JPH07230031A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH07230031A
JPH07230031A JP2047194A JP2047194A JPH07230031A JP H07230031 A JPH07230031 A JP H07230031A JP 2047194 A JP2047194 A JP 2047194A JP 2047194 A JP2047194 A JP 2047194A JP H07230031 A JPH07230031 A JP H07230031A
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JP
Japan
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lens
output
encoder
value
analog
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JP2047194A
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English (en)
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Mitsumasa Okubo
光將 大久保
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータ駆動/マニュアル手動操作にかかわら
ず、不要な動作を省略して瞬時にレンズ位置を高精度に
検出する。 【構成】ポテンショメータ4はレンズ1と連動する接点
4aによりレンズ1の絶対位置を検出し、該レンズ1の
位置変化に応じて連続的に変化する出力を発生させる。
フォトインタラプタ11は上記レンズ1の移動量に応じ
てパルス信号を発生させる。CPU6は上記ポテンショ
メータ4の出力を上記フォトインタラプタ11の出力に
より補正して、該ポテンショメータ4の出力における直
線性を向上させる。CPU6は上記補正された上記ポテ
ンショメータ4の出力を上記レンズ1の位置を示す値と
して他のシステムへ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラレンズの絶対的な
レンズ位置を出力する位置検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばカメラ等の技術分野に
おいて、カメラレンズの位置を高精度に検出することが
嘱望され、その為の種々の技術が開発・提案されてい
る。例えば図8に示されるように、特公昭41−217
10号公報では、レンズと連動するポテンショメータを
設け、該ポテンショメータの出力電圧でレンズ位置を検
出する技術が開示されている。
【0003】さらに、図9に示されるように、特開昭6
1−292608号公報では、レンズ駆動量に対応した
パルス信号が発生するエンコーダを設け、初期位置から
移動によって生じるパルス信号のパルス数を加減算して
レンズ位置を出力する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭41−21710号公報により開示された技術で
は、ポテンショメータの直線性が量産時には約±2%程
度が限界で、±1%以下にしようとすると選別になり、
大幅にコストが上がってしまう。
【0005】そして、かかる点に鑑み、コストを抑える
と、今度は精度が全域の1/50程度となってしまう
為、A/Dコンバータの分解能を上げても精度が向上し
ないといった問題が生じてしまう。
【0006】さらに、上記特開昭61−292608号
公報により開示された技術では、容易に全域の1/10
00以上の高分解能での検出はできるが、モータを切り
離してマニュアル操作をさせる時はフォトインタラプタ
とスリットとを連動させたとしても常時、回路に通電さ
せる為、電池の消耗が多かった。
【0007】また、レンズ着脱時等には、必ず初期位置
で積算値をリセットする必要がある為、使用者に不快感
を与えていた。本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、モータ駆動/マニュアル
手動操作にかかわらず、不要な動作をせずに瞬時にレン
ズ位置を高精度に検出することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による位置検出装置では、レン
ズの絶対位置に対応し、該レンズの位置変化に応じて連
続的に変化する出力を発生させる第1エンコーダと、上
記レンズの移動量に応じてパルス信号を発生させる第2
エンコーダと、上記第1エンコーダの出力を、上記第2
エンコーダの出力により補正し、該第1エンコーダの出
力における直線性を向上させる補正手段と、上記補正手
段により補正された上記第1エンコーダの出力を上記レ
ンズの位置を示す値として出力する出力手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0009】そして、第2の態様による位置検出装置
は、レンズの絶対位置に対応した出力をアナログ信号と
して出力するアナログエンコーダと、このアナログエン
コーダに併設され、上記レンズの移動量に応じたパルス
信号を発生させるディジタルエンコーダと、上記アナロ
グエンコーダの出力を、上記ディジタルエンコーダの出
力により補正し、該アナログエンコーダの出力における
直線性を向上させる補正手段と、上記補正手段により補
正された上記アナログエンコーダの出力を上記レンズの
位置を示す値として出力する出力手段とを具備すること
を特徴とする。
【0010】さらに、第3の態様による位置検出方法で
は、レンズの絶対位置に対応したアナログ値を、該レン
ズの移動量に応じたディジタル値を用いて直線性を向上
させ、該補正されたアナログ値をレンズの位置を示す値
として出力することを特徴とする。
【0011】
【作用】即ち、本発明の第1の態様による位置検出装置
では、第1エンコーダはレンズの絶対位置に対応し、該
レンズの位置変化に応じて連続的に変化する出力を発生
させる。そして、第2エンコーダは上記レンズの移動量
に応じてパルス信号を発生させる。さらに、補正手段は
上記第1エンコーダの出力を上記第2エンコーダの出力
により補正し、該第1エンコーダの出力における直線性
を向上させる。そして、出力手段は上記補正手段により
補正された上記第1エンコーダの出力を上記レンズの位
置を示す値として出力する。
【0012】そして、第2の態様による位置検出装置
は、アナログエンコーダはレンズの絶対位置に対応した
出力をアナログ信号として出力する。そして、ディジタ
ルエンコーダは該アナログエンコーダに併設され、上記
レンズの移動量に応じたパルス信号を発生させる。さら
に、補正手段は上記アナログエンコーダの出力を、上記
ディジタルエンコーダの出力により補正し、該アナログ
エンコーダの出力における直線性を向上させる。また、
出力手段は上記補正手段により補正された上記アナログ
エンコーダの出力を上記レンズの位置を示す値として出
力する。
【0013】さらに、第3の態様による位置検出方法で
は、レンズの絶対位置に対応したアナログ値を、該レン
ズの移動量に応じたディジタル値を用いて直線性を向上
させ、該補正されたアナログ値をレンズの位置を示す値
として出力する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る位置検
出装置の構成を示す図である。この図1において、レン
ズ1は移動レンズ枠2により保持されており、当該レン
ズ1と移動レンズ枠2は一体となり、入射する被写体光
の光軸方向に移動自在となっている。そして、固定枠3
にはストッパ3a,3bが設けられており、上記移動レ
ンズ枠2に設けられた突起部が該ストッパ3a,3bに
当接して移動レンズ枠2の可動範囲が制限される。
【0015】そして、ポテンショメータ4の一端はスイ
ッチングトランジスタTr1を介して電源Vccに接続さ
れており、他端はGNDに接地されている。そして、移
動レンズ枠2と一体的に動く接点4aは、該ポテンショ
メータ4上を摺動する。この接点4aはA/Dコンバー
タ5を介してCPU6に接続されている。
【0016】さらに、このCPU6は保護用抵抗R2 を
介して上記スイッチングトランジスタTr1のベースに
接続されており、更に抵抗R2 と上記スイッチングトラ
ンジスタTr1のベースの接続端はプルアップ抵抗R1
を介して上記スイッチングトランジスタTr1のエミッ
タにも接続されている。
【0017】そして、上記CPU6は更に、該CPU6
からの指令を受けてモータ9を駆動制御するモータドラ
イバ8にも接続されており、該モータドライバ8はモー
タ9に接続されている。このモータ9のシャフト9aに
はスリット板10が固着されており、該モータ9が回転
すると、このスリット板10も一体に回転する。
【0018】このスリット板10の回転は、フォトイン
タラプタ11により検知され、該フォトインタラプタ1
1からのアナログ信号は信号処理回路によりデジタル信
号に変換され、CPU6へと出力される。即ち、スリッ
ト板10が回転すると、フォトインタラプタ11の光束
が間欠的に遮光され、処理回路12の出力として回転量
に比例したインパルス信号が発生するのである。
【0019】上記モータ9のシャフト9aは、不図示の
機械的伝達機構により、移動レンズ枠2と機械的に結合
されている。さらに、EEPROM7にはA/Dコンバ
ータ5の出力に対応する積算パルス数が予め記憶されて
いる。
【0020】このように、第1の実施例では、フォトイ
ンタラプタ11はレンズ1の絶対位置に対応し、当該レ
ンズ1の位置変化に応じて連続的に変化する出力を発生
させる。ポテンショメータ4は上記レンズ1の移動量に
応じてパルス信号を発生させる。CPU6は上記フォト
インタラプタ11の出力を上記ポテンショメータ4の出
力により補正し、該フォトインタラプタ11の出力にお
ける直線性を向上させる。そして、CPU6は上記補正
された上記フォトインタラプタ11の出力を上記レンズ
1の位置を示す値として他のシステムへ出力するのであ
る。
【0021】以下、上記EEPROM7内の記憶値につ
いての詳細に説明する。図2はポテンショメータの出力
とレンズ位置との関係を示す図である。第1の実施例で
は、パルス積算値はスリットやギヤなどの構成の性格
上、全範囲で約1000パルスを発し、極めて正確にレ
ンズ移動量に比例したものとなり、ほぼレンズ位置と同
一とみなすことができる為、レンズ位置に併記した。
【0022】図2中、破線l1はポテンショメータの狙
い値を示し、実線l2は実際の値を示している。例えば
ポテンショメータ出力がV0 の場合を考えると、狙い値
で見ればそのレンズ位置はS0 となり実際のレンズ位置
S0'に対してずれてしまう。
【0023】そこで、EEPROM7内にはレンズ位置
V0 に対応する値P0 が記憶され、当該値を参照して正
しい位置S0'に対応するパルス積算値P0 を得る。次に
図3はEEPROM7内に記憶されたテーブルの様子を
示す図である。
【0024】同図に示すように、A/Dコンバータ5は
例えば8bitであるので、0から255まで出力が得
られるが、その全数値についてテーブル表があるので、
対応するパルス積算値が出力として得られるのである。
【0025】以下、図4のフローチャートを参照して、
図3に示すテーブル表の作成方法について詳細に説明す
る。先ず初期調整の指示が外部から与えられると、初期
調整モードがスタートし(ステップS101)、CPU
6はモータ9を繰り込み方向にONする(ステップS1
02)。そして、CPU6は処理回路12からの発生パ
ルスをモニタし、該パルスが一定時間消失したらストッ
パ3bに当接したとみなしてモータ9を停止し(ステッ
プS104)、消失しなければCPU6は再びパルスを
モニタする(ステップS103)。
【0026】上記モータ9の停止後、CPU6は積算パ
ルスをカウントするレジスタをリセットし(ステップS
105)、今度は繰出し方向にモータをONさせる(ス
テップS106)。このとき、CPU6は以下の処理の
時間的なタイムラグをカバーするため、モータ9はデュ
ーティ駆動で低速にて駆動される。
【0027】次にパルスが発生したら(ステップS10
7)、CPU6は積算カウントレジスタをインクリメン
トすると同時に(ステップS108)、A/Dコンバー
タ5を動作させて該値を取り込み(ステップS10
9)、A/D変換値とパルス積算値をセットでCPU6
内の不図示のRAMに記憶する(ステップS110)。
【0028】この動作をパルスが消失するまで繰り返し
(ステップS111)、該パルスが一定時間消失したら
CPU6はモータ9を停止させる(ステップS11
2)。次に、CPU6はRAMの記憶値を再び読み出し
て、A/D変換値に対応するパルス積算値をパルス積算
値の中央値として算出し、EEPROM7の0番地から
255番地にA/D変換値0〜255に相当するパルス
積算値を書き込む(ステップS113,S114)。
【0029】例えば、図5に示すように、A/D変換値
“129”に相当するのは512〜519であるが、か
かる場合には、その中央値“516”を選択してEEP
ROM7へ書き込む。こうして、本シーケンスを終了す
る(ステップS115)。
【0030】上記CPU6がレンズ位置を必要とする場
合、又は他システムから要求された場合は、通常オフし
ているスイッチングトランジスタTr1をオンさせ、A
/Dコンバータ5により、A/D変換をした後、EEP
ROM7からA/D変換値に対応するパルス積算数を読
み出して自から使用し、又は他システムへそのまま数値
やレンズがフォーカスレンズの場合は距離情報等、他の
数値に更に変換して出力する。
【0031】以上説明した第1の実施例によれば、A/
D変換値全てに対応するパルス積算値がEEPROM7
にて参照できるため、正確且つ高速にレンズ位置を出力
することができる。また、調整時にレンズを低速で駆動
するため処理が間に合わないといった不具合がなくな
る。
【0032】次に本発明の第2の実施例に係るレンズ位
置検出装置について説明する。前述の第1の実施例はA
/D変換値全ての値について対応するパルス積算数がE
EPROM7に記憶されていたが、第2の実施例は、所
定のA/D値に対してのみパルス積算値が記憶される点
に特徴がある。
【0033】ここで図6は第2の実施例におけるパルス
積算数の算出方法を示す図である。尚、同図は、先に示
した図2のqm1とqm2のポイント間を拡大した図であ
る。ポテンショメータがVO を出力した場合、この値に
対応したパルス積算値は記憶されていない。その代わ
り、これを挟むqm1,qm2のポイントに対応する値は記
憶されている。一般に、ポテンショメータの抵抗体は近
い点でのリニアリティは高く、ほぼ直線とみても問題は
ないので、この場合は直線で補間する。よって、次式に
より算出することができる。
【0034】
【数1】
【0035】次に図7はA/Dコンバータが8ビットの
場合、9組のA/D値とパルス積算値のデータ組を記憶
した場合の数値例を示す図である。これを上記式に代入
すればよい。尚、初期調整については、A/D値が上記
9ポイントの時のみRAMに書き込んでゆけばよい。
【0036】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、少ない記憶容量のRAMやEEPROMを用いるこ
とができ、各メモリの小型化・コストダウンが可能であ
る。また、レンズ位置の出力精度も第1の実施例に近く
することができる。
【0037】上記第1及び第2実施例においては、絶対
位置エンコーダはポテンショメータ以外のPSDなど他
のセンサでもよく、パルスエンコーダもフォトインタラ
プタ以外の例えば強磁性膜抵抗素子等の磁気センサなど
他のものでもよい。
【0038】そして、レンズ位置を示す出力もパルス数
以外の被写体距離やその逆数、発光量可変ストロボの発
光光量など他の形式のものでもよい。さらに、レンズが
ズームレンズのバリエータであれば焦点距離等でもよ
い。
【0039】また、パルスエンコーダの取り付け位置は
モータのシャフトでなく、中間のギヤや移動レンズ枠2
上等でもよい。そして、積算パルスカウントの際、ギヤ
のバックラッシュパルスを加減算し、より正確な値とす
ることも可能である。
【0040】さらに、A/D変換値に対応したパルス積
算数は中央値でなく、最大値又は最小値でもよく、A/
D変換値の最大又は最小のとき(両端)のみ最大値、最
小値とすることもできる。
【0041】以上詳述したように、本発明のレンズ位置
検出装置では、使用時のレンズ初期位置リセット動作や
常時通電無しに、瞬時にレンズの絶対位置を高精度に検
出でき、コストも抑えることができる。
【0042】尚、以上詳述した如き本発明の実施態様に
よれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1)レンズの絶対位置に対応し、該レンズの位置変化
に応じて連続的に変化する出力を発生させる第1エンコ
ーダと、上記レンズの移動量に応じてパルス信号を発生
させる第2エンコーダと、上記第1エンコーダが所定値
を示すレンズの位置に対応した、上記第2エンコーダに
よる上記レンズの可動範囲の一端からのパルス積算量を
記憶した記憶手段と、上記第1エンコーダの出力を検出
し、上記記憶手段の記憶値を参照して上記第2エンコー
ダによるパルス積算量もしくは該積算量に対応した値
を、上記レンズの位置を示す値として出力する出力手段
と、を具備している。 (2)上記(1)において、上記第1エンコーダはポテ
ンショメータである。 (3)上記(1)において、上記記憶手段の記憶値は、
上記第1エンコーダの所定値に対応する複数の積算量の
中間値である。 (4)上記(1)において、更にレンズを可動範囲の2
つの端面にて停止させるストッパ手段を有している。 (5)上記(1)において、以下の手順によって上記第
1エンコーダと第2エンコーダとの出力を夫々対応した
状態で上記記憶手段に記憶するものである。
【0043】(a)上記レンズを可動範囲の一端から他
端に向けて移動させ、(b)上記第1エンコーダの出力
を検出しつつ上記第2エンコーダの出力パルスを積算カ
ウントし、(c)上記第1エンコーダの出力に対応した
上記第2エンコーダの積算パルスを順次記憶し、(d)
上記レンズが他端に達した場合に該レンズの移動を停止
する。 (6)上記(5)において、記憶手段への記憶動作中は
使用時よりも移動速度を遅くする。 (7)上記(1)において、上記記憶手段に記憶された
数値の組は離散的な複数のポイント値であり、上記出力
手段は第1エンコーダの出力値を挟む第1エンコーダ値
に対応する上記第2エンコーダのパルス積算量を参照
し、第1エンコーダの値を補間演算したパルス積算量を
レンズの位置を示す値として出力する。 (8)レンズの絶対位置に対応した出力をアナログ信号
として出力するアナログエンコーダと、このアナログエ
ンコーダに併設され、上記レンズの移動量に応じたパル
ス信号を発生させるディジタルエンコーダと、上記アナ
ログエンコーダの出力を、上記ディジタルエンコーダの
出力により補正し、該アナログエンコーダの出力におけ
る直線性を向上させる補正手段と、上記補正手段により
補正された上記アナログエンコーダの出力を上記レンズ
の位置を示す値として出力する出力手段と、を具備して
おり、上記補正手段は、上記レンズの初期位置を告知す
る告知手段と、上記アナログエンコーダが所定値を示す
上記レンズの位置に対応する、上記ディジタルエンコー
ダにおける上記レンズの初期位置からのパルス積算量を
記憶した記憶手段と、を有し、上記記憶手段の記憶値を
参照して上記アナログエンコーダの出力をパルス積算量
に変換する。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、モータ駆動/マニュア
ル手動操作にかかわらず、不要な動作をせずに瞬時にレ
ンズ位置を高精度に検出することができる位置検出装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る位置検出装置の構
成を示す図である。
【図2】第1の実施例に係るポテンショメータの出力と
レンズ位置との関係を示す図である。
【図3】第1の実施例に係るEEPROM7内に記憶さ
れたテーブルの様子を示す図である。
【図4】図3に示すテーブル表の作成方法を示すフロー
チャートである。
【図5】A/D変換値に対応するパルス積算値、及び両
値に対応するEEPROM書き込み値を示すテーブル表
である。
【図6】第2の実施例におけるパルス積算数の算出方法
を説明するための図である。
【図7】A/Dコンバータが8ビットの場合、9組のA
/D値とパルス積算値のデータ組を記憶した場合の数値
例を示す図である。
【図8】従来技術に係る位置検出装置の構成を示す図で
ある。
【図9】従来技術に係る位置検出装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…レンズ、2…レンズ枠、3…固定枠、4…ポテンシ
ョメータ、5…A/Dコンバータ、6…CPU、7…E
EPROM、8…モータドライバ、9…モータ、10…
スリット板、11…フォトインタラプタ、12…処理回
路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】このように、第1の実施例では、ポテンシ
ョメータ4はレンズ1の絶対位置に対応し、当該レンズ
1の位置変化に応じて連続的に変化する出力を発生させ
る。フォトインタラプタ11は上記レンズ1の移動量に
応じてパルス信号を発生させる。CPU6は上記ポテン
ショメータ4の出力を上記フォトインタラプタ11の出
力により補正し、該ポテンショメータ4の出力における
直線性を向上させる。そして、CPU6は上記補正され
た上記ポテンショメータ4の出力を上記レンズ1の位置
を示す値として他のシステムへ出力するのである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 3/10 13/34 G03B 3/10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの絶対位置に対応し、該レンズの
    位置変化に応じて連続的に変化する出力を発生させる第
    1エンコーダと、 上記レンズの移動量に応じてパルス信号を発生させる第
    2エンコーダと、 上記第1エンコーダの出力を上記第2エンコーダの出力
    により補正し、該第1エンコーダの出力における直線性
    を向上させる補正手段と、 上記補正手段により補正された上記第1エンコーダの出
    力を上記レンズの位置を示す値として出力する出力手段
    と、を具備することを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 レンズの絶対位置に対応した出力をアナ
    ログ信号として出力するアナログエンコーダと、 このアナログエンコーダに併設され、上記レンズの移動
    量に応じたパルス信号を発生させるディジタルエンコー
    ダと、 上記アナログエンコーダの出力を上記ディジタルエンコ
    ーダの出力により補正し、該アナログエンコーダの出力
    における直線性を向上させる補正手段と、 上記補正手段により補正された上記アナログエンコーダ
    の出力を上記レンズの位置を示す値として出力する出力
    手段と、を具備することを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】 レンズの絶対位置に対応したアナログ値
    を、該レンズの移動量に応じたディジタル値を用いて直
    線性を向上させ、該補正されたアナログ値をレンズの位
    置を示す値として出力することを特徴とする位置検出方
    法。
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