38の下端に形成された固
定歯車104と噛み合う第1の遊星歯車106と、上記
回動軸102の下端に装着された第2の遊星歯車108
と、該第2の遊星歯車108と噛み合う歯車110を上
端部に備えるとともに下端に上記回転従動部材92の従
動歯車90と噛み合う駆動歯車112を有し上記中央支
柱34に軸受116によって回転可能に軸支された回転
駆動部材114とを具備している。回転駆動機構96は
以上のように構成されており、上記装着板62が回転す
ることによって、連結稈98を介してキャリア100が
固定歯車104に沿って回動せしめられる。このキャリ
ア100の回動により固定歯車104と噛み合っている
第1の遊星歯車106が固定歯車104に沿って公転す
ることにより、回動軸102が回転し、該回動軸102
に装着された第2の遊星歯車108によって歯車110
を介して回転駆動部材114が回転せしめられる。該回
転駆動部材114が回転することにより、該回転駆動部
材114の下端に形成された駆動歯車112を介してス
ピンドル70が回転駆動される。
【0016】次に、上記キャップ締付機2にキャップを
供給するキャップ供給手段4について説明する。図1お
よび図2に示すようにキャップ供給手段4は、上記搬出
手段12の上方に配設されている。このキャップ供給手
段4は、周縁部に所定の間隔をおいて複数個(図示の実
施例においては4個)のキャップ保持部122を備えた
キャップ搬送ターレット120と、該キャップ搬送ター
レット120の回転軸124に駆動力を伝達する動力伝
達機構126を具備している。キャップ搬送ターレット
120は、キャップ供給位置26をキャップ保持部12
2が通過するように配設され、その回転軸124が中央
支柱34の上端に装着された静止支持板128に取り付
けられた支持手段130に回転自在に軸支されている。
なお、キャップ搬送ターレット120は、動力伝達機構
126によって矢印30で示す方向に回転せしめられ、
キャップ導入位置132において図示しないキャップホ
ッパに収納されキャップシュート134を通って搬送さ
れるキャップ28を上記キャップ保持部122に導入
し、キャップ28をキャップ供給位置26まで搬送す
る。動力伝達機構126は、駆動歯車136と、等速自
在継手138および減速機140を具備しており、上記
駆動歯車136が上記スピンドル70の駆動部材を構成
する装着板62とともに回動するキャリア100に連結
稈142によって連結された環歯車144と噛み合って
いる。キャップ搬送ターレット120を駆動する動力伝
達機構126は、上記装着板62即ちスピンドル78の
回動速度とキャップ搬送ターレット120の回転速度が
同期するように構成されている。なお、図示の実施例に
おいては、上記支持手段130に回転自在に軸支された
駆動歯車136の回転軸146と上記キャップ搬送ター
レット120の回転軸124とは偏芯した位置に配設さ
れており、従って、両軸間を自在継手によって連結され
ているが、図示の実施例では等速自在継手138が使用
されている。
【0017】図示の実施例によるキャッピング装置は以
上のように構成されており、以下その作用について説明
する。上記のように搬入手段10によって搬送され搬入
位置20にてキャップ締付機2に搬入された容器14
は、上記支持板40上に直立状態で搬入され、その胴部
が上記ターレット円板48、48の切欠き50、50に
受け入れられる。このようにターレット円板48、48
の切欠き50、50に胴部が受け入れられた容器14
は、支持板40およびターレット円板48、48の図1
において矢印22で示す方向の回転に伴って図1におい
て矢印22で示す方向に搬送される。一方、キャップ導
入位置132においてキャップ搬送ターレット120の
キャップ保持部122に導入されたプレスクリューキャ
ップ28は、動力伝達機構126によって駆動されるキ
ャップ搬送ターレット120の矢印30で示す方向への
回転により、キャップ供給位置26まで搬送されると、
キャップ締付機2のスピンドル70が直上に位置するよ
うになっており、キャップ供給位置26でスピンドル7
0に装着されたキャッピングヘッドCHの先端に設けら
れたチャックに把持される。このようにしてプレスクリ
ューキャップ28を把持したキャッピングヘッドCHを
装着したスピンドル70は、図1において矢印22で示
す方向に移動せしめられる。即ち、上記のように支持板
40およびターレット円板48、48が回転すると同時
に、第1の筒状回転軸44、キー58および第2の筒状
回転軸56を介して装着板62が回転せしめられる。従
って、該装着板62に回転かつ摺動自在に装着されたス
ピンドル70は、中央支柱34の回りを公転する。この
公転により、スピンドル70のカムフォロア74を構成
する従動ローラ72がカムブロック38に形成されたカ
ムトラック36に沿って移動するため、スピンドル70
は上限位置から下限位置の間を上下方向に移動せしめら
れる。また、スピンドル70は、上記のように装着板6
2に連結された連結稈98、キャリア100、歯車10
4、第1の遊星歯車106、回動軸102、第2の遊星
歯車108、回転駆動部材114、等からなる回転駆動
機構96によって回転(自転)せしめられる。このよう
にスピンドル70が公転しつつ上下方向に移動するとと
もに、自転することにより、該スピンドル70の下端に
装着されたプレスクリューキャッピングヘッドCHに把
持されているプレスクリューキャップ28が容器14の
口頸部に螺合装着される。
【0018】上記スピンドル70およびプレスクリュー
キャッピングヘッドCHの動きを図4を参照して説明す
る。図4示すように、カムトラック36に沿って矢印2
2方向に移動するスピンドル70に装着されたプレスク
リューキャッピングヘッドCHは、第1のカムトラック
361を移動し始めてからキャップ供給位置26に達す
る手前で、第4のカムトラック367によって一端上方
に移動される。これはキャップ搬送ターレット120に
よって搬送されるプレスクリューキャップ28がキャッ
プ供給位置26に達する前にプレスクリューキャッピン
グヘッドCHが干渉するのを防止するためである。第4
のカムトラック367によって上昇せしめられたプレス
クリューキャッピングヘッドCHは、降下して第1のカ
ムトラック361に達した地点がキャップ供給位置26
であり、ここでキャップ搬送ターレット120によって
搬送されるプレスクリューキャップ28と整合して該キ
ャップ28を把持する。プレスクリューキャップ28を
把持したプレスクリューキャッピングヘッドCHは、ス
ピンドル70が第1のカムトラック361を移動してい
る間は容器14と間隔を存している。スピンドル70が
第1のカムトラック361の図において左端から傾斜ト
ラック364に沿って移動し、第1のカムトラック36
1(上昇位置)から所定量降下して第2のカムトラック
362に達すると、プレスクリューキャッピングヘッド
CHに把持されたプレスクリューキャップ28が回転さ
れつつ容器14の口頸部に嵌合される。第2のカムトラ
ック362の長さは、上記のようにスピンドル70が略
1回転する間に公転して移動する距離に相当しており、
従って、容器14の口頸部外周面に形成されたねじとプ
レスクリューキャップ28の内周面に形成されたねじと
の螺合開始位置に位相差があっても、プレスクリューキ
ャップ28が1回転する間に両ねじの螺合開始位置は必
ず合致して螺合が開始する。なお、第2のカムトラック
362は、図示の実施例においては容器14の口頸部に
形成されるねじのリード角に合わせて、第1のカムトラ
ック361側から第3のカムトラック363側に3°下
降傾斜して形成されているので、プレスクリューキャッ
プ28の容器14の口頸部に形成されたねじへの螺合が
円滑に行われる。その後、スピンドル70は傾斜トラッ
ク365に沿って移動し、第3のカムトラック363に
達すると下限位置まで降下せしめられ、この状態におい
てプレスクリューキャップ28は本締めされる。なお、
第3のカムトラック363の長さは、上記のようにスピ
ンドル70が略2回転する間に公転して移動する距離に
相当している。一般にこの種キャップにおけるねじの巻
き数は1.9巻程度であり、従って、傾斜トラック36
5と第3のカムトラック363とを合わせた長さがスピ
ンドル70が略2回転する間に公転して移動する距離に
相当する量を有していればよい。このようにしてスピン
ドル70が第2のカムトラック362、傾斜トラック3
65および第3のカムトラック363を通過する間に、
該スピンドル70に装着されたプレスクリューキャッピ
ングヘッドCHは、プレスクリューキャップ28に作用
して容器14の口頸部外周面に形成されたねじにプレス
クリューキャップ28を螺合し装着する。第3のカムト
ラック363を通過したスピンドル70は、傾斜トラッ
ク366に沿って移動することにより上方に移動せしめ
られて第1のカムトラック361の位置に戻る。
【0019】なお、異なる種類の容器にプレスクリュー
キャップを装着する場合は、容器の高さに応じて、図示
しないジャッキを作動し上記キャップ締付機2の中央支
柱34の上下位置を移動調節すればよい。即ち、中央支
柱34の上下位置が移動調節されることにより、スピン
ドル70が同時に移動調節されるとともに、中央支柱3
4の上端に装着された静止支持板128に支持手段13
0によって支持されたキャップ供給手段4も同時に移動
調節される。
【0020】
【発明の効果】本発明によるキャッピング装置は以上の
ように構成されており、カムトラックに沿って移動せし
められるスピンドルと、該スピンドルに取り付けられ容
器の口頸部にキャップを装着するキャッピングヘッドと
を具備したキャップ締付機と、該キャップ締付機のキャ
ップ供給位置で該キャッピングヘッドにキャップを供給
するキャップ供給手段とを具備し、該キャップ供給手段
は、該キャップ締付機のキャップ供給位置を通過する周
縁部に所定の間隔をおいてキャップ保持部を有するキャ
ップ搬送ターレットと、該スピンドルの駆動部材と伝動
連結された駆動歯車と、該駆動歯車と該キャップ搬送タ
ーレットの回転軸とを伝動連結する動力伝達機構とを備
えているので、キャップ締付機のスピンドルを常にカム
トラックに沿って作動している間に、容器およびキャッ
プの供給とキャップの締付けを行うことができ、作業効
率がよいキャッピング装置を得られる。また、本発明に
よるキャッピング装置は、上記キャップ供給手段が支持
手段を介して中央支柱によって支持されているので、高
さの異なる容器にプレスクリューキャップを装着する場
合でも、中央支柱の上下位置を移動調節することによ
り、スピンドルとキャップ供給手段とを同時に移動調節
することができ、調整作業を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたキャッピング装置を
備えたキャッピングシステムの概略構成を示す平面図。
【図2】本発明に従って構成されたキャッピング装置の
一実施例を示す縦断面図。
【図3】図2のキャッピング装置に用いられるカムブロ
ックに形成されたカムトラックを展開して示す説明図。
【図4】図2のキャッピング装置によってプレスクリュ
ーキャップを容器に装着する例を示すもので、要部を動
作順序に展開した説明図。
【符号の説明】
2:回転ターレット式キャップ締付機 4:キャップ供給手段 6:キャッピング装置 8:搬送コンベア手段 10:回転ターレット式搬入手段 12:回転ターレット式搬出手段 14:容器 28:キャップ 34:中央支柱 36:カムトラック 38:カムブロック 40:回転支持板 42:駆動筒体 44:第1の筒状回転軸 46:連結筒 48:ターレット円板 52:静止案内レール 56:第2の筒状回転軸 62:装着板 66:貫通開口 68:スリーブ 70:スピンドル 72:従動ローラ 74:カムフォロア 78:支持柱 86:回転部材 90:従動歯車 92:回転従動部材 96:回転駆動機構 98:連結稈 100:キャリア 102:回動軸 104:固定歯車 106:第1の遊星歯車 108:第2の遊星歯車 112:駆動歯車 114:回転駆動部材 120:キャップ搬送ターレット 122:キャップ保持部 126:動力伝達機構 128:静止支持板 130:支持手段 134:キャップシュート 136:駆動歯車 138:等速自在継手 140:減速機
フロントページの続き (72)発明者 岩本 均 神奈川県平塚市長瀞2番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内 (72)発明者 川口 眞一 東京都江東区三好2−6−4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に移動調節可能に配置された中
    央支柱と、該中央支柱に取り付けられたカムトラックを
    備えたカムブロックと、該カムトラックと係合するカム
    フォロアを有し該カムトラックに沿って移動せしめられ
    るスピンドルと、該スピンドルに取り付けられ容器の口
    頸部にキャップを装着するキャッピングヘッドとを具備
    したキャップ締付機と、該キャップ締付機のキャップ供
    給位置で該キャッピングヘッドにキャップを供給するキ
    ャップ供給手段とを有するキャッピング装置において、 該キャップ供給手段は、該キャップ締付機のキャップ供
    給位置を通過する周縁部に所定の間隔をおいてキャップ
    保持部を有するキャップ搬送ターレットと、該スピンド
    ルの駆動部材と伝動連結された駆動歯車と、該駆動歯車
    と該キャップ搬送ターレットの回転軸とを伝動連結する
    動力伝達機構と、を具備することを特徴とするキャッピ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 該キャップ供給手段は、支持手段を介し
    て該中央支柱によって支持されている請求項1記載のキ
    ャッピング装置。
JP3936494A 1994-02-15 1994-02-15 キャッピング装置 Withdrawn JPH07232797A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240889A (ja) * 2001-02-13 2002-08-28 Shibuya Machinery Co Ltd ロータリ式キャッパ
JP2006089113A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Shibuya Kogyo Co Ltd キャッピング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240889A (ja) * 2001-02-13 2002-08-28 Shibuya Machinery Co Ltd ロータリ式キャッパ
JP2006089113A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Shibuya Kogyo Co Ltd キャッピング装置

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