JPH072283A - 分与弁用作動装置 - Google Patents

分与弁用作動装置

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JPH072283A
JPH072283A JP3196193A JP19619391A JPH072283A JP H072283 A JPH072283 A JP H072283A JP 3196193 A JP3196193 A JP 3196193A JP 19619391 A JP19619391 A JP 19619391A JP H072283 A JPH072283 A JP H072283A
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container
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collar
circular
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LOreal SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
    • B65D83/20Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
    • B65D83/205Actuator caps, or peripheral actuator skirts, attachable to the aerosol container

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧エーロゾルを入れた容器に設けた分与弁
の弁ばねの力を減らすことなく、押し棒を押すのに使用
者が加えなければならない力を可変的に減らすことがで
きる。 【構成】 押し棒3,103の操作用のレバーとして作
用する押しボタンに突起20,120を設け、この突起
を押し棒の端部24,124に係合させる。この突起に
受け手段32,132を設ける。容器1,101にカラ
ー11,111を固定し、カラーに止め手段44,14
4を設ける。カラーの寸法を適宜に選択することによ
り、受け手段と止め手段との係合位置と、突起と押し棒
の端部との係合位置との関係を変えることにより、押し
棒を押す力を可変的に減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分与しようとする製品
とくに加圧エーロゾルを入れる容器に設ける、管状の押
し棒付き分与弁用作動装置に関する。
【0002】
【発明の背景】突起を設けた製品が管状の押し棒を持つ
分与弁に対するレバーとして作用するこの種の装置を使
うことはよく知られている。
【0003】仏国特許第2,113,376号明細書に
は、弁受け座により形成した上部穴を設けられこの穴に
弁受け座を取付けフランジ又は巻込み密封部により固定
した加圧容器からの物質の送出しを制御する作動装置に
ついて記載してある。この装置は、一端部には使用者の
1本の指を当てることのできる表面を設けられ、他端部
にはフランジを締付けるたわみ性クリップを設けた一体
品に形成したレバーを備えている。これ等の2つの端部
の間にレバーは、弁の管状の押し棒の端部に押しつけら
れるようになる突起を備えている。クリップ及び対応す
るフランジ部分は、レバーの支点を形成する。レバー
は、その構造により、管状押し棒によつて定める縦方向
軸線に直交する軸線のまわりに実質的に枢動する。先ず
力を加える区域は小さな角度範囲を持つ。又1本の指を
適当な寸法を持つこの端部に設けた区域に当てる必要が
ある。さらにレバー作用を延ばす可能性は、レバーの支
点がこの装置の閉鎖弁受け座のほぼフランジに位置する
のでこの装置の構造により精密に制限される。又他端部
は空間によつて容器の全半径方向寸法を越えては延びな
くて、装置全体を覆い容器に固定されるキャップを取付
けることができる。従ってこの種の装置では、加えよう
とする力は縮小角度寸法を持つ区域にわたつて加えなけ
ればならない。さらにレバー作用はなお装置の構造によ
り精密に制限される。
【0004】英国特許第1,359,152号明細書に
は、使用者が力を加える付加区域が360°の角度範囲
を持ち、使用者に大きい受け面を与え、使用者が作動力
を加える点を自由に選択できる装置について記載してあ
る。この装置においては押しボタンは、弁棒を押圧する
突起を軸線に沿って持つ円すい面を備えている。円筒形
すそ部分は前記円すい面と一体であり、外部又は内部で
弁座の取付けフランジにより形成した止めと協働するこ
とのできる受け手段を設けてある。付加区域に対する作
動力の位置に従って、取付けフランジに支点を位置させ
たレバーシステムを形成する。この支点は、縦方向軸線
と力を加える点とを通過する平面内に実質的に位置す
る。しかしこの装置では仏国特許第2,113,376
号明細書の装置の場合と同様にレバー作用を延ばす可能
性は、容器の構造により精密に制限される。従って加え
る力は必ず著しいままになつている。
【0005】加える力を減らすのに、弁ばねの力を減ら
すことが提案されている。しかしこの場合弁の長期の密
封は不十分になる。
【0006】本発明は、弁ばねの力は変えないで弁棒を
押すのに使用者が加えなければならない力を可変的に減
らすことのできる装置に係わる
【0007】なお詳細に述べれば、本発明は、一端部に
送出しオリフィスを設けた、縦方向軸線を定める管状の
押し棒を備え、分与しようとする製品とくに加圧エーロ
ゾルを入れる容器に設けた分与弁用作動装置において、
前記分与弁を作動する力を加える付加区域を持つ外面を
設けた押しボタンを持つ前記分与弁を作動するレバー手
段を備え、前記押しボタンに、一方では前記押し棒の端
部に押しつけられるようになり、送出しノズルとこの送
出しノズルに前記送出しオリフィスを連結するダクトと
を備えた突起を設け、又他方では前記レバー手段用の支
点を形成するように、前記容器に連結した補助止め手段
に協働することのできる受け手段を設け、前記付加区域
は前記縦方向軸線を中心として少なくとも約180°の
角度を持ち、前記付加区域に対する作動力の位置の関数
として前記縦方向軸線を通る平面内に実質的に位置する
前記レバー手段の支点と、前記力の付加点とを共に定め
るように、前記付加区域の角度範囲に対応する角度範囲
を、前記受け手段と前記止め手段とが持つようにした分
与用作動装置において、前記止め手段が前記容器に固定
したカラーの一部を形成したことを特徴とする分与弁用
作動装置にある。
【0008】本発明によればこのカラーに対するレバー
の各支点は、前記支点が弁の取付けフランジ上に位置す
るときよりも、弁に一層近く位置するのがよい。従って
弁を作動するのに加える力は一層小さい。カラーの直径
の寸法は簡単に選択することができ、従って加えようと
する力の値を変えることができる。このような変更は現
用の装置ではできなかつた。カラーは、任意の種類の容
器たとえば一体品に形成した容器又は3個の部品から成
る容器に固定することができる。さらにレバーの支点を
弁座の取付けフランジに位置させたときに、この支点は
一般に弁棒の高さより低いレベルに位置する。従ってレ
バーにより加える圧力はつねに弁棒の軸線に対して或る
角度を挟む。この圧力により、レバーによつて弁棒に圧
力を加えたときに弁棒の頂部の側方移動が生ずる。弁は
このようにして損傷を受ける。本発明によるカラーは、
レバーの支点がカラーの軸線に直交し管状の押し棒の端
部を通過する平面にほぼ位置するように簡単に寸法を定
めることができる。
【0009】上部弁受け座により閉じた上部穴を持つよ
うな容器に対して弁受け座を取付けフランジにより容器
の穴に固定して、前記カラーは下縁部を介して容器を押
圧し、前記フランジの下側で容器の凹入部分と協働する
ようにした固定手段を備えるのがよい。この構造は、本
発明では容器のフランジが止め手段を固定するだけでレ
バーの支点は固定しないように作用するので有利であ
る。
【0010】作動力を加える区域の角度範囲が大きいこ
とによつて、この押しボタンは大きい受け面を利用し本
装置の操作を容易にする。
【0011】好適とする実施例では力を加える区域の前
記角度範囲は約180°及び360°の間とくに約27
0°である。この大きい支持面により、指は自然に正し
い位置に動くから、何等特別に力を使わないで複数本の
指を使い又は所望により1本の指だけを使い押しボタン
を操作できるから人間工学的に向上する。
【0012】受け手段及び止め手段の角度範囲は、力付
加区域の角度範囲に対し好適な値に対応するように約1
80°及び360°の間にするのがよい。
【0013】受け手段及び補助止め手段により形成した
支点は、それぞれの幾何学的軌跡として円弧又は円の形
状の狭い帯状片を持つのが有利である。この帯状片は、
約180°及び360°の間の角度の開きと、前記縦方
向軸線に合致する軸線とを持つ。この構造は、支点と押
し棒の端部との間の距離がほぼ一定なので好適であり、
従って押しボタンに加える作動力は、この作動力を加え
る点が縦方向軸線からほぼ同じ距離のままであるときに
このようにしてほぼ一定である。使用レバーアームの長
さは従って、実際上一定の値を持つ。これ等の条件のも
とではたとえば指により加える力は、実質的にその付加
区域と縦方向軸線との間の距離に依存するが押しボタン
の付加区域の角度位置により影響を受けない。
【0014】好適な実施例では前記止め突起を囲む受け
手段は、その容器に向かって開く端部の付近に円形環の
全体を形成する突出する半径方向肩部を持ち縦方向軸線
のまわりの回転により得られる円筒形スリーブを備え
る。前記円形の環の外部輪郭は補助止め手段と協働する
ようにした支持円を形成する。
【0015】カラーに設けた補助止め手段は、縦方向軸
線にほぼ直交し容器に対向する位置に固定した扁平面を
備えるのがよい。この面は縦方向軸線と同軸の円形穴に
より仕切つてある。この円形穴は、スリーブの外半径よ
り大きいが支持円の半径より小さい半径を持つ。この構
造は、スリーブの円形環が円形穴に近い区域で扁平な止
め面に押しつけられるようになる際に押しボタンを保持
する利点がある。前記の手段は、環の平面が扁平な止め
面に対してこの扁平な止め面に接触したままでわずかに
傾斜したときに単一の支点を形成する。
【0016】円形環は、すきまにより複数のセグメント
に分割してこれ等のセグメントをわずかに変形できるよ
うにし又取付け中に前記環により同軸円形穴を通過しや
すくするようにするのが有利である。
【0017】さらに円形環は、又この環による同軸円形
穴の位置決め及び通過を容易にするように、スリーブの
開端部に向かい先狭まりになる先端を切断した側面を継
続させるのがよい。
【0018】好適な実施例では環は、弁の管状棒が休止
しているときに前記面に接触し又はそのすぐ近くにあ
る。この構造は、作動力を弁に直接加え機構のすきまを
減らすことを意味する。
【0019】好適な実施例ではダクトが突起の先端を切
断したくぼみ内に開口する。このくぼみは結合連結部で
棒の端部に当たりこれを覆う。この構造により縦方向軸
線に対する押しボタンの傾斜を許容するが送出しオリフ
ィスを設けた管状棒の端部とダクトとノズルとの間にな
お十分な連結が得られる。
【0020】好適な実施例では送出しノズルは押しボタ
ンの外面のほぼ中央にほぼ縦方向に形成してある。この
構造は、作動力を加える区域が360°の角度範囲を持
つことができることを意味する。
【0021】他の実施例では送出しノズルは突出部にほ
ぼ半径方向に形成してある。
【0022】本発明は単に例示した2つの実施例を添付
図面について詳細に説明する。
【0023】
【実施例】図1ないし4は本発明の第1の実施例であり
加圧エーロゾルを入れる公知の容器(1)を示す。容器
(1)は、分与弁の円形の受け座(2)により閉じた上
部穴を持つ形式のものである。弁の管状の押し棒(3)
は縦方向軸線X−Xを定める。受け座(2)は取付けフ
ランジ(4)により容器の穴に固定してある。本発明装
置は、弁を作動するレバー手段を備えている。これ等の
手段は2つの各別の部品を備えている。第1の部品は押
しボタン(10)を備えている。第2の部品は容器に固
定するカラー(11)を備えている。
【0024】押しボタン(10)は、とくに熱可塑性材
料で一体品に成形した部品である。押しボタン(10)
は、回転により成形する切頭形状を持ち、軸線X−Xの
まわりに180°以上にわたつて延び、弁に対し作動力
を及ぼす付加区域(15a)を形成する外面(15)を
持つ。外面(15)の周辺を、軸線X−Xのまわりの回
転により形成される円筒セグメントを形成する周縁面
(16)により、形成している。円筒形の周縁面(1
6)の直径は、円筒形の容器(1)の直径より小さい。
押しボタン(10)は、外面(15)に対応し、この外
面に平行な内面(17)を持つ。押しボタン(10)の
内面(17)は、容器に対向する凹入空間を形成する。
2つの面(15)、(17)は大体において一定の厚さ
を持つ壁(18)を形成する。平行な内部円筒面(1
9)は又周縁面(16)に対応する。これ等の面は互い
に、実質的に一定の厚さを持つ円筒壁を形成する。
【0025】押しボタン(10)は、回転により形成さ
れると共に軸線X−Xを持ち、壁(18)と一体に形成
した円筒形の突起(20)を備えている。突起(20)
は、その壁(18)に近い上部部分に、ほぼ半径方向に
延びる軸線を持つノズル(21)を備えている。軸線X
−Xを持つ突起(20)の下端部に開口する縦方向ダク
ト(22)に、ノズル(21)が連結してある。この下
端部は、流体結合接続部で押し棒(3)の端部(24)
に当たりこれを覆う切頭くぼみ(23)を備えている。
切頭くぼみ(23)により、押し棒(3)の軸線に対し
て突起(20)を若干傾斜させることができる。しかし
このようにしても押し棒(3)の端部(24)と、ノズ
ル(21)との間の結合連結ができる。突起(20)
は、押し棒の端部と、突起の切頭くぼみとの間の良好な
結合接触が得られるように弾性的に変形自在な熱可塑性
材料から構成するのがよい。
【0026】大体において円筒形のスリーブ(30)
は、押しボタンの内面(17)により形成した凹入部分
内に突出する。軸線X−Xのまわりの回転により形成さ
れる円筒形のスリーブ(30)は、突起(20)の少な
くとも一部を囲み、容器(1)に向かい開口する端部の
付近に円形環を形成する突出する半径方向の肩部(3
1)を持つ。肩部(31)の外部輪郭は、カラー(1
1)の補助止め手段と協働するようにした支持円(3
2)を形成する。肩部(31)には、スリーブ(30)
の開端部(34)に向かい先狭まりになる切頭側面(3
3)が続いている。
【0027】カラー(11)は、第1の外方上部の円筒
壁(35)を備えている。円筒壁(35)は、第2の外
部の円筒壁(37)により延びる半径方向に突出する肩
部(36)により継続する。カラー(11)は、上部の
円筒縁部(38)及び下部の円形縁部(39)により形
成される。円形縁部(39)は、容器(1)のリムに押
しつけられるようになる。第1の壁すなわち円筒壁(3
5)は、カラー(11)の内壁(40)に一体である。
内壁(40)は、頂部に向かい先細まりになる切頭円す
いの形状を持つ。内壁(40)は、軸線X−Xを持つ円
形穴(42)を形成した円形壁(41)により上部を形
成してある。円形穴(42)は、スリーブ(30)の外
半径より大きいが支持円(32)の半径より小さい半径
を持つ。円形壁(41)は、上面(43)及び下部の扁
平な止め面(44)により形成され、肩部(31)及び
支持円(32)の止めとして作用する。下部の扁平な止
め面(44)は、軸線X−Xにほぼ直交する。容器
(1)の上端に対向する凹入空間を形成する内壁(4
0)は、円形のオリフィス(47)を形成する半径方向
リム(46)に容器に向かい終る円筒形つばの形の壁
(45)と一体である。半径方向リム(46)は、カラ
ー(11)の円形縁部(39)と協働して容器(1)に
カラー(11)を固定する手段を形成するように取付け
フランジ(4)の下側に接触する。
【0028】押しボタンの周縁面(16)の面は、カラ
ー(11)の円筒壁(35)の上端部により形成した空
間内にはまる。容器が円形の受け座(2)により閉じた
上部穴を持つようなこの実施例では、支持円(32)の
半径は、円形の受け座(2)の半径より小さい。円筒形
キャップの形の可動カバー(50)は、カラー(11)
の円筒壁(35)へ円筒形外面に沿って滑動することに
より本装置を覆うことができる。
【0029】図2から明らかなように押しボタン(1
0)の壁(18)と、スリーブ(30)の一部分とは、
ノズル(21)の作動時に放出する噴流の角度セクタに
対して大きいか又は等しい角度セクターを形成する2つ
の半径方向縁部により遮断される。壁(18)の半径方
向縁部は、2つの扁平な壁(51)、(52)により底
部の方に続く。各壁(51)、(52)は、突起(2
0)につながり壁(53)に終っている。壁(53)
は、軸線X−Xに実質的に直交し突起(20)に対しそ
の下端部に近接した区域で一体に形成した円形セクタか
ら成っている。大体において円形のスリーブ(30)の
下端部は、壁(53)の下面の下側で壁(53)に一体
につながる。図1ないし4には示してないが図6に明ら
かなようにスリーブ(30)及び円形環を形成する肩部
(31)はすきまにより複数のセグメントに分割してあ
る。各壁(51)、(52)、(53)は、エゼクタ円
すいを通すためにノズルの前方に凹入区域を形成する。
【0030】本発明装置は容器(1)に次のようにして
取付けられる。カラー(11)は、取付けフランジ
(4)の下方で容器(1)の凹入部分内に半径方向リム
(46)及び取付けフランジ(4)のはめ込みにより、
容器(1)の端部に位置させる。次いで押しボタン(1
0)は環の円形穴(42)内に固定し、円形穴(42)
にはスリーブ(30)の肩部(31)を押込む。この押
込みはスリーブ及び肩部(31)にすきまを設けること
により容易になる。
【0031】図3及び4は本発明装置の作用を示す。押
しボタン(10)の付加区域(15a)の左側部分に作
動力Fを加える。押しボタン(10)は、傾けられ左側
でカラー(11)の内部にわずかに入込む。次いで支持
円(32)は、カラー(11)の扁平な面(44)によ
り形成した止めに対し右方に向かい押しつけられるよう
になる。これと同時に突起(20)は、押し棒(3)の
端部を押圧し、これを弁に押込み、容器(1)内に入れ
た製品を解放し始める。図3は押し棒(3)に対して一
層大きく回動した押しボタンを示し、押しボタンは弁内
にさらに押込まれこの弁を一層十分に開く。
【0032】図5及び6は本発明装置の第2の実施例を
示す。前記実施例の部品に対応する部品は同じ参照数字
に100を加えて示してある。この実施例では主な違い
は、送出しノズル(121)を、ダクト(122)の延
長部分内に軸線X−Xに沿い押しボタン(110)の外
面(115)のほぼ中央に形成してあることである。押
しボタン(110)の壁(118)の中央部分は、厚く
した部分を備え、ノズル(121)が開口する円筒形く
ぼみ(200)を形成する。円筒形くぼみ(200)
は、弁の作動に次いで送出しノズル(121)に接触し
たままでその付近にある分与しようとする少量の製品に
対する小さい溜めを形成することにより、この製品によ
る支持区域の汚染を防ぐ。この実施例では付加区域(1
15)の角度範囲は360°である。
【0033】図6は、この実施例においてスリーブ(1
30)と、円形環を形成する肩部(131)とは4つの
すきま(201)により4つのセグメントに分割してあ
る。図6に示す装置の取付け及び操作は、前記したのと
全く同様である。容器(101)がエーロゾル缶であれ
ばノズルは、この場合縦方向軸線X−Xに相当する軸線
を持つ円すい形の噴流を噴出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1の装置を、その押しボタンを一方の側から
わずかに押圧した状態で示す図1と同様な縦断面図であ
る。
【図4】図1の装置を、その押しボタンを同じ側から一
層大きく押圧した状態で示す図3と同様な縦断面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例の縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1、101 容器 3、103 送し棒 10、110 押しボタン 11、111 カラー 15、115 外面 15a、115a 付加区域 20、120 突起 21、121 送出しノズル 22、122 ダクト 24、124 端部 32、132 受け手段 44、144 止め手段 X−X 縦方向軸線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部(24、124)に送出しオリフ
    ィスを設けた、縦方向軸線X−Xを定める管状の押し棒
    (3、103)を備え、分与しようとする製品とくに加
    圧エーロゾルを入れる容器(1、101)に設けた分与
    弁用作動装置において、前記分与弁を作動する力を加え
    る付加区域(15a、115a)を持つ外面(15、1
    15)を設けた押しボタン(10、110)を持ち、前
    記分与弁を作動するレバー手段を備え、前記押しボタン
    (10、110)に、一方では前記押し棒(3、10
    3)の端部(24、124)に押しつけられるようにな
    り、送出しノズル(21、121)と、この送出しノズ
    ル(21、121)に前記送出しオリフィスを連結する
    ダクト(22、122)とを備えた突起(20、12
    0)を設け、又他方では前記レバー手段用の支点を形成
    するように、前記容器(1、101)に連結した補助止
    め手段に協働することのできる受け手段を設け、前記付
    加区域(15a、115a)は前記縦方向軸線X−Xを
    中心として少なくとも約180°の角度範囲を持ち、前
    記付加区域(15a、115a)に対する作動力の位置
    の関数として前記縦方向軸線X−Xを通る平面内に実質
    的に位置する前記レバー手段の支点と、前記力の付加点
    とを共に定めるように、前記付加区域(15a、115
    a)の角度範囲に対応する角度範囲を、前記受け手段と
    前記止め手段とが持つようにした分与弁用作動装置にお
    いて、前記止め手段が前記容器(1、101)に固定し
    たカラー(11、111)の一部を形成したことを特徴
    とする分与弁用作動装置。
  2. 【請求項2】 前記突起(20、120)を囲む前記受
    け手段を、前記縦方向軸線X−Xのまわりに回転により
    形成され、前記容器に向かって開く端部の付近に、全体
    として円形の環を形成する突出する半径方向の肩部(3
    1、131)を持つ大体において円筒形のスリーブ(3
    0、130)により構成し、前記円形の環の外部輪郭に
    より、前記止め手段と協働するのに適する支持円(3
    2、132)を形成したことを特徴とする請求項1の分
    与弁用作動装置。
  3. 【請求項3】 円形の受け座(2、102)により閉じ
    られた上部穴を持つ形式の容器(1、101)用の分与
    弁用作動装置において、支持円(32、132)の半径
    を、前記円形の受け座(2、102)の半径より小さく
    したことを特徴とする請求項2の分与弁用作動装置。
  4. 【請求項4】 前記カラー上の前記レバー手段の各支点
    を、前記カラー(11、111)の軸線に直交し前記管
    状の押し棒(3、103)の自由端部を通る平面内に実
    質的に位置させたことを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の分与弁用作動装置
  5. 【請求項5】 前記円形の受け座(2、102)により
    閉じられた上部穴を持つ形式の容器用の分与弁用作動装
    置において、前記受け座(2、102)を、取付けフラ
    ンジ(4、104)により前記容器の穴に固定した分与
    弁用作動装置において、前記カラー(11、111)
    が、下縁部(39、139)を介し前記容器を押圧し、
    前記カラーに、前記取付けフランジ(4、104)の下
    側で前記容器の凹入部分と協働するのに適する固定手段
    (46、146)を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の分与弁用作動装置
  6. 【請求項6】 前記受け手段及び止め手段の角度範囲
    を、約180°と360°との間にしたことをことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の分与弁用
    作動装置
  7. 【請求項7】 前記各支点が、それぞれの幾何学的軌跡
    として、円弧又は円の形状の狭い帯状片を持ち、この帯
    状片の開き角度を約180°と360°との間とし、前
    記帯状片の軸線が、前記縦方向軸線X−Xに一致するよ
    うにしたことを特徴とする請求項6の分与弁用作動装
    置。
  8. 【請求項8】 前記止め手段を、前記縦方向軸線X−X
    にほぼ直交し、前記容器(1、101)に対向する位置
    に固定した扁平な止め面(44、144)により構成
    し、この止め面(44、144)を、前記縦方向軸線X
    −Xに同軸で前記スリーブ(30、130)の外半径よ
    り大きいが前記支持円(32、132)の半径より小さ
    い半径を持つ円形穴(42、142)により輪郭を定め
    たことを特徴とする請求項2の分与弁用作動装置。
  9. 【請求項9】 前記スリーブ(30、130)又は円形
    の環或はこれ等の両方を、すきま(201)により複数
    のセグメントに分割したことを特徴とする請求項2及び
    8のいずれかに記載の分与弁用作動装置。
  10. 【請求項10】 前記カラー(11、111)の円形の
    環を、前記スリーブ(30、130)の開いた端部(3
    4、134)に向かい先細まりになる切頭側面(33、
    133)により継続したことを特徴とする請求項2の分
    与弁用作動装置。
  11. 【請求項11】 前記円形の環を、前記分与弁の管状の
    押し棒(3、103)が休止しているときに、前記扁平
    な面(44、144)に接触させ又はそのすぐ近くに位
    置させたことを特徴とする請求項2及び10のいずれか
    に記載の分与弁用作動装置。
  12. 【請求項12】 前記ダクト(22、122)が前記突
    起(20、120)の切頭くぼみ(23、123)内に
    開口し、この切頭くぼみが流体結合連続部で前記管状の
    押し棒の端部(24、124)に押しつけられ、この端
    部を覆うようにしたことを特徴とする請求項1ないし1
    1のいずれかに記載の分与弁用作動装置。
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