JPH072272B2 - 定尺鋼板からの短冊状物切出し方法 - Google Patents

定尺鋼板からの短冊状物切出し方法

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JPH072272B2
JPH072272B2 JP15915789A JP15915789A JPH072272B2 JP H072272 B2 JPH072272 B2 JP H072272B2 JP 15915789 A JP15915789 A JP 15915789A JP 15915789 A JP15915789 A JP 15915789A JP H072272 B2 JPH072272 B2 JP H072272B2
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gas supply
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安彦 中島
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、自動溶断機を使用して定尺鋼板から短冊状の
小鋼板を切り出すようにした切出し方法入力可能に関す
る。
《従来技術》 従来、自動溶断機を使用して定尺鋼板から多数の短冊状
小鋼板を切り出す場合、被加工物載置台にたいして相対
移動するトーチ支持台に溶断トーチを所定間隔へだてて
固定し、被加工物載置台に保持された被加工物(鋼板)
と溶断トーチを一方向で相対移動させることにより、一
旦、所定幅の帯板を形成し、この帯板を所定の長さに切
断して所定寸法の小鋼板を形成していた。また、トーチ
支持台あるいは被加工物載置台をX方向に移動させた
後、Y方向に移動させ、再びX方向に移動させた後にY
方向に復動させることにより、切断線を鍵型に形成して
短冊状の小鋼板を切り出すようにするものも提案されて
いる。
《解決しようとする課題》 ところが、一旦帯板を形成した後、所定長さに切断する
ものでは、切断作業の工数が多くなるうえ、鋼材が受け
る熱影響等で直角がでにくいという問題があった。
また、トーチ支持台あるいは被加工物載置台をX−Yの
2方向に移動させるようにした従来のものでは、切断炎
が全工程中点火したままであったことから、鋼材の熱影
響が大きいうえ、同形状の小鋼板しか切り出せないとい
う問題があった。
本発明はこのような点に着目してなされたもので、熱影
響の少ない、しかも、形状の異なる短冊状の小鋼板を同
時に切り出せるようにすることを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために本発明は、複数の溶断トーチ
7を固定したトーチ支持台6と被加工物載置台2とをX
−Y方向で相対移動可能に構成し、トーチ支持台6と被
加工物載置台2のいずれか一方を走行制御装置10により
X−Y方向で制御移動可能に構成した自動ガス溶断装置
1で定尺鋼板から短冊状の小鋼板を切り出すにあたり、
各溶断トーチ7への溶断用ガス供給路にそれぞれ流路遮
断弁12を配置し、これらの流路遮断弁12をガス供給制御
装置13からの出力に基づき個別に開閉制御可能に構成
し、トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2のX方向
での原点からの移動量を距離情報としてガス供給制御装
置13に入力し、この距離情報に基づき予めガス供給制御
装置13に設定されているプログラムを作動させて少なく
とも一部の流路遮断弁12を導通状態に保持させた状態で
トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2をY方向に往
復移動させ、このY方向での原点への復動時に流路遮断
弁12を閉止作動させて、少なくともすべての溶断トーチ
7への切断酸素の供給に関与する供給路を遮閉するよう
に構成し、トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2が
Y方向での原点に戻ることにより、流路遮断弁12を作動
させて溶断トーチ7に点火し、X方向への移動を再開さ
せるように構成したことを特徴としている。
《作用》 本発明は、上記の目的を達成するために、第1図及び第
2図に示すように、例えば次のように作用する。
複数の溶断トーチ7を固定したトーチ支持台6と被加工
物載置台2のいずれか一方を走行制御装置10の制御に基
づいてX方向に移動させるとともに、各溶断トーチ7へ
の溶断用ガス供給路に配置した流路遮断弁12をそれぞれ
導通させることにより、被加工物載置台2上の定尺鋼板
が各溶断トーチ7の切断酸素炎でX方向に同時に切断さ
れる。
そして、トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2がX
方向での原点からガス供給制御装置13に予め設定された
量だけ移動すると、例えば、1つの溶断トーチ(以下、
第1トーチという。)7aを除いた他の溶断トーチ(以
下、第2トーチ・第3トーチという。)7b・7cへの溶断
用ガス供給路の流路遮断弁12が閉止され、第1トーチ7a
のみが切断作業可能な状態に維持される。この状態で走
行制御装置10の制御に基づいてトーチ支持台6あるいは
被加工物載置台2がY方向に移動することで、第1トー
チ7aのみによってY方向への切断作業が行われる。
この後、トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2のY
方向への原点からの移動が所定量になると、走行制御装
置10の制御に基づいてトーチ支持台6あるいは被加工物
載置台2がY方向で反転移動するとともに、ガス供給制
御装置13によって第1トーチ7aへの溶断用ガス供給路の
流路遮断弁12が閉止される。
なお、溶断トーチ7への溶断用ガス供給路としては、燃
料ガスと酸素(空気)との混合ガスの供給に関与する供
給路と、切断酸素の供給に関与する供給路とがあるが、
上記閉止作動される流路遮断弁12としては、少なくとも
切断酸素の供給に関与する供給路に配置された流路遮断
弁12でよい。
これにより、少なくともすべての溶断トーチ7への切断
酸素の供給が停止し、この状態でトーチ支持台6あるい
は被加工物載置台2がY方向での原点まで戻る。
そして、トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2がY
方向での原点に戻ると、ガス供給制御装置13によって各
溶断トーチ7への溶断用ガス供給路の流路遮断弁12がそ
れぞれ導通されて各溶断トーチ7が点火し、また、走行
制御装置10の制御に基づいてトーチ支持台6あるいは被
加工物載置台2のX方向への移動が再開される。これに
より、定尺鋼板が再び各溶断トーチ7によってX方向に
同時に切断される。
この後、トーチ支持台6あるいは被加工物載置台2がX
方向に予め設定された量だけ移動した後、例えば第2ト
ーチ7bを除いた他の溶断トーチ7a・7cへの溶断用ガス供
給路の流路遮断弁12が閉止され、この状態でトーチ支持
台6あるいは被加工物載置台2がY方向に移動すること
で、第2トーチ7bのみによってY方向への切断作業が行
われる。そして、トーチ支持台6あるいは被加工物載置
台2がY方向へ所定量だけ移動したときに、すべての溶
断トーチ7への溶断用ガス供給路の流路遮断弁12が閉止
され、この状態でトーチ支持台6あるいは被加工物載置
台2がY方向での原点まで戻される。
以下、上記と同様な動作が繰り返され、各溶断トーチ7
によって長さの異なる小鋼板が同時に切り出される。
《実施例》 図面は本発明方法を実施するガス切断装置の平面図、第
2図は切断作業の一例を示す工程図である。
このガス切断装置(1)は、被加工物載置台(2)の左
右に併設した一対の走行レール(3)上を前後(X方
向)に移動するクロスビーム(4)と、このクロスビー
ム(4)に配置した上下一対のガイドレール(5)に案
内されて左右(Y方向)に移動するトーチ支持台(6)
と、トーチ支持台(6)に支持されている複数の溶断ト
ーチ(7)と、クロスビーム(4)及びトーチ支持台
(6)の駆動装置(8)(9)と、クロスビーム(4)
及びトーチ支持台(6)の移動量を制御する走行用数値
制御装置(10)と、各溶断用トーチ(7)へのガス供給
路(11)にそれぞれ配置した流路遮断弁(12)を開閉制
御するガス供給制御装置(13)とで構成してある。この
ガス供給制御装置(13)ではクロスビーム(4)のX方
向原点位置からの移動量を距離情報として演算し、X方
向での距離に応じた溶断トーチ(7)以外の溶断トーチ
(7)へのガス供給を停止するようにしたプログラムが
組み込まれている。なお、各溶断トーチ(7)には自動
点火器が付設してある。
このように構成した自動ガス切断装置(1)を用いて、
定尺の鋼板から同じ幅で長さの異なる短冊状の小鋼板を
切り出す場合について、第2図を参照しながら説明す
る。
トーチ支持台(6)に3つの溶断用トーチ(7)を定ピ
ッチで固定し、クロスビーム(4)を走行レール(3)
上を移動させて3つの溶断用トーチ(7)で同時に切断
する(X方向)。そして、クロスビーム(4)の移動量
があらかじめ設定されている値になると、走行制御装置
(10)が作動してクロスビーム(4)のX方向への移動
を停止するとともに、トーチ支持台(6)をガイドレー
ル(5)で案内してY方向に移動させる。それと同時に
クロスビーム(4)のX方向での原点位置からの移動量
が距離情報としてガス供給制御装置(13)に入力され、
ガス供給制御装置(13)でのプログラムが作動して第
2、第3のトーチ(7b)(7c)へのガス供給路(11)に
介装した流路遮断弁(12)を遮閉作動させて、第2、第
3トーチ(7b)(7c)の炎を止める。従って、トーチ支
持台(6)のY方向への移動時に第1トーチ(7a)のみ
が切断作業を行うことになる。そして、トーチ支持台
(6)のY方向への移動量が所定量になると、走行制御
装置(10)が作動してトーチ支持台(6)を反転移動さ
せるとともに、ガス供給制御装置(13)で第1トーチ
(7a)へのガス供給路(11)に介装した流路遮断弁(1
2)を遮閉作動させ、炎のない状態でトーチ支持台
(6)をY方向での原点位置まで戻す。
そして、トーチ支持台(6)がY方向での原点位置に戻
ると、ガス供給制御装置(13)が作動して各流路遮断弁
(12)を開通作動させるとともに、自動点火装置で着火
し、かつ走行制御装置(10)でクロスビーム(4)をX
方向に移動させる。
そして、X方向での原点位置からの積算移動量が所定値
になると、走行制御装置(10)が作動してクロスビーム
(4)の移動を停止するとともに、トーチ支持台(6)
をY方向に移動させる。それと同時にガス供給制御装置
(13)が作動して第1、第3のトーチ(7a)(7c)への
流路遮断弁(12)を遮閉作動させて、第2トーチ(7b)
のみでY方向の切断を行い、Y方向への移動量が所定値
になると、ガス供給を停止して炎を消すとともに、トー
チ支持台をY方向での原点位置まで戻す。
このような操作を継続することにより、クロスビーム
(4)の移動量に応じた溶断トーチ(7)のみがY方向
での切断作業に寄与し、同行移動している他の溶断トー
チ(7)は炎を消していることから、長さの異なる小鋼
板を同時に切り出すことができる。
上記実施例では、Y方向への移動時に必要でない溶断ト
ーチ(7)の炎を消すようにしているが、切断酸素の供
給に関与している流路遮断弁(12)を閉止作動させるよ
うにしてもよい。
なお、ガス供給制御装置(13)への数値入力によって
は、同長の小鋼板を並行して切り出すこともできる。
《効果》 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
a)Y方向の往行移動時には必要な溶断トーチのみ切断
作業可能な状態となり、上記必要な溶断トーチを除く他
の溶断トーチではY方向での切断作業はされないので、
各溶断トーチによって長さの異なる小鋼板の切断をほぼ
同時進行で行うことができる。従って、長さの異なる小
鋼板の切り出し作業時間の短縮を図ることができる。
b)また、Y方向の復動時には、少なくともすべての溶
断トーチへの切断酸素が停止しているから、この復動時
に被加工物載置台上の定尺鋼板が切断酸素炎にさらされ
ることがなくなり、復動時の切断酸素炎による悪影響に
よって切断面が熱変形したり、材質変化すること等が防
止され、仕上がりの良好な切断面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するガス切断装置の平面図、
第2図は切断作業の一例を示す工程図である。 1……自動ガス溶断装置、2……被加工物載置台、6…
…トーチ支持台、7……溶断トーチ、10……走行制御装
置、11……溶断用ガス供給路、12……流路遮断弁、13…
…ガス供給制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の溶断トーチ(7)を固定したトーチ
    支持台(6)と被加工物載置台(2)とをX-Y方向で相
    対移動可能に構成し、 このトーチ支持台(6)と上記被加工物載置台(2)の
    いずれか一方を走行制御装置(10)によりX-Y方向で制
    御移動可能に構成した自動ガス溶断装置(1)で定尺鋼
    板から短冊状の小鋼板を切り出すにあたり、 各溶断トーチ(7)への溶断用ガス供給路にそれぞれ流
    路遮断弁(12)を配置し、これらの流路遮断弁(12)を
    ガス供給制御装置(13)からの出力に基づき個別に開閉
    制御可能に構成し、 上記トーチ支持台(6)あるいは上記被加工物載置台
    (2)のX方向での原点からの移動量を距離情報として
    上記ガス供給制御装置(13)に入力し、 この距離情報に基づき予めガス供給制御装置(13)に設
    定されているプログラムを作動させて少なくとも一部の
    流路遮断弁(12)を導通状態に保持させた状態で上記ト
    ーチ支持台(6)あるいは上記被加工物載置台(2)を
    Y方向に往復移動させ、 このY方向での原点への復動時に上記流路遮断弁(12)
    を閉止作動させて、少なくともすべての溶断トーチ
    (7)への切断酸素の供給に関与する供給路を遮閉する
    ように構成し、 上記トーチ支持台(6)あるいは上記被加工物載置台
    (2)がY方向での原点に戻ることにより、上記流路遮
    断弁(12)を作動させて上記溶断トーチ(7)に点火
    し、X方向への移動を再開させるように構成した定尺鋼
    板からの短冊状物切出し方法。
JP15915789A 1989-06-20 1989-06-20 定尺鋼板からの短冊状物切出し方法 Expired - Lifetime JPH072272B2 (ja)

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