JPH0722937U - ツマミ容器及び容器付き飲料缶 - Google Patents

ツマミ容器及び容器付き飲料缶

Info

Publication number
JPH0722937U
JPH0722937U JP5349093U JP5349093U JPH0722937U JP H0722937 U JPH0722937 U JP H0722937U JP 5349093 U JP5349093 U JP 5349093U JP 5349093 U JP5349093 U JP 5349093U JP H0722937 U JPH0722937 U JP H0722937U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
container
beverage
end portion
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5349093U
Other languages
English (en)
Inventor
眞 渡辺
美子 古旗
Original Assignee
中国パール販売株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中国パール販売株式会社 filed Critical 中国パール販売株式会社
Priority to JP5349093U priority Critical patent/JPH0722937U/ja
Publication of JPH0722937U publication Critical patent/JPH0722937U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶ビールや缶ジュースなどの飲料缶とそれら
のつまみを入れたツマミ容器を嵌合して一体化し、衛生
的で、軽量かつコンパクトであって、さらに好適に使用
でき、それでいて容易に製造可能なツマミ容器付き飲料
缶を提供する。 【構成】 合成樹脂フィルムから、上方に向かってやや
傾斜すぼまりした外周壁部31の下端部を飲料缶2上端
部21に合致させ下端部31a近傍に嵌合係止部38を
設けた外周壁部21の内側に水平状段部34とそのさら
に内側にツマミ収容部37とを設けてなるツマミ容器3
を一体形成し、ツマミ収容部37内にツマミを入れてこ
こをシール4で密封する。このツマミ容器3を飲料缶上
端部21に嵌合させて、ツマミ容器付き飲料缶1を形成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、缶ビールや缶ジュースなどの飲料缶とそれらのつまみ(以下、これ をツマミとする)とを組み合わせて提供し得るようにしたツマミ容器、及び飲料 缶にツマミ容器を嵌合させて一つの商品として販売し得るようにしたツマミ容器 付き飲料缶とに関する。
【0002】
【従来の技術】
団体旅行のバスの中などで、手に手に缶ビールや缶ジュースなどを持って飲み ながら、それとは別にツマミを回しながら食べている光景を目にすることがある が、このような場合に、缶飲料とツマミを収容させた容器(以下、ツマミ容器と する)とを嵌合させた物を提供できれば、ツマミを回す必要が無くなって個人が 気軽に飲食できるようになり、各々自分のゴミに責任を持たせれば後の清掃が非 常に楽になり、購入も運搬も容易になるので大変便利である。また、個々人が購 入する場合も簡便となる。さらに、自動販売機で従来の大型缶収容部分を利用し て販売できれば一層便利なものとなる。
【0003】 ところが従来、このような缶飲料とツマミ容器とを嵌合させた物は提供されて いない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
仮に、包装袋乃至包装容器内に缶飲料とツマミ容器とを一緒に詰め込んで販売 に供するとすれば、容量が大きくて携帯しずらいばかりか、体裁が悪く、さらに は包装袋乃至包装容器内に缶飲料及びツマミ容器をわざわざ詰めなければならな いので多くの労力と時間が必要になるなどの問題があった。
【0005】 本考案は、上記問題点に着目し、ツマミを収納し得る簡便な構成のツマミ容器 を提供し、かつ、飲料缶上部にツマミ容器を嵌合して一体化することにより、衛 生的に収容することができ、軽量かつコンパクトであって携帯に好適であって、 容易に製造並びに使用することができ、さらには外観形状にも優れたツマミ容器 付き飲料缶を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく為された本考案は、下端部を嵌合用の係止部として形 成した外周壁部の内側にツマミ収容部を形成し、ツマミ収容部の上面は閉蓋し得 るようにしてツマミ容器を構成したものである。
【0007】 また、本考案は、下端部を飲料缶の上端部に嵌合し得る係止部とした外周壁部 の内側にツマミ収容部を形成し、ツマミ収容部の上面は閉蓋し得るように構成し てなるツマミ容器を飲料缶上端部に嵌合させてツマミ容器付き飲料缶とした構成 も特徴とするものである。 飲料缶の上部に上記ツマミ容器を複数段嵌合してツマミ容器付き飲料缶とする ことができる。
【0008】
【作用】
飲料缶の上部にツマミ容器を上方から押し込めば、飲料缶の上縁部にツマミ容 器の下縁部が係合し、ツマミ容器を固定することができる。一方、ツマミ容器を 上方に引っ張れば、ツマミ容器を飲料缶から外すことができる。
【0009】 ツマミ容器内のツマミは、ツマミ収容部内により保護されており、しかもシー ルで密封被覆してあるので外気から遮断され、衛生状態を好適に保持でき、シー ルを剥がせばそのままツマミを食することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面を参照しつつ説明する。
【0011】 ツマミ容器付飲料缶1は、図1に示すように、缶ジュース、缶ビール等の飲料 缶2の上部に、豆、干物、菓子等のツマミを収容したツマミ容器3を嵌合して形 成したものである。
【0012】 本考案に係るツマミ容器3は、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエ チレン樹脂などの合成樹脂フィルム乃至シートを例えば圧空真空成形して形成し てあり、図2に示すように、下端部31aの径を飲料缶2の上端部21の径と略 々合致させ上方に向かってやや傾斜すぼまりした円筒状の外周壁部31、下端部 31a近傍の外周壁部31に内方突起を形成するなどして多少の衝撃が加わって も飲料缶2からツマミ容器3が外れないようにしてなる嵌合係止部38、外周壁 部31の上端縁部32から内側下方に折曲して若干幅を有する内周上縁部33、 さらに内周上縁部33から折曲して内方に若干張出した水平状段部34を形成し 、さらにその下方に垂下した内周壁部35、及び内周壁部35下端に連設してあ って外周壁部31の下端に形成された嵌合係止部38よりも上方位置に設けた内 底面部36とからなるツマミ収容部37を一体成形してなっており、ツマミ収容 部37内にツマミを入れて、前記水平状段部34にシール4を貼着してツマミ収 容部37を密閉してある。
【0013】 また、ツマミ容器3は、透明、不透明は限定するものではないが、透明とし、 上記ツマミ収容部37内のツマミが外側から見えるようにして、購買意欲が高ま るようにしてある。なお、紫外線による変質などを考慮して付色したり、美観の 向上のために模様を付けるなどは任意である。
【0014】 上記ツマミ容器3と飲料缶2との継ぎ目部分には、接着テープなどを巻いて両 者の嵌め合わせを補強するようにしてもよいし、上記嵌合係止部38を形成しな いで接着テープの接着により両者を固定することもできる。また或いは、ツマミ 容器付き飲料缶1全体を合成樹脂フィルムなどでラップ乃至ストレッチ包装する ようにしてもよい。
【0015】 上記シール4は、合成樹脂フィルム乃至合成紙等からなるものであり、爪や指 で強く押圧すれば破れる素材の物を使用するか、又は剥がし摘み部などをシール 4周縁に設けて、これを引いてシール4を容易に剥がすことができるように貼着 するのが好ましい。
【0016】 このようにツマミ容器付き飲料缶1を構成すれば、飲料缶2の上部にツマミ容 器3を上方から嵌め付けることにより、飲料缶2の上縁部22にツマミ容器3の 下端部近傍の係止部38が係合し、ツマミ容器3を固定することができる。一方 、ツマミ容器3を上方に引っ張れば、ツマミ容器3を飲料缶2から容易に外すこ とができる。
【0017】 また、ツマミは外周壁部31と内周壁部32とによるツマミ収容部37内部に よって保護されているため、ツマミ収容部37内部のツマミが壊れるおそれは少 なく、ツマミ収容部37をシール4で被覆してあるので、ツマミを衛生的に好ま しい状態で保持できる。
【0018】 さらに、シール4は外周壁部31の上端縁部32よりも若干下方に固着してあ るので、外部からの衝撃による破損から保護されている。
【0019】 図3は、上記ツマミ容器3のツマミ収容部37に当たるツマミ収容部61を内 底面部を設けることなく内周壁部62のみから形成しツマミ容器6を示したもの である。 このツマミ容器6には、衛生面及び食べやすさ等を考慮すれば、ツマミを袋等 に詰めて収容するのが好ましい。
【0020】 図4は、上記ツマミ容器付き飲料缶1のツマミ容器3の上部にさらにツマミ容 器3を嵌合して複数段のツマミ容器付き飲料缶としたものである。
【0021】
【考案の効果】
上記の如く、ツマミ容器は、ツマミを簡単、安全かつ衛生的に収容でき、軽量 でコンパクトな容器として提供でき、飲料缶等に嵌合して使用することが可能で あり、また、多段に積み重ねも可能である。
【0022】 しかも、このツマミ容器を嵌合してたツマミ容器付き飲料缶は、飲料のみなら ずツマミを同時に供給することができ、そのツマミも安全かつ衛生的に維持する ことができる。また、軽量でコンパクト、さらには外観形状にも好適に形成する ことができるので、携帯や運搬に好適である。特に缶飲料等の自動販売機でツマ ミ容器付き飲料缶を販売することが可能となる。 製造に関しては、飲料缶の上部に嵌め込めばよいので、極めて容易であり、容 易に飲料缶からツマミ容器を外すことができるので、使用も便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のツマミ容器付き飲料缶の一例を示した
部分断面図である。
【図2】本考案のツマミ容器の一例を示した断面図であ
る。
【図3】本考案のツマミ容器の別の一例を示した断面図
である。
【図4】本考案のツマミ容器付き飲料缶の別の一例を示
した部分断面図である。
【符号の説明】
1 ツマミ容器付き飲料缶 2 飲料缶 21 上端部 22 上縁部 3,6 ツマミ容器 31 外周壁部 32 上端部 33 内周上縁部 34 水平状段部 35,62 内周壁部 36 内底面部 37,61 ツマミ収容部 38 係止部 4 シール

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部を嵌合用の係止部として形成した
    外周壁部の内側にツマミ収容部を形成し、ツマミ収容部
    の上面は閉蓋し得るように構成してなるツマミ容器。
  2. 【請求項2】 下端部を飲料缶の上端部に嵌合し得る係
    止部とした外周壁部の内側にツマミ収容部を形成し、ツ
    マミ収容部の上面は閉蓋し得るように構成してなるツマ
    ミ容器を飲料缶上端部に嵌合させた構成を特徴とするツ
    マミ容器付き飲料缶。
  3. 【請求項3】 飲料缶の上部に上記ツマミ容器を複数段
    嵌合してなる請求項2に記載のツマミ容器付き飲料缶。
JP5349093U 1993-10-01 1993-10-01 ツマミ容器及び容器付き飲料缶 Pending JPH0722937U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349093U JPH0722937U (ja) 1993-10-01 1993-10-01 ツマミ容器及び容器付き飲料缶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349093U JPH0722937U (ja) 1993-10-01 1993-10-01 ツマミ容器及び容器付き飲料缶

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0722937U true JPH0722937U (ja) 1995-04-25

Family

ID=12944289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5349093U Pending JPH0722937U (ja) 1993-10-01 1993-10-01 ツマミ容器及び容器付き飲料缶

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722937U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004013014A1 (ja) * 2002-08-05 2004-02-12 Kabushiki Kaisha Nipponkankyokaga Kukenkyusho 飲料用容器
JP2004083109A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Dainippon Printing Co Ltd 景品収容容器および景品付き缶状包装物
JP2007062743A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Sales Promotion Service:Kk 飲料缶に取着するブリスター景品収容容器
JP2014184977A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Highplus Internatl Co Ltd キャップ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004013014A1 (ja) * 2002-08-05 2004-02-12 Kabushiki Kaisha Nipponkankyokaga Kukenkyusho 飲料用容器
JP2004083109A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Dainippon Printing Co Ltd 景品収容容器および景品付き缶状包装物
JP2007062743A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Sales Promotion Service:Kk 飲料缶に取着するブリスター景品収容容器
JP2014184977A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Highplus Internatl Co Ltd キャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4953704A (en) Plastic trash bag
US3189171A (en) Compact drinking straw
JP2004510639A (ja) 多機能キャップ付き消耗品容器
JPH01124588A (ja) 花の包装器
US5669550A (en) Non-round container having multiple storage compartments
KR19990071552A (ko) 음료 캔 장치
KR20010053150A (ko) 덮개 요소를 구비한 휴대용 가방
US20070131694A1 (en) Unique-shaped container lid
JPH0722937U (ja) ツマミ容器及び容器付き飲料缶
US20210300668A1 (en) Container Cover, Dispenser and Method of Use
EP0099304A1 (fr) Procédé d'emballage de produits alimentaires et emballage pour la mise en oeuvre de ce procédé
JPH0725341Y2 (ja) ストロー内蔵型飲料入り容器
JPS5840070Y2 (ja) ヨ−グルト等の容器
JP3241474B2 (ja) 複合容器
JPH0748495Y2 (ja) 分包容器
RU176437U1 (ru) Эластичный контейнер
JPH0449075Y2 (ja)
KR200343019Y1 (ko) 아이스크림 용기
JP2004017979A (ja) 飲料用容器
JP4287552B2 (ja) 自立性容器収容袋
JP4176748B2 (ja) 鏡餅包装体
KR20090095069A (ko) 위생 음료용기
JPH0526050Y2 (ja)
JPH0645489U (ja) 容器入り即席食品
JP3961822B2 (ja) 食品包装容器