JPH07230467A - 参考文献アクセス処理方式 - Google Patents

参考文献アクセス処理方式

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JPH07230467A
JPH07230467A JP6020759A JP2075994A JPH07230467A JP H07230467 A JPH07230467 A JP H07230467A JP 6020759 A JP6020759 A JP 6020759A JP 2075994 A JP2075994 A JP 2075994A JP H07230467 A JPH07230467 A JP H07230467A
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JP6020759A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hanabe
賢一 花辺
Katsuhiko Ogawa
克彦 小川
Shuichi Kato
秀一 加藤
Toshiya Yoshimune
俊哉 吉宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータのディスプレイ上に頁めくり等の
本の機能を擬似し,本のイメージで書籍情報を表示する
システムにおいて,複数冊分の書籍情報を一元管理し,
表示中の書籍情報に参考文献または引用文献があるとき
には,簡単な操作で表示できるようにすることを目的と
する。 【構成】大容量ファイルメモリ4に複数冊分の書籍情報
を蓄積するとともに,書籍管理データベース11に蓄積さ
れた書籍情報に対する検索情報を登録しておく。書籍表
示処理部12によって書籍情報を表示しているときに,そ
の書籍情報に記載された参考文献/引用文献が指示され
ると,書籍情報の付帯情報をもとに参考文献/引用文献
を読み出してディスプレイ2に表示する。終了指示があ
ると,引用元の書籍に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,コンピュータのディス
プレイ上に本の様式で情報を表示するブックメタファの
応用に係り,特にブックメタファの書籍情報に参考文献
(引用文献)が記載されている場合に,その参考文献
(引用文献)を容易に読み出して表示できるようにした
参考文献アクセス処理方式に関するものである。
【0002】ブックメタファは,今後さらに普及が進む
と考えられ,ブックメタファの一層の利便性向上を図る
技術が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】図12は,ブックメタファによる書籍表
示の例を示す。ブックメタファは,コンピュータのディ
スプレイ表示を本のイメージで行う方式であり,目次か
らのジャンプや頁めくり等の本の機能を擬似する。ソフ
トウェアは所定のルールで作られた本情報と,それを表
示し本の機能を実現するプログラムからなる。最近,こ
のような書籍情報表示プログラムを搭載したコンピュー
タが実用化され始めている。
【0004】図12において,90は本の頁イメージ,
91は各種機能ボタン,92はタグボタン,93は付箋
紙ボタンを表す。機能ボタン91には,表紙の表示を指
示する表紙ボタン,裏表紙の表示を指示する裏表紙ボタ
ン,次頁の表示を指示する1頁前進ボタン,前頁の表示
を指示する1頁後退ボタン,頁を連続的に先に進めるこ
とを指示する連続前進ボタン,頁を連続的に溯ることを
指示する連続後退ボタン,連続前進および連続後退の停
止を指示する停止ボタン,付箋紙の設定/解除を指示す
る付箋紙設定ボタン,1操作前の状態に戻すことを指示
するUndoボタン,表示の終了を指示する終了ボタン
等がある。
【0005】タグボタン92は,その書籍情報に基づい
て頁イメージ90の横に表示されるボタンである。例え
ば「二章」のタグボタン92を選択すると,第二章の先
頭の頁イメージ90が表示される。付箋紙ボタン93は
付箋紙設定ボタンにより任意の頁イメージに設定するこ
とができるボタンであり,頁イメージ90の上部に表示
される。付箋紙ボタン93を選択すると,その付箋紙ボ
タン93が設定されている頁イメージ90が表示され
る。これらのタグボタン92,付箋紙ボタン93,その
他の機能ボタン91を選択指示することで,所望する本
の頁イメージ90を自由に表示できるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような本の機能
を擬似した書籍情報表示プログラムによるコンピュータ
上の情報表示方式は,ブックメタファとか電子本とか,
あるいはこれらに類似した呼称で呼ばれて用いられてい
る。しかし,従来のこれらの方式は,基本的には1冊毎
に個別に書籍情報を扱う方式であり,複数冊分の情報を
一元管理できるシステムはなかった。記憶媒体としてC
D−ROMを用いるものでは,複数冊分の情報を選択す
ることが可能であるが,その選択の範囲はあくまでも提
供媒体であるCD−ROMの範囲に閉じた固定的なもの
であり,独立に出版された多数の書籍情報を一元管理す
る手段ではなかった。
【0007】したがって,利用者は欲しい情報がどのフ
ァイルにあるかを予め知っていて,そのファイル名を入
力するような方法でしか欲しい情報にアクセスすること
ができなかった。これではコンピュータを用いているに
もかかわらず,本(書籍情報)の管理やアクセスについ
ては紙の本と大差がなく,本棚の一覧性を考慮すると,
むしろ紙の本に劣るとさえ言える。
【0008】さらに,表示中の書籍情報に参考文献等の
記載があって,その参考文献へのアクセスが必要となっ
た場合には,その参考文献へのアクセスは参考文献リス
トなどから目的の書籍名を控え,一旦現在の書籍情報の
表示を終了し,その参考文献の書籍名で再度アクセスす
る必要があった。書籍情報が個別に扱われる場合には,
書籍名とファイル名の対応まで意識しなければならず,
さらに不便であった。参考文献が紙の本しかない場合や
書籍情報が同一コンピュータの管理下にない場合にはや
むを得ないが,今後ファイルメモリが一層大容量化した
り,ネットワーク利用の分散ファイルアクセスが容易に
なった場合に,紙の本と同じような文献引用しかできな
いのではコンピュータの能力を充分に活かしているとは
言えない。
【0009】そこで,本発明は,このような問題点の解
決を図り,大量の書籍情報を一元管理し,目的とする本
(書籍)を簡単にかつ迅速に探し出せるようにし,一連
の操作で自由に表示できるようにした新しいシステムに
おいて,特に表示中の書籍情報に参考文献リスト等の付
帯情報がある場合に,必要な参考文献を指示するだけ
で,自動的に目的の文献または文献の該当頁を読み出し
て表示することができるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成例を
示す。図1において,1はコンピュータ,2はディスプ
レイ,3はマウス,キーボード等の人手入力装置,4は
大容量ファイルメモリ,10は電子図書館管理部,11
は書籍管理データベース,12は書籍表示処理部を表
す。電子図書館管理部10は書籍検索手段13を持ち,
書籍表示処理部12は,文献引用ボタン設定手段14,
参考文献読み出し手段15,引用対象頁表示手段16,
文献表示終了処理手段17,拡張Undoボタン設定手
段18,拡張Undo処理手段19等を持つ。
【0011】大容量ファイルメモリ4は,複数冊分の書
籍情報を蓄積する手段である。電子図書館管理部10
は,書籍情報を登録し,書籍管理データベース11にア
クセスして目的の書籍の検索,絞り込み,絞り込みの結
果の一覧表示等を行う手段である。
【0012】書籍管理データベース11は,大容量ファ
イルメモリ4に蓄積された書籍情報に対する検索情報を
管理する手段である。書籍表示処理部12は,検索され
た書籍に対応する書籍情報を大容量ファイルメモリ4か
ら読み出して表示する手段である。また,書籍操作情報
の入力に応じて電子図書館管理部10を再起動する手段
を持つ。
【0013】書籍検索手段13は,検索キー項目として
指示または設定された出版社名,著者名,本の分野,本
の様式,本の題名または出版年度,あるいは各書籍に対
して設定された1つ以上のキーワードを用いて,書籍管
理データベース11にアクセスして目的の書籍を検索す
る手段である。
【0014】文献引用ボタン設定手段14は,表示され
る書籍の本文の適当な箇所に文献引用ボタンを置き,文
献引用ボタンに該当文献の書籍情報ファイル名と引用対
象頁を対応させておく手段である。
【0015】参考文献読み出し手段15は,参考文献リ
ストの目的の文献名の指示により,システムに蓄積され
ている書籍情報の中から該当文献を読み出し,または文
献引用ボタン設定手段14により設定される文献引用ボ
タンの指示により対応する文献を読み出す手段である。
【0016】引用対象頁表示手段16は,文献表示に際
して,参考文献リストの付帯情報としてあらかじめ設定
されている引用対象頁を直接開いて表示し,または指示
された引用文献の表示に際し引用対象頁を直接開いて表
示する手段である。
【0017】文献表示終了処理手段17は,引用文献を
表示中に終了指示があると引用元の書籍の参考文献リス
トまたは引用箇所の頁に表示を戻す手段である。拡張U
ndoボタン設定手段18は,前記引用文献の表示終了
指示の一つとして拡張Undoボタンを設定する手段で
ある。
【0018】拡張Undo処理手段19は,引用文献を
表示中に前記拡張Undoボタンが指示された場合に,
引用元の文献の参考文献リストまたは引用箇所の頁に表
示を戻す手段である。
【0019】
【作用】本発明の参考文献アクセス処理方式において
は,複数冊分の書籍情報を電子図書館システムで管理
し,参考文献リストの中から目的の文献名を指示するこ
とにより,自動的に目的の文献を読み出すようにする。
また,わざわざ参考文献リストを表示することなく,本
文中に文献引用ボタンを置いて,それを指示することで
読み出すこともできるようにする。さらに,単に引用文
献を読み出すだけでなく,引用する頁を直接開くように
する。
【0020】さらにまた,書籍表示における終了機能を
拡張し,引用文献表示中に終了ボタンが指示されたなら
ば引用元の本に戻り,引用文献表示中でなければ通常の
終了処理を行うようにする。あるいは,書籍表示機能に
拡張Undo機能を設け,それにより引用先から元の本
に戻ることができるようにする。引用文献からの戻りを
終了と兼用すればボタン種別が少なく分かり易いという
長所があるが,書籍表示から一気に抜け出すことを重視
すれば拡張Undo機能を設けた方がよい。引用文献か
らさらに文献引用する文献引用のネスティングも可能と
する。
【0021】なお,狭義の参考文献と引用文献とは本来
意味が異なり,前者は引用箇所と被引用箇所の対応が明
確でないので必ず参考文献リストが必要であるが,後者
は引用箇所と被引用箇所の対応が明確であるので参考文
献リストを経由しても直接目的の文献を呼び出してもか
まわない。また,何れの場合も目的の文献が決まれば,
書籍表示の機能上は,同一の機能の中で扱うことができ
る。引用箇所の不明確な参考文献の場合には頁指定を表
紙にしておけばよい。したがって,目的の文献が決まっ
た後の処理については,参考文献と引用文献を同じ意味
で用いる。また,ここでの説明において,狭義の参考文
献と引用文献とを表現上で区別する必要がない場合に
は,引用文献を広義の参考文献の中に含めることもあ
る。
【0022】
【実施例】初めに,本発明の実施例における電子図書館
システムについて説明する。図2は,ブックメタファの
書籍情報を複数冊分一元管理し,様々な検索手段で選択
表示する電子図書館システムの実施例の構成および動作
を示す図である。システム全体は,コンピュータ1,デ
ィスプレイ2,キーボードやマウス等の人手入力装置
3,大容量ファイルメモリ4からなる。コンピュータ1
は,電子図書館管理部10,書籍管理データベース1
1,書籍表示処理部12を搭載している。図中のS1〜
S14は,以下で説明する本の検索,表示に係わる動作
の順序を表す。
【0023】図3は,実施例における検索および表示処
理の動作フローを示す図である。図3中のステップS1
〜S14は,図2中のS1〜S14に対応する。電子図
書館システムを立ち上げると,電子図書館管理部10が
始動して開始画面を表示する。開始画面において本の検
索を選択すると,図2および図3に示すS1のように検
索用画面をディスプレイ2に表示する。これに対し,S
2のように人手入力装置3により検索キー入力を行う
と,S3のように電子図書館管理部10は書籍管理デー
タベース11へアクセスを行い,S4のように書籍管理
データベース11から検索キーワードリストや書籍リス
トを引き継ぐ。それによってS5のようにキーワード一
覧や書籍一覧をディスプレイ2に表示する。検索キーは
色々な種類があるので,S1の検索用画面の表示とS2
の検索キー入力は,検索キーの種類等に応じて数回繰り
返される。ここでは,本の種別,本の分野,出版社,著
者,出版年度,キーワードによる検索を行い,最後に書
籍リストを表示するとする。これらの検索キー情報は書
籍管理データベース11の書籍対応のレコードの要素と
なっている。
【0024】書籍リストが表示されるとS6のように書
籍が選択され,電子図書館管理部10は,S7のように
書籍名に対応する書籍情報ファイル名を書籍表示処理部
12に引き継ぐとともに制御を渡す。書籍表示処理部1
2は,S8のように大容量ファイルメモリ4にアクセス
し,S9のように書籍情報を読み上げてS10のように
書籍(本)の表紙をディスプレイ2に表示する。この後
は,S11の書籍操作の入力とS12の書籍の内容表示
を会話的に繰り返し,最後にS13のように書籍表示の
終了要求があると,S14のように書籍表示処理部12
は電子図書館管理部10に制御を返し,電子図書館管理
部10は検索用画面を再表示する。
【0025】図4は,本発明の第1の実施例における参
考文献リストの例を示す図である。図4において,40
は機能ボタン,41は参考文献リストを表す。機能ボタ
ン40には,頁操作などのための一般的な指示に用いる
表紙/裏表紙表示,1頁前進/後退,連続前進/後退,
停止,付箋紙設定,Undo,終了などの指示ボタンが
あり,これらは所望する頁の表紙,付箋紙の設定等の操
作,または操作の取消しまたは終了の指示を入力する場
合などに用いられる。
【0026】参考文献リスト41は,参考文献の一覧表
で,例えば各章の終りに設け,頁めくり,あるいは目次
からの直接移動で表示する。また,本の終りに集める場
合には,タグをつけてアクセスを容易にすることもでき
る。
【0027】図5は,本発明の第2の実施例における参
照文献リストの例を示す図である。この例では,参考文
献リストを本の頁としては設けず,文献リスト表示ウイ
ンドウ51として別ウインドウを開いて参考文献リスト
を表示する。そのため,文献リスト表示ウインドウ51
の表示を指示するための専用の参考文献ボタン52を設
ける。このようにすると,ボタンの種類が増える点は多
少煩わしいが,頁移動せずに参考文献リストを見ること
ができる点が有利である。
【0028】図6は,第2の実施例において,参考文献
ボタン52が指示されたときの処理フローチャートであ
る。参考文献ボタン52の指示を検出すると(ステップ
S21),その時点で開いている現在頁を取得し(ステ
ップS22),その現在頁がどの章あるいは節に属する
かを調べて章/節を取得し(ステップS23),その章
あるいは節に対応する文献リストを取得し(ステップS
24),文献リスト表示ウインドウ51を設定し(ステ
ップS25),文献リストを表示する(ステップS2
6)。
【0029】図7は,本発明の第3の実施例における文
献引用頁の例を示す図である。紙の本と同様に本文の適
当な箇所に文献番号71を記載しておき,その文献番号
71に重ねて文献引用ボタンを設定する。そして,文献
引用ボタンが設定された文献番号71には,対応する参
考文献の書籍を検索するための書籍コード等を設定して
おく。これにより,読者は本文中の文献番号71を指示
すると目的の文献を読み出すことができる。もちろん,
この文献番号71に対応する文献名を章末や巻末の参考
文献リストに記載してもよい。
【0030】図8は,第1または第2の実施例において
参考文献リストの文献名を指示したとき,または第3の
実施例において本文中の文献番号を指示したときの処理
フローチャートである。
【0031】図8において,文献名または文献番号の指
示を検出することによって目的の文献が決まると(ステ
ップS31),その文献に対応する書籍コードを取得し
(ステップS32),さらに文献頁番号を取得する(ス
テップS33)。なお,これらの情報は,例えば参考文
献/引用文献の文献名または文献番号に対応してあらか
じめ付帯情報として書籍情報の中に組み込まれている。
これらの情報を取得したならば,その書籍コードにより
書籍管理データベース11を検索して書籍ファイル名を
検索する(ステップS34)。
【0032】書籍ファイル名がある場合には,文献引用
のネスティングに対応するため,表示中の書籍ファイル
名および頁番号のスタック記憶を用意し,文献引用時に
現在表示中の書籍ファイル名と頁番号とを取得して(ス
テップS35,ステップS36),現在表示中書籍ファ
イル名と頁番号とをプッシュダウンする(ステップS3
7,ステップS38)。参考文献/引用文献の書籍ファ
イル名が得られると大容量ファイルメモリ4から該当す
る書籍情報を読み出し(ステップS39),文献名また
は文献番号の付帯情報として指定された頁を表示し,頁
の指定がなければ表紙を表示する(ステップS40)。
【0033】参考文献リスト41等に章番号や頁の範囲
(論文誌等に多い)を記載する場合において,それに対
応する頁指定情報は該当の章の先頭頁や該当論文の先頭
頁を設定しておくものとする。
【0034】ステップS34において,書籍ファイル名
が取得できない場合には,該当文献なしの旨のメッセー
ジを表示し(ステップS41),確認指示を検出して処
理を終了する(ステップS42)。
【0035】図9は,本発明の第1〜3の実施例におい
て,終了ボタンを指示したときの処理フローチャートで
ある。図9において,終了指示が検出されると(ステッ
プS51),参考文献表示中か否かを調べ(ステップS
52),参考文献表示中であればスタック記憶に格納さ
れた旧書籍ファイル名(引用元の書籍ファイル名)と旧
頁番号(引用元書籍の頁番号)をポップアップして(ス
テップS53,ステップS54),該当する書籍情報を
読み出し(ステップS55),引用元の指定頁を表示す
る(ステップS56)。
【0036】ステップS52において,参考文献表示中
でなければ通常の終了処理を行う(ステップS57)。
通常の終了処理(ステップS57)の前に,終了処理を
行うか否かの問い合わせ確認を行うようにすることも当
然可能である。
【0037】図10は,本発明の第4の実施例の画面の
例を示す。この例では,拡張Undoボタン81が設け
られている。拡張Undoボタン81が参考文献表示中
に指示されると,引用元の書籍の参考文献リストまたは
引用箇所の頁に戻る。
【0038】図11は,本発明の第4の実施例におい
て,拡張Undoボタン81が指示されたときの処理フ
ローチャートである。図11において,拡張Undo指
示が検出されると(ステップS61),参考文献表示中
であったか否かを調べ(ステップS62),参考文献表
示中であればスタック記憶に格納された旧書籍ファイル
名(引用元の書籍ファイル名)と旧頁番号(引用元書籍
の頁番号)とをポップアップして(ステップS63,ス
テップS64),該当する書籍情報を読み出し(ステッ
プS65),引用元の指定頁を表示する(ステップS6
6)。
【0039】ステップS62において,参考文献表示中
でなければ,参考文献でない旨のメッセージを表示し
(ステップS67),確認指示を検出して処理を終了す
る(ステップS68)。
【0040】ここで,第4の実施例においても文献引用
時の処理は第1〜第3の実施例と同様である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ブックメタファ等の本を読んでいて参考文献を見たくな
ったときに,参考文献リストの指示または文献引用箇所
の指示だけで目的の文献を読み出すことができ,もし引
用対象頁も設定されていればその頁を直接開くことがで
きるようになる。
【0042】紙の本の場合,参考文献が記載されていて
も実際に参考文献を調べるのはかなり煩わしく,よほど
必要に迫られない限りなかなか実行しないものである
が,本発明を用いると,同じ本の中の注書きや囲み記事
を読むのと同じ感覚で参考文献/引用文献を読むことが
できるので,文献引用の多い学術書,技術書,実用書等
において非常に便利である。
【0043】例えば,学術論文誌などの場合,その論文
誌の創刊以来の論文とリンクをはるだけでも論文理解の
上で大きな効果が得られる。また,料理の本などでは個
々の料理の作り方を書いた本や,基本的な調理技術を書
いた本等があるが,個々の料理の作り方の本から基本技
術の本を引用するようにしておけば,知らない技術やう
ろ覚えの技術をその都度確認しながら個々の料理の作り
方を学ぶことができる。このような基礎技術と応用の関
係は多くの種類の技術書で有り得ることであり,実用上
極めて有効である。
【0044】本発明は,大容量ファイルメモリ4に収容
された書籍情報が多ければ多いほど有効であるが,上述
のように限られた範囲のリンクだけでも大きな効果が有
り,個人用の小規模なシステムでも充分活用できる。
【0045】また,ネットワーク化した電子図書館シス
テムに本発明を適用すると,参考文献が自分の電子図書
館システムにない場合でも,ネットワークで接続された
外部の電子図書館システムにアクセスして参考文献を探
すことができるので,その効果はさらに絶大なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施例の電子図書館システムの構成例
を示す図である。
【図3】本発明の実施例の電子図書館システムの検索お
よび表示処理に係る動作フローチャートを示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の参考文献リストの例を
示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の参考文献リストの例を
示す図である。
【図6】第2の実施例における参考文献ボタン指示時の
処理フローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例における文献引用頁の例
を示す図である。
【図8】第1または第2の実施例において参考文献リス
トの文献名を指示したとき,または第3の実施例におい
て本文中の文献番号を指示したときの処理フローチャー
トである。
【図9】第1〜第3の実施例において終了ボタンを指示
したときの処理フローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施例の本の表示画面の例を
示す図である。
【図11】第4の実施例において拡張Undoボタンを
指示したときの処理フローチャートである。
【図12】ブックメタファによる書籍表示の例を示す図
である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 ディスプレイ 3 人手入力装置 4 大容量ファイルメモリ 10 電子図書館管理部 11 書籍データベース 12 書籍表示処理部 13 書籍検索手段 14 文献引用ボタン設定手段 15 参考文献読み出し手段 16 引用対象頁表示手段 17 文献表示終了処理手段 18 拡張Undoボタン設定手段 19 拡張Undo処理手段
フロントページの続き (72)発明者 吉宗 俊哉 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにより書籍情報を蓄積,管
    理し,選択された書籍情報を本のイメージで表示する手
    段と,複数冊分の書籍情報を管理する手段と,ディスプ
    レイと,人手入力装置と,書籍情報蓄積のための大容量
    ファイルメモリとを備えたシステムにおける参考文献ア
    クセス処理方式であって,参考文献リストの目的の文献
    名の指示により,システムに蓄積されている書籍情報の
    中から該当文献を読み出す手段と,文献表示に際して,
    参考文献リストの付帯情報としてあらかじめ設定されて
    いる引用対象頁を直接開いて表示する手段と,引用文献
    を表示中に終了指示があると引用元の書籍の参考文献リ
    ストまたは引用箇所の頁に戻す手段とを備えたことを特
    徴とする参考文献アクセス処理方式。
  2. 【請求項2】 コンピュータにより書籍情報を蓄積,管
    理し,選択された書籍情報を本のイメージで表示する手
    段と,複数冊分の書籍情報を管理する手段と,ディスプ
    レイと,人手入力装置と,書籍情報蓄積のための大容量
    ファイルメモリとを備えたシステムにおける参考文献ア
    クセス処理方式であって,表示される書籍の本文の適当
    な箇所に文献引用ボタンを置き,文献引用ボタンに該当
    文献の書籍識別情報と引用対象頁を対応させておく手段
    と,前記文献引用ボタンの指示により対応する文献を読
    み出す手段と,指示された引用文献の表示に際し引用対
    象頁を直接開いて表示する手段と,引用文献を表示中に
    終了指示があると引用元の書籍の引用箇所の頁に戻す手
    段とを備えたことを特徴とする参考文献アクセス処理方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の参考文献
    アクセス処理方式において,前記引用文献の表示終了指
    示の一つとして拡張Undoボタンを設定する手段と,
    引用文献を表示中に前記拡張Undoボタンが指示され
    た場合に,引用元の書籍の参考文献リストまたは引用箇
    所の頁に戻す手段とを備え,通常の終了ボタンによる終
    了指示に対しては文献引用中か否かにかかわらず通常の
    終了処理を行うようにしたことを特徴とする参考文献ア
    クセス処理方式。
JP6020759A 1994-02-18 1994-02-18 参考文献アクセス処理方式 Pending JPH07230467A (ja)

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