JPH07225130A - 測量用ポール保持装置 - Google Patents

測量用ポール保持装置

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Publication number
JPH07225130A
JPH07225130A JP1750894A JP1750894A JPH07225130A JP H07225130 A JPH07225130 A JP H07225130A JP 1750894 A JP1750894 A JP 1750894A JP 1750894 A JP1750894 A JP 1750894A JP H07225130 A JPH07225130 A JP H07225130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
surveying
arm
holding device
surveying pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP1750894A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakayama
康之 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAIZOTSUKUSU KK
Original Assignee
MAIZOTSUKUSU KK
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Publication date
Application filed by MAIZOTSUKUSU KK filed Critical MAIZOTSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測量用ポールの姿勢調整が簡易迅速にできる
ようにした測量用ポール保持装置を提供すること。 【構成】 測量用三脚Tの脚30の基端部をベース10
とカバー20とで回動可能に把持する。ベース10に取
り付けたソケット50とカバー20側に取り付けたパッ
ドとによりボールスタッド60の球部61を回動可能に
支持し、かつ止めねじ41をねじ込むことで球部61を
固定できるようにする。ボールスタッド60には支持体
63を取り付け、支持体63の貫通孔64にアーム80
を進退移動可能及び回動可能に挿通し、さらに支持体6
3にはアーム80を固定できるハンドル66を備える。
そして、アーム80の先端には測量用ポールを保持する
ポールホルダ90を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測量作業に使用する測
量用ポールを保持するための測量用ポール保持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば測量用望遠鏡と測量用ポー
ルを用いて行う測量作業では、測量用ポールを作業者自
身が測点に支持したり、あるいは実公平2−49538
号公報に記載されているような保持装置、すなわち、三
脚の脚頭に支持部材を軸線回りの回動可能及び軸線方向
への移動可能に装設し、その支持部材の先端に傾動可能
に支持した保持部にてポールホルダを保持するようにし
たものを用いたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、測量作業を
簡便にするために上記従来の保持装置を用いても、測量
用ポールの姿勢調整に手間取ることがあった。これは、
例えば測量用ポールを任意の方向に傾けようとするとそ
の方向によっては測量用ポールの下端部が測点から大き
く離れてしまうことがあるし、また、測量用ポールを壁
面に近接させて立てるとき等に、三脚の脚頭からオーバ
ハングしている前記保持部は調整し辛く、かつ不用意に
傾動操作すると三脚自体が動いてしまうこともあるから
である。
【0004】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めに、ポールホルダの姿勢調整が容易にできるようにし
た測量用ポール保持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、以下のよう
な測量用ポール保持装置を創作した。すなわち、本発明
は、測量用三脚の脚頭に設けられ球面受部を有する取付
本体と、前記球面受部に球状部を摺動可能に支持された
ボールスタッドと、そのボールスタッドに支持されかつ
略水平に延びる軸線方向への進退移動可能及び軸線回り
の回動可能に形成されたアームと、そのアームの先端部
に装着され測量用ポールを保持する保持部を有するポー
ルホルダとを備えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】測量用三脚の脚頭に測量用ポール保持装置の取
付本体を設け、その取付本体の球面受部にてボールスタ
ッドの球状部を支持し、そのボールスタッドにて支持し
たアームにポールホルダを装着する。そして、三脚の脚
頭において球状部を中心としたボールスタッドの傾き及
び回動と、ボールスタッドに対するアームの軸線方向へ
の進退移動及び軸線回りの回動とによってポールホルダ
を所望の位置及び姿勢に調整し、ポールホルダが保持し
ている測量用ポールを測点上で鉛直姿勢にする。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は測量用ポール保持装置を示す斜視図、図2及
び図3はその断面図である。図1〜図3に示すように、
平面形状略円形のベース10とカバー20とは上下方向
に互いに嵌まり合っており、かつ外周三箇所位置に脚3
0を取り付けるために、ベース10には下切欠部11
が、カバー20には上切欠部21が形成されている。
【0008】上記の脚30は伸縮調節可能に構成された
もので、脚30の基端部31には脚の延びる方向と直交
する円柱状突部32が設けられる一方、脚30の先端部
には石突き33(図4参照)が取り付けられている。そ
して、各切欠部11,21において切欠縁部から略水平
に延びる下取付穴部12と上取付穴部22にて突部32
をはさみ込むことで脚30を突部32の軸線回りに回動
可能に支持している。なお、このベース10とカバー2
0とが本発明でいう取付本体を構成しており、ベース1
0とカバー20を締結するボルト40は、その締めつけ
具合にて突部32を締めつける力、すなわち、突部32
の摺動抵抗を適宜に調整することができ、三脚を扱い易
くする機能を兼備している。
【0009】また、ベース10の中央部に一体状に突出
形成されている円筒台13には円柱状のソケット50が
嵌め込んであり、図3参照、ソケット50は側面の突条
を円筒台13の軸線方向に延びる係合溝14に係合させ
て昇降動のみが可能となっている。図2に示すように、
ソケット50の上端に形成された窪みには球面受部とな
る樹脂製シート51が載置され、シート51の球面にて
ボールスタッド60の球部61が摺動可能に支持されて
いる。なお、シート51を省略してソケット50の窪み
が球部61に当接するようにしても良い。
【0010】一方、カバー20はベース10の円筒台1
3を覆うことのできる立塔状に形成され、上端部にはボ
ールスタッド60の首部62を貫通させるための孔23
が明けてある。しかも孔23は、カバー20の上端部か
ら側面にかけて延設された長溝24とつながっていて、
首部62を長溝24内に導いて横に倒した状態に保持で
きるようになっている。また、カバー20の上端部内面
側には、鉛等で形成されたパッド70が装着され、これ
に球部61の上半球が部分的に当接している。
【0011】さらに、前記ソケット50の側部に形成さ
れた円錐穴52には、カバー20にねじ込まれた止めね
じ41の尖端部が当接しており、この止めねじ41をね
じ込みあるいはねじを戻すことでソケット50を僅かに
昇降動させることができ、ボールスタッド60の球部6
1をパッド70に対し押しつける力、すなわち球部61
の摺動抵抗を調整できるようになっている。
【0012】前記球部61からのびてカバー20の上方
に突出した首部62には上下方向に延びる円筒状支持体
63が結合され、その支持体63を略水平方向に貫通す
る断面円形の貫通孔64には真直丸棒状のアーム80が
軸線方向への進退移動可能及び軸線回りの回動可能に挿
通されている。支持体63の円筒内には上下動できる押
さえ部材65が嵌め込まれていて、支持体63の上部に
ねじ込まれたねじ棒付きハンドル66を回すと、そのね
じ棒の先端で押さえ部材65を押し下げることができる
ようになっている。したがって、姿勢調整を済ませたア
ーム80はハンドル66を操作して支持体63に固定す
ることができる。
【0013】上記アーム80の先端にはポールホルダ9
0が装着されている。このポールホルダ90は、アーム
80に取り付けられた支軸91にて一対のレバー92,
93が回動自在に支持され、かつ両レバー92,93の
先端部には合成ゴム等の弾性体製のグリップ94が装着
されたはさみ状のもので、常にはスプリング95にて付
勢されてレバー先端を閉じている。そして、使用時には
レバー後端部を握ってレバー先端を開き、グリップ94
にて測量用ポールを把持する。
【0014】次に、上記のように構成した測量用ポール
保持装置の作用について説明する。この実施例において
は、測量用ポール保持装置は測量用三脚Tと一体に組み
立てられたものであるから、使用前には、各脚30が適
度な開閉抵抗を有して任意の開き位置で止まるようにボ
ルト40の締めつけ具合を確認し、またボールスタッド
60を任意の傾き位置で止めることができるように止め
ねじ41のねじ込み具合を確認し、必要に応じてそれら
を調整しておく。
【0015】さて、測量作業においては、図4に示すよ
うに、三脚Tを適宜位置に設置し、アーム80先端のポ
ールホルダ90にて測量用ポールPを保持する。そし
て、ポールPの下端部を地上に当てて測点に位置合わせ
した後、水準器Lを用いてポールPの姿勢が鉛直になる
ように調整する。このとき、ポールPを前後方向へ傾け
るにはアーム80の進退移動及びボールスタッド60の
傾動により対応でき、また左右方向へ傾けるにはアーム
80の軸線回りの回動及びボールスタッド60の傾動に
より対応できる。そして、上記の姿勢調整は三脚Tの脚
頭においてほぼ同時に行えるので不用意な操作で三脚T
の位置がずれることが少なくなり、また、ポールP下端
部が測点から大きくずれないようにして調整がすること
ができる。
【0016】そして、ポールPの姿勢が決まったら、ハ
ンドル66を回して押え部材65にてアーム80を固定
するとともに、止めねじ41をねじ込んでソケット50
を持ち上げることで、シート51とパッド70間に球部
61をはさみつけてボールスタッド60を固定する。
【0017】また、邪魔物があって三脚Tの設置位置が
制約を受けるとき、例えば図5に示すように、壁面Wに
近接させて測量用ポールPを保持したい場合等には、ア
ーム80を軸線方向へ移動させてポールホルダ90を脚
頭から十分張り出させた位置にセットし、脚30と壁面
Wとの干渉を避け、測量用ポールPを測点に位置合わせ
する。その後、球部61を中心としたボールスタッド6
0の傾き及び回動と、ボールスタッド60に対するアー
ム80の軸線方向への微調整及び軸線回りの回動とによ
ってポールホルダ90を所望の姿勢に調整し、測量用ポ
ールPを鉛直にする。このような姿勢調整時において
も、前述の場合と同様に、ボールスタッド60を三脚T
の脚頭において任意の方向へ傾けることができるから、
測量用ポールPの姿勢調整を素早く行うことができる。
【0018】また、測量作業後においては、図6に示す
ように、測量用三脚Tの脚30を閉じ、ボールスタッド
60の首部62を長溝24内で横に倒すことによってア
ーム80及びポールホルダ90を脚30とほぼ平行にす
ることができるから、かさばらない状態にしてケースに
収納することができて便利である。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
測量用ポール保持装置によれば、ポールホルダが保持し
ている測量用ポールを測点上で鉛直に、簡易迅速に立て
ることができるため、測量作業の能率が向上するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の測量用ポール保持装置の斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】実施例の測量用ポール保持装置の使用状態を説
明する正面図である。
【図5】実施例の測量用ポール保持装置の使用状態の別
例を説明する上面図である。
【図6】実施例の測量用ポール保持装置の折りたたみ状
態を説明する図である。
【符号の説明】
10 ベース(取付本体) 20 カバー(取付本体) 30 脚 50 ソケット 60 ボールスタッド 61 球部 80 アーム 90 ポールホルダ T 三脚 P 測量用ポール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量用三脚の脚頭に設けられ球面受部を
    有する取付本体と、前記球面受部に球状部を摺動可能に
    支持されたボールスタッドと、そのボールスタッドに支
    持されかつ略水平に延びる軸線方向への進退移動可能及
    び軸線回りの回動可能に形成されたアームと、そのアー
    ムの先端部に装着され測量用ポールを保持する保持部を
    有するポールホルダとを備えたことを特徴とする測量用
    ポール保持装置。
JP1750894A 1994-02-14 1994-02-14 測量用ポール保持装置 Pending JPH07225130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1750894A JPH07225130A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 測量用ポール保持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1750894A JPH07225130A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 測量用ポール保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07225130A true JPH07225130A (ja) 1995-08-22

Family

ID=11945924

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1750894A Pending JPH07225130A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 測量用ポール保持装置

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JP (1) JPH07225130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098074A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Josei Kogyo:Kk レベルアーム
JP2018066623A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 清水建設株式会社 反射ターゲット及び反射ターゲットの調整方法

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JP2009098074A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Josei Kogyo:Kk レベルアーム
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309