JPH07228439A - エレベータ乗り場出入口装置 - Google Patents
エレベータ乗り場出入口装置Info
- Publication number
- JPH07228439A JPH07228439A JP1742594A JP1742594A JPH07228439A JP H07228439 A JPH07228439 A JP H07228439A JP 1742594 A JP1742594 A JP 1742594A JP 1742594 A JP1742594 A JP 1742594A JP H07228439 A JPH07228439 A JP H07228439A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- floor display
- display devices
- building
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 階床表示装置類の現地取付けの際、建屋構造
に影響を受けず、かつ階床表示装置類の取付位置の調整
を可能とした。 【構成】 縦枠１ｂより三方枠１の外側の鉄骨４或いは
建屋壁２に固定される枠取付金具６に対しＬ字形に折曲
された金具８の一辺部を締結し、金具の他辺部が階床表
示装置類開口部１１の上下部より昇降路内部より乗り場
側に突出するように配置して階床表示装置類１０の上下
部で連結固定し、金具８に設けられた長円穴８ａ、８ｂ
で上下、前後方向に可調整式に取付可能としたエレベー
タ乗り場出入口装置。
に影響を受けず、かつ階床表示装置類の取付位置の調整
を可能とした。 【構成】 縦枠１ｂより三方枠１の外側の鉄骨４或いは
建屋壁２に固定される枠取付金具６に対しＬ字形に折曲
された金具８の一辺部を締結し、金具の他辺部が階床表
示装置類開口部１１の上下部より昇降路内部より乗り場
側に突出するように配置して階床表示装置類１０の上下
部で連結固定し、金具８に設けられた長円穴８ａ、８ｂ
で上下、前後方向に可調整式に取付可能としたエレベー
タ乗り場出入口装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ乗り場出入口
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベータ乗り場出入口装置の階
床表示装置或いは呼び釦等（以下階床表示装置類と呼
ぶ）の現地取付構造の一例としては、建屋壁に埋設され
た鉄筋をはつり出し、階床表示装置類と鉄筋間に丸鋼等
を現地溶接して連結し固定している。この構造による
と、建屋壁に対する階床表示装置類の位置決めが困難で
あり、かつ、溶接による固定手段を行なっているため仮
付け後の取付位置の微調整が不可能なものとなってい
る。このため、実開昭５６−３３２６８号記載のよう
に、三方枠の縦枠と階床表示装置類とを金具により可調
整式に連結固定する構造が論じられている。この従来の
改善案について、図５により説明する。
床表示装置或いは呼び釦等（以下階床表示装置類と呼
ぶ）の現地取付構造の一例としては、建屋壁に埋設され
た鉄筋をはつり出し、階床表示装置類と鉄筋間に丸鋼等
を現地溶接して連結し固定している。この構造による
と、建屋壁に対する階床表示装置類の位置決めが困難で
あり、かつ、溶接による固定手段を行なっているため仮
付け後の取付位置の微調整が不可能なものとなってい
る。このため、実開昭５６−３３２６８号記載のよう
に、三方枠の縦枠と階床表示装置類とを金具により可調
整式に連結固定する構造が論じられている。この従来の
改善案について、図５により説明する。
【０００３】図５は、エレベータ乗り場出入口部の平面
断面図である。三方枠の縦枠１ｂの裏面に設けられた補
強１ｂ１に取付穴１ｂ２を穿孔し、この補強１ｂ１にＬ
字形に折曲させた金具１３をボルト１４にて締結固定す
る。前記金具１３には長円穴１３ａが穿孔され、補強１
ｂ１に対して前記金具１３は高さ方向に調整可能に取付
けられる。
断面図である。三方枠の縦枠１ｂの裏面に設けられた補
強１ｂ１に取付穴１ｂ２を穿孔し、この補強１ｂ１にＬ
字形に折曲させた金具１３をボルト１４にて締結固定す
る。前記金具１３には長円穴１３ａが穿孔され、補強１
ｂ１に対して前記金具１３は高さ方向に調整可能に取付
けられる。
【０００４】また、前記金具１３の他端には長円穴１３
ｂが穿孔され、階床表示装置類１０の上下面においてボ
ルト１５により階床表示装置類１０は金具１３に対し前
後方向に調整可能に取付けられる。
ｂが穿孔され、階床表示装置類１０の上下面においてボ
ルト１５により階床表示装置類１０は金具１３に対し前
後方向に調整可能に取付けられる。
【０００５】以上のことにより、階床表示装置類１０
は、金具１３を介して三方枠に対し締結固定され、かつ
高さ方向と前後方向について可調整式に取付けられる。
は、金具１３を介して三方枠に対し締結固定され、かつ
高さ方向と前後方向について可調整式に取付けられる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建屋構
造が鉄骨構造の場合、図５に示すように三方枠の縦枠１
ｂと階床表示装置類１０との間に鉄骨４が介在するた
め、金具１３と鉄骨４が干渉し本構造による階床表示装
置類１０の取付けは不可能となる。
造が鉄骨構造の場合、図５に示すように三方枠の縦枠１
ｂと階床表示装置類１０との間に鉄骨４が介在するた
め、金具１３と鉄骨４が干渉し本構造による階床表示装
置類１０の取付けは不可能となる。
【０００７】また、階床表示装置類１０が埋め込まれる
階床表示装置類開口部１１が、三方枠開口部３より独立
している建屋構造の場合にも、三方枠の縦枠１ｂと階床
表示装置類１１との間に建屋壁２が介在するため、前例
と同様に金具１３と建屋壁２が干渉することにより本構
造による階床表示装置類１０の取付けは不可能となる。
階床表示装置類開口部１１が、三方枠開口部３より独立
している建屋構造の場合にも、三方枠の縦枠１ｂと階床
表示装置類１１との間に建屋壁２が介在するため、前例
と同様に金具１３と建屋壁２が干渉することにより本構
造による階床表示装置類１０の取付けは不可能となる。
【０００８】上記の通り、従来の技術は建屋構造による
取付けの可否が生じており、現地作業の標準化の点にお
いて問題があった。
取付けの可否が生じており、現地作業の標準化の点にお
いて問題があった。
【０００９】本発明の目的は、階床表示装置類の現地取
付けの際、建屋構造に影響を受けず、かつ階床表示装置
類の取付位置の調整を可能としたエレベータ乗り場出入
口装置を提供することにある。
付けの際、建屋構造に影響を受けず、かつ階床表示装置
類の取付位置の調整を可能としたエレベータ乗り場出入
口装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は縦枠と建屋枠或いは縦枠と建屋鉄骨とを枠
固定金具より連結して固定される三方枠、この三方枠付
近の建屋壁に埋め込まれて取付けられる階床表示装置類
等を備えたエレベータ乗り場出入口装置において、前記
枠取付金具と前記階床表示装置類とを金具により締結固
定し、かつ、前記金具と前記枠固定化金具とを高さ方向
に、前記階床表示装置類とは前後方向に調整可能の如く
夫々連結固定したことを特徴とする。
め、本発明は縦枠と建屋枠或いは縦枠と建屋鉄骨とを枠
固定金具より連結して固定される三方枠、この三方枠付
近の建屋壁に埋め込まれて取付けられる階床表示装置類
等を備えたエレベータ乗り場出入口装置において、前記
枠取付金具と前記階床表示装置類とを金具により締結固
定し、かつ、前記金具と前記枠固定化金具とを高さ方向
に、前記階床表示装置類とは前後方向に調整可能の如く
夫々連結固定したことを特徴とする。
【００１１】
【作用】枠取付金具は建屋構造に関係なくエレベータの
出入口付近に三方枠と建屋鉄骨、或いは三方枠と建屋壁
を連結する構造体である。また、枠取付金具の取付位置
としては、三方枠の縦枠より水平方向に建屋鉄骨或いは
建屋壁を超えた位置すなわち階床表示装置類の開口部の
上下の位置に設けられる。この枠取付金具より長円穴を
備えた金具で階床表示装置類と締結固定することによ
り、建屋構造に影響されずに可調整での取付けが可能と
なる。
出入口付近に三方枠と建屋鉄骨、或いは三方枠と建屋壁
を連結する構造体である。また、枠取付金具の取付位置
としては、三方枠の縦枠より水平方向に建屋鉄骨或いは
建屋壁を超えた位置すなわち階床表示装置類の開口部の
上下の位置に設けられる。この枠取付金具より長円穴を
備えた金具で階床表示装置類と締結固定することによ
り、建屋構造に影響されずに可調整での取付けが可能と
なる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図４により
説明する。
説明する。
【００１３】三方枠１は上枠１ａ、縦枠１ｂにより構成
され建屋壁２の出入口開口部３の埋め込まれ取付けられ
る。建屋構造が鉄骨構造の場合は、出入口開口部３の両
端に鉄骨４が建屋壁２の側面に沿って、かつ床５と垂直
方向に設けられる。
され建屋壁２の出入口開口部３の埋め込まれ取付けられ
る。建屋構造が鉄骨構造の場合は、出入口開口部３の両
端に鉄骨４が建屋壁２の側面に沿って、かつ床５と垂直
方向に設けられる。
【００１４】三方枠１の固定は、建屋構造が鉄骨構造の
場合は、昇降路内側にて縦枠１ｂの側面部と鉄骨４との
間に枠取付金具６を現地溶接により鉄骨４に対して垂直
かつ三方枠１の外側方向に取付けることにより行なう。
（図３を参照）建屋構造が非鉄骨構造の場合には、枠取
付金具６の一端がアンカーボルト７により建屋壁２に打
設され固定される以外は鉄骨構造と同様である。
場合は、昇降路内側にて縦枠１ｂの側面部と鉄骨４との
間に枠取付金具６を現地溶接により鉄骨４に対して垂直
かつ三方枠１の外側方向に取付けることにより行なう。
（図３を参照）建屋構造が非鉄骨構造の場合には、枠取
付金具６の一端がアンカーボルト７により建屋壁２に打
設され固定される以外は鉄骨構造と同様である。
【００１５】枠取付金具６の任意の位置に穿孔されるね
じ穴６ａを用いて、Ｌ字形に折曲された金具８の一辺部
をボルト９により締結固定する。この金具８の一辺部に
は長円穴８ａが設けられるため、前記金具８は前記枠取
付金具６に対し、高さ方向に可調整式に取付けられる。
じ穴６ａを用いて、Ｌ字形に折曲された金具８の一辺部
をボルト９により締結固定する。この金具８の一辺部に
は長円穴８ａが設けられるため、前記金具８は前記枠取
付金具６に対し、高さ方向に可調整式に取付けられる。
【００１６】また、金具８は、金具８の折曲した他辺部
が階床表示装置類１０が埋め込まれる階床表示装置類開
口部１１の上下部において、昇降路内部から乗り場側に
突出するような配置となるように取付けられ、階床表示
装置類１０の上下面に穿孔されたねじ穴１０ａを用い
て、金具８の他辺部と階床表示装置類１０とをボルト１
２にて締結固定する。前述同様、金具８の他辺部にも長
円穴８ｂが設けられるため、階床表示装置類１０は金具
８に対し、すなわち建屋壁２に対し前記方向に可調整式
に取付けられる。
が階床表示装置類１０が埋め込まれる階床表示装置類開
口部１１の上下部において、昇降路内部から乗り場側に
突出するような配置となるように取付けられ、階床表示
装置類１０の上下面に穿孔されたねじ穴１０ａを用い
て、金具８の他辺部と階床表示装置類１０とをボルト１
２にて締結固定する。前述同様、金具８の他辺部にも長
円穴８ｂが設けられるため、階床表示装置類１０は金具
８に対し、すなわち建屋壁２に対し前記方向に可調整式
に取付けられる。
【００１７】以上記述した金具８及び階床表示装置類１
０との取付構造については建屋構造に関係なく同一の構
造にて対応可能であり、かつ可調整式に取付けられる。
０との取付構造については建屋構造に関係なく同一の構
造にて対応可能であり、かつ可調整式に取付けられる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、階床表示装置類を固定
する金具は、出入口開口部と階床表示開口部との間に介
在する鉄骨或いは建屋壁と干渉することがないので、建
屋構造に関係なく同一の構造にて階床表示装置類の取付
けが可能となる。
する金具は、出入口開口部と階床表示開口部との間に介
在する鉄骨或いは建屋壁と干渉することがないので、建
屋構造に関係なく同一の構造にて階床表示装置類の取付
けが可能となる。
【００１９】かつ、金具と階床表示装置類、金具と枠取
付け金具との固定を長円穴による締結構造としたため、
取付けの際の位置決めが容易となり現地作業性を向上す
ることができる。
付け金具との固定を長円穴による締結構造としたため、
取付けの際の位置決めが容易となり現地作業性を向上す
ることができる。
【図１】本発明によるエレベータ乗り場出入口装置の一
実施例の全体正面図を示す。
実施例の全体正面図を示す。
【図２】図１の局部詳細図を示す。
【図３】図１のＡより見た平面図を示す。（但し、鉄骨
構造の場合）
構造の場合）
【図４】図１のＡより見た平面図を示す。（但し、非鉄
骨構造の場合）
骨構造の場合）
【図５】従来技術によるエレベータ乗り場出入口部の平
面断面図を示す。
面断面図を示す。
１ 三方枠 １ｂ 縦枠 ３ 出入口開口部 ４ 鉄骨 ５ 床 ６ 枠取付金具 ８ 金具 ８ａ、８ｂ 長円穴 １０ 階床表示装置類 １１ 階床表示装置類開口部
Claims (1)
- 【請求項１】 縦枠と建屋枠或いは縦枠と建屋鉄骨とを
枠固定金具より連結して固定される三方枠、この三方枠
付近の建屋壁に埋め込まれて取付けられる階床表示装置
類等を備えたエレベータ乗り場出入口装置において、前
記枠取付金具と前記階床表示装置類とを金具により締結
固定し、かつ、前記金具と前記枠固定化金具とを高さ方
向に、前記階床表示装置類とは前後方向に調整可能の如
く夫々連結固定したことを特徴とするエレベータ乗り場
出入口装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1742594A JPH07228439A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | エレベータ乗り場出入口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1742594A JPH07228439A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | エレベータ乗り場出入口装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228439A true JPH07228439A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11943666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1742594A Pending JPH07228439A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | エレベータ乗り場出入口装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07228439A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884265A1 (de) * | 1997-06-10 | 1998-12-16 | Inventio Ag | Anzeigevorrichtung für Aufzüge |
| WO2021255817A1 (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-23 | 三菱電機株式会社 | 乗場機器固定装置 |
-
1994
- 1994-02-14 JP JP1742594A patent/JPH07228439A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884265A1 (de) * | 1997-06-10 | 1998-12-16 | Inventio Ag | Anzeigevorrichtung für Aufzüge |
| US5889241A (en) * | 1997-06-10 | 1999-03-30 | Inventio Ag | Indicating device for elevators |
| WO2021255817A1 (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-23 | 三菱電機株式会社 | 乗場機器固定装置 |
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