JPH0722927U - パレットボックス - Google Patents
パレットボックスInfo
- Publication number
- JPH0722927U JPH0722927U JP5371493U JP5371493U JPH0722927U JP H0722927 U JPH0722927 U JP H0722927U JP 5371493 U JP5371493 U JP 5371493U JP 5371493 U JP5371493 U JP 5371493U JP H0722927 U JPH0722927 U JP H0722927U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- fork insertion
- insertion port
- container
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pallets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排水や積載物の排出を簡便に且つ速やかに行
うことができる。 【構成】 底板3の下方空間に至るフォーク差し込み口
4を側面下部に備えるとともに、このフォーク差し込み
口4は下方にも開口するものとして形成されている。ま
た、底板3の下面で且つ上記フォーク差し込み口4から
のフォーク差し込み方向において中央からフォーク差し
込み口4側に寄ったところに、多数の補強リブ33を備
えている。フォーク差し込み口からフォークを途中まで
差し込んでフォークを持ち上げて傾けることで、上面開
口からの排水や積載物の排出を行うことができる。フォ
ーク先端が接する部分は補強リブの存在により損傷して
しまうことがない。
うことができる。 【構成】 底板3の下方空間に至るフォーク差し込み口
4を側面下部に備えるとともに、このフォーク差し込み
口4は下方にも開口するものとして形成されている。ま
た、底板3の下面で且つ上記フォーク差し込み口4から
のフォーク差し込み方向において中央からフォーク差し
込み口4側に寄ったところに、多数の補強リブ33を備
えている。フォーク差し込み口からフォークを途中まで
差し込んでフォークを持ち上げて傾けることで、上面開
口からの排水や積載物の排出を行うことができる。フォ
ーク先端が接する部分は補強リブの存在により損傷して
しまうことがない。
Description
【0001】
本考案はパレットボックス、例えば内容積が1000リットルといった大容量 のパレットボックスに関するものである。
【0002】
フォークリフトによる運搬のためのフォーク差し込み口を備えた合成樹脂製の パレットボックスとして、食品加工上の貯蔵槽や、水産加工上の水洗・解凍のた めや養殖槽、あるいは水槽として使用されるものがある。このようなパレットボ ックスでは、通常、排水のための排水栓が底面や側壁に1個乃至複数個設けられ ている。
【0003】
上記のようなパレットボックスにおいて、内部の水を排水する場合、従来は排 水栓を開いてここから排水していたが、この種のもので使用されている排水栓は 風呂栓と称されるタイプで中から栓を抜かなくてはならないものであり、開くの に手間を要する上に、複数個の排水栓を同時に開いたところで単位時間あたり排 水量が限られているために、完全に排水してしまうまでにかなりの時間を要する ことになる。
【0004】 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは排 水あるいは積載物の排出を簡便に且つ速やかに行うことができるパレットボック スを提供するにある。
【0005】
しかして本考案に係るパレットボックスは、底板の下方空間に至るフォーク差 し込み口を側面下部に備えるとともに、このフォーク差し込み口は下方にも開口 するものとして形成されており、底板の下面で且つ上記フォーク差し込み口から のフォーク差し込み方向において中央からフォーク差し込み口側に寄ったところ に、多数の補強リブを備えていることに特徴を有している。
【0006】
本考案によれば、フォーク差し込み口からフォークを途中まで差し込んでフォ ークを持ち上げて傾けることで、上面開口からの排水や積載物の排出を行うこと ができるものであり、この時、フォーク先端が接する部分には多大な荷重がかか るが、補強リブの存在により、損傷してしまうことがないものである。
【0007】
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、図2は一実施例にかかる容 器1の外観を示すもので、合成樹脂による一体成形によって形成された容器1は 、その外壁面に多数のリブ20が設けられるとともに、底板3の下面にも図1に 示すように、格子状にリブ30が設けられ、これらリブ20,30によって肉厚 を薄くすることによる軽量化と強度向上とが図られている。また、外壁面の下部 には、フォークリフトのフォークを差し込むためのフォーク差し込み口4が設け られているのであるが、ここにおけるフォーク差し込み口4は、下方にも開口す るものとなっており、底板3下面のフォーク差し込み口4の奥方となるところで は、フォーク差し込み方向と直交する方向において、上記リブ30が他の部分よ りも半分のピッチで設けられて、フォークによって容器1全体を持ち上げる際の 荷重に耐えられるようにされている。図中31はフォーク差し込み口4の開口部 上縁に沿って設けられた差し込みガイドリブ、32は接地脚、5は容器1の内部 から栓がなされる排水口である。なお、図1は容器1下面の1/4の部分を示し ている。
【0008】 そしてこの容器1においては、底板3の下面で且つフォーク差し込み口4から のフォーク差し込み方向において容器1の中央Lからフォーク差し込み口4側に 寄ったところに、多数の補強リブ33が一体に設けられている。図1においては 、格子状のリブ30で囲まれた部分に十字状の補強リブ33を設けているが、図 4に示すように、斜め十字状であってもよく、他の形状であってもよい。また、 ここで示した補強リブ33は、図2に示すように、リブ30より背の低いものと なっているが、リブ30と同じ高さのものであってもよい。
【0009】 しかして容器1内の水を排水したい場合、この容器1においては、図5に示す ように、フォーク差し込み口4からフォークリフトのフォーク6を途中まで、つ まり容器1におけるフォーク差し込み方向の中央Lより手前までフォーク6を差 し込み、この状態でフォーク6を持ち上げれば容器1を傾けることができるもの であり、排水を容器1の上面開口から行うことができる。そして、このように容 器1を傾ける時、底板3におけるフォーク6先端が接する部分に多大な荷重がか かるが、この部分には上述のように補強リブ33が設けられているために、損傷 が生じることはない。
【0010】 なお、ここではパレットボックスが容器1であり、排水の際について説明した が、容器1に限るものではなく、運搬用パレットであってもよく、また対面的に フォーク差し込み口4を有する二方差しタイプや四方差しタイプであってもよい ものであり、いずれの場合もフォーク6を途中まで差し込んで持ち上げる時、積 載物の速やかな排出を行うことができるとともに、フォーク6先端が接する部分 の損傷が生じないものである。
【0011】
以上のように本考案においては、フォーク差し込み口が下方にも開口するもの として形成されているために、フォーク差し込み口からフォークを途中まで差し 込んでフォークを持ち上げて傾けることで、排水や積載物の排出を簡便に且つ速 やかに行うことができるものであり、この時、底板下面におけるフォーク先端が 接する部分には多大な荷重がかかるが、フォーク先端が接する部分、つまり底板 の下面で且つ上記フォーク差し込み口からのフォーク差し込み方向において中央 からフォーク差し込み口側に寄ったところには、多数の補強リブが設けられてい るために、損傷してしまうことがないものである。
【図1】一実施例における部分底面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の縦断面図である。
【図4】同上の他例の部分底面図である。
【図5】同上の説明図である。
1 容器 3 底板 4 フォーク差し込み口 33 補強リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 底板の下方空間に至るフォーク差し込み
口を側面下部に備えるとともに、このフォーク差し込み
口は下方にも開口するものとして形成されており、底板
の下面で且つ上記フォーク差し込み口からのフォーク差
し込み方向において中央からフォーク差し込み口側に寄
ったところに、多数の補強リブを備えていることを特徴
とするパレットボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5371493U JPH0722927U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | パレットボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5371493U JPH0722927U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | パレットボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722927U true JPH0722927U (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=12950509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5371493U Pending JPH0722927U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | パレットボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722927U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001304105A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-31 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 可変容量型斜板式圧縮機 |
JP2002264942A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Sanko Co Ltd | 大型容器 |
JP2007331793A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Sekisui Plastics Co Ltd | 大型容器 |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5371493U patent/JPH0722927U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001304105A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-31 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 可変容量型斜板式圧縮機 |
JP2002264942A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Sanko Co Ltd | 大型容器 |
JP2007331793A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Sekisui Plastics Co Ltd | 大型容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990831 |