JPH0722852A - マイクロ波ドハティ型増幅器 - Google Patents

マイクロ波ドハティ型増幅器

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JPH0722852A
JPH0722852A JP6123943A JP12394394A JPH0722852A JP H0722852 A JPH0722852 A JP H0722852A JP 6123943 A JP6123943 A JP 6123943A JP 12394394 A JP12394394 A JP 12394394A JP H0722852 A JPH0722852 A JP H0722852A
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    • H03F3/60Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
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    • H03F1/0205Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率及び線形性が改善されたマイクロ波周波
数増幅器(マイクロ波ドハティ型増幅器)を提供するこ
と。 【構成】 入力電力は、キャリア増幅器30とピーク増
幅器32との間で4分の1波長の位相差をもって等しく
分割される。3ポートネットワークが位相の遅れたキャ
リア増幅器30の出力をピーク増幅器32の出力と組み
合わせる。ピーク増幅器32は、よりアクティブになる
につれて、更に多くの出力電力を負荷に提供し、他方で
その出力電流はキャリア増幅器30から見た有効負荷イ
ンピーダンスを徐々に減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波周波数送信
機において用いられるマイクロ波周波数電力増幅器に関
し、更に詳しくは、マイクロ波ドハティ型増幅器によっ
て改善された効率と線形性とを達成する装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】過去数年に亘る新たな商業用及び軍事用
の通信システムでは、デジタル変調技術が用いられる傾
向にある。これらのデジタル・システムでは、よい費用
効果を達成するために、高濃度のキャリア周波数を処理
する能力が要求される。更に、宇宙空間に基礎を置くシ
ステムの開発も進んでいるが、その場合には、高い能率
性と重量の最小化とが要求されるという制約がある。電
力増幅器は、上記の細目に合致しなければならず、重要
な設計上のチャレンジを含む。不運にも、電力増幅器で
の高い能率は、多くの数のキャリア周波数に対して達成
することが困難であった。実際、これは、従来型の増幅
器設計においては、直接的なトレードオフである。
【0003】従来型の電力増幅器では、入力駆動レベル
が飽和レベルから減少しなければならない量は増幅され
ているキャリア周波数の数に正比例し、また、線形性と
効率との間には直接のトレードオフが存在することに注
意すべきである。キャリア周波数の数が増加することに
より効率の問題は一層増大する。これは、増幅器が、励
起信号内のピーク・平均の比率が増加することにより、
単一のトーンの場合よりも、早く(低い駆動レベルで)
ゲイン圧縮に入るからである。この問題を解決するため
に開発されてきた従来の技術では、大型で実現困難な複
雑な回路設計が要求された。これらの技術では、いずれ
も、大きさ、重量、信頼性、複雑性などの理由で、空間
に基礎を置く通信又はレーダ・システムには不適切であ
る。
【0004】ドハティ型増幅器は、1936年にW.
H.Doherty氏によって最初に提案されたもの
で、”A New High Efficiency
Power Amplifier For Modul
ated Waves”,Proceedings o
f the Institute of Radio
Engineers,Vol.24,No.9,Sep
tember 1936で説明されている。元来は、低
から中程度の周波数のAM放送用送信機で使用されるこ
とが意図されていたが、ここで提案された原型を修正・
改良することで、上述の増幅器に伴う困難を解決するこ
とができる。従来型の増幅器では、効率と入力駆動レベ
ルとの間には直接の関係が存在する。したがって、RF
入力電力が十分に高くなり増幅器を駆動し飽和させるま
では、高い能率は達成されない。マルチキャリア通信シ
ステムでは増幅器は相互変調ひずみを回避するために可
能な限り線形性を保たなければならないので、この範囲
の高い能率は用いられない。理論的なドハティ型増幅器
は、高能率の線形領域が作られるので、能率と入力駆動
レベルとの間には同じ関係はない。
【0005】ドハティ型増幅器の方式では、出力が飽和
し始め最高の線形能率が得られる点で動作するB級増幅
器を有することにより、高い線形能率が達成される。第
2の増幅器が用いられて第1の増幅器に影響を与えるこ
とにより、この点を超えて駆動される際に全体的な線形
性が維持され得る。2つの真空管と2つの移相ネットワ
ークとを用いたドハティ型増幅器回路を図1に示した。
この図は、”Radio Engineering H
andbook,”Keith Henney,Edi
tor−in−Chief,Fifth Editio
n,McGrow−Hill Book Compan
y,1959,pp.18−39によるものである。ま
た、ドハティ型増幅器は、1940年にW.H.Doh
erty氏に与えられた米国特許第2210028号に
も記載されている。第1の電子放電管は連続的に動作し
キャリア管と称され、これに対し、第2の電子放電管
は、変調信号の各サイクルの全周期の間は動作せず、ピ
ーキング管と称される。
【0006】RF波のB級増幅は、知られており193
0年代を通じて高電力RF増幅器の設計において用いら
れていたが、H.Chireix,”High Pow
erOutphasing Modulation”,
the Proceedings of the In
stitute of Radio Engineer
s,Vol.23,No.11,1935によって最初
に改良された。このChireix氏によるアウトフェ
イジング・システムでは、RF発信器の出力を2つの振
幅が等しく位相が等しい信号に分解する。これらの信号
は、次に、90度進める移相ネットワークと90度遅れ
させる移相ネットワークに入る。各レッグの増幅器は、
意図した変調及び元のキャリア周波数波から導かれた低
レベルの位相変調された信号によって駆動される場合
に、位相シフトされた信号を変調する。遅延したRFキ
ャリア上になされた位相変調の方向は相互に反対向きで
ある必要がある。したがって、上述の条件を念頭におけ
ば、それぞれの信号は、それぞれに対する反対向きの位
相ウォブル(wobble)(意図した変調)を有す
る、もとのキャリアに対して90度位相差をもつRF波
を表している。両方の信号が、C級動作する1対の従来
型の高い効率の電力増幅器を駆動するのに用いられる。
両方の増幅器は、全く同じ態様で調整され、相互に各段
の挿入位相(insertion phase)を保存
する。各増幅器の出力は、出力が直接にそのように形成
された中間点から取られた負荷に接続されている更なる
1/4波長ネットワークによって遅延を与えられる。
【0007】共通点におけるフェーザのベクトル和は、
上述の条件がすべて満足されていれば、最大出力電力
(また、最大変調)において高い効率を有する線形増幅
器が存在することを示している。Chireix氏によ
るアウトフェイジング・システムでは、出力電力又は変
調インデックスが減少すると効率が急速に劣化するのだ
が、これは、言明されている位相関係によっては、最終
的な組み合わせネットワークにおいて生じる無効成分
が、最大変調において最大電力が生じる場合以外は抵抗
性負荷を与えることを解消しないことによる。Chir
eix氏のシステムは、また、位相変調回路の帯域幅と
線形性とが広帯域の応用例で重大な関心事でありなが
ら、多くのクリティカルな同調のための調整を必要とす
るという短所がある。ドハティ型増幅器回路は、駆動の
関数としてより良い全体的な効率を達成し、これらのク
リティカルな調整を大部分不要にし、全体の送信機の実
現を簡略化し、Chireix型の設計のように内在的
な帯域幅の制限をもたない。
【0008】一見してドハティ型増幅器のように見える
より新しい方法は、R.S.Engelbrecht
and Kurokawa,”A Wide−Band
Low Noise L−Band Balance
d TransistorAmplifier”,Pr
oceeding IEEE,Vol.53,pp.2
37−247,March 1965に記載されたKu
rokawaによる平衡増幅器の技術である。入力励振
(input excittion)が、直角ハイブリ
ッド・ネットワークとの位相差が90度である2つの同
一の増幅器に与えられる。この2つの増幅器の出力信号
は、もう1つの直角ハイブリッド・ネットワークにおい
て再度組み合わされて、同相のシングルエンデッド出力
信号を形成する。ドハティ型増幅器の概念との2つの主
な違いは、次の通りである。(1)ドハティ型増幅器で
行われている、入力における2つの増幅器のバイアス点
を変更することは行われない。実際、平衡した増幅器で
は、ハイブリッド・ネットワークから見た不整合は結果
としてネットワークの終端抵抗での損失を増加させるの
で、所望ではない。(2)ハイブリッド・ネットワーク
の作用により組み合わせられる各増幅器の出力は2つの
増幅器の相互作用を排除し、ドハティ型増幅器のよう
に、他方に対して一方の増幅器から見た負荷をプルす
る、又はそれに作用する。実際、3ポートを有するドハ
ティ型ネットワークの中の2つの増幅器の直接の相互作
用は、ドハティ型増幅器の観察される効率エンハンスメ
ントのすべてを説明するし、その動作の中心的なもので
ある。
【0009】本願発明が従来技術の短所を克服しマイク
ロ波ドハティ型増幅器によって改良された効率と線形性
を提供する様子は、以下の説明から明らかであろう。
【0010】
【発明の概要】したがって、本発明の目的は、効率性及
び線形性が改善されたマイクロ波周波数増幅器を提供す
ることである。
【0011】本発明の更なる目的は、半導体デバイスを
用い1300MHz程度のマイクロ波周波数で動作す
る、低ないし中周波数のドハティ型の増幅器を改良する
ことである。
【0012】これらの目的は、マイクロ波周波数増幅器
であって、入力信号に結合され、この矩象(phase
quadrature)作成手段からの第1の出力信
号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を作成
する手段と、矩象作成手段からの第1の出力信号を増幅
するキャリア増幅器手段と、矩象作成手段からの第2の
出力信号を増幅するピーク増幅器手段と、キャリア増幅
器手段の出力とピーク増幅器手段の出力との間に結合さ
れておりキャリア増幅器手段の出力の位相をピーク増幅
器手段の出力に対して制御することによってキャリア増
幅器手段の出力とピーク増幅器手段の出力とが加法的な
位相で組み合わされ更にキャリア増幅器手段に提供され
た見かけの負荷へのインピーダンス変換動作をピーク増
幅器手段の導通程度の関数として提供する分散ライン手
段と、位相制御手段とピーク増幅器手段の出力とに結合
され当該マイクロ波周波数増幅器の所定の出力インピー
ダンスを発生する手段と、を含むマイクロ波周波数増幅
器を提供することによって達成される。このマイクロ波
周波数増幅器は、1300MHzを含む複数のマイクロ
波周波数に亘って動作する。入力信号は、マルチキャリ
ア信号、振幅が変動する連続な単一キャリア、又は、各
キャリア信号の振幅が変動するマルチキャリア信号を含
む。キャリア増幅器手段はガリウムヒ素半導体デバイス
を含み、ピーク増幅器手段はガリウムヒ素半導体デバイ
スを含む。
【0013】本発明の目的は、更に、マイクロ波周波数
増幅器であって、入力信号に結合されこの矩象作成手段
からの第1の出力信号と第2の出力信号との間に広帯域
上で矩象関係を作成する手段と、第1の出力信号を増幅
する手段と、第1の出力信号と第1の出力信号増幅手段
との間に結合され第1の出力信号増幅手段の入力でのイ
ンピーダンスを第1の出力信号の出力インピーダンスに
整合させる第1の手段と、第2の出力信号を増幅する手
段と、第2の出力信号と第2の出力信号増幅手段との間
に結合され第2の出力信号増幅手段の入力でのインピー
ダンスを第2の出力信号の出力インピーダンスに整合さ
せる第2の手段と、第1の整合手段に結合され第1の出
力信号増幅手段の制御入力をバイアスする手段と、第2
の整合手段に結合され第2の出力信号増幅手段の制御入
力をバイアスする手段と、第1の出力信号増幅手段の出
力と第2の出力信号増幅手段の出力との間に結合されて
おり第1の出力信号増幅手段の出力の位相を第2の出力
信号増幅手段の出力に対して制御することによって第1
の出力信号増幅手段の出力と第2の出力信号増幅手段の
出力とが加法的な位相で組み合わされ更に第1の出力信
号増幅手段に提供された見かけの負荷へのインピーダン
ス変換動作を第2の出力信号増幅手段の導通程度の関数
として提供する分散ライン手段と、位相制御手段と第2
の出力信号増幅手段の出力とに結合され当該マイクロ波
周波数増幅器の所定の出力インピーダンスを発生する手
段と、を含むマイクロ波周波数増幅器を提供することに
よって達成される。このマイクロ波周波数増幅器は、1
300MHzを含む複数のマイクロ波周波数に亘って動
作する。入力信号は、マルチキャリア信号、振幅が変動
する連続な単一キャリア、又は、各キャリア信号の振幅
が変動するマルチキャリア信号を含む。第1の出力信号
増幅手段はガリウムヒ素半導体デバイスを含み、第2の
出力信号増幅手段はガリウムヒ素半導体デバイスを含
む。分散ライン手段は、1/4波変圧器を含む。所定の
出力インピーダンス発生手段は、1/4波変圧器に接続
された伝送ラインを含む。第2の出力信号増幅手段の導
通程度は、第2の出力信号増幅手段に印加された制御入
力に対する入力駆動レベルによって決定される。第1の
整合手段と第2の整合手段とは、それぞれ、伝送ライン
を含む。
【0014】本発明の目的は更に、マイクロ波周波数増
幅器であって、入力信号に結合されこの矩象作成手段か
らの第1の出力信号と第2の出力信号との間に広帯域上
で矩象関係を作成する手段と、第1の出力信号を増幅す
る手段と、第1の出力信号と第1の出力信号増幅手段と
の間に結合され第1の出力信号増幅手段の入力でのイン
ピーダンスを第1の出力信号の出力インピーダンスに整
合させる第1の手段と、第2の出力信号を増幅する手段
と、第2の出力信号と第2の出力信号増幅手段との間に
結合され第2の出力信号増幅手段の入力でのインピーダ
ンスを第2の出力信号の出力インピーダンスに整合させ
る第2の手段と、第1の整合手段に結合され第1の出力
信号増幅手段の制御入力をバイアスする手段と、第2の
整合手段に結合され第2の出力信号増幅手段の制御入力
をバイアスする手段と、第1の出力信号増幅手段の出力
と第2の出力信号増幅手段の出力との間に結合されてお
り第1の出力信号増幅手段の出力の位相を第2の出力信
号増幅手段の出力に対して制御することによって第1の
出力信号増幅手段の出力と第2の出力信号増幅手段の出
力とが加法的な位相で組み合わされ更に第1の出力信号
増幅手段に提供された見かけの負荷へのインピーダンス
変換動作を第2の出力信号増幅手段の導通程度の関数と
して提供する分散ライン手段と、位相制御手段と第2の
出力信号増幅手段の出力とに結合され出力整合ネットワ
ークを提供する手段と、第1の出力信号増幅手段の出力
に結合され該第1の出力信号増幅手段の出力に存在する
キャパシタンスを解消する第1の反応ネットワーク手段
と、第2の出力信号増幅手段の出力に結合され該第2の
出力信号増幅手段の出力に存在するキャパシタンスを解
消する第2の反応ネットワーク手段と、を含むマイクロ
波周波数増幅器を提供することによって達成される。該
マイクロ波周波数増幅器は、1300MHzを含む複数
のマイクロ波周波数に亘って動作する。入力信号は、マ
ルチキャリア信号、振幅が変動する連続な単一キャリ
ア、又は、各キャリア信号の振幅が変動するマルチキャ
リア信号を含む。第1の出力信号増幅手段はガリウムヒ
素半導体デバイスを含み、第2の出力信号増幅手段はガ
リウムヒ素半導体デバイスを含む。出力整合ネットワー
クは、所定の出力インピーダンスを提供する。第2の出
力信号増幅手段の導通程度は、第2の出力信号増幅手段
に印加された所定の制御入力に対する入力駆動レベルに
よって決定される。第1の整合手段と第2の整合手段と
が、それぞれ、帯域通過ネットワークを含む。
【0015】本発明の目的は、更に、効率の高いマイク
ロ波周波数増幅器を動作させる方法であって、入力信号
に結合された矩象作成手段からの第1の出力信号と第2
の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を提供するステ
ップと、矩象作成手段からの第1の出力信号をキャリア
増幅器手段を用いて増幅するステップと、矩象作成手段
からの第2の出力信号をピーク増幅器手段を用いて増幅
するステップと、キャリア増幅器手段の出力とピーク増
幅器手段の出力との間に結合された分散ライン手段によ
ってキャリア増幅器手段の出力の位相をピーク増幅器手
段の出力に対して制御することによってキャリア増幅器
手段の出力とピーク増幅器手段の出力とが加法的な位相
で組み合わされ更に分散ライン手段がキャリア増幅器手
段に提供された見かけの負荷へのインピーダンス変換動
作をピーク増幅器手段の導通程度の関数として提供する
ステップと、位相制御手段とピーク増幅器手段の出力と
に結合された手段によってマイクロ波周波数増幅器の所
定の出力インピーダンスを発生するステップと、を含む
方法によって達成される。該マイクロ波周波数増幅器
は、1300MHzを含む複数のマイクロ波周波数に亘
って動作する。矩象関係を提供するステップは、矩象作
成手段がマルチキャリア信号、振幅が変動する連続な単
一キャリア、又は、各キャリア信号の振幅が変動するマ
ルチキャリア信号を有する入力信号に結合されるステッ
プを含む。第1の出力信号を増幅するステップは、ガリ
ウムヒ素半導体デバイスを動作させるステップを含む。
第2の出力信号を増幅するステップは、ガリウムヒ素半
導体デバイスを動作させるステップを含む。
【0016】本発明の目的は、更に、効率性と線形性と
が改善されたマイクロ波周波数増幅器を動作させる方法
であって、入力信号に結合された矩象作成手段からの第
1の出力信号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象
関係を提供するステップと、第1の出力信号を増幅する
ステップと、第1の出力信号と第1の出力信号増幅手段
との間に結合された第1の整合手段を用いて第1の出力
信号増幅手段の入力でのインピーダンスを第1の出力信
号の出力インピーダンスに整合させるステップと、第2
の出力信号を増幅するステップと、第2の出力信号と第
2の出力信号増幅手段との間に結合された第2の整合手
段を用いて第2の出力信号増幅手段の入力でのインピー
ダンスを第2の出力信号の出力インピーダンスに整合さ
せるステップと、第1の整合手段に結合された手段を用
いて第1の出力信号増幅手段の制御入力をバイアスする
ステップと、第2の整合手段に結合された手段を用いて
第2の出力信号増幅手段の制御入力をバイアスするステ
ップと、第1の出力信号増幅手段の出力と第2の出力信
号増幅手段の出力との間に結合された分散ライン手段に
よって第1の出力信号増幅手段の出力の位相を第2の出
力信号増幅手段の出力に対して制御することによって第
1の出力信号増幅手段の出力と第2の出力信号増幅手段
の出力とが加法的な位相で組み合わされ更に分散ライン
手段が第1の出力信号増幅手段に提供された見かけの負
荷へのインピーダンス変換動作を第2の出力信号増幅手
段の導通程度の関数として提供するステップと、位相制
御手段と第2の出力信号増幅手段の出力とに結合された
手段によってマイクロ波周波数増幅器の所定の出力イン
ピーダンスを発生するステップと、を含む方法によって
達成される。該マイクロ波周波数増幅器は、1300M
Hzを含む複数のマイクロ波周波数に亘って動作する。
矩象関係を提供するステップは、矩象作成手段がマルチ
キャリア信号、振幅が変動する連続な単一キャリア、又
は、各キャリア信号の振幅が変動するマルチキャリア信
号を有する入力信号に結合されるステップを含む。第1
の出力信号を増幅するステップは、ガリウムヒ素半導体
デバイスを動作させるステップを含む。第2の出力信号
を増幅するステップは、ガリウムヒ素半導体デバイスを
動作させるステップを含む。
【0017】
【好適実施例の説明】図1には、フル・キャリア、ダブ
ル・サイドバンドの短波及び中波放送の従来技術におい
て知られ、2つの真空管を用いて構成され高い効率を達
成する真空管ドハティ型増幅器が示されている。1つの
真空管12が、キャリア・レベルで最高の効率近くで動
作し、負の変調ピーク上で下向きに変調される。第2の
真空管14は、正の変調ピーク上でだけ機能する。1/
4波長ネットワーク16、18は、キャリア真空管12
のグリッド22とプレート21とを、ピーク真空管14
のグリッド25とプレート21とに、それぞれ結合す
る。ピーク真空管14はバイアスされており、正の変調
ピーク上でだけ動作し、負のピーク上ではカットオフさ
れている。この1/4波長ネットワーク16、18によ
って、ほとんどのRF負荷は、変調サイクル上で一方の
真空管から他方の真空管に移転される。ドハティ型増幅
器は、1つのB級増幅器を出力が飽和し始め最高の線形
効率が得られる点で動作させることによって高い線形効
率を達成する。第2の増幅器は、全体的な線形性がこの
点を超えて駆動される際に維持されるように、第1の増
幅器に作用する。
【0018】図2には、2つの増幅器を有する一般のド
ハティ型増幅器28が示されており、この2つの増幅器
は、キャリア増幅器30とピーク増幅器32であり、共
に、最大の電力を最適な効率でRの負荷線抵抗まで運ぶ
ように設計されている。キャリア増幅器30は通常のB
級増幅器(すなわち、入力信号の周期的な正弦波的な変
動のほぼ180度上で動作する)であり、ピーク増幅器
32は、何らかの最小のスレショルドを超える信号を増
幅だけするように設計されている。これは、増幅器の能
動素子を更にB級にバイアスすることによって達成され
る。2つの増幅器の出力は、回路出力に添加されている
R/2の負荷に接続されている。増幅器への入力電力は
等しく分割され、負荷R/2における2つの増幅器の出
力電力が同相になることが保証される。ピーク増幅器3
2は、キャリア増幅器30に対して90度位相がずれる
ように駆動されることに注意されたい。
【0019】図2及び図3においては、動作の2つの極
端を考えることによりドハティ型増幅器の動作を理解す
るのが最も容易である。図3に示されている1つの動作
の極端は、入力電力がピーク増幅器32をオンさせるに
は十分ではなく、出力電力のすべてがキャリア増幅器3
0に供給される場合に生じる。ピーク増幅器32がオフ
の場合には、その出力インピーダンスは理想的には無限
大であり、キャリア増幅器30の出力電力はすべて負荷
R/2に与えられる。1/4波長ネットワーク34によ
ってキャリア増幅器30に実際に与えられる負荷は、2
Rである。この時点で、キャリア増幅器30におけるデ
バイス電流は、最大電力において運ばれる電流の1/2
である。B級増幅器の最適の負荷を2倍にすることによ
り、このデバイスは最大出力電力の半分を運ぶことがで
きる。しかし、B級増幅器の直流電流は出力電流に比例
するので、最大効率は同じままである。よってこの場合
には、キャリア増幅器30の最大出力電力の半分が最大
線形効率をもって負荷に供給される。
【0020】図2に示されているもう1つの動作の極端
は、ピーク増幅器32を飽和させるのに十分な入力電力
が提供される場合に生じる。この場合には、2つの並列
の増幅器が、それぞれの最大出力電力を、等しい負荷R
/2に与える。各増幅器がこの極端な場合に見る負荷
は、単にRである。1/4波長ネットワーク34の両端
においてキャリア増幅器30で与えられる負荷もまたR
である。各増幅器は、電流をその負荷Rまで運び、両負
荷が並列に接続されているので、有効負荷はR/2であ
る。
【0021】更に図2において、これらの2つの極端の
間にある動作点に対しては、ドハティ型増幅器は、次の
ように動作する。ピーク増幅器32は、キャリア増幅器
30がちょうど飽和し始める時点で動作を開始するよう
に設計されている。最大線形効率は、この時点で達成さ
れる。入力駆動レベルが更に増大すると、ピーク増幅器
32は重く動作(conduct heavily)し
始める。ピーク増幅器32は、更にアクティブになるに
つれてその出力電力を更に負荷に与えるが、他方で、そ
の出力電流はキャリア増幅器30から見た有効負荷イン
ピーダンスを徐々に減少させ、より多くの電力を供給で
きるようにする。これは、第2の極端に達するまで続
く。この時点で、キャリア増幅器30だけの出力電力の
4倍が負荷に与えられ、最大の効率が再び達成される。
動作の2つの極端な点の間の効率は、ピーク増幅器32
に対するデューティファクタが比較的低いので、最大値
から若干減少するだけである。ドハティ型増幅器28
は、通常のB級増幅器が飽和し始める時点を超えて6d
Bの線形電力増幅を可能にし、この6dBの拡張に対し
ては、増幅器の効率は最大の達成可能な線形効率の値に
近い値に維持される。
【0022】次に図4においては、マイクロ波ドハティ
型増幅器40の一般的なブロック図が示されており、入
力直角ハイブリッド・ネットワーク42と、キャリア増
幅器30と、ピーク増幅器32と、マイクロ波ドハティ
型ネットワーク64と、出力整合ネットワーク66とが
含まれている。キャリア増幅器30は、金属半導体電界
効果トランジスタ(MESFET)デバイス48に結合
された入力整合ネットワーク44を備えている。MES
FETデバイス48の出力は、無効負荷インピーダンス
・ネットワーク54と、第2次高調波同調ネットワーク
56と、1/4波長インピーダンス整合ネットワークと
も称されるマイクロ波ドハティ型ネットワーク64とに
接続されている。ピーク増幅器32は、MESFETデ
バイス50に結合された入力整合ネットワーク46を備
えている。MESFETデバイス50の出力は、無効負
荷インピーダンス・ネットワーク60と、第2次高調波
同調ネットワーク62と、マイクロ波ドハティ型ネット
ワーク64と、出力整合ネットワーク66とに接続され
ている。
【0023】入力直角ハイブリッド・ネットワーク42
の機能は、マイクロ波ドハティ型増幅器40に50Ωの
システム・インピーダンスで供給された入力電力を、シ
ステム・インピーダンスにおいて2つの等しい振幅ポー
トに、それらの間に1/4(90度)の位相差があるよ
うに、分割することである。この機能を実行する帯域制
限回路には、この技術分野でよく知られた例を挙げれ
ば、ブランチト・ライン・カプラ(branched−
line coupler)やラットレース・ハイブリ
ッド(rat−race hybrid)など多くの種
類がある。この特定の要求を達成する更に広い帯域素子
は、マイクロ波産業の多くの製造業者から入手可能であ
る。
【0024】同一の入力整合ネットワーク44、46
が、MESFET能動デバイス48、50の入力端子イ
ンピーダンスを50Ωに変換する役割を負っている。こ
れらの回路はマイクロ波ドハティ型増幅器の動作の所望
の高い線形効率を得るのには必須ではないが、その構成
によって、結果として、入力におけるはるかに少ない反
射電力でより多くの段ゲインが得られる。要求される変
換は、この技術分野の実務家には周知の標準的マイクロ
波設計技術を用いて実現される。特に、一体化された
(lumped)無効成分(reactive com
ponents)(インダクタ及びキャパシタ)と分散
素子(distributed elements)と
が用いられて、帯域通過インピーダンス整合フィルタが
作られる。このネットワークが果たすもう1つの機能
は、能動MESFETデバイス48、50の入力端子に
バイアス電圧を導くことである。この経路は、バイアス
電圧にほとんどゼロの抵抗値を与えると共に、RF信号
経路から孤立して所望の動作点が信号電流ピーク上で揺
らぐことを防止しなければならない。上述の帯域通過イ
ンピーダンス整合フィルタの設計は、これらの要求も満
たさなければならない。
【0025】能動MESFETデバイス48、50は、
増幅を達成するのに用いられる3つの端子デバイスを担
当する。関心対象であるマイクロ波周波数において十分
なゲインを有していれば、任意のタイプを使用してかま
わない。現在の技術水準においては、最も適切なタイプ
の能動素子は、ガリウムヒ素(GaAs)MOSFET
である。一般に、このデバイスは、出力端子において最
小(理想的にはゼロ)の内部整合をもたなければならな
いが、要求される全体の出力電力の半分を提供するのに
十分に大きくなければならない。デバイス選択に関する
更なる要件は、入力から出力端子への動作供給バイアス
電圧の2倍よりも大きい程度の比較的高い電圧を耐える
能力と、カットアウト領域から外へ及びカットアウト領
域の上にありながら便利なゲインを実現する能力とであ
る。
【0026】無効負荷インピーダンス・ネットワーク5
4、60は、能動デバイス48、50の出力端子に存在
するキャパシタンスを解消する役割を果たす。このネッ
トワーク54、60は、デバイス48、50からのすべ
ての分散インダクタンスを最小化しなければならず、他
方で、これを用いて能動デバイス48、50の出力端子
に印加される直流バイアス電圧に対してRF孤立経路を
与える。これは、RF経路における最小のフィルタリン
グをもって達成されなければならず、さもなければ、マ
イクロ波ドハティ型増幅器の動作に必須である負荷イン
ピーダンス変換が損なわれる。これを達成する単純な方
法は、それぞれの能動デバイス48、50の出力端子に
おいてシャント・インダクタ又は1/4波長ラインを用
いることである。両方のネットワークは、それぞれの端
子において同一のインピーダンスを与えるように設計さ
れている。マイクロ波ドハティ型増幅器40のマルチ・
トーン動作にほとんど特有の更なる要件は、情報帯域幅
内外のすべてのベースバンド周波数に対してゼロ・イン
ピーダンスが維持されるように、付属のネットワークを
通過する直流バイアス電圧が与えられなければならな
い。これは、ゼロ・インピーダンスで信号経路の外側の
すべてのRF周波数を終端させることに関するこの技術
分野で周知の標準的な実務を超えて相互変調ひずみを最
小にするために要求される。
【0027】第2次高調波整合ネットワーク56、62
は、(理想的には)ゼロのインピーダンスを、能動デバ
イス48、50の出力端子において、設計周波数の第2
次高調波に提供する。これらはマイクロ波ドハティ型増
幅器40の動作には必須ではないが、電流の第2次高調
波成分を、周知のB級理論に従って能動デバイス48、
50内に反射させることによって、全体的な効率を向上
させるために用いられる。
【0028】マイクロ波ドハティ型ネットワーク64
が、マイクロ波ドハティ型増幅器40の中で最も重要な
機能を実行する。このネットワーク64は、B級動作を
している場合に能動デバイス48、50の最適負荷イン
ピーダンスに等しい特性インピーダンスを有する相互分
散ネットワークである。R/2とRとの間から2RとR
との間までのすべてのインピーダンスに対するスムーズ
なインピーダンス変換を確実にするために、低い損失が
維持されなければならない。ただし、ここでRは能動デ
バイス48、50の負荷線インピーダンスである。Rの
実部及び(もしあれば)無効部分の両方が、ネットワー
ク64によって変換される。しかし、分散ネットワーク
が用いられれば無効部分も同様に変換するので、ここで
はRの実部(R)だけを考察する。
【0029】出力整合ネットワーク66は、マイクロ波
ドハティ型ネットワーク64の負荷端部でのインピーダ
ンスを、マイクロ波ドハティ型増幅器40の出力端子で
のシステム・インターフェースによって要求されるノミ
ナルでの50Ωに変換する。入力整合ネットワーク4
4、46のように、出力整合ネットワークは、マイクロ
波技術のどの実務家にも周知の技術を用いて設計され、
実現される。このネットワークの合成においては低い損
失が望まれ、回路の残り部分から得られる効率と電力出
力とが維持される。
【0030】更に図4において、マイクロ波ドハティ型
増幅器40回路への入力電力は、入力直角ハイブリッド
・ネットワーク42の入力端子に与えられる。そこか
ら、入力信号は、入力直角ハイブリッド・ネットワーク
42の2つの出力ポート43、45に存在する2つの信
号に分割され、これらの信号は90度の位相差を有し、
入力整合ネットワーク44、46それぞれの入力端子に
接続される。入力直角ハイブリッド・ネットワーク42
の残りの出力ポート41は、ポート43、45からの反
射信号を散逸させる50Ωの抵抗によって内部的又は外
部的に終端されたものと仮定される。入力整合ネットワ
ーク44の出力において位相が進んでいるポート43
は、キャリア増幅器能動デバイス48の入力に接続され
る。−VGC及び−VGPのバイアス電圧結合変圧器5
3、47は、減結合キャパシタ49、51それぞれによ
ってシャントされ、そのバイアス電圧は、入力インピー
ダンス整合ネットワーク44、46を介して、能動デバ
イス48、50それぞれの入力端子に印加される。同様
に、入力整合ネットワーク46の出力は、ピーク増幅器
32能動デバイス50の入力に接続される。両方の能動
デバイス48、50の共通端子はシャーシに接地される
が、これは、この技術において周知の標準的な通常の構
成である(カソード、エミッタ、又はソース)。
【0031】MESFET能動デバイス48、50の出
力端子は、無効負荷(reactive load)イ
ンピーダンス・ネットワーク54、60それぞれの入力
端子及び第2次高調波同調ネットワーク56、62それ
ぞれの入力端子に接続される。第2次高調波同調ネット
ワーク56、62は、端子の第2の組がないので、接地
への1ポート回路を表す。同様に、無効負荷インピーダ
ンス・ネットワーク54、60は、バイパス・キャパシ
タ52、58を介してRF接地に結合された端部を有し
ているが、また、設計周波数における有効な1ポート・
ネットワークである。動作+VDDバイアス電圧68が、
上述の無効負荷インピーダンス・ネットワーク54、6
0を介して供給される。キャリア増幅器能動デバイス4
8の出力は、マイクロ波ドハティ型ネットワーク64の
入力端子63に接続され、他方で、ピーク増幅器能動デ
バイス50の出力は、マイクロ波ドハティ型ネットワー
ク64の他方の端子65と出力整合ネットワーク66の
入力とに同時に接続される。マイクロ波ドハティ型増幅
器40の出力電力は、出力整合ネットワーク66の出力
端子から取られる。
【0032】マイクロ波ドハティ型ネットワーク64に
よって与えられるキャリア増幅器30からの信号に対す
る更なる90度の遅延によって、既に90度遅延したピ
ーク増幅器32からの信号が出力整合ネットワーク66
の入力において可法的位相で再結合する。これは、(上
述したように)全体のマイクロ波ドハティ型増幅器40
に対する最大線形出力電力の条件でキャリア増幅器30
とピーク増幅器32との両方によって有効R/2負荷が
見られる点である。ピーク増幅器32の導通程度の関数
としてのマイクロ波ドハティ型ネットワーク64によっ
て提供されるキャリア増幅器30への変換作用は、1/
4波長ラインの内在的な性質として当業者には知られて
いる。
【0033】キャリア増幅器30とピーク増幅器32と
は、それぞれの入力端子においてバイアスされ、キャリ
ア能動デバイス48はB級で又は若干AB級(この場合
は、AB級増幅器が入力信号の周期的な正弦的変動の1
80度よりも大きく360度より小さく動作する)で動
作し、他方で、ピーク能動デバイス50は、更にB級増
幅器で動作する。そのような動作に対する適切な−VG
Cバイアス及び−VGPバイアス45、47が、能動デ
バイス48、50のI−V特性から決定される。仮像高
電子移動性トランジスタ(pseudo−morphi
c highelectron mobility t
ransistor=PHEMT)の場合には、増幅器
が動作するのに十分なゲインを得るためにデバイスをA
B領域にバイアスする必要はなく、その結果として、そ
うでなければ動作効率を減少させながら散逸する直流電
力を著しく節約する。
【0034】次に、図5においては、マイクロ波ドハテ
ィ型増幅器70の好適実施例が示されている。マイクロ
波ドハティ型増幅器70の実施例は、帯域を制限された
設計で、結果として1300MHzにおいて最適な動作
をする。入力直角ハイブリッド・ネットワーク42は、
標準的な−3dBの広帯域ストリップライン・カプラを
備えている。これは、米国ニューヨーク州ロングアイラ
ンドのプレーンビューのNarda Microwav
e社製造のモデル番号3032によって具体化される。
カプラ42の4つのポートの1つは、外部の50Ωの抵
抗によって終端され、直角ハイブリッド・ネットワーク
42の出力ポートにおける不整合によって生じる反射電
力を散逸させる。
【0035】図4の入力整合回路44、46は、図5の
場合には省略されている。その代わりに、入力直角ハイ
ブリッド・ネットワーク42からの0度及びー90度の
出力が、バイアス・ティー(bias tee)76、
78それぞれに結合され、これらは、−VGC及び−V
GPバイアス電圧45、47を信号ライン上にのせるよ
うに機能する。用いられる結合メカニズムは、2つのセ
ミリジッド0.141インチの直径の同軸送信ライン7
2、74であり、これらの長さは等しい。
【0036】バイアス・ティー76、78からの出力
は、次に、更に0.141インチの直径のセミリジッド
同軸送信ライン80、82を用いて、能動デバイス4
8、50が取り付けられているRFテスト・フィクスチ
ャ84に結合される。これらの送信ラインも等しい長さ
を有している。バイアス・ティー76、78は、カリフ
ォルニア州パロアルトのヒューレットパカード社製造の
モデル番号11612によって実現される。テスト・フ
ィクスチャ84は、幅が24ミルの薄膜のTa/Ni/
W/Au導電性マイクロストリップ・ラインが上にプリ
ントされている25ミル厚の99.6%の純度のアルミ
ナ(Al23)の基板上で終端されるマイクロ波同軸コ
ネクタを備えている。これらのラインは、マイクロ波同
軸コネクタからのマイクロ波信号を、能動デバイス4
8、50が設けられているセンターバーまで移動させる
機能を有する。能動デバイス48、50への、また能動
デバイス48、50からの接続は、マイクロ波集積回路
技術では通常の実務である1ミルの直径のAuワイアに
よるサーモソニック・ボンディングによってなされる。
【0037】能動デバイス48、50には、マサチュー
セッツ州アンドーバーのレイセオン社製造のMESFE
Tを使用する。導電性エポキシを用いてRFフィクスチ
ャ84内の除去可能なセンターバー上に設けられるこれ
らの離散デバイスは、0.5μmのゲート長をもつ6つ
の100μm幅のゲート・フィンガを有している。これ
らのデバイスを製造するのには空間をブリッジするソー
スからゲートへの配置が用いられる。それぞれの100
μmセルは、5μmのソース・ドレイン幅で50μmの
チャネル間の離間を有する。5×1017原子/cm
ドーピングされたメサを有するオフセット・ダブル・リ
セス・ゲートがこのプロセスでは標準的であり、ソース
及びドレイン・バーは、それぞれ幅が20μmと30μ
mとである。
【0038】単純化のために、図4で示した無効負荷イ
ンピーダンス・ネットワーク54、60と第2次高調波
同調ネットワーク56、62とはこの好適実施例では省
略されている。各MESFET能動デバイス48、50
の出力端子への+VDDバイアスは、カリフォルニア州
パロアルトのヒューレットパカード社製造のモデル番号
11612の別のバイアス・ティー86によって与えら
れ、このバイアス・ティー86は、マイクロ波ドハティ
型増幅器70の出力を提供する。
【0039】次に図5及び図6を参照すると、図6に
は、25ミル厚の99.6%の純度の1ピースのアルミ
ナ上に実現されているマイクロ波ドハティ型ネットワー
ク64と出力整合ネットワーク66とが示されている。
更なる長さを有する50Ωのラインが基板上にプリント
されていることによって、接続がRFフィクスチャ84
上に正しく配列される。マイクロ波ドハティ型ネットワ
ーク64は、24ミル幅で706ミルの長さの単一50
Ωマイクロストリップ送信ラインを備えている。任意の
長さの25Ωマイクロストリップ送信ライン65が、次
に、35Ω出力整合ネットワーク66の中に結合され、
このネットワークは、50Ωのシステム・インピーダン
スへの必要なインピーダンス変換を提供する。出力整合
ネットワーク66は、45ミル幅で686ミルの長さの
単一35Ωマイクロストリップ送信ラインを備えた1/
4波長変圧器として実現されている。25Ωのラインを
除いては、これらの長さはすべてこの技術分野における
標準的な実務に従って計算されおり、ほぼ1300MH
zの設計周波数での1/4波長を表す。図6は、アルミ
ナ基板材料67を製造する歳に用いられる作業のコンピ
ュータによるプロットを表す。
【0040】50Ωのインピーダンス・ラインがこの好
適実施例の製作には用いられるが、これは、用いられる
600μmのMESFETのB級負荷ラインがこの点で
最適化されるからである。デバイスの正規化された負荷
ラインのインピーダンス(単位面積当たりR)に対して
は、デバイスに与えられる要求される負荷ラインのイン
ピーダンスは要求される出力電力に比例して減少する。
負荷ラインのインピーダンス(R)は、ここでは、能動
デバイスに与えられた際にそのデバイスに対する最大の
電力出力効率を結果的に生じるインピーダンスとして定
義される。一般に、マイクロ波ドハティ型ネットワーク
64の設計は概算される必要があるが、これは、内在的
に相互作用を行う寄生成分である3ポート・ネットワー
クを表すからであり、それぞれの負荷がうまく定義でき
ない(not well−defined)からであ
る。この技術分野の当業者に知られているマイクロ波設
計技術が、ネットワークがピーク増幅器デバイス50の
出力において相互に接続される場所で遭遇する相互作用
を保証するのに用いられる。
【0041】次に図7及び図8を参照すると、マイクロ
波ドハティ型増幅器70の実施例(図7)の1300M
Hzの連続波(CW)の駆動の下での線形動作が、入力
電力(dBm)を横軸に出力電力(dBm)を縦軸にし
て図7に示され、入力電力(dBm)を横軸に効率
(%)を縦軸にして図8に示されている。4dBの比較
的一定の効率の領域が図8の23dBmから19dBm
の入力電力において見られる。1dbの圧縮点での電力
入力は、効率が58%で23dBm(あるいは200m
W)である。44%よりも上の効率が、23dBm出力
電力での1dbの圧縮点から測定したほぼ8dBの範囲
において維持される。従来型のB級動作する増幅器は、
マイクロ波ドハティ型増幅器70ほどよくは、その効率
を出力電力の関数として維持しない。B級増幅器におい
て出力電力が減少する際には、効率もまた、2の平方根
分の1の関係で減少する。大量のT/Rモジュール素子
を有するテーパ状の整相列アンテナの場合のように増幅
されるべき信号の入力電力レベルが変動し得る場合に
は、マイクロ波ドハティ型増幅器は、従来のB級増幅器
に比べて著しい利点を有する。
【0042】次に図9及び図10を参照すると、2トー
ン動作に対するマイクロ波ドハティ型増幅器70の性能
は更に著しいが、これは、能動デバイス48、50で等
しいストレス・レベルを維持するためには、トーン当た
りの平均入力駆動電力を減少しなければならないからで
ある。B級増幅器は、完全な線形出力を与える場合でも
効率は減少して動作する。合理的な線形性を達成するに
は、B級増幅器を効率が最大になる1dBのCW圧縮レ
ベルの3dB〜7dB下で動作させることが必要にな
る。しかし、マイクロ波ドハティ型増幅器70は、キャ
リア増幅器の能動デバイス48が飽和し始める地点を超
えた4dBの延長のために、それほどには急速に効率を
失わない。能動デバイス48のこの飽和は、マイクロ波
ドハティ型ネットワーク64とピーク増幅器の能動デバ
イス50との組合わされた作用と、B級増幅器(図示せ
ず)に関して図8に示した効率対入力電力の2の平方根
分の1の割合での減少勾配とによるものである。図9
は、相互変調ひずみ(dBc)レベル対入力電力(dB
c)のグラフを示している。2トーン条件下での効率
(%)対相互変調ひずみ(dBc)のグラフは図10に
示してある。マルチトーンの入力駆動条件下では、マイ
クロ波ドハティ型増幅器70は、10dB程度だけ完全
な出力からバックオフされた場合でもB級増幅器と比べ
て優れた効率特性を示す。現代のデジタル変調技術で
は、マイクロ波ドハティ型増幅器40、70による取り
扱いに適した極端に複雑なマルチトーンの信号を生じる
ことがしばしばある。
【0043】本発明の発明思想から離れることなく、多
くの修正及び改変が可能であることは当業者には明らか
であろう。たとえば、増幅器回路での所望の点において
位相が組合わされた信号を作り出す複数位相の構成に関
して複数の組み替えが可能であろう。上述した位相関係
の任意のものをピーク側又はキャリア側のいずれに関し
て90度の任意の奇数倍が許容されることが明らかであ
る。また、入力整合ネットワーク44、46等の上述の
任意のネットワークは、当業者が容易に知り得る手段に
よって実現し得ることは明らかである。また、図4に示
した素子のすべてがこの発明思想を実現するのに必須で
あるわけではないことは特に述べた。しかし、ある種の
応用例では、様々な素子によって、マイクロ波ドハティ
型増幅器の基本的な動作が強化され得る。
【図面の簡単な説明】
発明の概要の項で述べた以外の本発明の特徴及び利点は
図面を参照することによって明らかになる。
【図1】従来技術による真空管ドハティ型増幅器の回路
を示す。
【図2】ピーク出力電力における動作を図解するのに用
いられるドハティ型増幅器の単純化したブロック図であ
る。
【図3】低い入力信号レベルにおける動作を図解するの
に用いられるドハティ型増幅器の単純化したブロック図
である。
【図4】マイクロ波ドハティ型増幅器の一般的なブロッ
ク図である。
【図5】本発明のマイクロ波ドハティ型増幅器の好適実
施例である。
【図6】25ミルのアルミナ基板上に作成されたマイク
ロ波ドハティ型ネットワークと出力整合ネットワークと
の上からの図である。
【図7】マイクロ波ドハティ型増幅器の線形性を示す、
出力電力(dBm)対入力電力(dBm)のグラフであ
る。
【図8】19dBm〜23dBmの範囲の入力電力の関
数として効率の相対インピーダンスを示す、マイクロ波
ドハティ型増幅器に対する効率(%)対入力電力(dB
m)のグラフである。
【図9】マイクロ波ドハティ型増幅器に対する線形動作
領域を示す、2つの等しい振幅入力駆動信号に対する相
互変調ひずみ(dBc)対入力電力(dBm)のグラフ
である。
【図10】与えられた相互変調ひずみの割合において、
B級増幅器と比較した場合のマイクロ波ドハティ型増幅
器を用いて得られる改善された効率を示す、マイクロ波
ドハティ型増幅器及び典型的なB級増幅器(マイクロ波
ドハティ型増幅器と等しいサイズのMESFETを用い
る)に対する、効率(%)対相互変調ひずみのグラフで
ある。

Claims (69)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波周波数増幅器であって、 入力信号に結合され、この矩象作成手段からの第1の出
    力信号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を
    作成する手段と、 前記矩象作成手段からの前記第1の出力信号を増幅する
    キャリア増幅器手段と、 前記矩象作成手段からの前記第2の出力信号を増幅する
    ピーク増幅器手段と、 前記キャリア増幅器手段の出力と前記ピーク増幅器手段
    の出力との間に結合されており、前記キャリア増幅器手
    段の前記出力の位相を前記ピーク増幅器手段の前記出力
    に対して制御することによって、前記キャリア増幅器手
    段の出力と前記ピーク増幅器手段の出力とが加法的な位
    相で組み合わされ、更に、前記キャリア増幅器手段に提
    供された見かけの負荷へのインピーダンス変換動作を、
    前記ピーク増幅器手段の導通程度の関数として提供する
    分散ライン手段と、 前記位相制御手段と前記ピーク増幅器手段の前記出力と
    に結合され、当該マイクロ波周波数増幅器の所定の出力
    インピーダンスを発生する手段と、 を含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 該マイクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複
    数のマイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とす
    るマイクロ波周波数増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記入力信号が、マルチキャリア信号を含むことを特徴
    とするマイクロ波周波数増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記入力信号が、振幅が変動する連続な単一キャリアを
    含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記入力信号が、各キャリア信号の振幅が変動するマル
    チキャリア信号を含むことを特徴とするマイクロ波周波
    数増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記キャリア増幅器手段が、ガリウムヒ素半導体デバイ
    スを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記ピーク増幅器手段が、ガリウムヒ素半導体デバイス
    を含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記分散ライン手段が、1/4波変圧器を含むことを特
    徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のマイクロ波周波数増幅器
    において、 前記ピーク増幅器手段の前記導通程度は、前記ピーク増
    幅器手段に印加された所定の制御入力に対する、前記矩
    象作成手段からの前記第2の出力信号の入力駆動レベル
    によって決定されることを特徴とするマイクロ波周波数
    増幅器。
  10. 【請求項10】 マイクロ波周波数増幅器であって、 入力信号に結合され、この矩象作成手段からの第1の出
    力信号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を
    作成する手段と、 前記第1の出力信号を増幅する手段と、 前記第1の出力信号と前記第1の出力信号増幅手段との
    間に結合され、前記第1の出力信号増幅手段の入力での
    インピーダンスを前記第1の出力信号の出力インピーダ
    ンスに整合させる第1の手段と、 前記第2の出力信号を増幅する手段と、 前記第2の出力信号と前記第2の出力信号増幅手段との
    間に結合され、前記第2の出力信号増幅手段の入力での
    インピーダンスを前記第2の出力信号の出力インピーダ
    ンスに整合させる第2の手段と、 前記第1の整合手段に結合され、前記第1の出力信号増
    幅手段の制御入力をバイアスする手段と、 前記第2の整合手段に結合され、前記第2の出力信号増
    幅手段の制御入力をバイアスする手段と、 前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力との間に結合されており、前記第1の
    出力信号増幅手段の前記出力の位相を前記第2の出力信
    号増幅手段の前記出力に対して制御することによって、
    前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力とが加法的な位相で組み合わされ、更
    に、前記第1の出力信号増幅手段に提供された見かけの
    負荷へのインピーダンス変換動作を、前記第2の出力信
    号増幅手段の導通程度の関数として提供する分散ライン
    手段と、 前記位相制御手段と前記第2の出力信号増幅手段の前記
    出力とに結合され、当該マイクロ波周波数増幅器の所定
    の出力インピーダンスを発生する手段と、 を含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 該マイクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複
    数のマイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とす
    るマイクロ波周波数増幅器。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、マルチキャリア信号を含むことを特徴
    とするマイクロ波周波数増幅器。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、振幅が変動する連続な単一キャリアを
    含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  14. 【請求項14】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、各キャリア信号の振幅が変動するマル
    チキャリア信号を含むことを特徴とするマイクロ波周波
    数増幅器。
  15. 【請求項15】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の出力信号増幅手段が、ガリウムヒ素半導体デ
    バイスを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  16. 【請求項16】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段が、ガリウムヒ素半導体デ
    バイスを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  17. 【請求項17】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記分散ライン手段が、1/4波変圧器を含むことを特
    徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  18. 【請求項18】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記所定の出力インピーダンス発生手段が、1/4波変
    圧器に接続された伝送ラインを含むことを特徴とするマ
    イクロ波周波数増幅器。
  19. 【請求項19】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段の前記導通程度は、前記第
    2の出力信号増幅手段に印加された前記制御入力に対す
    る入力駆動レベルによって決定されることを特徴とする
    マイクロ波周波数増幅器。
  20. 【請求項20】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、前記第1の整合手段と前記第2の整合手
    段とが、それぞれ、伝送ラインを含む ことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  21. 【請求項21】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記バイアス手段が、バイアス・ティーを含むことを特
    徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  22. 【請求項22】 請求項10記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記所定の出力インピーダンス発生手段が、前記第1の
    出力信号増幅手段と前記第2の出力信号増幅手段とに対
    して動作電圧源を提供することを特徴とするマイクロ波
    周波数増幅器。
  23. 【請求項23】 マイクロ波周波数増幅器であって、 入力信号に結合され、この矩象作成手段からの第1の出
    力信号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を
    作成する手段と、 前記第1の出力信号を増幅する手段と、 前記第1の出力信号と前記第1の出力信号増幅手段との
    間に結合され、前記第1の出力信号増幅手段の入力での
    インピーダンスを前記第1の出力信号の出力インピーダ
    ンスに整合させる第1の手段と、 前記第2の出力信号を増幅する手段と、 前記第2の出力信号と前記第2の出力信号増幅手段との
    間に結合され、前記第2の出力信号増幅手段の入力での
    インピーダンスを前記第2の出力信号の出力インピーダ
    ンスに整合させる第2の手段と、 前記第1の整合手段に結合され、前記第1の出力信号増
    幅手段の制御入力をバイアスする手段と、 前記第2の整合手段に結合され、前記第2の出力信号増
    幅手段の制御入力をバイアスする手段と、 前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力との間に結合されており、前記第1の
    出力信号増幅手段の前記出力の位相を前記第2の出力信
    号増幅手段の前記出力に対して制御することによって、
    前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力とが加法的な位相で組み合わされ、更
    に、前記第1の出力信号増幅手段に提供された見かけの
    負荷へのインピーダンス変換動作を、前記第2の出力信
    号増幅手段の導通程度の関数として提供する分散ライン
    手段と、 前記位相制御手段と前記第2の出力信号増幅手段の前記
    出力とに結合され、出力整合ネットワークを提供する手
    段と、 前記第1の出力信号増幅手段の出力に結合され、該第1
    の出力信号増幅手段の出力に存在するキャパシタンスを
    解消する第1の無効ネットワーク手段と、 前記第2の出力信号増幅手段の出力に結合され、該第2
    の出力信号増幅手段の出力に存在するキャパシタンスを
    解消する第2の無効ネットワーク手段と、 を含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 該マイクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複
    数のマイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とす
    るマイクロ波周波数増幅器。
  25. 【請求項25】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、マルチキャリア信号を含むことを特徴
    とするマイクロ波周波数増幅器。
  26. 【請求項26】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、振幅が変動する連続な単一キャリアを
    含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  27. 【請求項27】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、各キャリア信号の振幅が変動するマル
    チキャリア信号を含むことを特徴とするマイクロ波周波
    数増幅器。
  28. 【請求項28】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の出力信号増幅手段が、ガリウムヒ素半導体デ
    バイスを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  29. 【請求項29】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段が、ガリウムヒ素半導体デ
    バイスを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  30. 【請求項30】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記出力整合ネットワークが、所定の出力インピーダン
    スを提供することを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  31. 【請求項31】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段の前記導通程度は、前記第
    2の出力信号増幅手段に印加された前記所定の制御入力
    に対する入力駆動レベルによって決定されることを特徴
    とするマイクロ波周波数増幅器。
  32. 【請求項32】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の整合手段と前記第2の整合手段とが、それぞ
    れ、帯域通過ネットワークを含むことを特徴とするマイ
    クロ波周波数増幅器。
  33. 【請求項33】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記バイアス手段が、バイアス電圧を含むことを特徴と
    するマイクロ波周波数増幅器。
  34. 【請求項34】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の出力信号増幅手段に対する電圧源が、前記第
    1の無効ネットワーク手段に結合していることを特徴と
    するマイクロ波周波数増幅器。
  35. 【請求項35】 請求項23記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段に対する電圧源が、前記第
    2の無効ネットワーク手段に結合していることを特徴と
    するマイクロ波周波数増幅器。
  36. 【請求項36】 マイクロ波周波数増幅器であって、 入力信号に結合され、この矩象作成手段からの第1の出
    力信号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を
    作成する手段と、 前記第1の出力信号を増幅する手段と、 前記第1の出力信号と前記第1の出力信号増幅手段との
    間に結合され、前記第1の出力信号増幅手段の入力での
    インピーダンスを前記第1の出力信号の出力インピーダ
    ンスに整合させる第1の手段と、 前記第2の出力信号を増幅する手段と、 前記第2の出力信号と前記第2の出力信号増幅手段との
    間に結合され、前記第2の出力信号増幅手段の入力での
    インピーダンスを前記第2の出力信号の出力インピーダ
    ンスに整合させる第2の手段と、 前記第1の整合手段に結合され、前記第1の出力信号増
    幅手段の制御入力をバイアスする手段と、 前記第2の整合手段に結合され、前記第2の出力信号増
    幅手段の制御入力をバイアスする手段と、 前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力との間に結合されており、前記第1の
    出力信号増幅手段の前記出力の位相を前記第2の出力信
    号増幅手段の前記出力に対して制御することによって、
    前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力とが加法的な位相で組み合わされ、更
    に、前記第1の出力信号増幅手段に提供された見かけの
    負荷へのインピーダンス変換動作を、前記第2の出力信
    号増幅手段の導通程度の関数として提供する分散ライン
    手段と、 前記位相制御手段と前記第2の出力信号増幅手段の前記
    出力とに結合され、出力整合ネットワークを提供する手
    段と、 前記第1の出力信号増幅手段の出力に結合され、該第1
    の出力信号増幅手段の出力に存在するキャパシタンスを
    解消する第1の無効ネットワーク手段と、 前記第2の出力信号増幅手段の出力に結合され、該第2
    の出力信号増幅手段の出力に存在するキャパシタンスを
    解消する第2の無効ネットワーク手段と、 前記第1の出力信号増幅手段の出力に結合され、該第1
    の出力信号増幅手段の出力における設計周波数の第2次
    高調波にゼロのインピーダンスを提供する手段と、 前記第2の出力信号増幅手段の出力に結合され、該第2
    の出力信号増幅手段の出力における設計周波数の第2次
    高調波にゼロのインピーダンスを提供する手段と、 を含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  37. 【請求項37】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 該マイクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複
    数のマイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とす
    るマイクロ波周波数増幅器。
  38. 【請求項38】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、マルチキャリア信号を含むことを特徴
    とするマイクロ波周波数増幅器。
  39. 【請求項39】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、振幅が変動する連続な単一キャリアを
    含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅器。
  40. 【請求項40】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記入力信号が、各キャリア信号の振幅が変動するマル
    チキャリア信号を含むことを特徴とするマイクロ波周波
    数増幅器。
  41. 【請求項41】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の出力信号増幅手段が、ガリウムヒ素半導体デ
    バイスを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  42. 【請求項42】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段が、ガリウムヒ素半導体デ
    バイスを含むことを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  43. 【請求項43】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記出力整合ネットワークが、所定の出力インピーダン
    スを提供することを特徴とするマイクロ波周波数増幅
    器。
  44. 【請求項44】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段の前記導通程度は、前記第
    2の出力信号増幅手段に印加された前記制御入力に対す
    る入力駆動レベルによって決定されることを特徴とする
    マイクロ波周波数増幅器。
  45. 【請求項45】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の整合手段と前記第2の整合手段とが、それぞ
    れ、帯域通過ネットワークを含むことを特徴とするマイ
    クロ波周波数増幅器。
  46. 【請求項46】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記バイアス手段が、バイアス電圧を含むことを特徴と
    するマイクロ波周波数増幅器。
  47. 【請求項47】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第1の出力信号増幅手段に対する電圧源が、前記第
    1の無効ネットワーク手段に結合していることを特徴と
    するマイクロ波周波数増幅器。
  48. 【請求項48】 請求項36記載のマイクロ波周波数増
    幅器において、 前記第2の出力信号増幅手段に対する電圧源が、前記第
    2の無効ネットワーク手段に結合していることを特徴と
    するマイクロ波周波数増幅器。
  49. 【請求項49】 効率の高いマイクロ波周波数増幅器を
    動作させる方法であって、 入力信号に結合された矩象作成手段からの第1の出力信
    号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を提供
    するステップと、 前記矩象作成手段からの前記第1の出力信号をキャリア
    増幅器手段を用いて増幅するステップと、 前記矩象作成手段からの前記第2の出力信号をピーク増
    幅器手段を用いて増幅するステップと、 前記キャリア増幅器手段の出力と前記ピーク増幅器手段
    の出力との間に結合された分散ライン手段によって、前
    記キャリア増幅器手段の前記出力の位相を前記ピーク増
    幅器手段の前記出力に対して制御することによって、前
    記キャリア増幅器手段の出力と前記ピーク増幅器手段の
    出力とが加法的な位相で組み合わされ、更に、前記分散
    ライン手段が、前記キャリア増幅器手段に提供された見
    かけの負荷へのインピーダンス変換動作を、前記ピーク
    増幅器手段の導通程度の関数として提供するステップ
    と、 前記位相制御手段と前記ピーク増幅器手段の前記出力と
    に結合された手段によって、前記マイクロ波周波数増幅
    器の所定の出力インピーダンスを発生するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  50. 【請求項50】 請求項49記載の方法において、該マ
    イクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複数の
    マイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とする方
    法。
  51. 【請求項51】 請求項49記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段がマ
    ルチキャリア信号を有する入力信号に結合されるステッ
    プを含むことを特徴とする方法。
  52. 【請求項52】 請求項49記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段が振
    幅が変動する連続な単一キャリアを有する入力信号に結
    合されるステップを含むことを特徴とする方法。
  53. 【請求項53】 請求項49記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段が各
    キャリア信号の振幅が変動するマルチキャリア信号を含
    む入力信号に結合されるステップを含むことを特徴とす
    る方法。
  54. 【請求項54】 請求項49記載の方法において、前記
    第1の出力信号を増幅する前記ステップが、ガリウムヒ
    素半導体デバイスを動作させるステップを含むことを特
    徴とする方法。
  55. 【請求項55】 請求項49記載の方法において、前記
    第2の出力信号を増幅する前記ステップが、ガリウムヒ
    素半導体デバイスを動作させるステップを含むことを特
    徴とする方法。
  56. 【請求項56】 効率性と線形性とが改善されたマイク
    ロ波周波数増幅器を動作させる方法であって、 入力信号に結合された矩象作成手段からの第1の出力信
    号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を提供
    するステップと、 前記第1の出力信号を増幅するステップと、 前記第1の出力信号と前記第1の出力信号増幅手段との
    間に結合された第1の整合手段を用いて、前記第1の出
    力信号増幅手段の入力でのインピーダンスを前記第1の
    出力信号の出力インピーダンスに整合させるステップ
    と、 前記第2の出力信号を増幅するステップと、 前記第2の出力信号と前記第2の出力信号増幅手段との
    間に結合された第2の整合手段を用いて、前記第2の出
    力信号増幅手段の入力でのインピーダンスを前記第2の
    出力信号の出力インピーダンスに整合させるステップ
    と、 前記第1の整合手段に結合された手段を用いて、前記第
    1の出力信号増幅手段の制御入力をバイアスするステッ
    プと、 前記第2の整合手段に結合された手段を用いて、前記第
    2の出力信号増幅手段の制御入力をバイアスするステッ
    プと、 前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力との間に結合された分散ライン手段に
    よって、前記第1の出力信号増幅手段の前記出力の位相
    を前記第2の出力信号増幅手段の前記出力に対して制御
    することによって、前記第1の出力信号増幅手段の出力
    と前記第2の出力信号増幅手段の出力とが加法的な位相
    で組み合わされ、更に、前記分散ライン手段が、前記第
    1の出力信号増幅手段に提供された見かけの負荷へのイ
    ンピーダンス変換動作を、前記第2の出力信号増幅手段
    の導通程度の関数として提供するステップと、 前記位相制御手段と前記第2の出力信号増幅手段の前記
    出力とに結合された手段によって、前記マイクロ波周波
    数増幅器の所定の出力インピーダンスを発生するステッ
    プと、 を含むことを特徴とする方法。
  57. 【請求項57】 請求項56記載の方法において、該マ
    イクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複数の
    マイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とする方
    法。
  58. 【請求項58】 請求項56記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段がマ
    ルチキャリア信号を有する入力信号に結合されるステッ
    プを含むことを特徴とする方法。
  59. 【請求項59】 請求項56記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段が振
    幅が変動する連続な単一キャリアを有する入力信号に結
    合されるステップを含むことを特徴とする方法。
  60. 【請求項60】 請求項56記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段が各
    キャリア信号の振幅が変動するマルチキャリア信号を含
    む入力信号に結合されるステップを含むことを特徴とす
    る方法。
  61. 【請求項61】 請求項56記載の方法において、前記
    第1の出力信号を増幅する前記ステップが、ガリウムヒ
    素半導体デバイスを動作させるステップを含むことを特
    徴とする方法。
  62. 【請求項62】 請求項56記載の方法において、前記
    第2の出力信号を増幅する前記ステップが、ガリウムヒ
    素半導体デバイスを動作させるステップを含むことを特
    徴とする方法。
  63. 【請求項63】 効率性と線形性とが改善されたマイク
    ロ波周波数増幅器を動作させる方法であって、 入力信号に結合された矩象作成手段からの第1の出力信
    号と第2の出力信号との間に広帯域上で矩象関係を提供
    するステップと、 前記第1の出力信号を増幅するステップと、 前記第1の出力信号と前記第1の出力信号増幅手段との
    間に結合された第1の整合手段を用いて、前記第1の出
    力信号増幅手段の入力でのインピーダンスを前記第1の
    出力信号の出力インピーダンスに整合させるステップ
    と、 前記第2の出力信号を増幅するステップと、 前記第2の出力信号と前記第2の出力信号増幅手段との
    間に結合された第2の整合手段を用いて、前記第2の出
    力信号増幅手段の入力でのインピーダンスを前記第2の
    出力信号の出力インピーダンスに整合させるステップ
    と、 前記第1の整合手段に結合された手段を用いて、前記第
    1の出力信号増幅手段の制御入力をバイアスするステッ
    プと、 前記第2の整合手段に結合された手段を用いて、前記第
    2の出力信号増幅手段の制御入力をバイアスするステッ
    プと、 前記第1の出力信号増幅手段の出力と前記第2の出力信
    号増幅手段の出力との間に結合された分散ライン手段に
    よって、前記第1の出力信号増幅手段の前記出力の位相
    を前記第2の出力信号増幅手段の前記出力に対して制御
    することによって、前記第1の出力信号増幅手段の出力
    と前記第2の出力信号増幅手段の出力とが加法的な位相
    で組み合わされ、更に、前記分散ライン手段が、前記第
    1の出力信号増幅手段に提供された見かけの負荷へのイ
    ンピーダンス変換動作を、前記第2の出力信号増幅手段
    の導通程度の関数として提供するステップと、 前記位相制御手段と前記第2の出力信号増幅手段の前記
    出力とに結合された手段によって、前記マイクロ波周波
    数増幅器の所定の出力インピーダンスを発生するステッ
    プと、 前記第1の出力信号増幅手段の出力に結合された第1の
    無効ネットワーク手段によって、該第1の出力信号増幅
    手段の出力に存在するキャパシタンスを解消するステッ
    プと、 前記第2の出力信号増幅手段の出力に結合された第2の
    無効ネットワーク手段によって、該第2の出力信号増幅
    手段の出力に存在するキャパシタンスを解消するステッ
    プと、 前記第1の出力信号増幅手段の出力に結合された手段に
    よって、該第1の出力信号増幅手段の出力における設計
    周波数の第2次高調波にゼロのインピーダンスを提供す
    るステップと、 前記第2の出力信号増幅手段の出力に結合された手段に
    よって、該第2の出力信号増幅手段の出力における設計
    周波数の第2次高調波にゼロのインピーダンスを提供す
    るステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  64. 【請求項64】 請求項63記載の方法において、該マ
    イクロ波周波数増幅器が、1300MHzを含む複数の
    マイクロ波周波数に亘って動作することを特徴とする方
    法。
  65. 【請求項65】 請求項63記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段がマ
    ルチキャリア信号を有する入力信号に結合されるステッ
    プを含むことを特徴とする方法。
  66. 【請求項66】 請求項63記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段が振
    幅が変動する連続な単一キャリアを有する入力信号に結
    合されるステップを含むことを特徴とする方法。
  67. 【請求項67】 請求項63記載の方法において、矩象
    関係を提供する前記ステップが、前記矩象作成手段が各
    キャリア信号の振幅が変動するマルチキャリア信号を含
    む入力信号に結合されるステップを含むことを特徴とす
    る方法。
  68. 【請求項68】 請求項63記載の方法において、前記
    第1の出力信号を増幅する前記ステップが、ガリウムヒ
    素半導体デバイスを動作させるステップを含むことを特
    徴とする方法。
  69. 【請求項69】 請求項64記載の方法において、前記
    第2の出力信号を増幅する前記ステップが、ガリウムヒ
    素半導体デバイスを動作させるステップを含むことを特
    徴とする方法。
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